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アバターとしてのスタンプ

Posted on 04 8月 2017 by

ちょいとお久しぶりのkonamaです。

今日は、最近はまっているパンダのスタンプについてのお話です。

万年筆は大好きな筆記用具なのですが、残念ながら手は2本しかなく、さらに大概は片手で書くわけで、手持ちのペンをすべて稼働させるというのはなかなか難しいものです。あんまりほっておくと乾いちゃいますからね。とはいえ、インクの色も楽しみたいし、いろんなペン先(太いの細いの、平たいの、柔らかいの…)も使いたい。そこで、なんか定期的にペンを使う習慣を作る、例えば日記とか、というのがよくあるパターンだとおもうのですが、ツイッターで手書きツイートをする、というのも1つの方法です。

※手書きツイートとはなんぞや。それは文字通り「手で書いた字の画像でつぶやく(絵のケースもある)」ということ、少なくともこの記事ではそういう意味で使っています。しかし、最近はインスタグラムなどではやっている手書きツイートはちょっと趣が違うみたいです。(#手書きツイート のハッシュタグでひくと、最近は人様の恋バナがつらつらと書いてあったりしてびっくり)

で、私もご多分に漏れず、モレスキンダイアリーXSをつかった本の抜書きや、ちょっとしたメモをつかった手書きツイートをしているのですが、その中で「Rhodia No.10 ちまちまツイート」と名付けて、毎日のよしなしごとを書き留めているシリーズがあります。第一回目がこれ↓。 確かNational Hand Writing Dayかなにかがきっかけでやってみた気がします。Rhodiaが出している一番小さい手のひらサイズのメモパッド(5.2 x 7.5 cm)を使って、手元にあるスタンプと万年筆を使って書いたメモを、iphoneのカメラで撮って、Instantというポラロイド風に加工できるアプリを使って仕上げています。綺麗にというよりは、ちょっとしたスナップという雰囲気でまとめてみたかったからね。

みてのとおり、この第一回目にはパンダは登場していません。デスクにあった、電球のハンコをぽんと押してみただけ。その後もワンポイントとしてスタンプやシールを使いながら、他愛もないことをつぶやいていたわけです。

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Notebookers Mapも1年以上たちました

Posted on 02 4月 2017 by

こんにちは、お久しぶりのkonamaです。

気がついてみればもう桜の季節。年末年始は何かと忙しかったわけですが、年度末のデスクワークが一段落して出張シーズン。

普段行かない場所に行く…お、これはNotebookers Mapの出番ではないですか。

もともとNotebookersのお気に入りの場所をプロットする企画、文房具屋さんのマップというわけでもなく、カフェマップでもない。みんなの気になる色々が作っていくマップ、だいぶ育ってました(もしご存じなかった方は是非この機会にご参加ください)。

今回の旅の目的地は浜松。さて…

あ、なんかありますよ。ちょっと離れたところに1つピンがたってる。

中田島砂丘。浜松に砂丘があるなんて知らなかったよ。これは行かなくちゃ!
嬉しくなって職場の同僚に砂丘があるらしいんだよと言ったら、「でっかい砂浜なんじゃないの」と気のないお返事。
あー、こういうワクワクがわからないなんてモッタイナイ。

浜松駅前のバスターミナルから15分ほどバスに揺られてやってきました砂丘。ラクダはいないよw

じゃーん。ついたよー。

あれ?工事中…っていうかやっぱりでっかい砂浜なの?
とか考えつつも、砂の上をザクザク歩いて丘の方へ。

あー、ちゃんと砂丘でした。風紋も見えるし、太平洋の波も寄せて、なかなか雄大な眺め。(一応クリックすると大きな画像)

しかし、すごい風で顔に砂がバシバシ飛んできてイタイ。
滞在時間1時間弱でしたけど、全身じゃりじゃりでお風呂に直行デス。(怖くてカメラのレンズ取り替えられなかったw)

きっとNotebookers Mapがなかったら行ってなかったところで、なかなか楽しい得難い体験でした。
どなたか存じませんが、ここにピンを立てておいてくださったNotebookers, どうもありがとう。

さて、浜松に来たからには、私もひとつくらいピンを増やしたい。
ちょうど、オリジナルの万年筆で有名なBUNGU BOXさんに初めてうかがったので、そこにピンを立てました。小さな万年筆やさんですが、オリジナルインクがたくさんありますし、試し書きもゆっくりさせてもらえます。最近は表参道にも支店があるので、行かれたかたも多いかもしれませんね。

もちろん浜松に行ったからにはウナギさんたち(うな重&うなぎパイ)はちゃんといただいてきましたよ。

 

 

 

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頭の中から出てくる不思議なうずまき

Posted on 15 11月 2016 by

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お久しぶりのkonamaです。

最近お仕事の大半がデスクワークと会議にシフトしてきて、自分の性分的にちょっとストレスを感じる毎日(自分で手を動かす方が好きなので)。そのせいか、会議中に手元で謎の渦巻きが発生していることが多く(これは別に聞いていないわけではない)、色々なパターンがモレスキンに増えてきたので、ここでお披露目しようかと思う(久々の記事があまりにくだらなくて申し訳ない)。すてきなモレスキンをどうやって使おう、悩んじゃう~という方には、あんまりおすすめできない使用法ですが、まあ描いちゃうんだからしょうがないよね。

以前書いたゼンタングルの記事の頃よりさらにオブセッシブな感じで、病っぽいと周囲で評判ですw。

基本、持ち歩いている万年筆を、インクが乾かないようにちょっと使ってあげる、というのが目的の1つではあるのですが、意外といろんなペンを使うよりは1,2本のペンのニブのしなりとか、癖とかを感じるような線をぐるぐる描いている内に謎図形が広がり、隣のヒトに笑われるという構図のようです。だから特殊なペン先(フォルカンとかオブリークとかカリグラフィーとか)の登場回数が多い気もしますが、描いてる時はなーんにも考えておらず、目の前にある紙の余白を埋めている感じです。昔は配られた資料の端っこにツタを生やしたりしてたのですが(そしてあとで資料を見せてといわれて青くなる)、最近はペーパーレスで、資料もPDFで配布されて、ipadで見てたりするので、自然雑記帳であるところのモレスキンに集まってくるわけです。モレカウのモレスキンポケットみたいにアートっぽくなくて申し訳ない。

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端っこが切れてるのは、もちろん会議のメモが入ってるからですよ!

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イレモノとしてのトラベラーズノート

Posted on 25 7月 2016 by

こんにちはkonamaです。
先月、今月と海外出張が続き、ちょっとお久しぶりになりました。
今日は珍しくトラベラーズノートのお話です。(いつも最近チーズの話しかしてないって?)

トラベラーズノート成田バージョン

ここ数年、基本的に自分の相棒はモレスキンのハードカバースクエアードラージで定まっているのですが、旅の時だけはトラベラーズノートを持っていきます。それもレギュラーサイズ。パスポートも挟み込んじゃうので、パスポートサイズの方が良い?いえいえ、やっぱり搭乗券のサイズは欲しいのです。ちなみに相棒のモレスキンはちゃんと別に持っていきます。こちらはお仕事と雑記用。じゃあトラベラーズノートはトラベルログ用?残念ながら、お仕事のときってほとんどログを書く暇がないんですよ。ほとんどトラベル用のガジェットとしてイレモノとして使っております。

今回はそんな海外旅行中の私のトラベラーズノートの様子をお伝えしようかと思います。

 

【旅の支度】

最近はほとんど航空券もスマホ上のバーコードで済んじゃうご時世ですが、色々と面倒なこともあるわけで、充電切れちゃたらとか、降りてすぐローミングがうまくいかなかったらとか、シンプルにその後の精算のためとかの理由で今のところやはり紙も必要です。旅行会社で一括でとってるときはそれを持っていけばいいわけですが、今回みたいに複数の案件が重なって移動や追加のフライト、宿泊の変更なんてものが重なると自分で何とかするしかないわけで、地図付きの宿のクーポン、フライトのE-チケットのバーコード、乗る予定の鉄道のタイムテーブル、仕事の登録証明、会う予定のある人からのメールのプリントアウトなどなど、大量のA4版の紙をもって歩くことになりマス。
で、どうするか。まずせっせと案件ごとに3つ折りにします。で後ろから順番にトラベラーズノートのゴムにはさみこんでいきます。このとき3つ折りなので、適当に左右に散らして厚みのバランスをとりましょう。おそらく一番上が飛行機のチケット、あるいは成田までのチケットになるはずです。
トラベラーズノートにはあと2冊のリフィル、重いので二分の1バージョンとか軽量紙版とかさしておきます。ポケットには切手、常備薬、絆創膏。あと忘れずにマステをヒト巻き。ポケットにパスポートを差し込むような形ではさんでおきます。
トラベラーズノートとは関係ないけど、ヘッドフォン(イヤホンじゃなくて)とアイマスク持ってるとわりと快適に機内で眠れることが分かったので、最近はその二つは忘れずに機内持ち込みに入れてます。

