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New! 【ノートブックがない旅なんてVol.57】出張先のToday’s TRAVELER’S notebook/2019冬・ 福岡編

Posted on 20 3月 2019 by

ちょっくら旅して…ではなく、出張に行ってきた。
翔んで福岡。とあるITサービスの導入事例取材&執筆案件。
※ 文房具以外の記事も書いてるんですよ!いちおう10年以上前はシステムエンジニアでした。

福岡市は、内閣府地方創生事務局が指定する国家戦略特区のうち「グローバル創業・雇用創出特区」として創業の支援と雇用の創出に取り組んでいる場所である。
そんな理由もあってか「コワーキングスペース」があちこちに点在していた。特に天神、あと博多。
「地理的に天神≠博多」という学びは、今回の出張で得られた収穫のひとつ。えっ常識!?

取材は無事終了。そのまま福岡観光したい気持ちは山々であったが、この時期はいろいろ抱えており、とても軽やかに動ける状態ではなかった。原稿の締切とか、さまざまなスケジュール調整とか、原稿の締切とか校正とか、あと原稿の(以下略)

いやいや、こんなところで負けてはならぬ。
仕事で遠くに行く機会をいかにしておもしろい旅にするか、ここらで企ててみようではないか。

そしたら福岡、いい街ですね!あの辺りって、コワーキングスペースめっちゃ充実してるじゃないですか!!だから、いいかんじのコワーキングスペースさえ探せれば旅気分満喫できる気がするし、仕事するにも環境変えてリフレッシュって大事だと思うんです!!!なのでわたし、コワーキングスペースに引きこもりますね。多少の周辺散策は許容範囲で、何卒。

海を目の前にして執筆がはかどる(と見せかけて、実際は寒すぎて終日室内で仕事をした)

今回お世話になったコワーキングスペースは、福岡市西区の海沿いに建つSALTさん。「目の前すぐ海!」って立地が既に100点超え。内装やスタッフさんも素敵だし、ココまで行くのに乗車したJR九州の車両もまた素敵。

立地の強み一点張りじゃなくて、総じていい感じにゆるくてちゃんとした空気感。新鮮な環境で仕事をしっかり進めたい身としては本当に最高な場所だった。


仕事の合間に砂浜散策リフレッシュ(とても寒かったので短時間で終了)

もちろん寄り道は必須。多少どころかまぁまぁ周辺散策した。

SALTの最寄駅はJR筑肥線の今宿駅(福岡市西区今宿駅前一丁目1-1)
ヒッポー製パン所(SALTから徒歩約1分)

ノートに記録する手段は、書くことだけではない。
「出張先のToday’s TRAVELER’S notebook」の撮影だって、立派な記録方法なのである。

旅目的100%でもなく、仕事目的100%でもない。
旅のついでに仕事するとか、仕事のついでに旅をするとか。
ひとつの時間にあれこれ雑多に織り込んだ結果、とても充実した出張になった。



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1=0.5=2=∞=1

Posted on 16 3月 2019 by

どんなに頑張っても半分までしか分からない
だからその半分が全部だと思ってしまうけど
全部の半分を隠している幕に映る半分のこと
半分を隠さないと何にも分からないのが人間

隠れた半分に映る自分以外はみんな自分以外
自分と自分以外でこの世の半分ができている
あとの半分は自分以外の自分の半分があって
そこでは他人と他人以外の他人が映っている

半分と半分を足して一つになる計算だけれど
一つと一つを足せば二つになる計算だけれど
半分と半分を足して二つになる世界があって
一つと一つを足して一つになる世界があって

自分がいて自分以外の全てがいる世界があり
他人がいて他人以外の全てがいる世界があり
自分と他人がお互いを認めあえる世界があり
他人と自分との区別がなくなる瞬間があって

隠れた半分とそこに映る半分とが明滅しあい
明滅する半分のそれぞれに接する半分があり
その一つ一つの半分ずつとが響きあう刹那に
全ての半分が一つになり無限の一つが現れる

(存在)

おまけ マンスリー絵日記

2019年1月分
2019年2月分

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【ノートブックがない旅なんてVol.56】うぐいすぱんと7曲のトラックリスト

Posted on 20 2月 2019 by

2019年初登校……じゃなくて、初投稿。
Notebookersライターのsaoriです。ココの開設初期からライターを始めて、今年で7年目に入りました。

2019年も手帳はジブン手帳Biz。ウィークリー月初のページにチラットINDEXを貼っている。

自分自身でさえもすっかり忘れていたから世の中規模で見たらなかった出来事になっているとは思うのだけど、Notebookersライターを始めてから4年半くらい、月イチペースでコラム的な何かしらを書いていた。

Notebookers.jp開設当時といったら、改めていま思い返しても(とてもいい意味で)人生で最もノートブックに翻弄されていた時代。モレスキンユーザーの集いにトラベラーズノートをまぁまぁ大量に携えて挑んだおかげで冗談抜きで世界がパキッと開けた頃だった。それからさらにノートブックが好きな人(「文具好き」と言っていないところは地味に重要)が集まるサイトができると聞いたらライターとして参加しないわけにはいかないわけですよ。せっかくだから定期的に書ける仕組みを自分でつくろうと考えた策が「月イチコラム」という展開で、当時はひとり旅でトラベラーズノートをフル活用するのにドハマリしていたからコラムタイトルは「ノートブックがない旅なんて」で即決だった。いまこの記事を読んでくださっている方でコラムタイトルを思い出していただいた方がもし万が一にも居たとしたら、わたしは全力で感謝の意を伝えたいと思っています。

