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New! 獏に会いに行く ―獏部

Posted on 22 4月 2018 by

4月27日「世界バクの日」World Tapir Day!

http://www.tapirday.org/

に先駆けて、4月19日(木)、バクに会いに行きました。

フタバ君がいる、

静岡市立日本平動物園へ!

静岡市立日本平動物園 〒422-8005静岡市駿河区池田1767-6 TEL:054-262-3251
開園時間9:00〜16:30(入場は16:00まで) ※月曜日休園

曇り空。予報ほど気温はあがっていません。因みに、4月19日は「飼育の日」とのこと。

日本平動物園には、現在マレーバクが一頭います。フタバ君(4歳)です。寝ています。

しばらく見ていると、起き上がってぐるりと一回り。ながいこと、こんな風にカメラをかまえていたから気になってしまったのかもしれません。

ピーィ! と甲高い笛の音のような声で鳴きます。最初、鼻を吹き鳴らしているのかと、勘違いしたほど。

「白くまカレー」は案外本格派。

因みに、日本でマレーバクがいる動物園はおよそ10園、35頭程度らしいです。子供たちがいろいろな動物園に出園したり、他から来園したりしますから、家系図を追いかけていけば、日本にいるバクの一覧ができそう。

あなたの近くの動物園には、バクはいますか? そして、バクがいる動物園で一番近いのはどこですか?

「バクのいる動物園一覧表」と「日本の動物園にいるバクの家系図」つくってみようかな。

フタバ君

4月27日「世界バクの日」。どうか、バクのことを知ってください。バク推しで、いきましょう!

次は「東山動物園」(予定)へ。

 

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出会い頭の貼混帖 と、3月のマンスリー絵日記

Posted on 15 4月 2018 by

エイプリルフールに拵えた「似非コラージュ3点」

 

 

 

 

 

これが存外楽しく、引き続き拵えた。

 No.4「島の話」

見開きで完結するから、余ったノートを有効活用できる。

 No.5「言語・思考・現実」

なんとなく取っておいた「紙」モノを、一気に片づけられる。

 No.6「転軆」

文字でも絵でも出てこない「何か」が出てくるような気がする……

考えるな。切れ! 貼れ! そうして欲望を解放せよ。

(極薄)

おまけ:3月のマンスリー絵日記

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絶対に忘れてはならないノートの話

Posted on 08 4月 2018 by

書き留めておかないと忘れてしまうから
忘れたいことばかりを書き留めたノート
ふとしたひょうしに思い出してしまって
気付かないままその思い出に微笑んだり
懐かしくなってもう一度戻りたいなとか
感じちゃったら取り返しがつかないから

忘れたいことそのものを思い出させずに
それでいて忘れたいことを思い出させる
そんな索引を工夫するのは案外楽しくて
忘れたいことよりもその見出し語の方が
ずっと大事だなんていい気になっている
そんな風にして忘れたいことを記録する

忘れたいことがこんなに分厚いノートを
びっちりと埋めていることに安心したり
何だかほっとしている自分がいたりして
忘れたいことを忘れ続けるためのノート
忘れたいことばかりでできているノート
絶対に忘れてはならないノートの話です

(拘泥)

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Note of the note ノートの調べ ―No.119 釜名見煙の純粋空想ノート

Posted on 01 4月 2018 by

はじめに

「Note of the note -ノートの調べ」 と題した不定期シリーズ。
このシリーズでは、著名人のノート、手稿、手帳、日記などを紹介し、そこに込められた作法と思いを検証していく。

No.119として、現代芸術家 釜名見煙さん(以下敬称略)のノートを検証する。

出典


図版1.『空想技術体系便概』釜名見煙 ばんぐ出版(1969年復刻版)

釜名見煙のこと

1900年(明治33年)4月23日 愛知県土岐郡市之倉村の鉄道技師の次男として生まれる。
早稲田大学建築科に学ぶも1923年6月中退。


図版2.学生生活を過ごした四谷の朱雀荘

1923年(大正12年)9月1日関東大震災に遭遇。瓦礫の山と化した帝都に、「物質存在」の醜さを感じる。
壺井繁治の知己を得て、萩原恭次郎創刊の詩誌「赤と黒」に一時参加するも、2年を待たず「白こそが爆弾である」と宣言し決別する。図面のトレースなどで生計をたてながら、「空想技術体系全20巻」の草稿に取組む。

1924年(大正13年)『赤と黒』6月(号外)に掲載された「空想技術体系要綱」が、改造社 山本実彦の目に止まり、現代日本文学全集の「詩・評論」の巻に収録された。円本ブームにのって、多くの印税を手にした釜名見は、三重県鳥羽市の神島に「共想舎」を開設。美術工芸に勤しむ者たちと共同で自給自足生活を行いながら、1930年「空想技術体系全20巻」を脱稿する。

図版3.神島での住居

図版4.神島の共同宿舎

その後、釜名見は「媒体に囚われない相関的全感覚芸術の行使」を提唱。全国を行脚し、住民らを巻き込んでの行使を行った。受け入れられるものも、排斥されるものも、騒乱罪などで捕縛されることもあったその行使は、約5年間で、800回に及んだ。(異説あり)

1935年 福島の霊山町を通りかかったところで喀血し、山戸田の寺で養生をする。そこで、釜名見は全身を剃毛したり、薪を粉々になるまで彫ったり、書道で紙が真っ黒似なるまで筆でこすったりという奇妙な振る舞いを繰り返し、精神衰弱と診断され入院する。


図版5.病院の中庭にて

最期まで付き従った能面師の土師無明は、釜名見の入院中の様子を次のように伝えた。

「縺れ合い、絡み合う無数の”意味可能体”が表層的”意味”の明るみに出ようとして、言語意識の薄暮のなかに相責めぎ、相戯れる。”無名”がいままさに”有名”に転じようとする微妙な中間地帯。無と有のあいだ、無分節と有分節の狭間に、何かさだかならぬものの面影が仄かに揺らぐ」(引用1)

1937年8月24日死去(享年37)

釜名見煙のノート

「かつて、素晴らしい才能がありながら、絵の具を作る技術がなかったばかりに埋もれて行った画家が数多く存在しました。表現されたものでしか、人は価値を判断する事ができません。それは枷です。私は、あらゆる人間が持っている空想を、絵とか音楽とか彫刻とかに束縛されることなく表現する術を明らかにしたいのです。(釜名見)」

このような原理を打ち立てた釜名見煙は、行使に際して一切の習作を残していない。自画像もサインもない芸術家、それが釜名見煙である。したがって、以下に紹介するノートは、尋常小学校~早稲田大学、そして神島における『空想技術体系』のための研究ノートに尽きている。釜名見煙の主活動である行使(釜名見ナンバーズ)については、当時の地方新聞などから探すしかない。

白磁への情熱(尋常小学校当時の研究ノート)


図版6.白磁に関する研究 尋常小学校6年生「夏の自由課題」

生まれ育った土地は陶芸がさかんな地域だった。そのなかで釜名見煙はとくに「磁器」に興味をしめし、透き通るような肌合いをもつ白磁のかけらを集めていたという。

この白への執着は「空想技術体系」収蔵の「ネイトン二世 ―純粋空想と人工純白」論に結実する。

付録「ネイトン二世(抄)」

混血王(またの名を皮剥ぎ王ネイトン二世の逸話)
「旧世紀の西大陸を白の恐怖で被い尽くした一人の王がいました。『混血王。ネイトン二世』です。彼はまたの名を「皮剥ぎ王」といいました。ネイトン二世は確かに王族の血を引いていたのですが、どういうわけか、鳶色の肌で産まれてきました。その為に、後継者争いは熾烈をきわめることとなりました。幼い頃、自分の肌の色から骨肉の争いを引き起こしたのだとのトラウマは、ネイトン二世に過剰なまでの白色愛好癖を植え付けたのです。
白色の優位性を成文化した最初の王として、現在彼の名は歴史から黙殺されています。彼は白のために紡績、鉱工業、遺伝子学、医学、なめし工芸、博物学、芸術、特に絵画などの分野を厚く保護しました。しかし、本質的には恐怖政治だったといわれています。純粋な白を作ることが王の最大の命令であり、失敗には死を与えられたのです。それぞれの分野で様々な白が発見、生成され、その純度で等級が決定しました。医学の分野ではアルビノ種の研究、肌の漂白技術などが研究されました。もちろん、当時が第一次産業革命期に重なったことは、研究者や職工にとっては、ある意味で、幸せだったといえるでしょう。そんな中で、白でなくてはならないのに、白が作り出せない一つの分野がありました。
王は、自分の身の回りを全て白で統一していました。自分の肌を隠すために、白い肌を持つ娘の皮を剥ぎ、衣服を作らせたという伝説もあります。全国から集められたえり抜きの美女、特に肌の美しい女たちと七日七夜に及ぶ宴を催し、娘達の中で酔いつぶれた者から順番に、生きながら皮を剥ぐのです。阿鼻叫喚が宴をいよいよ盛り上げて行き、白色大理石の鉱脈を磨きぬいて作られた地下室からは、血が溢れたといわれています。最高のなめし職人が皮をなめし、染みぬき、さらに漂白を施した人皮の衣類は、王の身体にあわせたまま縫い合わされていたといいます。
それほどまでに白に執着した王が、歯がゆくてならなかったのが、「磁器」だったのです。
現在の白磁が、ボーンチャイナと言い習わされている事はご存知でしょう。東の果てから、シルクロードを通って塩と共に交易されはじめたのが、この冷ややかな白い肌を持った白磁器でした。王はこの技術を盗み出そうと、密偵を送りこみ、さらに軍勢をしかけようとした程でした。しかし、隣国のストラビヌが、その外交手腕によってまんまとこの技術を輸入することに成功してしまったのです。ネイトン二世は、使者を遣わしてこの技術を手に入れようと試みました。しかし、ストラビヌはチャイナとの条約によって、『門外不出』を遵守し続けたのです。大陸において薄く硬質な白い肌は一大ブームとなりました。ネイトン二世は、諦めて、ストラビヌからの輸入で、欲望を満たせたでしょうか?
王は、白馬に乗り、白い羽飾りをつけた甲冑に身を固めて、ストラビヌへ進攻したのです。王の肌はいかなる矢をも貫けないように加工を施された乙女の皮を纏っていたのです。五千からなる白馬の進攻。それは無謀な行軍でした。ストラビヌの首都までの辺境地帯には自然の要塞、ヌトラカン砂漠が横たわっているのです。ストラビヌ軍は、砂に潜んでそれを迎え撃ちました。激しい日差しの下でも、夜間でも、『白』は砂中艦からの格好の的となりました。王は、戦に望んでなお、白を捨てられなかったのです。迷彩を施したストラビヌの兵士達は、囲いの中の白色レグホンを捻るよりも容易く、王の軍を殲滅できたでしょう。王の甲冑は砕け、人皮は日に焼かれ、防護機能が停止していました。ネイトン二世は、このヌトラカン砂漠の中ほどで、全身を陽に焼かれ、褐色の塩に被われて息絶えたといわれています。今でもその塩の柱を見ることができるそうです。」

大学時代の雑録帳

建築設計を学ぶかたわら、釜名見煙は「雑録帳」とよばれるスクラップブックを作成している。学び始めたドイツ語を駆使して、自由奔放なイメージをコラージュしたものだ。


図版7.scrap 01. 永遠


図版8.scrap 02. 凝視

図版9.scrap 3. 女たち

空想技術体系の研究ノート

全20巻索引1巻からなる『空想技術体系』は、1930年に発表された。羊皮紙に手彩色図版が添付され、限定13部。セット毎にナンバリングが施されている。釜名見の行使を「釜名見ナンバーズ」と呼ぶのは、このナンバリングのなごりだ。


図版10. art and magic

「体系」は、「第一巻 空想技術を紹介する」から始まり、最終巻「空想技術集団宣言」に至る間に、古今の文献や、芸術界、文芸界、音楽界、思想哲学界、宗教界、そして科学技術界、医学界までを包括し、空想技術を明晰に確立させ、既にありながらそれと意識されることなく無為に浪費されている空想技術に明確な構造を与えた、非常に難解な大著である。