鉄道チケット

【旅の間】

で、そのあとはどうするかって?それはもう簡単。順番に使ってくだけです。今回のケースだと1枚目は成田行きのバスのチケット。引っ張り出して、半券をもらったら、リフィルにマステで貼り付けます。飛行場についたら、荷物をドロップして、搭乗券にクレイムタグを張り付けて挟んでおきます。飛行機に搭乗したら、搭乗券はリフィルにマステで貼っちゃいます。ついでにEチケットもリフィルに貼っちゃいます。帰りに必要な場合は帰りの順番のあたりに紙をさしなおしておきます。次はおそらくホテルのクーポンですが、その前にタクシーにのったなら、そのレシートもリフィルに貼っとく。ホテルでチェックインしたらそのクーポンも終了、抜いてリフィルへ…ってな感じで予定表からそのまんま時系列順に証拠書類を張り付けてく方式です。この貼り付け方式は、搭乗券の半券をなくすと旅費の精算ができないことから、しょうがない始めた習慣で、昔は半券をマステでパスポートに貼るという荒業に出ていました。最近は搭乗券だけじゃなくて、泊まったホテルのキーカードのケースを出せとまで言われるので、もう端から貼っちゃうことにしました。ただ、提出することになるから、かならずマステで貼ること、基本的に時系列を守ること。

旅の間にチャームやシール、ピンズなどを買ってトラベラーズノートをカスタマイズしていくのもちょっとした楽しみです。今回はそもそも使ってるトラベラーズが成田で買ったやつだし(もともと茶色のレギュラーにセットしてきたのを、成田で差し替えたw)、スウェーデンのダーラナホースのキーホルダーを買って、チャームにしました。ちなみに今回はストックホルムで、ノーベル賞博物館なるところに寄ったので(中身はそんなに面白くなかった)、そこで限定モレスキンと各ノーベル賞のチャーム(私は医学生理学賞の)を買いました。

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【旅の終わり】

そうやってどんどん、旅程をこなしていくと、ついに真ん中の紙がなくなる日がやってきます。ちょっと寂しいですが、リフィルはぶくぶくに太っています。ちょっとした地図や、気に入ったかみなんかも貼ったりするともっと大変。余裕がある旅ならば、張り込み用じゃないノートにログやらスタンプやら色々書いたらいいと思います。夜の会食があったりするとなかなかそれもままならないもの。無理しない範囲で、メモなどに使っています。精算はリフィルから、必要書類をはがして貼ってあげれば大丈夫。無事ひらひらと紙を落とさずに帰ってこられました。

というわけで、こんな風に使ってるよーという超自己流のトラベラーズノートのご紹介でした。

ちゃんと部活もやってますのでご心配なくw。

 

 

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よっぱらったチーズ ~ベイクドカマンベールカルバドス風味

Posted on 13 5月 2016 by

こんにちはkonamaです。

チーズとかサラミとか

この間から、少しづつ「食べる世界地図」という本を読んでいて、いろんなところに垣間見える変な話にニヤニヤしながら読み進めています。とりあえず、

冷蔵庫がからっぽのとき、パスタをバターとマーマイトで和えて黒胡椒をかけたものが、今でも私のお助けメニューだ…それに二日酔いのときも。

高い+脂っこい+鴨はかわいい=個人的に鴨料理は気が進まない

とか書いてある本です(グルメ本とはちょいと違う方向性?)。

まだ読み途中なのですが、最初のフランス、ノルマンディ地方のセクションに「ベイクド・カマンベール」というレシピを見つけました。

なになに、カマンベールのあたまにフォークで穴をあけて、カルバドス(リンゴのお酒)をかけて、ローズマリーと塩コショウ。そのまま8時間おいて、オーブンで20分!美味しそうではないですか。そして簡単じゃないですか。
というわけで、電車にのって少し良いチーズを買いに輸入食材系スーパーに出かけたのでした。最近マイブームのつるすヒモがついてるスペインのサラミもちょうどなくなったのでしっかり買いこみました。ちなみにマーマイトも売ってたよ。

やってきましたチーズ売り場。そんなにたくさん食べられないし、小さいやつがいいかなあと見て回ると、こんなチーズを発見。

カマンベールカルバドス

左にあるの、リンゴのマークがついてる。よく見ると、CAMAEMBERT AU CARLBADOS って書いてあるじゃないですか。裏を見るとリンゴのお酒を入れたチーズとあります。なんだ、出来合いのものがあるんじゃない。でも焼いて食べろとは書いていない…。風味をお楽しみください的な説明のみ。うーむ、しかしなんかこれをこのまんま焼くのもなんだかチガウ気がする。そこで小さいひとくちカマンベール(写真右)をかって、こっちはレシピ通りに作ってみることに。カルバドスも高くないほどほどの奴を購入。さて、どうなりますことやら。

カルバドス

しかし、このリンゴのブランデー…ちょっと臭いんですよ。好みは色々だと思うんですが、シードルの類って辛口系は意外と呑みにくい印象があります(私の好みですが、イギリスで初めて飲んだサイダー(と呼ばれるリンゴ微炭酸アルコール)はちょっとびっくりするくらい美味しくなかった。今は好きな銘柄を見つけましたけどしばらくは手をだせませんでした)。

というわけでさっそく、穴開けてマリネ。こんなに小さいので、ローズマリーはベランダの苔玉から拝借w。夕飯までしばらく放置です。

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で、一番上の写真が、カルバドス入りチーズを食べるぞというところなわけなのですが、まずは生でぱっくり。うーん、ちょっと臭い。ちょっとたくあん系。まずくはないが、なんか漬物系の匂いだよー。カマンベールなのに白カビじゃないようなちょっとしたくどさがあって、お酒飲むのにはいいかな。気を取り直して、自作の方をオーブンから取り出して実食。

自作カマンベールカルバドス

うん、こっちの方が良かったです。ちょっと癖のある香りがぷーんとするのはその通りなのですが、焼いてある分まろやかで良い感じ。
って、アルコール分の苦みがもんだいなのかも…という気がして、おもむろに出来合いの方のチーズも焼いてみた。

こちらは出来合いの方を切ったのを焼いた

味は…やっぱり臭いよ。そして味が温まった分強烈に(笑)。そんなわけで、ウィスキーをお供にチーズ、サラミ等々いただいた晩でした。
本当はこうやるというのがあるのかもしれませんが、これだけでも大冒険。とても楽しかったです。こんどは普通サイズのカマンベールで、バケットを準備して臨みたいと思います。

01b1bf6556bac92d1691ee3bdf2e31b506cb69ef87 今日の抜書き

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忘れないうちに旅の記録を~チーズ部編

Posted on 02 4月 2016 by

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またまたkonamaです。

さて、わりと綺麗にまとめたNotebookers Map編に続いて、忘れないうちに、食べる事大好きチーズ部の皆様に捧げる、チーズ部編をお届けします。

素敵カフェ、ノートライフからは少々逸脱したものになりそう…そして北海道美食旅にもならなさそうなので、あしからず。また、味についての感想などは個人の物ですので、さらりと流していただけると幸いです。

@lemonade_airさんがカムリマスで想像してたようなNotebooker風旅人じゃなくてすいません。むしろカムリマス派です。

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忘れないうちに旅の記録を~Notebookers Map編

Posted on 30 3月 2016 by

こんにちはkonamaです。
札幌出張からもどってきたところです。もちろんお仕事に行ったわけですが、今回はNotebookersMapを頼りに、仕事の合間を縫ってカフェとか文具店をノープランでウロウロしてきましたので、そのお話です。(食べ物他のあほな話はチーズ部編…を書く予定…たぶん)。ちなみに今回Mapって面白いなあと一番思ったのは、小樽へと移動中、電車で海岸線にでて駅間の長いルートに入った時に、おおこれはもしや「スタンドバイミー実践スポット」だ!とひそかにワクワクしていた時です。(以下、アンダーラインの場所やお店はマップに載ってます)

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料理してる間にやることが書いてあるレシピ

Posted on 27 2月 2016 by

こんにちはkonamaです。

先日のKyrieさんのチーズ部の記事で紹介してくれた長田弘の詩集「食卓一期一会」がとっても素敵で、毎日ニコニコして少しずつ読んでいます。

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食べ物のことばっかりの詩たち。なにやらそのままレシピのような、でもちょっと人生のスパイスがピリリと。