月イチコラムを始めてから3年目くらいかな……、なんだかいろいろばたばたしていて良い記事を書ける気がぜんぜん起きなくなったのは。コトバを満足に扱えない状態ではステキで気の利いた写真など撮れるはずもなく、無味乾燥な心身から話題を編み出して記事を作るのはどうにもこうにも難しく、だんだん適当ペースの更新になって、それからコラムもぱたりとやめた。

最近のトラベラーズノートは、もっぱら被写体扱い。インスタ映えするページは簡単に作れない。

Notebookers.jpという場所がいいなと思うのは、自分から記事なりなんなりを発信できない状態でも、他のだれかがこの場所に、各々のペースでなんとなく薪をくべているところ。個人でブログやnoteを運営していると自分の発信が止まることは致命傷にもなるから無理矢理にでもへんてこな記事を世に晒さなければならないリスクがあるのだけれど、そういったことがココにはないからほんとうに気楽である。だからきっと「前回の記事から2年以上経ってることはさておき、今回のテーマは〜」ってノリでゆるふわにコラムを再開したって無問題。

……長い前振りになってしまった。ここからvol.56のコラム本題。
コラムを毎月書いてた数年前と今とを比べると、旅を目的に遠くに行く機会はすっかり減った。その代わり今は、仕事で遠くに行く機会をいかにしておもしろい旅にするかを想像して実行するといった一連のプロセスがおもしろい。

およそ600gのコンパクトサイズBluetoothスピーカー Beoplay A1は、「遠くに行く」に対する捉え方の変化を象徴するアイテムである。全10色展開のなかから選んだ色は、グリーン。そろそろユーザー歴10年を迎えるレギュラー茶革トラベラーズノートをはじめとする秋色アイテムと好相性だ。グリーンのBeoplay A1は、私の脳内会話では常に「うぐいすぱん」と呼ばれている。

先日はじめて出張先にうぐいすぱんを持って行ったのだけど、これがすこぶる良かった。知らない土地でも耳馴染みの良い音楽があれば、その場を少しは自分のテリトリーに寄せられる。知らない土地だし適当な検索でヒットした知らない音楽を聞いてもそれはそれで、遠くに行っている実感を聴覚で愉しめる。

上の写真ではうぐいすぱんがハンガーフックに吊るされているが、もちろん机上にうぐいすぱんを直置きしてもかまわない。なおうぐいすぱんは、USB-Cケーブル接続なので、macbook電源アダプタでも充電可。

劇場版シティーハンター<新宿プライベート・アイズ>を観に行ってきた話。観るならぜひとも、新宿で。

四半世紀くらい前にテレビで見ていた光景が、まさか2019年の新宿を舞台に繰り広げられられるだなんて!小学校低学年を夕方5時台のアニメで過ごした世代としては、エンタテイメントとしてめっちゃ楽しめた。当面の間は、Get Wildが脳内BGM占有率ナンバー1になりそうである。

本日最後にお届けするのは、いまうぐいすぱんで聴きたいマイベストトラック7。
それではみなさま、ごきげんよう。おやすみなさい。

TRACK1: Get Wild
TRACK2: 孤独のRunaway
TRACK3: RALLY
TRACK4: リライト
TRACK5: travelling
TRACK6: GRAPEFRUITS
TRACK7: 月凪

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毛糸のジッパーケース、スタンダードエディション(パステル)

Posted on 13 2月 2019 by

NUI010

トラベラーズノートのカバーに使える毛糸のジッパーケースです。かぎ針編みで作っています。

右上から時計回りに、ベージュ、グレー、ネイビーです。
それぞれ内布に合わせたパステルカラーをジッパーに選んでみました。
毛糸の色がベージュのものにはマスカットグリーンのジッパーを、グレーの毛糸にはレモンイエローを、ネイビーにはスカイブルーを合わせています。枯葉の地面に明るく息づく草花のような凜とした雰囲気が気に入っています。

レギュラーサイズ3色 各1点
パスポートサイズ3色 各1点
計6点ご用意。


グレーのパスポートサイズとレギュラーサイズを広げたところです。
一点につき、同色同布のコースター1枚がおまけでついてきます。
おうちでのノート&カフェタイムのおともにどうぞ。


パスポートサイズのジッパーを開けたところです。
グレーの内布はライトグレーと薄黄色、ネイビーの内布は水色と黄色、ベージュは白と黄緑色を主にした布地を使用しています。


ジッパーのスライダーには、それぞれ内布にある一色から一粒を取り出したようなスワロフスキービーズをつけました。(開閉時は、ビーズではなく、スライダーをつまんで引いてくださいね)

側面も撮ってみました。

上から、
ブラックのパスポートサイズにネイビーを、
キャメルのレギュラーサイズにベージュを、
ブラックのレギュラーサイズにグレーを挟んでいます。
真ん中にそれぞれトラベラーズノートのリフィルを一冊挟んでいる状態です。

トラベラーズノートカバー(ブラック)にセットしたイメージ図もそれぞれ撮ってみました。
ベージュ(ジッパーはマスカットグリーン)

グレー(ジッパーはレモンイエロー)

ネイビー(ジッパーはライトブルー)