図版11. 南方熊楠往復書簡まとめ

釜名見は南方の粘菌研究について、「物から存在へと突き抜けると「物質」とは存在の属性の一つであるということがわかる」と感心していたという。

図版12. 曼荼羅

釜名見煙は人間の欲望、煩悩と密接に関わりながら空想の純粋さについて論じる。宗教・科学を疎外的空想技術と見做しつつ各派がどの程度純粋空想を保持しているのかを研究した後、精神異常と空想、夢と空想、先端科学と空想、天才と空想など、あらゆる二項対比を行い、そのいづれもが純粋空想を堕落に導いたのだという事を論証しようとしている。


図版13.脳と記憶

空想はどこから生じるのか? 釜名見煙は哲学的方面のみならず、科学的見地からの検討を最重要とした。


図版14. 脳細胞スケッチ

「空想とは、それ自体が非常に掴みにくいものだ。したがって、様々な述語によって規定され、撤廃され、また確定され、廃止されるといった馬鹿げたことが繰り返されている。空想、想像、妄想、虚妄、空言、嘘、夢だとか、幻想だとか、様々な述語が用いられ、そのいづれもが少しずつ重なりながらも、別々の意味を表すという複雑な状況となった。しかし、これらは皆、同一の現象なのだ。では、何故このような区別をされなくてはならなかったのか。それは、この現象が引き起こす二次的な要素、またはその現象がみられる場所、時間などによる規定の仕方に過ぎない。(釜名見)」


図版15.重力

釜名見煙は、純粋空想そのものを説明するのではなく、反対概念を糾弾することで純粋空想を浮き彫りにしようとする。純粋空想は言語による規定をも否定するためだ。

釜名見煙の芸術は、常に価値観の破壊をテーゼとし、それは最新の科学的知識、先端技術によって表現されてきた。第一作とされるエンサイクロペディアの発表は、知の破壊と再生を体言したいわば脱現代宣言だった。

おわりに

「その後発表された釜名見ナンバーズと呼ばれている一連の作品は、全て、見るものを二分してきました。すなわち、心酔する者と、嫌悪する者とに、です。釜名見は、時として駄々っ子のように現在の風潮や、大義をひっくり返そうと試みてきましたし、そのようにして成し遂げられた作品は、無視することを許さないリアリティを獲得していました。釜名見は現代美術最後の巨匠として、時代の推進力となり、かつ、時代の破壊神として君臨し続けていました。煙の凄さは、こうした状況をすべて、処女作品の「空想技術体系」で予言していたということです。今、この著作は散逸しており、この点については釜名見神話として語られているだけです。時代に対するアンチテーゼが釜名見の製作動機だったことは、いうまでもありません。ですから、自身が時代を造り出してしまっているというジレンマを解決するためには、釜名見は、つかみ取った地位を捨て去らねばならなかったのです。釜名見にとって時代はあまりにも軽く、むなしい物に見えたことでしょう。」(『季刊 几螺果巳』1969年12月「蘇る釜名見煙」号)

釜名見煙という芸術家は、埋もれていました。

死後30年余りたった1964年。ハイレッド・センターの赤瀬川原平らによって、釜名見煙は、ハプニング、アクション、イベント、といった芸術行動として再評価され、「訪問詩劇」、「回覧彫刻」など、寺山修司らによる天上桟敷の活動にも多大なる影響を与えることとなります。

しかし、彼が解放したかった「純粋空想」は未だ、いやますます物質文明に縛り付けられているように感じるのです。

「この世界の全てが、空想を堕落させている」釜名見煙

以上

※052. ノートブックに○○を貼ってみる
※119. さて、エイプリルフールがやってきます。今年もエイプリルフール的記事を楽しみにしています★

使用図版及び引用出典

図版1.斎藤清『凝視』 1962年(昭和37)に文字を合成

図版2.朱雀荘(四谷)「写真集失われた帝都東京」 柏書房 1991.1.10. p.333

図版3.M邸外観(原宿) 「同上」p.277

図版4.同潤会青山アパート 「同上」p.323

図版5.宝塚大劇場庭園 「同上」p.58

図版6.磁器について 「私物」

図版7.8.9. scrap「今回のために作成」

図版10.-15. 「私物」

引用1『井筒俊彦』河出書房新社 p.62よ「言い難く豊かな沙漠の人」日野啓三より(『文化と言語アラヤ識』「意味の深みへ」井筒俊彦著 を抜粋)

ネイトン二世(抄)創作

(万愚)

 

 

 

 

 

 

 

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秘密の呪文の秘密

Posted on 25 3月 2018 by

あまりにも当然すぎるもの
あまりにも簡単すぎるもの
あまりにも平凡すぎるもの

それが秘密だと知らないで
それが呪文だと知らないで
それが危険だと知らないで

なんとまあ未成熟なままで
なんとまあ不用意に使って
なんとまあ無事にすんだね

本当は天地無用の取扱注意
本当は他言無用の最大奥義
本当は問答無用の究極秘儀

思いから覚悟を導き出す力
思いから未来を紡ぎ出す力
思いから自分を解放する力

さあ一体なんの秘密なのか
さあ一体なにが呪文なのか
さあ一体なんで秘密なのか

ささいな疑問がもたらした
ささいな翳りを気にしたら
ささいな世界は終わるから

今夜もすみやかに支度して
今夜もひめやかに独り座し
今夜もささやかに宇宙創成

 

(創生)

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雑記帳 ―under cover

Posted on 18 3月 2018 by

あなたはだんだん眠くなります。どんどんどんどん深ぁーいところへ(以下略)

さぁ、そろそろ眠る時間ですね。あなたは、いつものように、この日記帳のカバーを開きます。そうするとぉ、とぉ~っても、よい気分になります。とぉ~っても、自由だと、感じています。
そうしてぇ~、あなたが今日感じたことを、みぃーんな、みぃーんな書いてしまいたくなります。

さっきまでのあなたに見えたもの、聞こえたもの、香ったもの、触れたもの、味、感じたことぉ。ほぉ~ら、いろ~んなことがぁ、わぁーっと、押し寄せてきまぁす。怒濤のごとく、押し寄せてきまぁす。

怖いですか? ああ、怖い、怖い、怖いでもだぁ~いじょ~ぶで~~す。みぃ~んな、表に出てこられて、檻の中から出してもらってぇ、とぉ~っても嬉しいんです。喜んでいるんです。ありがとう、ありがとうって、はしゃいでいるんです。さあ、みんなのことを、この日記帳に、大切に、書いておきましょう。

困ってしまいますか? あまりに沢山のものがあって、途方にくれてしまいますかでもだぁ~いじょ~ぶで~~す。この日記帳と万年筆とあなたは、とぉ~っても、とぉ~ってもつよぉ~い、つよぉ~い力を発揮できるんです。みんなをすくうために、今まで覆われていた力が、ストッパーが外れたんです。みんなが外してくれたんですよぉ~。

手が止まりましたか? どうやって書けばいいのか、わからない? どんな言葉にすればいいのか、わからないでもだぁ~いじょ~ぶで~~す。何を書いているのかなんて、ぜんっぜん気になりません、万年筆がかぁ~ってに、勝手に、あなたの感じたことを、文字や、図や絵にしてくれます、その万年筆には、つよぉ~い、つよぉ~い、力が備わっていますからねぇ。

いままでの言葉、なぁんて、もう、棄ててしまいましょう。ぴったりの言葉は、あなたと万年筆とで、創ることができるんですょぉ~。 だってみぃ~んな、あ・な・た・が、感じたことなんですからね。あなたの言葉で書きとめてあげれば、いーんですよぉ。あなたの見えた通り、聞こえたとおり、嗅いだとおり、触れたとおり、感じたとおりを、あ・な・た、の言語で、書いていいんですよぉ~。

ささ、全部書いてしまいます。本当か、嘘かなんて、全く気になりません。因果とかぁ、意味とかぁ、辻褄とか公正さにかけるとか一人よがりすぎるだとかそぉーんな決まりごとなんてぇ、もう、どーでもいーんですあなたが感じたことは絶対! それだけが絶対なんですよぉ~。絶対、真実なんですよぉ~。

嘘! 書きたくないよねぇ~。隠し事? したくないよねぇ~。だって、あなたたちは親友なんです。とぉ~っても大切なパートナーなんです。嘘や隠し事をしてはいけない! いけないんです。

嘘だと気付かない嘘もぉ、隠していると気付かない隠し事もぉ、自己検閲も論理的思考もあなたを閉じ込めようとする悪者っ!だ・か・らぁ、やっつけてしまいましょうねぇ。そうして、書いてしまいましょうねぇ。

そやってぇ、書いていると。とぉ~っても気持ちよくなります。頭の上にあったフタが、ふぁさぁ~~~っと飛んでいって、広い、広い、広い、空がぁ、み~んなの周りに広がっていま~す。あ~あ、あなたたちは、その空に会いたくて、日記帳を開いたんでしたねぇ~。

広い、広ぉ~い空です。あなたたちは、自由に飛び回っています。みんが、笑顔で手を振っています。静かです。とぉーっても静かです。もう、だれも、あなたたちを封じ込めることなんて、できません。

ハ~イ。これから、五つ数えます。五つ数えるとあなたは、とぉぉぉぉぉってもよい気分で目が覚めます。今聞いたことは、全く覚えていません。
この日記帳です。そうしてぇ、この万年筆です。よい気持ちです。とぉ~っても、すっきりとした気分です。寝る前に日記を書くのが、楽しみでしかたがありません。楽しみで楽しみで、もうどうしようもありません。
ハイイチニサンシッゴッ!

(払拭)

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plaintext

Posted on 11 3月 2018 by

「本当に、言葉は短いほどよい。それだけで、信じさせることができるならば」                                      太宰治『晩年』より

事実は3Dでノートは平ら
よって書き記すのは等高線
すなわちノートとは地図だ

事実は知りえた世界であり
世界は衝撃波の波紋だから
等高線は自分の波紋の相似

ノート書くのは難しくない
自分が受けた衝撃の凹凸を
ひたすら平文で書けばいい

うれしいたのしいだいすき
ちがうきらいそうじゃない
ここを過ぎて悲しみのまち

難しいことも平明に書ける
微妙な機微も細密に写せる
何一つ誤魔化したりしない

プレーンテキストの立体視
そこへ分け入っていく能力
書くより読む方が難しいよ

「なんにも書くな。なんにも読むな。なんにも思うな。ただ生きて在れ!」                                      太宰治『晩年』より

(無理)

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秘伝の書 (おまけ:二月のマンスリー絵日記)

Posted on 04 3月 2018 by

言葉は意味しか伝えられない 意味は非意味のごくごく一部
意味は言葉にはこだわらない 深い谷間をくねくね進む小路
意味は世界に秩序をもたらす 論理は非論理のわずかな隙間
世界は意味に狭められている 深い流れをそっと渡る飛び石



言葉は意味を欲しがりすぎる 意味を裏打ちした言葉なんて
みんな意味を頼りにしすぎる ごわごわしてて身に沿わない
意味だけが意味を求めてくる その隙間を見ないふりせずに
意味を言葉で欲しがりすぎる 白刃をこじ入れて引き剝がせ

意味と言葉を三枚におろして こんなんじゃ何も解からない
言葉と思いを三枚におろして 秘伝書なんてそういうものさ
包丁で粘りが出るまで叩いて 肝心なことは文章ではなくて
中骨は出汁とるから保存して その人が体得した奥義だから



意味も言葉も奥義からは遠い 見ているときには見てなくて
秘伝の書とは奥義の象徴詩だ 見てないときには見ている物
解かったなら解かってないし 見ていると思っていない物は
解かってないならまだまだだ 見えてはいるけど見ていない

                        (沢庵)

おまけ:二月のマンスリー絵日記

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Note of the note ―ノートの調べ  p.4 書かされる「日記」に関する一考察

Posted on 25 2月 2018 by

はじめに

「Note of the note -ノートの調べ」 と題した不定期シリーズ。
このシリーズでは、著名人のノート、手稿、手帳、日記などを紹介し、そこに込められた作法と思いを検証していく。

第四回目は 非常に興味深い本を読んだので、その一部をご紹介しつつ「日記」について考察する

出典

『日記文化から近代日本を問う ―人々はいかに書き、書かされ、書き遺しきたか』
田中祐介 編 笠間書院 2017.12.25

この本は、2016年9月17-18日の学際シンポジウム「近代日本の日記文化と自己表現」(於 明治学院大学白金校舎本館10階大会議室)での成果に基づくもので、①日記の内容 ②日記帳そのもののと、その生産流通普及 ③日記を書く行為 の三点を軸に展開する。

私がとくに気になったのは副題の『書かされ』の部分だ。私たちは一体どこまで「書く事」に自由であろうか?