その中に「キャラメルクリームのつくりかた」という詩があります。

「用意するもの、

コンデンスミルク一缶と

アガサ・クリスティ一冊。」

で始まるこの詩は、要は缶ごと鍋で煮はじめて、本を読んで事件が解決したら出来上がりというレシピでもあります。

これを読んで、はっと

「ああ、私はこの手の料理してる間にやることがかいてあるレシピって、いつもぴぴっときちゃうんだよなあ」

と思ったのでした。

まあ大体こんな感じのレシピだからラフなものが多いし、出典もよくわからないけれど、

  • スムースジャズ系のCDをかけてからエプロンをかけろとかいてあるシチューとか、
  • サルサを2回踊り切るまで煮込む豆料理とか、
  • ある曲を2番まで歌ってからふたを開けるハンバーグとか、

なぜか妙に頭に残っているし、実際作ってみることも多い(サルサは踊ってないけど)。

おしゃれな料理本、カフェ本だと食べるときにこんな音楽をっていう本はたまにあるけど、そうじゃなくて火にかけてる間にかける音楽が書いてあるレシピはそんなにない。

まあある程度時間を指定してる意味もあるわけだけど、歌とか踊りとかそんなの選ぶものによるし、人によってテンポも違う。ましてや本を1冊読むなんてそれはやっぱり、単位じゃなくて空気なんだろう。

料理の間にやることで、なにか物理的に味が変わるようなことはないのだけれど(踊るとうまくなるのか?)、料理する人に「こんな感じ」というのがするっと伝わるのかな。

村上春樹がスパゲティをゆでる間に読むのにちょうどよい小説の意味で  「スパゲティ小説」という言葉を使っていますが、料理の間に料理の味とは関係のない作業が入るのって、ちょっと色っぽいなとおもうのです。

プロではなくて、自分のキッチンで誰かのためにちょっと腕まくりして、鼻歌を歌うような感じでする料理。できれば適当なコップに入れた料理用も兼ねた赤ワインでも飲みながら。

ちょっといいでしょう?

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どこにもない場所 ~エル・パパガヨ・リブレリ

Posted on 30 1月 2016 by

こんにちはkonamaです。

今日は物語の中にでてくる場所についてのお話です。

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時折、本を読んでいて、その物語上さほど重要でもないのに、ものすごく頭の中に残ってしまう場所というのが私にはあります。

物語の舞台、というと何か劇的なことが起きたり、例えば歴史的にその場所であることが必然出会ったり、作家のふるさとであったり、その本を読んだ人がその物語といえば…と話せば必ず出てくる地名。いうなれば巌流島や関ケ原(たとえがなんですが)。

そんなすごいところではなくて、行数としても数行でてくるかどうか、物語における重要性は様々だけれど、なぜか頭にこびりついている地名。

それは不思議な語感であったり、その時浮かんだ鮮やかな連想であったり、よくわからない思いこみだったり色々なのですが、これが結構数十年単位で覚えているのです。

今日はそんな場所をひとつ勝手にご紹介しようかと思います。そしてあってるかどうかわからないけれど、Notebookers Mapにそっとマーカーを立てようかと思うのです。

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身軽であることについて

Posted on 03 1月 2016 by

明けましておめでとうございます。

konamaです。

本年もよろしくお付き合いくださいませ。

myAnalogCloud

http://myanalogcloud.com/ より、モレスキンがやってるその日のカバンの中身からあなたのタイプを探るというものらしい)

今日はなんとなく身軽であることについて書いてみたいと思います。というのも、今現在愛用の皮のカバンを修理に出していて、仕事およびちょっとした旅につれていくカバンを探しているので、連れて歩くものっていうことに自分が興味をもっているから。

Notebookersには旅人が多いこともあって、わりと荷物をコンパクトにまとめる、あるいはものを持たないタイプの方が多いのかなという印象です。

でも、よく考えたら膨大な量のノートに文具、カメラ(レンズも?)、音楽プレーヤー、PCやガジェット類、ナイフなんかのツール類、Notebookerの好きなものは結構かさばる。

みんなどんなことを考えて荷造りしているのだろう、とちょっと興味があります。

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Notebookers Map プロジェクト

Posted on 23 12月 2015 by

こんにちはkonamaです。

今日はちょっと大がかりなプロジェクト(その割に思いつきですが)のお知らせです。

Notebookers Map プロジェクト、始動いたしました。

NotebookersMap

Notebookers MapはNotebookersの愛する文具店、雑貨屋、書店、カフェ、バルなどをマップ上にまとめる試みです。日常・旅先でふと時間が出来たとき、あ、近くにこんなお店があるから足を延ばしてみようかなと、毎日にちょっとした特別を付け加えるための宝さがし地図をつくろうという企画。

みんなで作っていく地図ですし、完成しない地図でもあります。ちょっとしたエピソードを添えて登録されたNotebookersの愛するお店や場所をのぞいてみませんか?

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Notebookers チーズ部

Posted on 11 12月 2015 by

こんにちはkonamaです。

先週末の日曜日、東京でのNotebookers Meetingで沢山の方(その実、私は全員初対面でした)にお会いして、色々お話して、そしてお話したりずに興奮冷めやらぬ今週です。

ノートブックタワーを作ったり、Loftでモレスキンのワークショップに出たり、色々こうメインイベント的なものが色々あったわけですが、

そちらの方はAkaneさんの記事やたぶんこれから書かれるであろうたくさんの記事とタカヤさんのまとめなどにお任せして、なぜあの日の朝モレカウインザハウスTOKYO(ハヤテノコウジ師匠命名?)にチーズが出現するに至ったかをお話しようと思います。

でもって、意外とみんなチーズ好きなんじゃないの?ってことでここにノートブッカーズ、チーズ部を設立したいのであります。エヘン。

ちなみにこの傑作はエハガキ華さんが飲み会の席でナプキンに描いてくださったスティルトン!華さん、ありがとうございます。

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解けた謎、深まる謎 Notebookers Detective Story

Posted on 01 12月 2015 by

こんにちはkonamaです。

昨日、せらさんの記事、初めてモレスキンを書いたときのことを憶えていますか。を読んでいて、全く関係のない10年越しの疑問が解けるということがありました。(せらさん、ありがとう!)

さらにNotebookersに記事を書くようになってそろそろ1年が経とうとしているところですが、こんな感じのことはいくつかあったなあとおもい出して、感謝を込めて(笑)その辺のことを書いてみようと思います。

konamaのことですから、例によって本の話です。はい。今回は割と定番の推理小説2つをご紹介(でも古すぎて本屋で手に入れるのは大変かも)。

※後半について、2015/12/27、さらなる展開が!追記しましたので、そちらもあわせてどうぞ。

ピーター卿と黒後家蜘蛛の会 Continue Reading

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Notebookerのはずなのに、最近ノートでなくなっちゃったレシピブックの話

Posted on 19 11月 2015 by

こんにちはkonamaです。今日はレシピブックのお話。

スクラップブックに夕刊の料理のコラムを貼ってた時代から今のカードボックスに至るまでのお話です。

歴代レシピブック Continue Reading

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万年筆書道のすゝめ

Posted on 20 10月 2015 by

こんにちはkonamaです。

今日は万年筆のお話です。といっても高級万年筆コレクションとかそういうのではなくて(そういうのご披露できるといいのですが)、字を書く楽しみのお話。

ふでdeまんねん試し書き

Notebookersのライター、読者の皆さんは世間一般に比べて「手書き」に抵抗のない方が多いとおもうのですが、書くことそのものが楽しいのが万年筆の素敵なところだなと思っています。上の写真みたいに何の意味もないんだけど、こんな風に字を書いてみるのが楽しいわけです。先般告白いたしました通り、konamaは左利きでさらに書き方の成績は大変悪かった人間ですので、あまり出来上がったもののすばらしさは保証できないのですが、(書道もカリグラフィーも見様見真似です)、書くことが好きだということは割と強い方かなと思うので、ぺらくお話していこうかと思います。

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文庫版を待つ楽しみ

Posted on 27 9月 2015 by

数日とおかずにkonamaです。

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前回、ハードカバーを買う楽しみで色々愛を叫んだkonamaですが、じゃあそんなにハードカバーが好きなら文庫版はしょうがなく買っているのか?というとそんなことはありません。

最近は文庫書下ろしも結構ありますからね。必ずセットでということでもなくなるのかもしれません。ハードカバーから文庫化するまでかなり早くなって、いち早く読みたくて買ったのに積んでるうちに文庫になっちゃったなんてことも最近では珍しくありません。

とはいえ、それなりに時間をおいての発売。色々なオマケがついてくることがあります。再校正されているのはもちろんですが、あとがきや解説、年表や注、著書目録などなど。文庫用書下ろし短編なんてものがあったりして、ハードカバー版を持っていても、買わなくっちゃってこともままあります。