今回から、ジッパーの見えないところに芯材を縫い付け、片手でもジッパーの開閉がしやすいよう改良したため、これまでより600円ずつ値上げさせていただきます。どうぞご了承ください。改良点についての詳細は、前回記事「毛糸のジッパーケース(トラベラーズノート用)を製作中であることと改良点と。」をご覧ください。

価格
レギュラーサイズ 各4800円(送料込み)
パスポートサイズ 各3700円(送料込み)

配送方法
クリックポスト

素材
毛糸 ウール100%
内布 コットン100%
タグ ポリエステル100%

各所サイズ
レギュラーサイズ
縦 約20.5cm
横 約22.0cm(広げた状態)
厚み 編み地部分0.3cm,ジッパーケース部分0.8cm(重ねて約1.0cm)
重さ 約75g

パスポートサイズ
縦 約13.0cm
横 約18.0cm(広げた状態)
厚み 編み地部分0.3cm,ジッパーケース部分0.8cm(重ねて約1.0cm)
重さ 約42g

コースターサイズ
縦横 約8.5cm角

不織布でできた保存袋に入れてお届けします。使わないときは、ここに入れて保管しておくと安心です。(注:ボタンの色が変わる場合があります。)

長くなってしまうけど、大事なことも。
ご注文の際は、以下のことを知っておいてください。
・編みもの製品全般に言えることですが、編み地本体には伸縮性があり、また、引っかかりに弱いです。よって、ちょっとした突起などに引っかかり、糸が飛び出してしまうことがあります。
・手編みのものですので、既製品に比べるとズレやゆがみなどがあります。手作りのあたたかみとご了承ください。
・一本の糸を編んでいる品です。お取り扱いは「やさしいきもちで」お願いいたします。
・作者は猫を室内で飼っています。猫の毛など、製作中はもちろん、届け時にも混在しないよう注意を払ってはおりますが、猫アレルギーや敏感な方はご遠慮くださるか、ご了承の上、お買い上げくださいますようお願い申し上げます。
・優しい手洗いなら可能です。おしゃれ着用洗剤を適量とかした水またはぬるま湯でつけおき、押し洗いした後、優しくすすぎ、乾いたタオルで圧縮して脱水。形を整え陰干ししてください。縮まないように伸ばして干すのがポイントです。

ご使用になり、お困りのことが後から出てきた場合も、お気軽にご相談ください。できる限り修理させていただきますし、ご自分で直したい場合もアドバイスいたします。(修理の場合は、こちらへの送料のみご負担ください)

また、ご注文前でもご質問や気になることがございましたら、下記のメールアドレスへお気軽にご連絡ください。できるかぎりお答えいたします。
nuiko★notebookers.jp
(★を@にしてください)

ツイッターやインスタグラムをされている方でしたら、 @nuit_co へメッセージかリプライいただいても構いません。フォローは不要です。

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毛糸のジッパーケース、スタンダードエディション(パステル)販売日時と価格変更のお知らせ

Posted on 07 2月 2019 by


先日、こちらで製作中と言っていましたトラベラーズノート用の毛糸のジッパーケースができあがりました。販売準備も整いましたのでお知らせです。

販売日時は、2019年2月13日 水曜日 21時からの予定です。

上記日時に、Notebookers Marketに専用ページが出現しますので、ご興味ある方は、どうぞよろしくお願いいたします。

毛糸の色は、上の画像の右上から時計回りにベージュ、グレー、ネイビーです。過去に二度販売したことがあるこの3色は、トラベラーズノートの革カバーに標準的に合うなーと思っているので、「スタンダードエディション」と名付けました。

今回のジッパーの色は、グレーの毛糸にはレモンイエローを、ネイビーの毛糸にはスカイブルーを、ベージュの毛糸にはマスカットグリーンを合わせ、北欧調の内布との調和を楽しんでいただけると思います。

また、前回記事で述べましたように、ジッパーの隠れたところに芯材を縫い付け、片手での開閉がしやすいように改良しております。よって、価格についても次の通り見直しさせていただきましたのでお知らせいたします。

レギュラーサイズ 変更前4200円 → 変更後4800円(いずれも送料込み)

パスポートサイズ 変更前3100円 → 変更後3700円(いずれも送料込み)

なお、スタンダードエディションは、これからも作り続けていきたいシリーズですが、これまで通り、ジッパーや内布は変えていく予定ですので、同じ組み合わせのものは他にない、一点ものとなります。気に入っていただけましたら、その時にお買い求めくださることをおすすめいたします。

トラベラーズノートカバーにセットしたイメージも撮ってみましたので、チラ見せします。下の画像は、グレーのレギュラーとパスポートです。どちらも革カバーはブラックです。

開いて左側の編み地には、ピンバッヂやピアスなど刺してお気にいりを保管できます。
画像のようにメモを刺してもおもしろいです。ご使用者の方から教えていただきました。

では、毛糸のジッパーケース、スタンダードエディション(パステル)の発表をお待ちくださると幸いです。

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毛糸のジッパーケース(トラベラーズノート用)を製作中であることと改良点と。

Posted on 28 1月 2019 by

次回販売予定の毛糸のジッパーケース(トラベラーズノート用)の一部

鋭意製作中

現在、次回販売予定の毛糸のジッパーケース(トラベラーズノート用)を製作中です。ですが、その手をちょっと休めまして、宣伝を兼ねて改良点についてお知らせしておきたいなと書いています。