日本の日記帳の始まり

p.19

日本で初めて日記帳を公に出版したのは大蔵省印刷局で1880年(明治13年)の「懐中日記」と「当用日記簿」だ。これ以降、民間会社も参入するが、「官製」にはかなわず、長らくシェアを独占する。

博文館参入

その牙城を崩したのは、1895年博文館の「懐中日記」だった。
博文館の資料によれば、大蔵省印刷局の日記帳は、競合がなかったがゆえ、品質の低下を招いていた。そこで高品質&多様性を重視した博文館の日記帳に人気が集まったのだという。博文館の刊行から数年で、大蔵省印刷局は日記帳の発行を止めた。

日記市場の隆盛

日記帳は爆発的に売れ、その刊行数も飛躍的に増加した。
当初は「当用日記簿」をはじめとする四十種類ほどであったものが、1931年(昭和6年)には172種類、その五年後1936年(昭和11年)には20社以上から300種類を超える多様な日記帳が発売されている。

p.20

多様化=規範化

日記の選択は「自分は何者なのか」を問うことである。自意識、社会属性、教育段階、社会的立場、趣味嗜好を反映する以上、多様化が求められるのは当然といえるのかもしれない。
しかし、それぞれの属性にふさわしい日記帳を使うとは、「規範化」されるということでもある。

国民教育装置としての日記

p.29

この日記の執筆者は国民学校初等科五年生の女子である。彼女はいたって真面目な児童であったことが日記からうかがえるのであるが、この日の日記で激しく叱責される。彼女は「鉄拳を下された」ような衝撃を受けて落涙し、「真に頑張ろう」と決意を新たにしたと、後に記している。

日記には何を書くべきなのか?

「夏休みの日記」1932年7月27日(『近代日記コレクション』)にはある日記に対する教師の寸評として

この文日記としては相応しからず。いくら文がよく出来ていても日記には日記文が必要。此の文、他人に見せることを予想している。日記は自分が見るもの」(出典書 p.26)

と記している。

国語教育が成立した1900年(明治33年)は、言文一致運動、写生文の流行もあり、教材として日記帳簿が盛り込まれている。そこでは、「ありのまま」を「素直」に書き記すことを求められ、「自分しか見ないものであるのだから、一切の隠し立てをすべきではない」とされた。実際には教師に提出を義務づけられているにもかかわらずだ。そして、教師(国家)が考える「らしさ」を逸脱する記載があれば、日記指導はそのまま生活指導に直結したのである。

「日記は、その日その日の生活表現摘要であり、備忘録であり、生活反省であり、自照文学でなければならない。教師にとっては、日記の形態による生活表現を錬成するとともに、それを通して児童の個的生活を理解し生活指導の重要な機会を把へることになる。あくまでも綴方教育は表現指導を通した生活指導に生きなければならない」
滑川道夫『生活形象綴方教育の実践構築』弘文堂 1935  p.189(出典書 p.90)

こうした「日記」の傾向は軍隊においてさらに顕著である。

軍隊日記

p.33

この前日の日記を彼は途中で書けなくなってしまった。そこで上官は「何デモ記スンダ恐ルルナ」と書き込んでいるのである。「自己の内面の不調は軍隊生活において秘匿すべきではなく、素直に告白して上官に知らしめなければならない」

だが翌月2月14日、彼は日記本文を書けなかった。それに対して上官は「日誌ヲ怠タル様ナ事デハ駄目ダ」と叱責する。

日記を綴らないことがなぜ、駄目なのか? ドナルド・キーンは米軍においては敵への情報流出を危惧して、日記は禁じられていたという。
日本においては、学生が日記を書くことを義務付けられているのと同じように、軍隊においても日記は義務であった。それは定期的に上官の「検閲」を受け、朱書きの激励や注意を、自らの糧としてありがたく吸収した。という。

何も書かないことは逸脱であり、本心を書いてそれが軍隊精神に反していればそれもまた逸脱として矯正される。まして、「嘘」を書けばそれは逸脱を通り越して反抗とみなされたであろう。

日記教育

p.61

これは、内藤半月堂(1972年(明治5年)創業)の市販の日記帳であるが、学校名が印字されている。1895年はまだ博文館も小学生用日記は刊行してない。

p.65

まことに小学生らしく、放課後の遊びや、厳格な父親のエピソードにあふれた日記だ。一つ一つのエピソードに教師は褒め、注意喚起し、叱咤激励するのであるが、その内容は全て「生活指導」といえるものばかりである。

子供は褒められればうれしい。褒められるために、求められる児童像に自らを重ね合わせようとするのは自然なことであった。それは反復され「規範」は内面化されていく。教育現場では日記はそのように用いられていたのである。

炎上する日誌

最後にキリスト教主義の「忠愛寮」の「忠愛寮日誌」を紹介する。本来は寮生による朝の礼拝の記録だったが、そこには生徒たちの信仰に対する赤裸々な告白を真面目に記すことが求められた。

日記は「私的・内面」記述であり、日誌は「公的・事実」記録であるとするなら、「忠愛寮日誌」は後者のはずであった。だが、この日誌の興味深い点は、みんなが書く(読む)ところに私的感想を記したところにある。そして、その記述について、欄外に、他の寮生が忌憚ない意見、感想を追記するという特異な状況となったのである。

p.183

執筆者の信仰に対する持論と、欄外の批判。

p.183

執筆態度に不真面目なところを見出し、批判が書き込まれ、激した言葉の応酬となる。

P.186

炎上状態。

この日誌の最後のページ近く(1946年(昭和21年)3月18日)には、

此の礼拝日誌も将に終わらんとしている。此の一冊は学生諸君の真心のほとばしりだ。愛惜に堪えない。と同時に自分がその中にあってゐた徒に頁を汚したのではないかとそれを恐れ愧じる。(中略)この一冊は寮と共に永く残る。寮の宝である。此の日記が使はれなくなった後も、時に取り出して振返って見たい。今朝の自分の空疎な祈り、まだまだ勉強が足りない。充実した熱い祈りを祈りたい。(p.192)

とある。

おわりに

私たちは「書く」者である。だが、「書く」者として生まれついたわけではなく、自然に「書く」者になったわけでもない。私たちはなぜ、書くのか。いかにして書くのか。それは「書かされている」のではないのか。そんなことを常に自問しながら、ノートと向き合い、ペンを持ちたいと考えている。

今回紹介したのは全560ページの内のほんの僅かな部分でしかない。「日記」に関しては、今後も機会があれば取り上げたいと思う。

 

 

 

 

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始発の町 ―Here we go!

Posted on 18 2月 2018 by

外ばかりみていると おなかがすくし
内ばかりみていると せなかがさむい

まわりくどい 手順を踏んだ
ぎうぎう詰めの しゃぼん玉

囚われてなんかないって 思わないで
囚われているからなんて 諦めないで

前後左右 四方八方 立ちはだかる壁
だけど「床」と「天井」は 筒抜けだ
(チューブはループしてるけどね)

閉じ込められているなんて 失望しないで
護られているだなんて カン違いしないで

出たいなら入れば? 入りたいなら出なきゃ!
それを「旅」だなんて 甘えないで

ネットは広大だとか 世間は狭いだとか
テキトーなとこを クリックしてないで

鎖につながれていてムカつくとか
宇宙サイズの鳥籠ならばOKとか 茶化さないで

自分/人 を信じる vs 自分/人 が信じられない
そんな 馬鹿も 休み…休み…に…し…て…

「分んない」だとか分かったふりはもうしないで

踊りに往くよ
始発に乗るよ

行き先は着いた先
始発まで過ごす町

(GO)

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質問集

Posted on 11 2月 2018 by

001.人の日記に登場するにはどうすればいいですか?

002.日記に嘘ばかり書いていれば人生そのものを嘘にできるでしょうか?

003.引越しの際、ダンボールは何箱必要ですか?

004.ノートを読み返し、完全に忘れていた言葉を書き出してください。それは誰の言葉ですか?

005.コップ一杯は何文字ですか?

006.書くことは「狩猟」ですか?「採集」ですか?

007.書くことは後ろ向きに進むことですか?

008.自問自答を繰り返してください。先に泣いたのはどちらですか?

009.ノート・手紙・写真、焼くべきなのはどれですか?

010.ノートとは、どちらかといえば、コップですか? 蛇口ですか?

011.寒い夜のノートと、暑い昼のノートとでは、どちらが重たいでしょう?

012.想像上のノートを思い切り放り投げてください。飛距離はどれくらいでしたか?

013.自分を「あなた」と呼んで日記を書いてください。わかりましたか?

014.自分を「彼」または「彼女」と呼んで日記を書いてください。あなたは何処に立っていますか?

015.2018年2月7日の『相棒16』に不動産屋の役で出演していた人に見覚えがありました。ボキャブラ天国に出ていたコンビの片方ですが、コンビ名も思い出せません。仕方なく検索したところ「プリンプリン」の田中章さんだとわかりました。プリンプリンは1993年結成で、同期は山崎邦正さん。田辺エージェンシーからフリーを経て、現在は、三木プロモーションという毒蝮三太夫さんと同じ事務所に所属しています。また、田中章さんはABPincというエージェントにも所属しているそうです。映画、ドラマ、舞台と俳優業でキャリアを積んでいらっしゃいます。さて、こんな情報を教えられたあなたはどうしますか? ちなみに、相方はうな加藤さんです。

016.何を期待してこのサイトを開きましたか?

017.このサイトで読みたい記事はどんなものですか?

018.棚から薬が入った瓶が見つかりました。どんな薬ですか?

019.全く意味不明なものを書いてそれを解読してください。解読の鍵はなんでしたか?

020.あなたにとって「フィラデルフィアエクスペリメント」とは何でしたか?

021.何も考えなくてもいいというのは楽ですか? 苦ですか?

022.模範解答は偉そうだとは思いませんか?

023.ノートが、切り裂かれた世界の断面だとしたら、インクは血でしょうか? 涙でしょうか?

024.踊る人形で一頁を埋めた場合、やはり最頻出文字がEである確率はどれくらいでしょう?

025.獏はノートを取りません。何故?

026.寺山修司さんは手相を変えようと五寸釘を手にしましたが、あなたが手にしているものは何ですか?

027.ブラフでレイズするとき、傷むのはどこですか?

028.タイムカプセルを掘り出しておいて「開けない」という選択肢を許容できますか?

029.自分の最期のノートを想像してください。インクは何色でしたか?

030.サイコロにまかせてこっくりさんをしたらダダイズム気分を味わえますか?

031.怒鳴るノートと囁くノートの見分け方を教えてください

032.どうしても書くことが躊躇われる単語を、手持ちの最も高価な筆記具で書いたら、後悔は消えると思いますか?

033.What do you want ?  Is it necessary ?  (What is LOVE ?)

034.世界から争いを失くすにはどうすればいいですか?

035.あらゆる経験は五寸釘で脳を引っ掻き回されるようなものです。他にかゆいところはありませんか?

036.理想のノートが手に入りましたが15ページしかありません。使えますか?

037.036のノートに、何も見ないでパーマンを書いてください。残念でしたか?

038.シャーレ状と試験管状。同じ容量ならどちらを選びますか?

039.あなたのノートが出版されることになりました。帯は誰に書いてもらいますか?

040.結局は、熱量よりタイミングだと思いませんか?

041.紀元前のメソポタミア。ノートは帳簿の余白から生まれました。そう聞いてうれしいですか?

042.「交換日記」と「日記交換」の違いを述べよ

043.あなたのノートの内部に他人が潜んでいます。一緒にコンビニに行くフリをしますか?

044.全てが夢だったら何だっていうんですか

045.身体だけが大人になったんじゃないと、ノートで説明できますか?

046.電気について知っていることを暗くなる前に全部書いて下さい。それは光りましたか?

047.高く飛びますか? 深く潜りますか?

048.尊敬したいですか? 尊敬されたいですか?

049.先攻ですか? 後攻ですか?

050.ノートを書くのに適した環境は、何にとって適さない環境といえるでしょうか?

051.二分四十三秒後、あなたは何問目に取組んでいますか?

