モレスキン・トリガー マドレーヌのように泣く日もあるさ
本日、モレスキン用語で一つ思いついた。
「モレスキン・トリガー」という言葉。
意味は、「あ、モレスキンに書いておこう」とか「モレスキンに書きたいな」というきっかけを作るキーワード、または事象のこと。
あなたは「ノートを開いてそれを書き留めたい」という気持ちを持ったことはないだろうか?
それは難しいことでも何でもなくって、良いペンを手に入れたときや、印象的なアートを見つけたとき、気になる本を見つけたとき、自分にとって大切な言葉を見かけたとき、色々。
そういった書き留めるきっかけを「モレスキン・トリガー」と名づけてみた。
モレスキン・トリガーにより僕らは想像力を刺激され、モレスキンに直結する。
最近Twitterで140文字内でつぶやいたモレスキンに関する言葉を羅列しておきます。
それは誰かのモレスキン・トリガーになるかもしれないので、アーカイブとして残しておく
続きは以下
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「Q:モレスキンって何ですか?」
「A:マジメに回答いたしますと、紙に線を引っ張っただけの少々品質が悪いただのノートなんです。ですが、使うことによって想像力を刺激してくる不思議な機能があります。」
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「モレスキンそのものが面白いんじゃなくて、モレスキンを使う人が面白い」ということは、「まず人が面白い、そしてモレスキンがそれを書き写す」とイコール。
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ウォーホルにも似た言葉があった。「カメラはお粗末、ライティングもお粗末、音だって情けないほど質が悪い。でも大丈夫さ、彼らはこんなにビューティフル」
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友人との対話:「言葉は人を傷つけるし、体から出るものは汚いものばかりだと思うんだけどどうかな?」、「例外もあるよ、ハチミツはおいしいし役に立つよ」
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もちろん過去に、偏愛したものはモレスキン以外にもたくさんある。
もちろん、今で言うモレスキンへの偏愛のように、毎日のように周囲につぶやいていた。
Twitterのない時代だったので、周囲の友人たちは呆れてただろうな~と思う。
当時、救いだった言葉は、「大好きなものについて語るとき、その言葉は必ず誰かを救う」と友人に言われたことかな。この言葉は今でも信じてる。
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もしも自分がパーティを主催するならば招待状にこう書く:「飛ぶ格好で来てください」。
そのパーティ会場には、フライトジャケットを来てゴーグルをつけた人や、羽をつけて鳥の格好をした人があふれ、皆が想像を働かした思い思いの格好がイメージできてワクワクする。
相手の想像力を刺激するのは楽しい。
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哲学的料理法:
1.まずフライパンで大き目の牛肉をたっぷりのバターでよく炒める。
2.見た目の良い皿に盛り付け、クレソンなど添える。
3.それは食べないで、アイスキャンディーなどでお腹を一杯にします。
4.先ほどのお肉はゴミ箱へ
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“まったくサイテー、とってもワンダフル、すごく時代遅れ。さあ、その中で楽しもうぜ”
こういう姿勢はクールだ。
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バスキアも好きだし、チャーリー・パーカーも好き。バスキアの絵画は音楽だと思う
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モレスキンは、オバQを1ページ目に書いて終わってもOK、興味のあるものを毎日書き足していってOK、オフラインのTweetとして利用してもOK。中身は空白なので自在です。
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鳴かぬなら鳴かせてみせようモレスキン(豊臣秀吉)
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月刊「モレスキナー」という雑誌があったらいいなと妄想中。そんな雑誌があったら買う、マジで。
自分が編集長だったら、特殊な職業や趣味を持っている人にモレスキンを渡して、使ってもらって、そのモレスキンのページをアップして、インタビュー形式の対談を連載する。
月刊「モレスキナー」という雑誌を作るといった妄想に取り付かれる。
コンセプトとして「モレスキンを使う人に焦点をあてる」と面白い記事になるだろうなと考えた。
理由がわかった。「モレスキンそのものが面白いんじゃなくて、モレスキンを使う人が面白いんだ」ということに気がついた。
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フォンテーヌブローの森でウサギを狩りの記録を書いたモレスキン。
ウサギ狩りのルートの地図や持ち運ぶ道具などのスケッチ、リスト、狩猟小屋で過ごした1週間の日記など。
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酔拳は「酔えば酔うほど強くなる」
モレス拳は「書けば書くほどオリジナル」
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モレスキンのテンプレート全集はこちら。
意外と知られていないが、スケジュール関連や、ルールドとかスクエアードとか五線譜のテンプレもある。http://www.moleskine.com/msk.php?display=templates
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モレスキンは「一人の時間」をさらに濃密なものにする。
モレスキン・スクエアードに引かれた方眼線はちょっとした時空間だ。言葉を乗せると、その質量で微かに歪む。大きな質量を伴った言葉を乗せたなら、ブラックホールの一つくらいできてもいいかも。
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「マドレーヌのように」というメタファーは万能なのでおすすめ。
「マドレーヌのように笑う」、「マドレーヌのようにそっと抱き寄せる」、「マドレーヌのように眠る」、「マドレーヌのように春を待つ」、「マドレーヌのように納豆を混ぜる」
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想像してごらん。月は空の出口である、と。