今回の毛糸の色は、数年前、最初に出品したものと同じで、グレー、ベージュ、ネイビーの3色です。(以前はネイビーでなく紺色って呼んでました。ネイビーという呼び方を思いつかなかったからです。他の2つがカタカナなのだからネイビーじゃんね)

そしてジッパーの色を、北欧調の内布に合わせてパステルカラーにしてみました。グレーの毛糸にはレモンイエローのジッパーを、ベージュの毛糸にはマスカットグリーンのものを、ネイビーにはスカイブルーを合わせています。枯葉の地面に明るく息づく草花のような凜とした雰囲気が気に入っています。

2月上旬に販売開始予定です。詳細が決まり次第、またこちらでお知らせいたしますので、お待ちくださると嬉しいです。

改良点(ジッパーに芯材)

今回から、ジッパーの両サイドに、上の画像のように、芯材を縫い付けました。なぜかと言いますと、これまでに毛糸のジッパーケースをお使いの方々にアンケートをとらせていただいた結果、「ジッパーケース本体が柔らかいため、ジッパーを片手で開閉し難い」、というようなご意見をいただいたため(詳細は前回記事『「毛糸のジッパーケース」アンケートへのご回答をいただいて』)、なんとか改良できないか考え検証した結果、これが今できる最良かなと思い、施しております。

検証した内容

「バッグ・帽子用ポリ芯<0.5mm・白>」というものを約5mm幅に細くカットし使用しています。

芯材あり(左)と芯材なし(右)を洗濯バサミではさんで立ててみました。これくらいちょっとしっかりしてくれます。

さらに使い心地を検証するため、自分用にツインジッパーケースを作ってみました。

自分用に作ったツインジッパーケース(バスポートサイズ)

グレーの編み地に、ちょっとわかりにくいですが、画面左がピンク色、右が白のジッパーを付けています。

トラベラーズノートのカバーにセットし、左手でノートを掴み、それぞれ開けて下にあるスライダーを、右手で上にスライドし、閉めてみます。

芯材なしなので、グニャッと本体ごと上がってきてしまい、閉め辛いです。

芯ありのほうは、ジッパーがまっすぐであろうとしてくれてるのが分かりますでしょうか。スッと難なくスライダーが上がってくれました。

検証結果より

以上のことから、見た目も変わらず、重さもほぼ変わらず、片手で開閉しやすくなったと判断し、この「ジッパーに芯材縫付方」を採用した次第です。今後の私の毛糸のジッパーケース(「の」多い)にはこの作り方でいこうと、まあ今のところそう思っております。

これを使われた方には、また使い心地をお聞かせ願えればなあ、と思いながら一針一針、鋭意製作中です。

以上、次回の毛糸のジッパーケース(トラベラーズノート用)の宣伝と改良点でした。

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「毛糸のジッパーケース」アンケートへのご回答をいただいて

Posted on 16 12月 2018 by

今年の秋にお願いしていました前回記事、【「毛糸のジッパーケース」アンケートのお願い】につきまして、貴重なご回答を多数いただきましたので紹介させていただきます。
ご協力くださった皆さま、本当にありがとうございました。
読んでくださった方もありがとうございます。

全てのご回答を紹介すると長文になってしまうので、要点をまとめて発表できたらと思っていたのですが、多数のご回答の要点をまとめるなんて難しいことを私ができるはずなどなく、うんうん考えている間に数ヶ月が過ぎてしまいました。アンケートなんてお手数がかかることをお願いしておいて、本当に申し訳ございません。

よって、全てのご回答を順に並べ、その下に私の見解をちょこっと書いていく、という形にしました。ちょっと長いですが、様々なご意見ご感想を楽しんでいただけたらと思います。

読まれる際は、次のポイントに注目して読まれるとより楽しいと思います。
・毛糸のジッパーケースをどのようにご使用されているか
・毛糸のジッパーケースの改善して欲しいところ
・毛糸のジッパーケースについてご提案くださること
・アンケートのご回答を受けて私が考えること
・トラベラーズノートご使用の素敵画像を観賞しよう(全体に散りばめました)

では、どうぞ。

aisennさんpic.

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迷うことには迷いはない

Posted on 08 12月 2018 by

迷うことを迷わないで
迷うことこそ前向きだ
迷うことを悩まないで
真正面から迷えばいい

迷うことを悩むなんて
迷うことが無駄になる
迷うことを迷わないで
一心不乱に迷わなきゃ

迷うことこそが全てだ
だから次々と迷いたい
世界に迷路を見出して
どこでも遊び続けたい

堂々巡りに陥ったって
全ての道を失ったって
迷うことを諦めないで
最期まで迷い続けたい

(謳歌)

おまけ:11月のマンスリー絵日記

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手帳のパズル。粘土のノート。

Posted on 09 11月 2018 by

捨ててもいいタスクなんてない
忘れてしまえる思いなんてない
サインをもらえばタスクは完了
カタチにできれば思い出になる
次々とタスクは投げかけられて
どんどんと思いは募っていって
限られた居場所を圧迫していく
片付けはあまり得意じゃなくて
捨ててしまうのも好きじゃない
角と角をそろえて隙間を埋めて
試行錯誤をして思いをカタチに
手帳のパズル。粘土のノート。
限られた居場所に二種類の時空
タスクをはめこむ緻密なパズル
思う存分に思いをこねる粘土板
首に鈴をつけて放牧するタスク
地層の深部から声を上げる思い
きちんとできるものならば簡単
四角いものならぴったりはまる
きちんとしてないものには驚嘆
丸ごと抱えて徹底的に交わって
今までの今のそしてこれからの
全てがこの手帳とノートにある