カバーデザインが異なるというのも魅力の一つ。ハードカバーほど自由度がない(サイズも紙も統一だし、背表紙は作者ごとに色が決まっていたりする)わけですが、ハードカバーとまったく異なるデザインの場合もあって、違う装幀家なら同じ内容を読んでのインスピレーションの違いみたいなものを楽しめるし、同じ人ならサイズダウンにどう応えたか、というのも見どころ。たとえば三浦しをんの「風が強く吹いている」はハードカバー文庫版も山口晃氏の絵ですが、まったく違う絵を使っていて、それぞれ独特の良さがあります。

そんなわけで、今回は文庫版を待つ楽しみを教えてくれるいくつかの本を紹介します。

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ハードカバーを買う楽しみ

Posted on 26 9月 2015 by

こんにちはkonamaです。

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今日は本のお話。相変わらず、シンプルライフとはかけ離れた、勝手に増殖しているとしか思えない我が家の本棚ですが、もちろんその大きな理由はハードカバーを買うから。

床が抜けたらどうしよう…と逡巡しつつも、やはり手に取ってしまう、ハードカバー。

お気に入りの作家の最新作ならばいち早く読みたいもの。私自身がハードカバーを買う最大の理由はこれだけれども、やはりそれだけでもない。

箱入りだったり、ハトロン紙がかけてあったり、ただ真っ白だったり、一皮むくとちょっとした仕掛けがあったり。スピンや紙の色、フォントに余白、装幀の自由度が高い分、それはそれは個性的にこちらの五感に訴えかけてくるものです。それが必ずしも正直でないところがまた憎いところ。表紙のイメージに引きずられて最後の仕掛けにしっかり捕まってしまったり、読み終えて初めて分かる意味があったり。

そんなハードカバーの魅力と、それでもなお文庫本を待つ楽しみについて(こちらはおそらく次回)書いてみたいと思います。

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思えば結構長いお付き合いのChemex

Posted on 06 8月 2015 by

こんにちは暑い日が続いていますね。konamaです。

今日はなんとなくコーヒーのお話。

暑いですからね

ノートをもって腰かける時には、いつもコーヒーをまず淹れます。といってもインスタントのこともしばしばな、軟なコーヒー飲みな私。

コーヒーフリークの皆様からすれば、いい加減なコーヒーライフであります。

憧れだけはいっぱしにあって、ネルドリップだサイフォンだコーヒープレスだと色々嗅ぎまわったわけですが、自分が気に入って美味しいと思えて、気軽に続けられるという点で、実家暮らしの学生時代から使っているChemexで落ち着いて大分たちました。20年以上前に買った実家のChemexも未だ現役です。

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海を渡る一方通行のラブレター

Posted on 27 7月 2015 by

毎日暑いですねー、konamaです。

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最近Post Crossingというものを初めてみました。皆様ご存じNotebookers ライター、エハガキ華さんのインスタグラムなんかを見ていて、これはやってみたいなあと思ったのです。
もともと小さい頃から切手や消印なんかに興味があったのですが、なにせあのパラフィン紙が挟まった収集帳にピンセットでそ~っとというのが、割とざっくりな自分に合わなくて、なんとなく郵便趣味は憧れつつも敬遠していたというのが正直なところ。おまけに中学生のころペンパル(海外文通)というのにトライして何回かやり取りするうちに書くネタがなくなって結局数回のやり取りで続かなかったという経験が、なんとなく手を出しかねていた理由でもあります。

今回Post Crossingをやってみようかなとおもった一つの理由は、自分がやることがこまめにハガキを出すことだけだ、ということでした。ポストクロッシング、略してポスクロは海外の誰かにはがきを書く(誰になるかはシステムが勝手に選んでくれる)と、まったく違う海外の誰かから自分にはがきが届くという仕組みで、基本的に同じ人とのやり取りはありません。送り先が受け取ったはがきを登録すると、次の宛先を紹介されます。

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好きなものを探す旅

Posted on 11 7月 2015 by

こんにちはkonamaです。

お題の「自分が好きなApple Musicのおすすめアーティスト」について教えてください。」にお答えしての記事なのですが、ちょっと話がずれちゃった気も。

Notebookersらしく、ノートの話から始めましょう。
おなじみMoon planner, 私もダウンロードして愛用しています。4月ごろ牡羊座新月にビジョンボードをつくろう(牡羊座新月につくる「夢を叶えるビジョンボード」)という話があって、自分でも作ってみたのです。ビジョンボードとは自分の好きな物や行きたいところ、将来の自分のありたい姿を考えて、それに関連する写真や言葉をコラージュしたものです(詳細はリンクを)。ツイッターでお気に入りにした画像なんかをさがして、モレスキンのラージの見開きにペタペタ。

visionボード

1時間ほど夢中で作ってみたら、将来の自分とかそんなもんじゃなくて、ただの好きな物ボードが完成していました。でも自分でもへー、こんなものが好きだったんだという驚きと発見があって、まあ「地味だな」というのもあったんだけど、まとめてみると意外な方向性があって、ひたすらに感心したのです(自分で作っておいてなんですが)。なんかやる気にならない時とかに、このページを開いて眺めているとちょっと元気になれるし。その時、ああこうやって好きな物をためていくと新しい発見があるかもという気がして、このままにしておくのはもったいないなあと思ったのです。ツイッターをはじめとして、あっというまに過ぎ去って行ってしまう情報には!と思うものが結構あるものです。そこでPinterestを使って、自分が反応したもののボードを作ってみました(somthing sparkle for me)。好きな色とかアンティークっぽい雰囲気とか、気が付かなかった自分の好みってものが垣間見えて、(そしてその変化も見えるんだろうなあ)そして、関連する画像やリンクから普段なら見逃していた画廊の情報やお店、本、映画なんてものにつながっていって、より好きな物が増えた気がします。

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夏至といえば

Posted on 23 6月 2015 by

DarkCamesRising

こんにちはkonamaです。

本日は夏至(って間に合ってないですが)。世界の仕切りが薄くなる日。ケルトのお伽噺では妖精が人をさらいに来る日でもあります(正しくは前夜のようですが、シェークスピアの『真夏の夜の夢』みたいな感じ)。

ファンタジーにおいても夏至は特別な日として登場することが多く、ゲド戦記、指輪物語なんかでも重要なイベントの日だったりします。比較的最近読んだ作品だとマギー・スティーフベーター の 「ラメント (妖精の騎士に捧げる哀歌) 」なんかも最後が夏至祭のシーンだったはず(ロマンス小説っぽいが、がっつり妖精が取り込みに来てる話)。

そんな中で、夏至と聞くと私がすっと思いつくのが「樹上の銀」という本です(というかこの本はスーザン・クーパー「闇の戦い」シリーズの完結編)。ケルト、ファンタジーと来ると、私なんぞより語る方がNotebookersにはいっぱいいらっしゃるのは重々承知ですが、割と有名な本だけどたぶんこの本が一番最初に来る人はいないんじゃないかな、と思うので、ちょっと紹介してみたいと思います。あらかじめ言っておきますが、子供向けです。

「イングランドのチルターン丘陵にある夏至の木だ」メリマンは言った。
「生命の木、世界の柱だ……。この国に七百年に一度出現し、その上に、その日一日だけ銀の花をつけるヤドリギが寄生している。つぼみが開ききった瞬間に花を切り取る者は形勢を逆転し、いにしえの魔術と荒魔術とを操って、あらゆる競争相手をこの世から、そして〈時〉の中から追放することができるのだ」

700年に一度の夏至の日、樹そのものですらなくてヤドリギですよ!(気分はFF10に出てくる”語ってもよろしいですかな”爺さん)

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お仕事におけるNotebook

Posted on 19 6月 2015 by

こんにちはkonamaです。

最近仕事が忙しくなって、家についてさてノートを書くぞと思ってもちっともその気にならないことがあります。ノートはいい気分転換になるので、特に忙しいときやしんどい時には楽しいひと時なのですが、なんでだろう?…と考えて、気が付いたのは「今日はもう沢山書いてきたから」。今日は少々真面目に?お仕事におけるノートの話です。

社会人の方、あるいは学生さんでも日報というのを書かれるかたがいるかと思いますが、私の場合仕事柄日々「ラボノート」というのを書いています。そう、例のS○AP細胞事件で有名になった例のあれです。実験をした、注文をした、溶液を作った、撮影条件、データファイルのありか、論文用の解析、ディスカッションのポイント、ふと思いついたアイディア等、なんでも書き留めておくのが基本です(すぐ忘れちゃいますからね)。日本では以前はそれほどうるさくありませんでしたが、特許や発明の優先権などお金の絡む話でもあり、アメリカのラボ(研究室)だと帰国の際には原本はラボの所有物としてラボが管理し、全頁複製したものを持ち帰るというルールというのも割とよくあるようです。そして今、日本でも色々とうるさくなってきたわけです。