052.なぜノートはこんなにも多種多様なのでしょう?

053.二億円で足りますか?

054.仮想ノート取引所から盗まれた実体のないものとは何でしょう?

055.萩原聖人さんに「お前は誰だ?」と問われ続けています。「あなたは誰ですか?」

056.菅野美穂さんが首だけで笑っています。日誌に「化物化物化物化物」と連記したいですか?

057.あぶり出しが通用するのは何歳まででしょうか?

058.半濁音のマルのサイズ感をどう思いますか?

059.まず手紙を書きます。次にその手紙から重複する文字を消します。続いて残った文字のなかから広辞苑の見出し語になっている言葉を作れる組み合わせを消します。そうして残った文字が「な・ぱ・を」の手紙と「と・れ・へ」の二通の手紙のうち、ラブレターだったのはどちらでしょう?

060.文字が三次元になる四次元において心は何次元で表されますか?

061.今日すれ違った人々のうち、自分と同じノート・手帳を使っていると確信できたのは何人でしたか?

062.「蝶結び」を言葉だけで結んでみなさい。たて結びになりませんでしたか?

063.サイクルロードレーサーはアスファルトの囚人だといわれますが、文字はノートの囚人でしょうか?

064.ノートが護っているものは何ですか?

065.文字とは記号でしょうか? 絵でしょうか?

066.ノートそのものの意味って何?

067.あなたの本当の両親のことを聞かせてください

068.声と文字の違いを尻文字で教えてください

069.パンがなければケーキを。ではノートがなければ?

070.「の」という字を何回かいたらゲシュタルト崩壊しましたか?

071.父の最近の日記を読みたいですか?

072.母の若いころの手紙を読みたいですか?

073.あなたのノートを解禁するのは子供がいくつになったときですか?

074.猫がポケットに突っ込んでいたのは、どんなノートだったでしょうか?

075.あなたは何本の樹木をノートとして消費してきましたか?

076.書いた文字を繰り抜いたことはありますか?

077.色紙に本域でサインをして、○○さんへ と書いてみませんか?

078.砂に書いたラブレターをデジカメに収めた瞬間に失われたものとは何でしょうか?

079.書いている最中、ノートとペンは脳の何割を侵食していますか?

000.今、何問目?

081.どうしてノートを「とる」というの? 何か盗んでいるの?

082.ノートを解放する、とは具体的にはどんな活動でしょう?

083.初めての言語で挨拶したときの匂いを教えてください

084.またの名、は何ですか?

085.諳んじている詩を最後の行から朗読して下さいますか?

086.Notebookersのライターの誰かになりきって一頁書いてみるのはどんな気分ですか?

087.カフェではコーヒーで、ラーメン屋では汁で、何か書き留めておくというのはいかがでしょう?

088.匂い、臭いを記録する最適な方法はありますか?

089.エレベーターの上昇中と下降中とでは使用する接続詞が変わると思いますか?

090.どうせなら100問にすればいいと思いますか?

091.Notebookersの画像検索はもうやってみましたか?

092.「お客様のなかにNotebookersの方はいらっしゃいますか?」この時求められているスキルは何だろう?

093.達人のノートのイメージを教えて下さい。

094.ノートだけあって筆記具がない場合は、血や便を使ってでも書きたいと思いますか?

095.ノートのベッドは硬くて冷たいでしょうか?

096.ノート歴は何年ですか?

097.万年筆歴は何年ですか?

098.投げやりになってきたと感じますか?

099.プリンプリンの結成は何年でしたか?

100.私はNotebookersですか?

(百式)

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結び目は開いているか (おまけ:1月のマンスリー絵日記)

Posted on 04 2月 2018 by

感じる事が景色になる
景色と心は結びついて
互いを互いの条件とし
不可侵条約を締結した

目を開けば広大な景色
逆遠近法の平行線世界
結び目を上手に隠して
開放的世界を演出する

疑ったら手打ちになる
そんな景色から出たい
関係がかわってもいい
何か打つ手はあるのか

結びは結ばれていない
結ばれてるそれぞれは
結び目に安心しきって
小さく鼾をかいている

原初からやりなおそう
景色と心をオープンに
日常の景色を吟味する
新たな心で発見しよう

奴らが結託しないよう
同じ轍を踏まないよう
全てノートに記録して
なんの目印もない道へ

見たことのない景色を
思いもよらない未来を
ありえなかった現実を
知りえなかった過去を

むすんでひらいて手をうってむすんで
またひらいて手をうってその手を上に

(結界)

おまけ:1月のマンスリー絵日記

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Note of the note ―ノートの調べ p.3 南方熊楠さんの縁起するノート

Posted on 28 1月 2018 by

はじめに

南方熊楠について語ることは、つねに多くの事を語り落とすこと、に他ならない。だが、彼の「知性」は「粘度をもつ全体性」としてあり、微細なことについても、広大なことについても、その「全体」が密接な連関をもって蠢くことによって、最適解を構成する。部分=全体。いや、「部分などというものが存在しない知」こそが、彼の知性なのだ。だからこそ、私がこのように紹介する資料の一つ一つにも、南方熊楠という巨人の全貌が映し出されているはずだ。そう信じなければ、南方熊楠を語るなどという大それたことに手を付けることなど不可能だから。

1.「ロンドン抜書帳」と熊楠愛用の机

(下掲書 p.31)

大英博物館にある読書室。そこは四百席を一堂におさめる大ドームだ。熊楠は、1895年4月に、この読書室での正規閲覧許可を得た。この許可は、通常のルートで得たものではなく、熊楠の博物多識を目に止めた博物館の一要人の知己を得たことによる、”特別入口”ともいえるものであった。

熊楠は500冊の書から十数ヶ国語を駆使し、写真にあるような分厚い抜書ノート53冊をものにした。このノートには、単に抜書のみではなく、部分訳や注釈と思われる書き込みもなされており、読むそばから、自らの「知」を拡張していったことがうかがえる。(下掲書 牧田健史  p.24 を参考とした)

出典

『太陽』1990.11. No352

※南方マンダラについては、『森のバロック』中沢新一 せりか書房 より 抜粋した

2.原稿腹構(珍事評論?)

(同書 p.18)

ロンドン時代に制作した新聞のための原稿用腹構か? 原稿用紙である必然性を完全に失った使い方だ。このカオスとしか見えない記法が、熊楠の「知性」をすっきりと整理し、新たな「知識(秩序)」をもたらすのであろう。原初の混沌がカオスではなくカオスモスであるならば、それは蓋をあけるまえの量子もつれ状態にも似た、全知全能の位相に近似しているのではないだろうか。

3.菌類彩色図譜

熊楠は顕微鏡を覗きながら画用紙に鉛筆で輪郭をとり、ていねいに彩色をほどこしていった。図譜は数千点に及ぶ。(同書 p.10)

(同書 p.21)

4.「十二支考」腹構

(同書 pp.22-23)

雑誌「太陽」に「十二支考」を書くにあたって、新聞紙の刷り出しの裏面で構想(腹構)を練った。
錯綜する言葉の地図? いや、これこそ、熊楠という「知」にとっての明晰な航路図なのである。

5.書簡

熊楠は手紙好きだった。一日のほとんどをキノコや藻、粘菌などの顕微鏡での観察に費やすため、めったに外に出ることがない。それで同じ町内の人にさえ手紙を書いて持たせる。まして遠くに住む人には用件を思い出すたびに手紙を書く。朝・昼・夜と一日に同じ人に三通の手紙というのも珍しくない。いったい一生に書いた手紙は何万通になるのか…… (同書 p.26 中瀬喜陽)

(同書 p.26)

6.日記

筆まめに日記をつける。その日にあったこと、読んだ本。聞いた話。つまりはライフログである。記述は簡素で、箇条書きに近い。

(同書 p.63)

7.南方マンダラ(この項のみ『森のバロック』より)

明治26年10月31日夜。ロンドン滞在2年目の熊楠は、若き真言僧土宜法竜に出会う。西欧科学のシステムによる限界を看破し、別の「知」を模索していた熊楠は、彼と意気投合し、彼がパリへ発つ11/4まで、毎日論議を繰り返した。その後は長大な往復書簡(23通が現存)によるやりとりがなされ、「南方マンダラ」といわれる「存在の理」の思想が明らかになったのだった。

「南方マンダラ」その1

このいたずら書きのような線に意味はない。くしゃくしゃとしたいたずら書きであれば、どのようなものでも、南方マンダラのガイドとなりうる。つまり、これはマンダラそのものではなく、「諸不思議」をつなぐ「すじみち」の可能性を示したものである。

南方マンダラ その2

因果は絶えず、大日は常在なり。心に受けたる早晩より時を生ず。大日に取りては現在あるのみ。過去、未来一切なし。人間の見様と大きく反す。空間また然り。故に今日の科学、因果は分かるが(もしくは分かるべき見込みはあるが)縁が分からぬ。この縁を研究するがわれわれの任なり。しかして、縁は因果と因果の錯雑して生ずるものなれば、諸因果結体の一層上の因果を求むるがわれわれの任なり。

さいごに

繰り返し繰り返し通いたいノートである。

 

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neokixさんからの挑戦状#6 に応ふ

Posted on 21 1月 2018 by

neokixさんから、お題がでました。

neokixからの挑戦状  Posted on 18 1月 2018

その#6 をやってみました。

6.自分自身の何かしらを祝って,セルフ寄せ書きを書いてみよう

祝うこと:Notebookers ライターになって二周年おめでとうありがとう。

注意したこと:どうすれば「寄せ書き感」がでるか?

以上を踏まえて、このようになりました。

いかがでしょうか?

今後も、「Notebookersお題」にとりくんでいきたいと思います。(104)

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栞筏

Posted on 14 1月 2018 by



栞はメモにする
栞の現在位置と
そこまでの記録
栞は私の索引だ

使い古した栞は 新しい栞を挟み
トラヴェラーズ 再読想起関連付
ノートブックへ 私は栞によって
そして破棄する 読書を実感する

ノートブックが ノートブックは 目次であり目印
世界を体験する 世界を読み進む 手掛りかつ手引
私のこれまでを 私にとっての栞 私の存在を示す
記録するのなら にほかならない 世界の中の位置

        ならば私もまた         栞は途上に挟まれ
        一枚の栞である         読み終えた時には
        世界という本を         無用の長物となる
        ここまで読んだ         私は私の栞である



                             (花筏)

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獏部はじめます と 12月のマンスリー絵日記

Posted on 07 1月 2018 by

新年あけましておめでとうございます。本年1月20日でライター2周年のピースメーカーです。獏が好きです。なので、獏部を始めます。

(制限しない人)タカヤ・モレカウさん。ありがとうございます。

獏部 Welcome to Tapirs Club

獏の健やかな繁栄を願う活動 を行います。

これまでの個人活動

Twitter

twitter上では #獏部にて「獏をみかけたらバク!バク!と騒ぎながらリツイートする」という活動を行っていました。また、獏についての気づきを、書いてたりもしていました。

「@piecesmaker1 wikiのジャイアントパンダの項  妖獣獏=パンダ=マレー獏。竹を食う→弓矢を食う→金属を食う→金属=貴金属+武器→富を蓄積する+害するものから守る→宝船のマーク+悪夢を食べる。白黒だから混同された説。 鼻のせいで、象とも混同される。継接ぎ動物といわれる由縁 」

Notebookers.jp

こちらでは、以下の二つが獏関連の投稿でした。
2016.10.23 獏園(借) http://notebookers.jp/?p=37136 (カテゴリー象部として)
2016.12.18(獏)⇒象獏⇒(象)獏 http://notebookers.jp/?p=37512(獏部タグ使用)

My Traveler’s Notebook

上記投稿以外のある程度まとまった獏記述はこの程度。
白居易 獏屏賛 20170427(世界獏の日)

「獏=パンダ+象」説20170216

獏部の活動方針

「獏部」というからには、活動内容の指針を書いておかねば。

獏が好きで、獏について何か考えたら、あなたはもう獏部部員。あとはそれを各々公開していくだけです。

私と獏

私の中で、獏について考えることを、分類(仮)してみました。これらは越境自在であり、追加自由です。

 伝承獏課

「悪夢を食べる」に代表される獏にまつわる伝承を研究する課。各係を横断的に、「伝承と実在とのミッシングリンク」を探ったり。

朝田寺書院(客殿)廊下:獏図(杉戸)_曽我蕭白
(朝田寺 ~道明け供養と蕭白・花の寺~ より)