(双系)

おまけ 10月のマンスリー絵日記

 

 

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日曜日のホテル、曇天の朝

Posted on 04 11月 2018 by

部屋の片付けをしていたら、以前、出張が多かった頃につけていたホテルの間取りメモが出てきた。
そういえばずっと前に書きかけていたホテルの話があったなと、ちょうど季節も冬っぽくなってきたし、ちょうど日曜日だし、日曜日のホテルの話を、日曜日の夕方に仕上げる。


 
ふと思いついて、日曜日の夜のホテルをとってみた。何処か遠くじゃない、いつもの通勤の途中の、時々寄り道をして買い物をしたりする定期券だけで行ける街のホテルを、出かけるついでに思いつきでとってみた。
いつもの通勤バッグに月曜日の着替えをぎゅうぎゅう詰めて、日曜の昼間の電車に乗った。

── 柳通りのホテル ──

石の小さな玄関をくぐると、ホテルのロビーは、キャリーケースの鈍い光と旅行鞄とウールのコートと、声を抑えた複数の喋り声がたてるさわさわした小々波のような音で満ちていた。
チェックインを済ませてカードキーをもらう。奥にあるエレベーターホールはしんと静かで、フロントの人の気配もざわめきも届かない。エレベーターの箱の位置を示す機械仕掛けのインジケーターの、ピン、カチ、カチ、という音がホールに小さく響く。
自分で荷物を持って部屋に行くような、特に高級でもなく気取ってるわけでもない庶民的なホテルなんだけど、ちょっと外国のような雰囲気と立地のせいか、ゲストは何となくよそ行きの顔をしている。わたしも何となく背筋を伸ばす。エレベーターで乗り合わせた紳士が、いちど日本語で喋ったことを、一瞬おいて英語で言い直したりする。(イヤワタシサッキニホンゴデヘンジシタヨネ)

部屋は、街中のホテルらしい小ぢんまりしてシックなインテリアだった。窓からは向かいの建物に絡む植物の緑が見える。今日は部屋が空いてるからということで少し広い部屋にアップグレードしてもらったのだけど、それでもずいぶん小さな部屋。ベッドはシングルサイズだし、部屋のなかで大きいものといえば、ゆったり足を伸ばして入れるバスタブと、向日葵みたいなやたら大きいシャワーヘッドだけ。ベッドでも部屋でも、わたしはだいたいが狭いより広々とした方が好きなんだけど、この部屋はこの小ささがなんとも心地よかった。

── 日本語の聞こえない街 ──

少しホテルで休んでから、出先に向かうためまた駅に向かう。歩いてる間も四方からいろんな国の言葉が聞こえてくる。この街はいつもこんな感じで、時によっては日本語がまったく聞こえないこともある。聞いたことのない音の言葉を聞いていると、気持ちがどんどん楽に、肩の力が抜けてくる。自分の知っている「常識」が通じないんじゃないかなと思うとほっとする。身体のまわりに廻らされている壁が消えて、気楽で自由な気分になる。

いつもは素通りするだけの通りを、今日は旅人の気分で、路面に出されたレストランのメニューを眺めたりしながらゆっくりと通り過ぎる。いつも通りかかるたび気になって、でもいつも満席っぽいので通り過ぎるだけのカフェを、今日もまた気になりながら通り過ぎる。次は何の用事もない時にホテルをとって、夜まで旅行者らしく街を歩きまわってみようかなと思いながら、そうしたらその時こそこのカフェに入ってみようと、店の窓にかかった美味しそうなモンブランの大きな写真を眺めたりしながら通り過ぎる。

── ホーム ──

戻ってきたのは夜の11時。夕飯もまだなので何処かで食事をしたいのだけど、日曜日の夜は早い。もうほとんどの店がラストオーダーの時間を過ぎていて、駅の売店でどうにか駅弁だけ買うことができた。

いつもの ”帰りの電車” には乗らないで、いつもは遊びに行くだけの街に帰る。にぎやかだった通りはすっかりひと気が少なくなっていて、夜遅くお腹を空かせてとぼとぼ歩いてると、帰るところがなくなってしまったようで心細くなる。帰るところのない旅に居るような感覚は、不思議と、知らない土地では感じることがない。知らない土地ではそんなことを感じている暇なんてないからかもしれないし、日常の景色の中に非日常の時間が混じった時にこそ、感じることのような気もする。

それでも、柔らかい灯りが漏れるホテルの小さな玄関を抜け、こんなに遅い時間だというのに変わらず旅人達でにぎわってるロビーを抜け、微かな機械音のする滑らかなエレベーターであたたかい部屋に戻って、買ってきたお弁当を食べてお腹が膨らんだら、すぐに、ああ、ここがホームだ、ただいま、みたいな気持ちになる。お湯を沸かしてお茶を飲む、何かを食べる、お風呂に入る、ベッドでひと眠りする。日常の儀式をするたびに、ホテルの部屋がホームになってゆく。