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蔵書票をめぐる大人な関係

Posted on 27 5月 2015 by

こんにちはkonamaです。

先日始まったNotebookers Market、色々と面白そうなラインナップになりそうで、楽しみにしています(お財布のひもが…)。

かく云う私も蔵書票:月に梅を出品したわけですが、Notebookersお題18禁に絡めて、蔵書票についてお話したいと思います。

雲

どうも小さなサイズの印刷物というのはコレクター魂をくすぐるようで、切手しかり、マッチブックしかり、蔵書票にもたくさんのコレクターがいます。私自身は蔵書票を見るのは好きですが、特に個人的にコレクションしているわけではないので、もしこれをお読みになって「ちーがーうー」と思った方がいたらごめんなさい。

蔵書票はその名の通り、自分の本に自分の所有する本であるという印として貼る小さな紙です。その昔本が本当に貴重品だったことを考えれば、お金持ちの「大人の趣味」だったわけです。

絵と文字を組み合わせた版画が多く、本の表紙を開いた内側(表紙見返し)に貼るケースが多いようです。日本や中国では蔵書印の方が一般的でそれはおそらく紙の特性(硬い洋紙には印が押しにくい、和紙にはカードタイプのものを貼りにくい)によるもののようですが、それぞれ混じり合いヨーロッパでも蔵書印を使っているのを見たことがありますし、日本でも結構蔵書票を使っている方が昔からいらっしゃいます。古本屋さんが店の本に売り物ある証拠として蔵書票を貼っているケースもありますし、身近なところでは図書館の蔵書には蔵書印が押してあるでしょう(絵はついていないけど)?

実際どんなのがあるのか知りたいかたは、普通に蔵書票で画像検索していただければ色々楽しいものがみられます。(pinterestで検索したらこんな感じ

蔵書票の文字の部分は一応決まり文句があって、Ex Libris(えくすりぶりす)と入っているのが一般的です。これはラテン語の「~の蔵書からの一冊」の意味で、日本の物だと○○蔵書や○○書房などの形もみられます。いずれも~や○○の部分に本の持ち主の名前を入れます。この蔵書票のオーナーの事を票主と呼びます。この他に格言やお気に入りの一言なんかを入れたりするのもあるようです。

絵の部分は本当に様々で、シンプルなタイポグラフィみたいなのもあれば、風景画や宗教画みたいのもありますが、その中で大きなジャンルに、エロティックな図柄のものがあります。女性のヌードが多いように思いますが(少なくとも男性のヌードだけの柄はみたことない)、結構グロテスクなものから神秘的なものまで驚くほどたくさんあります。絵の記号論的な部分やメタファーとか(エロスが生で骸骨が死とか)きっと他にも色々あると思うんですがその辺は置いといて、自分の本の開けてみないと分からないところにそっとエロティックな柄の小さな紙を貼るっていうところに、ちょっと淫靡な悦びがある気がしません?

エロスというとなんだかじっくり見るのが憚られる気分になりますが、たとえば超有名どころのバイロス(Franz von Bayros)なんかはアールヌーボーの繊細な麗しい図版で、思わず見入ってしまいます。(18禁?)

蔵書票の基本としては画家さんに票主がテーマや入れたい文字だけをリクエストして、票主さんのイメージで作ってもらうというのがお作法らしいのですが、自分のためにアートをオーダーするっていうのがそもそも大人な感じじゃないですか?それなりに結構なお値段がかかるし、完成作品を確認して買うわけでもない。自分の中のなにかを他の人に感じとってもらってそれを表現する、このこと自身にむしろエロスを感じるなあと思うこのごろです。

とこんなことを書いてしまうと、すでに出来上がった蔵書票にお名前入れるっていう商品はどうなのと、より買ってくれなくなりそうだけど、とりあえずどんなものか楽しむという感じで使っていただければ幸いです。票主の方々は色々な種類を楽しむのと希少性の問題で数十枚のみ刷ってもらうそうで、蔵書すべてに同じ蔵書票を貼るわけではありません。気軽に自分の名前が入ったシールを色々貼ってみてください。私はノートも自分の蔵書の一つとして、モレスキンの見返しにちゃっかり貼ってみています(上に出したデザインもそのうち商品にするかも。落款もどきが実はダンボ―?)。

雲貼ってみたモレスキン

 

 

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蔵書票:月に梅

Posted on 23 5月 2015 by

PET001

月に梅とモレスキン

月に梅とモレスキン
オリジナル蔵書票です。
ゼンタングル風の模様を和風にアレンジしたデザインです。
スタンダードに蔵書に貼るもよし、シールとしてノートやカードに貼るもよし、自由に楽しんでいただければと思います。
一番下の名前部分に入れる文字のリクエストがあれば、購入時備考欄にてお知らせください。
漢字で「○○文庫」かローマ字でご自身の名前を入れるのがそれっぽいかと思います。
出来上がりの画像の購入者様への確認はいたしませんので、おまかせでおまけっぽく楽しんでいただければ嬉しいです。
リクエストがなければ名前なしバージョンをお送りします。
【商品説明】
フォト光沢紙シールにインクジェットプリンタで印刷した、シール式の蔵書票です。
L版サイズ 2枚
29 mm x 39 mm サイズのシールが8片(角丸)入ったハガキサイズシートが4枚 (計32片)
をセットにしてお送りします。
上の写真のように、L版はほぼモレスキンポケットのサイズです。ミニシールの方も同じものに貼った状態ですので、
大体のサイズが想像できるかと思います。文庫本にも気楽に貼れるサイズです。
値段:1セット 600円
配送方法:普通郵便
在個数:5セットほど

月に梅シート見本
月に梅シート見本

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みぎのうがしげきされているやうだ

Posted on 20 5月 2015 by

こんにちは、konamaです。

そろそろ記事を書こうかなあと思っていたところにお題「利き手でない手で書いた文字や絵、鏡文字、暗号」というのが来たので、そのネタならばいくらでもかけるぞ!ということでまたまたペラく書いていきたいと思います。別名左利きの恨み言ともいう。

(よし、投稿するぞと思ったらmariocさんがちょうど同じようなお話書いてる!)

もともと左利きの私、ご飯を食べに出かけると箸をもつ手をみて「あれ左利きだったの?」とよく驚かれます。というのも普段文字を右で書いているので、一緒にご飯でもも食べに行かない限り、左を使っているというのに気が付かれないからです。物心つくころに字だけは右にとなおされたようで、学校上がってしばらくは鏡文字を卒業できなかったようです。

左でもある程度字はかけるので、両手がほぼ同じように使えると思われがちなのですが、そんなことはなく、「字は右」「絵は左」という謎の役割分担が出来上がっていて、右で書きながら左手にもった消しゴムで消せるけど、線を引くときは鉛筆を左に持ち替えて定規を右で押さえて引かないと書けない。こう書くと大した違いはないと思うでしょう?小学校の時もっとも苦痛だった授業は書き方の時間で、それは右手でお手本をなぞるということができなかったからなのです(線をなぞるのは左の方が得意)。その頃はそんなことに気が付かなかったし、ふつうの右で書いた字がさほどひどくなかったので、先生には「適当にかいた、乱暴にかいた」と思われたらしく、いつもなにやら評価が低かった記憶があります。

そんな解離のせいか、右手はどっちというような絶対的な感覚が薄く、右左で問われると反応が人より一拍遅いところがあります。そのせいもあるのでしょうが、授業で板書しているときに、正面をみて後ろでにチョークを手に取るからでしょうか、右手で書いていたのにひとしきり説明したあと左手で書いていることがあり(本人まったく気が付いていない)、学生さんに指摘されて愕然とするときがあります。

migihidari

左利きにとって文房具を含む道具類というのは意外とめんどくさいことが多くて、はさみに始まってお玉、包丁(自分で両側砥いでる)まで世の中すべからく右利き用にできていて、使えないわけじゃないが不便だなと思うことが良くあります。イギリスに暮らしていた時には左利きのためのお店Anything Lefthandedに行ったこともあるし(ちょっと面白いですよ)、 専用の道具があるのもわかっているのですが、右用のはさみで切る方法に慣れた目で左用はさみを使うとむしろうまく切れないのです。だから指の穴が当たってちょっと痛いのですが、まあいいかと今日もちょきちょきスクラップしてみたりしているわけです。

そんなわけで、器用とは言い難い自分としては絵よりは字を書く人生だったわけですが、最近ノートに落書きするのが楽しくなってきて、夜のんびりzentanngleを描いたりするようになってきました。絵を描いている間は重点的に左ばっかり(たまに入れている筆ペン字は右で書いてるけど)ずっと使っている と、お、なんかいつもと違う方の脳みそが刺激されている感じがすごくする。ずっと使っているとなんかいいことあったりして、と妄想しつつ今日も謎の渦巻を描いています。

uzumaki

 