 建築係

〇自社仏閣にみられる獏
こういうところにわりといるらしいです。見つけて報告。縁起とか。

Baku-Figur im Kōzen-ji in Tōkyō

(KAMIGRAPHIE Bakuより http://www.univie.ac.at/rel_jap/kami/Baku)

文献係

伝承獏のことを知りたい。

原文《白居易;貘屏贊》
貘者,象鼻犀目,牛尾虎足,生于南方山谷中。寢其皮辟瘟,圖其形辟邪。予舊病頭風,每寢息,常以小屏衛其首。適遇畫工,偶令寫之。按山海經,此獸食鐵與銅,不食他物。因有所惑。
遂爲贊曰:邈哉其獸,生于南國。其名曰貘,非鐵不食。昔在上古,人心忠貞。征伐教令,自天子出。劍戟省用,銅鐵羨溢。貘當是時,飽食終日。三代以降,王法不一。铄鐵爲兵,範銅爲佛。佛像日益,兵刃日滋。何山不鏟?何谷不隳?铢銅寸鐵,罔有孓遺。悲哉彼貘,無乃餒爾。嗚呼!匪貘之悲,惟時之悲!
<口語訳>
貘という動物は,象の鼻、犀の目,牛の尾、虎の足を持ち,南方の山地の谷の中に生まれる。その皮を敷いて寢れば湿気を避けることができ,その形を絵に書けば邪悪なものを避けることができる。私は昔、頭痛を患い,寢床で寝るたびに,いつも小さな屏風で自分の首を(周囲に屏風を立てて冷風から)守った。偶然、画工に出遇い,この人に頼んで、この(貘の)姿を屏風に描かせた。山海經を参照すると,この獸は鉄と銅を食べ,他の食物を食べないそうだ。これを読んである考えが浮かんだ。そこで屏風の賛辞を作った。
何と遠くからきたのか、この不思議な獣は。南の國に生まれ。その名を貘といい,鉄以外は食べない。昔、はるか上古にあっては,人心は忠実で、節操を守っていた。征伐の命令は,一人の天子から出されるだけだった。劍や戟といった武器を用いることは少なかったので,銅や鉄は大いに余りあふれていた。そのため、この当時、漠は一日中、(鉄や銅を)飽食することができた。夏商周の三代以降は,(多くの王が現れて)王の法といっても一つではなくなった。(互いの王は争い)鉄を融かして武器をつくり,銅を鋳造して仏を作った。佛像は日に日に増え,武器は日に日に多くなった。(製鉄や鋳造のため大量の木材をもやすので)どんな山でも削られないことがあろうか?どんな谷でも崩されないことがあろうか? わずかばかりの銅や鉄の余りが出ることも なくなってしまった。ああ、なんと悲しむだろうか、あの貘は。これでは、お前は飢餓に陥るしかない。ああ、貘を悲しむのではなく,時代の移ろうことを悲しんでいるのだ !
頭風;「頭痛」に同じ
適々;計らずも ・ 思いがけず ・ たまさか ・ 思い掛けず ・ 偶然
忠貞;忠実に仕え、節操を守ること
餒:饑餓

(yahoo知恵袋 2012/10/812:05:57 ohagitodaihukuさん回答より
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1095079195)

などを読んで、伝承獏のルーツを想います。

俗習係

例1:宝船の「獏」

初夢用宝船絵 秩父神社

例2・獏枕

〔改正月令博物筌  十二月〕

節分〈◯中略〉 貘枕〈貘の札、白澤といふ獸の事也と、白樂天はいへり、節分の夜、貘の圖を畫て枕とすれば、惡夢を見ず、諸の邪鬼を避る事妙也、俗に貘は夢を喰ふ獸也といふもいはれあり、(中略)五法水にて寫したる、此御像を家に所持すれば、時疫やく病うつらず、狐狸惡氣、其外諸の怪しきもの、災をなす事なし、萬一怪しき事あるか、又は怪しき病人あらば、此白澤の像の前にて呪文を唱ふれば、れいげん神の如し、近世は大坂吉文字屋市左衞門といへる本屋にて、五法水にて寫したる此白澤の像を賣る也、世間にある守札と違ひ、渉世録其外諸書に出て、正しき事なり、余も此像を家にかけて、凶事の吉事となりたる事多し、依レ之諸人の爲こヽに記す、〉 ◯按ズルニ、貘枕ノ事ハ、器用部枕篇ニ詳ナリ、

(古事類苑データベース より
http://base1.nijl.ac.jp/~kojiruien/saijibu/main/h000894.html)

その他、悪夢(獏)にかんするおまじないなどあれば。

実在獏1課

生物係

動物としての獏の習性。研究論文などの紹介 。獏と間違えやすいリストなど。

  • 世界に生息するバクは、マレーバク、ヤマバク、ベアードバク、アメリカバクの4種類です。
  • バクは、生息地である熱帯雨林や湿地帯が開発のため減少していることなどにより、絶滅が危惧されています。(「東京ズーネット」より)

獏似

出会係

獏のいる動物園について(一例)

・横浜動物園ズーラシア
http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/zoorasia/animal/asia/MalayanTapir/

・多摩動物公園
http://www.tokyo-zoo.net/encyclopedia/species_detail?species_code=92

・東武動物園 http://www.tobuzoo.com/zoo/list/details/34/

・群馬サファリパーク
http://www.safari.co.jp/topics/entry-634.html

近くの動物園を調べて、獏に会いに行きます。

また、「獏にばったり出会ったらどうすればいいのか」を妄想したりします。

保護係

「4/27 世界獏の日 」「日本獏の日 」「獏保護に関する活動」

パトリシア・メディチ at TED Fellows 2015 「知られざる最高の動物―どうすれば救えるのか」11:32

https://www.ted.com/talks/patricia_medici_the_coolest_animal_you_know_nothing_about_and_how_we_can_save_it?language=ja#

実在獏2課

創作物係

獏が登場する創作物を作ったり、鑑賞したりしつつ、そのイメージをさぐります。

・「高丘親王は獏をみて「鼻が長い生きものだ」とおどろき、そのあと象をみて、「もっと鼻が長い生きものがいるのか」と呆れたそうです。 #獏部」 『高丘親王航海記』 澁澤龍彦
・『空獏』北野勇作 早川書房
「暮なづむ 獏は 沙漠に 棄つるべし 」 巨橋義顕 『句集 夢拾遺』 >RT しかし、獏を 粗末にするな! #獏部
『うる星やつら 2 ビューティフルドリーマー』監督 押井守 ((夢邪鬼」が「バク」を呼ぶラッパを持ち歩いていた。あたるがラッパを吹くと、ピンクの子豚のような造詣のバクが、ダンボのように空をとび、その鼻から掃除機のように夢の世界を吸い上げていった)

商標・物品係

獏を扱った物品、またどういったものに獏がつかわれているのか。また、商標等の登録状況について調べてみます。

例:ノックス https://www.j-platpat.inpit.go.jp/web/all/top/BTmTopPage knoxbrain
ロゴマークのバク)に込めた想いは、「悪い夢(ネガティブな心)を食べて、良い夢(ポジティブな心)を運ぶ」という意味。とのこと。(公式HPより)

・『小学校三年生国語』 上 光村図書出版 の表紙

そして、今身近にある獏物品

あまり多くはありません……

調達係

広く、広く、「悪夢」を回収すること

参考:『獏食譚』 45の悪夢譚
http://mgkisaragi.web.fc2.com/wkh/special/bakusyu/bakusyu.htm

広報・製作係

「獏部」PR企画および、オリジナル物品の制作 ・・・未稼働です

こんな感じでやってました。さあ、みなさまもぜひ、獏のことを考えていきましょう。

おまけ

12月のマンスリー絵日記

(勧誘)

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どっち(で)もいい

Posted on 31 12月 2017 by

どっち(で)もいい(天/地)動説
気分でかわる日々
後付けの理屈はいらない

(未生/死後)の間
足にゴム紐 ヘルメットにCCD
突撃と撤退 螺旋の軌道

どっち(で)もいい(天/地)動説
見上げる空は同じでも
空想の空は違ってくる

(空/時)間 広がりと継続の無を
想像しようと試みる
風を感じられないなら地蔵でいい

天動説の日常を送る地動説の世界で
どちらかに帰依することもなく
ゆらゆら揺れる(?/!)

                (玉響)

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もっと見つめて(Остранение)

Posted on 24 12月 2017 by

日常=平凡⇒旅 日常≠平凡=異邦人 落ち合うのは生れ落ちた場所
おっかなびっくり効率悪いのごめんなさい生まれて初めて生まれたて
まんまるでまるきりマーマレードまみれだからとりつくしまもなくて

ぼんにゃりとした五枚の皮とてんで筋違いのところにある一つのヘソ
自転車だけが漕ぎなぞれるぐるぐる溝をこすれば協奏曲第五番が鳴る
ごたすいちはろくじゃなくていちいちかけるごはごじゃなくてをかし

長さとか重さとか体積とか密度とか距離とか時間とか角度とかを忘れ
のぞいてた針の穴から見知らぬ宇宙へラクダに通り抜けられてしまえ
それはやはり「象」が適切だったのかないや「獏」か「犀」だったか



故郷喪失者だけが独逸に集う集いがあると聞けばここが私の独逸だと
それは君の独逸とも先祖の独逸とも違う独自の独逸だと言い張るから
独逸が好きですかという形に塹壕を掘り進めると彼は故郷を懐かしむ

慣れ親しんだ成れの果てなら棄てるんじゃなくむしろ拾って披露して
言いたいこと言いたくなること書きたいこと書きたくなることなんか
絶対無言完全沈黙不立文字敵性言語シチューさらさらにしちゃ台無し

どういえばいいかわからないことはどういえばいいかわからないこと
どうかけばいいかわからないことはどうかけばいいかわからないこと
着飾ったり羽目外したり反逆したり媚売ったり斜に構えたりしないで

もっと見つめて何も頼らずもっと見つめて胸いっぱいの香りをもっと
もっと見つめて耳をすませてもっと見つめてべたべたしあってもっと
もっと見つめて見つめる日常をもっと見つめて見えないはずのものを



見て見る見て書く見て読む見て考えて見て話すさあ何と相見えますか

                            (異化)

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はみ出す理由

Posted on 17 12月 2017 by

罫線に囚われない 行列は乱したい
書式は登録しない 雛型は作らない
順番通りにしない 起承転結はない
輪郭は無視してる だからはみ出す

はみ出す理由なら はみ出れば解る
はみ出す是非なら 善悪をはみ出せ
はみ出したあんこ その甘さを知り
クッキーを型抜き 不定形な広がり

輪郭の内外は同じ だけど全然違う
濃さと厚みと密度 結びつきの強度
そこに顕れる関係 それこそが存在
外から見ている目 見上げている目

事件は輪郭にある 会議室にはない
有限距離の輪郭が ∞の宇宙を囲む
輪郭は常に振動し 定型を保たない
はみ出したいのは 破りたいからだ

私は肉体の縁、肉体の辺境と精神の辺境だけに、いつも興味を寄せてきた人間だ。深淵には興味はなかった。深淵は他人に委せよう。なぜなら深淵は浅薄だからだ。深淵は凡庸だからだ。
(三島由紀夫『太陽と鉄』「エピローグ―F104」第二段落より)

(遁走)

 

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泥団子崩し

Posted on 10 12月 2017 by

第二稿
歩いてると泥にまみれるので
旅に出るなら泥を落としていきたい
せっかくの旅日頃の泥なんて持ち込みたくないじゃん
ってか
泥ついてると歩きにくいし足跡つくし
汚したくないし汚されたくもないし
せっかく新しいリフィルはさんでくってのに
表紙は使い古しでいいのかな?
……それが俺なんじゃね? なんつってみたりできるのも
旅に吹かれてるからだしね