── 朝、月曜日 ──

普段より遅い時間に起きて、ゆっくり身支度をした。夢の続きのようなふわふわした気分でチェックアウトを済ませ、朝の人通りの少ない繁華街を、駅に向かう。平日は始まってるんだけど、自分の中の時間はまだ旅の続き。
旅行者の気分のまま乗り込んだ満員電車を降り、職場の駅の、いつもの、通勤の人達の暗い色のコートと黒い鞄の波の中に混じる。
前を歩く黒づくめのサラリーマンの鞄の裏地がチラッと見えて、黒の中から一瞬、眩しいくらいの鮮やかな空色が現れた時、何となく自分の今の心の内側を映してるような、ささやかで重大な秘密をみたような気がして、ちょっと愉快な気分になった。


 
冒頭の写真のノートは、この話のホテルとはまったく関係なく、雰囲気もまったく違うホテルの間取り。たぶん出張中のホテルは旅先のホームだから、その頃に思ったことと繋がって連想したのかなと思う。
 

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the note of jam organ とおまけ

Posted on 07 10月 2018 by

無罫を好む五線譜さえも不要
音と音符の声と言葉の不適切
声から始まることだけが真実
頭から声を取戻すための叛乱

肺の小腸の心臓の腎臓の声や
副鼻腔の十二指腸の横隔膜の
肝臓のランゲルハンス島の声
手から声を取戻すための叛乱

第六感とはオルガンを聴く力
五臓六腑をノートにぶちまけ
フリーインプロビゼーション
頭はオルガンの共鳴箱である

(零度)

おまけ 9月のマンスリー絵日記

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「毛糸のジッパーケース」アンケートのお願い

Posted on 22 9月 2018 by

来年の手帳や文具が店頭に並びはじめ、ノートブックの秋、手帳の秋となりましたね。

さて、2016年3月よりトラベラーズノート用の「毛糸のジッパーケース」をこちらで販売してきましたが、ここで一度、お買い上げくださった方々を中心にアンケートを実施したく、告知させていただきます。
ご購入者の方々には、すでにメールにてアンケートを送信いたしました。
それぞれの宛先は、お買い上げの際にご入力いただいたメールアドレスです。
もし、該当の方で届いていない方がいらっしゃいましたら、私までご連絡ください。
(迷惑メールフォルダに入ってしまっている場合があるようです)

また、まだ「毛糸のジッパーケース」をご購入いただいていない方でも、
もしお聞かせ願えるのならば、下の質問事項をコピー&ペーストし(答えたいものだけでもOKです)、プロフィールに載せているアドレス宛てに送信いただけると幸いです。
『「毛糸のジッパーケース」、ここがこうだったら購入検討するのになー』等、匿名で構いませんのでお聞かせ願えませんか。
その通りに作るかは(技術的な面で)お答え(またはお応え)できかねますことご了承くださいね。

ご返送いただいたご回答は、真摯に拝読し、こちらでまとめ記事として公表したいと考えています。
それによって「毛糸のジッパーケース」のなにかが変わるかもしれません。
ご意見により改善していけたら、と思っております。
ぜひ自由で率直なご意見をお聞かせ願いたいです。

先ほども述べました通り、アンケートはこちらでまとめ記事として公表する予定ですので、回答期限を設けさせていただきます。

ご協力いただける方は、2018年10月8日(月・体育の日)までにご返送くださいますようお願いいたします。

下記よりメール本文です。
(未購入でご協力いただける方は、その旨をご入力の上、持っていたらこうだろうというようなことで構いません。なんか、わかるように書いていただけたら結構です。)

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手帳布陣/2018AW

Posted on 12 9月 2018 by

A6用紙1枚に、2018AW手帳布陣をまとめた。

  • 2018AW シーズンテーマ
  • [かるく賢く、おもしろく]

  • 今シーズンに解決したい手帳課題と対策案
  • 1.外出時に持ち歩く手帳を軽くする
    ⇒用途面:すべてを1冊に詰め込まない。手帳・ノートの分冊
    ⇒物理面:手帳カバーに挟むアイテムの見直し

    2.日々のできごとやアイデアを読み返しやすく記録する
    ⇒「スケジュール用」と「ログ用」それぞれの手帳を用意する
    ⇒連用手帳を追加する(予定)

    3.手帳をもっとおもしろく使いたい(スケジューリング9割の手帳は窮屈)
    ⇒記録道具と手法を制限しない手帳を追加する
    ⇒ウィッシュリストを書き留める手帳を追加する
    ⇒ジブン手帳Bizの各種リストを活用する

  • 今シーズンの手帳布陣
  • 1.MP18AW:ムーンプランナー2018年秋冬版 B6サイズ ※昨シーズンはPDF版使用。冊子に変える
    [用途]
    ◎ 約2週間単位のプランニング(新月〜満月/満月〜新月)
    ◎ 約半年単位のウィッシュリスト(やりたいこと、手に入れたいこと、行きたい場所、手放したいこと、やめたいこと など)
    ○ 半年以上先のざっくり作戦会議と妄想
    ○ 心身メンテナンスのざっくりログ

    [筆記具]
    ○ ジュースアップ04(グリーン、オレンジ、ブルー)
    ○ フリクションボールスリム038(グリーン、オレンジ、ブルー)

    2.JTBiz18 → JTBiz19:ジブン手帳Biz ※2018年使用中。2019年も継続
    [用途]
    ◎ スケジュール管理
    ◎ 自分への予約
    ○ 睡眠の記録(時間と質)
    ○ 仕事と勉強の実績時間ログ
    ○ ToDoリストの一時退避スペース(実行できそうな週のページに書き込み→実行する時間帯に転記)
    ○ リスト各種(0円でできるひまつぶし、ワンコインリフレッシュなど)