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閻魔帳は青いか茶色いか

Posted on 27 4月 2015 by

こんにちはkonamaです。

先日、こんな長文でトラベラーズノートのブルーエディションを買わなかった話を書いたにもかかわらず、舌の根も乾かぬうちに、なぜにブルーエディションを所有するに至ったかのお話です。
(さすがぺら部とのお言葉を賜りましたです、はい。)

先日、ご自分のノートを閻魔帳と書かれていた記事もありましたが、 学校の先生がもっている学生の名簿(成績や出欠を記録する授業簿)のことも俗に閻魔帳と申します。
(ライターの諸先輩方には先生業を営んでいらっしゃる方も多そうなので、以下の記事はちょっと何をいまさらかもしれませんが、そこはぺら部新入部員、ぺらっと書いてみようと思います。)

以前は教科ごとに閻魔帳が配られていたのですが、このデジタル時代、いまやエクセルファイルがポンっと送られてきて終了です(もちろん暗号化されてロックかかってるけどさ)。
バーコード読み取り式とかカード式とか、デジタル化具合は学校によって色々ですが、昔ながらのでかい閻魔帳は最近はとんと見かけません。最近は出席も電子化されていて、わざわざ名前を読み上げたりすることも少なくなってきました。
 自分の学生時代にはまだ代返ってものがあったわけですが(なんのことだかわからないって?)、昨今は他人の端末を手もとでぽちっとな。ずるもデジタル時代でございます。しかし、少なくとも学士号をとろうという皆様には、出席とるのは学生さんに対するサービスだというのをいい加減わかっていただきたい(ごまかそうがなんだろうが自分の問題だから、こっちからすればどーでもいい)。

閑 話休題。講義の方は出席しようが欠席しようが試験の点が取れればよいわけだけれど、実習や演習ってものは平常点というものがあって、どの子が頑張っていた かさぼっていたかなんてことも加味されたりするわけです。一応この類の授業にはいてもらわないと困る。このため、せんせ達には顔写真付きの名簿ってものが 配られたりします(これはがっこによります)。あと昨今は大学生にも担任制度みたいのもあるしね。

新年度を迎えて私のところにも名簿がやってきました。学年ごとに色違い。どれどれ今年は…と手に取って、はたと、
「あ、これはトラベラーズノートのサイズじゃん」
と気が付いたのでした。

ちょうどレギュラーサイズのリフィルとおんなじの中綴じホチキス止め。無くしたら大問題だし、あからさまに表紙を見せて歩くのもよろしくない。ふっとリフィルの一つとして入れちゃえばちょうど良いんじゃない?と思いついたわけです。

今使っている茶色レギュラーは旅ノートだからこれはこれで使いたい。これも使っている以上そっくりなものを持っていると紛らわしい。その点では黒もなあ…、ここは青で行くしかないでしょ!(なんてこじつけなんだ、ぺらすぎる)

というわけで、翌日都内でであった再入荷のブルーエディションを迷いなく摑んでレジに走ったのでした。今回は追加リフィルはポケットのみ(あまってた無地リフィルを追加でセットして授業・学生追加情報用メモに)。

青い閻魔帳
そんなわけで四月から青い閻魔帳を持って歩いています。

 
 

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リトルプレスが出来上がるまで

Posted on 09 4月 2015 by

こんにちは、konamaです。

今日は初めてリトルプレスってものを作ってみたので、宣伝もかねてどんなことを考えていたか記事にしてみたいと思います。こんなの↓

ikariboshi-01

 

せっかく作ったので例によって、見て見てーな気分もあって記事にしようかと考えたのですが、できたものにそうそう自信があるわけではなく、え~、そんなしょうもないこと考えてたのと言われそうで、うすうす変な人ではないかと思われていたのが確信に至ってしまうのではないかと、実はこの記事を書くのを躊躇していたのです。しかし、ある方の以下のようなお言葉を受けて開き直ってみたいと思います。

つぶやき

 

…。小学生のころに壁新聞を作って以来(一応新聞係だったこともある)、自分で何か趣味の紙ものを発行するというのは考えてもみなかったことでした。職業的な印刷物は出さないとまずいので書いていますが、単著の本でも出さない限りデザインやら全体を考えるってことはあまりしませんからね。ところが、最近Notebookersのライターさんも含め何人かの方がネットプリントを使って自分のフリーペーパーを出しているのを続けて見て、いいなあ自分もやってみたいなあと思ったのです。

【で、何を書こうか?】

残念ながら今回は内からあふれ出す自分を表現したくて!というようなわけでなく、あのネットプリントで配るってなんかよいなー、Zineもちょっと興味あったんだよなー、という程度の切っ掛けだったので、内容から考えなくちゃなりません。まずは自分とノート上作戦会議。実はこれこの間の神戸出張に行く新幹線の中で書いてる(考え事するときはわりと太字の万年筆をチョイス)。

作戦ノートその1

まず最初に何をテーマにするか考えた時、いつも好きで描いているZentangleやカリグラフィは楽しいけど、それで楽しんでいただけるほどの腕でもない、メインはいつも苦も無く続けていることを書こうと思って、わりとすんなりと本について書くというのは決まりました。そこでふっと頭をよぎったのは「星座」という単語。ちょうど先日オリジナルの蔵書票をデザインしようとやはりノート上作戦会議をしていた時に、素敵なカリグラフィーの作品に星図があって、ああいうイメージいいなあと思っていたところだったのと、先日泥絵を見に行った展覧会も「未見の星座」。なんか本を星に見立てて、星座のように紹介したらいいかなあと思いついたらわりとアイディアが出てきました。

 

【どんな形にする?】

なんとなくもやもやとアイディアを出したり引いたりしながらしばらく過ごして、やっぱりどのくらいの量書くとかも考えなくちゃなあ、ネットプリント使うなら制限もあるしなあ、と考え始めました。そこで第二回ノート上作戦会議。

作戦ノートその2

実際にはこれと同じにはなっていませんが、一応ノートに貼ることを考えて、モレスキンラージ、トラベラーズノートレギュラーで挟めるA4横置き3つ折りに決定。どう考えても大量の文字に、全部手書きは断念。この時点でソフトの使用を検討。結局手もとのPCに入ってたオフィスのpublisherを使って、試行錯誤何とか字を入れ込みました。全部タイプもさみしいので一部手書き。それにせっかく自分の好みで出すのだから好きなもので飾ろうと、ゼンタングルやカリグラフィーも使って色々と盛り込みました。図や手書きの字の背景は透過しようか悩んだのですが、ノートブッカ―なんだからと開き直ってモレスキンの紙色、方眼そのままスキャンして使っています。アイディアもりもりのノートを見せておいてなんですが、なんとかA4にねじ込んだプリントをもしよかったら見てやってください。

***ネットプリントの方法***

  • サークルK,ファミリーマート、ローソンなどがやっているネットプリントサービス(ユーザー番号URM7G3ARZB)
  • セブンイレブンのネットプリントサービス(予約番号A9UQ4MRX)

いずれもお店にあるコピー機のネットプリントを選択して、同意するを押す(これはセブンイレブンでは聞かれない)と、ユーザー番号もしくは予約番号を聞かれます。
サンクス、ファミマ、ローソン系ではURM7G3ARZB、セブンイレブンではA9UQ4MRXと入力していただいて、印刷の前に両面印刷短辺綴りを選んでいただくと三つ折りにして読めます。万年筆のインクを楽しみたい方はカラー(120円)ですが、中身は白黒(40円)で大丈夫。お金をコピー機にいれて、カラーもしくはモノクロの印刷ボタンを押せば、印刷されます。

肝心の中身ですが、本の紹介です。最近読んだ本の中から「生まれた時からアルデンテ」という本をスタート地点に5冊紹介しています。
そんな感じのペラA4の紙1枚。文章が書いてある側の長辺の上下にに星が2つずつ描いてあります。これが3つ折りのラフなガイドになってますので、そこを目印にパンフレットみたいに折っていただければ、完成です。サンクス系の印刷だと、★の真ん中、セブンイレブン系だと★の右端に紙の右端を重ねるように折るのがよさそうです。

登録は1週間なので、印刷できるのは来週の水曜日(4月16日19:00まで)です。
もしお気に召していただけたなら、#ikariboshiというハッシュタグでつぶやくなりしていただけると、とても嬉しいです。
プリント代のかかるものなので、中身がはっきり写るような写真は勘弁してくださいませ。

内心冷や汗もののkonamaでした。

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Travelの末にやってきた私のBlue Edition