でも面倒だ日々の生ぬるめのシャワーじゃ
ねちょねちょすばっかでちっとも落ちね
ちょと褒められちゃてうれしからって磨きあげちゃたら
ピカピカのコチコチってえらそにふんぞりかえっていやがるし
ってか
こっちが正解かもね。なぁんて思ってる自分に柔道チョップ
こだわらないことにこだわってたフクちゃんはこだわりたいことにこだわれなくなって自問自答
かわいそうやなあなたはいつも考えすぎるばか感じろ!そしてけして目を逸らしてはいけません
泥塗れはゴメンだけど磨き上げたこの泥団子はいつもきれいとてもきれいだから棄てられなくて重い
ったって旅先にまでコロコロ転がらからしていく気にはならないナリねさしがねにさすがにさ

とかこまかく決めとかなくともいんじゃねの
場面場面でいちばんヤバそなとこに滑り込めフットワークさえありゃ軽みが尊みのやばみの宇宙
つ・ま:り|泥団子崩しなんて簡単ダンカンバカヤロコノヤr
なぜならば ♪そこに~私は~いません って(略)探してませんからぁぁぁっ!! ザンネ割愛
ってか
よるべなき世のせちがらさ責任もたねばならぬこと露に一つもありはせぬ
私は私として私が私でありかつ私でありつづけることを宣誓したうえに作らず福沢諭吉じゃねーかんな

旅ゆけばまた泥まみれしもつかれ

しもつかれとは北関東地方(主に栃木県方面。群馬県・茨城県方面なども)に分布する伝統の郷土料理で、初午の日に作り赤飯とともに稲荷神社に供える行事食。鮭の頭と野菜の切り屑など残り物を大根おろしと混ぜた料理である。地域によりしもつかり、しみつかり、しみつかれ、すみつかれ、すみつかりとも呼ぶ。 (wikipedia 「しもつかれ」より抜粋)

削ぎ落としナイアガラ 青い鳥小鳥何見て跳ねる 縹渺と生々流転転々と
戻るなら戻らぬための落とし文(ヌケガラ)(ドロのカタマリ)(排泄物)(世間的私)(ゴーレム)
再び出会ってしまったら杯を交わして近況報告「じゃ、また」ってもう金輪際交わらないってのに
棄ててきたんだから私が私を私になった私はすでにもう泥団子なんだから壊しto the next stage
ってか
重荷を下ろして赤んぼにむかって走れなんて黄飛鴻シリーズじゃないから殻空っぽだから泥の中



Q:泥団子のなかにあるものナァーンだ? A:泥
〈私といふ現象は〉二十二箇月の(あたくしという泥団子は よる年波の)
過去とかんずる方角から(置き去りにした抜殻の方角から)
紙と鑛質インクをつらね(紙とお気に入りのインクをつらね)   
(すべてわたくしと明滅し((すべて泥のネチョネチョし
 みんなが同時に感ずるもの)みんなが私だと信ずるもの))
ここまでたもちつゞけられた(かつてたもちつゞけられた)
かげとひかりのひとくさりづつ(かげとひかりのひとかたまりづつ)
そのとほりの心象スケッチです(そのとほりのぬかるみの記録です)
宮澤賢治 春と修羅・序より ※後段のカッコ内を除く

長くなったがみな泥だ
泥なんざ長くいじってちゃいけないよ あんまり長くすると しまいにゃお前
泥棒になるよ
おあしがよろめくようで(退場=旅立)

                                        (真景)

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Note of the note ―ノートの調べ  p.2 澁澤龍彥さんの創作ノート

Posted on 03 12月 2017 by

はじめに

「Note of the note -ノートの調べ」 と題した不定期シリーズ。
このシリーズでは、著名人のノート、手稿、手帳、日記などを紹介し、そこに込められた作法と思いを検証していく。

第二回目は 澁澤龍彥さんの「創作ノート」を堪能する。

出典

KAWADE夢ムック「総特集 澁澤龍彦 ユートピアふたたび」2002年5月 河出書房新社 定価1143円

澁澤龍彥さんについて

1928年(昭和3年)5月8日 生

昭和16年。東京都立第五中学校に入学する。「背広にネクタイというスマートな制服にあこがれて入学したのに、この年から、全国の中学校の制服はカーキ色(当時は国防色と言った!)の国民服と戦闘帽に統一され、がっかりする。四年間の中学の成績も優等で、英語は好きだったし、歴史のような暗記物は最も得意の領分だった。」八月の夏休みは父や母の郷里で「昆虫採集や標本つくりに熱中する。このころ動物図鑑が私の枕頭の書であった。」(『自作年譜』)

昭和19年。「(前略)このころ神田や本郷の古書店街には読むべき本はなく、私はチベットや蒙古関係の本を苦心して集めていた。いまだに冒険小説や魔境小説の夢を追っていたのである。」(同前)

昭和22年。「ジイドを読み、その汎神論ふうな快楽主義に共感。さらにコクトーを読み、その軽業師ふうの危険な生き方に強く惹かれる。倫理の問題とスタイルの問題とが、いつも頭の中で一緒になっていた。倫理はスタイルであり、スタイルは倫理であった。戦後文学は頭から馬鹿にしていて、ほとんど読まなかった。」(同前)

昭和26年。「シュルレアリスムに熱中し、やがてサドの存在の大きさを知り、自分の進むべき方向がぼんやりと見えてきたように思う。」(同前)

昭和28年。「三月、東大を卒業。(中略)卒業しても就職口はなく、白百合女学院の女の子の家庭教師などをやりながら、相変わらずぶらぶら遊び暮らしていた。それでもコクトーの『大胯びらき』の翻訳は、この年に終わっていたはずである。」(同前)

昭和29年(1954年)白水社で最初の訳書『大跨びらき』(ジャン・コクトー)を上梓、初めて筆名「澁澤龍彦」を用いた。(wikipedia)

入院生活の最中も『高丘親王航海記』を書き継ぎ脱稿、次作『玉蟲物語』を構想していたが、1987年8月に、病床で読書中に頚動脈瘤の破裂により逝去した。享年59。戒名は、文光院彩雲道龍居士。(wikipedia)

三島は澁澤について、「珍書奇書に埋もれた書斎で、殺人を論じ、頽廃美術を論じ、その博識には手がつけられないが、友情に厚いことでも、愛妻家であることでも有名。この人がゐなかつたら、日本はどんなに淋しい国になるだらう」[4]と述べている。(wikipedia )
[4]三島由紀夫『澁澤龍彦氏のこと』(澁澤龍彦『快楽主義の哲学』 光文社カッパブックス、初版1965年)でのカバー紹介)

図版と考察

1.引用文献の羅列=未知の本のインデキスとしてのノート

テーマが文献を召還し、文献がテーマを要求する。氏はその中間に立ち、采配をふるう。

だが、これら該博な知識の全てはオブジェとして扱われ、氏のギリギリを飛び退っていく。

2.象嵌ヲスケッチスル=アンソロジストのノート

イマジナルに連結される次元。文献や故事が呼び合うかぼそい声を氏は聞き逃さない。

継接ぎ世界は平滑だ。これら創作ノート上に辛うじて糊代が見受けられるのみである。

3.ユートピア創造=幻想美を彫琢するノート

徹底的に覚めているのか。徹底的に夢想しているのか。地理や時代は何の隔たりにもならない。

理想郷…… だが、誰の? 歴史はけっして美しくない。世界はけっしてあからさまではない。美しくあからさまな楽園、メルヒェンの恥部に分け入るための地図。

まとめ ―マルジナリア

欄外の余白(マルジナリア)鏤刻の小宇宙
強靭な思考力と該博の知識による、マルジナリア(欄外の余白に嵌め込まれた書き込み)の絢爛たる鏤刻の小宇宙・―エドガー・ポーのひそみにならい書き継がれた多彩な断章の集積が、いま異色の読書ノートとして顕現する卓抜なエッセイ集。
著者晩年の雑文集にて、映画「E・T」への考察、作家・石川淳への言及等、多彩な「マリジナリア」が、読書録として纏められている(小学館による書籍内容説明文)

理知美の魔崖に半ばはみ出したデッキチェアー上で、ゆうゆうとバスローブなんぞをはだけ、時折、式神を召還したり、凝った魔方陣を夢現に描いたりして、時間を空虚で押し固めたかのごときオブジェを虚空から取り出し並べて悦に入る。水平線彼方の蜃気楼のたわわなる実を、何食わぬ顔して摘んでは咽喉へ納める。最上の快楽とは固く尖ったものか? それとも柔らかく滑らかなものか?
澁澤氏の博学はデカダンの緞帳をサラサラと流れる光の粒子のように、氏の周辺を流れて行く。

訪れたいノートである。

(愉悦)

おまけ 11月のマンスリー絵日記

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ぶあついのがおすき

Posted on 26 11月 2017 by

Notebookers キリエさんからのお題
自由にノートブックや手帳を作れるとしたら、どんなものがいいですか?
大きさ、ページ数、紙の種類、文字の色やフォント、ページの中身、罫線…
notebookersお題115
部屋の中央に一枚の板を立てかける。大きな紙を貼る。それをノートブックにしてみる

回答者:piecesmaker
回 答:分厚いノートブック
ぶ厚いノートブック。最低500ページ。紙質は落とさないで、サイズはA3以上。
糸かがり製本、ハードカバー希望。開きにくさ、書きにくさ問題の検証は必要だ。
中味は無地。もしくは薄い方眼。頁数は自書。
書く際には上下前後表裏、縦横斜めを気にしない。その都度、適当に開いて書く。



ぶ厚いノートブック。携帯性を高める為には、リュックにする。鞄にする。トランクにする。
ぶ厚いノートブック。椅子にも、テーブルにもなる。ヘルメットや、防弾チョッキにもなる。
分厚いノートブック。安心感。解放感。躍動感。存在感。永遠感。連続感。一体感。万能感。
ぶ厚いノートブック。巨大な一枚の紙を適宜切断し束ねた代物。もともとは一枚の紙だった。

ぶ厚いノートブック。ページをめくるデジタル感。比較物:巻物のアナログ感と現在感。
ぶ厚いノートブック。これ以上分けたくない。ミニマリスト気取りが持つ巨大なノート。
ぶ厚いノートブック。子々孫々に伝えられる。寿命を超えてこそ。情報化を拒む猥雑さ。
ぶ厚いノートブック。世界のノートをブックにする。襞は凝縮しブラックホール化する。



ぶ厚いノートブック。その重さ。宇宙の重さ。存在の威風堂々たる重さ。
ぶ厚いノートブック。その軽さ。言葉の軽さ。存在の耐えられない軽さ。



ぶ厚いノート。終わりのないノート。立っている地平。信じられること。

                                                                                      (製本)

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失くしたノートに書いたもの

Posted on 19 11月 2017 by

ノートを失くしたことはない
却下そんな事実はつまらない
失くしたノートに書いたもの
どしどしノートに書き出して

歴代飼い猫の名前
冷めても固くならないハンバーグに欠かせないもの
千切れた輪ゴムの活用法
回文っぽいけど回文じゃない文例集

失くしたノート
ありふれた代物
たくさんの中の
一冊でしかない



ノートを失くすこと
繋がりをなくすこと
現状復旧は不可能だ
可能な限り思い出せ

『なんとなくクリスタル』に出てきたブランドの現状
年利7%で回すポートフォリオ
毎日の「右手」の重さグラフ
ノストラダムスの星取表

全ては些細で不要
ことごとく無意味
なんて豊かなんだ
なんて悔しいんだ

妹への詫び状(下書き)
出典を探している名言集
中国では虹は不吉だという話
究極の罫線(案)

いつ失くしたのか
なぜ失くしたのか
何を失くしたのか
何処を探したのか



失くしてもいないものを
見つけ出してきたりする
心理テストのようだけど
べつに答えはないんだよ

                          (探査)