    [筆記具]
    ◎ ハイテックCコレト(ブルーブラック0.3、チェリーピンク0.3、クリアブルー0.3、シャープユニット0.5)

    [その他文具]
    ◎ 地球の歩き方 with モレスキンノートカバー(チョコ)
    ◎ CARDRIDGE dünn(イエロー):予備名刺入れ。ノートカバーに挟む
    ◎ ふせん各種:手帳の裏表紙に数種類貼っておく
    ○ クリックイレーザー〈フォープロ〉:カバー裏のポケットでスタンバイ
    ○ コレト替芯各色:カバー裏のポケットでスタンバイ
    ○ 物流定規:意味はないけれどノートカバーに挟む
    ○ ほぼ日のクリアファイル 坂本奈緒 オリジナル用(しろもふもふ):切手を入れてノートカバーに挟む
    ○ もしものときのぽち袋:お札を入れてノートカバーに挟む

    プフレーゲライヒトさんのアルコールランプはんこ:睡眠時間ブロック用として
    ○ バーサファイン・クレア(トワイライト)

    地球の歩き方 with モレスキンノートカバー(チョコ)使用歴2年

    3−1.HBP17:ほぼ日Planner2017 ※リンク先の手帳は2017年版
    [用途]
    ◎ 本日の記録(トピック、ニュース、ラッキーなできごと など):1日ページに残す
    ◎ 服装ログ:月間カレンダーにイラストを描く
    ◎ コラージュの遊び場
    ※ ETA19(後述)の使い方検証も兼ねて、かつて挫折した手帳を復活させた。日付曜日のズレは無視。

    [筆記具]
    ◎ ジュースアップ04(ブラック、グリーン)
    ◎ ジュースアップ03(ブラック)
    ○ 色鉛筆

    [その他文具]
    ○ メモして貼るだけでちょいと洒落た風になるふせん各種
    ○ はさみ
    ○ のり
    ○ マステ
    ○ シール

    3−2.ETA19:EDiT B6 Daily
    [用途]
    ※ ほぼ日Planner2017の継続・改善
    ※ 服装ログのみ、10/1からEDiTマンスリーページに移行する予定

    ○ 今月のレコーディングメモ(読んだ本、行って良かった場所など)
    ○ ざっくり支出予定メモ

    [筆記具]
    ※ ほぼ日Planner2017の継続・改善

    [その他文具]
    ※ ほぼ日Planner2017の継続・改善

    4.HB5-A5:ほぼ日5年手帳 A5サイズ
    [用途]
    ◎ 本日の天気
    ◎ 本日の記録(トピック、ニュース、ラッキーなできごと など)
    ○ ?年後の自分に申し送るToDoリスト
    ○ コラージュの遊び場

    [筆記具]
    未定

    [その他文具]
    未定

    ほぼ日5年手帳の実物は「ほぼ日手帳2019 LINEUP PREVIEW」でチェック済

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    仲介者

    Posted on 26 8月 2018 by

    。私は変わらない。あなたが変わった。竜安寺の石庭は言う。私は変わらない。あなたが変わった。シーラカンスは言う。私は変わらない。あなたが変わった。オリュンポス神殿は言う。私は変わらない。あなたが変わった。奈良の大仏は言う。私は変わらない。あなたが変わった。バーミヤンの石仏は言う。私は変わらない。あなたが変わった。1パック128円の卵は言う。私は変わらない。あなたが変わった。一袋35円のもやしは言う。私は変わらない。あなたが変わった。100グラム245円の輸入牛肉は言う。私は変わらない。あなたが変わった。カタクチイワシは言う。私は変わらない。あなたが変わった。鈴茂ロボは言う。私は変わらない。あなたが変わった。カップヌードルは言う。私は変わらない。あなたが変わった。チャールズ・ダーウィンは言う。私は変わらない。あなたが変わった。アレクサンドリア図書館が言う。私は変わらない。あなたが変わった。アンティキティラ島の機械は言う。私は変わらない。あなたが変わった。クロマニヨン人は言う。私は変わらない。あなたが変わった。ドードー鳥が言う。私は変わらない。あなたが変わった。イクチオサウルスが言う。私は変わらない。あなたが変わった。アノマロカリスは言う。私は変わらない。あなたが変わった。ステラーカイギュウは言う。私は変わらない。あなたが変わった。ダイアモンドは言う。私は変わらない。あなたが変わった。ウラン235は言う。私は変わらない。あなたが変わった。皇帝ネロは言う。私は変わらない。あなたが変わった。青色はぐれ星は言う。 私は変わらない。あなたが変わった。ヒッグス粒子は言う。 私は変わらない。あなたが変わった。アイン・シュタインは言う。私は変わらない。あなたが変わった。ボブ・ディランは言う。私は変わらない。あなたが変わった。 ル・コルビジェは言う。私は変わらない。あなたが変わった。キマダラルリツバメは言う。私は変わらない。あなたが変わった。バオバブの木は言う。私は変わらない。あなたが変わった。モアイ像は言う。私は変わらない。あなたが変わった。母は言う。私は変わらない。あなたが変わった。アレン・ギンズバーグは言う。私は変わらない。あなたが変わった。ストラディバリウスは言う。私は変わらない。あなたが変わった。ドラム式洗濯機が言う。私は変わらない。あなたが変わった。アレクサが言う。私は変わらない。あなたが変わった。アドルフ・ヒトラーは言う。私は変わらない。あなたが変わった。ホームレスは言う。私は変わらない。あなたが変わった。スティーブ・ジョブズは言う。私は変わらない。あなたが変わった。織田信長は言う。私は変わらない。あなたが変わった。オスマン=トルコは言う。私は変わらない。あなたが変わった。クヌム・クフは言う。私は変わらない。あなたが変わった。クレオパトラは言う。私は変わらない。あなたが変わった。与謝野晶子は言う。私は変わらない。あなたが変わった。3Dヘッドマウントディスプレイは言う。私は変わらない。あなたが変わった。Notebookersは言う。私は変わらない。あなたが変わった。書かれたページは言う。私は変わらない。あなたが変わった。書かれていないページは言う。私は変わらない。あなたが変わった。あなたは言う。私は変わらない。あなたが変わった。私は言う。私は変わらない。あなたが変わった。