Posted on 26 3月 2015 by

こんにちはkonamaです。

先日お仕事で神戸に行く事があり、仕事の合間を縫って(さぼってないよー)、トラベラーズノートをお供に文具・ノート三昧してきたので、そのお話をぺらっとしたいと思います。いいなあとか欲しい~とかそんな物欲にまみれた話ばっかりなので、基本ぺらいです。

【トラベラーズノートに関する前哨戦】

巷ではトラベラーズノートブルーエディション、大変盛り上がっているようでございます。以前からトラベラーズノートは気になっていた私、でも一番の相棒はモレスキンラージで揺るぎなし。迷っていたところにブルーエディションの話を聞いて、これはいい機会かもしれないから買うなら3月にこれが出たらにしよう!と思っていたわけです。もともと青いものが好きな私(その辺の弊害はブログで)、愛用の皮の財布もちょうどこの色だしね、そーしよう、そーしよう。でも心の奥底では、モレスキンの黒と一緒に持つなら青より茶だよなあ~なんてことも考えていた(屈折している私)。そんなある日、酔っ払って文具売り場をうろうろしていたら、お告げが来たかのように「今でしょ!」という気分になり、「茶」のトラベラーズノートをひっつかんでレジへ。クラフトと薄い紙のやつとポケットをさして、旅行&お手紙セットとしてセットアップしたのでした。

あらら、茶色買っちゃったよ。

茶色くん

まあ買ったからには使い倒そうと、先日書いた「未見の星座」の展覧会で気に入った絵なんかを貼った好きな物帳、旅行用に必要な地図やらお店情報を貼った旅行しおりにして、急遽出張の決まった神戸に思いを馳せていたわけです。

そして、ブルーエディション発売。何度かすれ違った挙句手に取らなかった私はこんなツイートをしたのですが、

使い道を考えずに買うのがぺら部の心意気などという声もちらほら、どうしよっかなーと思いながら神戸に旅立ったのでありました。

【三ノ宮→元町】

神戸ってちゃんと行ったことがないので、行く前に少々は情報収集したのです、これでも。皆様親切に色々教えてくださって、トラベラーズノートは膨らんでいくわけですが、本人のぼんやりぶりとあいまって、実際には思いつき上等、行き当たりばったりな旅に。

お仕事はポートアイランド周辺だったので、お仕事が終わったらまずは皆様のつぶやきによく出てくるナガサワ文具センターに行くべく三ノ宮へ。万年筆売り場をさまよい歩いて、神戸インク物語の住吉ブラウンとノート、おまけに星座と惑星のマステを購入。ブルーエディション…売り切れてた。うーん、なんか縁があるのかナイのか。ブルーエディション(があったと思しい場所)と一緒においてあった船のマステはよかったので、それを購入。さて住吉ブラウンは何に入れようかなあと思いつつロフトによったらスケルトンのLamySafariの前でお告げあり。EFとFで一瞬悩んだけど、結局Fに決める。手帖書くのにも使うんだけど、私にはEFってあんまり向いてないんじゃないかと最近思う(たぶん性格がおーざっぱだからであろう)。そのまま気分よく飲みに行き、パブの止まり木でコンバーターでインクを吸って、絵葉書タイム(なんて迷惑な酔っ払い)。おつまみも美味しかったので、トラベラーズノートに園児のお絵かきのようなメモを書きつつ、一人の時間を楽しんだのでした。

絵葉書タイム

翌日はお仕事が早目に終わったので、皆様におススメされた元町へ。紙ものや雑貨の素敵なお店がいっぱいと聞いていたので、勇んで出かけたのですが、いきなり駅の反対側に出ちゃった。こっち側だったら、確か万年筆屋さんがあったよなあ(基本Uターンしないタイプ)、とうろうろして何とかPen and Messageさんを発見。気が付けば二時間近く、万年筆の調子を見ていただいて、聞きたかったことが聞けたありがたい時間を過ごさせていただきました。色々なペンを試させていただいて、改めて自分の好みってものが意外とはっきりしているのが発見でした。カタいペン先は苦手でやっぱり極細とはあんまり相性が良くないみたい。新しいインクとペンをお迎えして意気揚々とガードをくぐると、雨…。小さな革製品屋さん、雑貨屋さん、ビーズやさん、色々とめぐって、ちょこまかと雨宿り。楽しい時間でした。この日は夜にお仕事の会合があり、あわてて宿に戻ったのでした。

【梅田?】

最終日はやはり忙しい。夕方までかかった後パタパタと支度を終えて解散したのですが、よく考えれば帰りの切符は新大阪発19時20分。もしかして阪急梅田でやってる文具博にいけるじゃないですか(そんなことしか考えてない)。新快速を大阪で降りて荷物をコインロッカーに預け、いそいそと阪急へ。さすがに人気のインク工房は締め切られていましたが(でも楽しそうでしたねー)、なんか楽しそうなものが山ほど!インク、マステ、スタンプ、紙類…、その中で楽しそうな機械を回しているブースを発見。カキモリさんがオーダーノートを20分で作ってくれるらしい。俄然その気になって、表紙と裏表紙、紙、止め方、リング、止める向きなどなど、自分の好みを盛り込みました。昔から端っこがボタンで留めてある小さいスケッチブック、クリーム色の紙が大好き。特に考えていたわけではないのですが、自然に手が選んでオーダーを終えていました。残念ながらちょっと混んでいたので完成には40分。新幹線にはまだ時間があるし、この手のところだったらいくら時間があっても大丈夫。さて、何を見ようかとあたりを見回すと、なんかカリグラフィーやってるじゃないですか!手の空いている方に声をかけて、途中からでも参加できるか聞いてみると、大丈夫とのこと。500円で1時間ほど、本のしおりにイニシャルを書くという体験教室です。喜び勇んで参加!いつも我流で書いているイタリックをしっかりなおしてもらえて、知りたかったいくつかの疑問も教えてもらえたし、本当に楽しかったです。やっぱりちゃんと教えてもらうべきかもなあとしみじみ思った1時間でもありました。

しおり

そして、満足してしおりを手にカキモリさんへ。できてました。私のオーダーノート。

青の皮の表紙に柿渋っぽい裏表紙、コンビみたいな赤ボタンでペン差し付!できてきたのを見て、ああ、これは私のためのブルーエディションじゃないですか、とすとんと胸に来ました。別にそうしようと思っていたわけではなく、とっさに好みをだしたら出来上がったノートをみて、なんかしみじみいいなあと思ったのです。

私のブルーエディション

しかし、もったいなくてかけないよ。カキモリさんからは、中身を変えたり、アレンジしたいときは持ってきてくだされば対応しますよー、とのお言葉。少しは書くハードルが下がるかしら。でも、カキモリさんでしょ?たぶん素敵な万年筆がいっぱいだよね?私買わずにいられるかしら?昨日、3か月は色々節約しなきゃと思ってペンを買ったのではなかった?というわけで、もったいなくて書けないというのはちょうどいい具合かもしれません。

今回の旅では様々自分の好きな物、好きな事に出会えてよかったです。初対面で色々教えてくださった方々、神戸の紹介をしてくださった会ったことのないネットの向こうの方々に感謝です。

 

おまけ(マインドマップ的なにか)。

マインドマップ的なにか

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Define it, Observe it and Discuss it、なのだ。

Posted on 16 3月 2015 by

こんにちはkonamaです。

先日、Notebookersのお題で、Smell it(匂いを嗅げ), Hide it(隠せ), Alcoholize it(アルコール漬けにせよ), Discuss it(議論せよ), Oscillate it(振動させよ), Water it(水をやれ)、で始まる3つのツイートがでましたけど、その中からDefine it(定義せよ)のお題をいただいて、「Is That a Fish in Your Ear?: The Amazing Adventure of Translation」という本を紹介しつつお話しますね。

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【 Define it! Observe it! Discuss it! 】

職業柄、これらの言葉は日常用語。学生さんに向かって言う言葉の大半はこれに関わるといっても良いでしょう。他人に誤解の余地がなるべくないように言葉を選ぶ為には少々訓練が必要です。もちろんこちらの言葉の意味だって100%伝わるはずもなく、お互い斜め上に向けてことばを発することになる訳です。自分も学生の頃には「同じ日本語を話していて、意味を共有できないなんてあるわけもない」と意味もなく信じてましたけどね。

その昔、「私の緑とあなたの見ている緑は全然違う色かもしれない」ということに感動して道をあやまり、この儲からない商売をやってるわけですが(今現在そういう研究をしてるわけでもないですけど)、 実際問題同じ波長の光を返すからといって個人の持っている感覚器官が同じように受け取っているかなどわからないわけで、ましてや相手が全くもって同じ定義の元でその言葉を使っているなんてとても思えない。読書や映画なんかもほんとに個人的な経験だな、と思うのはその人がどのような人生を送ってきたかによって、勝手に作者の意図せぬ強調やスルーがあるわけで、コメディなんだけど親が死ぬシーンがあると問答無用で涙がでてしまうなんてことになります。まあだからこそ、お互い本について語り合ったりすることがこんなに楽しかったりするのですが。