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毎日は単純だ

Posted on 12 11月 2017 by

毎日は単純な
おりがみ細工
好きか嫌いか
それで大丈夫



重たいのは嫌
窮屈なのは嫌
閉じるのは嫌
苦しいのは嫌

努力なんて嫌
禁欲なんて嫌
忍耐なんて嫌 
苦労なんて嫌

後でなんて嫌
先ずなんて嫌
このままは嫌
とりあえず嫌

きっちりは嫌
適当なんて嫌
規則なんて嫌
義務なんて嫌

個性なんて嫌
個人なんて嫌
固有なんて嫌
個別なんて嫌

みんなって嫌
仲間なんて嫌
友達なんて嫌
共同なんて嫌

調和なんて嫌
天国なんて嫌
地獄なんて嫌
社会なんて嫌

隙間なんて嫌
効率なんて嫌
無駄なんて嫌
貢献なんて嫌

対話なんて嫌
反省なんて嫌
会議なんて嫌
総括なんて嫌

将来なんて嫌
思い出とか嫌
目標なんて嫌
計画なんて嫌

本能なんて嫌
理性なんて嫌
意識なんて嫌
意思なんて嫌



決めるのは嫌
決めないと嫌
綿密なのは嫌
優柔不断は嫌

答えるのは嫌
答えないと嫌
正解するの嫌
間違えるの嫌

理解するの嫌
嫌われるの嫌
愛されるの嫌
使われるの嫌

美しいって嫌
醜いなんて嫌
汚いなんて嫌
きれいって嫌

約束するの嫌
約束ないの嫌
出歩くのは嫌
閉じ篭るの嫌

言葉あるの嫌
自我あるの嫌
身体あるの嫌
存在するの嫌

ポジティブ嫌
ネガティブ嫌
悲観主義者嫌
楽観主義者嫌

沈黙するの嫌
騒々しいの嫌
見られるの嫌
無視するの嫌

勝負するの嫌
勝利するの嫌
負けるのは嫌
連帯責任は嫌

見に行くの嫌
見に来るの嫌
落ち着くの嫌
おもてなし嫌

大事なのは嫌
粗末なのは嫌
謙虚なのは嫌
図々しいの嫌

金持ちって嫌
貧乏なのは嫌
善意なんて嫌
偽善なんて嫌

嫌いなのは嫌
好きなのは嫌
好き嫌いは嫌
毎日が大好き

                                                                      (認否)







 

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2018年1月からのNote布陣/10月のマンスリー絵日記

Posted on 05 11月 2017 by

2018年1月からのNote布陣

“ほぼ日手帳weeksMEGA入手記念。2018年1月スタートの布陣

継続)TRAVELER’S Notebook レギュラー 茶

用 途:メインノート。気になること、思いついたこと、それらの発展結合を促す培養床。
筆記具:LAMY2000にファーバーカステルのヘーゼルナッツブラウンで。
リフィル:003白紙。ぬいこ様ハンドメイドの「毛糸のジッパーケース」 008ジッパーケース、020クラフトファイル

継続)PILOT+LIHIT LAB.ツイストリングノート

用途:スケッチブック。水彩画に適した紙というわけではないが、携帯性とサイズ感がよく使っている。ペンも雰囲気で。
筆記具:Manga pen school G black

継続)PocketMod

用途:正当な意味でのメモ帳。A4コピー用紙八折りの簡易メモ帳。カヴァーは、クリアファイルで自作。付箋装備。
筆記具:SURARI0.7黒

継続)Hipster PDA

用途:仕事中、PocketModを持ち歩けない状況下に。裏紙をクリップで束ねたもので、メモ、付箋、防忘録、TODOリスト、カレンダーから成る。仮置場なので、書き味重視でジェットストリームを使用。
筆記具:ジェットストリーム三色0.7


左上:PocketMod、右上:HipsterPDA 、左下:ブロックメモ、右下:ツイストリングノート

変更)ユニクロのノベリティのマンスリーダイアリー

用途:マンスリー絵日記。ボールペンと色鉛筆で一日一コマ、その日の軽い気持ちで埋める。
筆記具:SURARI0.5黒+ステッドラー36色色鉛筆
⇒1月からは、Campus DiaryBiz(M)に変更する

変更)ショップ(不明)のノベリティの方眼ノート

用途:「見かけたものビンゴ」 一週間の間に、見かけたり、体験したりするであろうものでビンゴを行う。楽しい。
⇒1月からは、TRAVELER’S Notebook 2018 WEEKLY and MEMO (Regular size) に変更する

新規)ほぼ日weeksMEGA フォレストグリーン

用途:スケジュール、タスク管理。外部打ち合わせメモ。物欲リスト、俳句の集積。各ページ間の連携や、仕事とそれ以外の記述仕様などは使いながら固める。
筆記具:三色ボールペン(ジェットストリーム以外)

継続)その他ノート関係

・読書書き抜きノート:コクヨキャンパス A4 中横罫B まとめ買い品
用途:図書館で借りた本などを、書き抜く。ほぼ丸写しとなることもある。
・俳句拾遺ノート:ダイスキンA6ハード
用途:気に入ったものを抜書き。横開きの縦書き(いわゆる「せらさん開き」仕様)
・ブロックメモ
用途:家の中で思いついたことを書く。ボールペンと共に、自室、台所、玄関においてある。書いたものは破ってトラベラーズノートへ転記。
⇒1月からは「ほぼ日」とトラベラーズノートのいづれへ転記するかの判断が必要

左:ダイスキン 右Campusノート

運用について

1.トラベラーズノート(003白紙リフィル)と、ほぼ日手帳weeksMEGAの用途区分について

原則1:時間にしばられるタスクはほぼ日へ。そうでないものはトラベラーズノートへ
原則2:ルーティンはほぼ日へ。そうでないものはトラベラーズノートへ
原則3:個人で完結しないものはほぼ日へ。個人で完結するものはトラベラーズノートへ
原則4:物欲メモはほぼ日へ(100listを転用)。レビューはトラベラーズノートへ
原則5:日誌的記述はほぼ日へ。日記的記述はトラベラーズノートへ
原則6:双方にまたがる記述があれば参照記号をつける=例:出張記録(ほぼ日)/そこで気付いたことなど(トラベラーズ)

2.ほぼ日手帳weeksMEGAの膨大な方眼ページの取扱について

ルール:どのような内容であれ、見開きを一単位としてページを使用する。
運 用:見開きの次の見開きに別内容が挟まる場合(これは頻繁におこる)は、次に同内容を書いたページ番号を(⇒35)などと明記し、迷子にならないようにする。
索引が必要なら、方眼ページの巻末から作成する。
転記した場合は、転記元⇒転記先、転記先⇒転記元を(→35、←20171105)などと明記する。

さて、2018年はどんな風になるでしょう。楽しみです。

おまけ:10月のマンスリー絵日記

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スプレッド/形式の諸問題(バレットジャーナル考)

Posted on 29 10月 2017 by

※記事二本分まとめてみました

スプレッド

ノートという場に広げる 断片の時間

ひとつひとつをまさぐる だけでなく
ひとつひとつをひとつに 編み上げる
時間を空間に移しかえて 展開させる
最適化効率化有用化して 時間に返す

ケルト十字 スプレッド

人は時間に生きるに非ず 空間に在る
ノートという広場でこそ 人は自在だ

(読解)

 

形式の諸問題(バレットジャーナル考)

こだわったとたん、その形式に縛られたことになるからだ。縛られてはいけない。さまざまな形式を、例えば音符のように使いこなさなければいけない。音符のように、自在に組み合わせることが出来なければ、形式の意味はない。(後藤明生 『この人を見よ』p.184 幻戯書房 2012年8月12日 初版)

1.PoIC(Pile of Index Card)

GTD(Getting Things Done)という方法が日本の情報カードと出会って生まれた方式。詳しくはこちらを
 PoIC : 情報カードの積み重ね(2007年9月7日 Hawkexpress) http://gihyo.jp/lifestyle/serial/01/poic/0001

もともと、GTDは、日々のタスクをいかに効率的に処理していくかを追求した方法論でした。従って「何かを蓄積していく」というタイプのものではなかったのです。
一方、日本に根付いていた「情報カード」術は、日々の気づきを蓄積しておいて、必要に応じてそれらを取り出し、並べ替え、新たな気付きを見出そう、というものであり、効率的なタスク処理のためには、別の方式の導入が必要でした。
タスクは、時系列順に並べられるべきであり、未処理のタスクは次々と相応の未来へ送っていかねばなりません。また同時に、締め切りを厳守しなければならないものについては、リマインダー機能が必要不可欠です。

2.デジタルとアナログ


PoICをEBT light for zaurus上で運用するためのスタディ(2013年8月)

ノートとペンによる方法と、電子端末でソフトウェアによって運用する方法との、最も大きな差は、「一覧性」であり、これは「検索性」と「リマインダー機能」に現れると思います。
GTDでは、カレンダーという(紙的)フォルダがあり、締め切りがあるタスクについてはそこで一括管理します。これは、卓上カレンダーなどへ「転記」することによって、一覧性(リマインダー機能)を補完します。
PoICにおいては、このカレンダー機能が実装されていなかったため(原則として全てはカード作成の時系列順)、なんらかの、カレンダー的ドックを導入することになります。

参考1 Re:PoIC~ライフハッカーのためのPoIC入門 第4回 GTDとPoIC~相補完する思考第4回(2008年3月13日 野ざらし亭)http://gihyo.jp/lifestyle/serial/01/re-poic/0004?page=2
参考2 Poic マニュアル v3.5 http://pileofindexcards.org/wiki/index.php?title=%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8 より「43TABの実装について」

これらをデジタルで行う場合には、以下のソフトが有用でした。

PoIC+43Tab風運用→EBT light for zaurus  http://seesaawiki.jp/irrational/
GTD(リマインダー機能)+PoIC→howm for linux  https://howm.osdn.jp/index-j.html

しかし、現在はほとんど活用できていません。やはり、ノートとペンという方法には、汎用性と安心感があるのです。(バッテリー問題や、端末への依存度に不自由を感じてしまいます)

3.マーク(バレット)と転記による補完

では、アナログ派は「検索性」「一覧性」「リマインダー機能」をどのように補完すればよいでしょうか?
参考 100円ノートの「超メモ術」 http://www.kirari.com/amz/note/

バレットジャーナル

最近バレットジャーナルがシェアを広げているようです。これは、タスク特化型の方式として、カード運用されていたGTDをノート上で運用する方法論の一つだと思います。

『「ラピッドロギング」では、バレットを用いて箇条書きしていきます。箇条書きの各項目は全て、客観的な短文で描いて下さい。』
(バレットジャーナル公式サイト「入門ガイド」日本語訳 2017年07月28日 2017年08月22日)http://bujo-seikatsu.com/2017/07/28/getting-started/

GTDでは、気になることを書き出したら、それらひとつひとつを、実現可能な小さいタスクに分解してから「整理」する(各処理へ振り分ける)ことになっています。
参考:はじめてのGTD 田口元 ITmedia  http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0606/27/news003.html

 


GTDが定める厳格なフローチャートのスタディ(2013年8月)

GTDではこれらのタスクをいくつかのフォルダに分類し、処理した後、定期的に「収集」という方法によって進捗状況を更新します。
一方、ノート上で完結させるバレットジャーナルでは、各バレットに付加する・×(完了タスク)、・>(移動タスク)、・<追加タスク、などの記号と、これらの「見返し」による「転記」によって、この処理を実現します。
カード式とデジタル式には不要で、ノート式の場合に必要となるのが、この「転記」作業です(「インデックスページ」の準備も、ここに含まれます)。

これを手間ととるか、「一覧性(銘記性)」と「リマインダー機能」の強化作業ととるかで、好みが分かれるのだと思います。

4.「タスクの書き出し」こそが最大のポイント

GTDにおいて、もっとも重要なものは、「収集」で、今頭の中にあることを、週に一回、1時間以上かけて100個位は書き出すことが推奨されています。そのための「トリガー」も用意されており、とにかく、頭の中のもやもやを空っぽにすることが第一の目的なのです。
タスクの効率的実行を目的とするバレットジャーナルの「基本マニュアル」では、この工程が弱い気がしました。タスクとなる以前の塊を広げる場が、用意されていないからです。

イベントは、例えば「チャーリーの誕生日」や「リースの契約日」など、日付が重要となる項目で「○」で表します。イベントは、ラピッドロギングが可能になるように客観的&手短かに書かなくてはいけません。それがどんなに主観的・感情的で厄介なことでもです。もしそのイベントについて詳しく書きたいのなら、別ページに好きなだけ書いてください。ここではあくまでも「ラピッドロギング」方式でシンプルに書きます。(同上 バレットジャーナル公式サイト「入門ガイド」日本語訳)

GTDでは、「収集」した項目を、「整理」する過程で、「タスクの細分化」と「タスクの性質の判断」を同時に行わなければならない点がネックとされています。

その点、バレットジャーナルは、いきなり「整理」から始まっているように思われ、その根本となる「箇条書きすべき内容」を確定すること自体に、困難を感じるように思います。
もちろん、バレットジャーナルでは、無数のモジュールが可能なので、GTDにおける「収集」的モジュールを、別の場に設けることで、解消できるでしょう。