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最近はモレスキンに、一つの単純なテーマを冒頭に書いて、そこから浮かび上がる想像できることを一気に書き出して、その内容について吟味や考察するのが趣味。こういうのってけっこう想像力を鍛える練習になる。あとは、いつもの「メタファー収集」ね。
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筆記具が好きなのは、筆記具を持って思考する時間が好きであるのとイコールだ。
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エクストリームモレスキニングが正しいのか、エクストリームモレスキングが正しいのか悩み中
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例えば、ピカソやジャン・コクトーなどのスケッチやマティスの切り絵とかモディリアーニの習作などに漂うセクシーさを考えると非常にわかりやすいかと思います。たとえ子供が描いたお絵かきであったとしても同じで、アナログな線の中には膨大な情報量が含まれてる。
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しかし、モレスキンを使い始めてから、字とか絵を上手に書こうとか気にしなくなったな、いつのまにか。イラレなどで細部まで完璧に仕上げたグラフィックはすぐ見飽きちゃうんだけど、結局手で描いた何げないスケッチは何年たっても面白い。アナログな線には未知の情報がたっぷり詰まってる。
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何かをすごく愛していて、そのことを楽しんでいる人を見ると心を打つものがある。また、そういう人を探すのも楽しい。
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「夏の遠足に刺身を持ってくと酷い目にあう」とモレスキンに書いてあるタカヤです。
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こういった意外性の組み合わせのことをシュールレアリスムの手法で「デペイズマン」という。ぶつけるモノの中でエビフライを選択するといった意外性の美しさを感じるのである。しかし、デペイズマンやらルサンチマンやらスワンプマンやらいろいろあるね。「納豆とワイン」の組み合わせもデペイズマンだ 。
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個人的には、ロートレアモンの「ミシンと蝙蝠傘の手術台の上での不意の出会いのように美しい」と、「エビフライぶつけるぞ」はかなりレベルが近いと思う。
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マドレーヌのように泣く日もあるさ
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想像力を刺激するコマンド 「↑↑↓↓←→←→MOLY」
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少し掘り下げる。前に知り合いの音楽好きの子と話してて、「音そのものになりたい」と常に言ってたのが印象的だった。偏愛するということは、対象が持っている雰囲気を体の中に取り込みたい、もしくはそのものへ自分を変化させることなのかもね。たしかにモレスキンのように自在に生きていきたいと思う
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好奇心ってーのは、「自分そのもの」です。アンテナにしたがって進んでみてくださいませ。好奇心が世界を変えちゃうかもしれません
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モレスキンと一番相性の良い筆記具は「好奇心」だ。好奇心に従って生活すると、なんだか面白いページが増えていく。好奇心はあらゆる物事を呼び寄せる。自分から何かを学びたい人にも出会うし、自分もその人から何かを学ばなくてはいけないと考えている。これ「類友」の法則の原理ね。テストに出るよ
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自己表現より自己変革のほうが好きだ
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そう、モレスキンの中身を見ると自分がどんな人間なのかわかるというのが理想、この考え方が好きなんです。
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意外と単純な疑問が、深い意味を持っていることが多い。大体においてこれらの答えは、自分自身と共に常に変化していることが多い。例えるなら、「空」とか「海」の色と似ている。答えよりも、好奇心を持って考えるほうが重要だったりする。
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前に、Twitterは「自分の考えが面白いかどうか判断できるツール」だって言ったけど、自分の心に直結したつぶやきであるほど多くの「リプライ」をもらったり「RT」を頂くような気がする。自分に忠実につぶやく。それは偏愛だったり、好奇心だったり、形はいろいろだ。
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ひとりで見る夢はただの夢、みんなで見る夢は現実になる。オノ・ヨーコはいいこと言うぜ!
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誰かが呟いた言葉について、一日思考したり味わったりする日がある。うまい表現をさがしていたんだけど、芭蕉がうまいこと言ってた、「しみいる」って感覚が近いかも。
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言葉を収集するのって楽しいなー。過去のつぶやきをご覧の方は知っているかと思いますが、タカヤは「メタファー」をコレクションするのが趣味です。良いメタファーをアマゾン奥地で釣り上げたら、一匹おすそわけしてください。
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モレスキン・キャッチコピーを眺めていて、ひとつの言葉の中に、ギューっとその人のモノとの付き合い方が詰まってて、しばらくボーっと想像してしまう。Twitterの中に流れる言葉を紹介していくのもなかなかイイね。
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好きな小説の主人公が、ハンバーガーを指差して「このゴマ一粒の想像力があれば、全ては可能なんだ」といった言葉が好きでよく覚えている。「想像してごらん」とジョン・レノンとヨーコが言うように、ほんの少しの想像力があれば、ただのノートブックがただのノートブックではなくなる。そういうことだ
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「他者の内面を間接的に覗いている」、これま