で、なんでこんなにグダグダ前置きを書いているかっていうと、「母国語以外で書かれた翻訳に関する本を読む」っていうのはちょっと本当のところどうなのよ、という疑念が自分にあるからなのです。少なくとも自分は感心して、内容を楽しんだし、色々と新しい知識を得たわけなんですが、みなさんにご紹介できるレベルなのだろうか心配でもあるのです(自分の英語は我流だし、自分の楽しみのために読んでいるのでメモをとったりもしてない)。ま、そこは日本語ですら伝わらないのだから、しょうがないさあ、と開き直ることにしてしまいましょう。

ちなみにペンギンなのに、こんな風に日本語が書いてあったりします。(英語のTranslationに用いられる言葉が日本語にはこんなにたくさんある
ということを書いてるページ。ちゃんと最後に超訳がシドニーシェルダン込で説明されているところがお茶目)

honnbunn

【 翻訳は偽物なのか? 】

この本はまさに翻訳とは何だ?からスタートしてかなり網羅的に翻訳についてのトピックを扱っていくので全部を紹介はできませんが、印象に残った話をいくつか取り上げてみたいと思います。
翻訳について人々のいうこと、という話で、「翻訳は本物じゃない(代用品になりえない)」。オリジナルからすれば、一語一句対応して置き換えられているとは限らない、読み手がわかりやすいことわざや地名に置き換えられているし、それによって損なわれている部分も少ないとは言えない。たしかにこれまで私自身「翻訳ものは読まないと決めている」というひとにたくさんあったことがあります。理由は本物じゃないから。自然な日本語じゃないから。あとホントに読みたかったら原書で読めってやつ。この本ではそもそも代用品って言葉の定義が…と混ぜっ返したあと、結局どの側面・レヴェルでの代用が効くのかということを考えるという話になっています。で、ここで私が思ったのは原書で読めばわかるのか?という問題。さらに日本語で書いてあるなら、みな同じことが読み取れるのか?

以前映画「千と千尋の神隠し」を何度みても意味が分からないという学生さん(日本人大学生)と話したことがあります。彼は「結局ハクってなんなの?なんで龍なの?」と聞いてきました。え、水の神様だから龍神なのでは、川にゴミが捨てられているシーンとかあったでしょう?と答えると「なんで水だと龍なの?」との返事。あれ?さてこれはどうやって説明したものか。竜宮城とか色々説明してはみたものの、あまり納得してくれなかったようです。もちろん、それがわからなければ映画を見ても無駄だというつもりもないし、楽しめればそれでいいと思うのですが、ここで「オリジナル」とは何なのかということがとても相対的なお話しであるのだなと考えさせられました。もちろん日本語が達者な外国の方が読む場合だって、同じような事が起きるでしょう。たとえばヨーロッパではドラゴンはむしろ火と結び付けられているもの。それが全体の筋を損ねるかどうかはわかりませんが、原書を読めばオリジナルだ、とはなかなか言えないだろうということはわかります。

たぶん、有名な話だと思うのですが、翻訳上の言い換えで大好きなエピソードがあります。ナルニア国物語の「ライオンと魔女」に出てくる氷の女王が、人間界から迷い込んできた兄弟姉妹のひとりエドマンドを甘いお菓子でたぶらかそうとするシーン。小さいころ読んだ記憶ではたくさんプリンが詰まった(湧いて出る?)箱をもらったと書いてあった気がします。幼心にプリンはおいしいけど、そんなにたくさん食べられるかしら?すっごい小さいプリンなのかなと思った記憶があります。オリジナルではなんて書いてあるかというと、ターキッシュデライトがたくさん詰まった箱と書いてあります(映画ならもちろんターキッシュデライトでしょう)。確かにターキッシュデライトなら、小さいし子供が夢中になって食べるシーンが思い浮かびます。 ただ、私の知る限りターキッシュデライトってイギリスではとってもポピュラーな食べ物だけど、ローズ味って石鹸っぽい後味で日本人好みとはとても思えないし、初めてこの本が訳された時代日本でターキッシュデライトがなんなのか知っている人(特に子供が)ほとんどいないことを考えれば、プリンというのはなかなか面白い書き換えのように思うのです。

その他に、「聖書がどのように翻訳されてきたのか」「EUには7つの公用語がある(実質公用語はない)」「グーグル翻訳が与えたショック」などなど、様々な切り口でとても楽しく読みました。

 【 大丈夫この魚を耳に入れればいいんだ 】

で、この本のすごいところは、 結局なんやかんやいって言葉なんて、なんだかよくわからない自分の精神活動を翻訳して人に伝えているに過ぎないってところまでいっちゃうところ。Translationとは言葉そのものだってことになる。これを読んだ時、あー、ノート書くってことも自分の気持ちや考えの翻訳作業なのかもなあ、と思いました。書かれた文字を読んでまた”オリジナル”が変化したりして、日々インタラクティブな翻訳を続けているわけです。

この本のタイトルの「Fish in ear」はどうやらD・アダムスの「銀河ヒッチハイクガイド」の耳に入れとくと通訳してくれる魚のことらしい。私も「大丈夫この魚を耳に入れればいいんだ」くらいの呑気さで英語が話せるといいんだが。

実はこの記事書きかけてたときにちょっとNotebookers 向きでないかなあとおもって、消しかけてたのですが、せらさんのリトルプレスを読んで、こういう事に興味あるひともいそうかも、と書くことにしました。せらさんきっかけをくれてありがとうございます。今回はほんとに「あったはずのシーン」が多くて困りました(笑)。

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泥絵に会いに行ったら象にも会えた

Posted on 02 3月 2015 by

こんにちはkonamaです。

今日は東京都現代美術館で開催中の「未見の星座―つながり/発見のプラクティス」を見てきたのでそのお話。

というか、みなさんの映画をみたとか本をよんだとかの素敵にコラージュされたノートブックをみてうらやましかったので、自分もやってみたのでみてみてーというのが本音。工夫とか新しさとか個性とか、すべて吹っ飛ばして貼っただけですが、それが何か?というわけで、本日もぺらら~と書いてみたいと思います。

ちなみにkonamaはアートに関しては好きなものを見つけてみる!以外になんにも知識がないので、専門の方々は目をつぶってやってくださいまし。

もとはといえば、このツイートを見たのがきっかけで、お、なんかアンテナに引っ掛かる絵だぞ、と気になり始めた訳です。

どうやら展覧会中に製作していくというものらしい。でご本人のアカウントをフォローしているとこんなツイートが。

ぐわー、なんだこりゃ。人間がちっちゃいぞ。

こりゃ見に行かねばと思って、ムーンプランナーに書き込んでしばし、ようやく本日本物に対面してきました。

doroe2

いやあ、すごかったです。この部屋に限って写真撮影可だったので、とりあえずパチリ。

この前の部屋は、画家がいろんな物(割りばしやら、角砂糖の包装紙まで)に書いた細かなモチーフに満ちていて、不思議な生き物とかパタポンみたいでかわいいけど、チマチマ(失礼)してるなあと思ったのですが、壁画はすごかった。小さいのがつながって走り出して、蔦のようなモチーフが道を作って、なにかジャングルにいるみたいな生き物の熱気みたいなものを感じました。写真で見たときは洞窟で古代の壁画を見つけたみたいな感じがするのかなあと思ったのですが、むしろ風がとおるやわらかな草いきれの中にいるという感じ。それにあの目。ぱっとつかまってしまいました。

この微妙な色合いはすべて各地の土だそうで、土色の重なりがあの不思議な色合いを作り出しているのには驚くと同時になんか納得します。そして、この絵は展覧会の最終日には消されてしまうんだそうです。展覧会の最中に書き上げられて、消されてしまうとても期間限定の空間。ちゃんと観に行けてよかったなと思いました。

でもって、今日のノート!

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なんとショップで限定マステが売ってたので、迷わず購入。ペタペタはってもりもり書いて、楽しかったです。

この展覧会は 7人のアーティストが参加していて、お目当ての絵以外にも、ノートにもちょっと貼ってある、大崎のぶゆき氏の水面に描かれた絵のインクが溶けていく作品や天井からぶら下がる大量のリボンにさざ波を投影した志村信裕氏の作品など、面白いものが一杯でした。さらに同時開催の「ガブリエル・オロスコ展」も相当面白くて、本当におなか一杯楽しめました。最後にはこんなのにも会えたし↓。

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おなか一杯になったあまり、せっかく清澄白河に行ったのに、話題のブルーボトルコーヒーを素通りし、気分よく飲みに行って酔っぱらった勢いでトラベラーズノートを買っちゃったのはまた別の話。

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