5.アイデアの収集と蒐集

PoICは、「収集内容を情報カードとしての蓄積」します。日々の気づきも重要ですが、集中的に行いたい場合に強力な「トリガー」となるのは、ブレインストーミングの諸方法、「マインドマップ」や「マンダラート」といった、発想法などです。

情報は蓄積され、相互に関連付けられた時に「知識」となります。

前述したEBT lightの、「無階層の双方向リンク機能」や、howmの往復リンク+wikiタイプリンク機能は、作者さんの「知識」に関する深い洞察によって組込まれたものです。

ブックタイプのインターフェイスでこの機能を担うのはさしずめ「索引」でしょうか。しかし、この機能をアナログノートで実装するのはひじょうに困難です。

日付、ページ数、行番号などの記載を徹底化し、>>や、<<や、==などの記号欄をもうけ、その内容を「索引ページ」に記していく。それはまさに、「私家版ビブリオマシーン」の制作といえるでしょう。

書いたことを覚えておけばいい、というのでは、頭を空っぽにした意味がありません。

一覧機能やリマイド機能や索引機能。これらはみな、「検索」にかかわるテーマです。ノートの検索性の向上する形式とは何か?これは今後も課題でありつづけるのではないかと思います。

参考 MIDORI検索ノート http://文房具大図鑑.com/note/midori-kensaku-note/

(前略)こだわらないための形式。縛られないための形式。その矛盾こそ自由だからである。その自己矛盾こそ、そもそも形式というものだからである。(同前書 p.195)

 

おまけ(2013年のトラベラーズノート)

1)今回掲載した2013年のトラベラーズノートの図版では、ジェットストリーム0.7をメインに使っていた。時間がたつと、ページ全体が油紙のようになり、裏抜けは致命的となる。
2)当時の利用状況としては、余白もおおく、横書きメインで使用していた。PoICを導入しようとしていて、タイムスタンプと、PoIcマークを義務付けていた。この後から、「リンク記号」を赤のuni signo 0.28で書き込んだりしている。
3)ノートの読み返しは、頻繁に行っており、EBT light や、howmへの入力(転記)も積極的に行って、全文検索などによる検証を繰り返していた。

 

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Note of the note ―ノートの調べ p.1 高山宏さんのコンポジション

Posted on 15 10月 2017 by

はじめに

「Note of the note -ノートの調べ」 と題し今回から始める不定期シリーズ。
このシリーズでは、著名人のノート、手稿、手帳、日記などを紹介し、そこに込められた作法と思いを検証していく。

第一回目は 高山宏さんの「コンポジション」を堪能する。

出典について

出典「ブック・カーニバル」
1995年7月1日初版。自由国民社。6,800円

コンポジション掲載ページは以下の通り ※副題は筆者
pp.44-99 ビブリオマシーン
pp.268-284 ダッシュアウト(さっさとメモ)
pp.698-714 ラインの発動
pp.1069-1092 コラージュのハンドアウト(配布教材)

高山宏さんについて

1947年10月生。時空を隔てた書籍の膨大な知を、全てをインデックス化する(ビブリオマシーン)ことで、一冊の書物となす博覧強記の人。
澁澤龍彦さん(1925..5)、種村季弘さん(1933.3)、由良君美さん(1929.2)、に耽溺し、グスタフ・ルネ・ホッケの『迷宮としての世界』と『文学におけるマニエリスム』をバイブルに、マニエリスムを体現。
東京大学教養学部助手の2年間で、同大学英語科書架にある約5万冊の閉架蔵書を検索する「カード検索システム」を作成。人名、キーワード、などで関連書籍を芋づる式に引くことを可能とし、ここに、5万冊を一冊の書物と成す。この、厚さ70センチメートルを超えるカード束を「ビブリオマシーン」と呼ぶ。

『もはや一冊一冊の内容には興味がない。それらの相互の生成関係、エリオットが「伝統」、フライが「トポス」と呼んだものにしか関心がわかなかった』(『ブック・カーニバル』p.38)

図版と考察

1.『「コンポジション」と称して、喋ったり書いたりする内容を事前の10分前くらいにダッシュアウト(さっさとメモ)する。(同書 pp.268-269)

あまりにも膨大な知識は自在に流動し、常に新たな地平を生み出す。講義や打ち合わせ、対談などのアウトプットの際も、その流動は留まることはないため、つねに制限時間との闘いとなる。そこで、事前に、本日の地平をマッピングしておくことで、脱線を制限する。それが、これらのコンポジションである。

2.『遅刻で有名なのは、レクチャー前にこういうのをつくりだして結構夢中になるからである』(同書 pp.278-279)

アウトプットするたびに、新たな発見がある。その発見が新たな繋がりをもたらし、地殻変動を起こす。そのとき、地を割って現れる帝国であったり、湖の底から出現する未来文明だったりの第一発見者となれるのだ。夢中にならないわけはない。知性は貪欲で留まることはない。それはつまり、「分断」に「抗うこと」なのではないか。

3.『何かを何かにつなぐ「線」の乱舞は、相手を説得しようとしている時によく生じる』(同書 pp.1070-1071)

点のように穿たれる「分断された知識」。だが、それらは常に別の知識とリンクすることを求めている。全体性への回帰。しかし、部分は全体の一部ではない。したがって、こうした全体性は常に「今、ここに出現する砂の書物」として、揺らいでいる。

4.『縦軸から横軸への自由な交流』(同書 pp.1080-1081)

時間を縦軸とするラインが、地理的、または分野的隔たりによって複数の柱を成す。それらの関係性をつなぐ横のラインが、格子状に世界を覆っていく。そして、突如として現れる斜めのラインこそ、高山氏流、脱線おしゃべりラインである。発見はつねにナナメの動き(クリナメン)によって生成される。

まとめ

書くほどに広がる博学のマトリクス。その場限りの気合によって現れる再現不能な砂の書。知性は観念連想によってリンクし、プレートテクトニクス理論を展開する。

『人生でさえ、痛みでさえ、いつでもチャート化できるのだ』(同書 p.1079)

コンポジションに共通する特性は、「スピード」である。書いているうちに頭脳のなかの観念の奔出に、手が追いつかなくなり、文章はキーワード、そしてチャートへと変化していく。今このときでなければ解読不能な思考経路。

既成の重力を振り切るための速度を得て、知性はあらゆる制限を超えて広がっていく。そして、その軌跡を生成記録するのが、高山宏さんのコンポジションだと思う。

書きたいノートである。(以上)

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ゴーサイン

Posted on 08 10月 2017 by

言葉の墓をあばかずに
言葉で墓をあばくんだ
着る言葉より脱ぐ言葉
骸を弄ばず引導を渡せ

潜るより飛び出すべき
同じことはできるけど
鏡面は厚みを持たない
より間違いのない方を

 
分からなくなってから
辿り着くまでまだ長い
黙ってて邪魔しないで
忘れたことは何もない

私の覚悟は超弩級だし
未来永劫に若いんだし
ノートには全てあるし
好奇心は尽きないから

ノートの中にはいつも
気付いたあなたがいて
続いてる繋がっている
それが何より素晴しい

 

分かることは何もない
だからどこまでも行く
世界は全て剥き出しだ
あとは取り出すだけさ

                                (放流)

 

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Notebookersお題 09/12/17,22:47 装置について考えよう

Posted on 01 10月 2017 by

タカヤさんのツイート 09/12/17,22:47

【Notebookersお題】 装置について考えよう。エンパイアステートビルディングの上から卵を投げても割れない装置について考えよう。腕時計の針の中心部がどのように固定されていて、どのように回転しているのかググらないでスケッチしてみよう

今回は、
「エンパイアステートビルディングの上から卵を投げても割れない装置について考えよう」
を考えました。
エンパイアステートビルディングから卵を投げる。となると、屋外に出られる86階の展望台(320m)からでしょう。写真で見る限り、卵投げ放題です。(よい子のみんなはまねしないでね)

Mission 0 持ち込ませない

お題は、「投げても割れない装置」ですが、とにかくビルに持ち込ませなければ、投げる事はできず、つまりは割れない、と考えました。

  • 法整備
  • 身体チェックの徹底
  • 相互監視と密告制度

Mission 1 投げさせない

お題は、「投げても割れない装置」ですが、投げさせなければ、落ちることはなく、つまり割れない、と考えました。

  • クリスト&ジャンヌ・クロードによる「梱包」
  • 食べ物をおもちゃにしないという教育
  • 卵が命であるという情操教育
  • 罰則規定
  • キャンペーンによる周知徹底
  • スナイパーの配備
  • すきやきを振る舞い「卵は自前でお願いします」という

 Mission 2 インターセプト

なぜ、卵は割れるのかを考えたところ「地面に激突するから」ということがわかりました。ならば地面に激突する前に受け止めればよいと考えました。

  • 追っかけてバンジー
  • タモで掬う人海戦術
  • 鷹匠に依頼
  • キング=コングの活用
  • ビルにエリマキトカゲ的なエリマキを装備する

Mission 3 落下をゆっくりにする

地面に衝突するときにスピードが速いと衝撃も大きくなるのだそうです。なので落ちているときのスピードを緩めるための装置がよいと考えました。

  • 上昇気流発生装置
  • うわばみに呑ませる
  • 七年目の浮気の地下鉄
  • 水芸
  • 卵にパラシュート

Mission 4 衝突を間延びさせる

地面に衝突してからスピードが0になるまでの時間はゆっくりなほうがいいのだそうです。卵を地面にそっと着地させるための装置がよいと考えました。

  • ジャッキー・チェン御用達のダンボール箱
  • 速度調整自在のリフト
  • 何層にもなった薄い膜(ミルフィーユ)
  • 膝を上手に使う

Mission 5 その他

上記分類の複数にまたがるもの、もしくはどこにも当てはまらないものを考えました。

  • 地球貫通孔(着陸させないため)
  • ビル埋没(高さをなくすため)
  • イチロー選手を活用(スーバーキャッチ)
  • 時空の歪み(エッシャーの「滝」のような)
  • 衛星軌道からのレーザー照射(蒸発)
  • VR

結論

やはり、装置っぽいものがいいと思いました。

①うわばみとタモを組み合わせた方法
加圧効果の高いストッキングを250メートル用意し、それを装着したタモで卵をキャッチします。自動で動作すると装置っぽいです。卵は、表面の摩擦によって次第に速度を落としやがて停止するでしょう。
②速度調整自在のリフト
落下している卵の真下へ設置し、リフトを上昇させます。接地するやいなや卵の落下速度と同じ速度でリフトを降下させ、次第にリフトの速度を落としてそっと受け止めます。リアルタイムコンピューター制御でないと不可能です。

いづれも、壁面からあまり離れては届かないことに注意が必要です。案外意外性のない結論になり、なんだかすいません。

重大な見落とし

こうして、卵を受け止めるための装置を考えてきましたが、「卵そのものに装着する装置」という観点に考えいたりませんでした。

参考:「エッグドロップ」という名称で調べると、いろいろ出てきます。おもしろいです。 (以上)

おまけ(マンスリー絵日記9月)

 

 

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らせんのじゃばらでずれていく

Posted on 24 9月 2017 by

違うものを同じと言い張ることは難しいけれど
同じものを違うと言い張ることはできるだろう
この世界には完璧なものなんてありえないから

みんな同じことなのにみんな違って見える世界
もともとは とか ゆくゆくは とかではなく
違って見えるのは今が少しずつずれているから



うれしいこと悲しいことつらいこと楽しいこと
遠くに住む人隣にいる人昔いた人未来にいる人
やさしい人こわい人不審な人愉快な人好きな人

歩き走り這い飛び登り伸びる命あるものたちや
固まり砕けぶつかり弾け溶ける命なきものたち
みんな違っているなんて不思議で寂しく面白い



同じ世界が螺旋を描き蛇腹となってずれていく
ずれたところに光がうまれずれた光が影つくる
光と影がずらした場所でずれた時間が動いてく

ずれた世界のずれた日にずれたわたしが考えた
みんな同じことだけどみんな違っていることを
同じノートに書き記しみんなで一緒に話したい



違うものを同じと言い張るなんてことはしない
同じものを違うと言い張るなんてこともしない
この世界には完璧なことだけしかないのだから

                                (往還)

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