    変わらないことが変わることであり、
    変わることが変わらないことである。
    変わること変わらないことの両方を、
    同時に見られる場所はどこにもない。

    ただ有機交流電燈として明滅し続け、
    ノートの前後を交互に照らすだけだ。

    (修羅)

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    ?>! ―『ユーケルの書』から

    Posted on 12 8月 2018 by

    書物は書物を越えて生き残る。(p.27 「白い空間6」)

    人間は「問」だ 「問」=「?」ならば 手にした答えが「!」であらわされる。

    その場合

    疑問符と感嘆符。両者は{両替、翻訳、入替}不可能だ。断じて!

    お前にとって語は一つの顔だ。
    お前は私の顔を描いた。
    私は自分の気になったところで、読み取られる。―レヴ・スミアス(p.71「書く習慣」)

    「?」は∞の(細かな細かな)!を発生させるが、!をいくら集めても?は構築できない

    「?」はつねに一つの(巨大な)「?」であり、「?」は「?」に重なることでしか×××。

    疑うこと。それはたぶん限界を廃棄することと、骰子のまわりを回ることである。(p.109「第三部 サラの日記」)

    万人のためのひとつの同じ反射板(p.125「サラの日記 Ⅲ」

    われわれは不可能なものを通して結ばれている。-レヴ・カナリ(p.83「第二部 巻頭句」)

    「?」は影だ。そして「!」とはその影に支えられた世界だ。

    色とは影の叫びである -レヴ・ノエビ(p.163「ヴェールと処女6」)

    ※「ユーケルの書」
    エドモンド・ジャペス著 鈴木創士訳。書肆風の薔薇〈選書 言語の政治⑦〉 1991.6.20
    「問の書」シリーズ全七部作のうちの第二部にあたる。

    「?」は「!」を求めるが「!」は自己差異化するばかりだ。

    海は宇宙にぎざぎざをつける ―レヴ・アムロン(P.45「善の分け前 2」)

    それは、深みへ向かっているように見せかける巨大迷路だ。「!」とはマスクメロンの亀裂に似ている。それは決して「?」の果肉を味わうことはできない。香りだけ、ただ香りだけだ。

    人は水底でもがいたりしない。もがくのは水面でだ。(p.106「第三部 サラの日記」)

    本に満たされている孤独の豊饒さ。「!」を探すのではなく「?」に遊ぶこと。

    沈黙の響き。最初の谺。 -レヴ・ライエ(p.66「第二部 巻頭句」)

    私はこの本を読むことが出来て、幸せだった。なによりもよかったことは、この本が「架空」と「贋者」に分断され続けている点だ。(cf.訳者あとがき)

    さいごに、もっとも重要な文を引用して記事を終える

    私が書くのは、私が言うことができるかもしれぬことの果てに赴こうと努めるたびに、今度こそそこに到達できるだろうと信じるからだ。―ユーケルの手帖(p.83「学者達と客たちのあいだで交わされた対話」)

    (引用)

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    波の音

    Posted on 29 7月 2018 by

    言葉があっても諍いがなくならないのは
    言葉の使い方が間違っているからなのか
    言葉が諍いを招いてしまう仕組みなのか
    言葉は感情と相いれない宿命を持つのか
    催眠術の言葉だけが力を持っているのか

    言葉は鳴き声から生まれたのだと思うが
    鳴き声は本能的感情の爆発だったはずだ
    言葉はあまりに理路整然としているので
    感情を意味に置き換えてしまうのだろう
    言葉は感情を他人行儀に外から分析する

    思いを意味で伝えようとしてはならない
    思いの意味を相手に響かせられなければ
    思いを相手に伝えることはできないから
    思いは理解するものなんかではないのだ
    そんな礼儀正しい他人行儀ではないのだ

    共感というのは否応なく相手を揺さぶる
    思いが伝わるとは不躾で暴力的なことだ
    間接的な経験ではなくて直接的な事件だ
    だから言葉を弾のように用いては駄目だ
    言葉は打ち寄せる波のように用いるべし

    言葉が海面であるならば意味は波飛沫だ
    海の深さは感情の深みでその動きが波だ
    言葉は波の伝播であり感情の表層である
    そして何よりも忘れてはならないことは
    全ての海は繋がっているという事である

                   (潮騒)

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    メモは取り逃がす

    Posted on 22 7月 2018 by

    さまざまな時 さまざまな場所
    予め仕掛けた ブロックメモを
    定時に見廻る 抜打ちで調べる

    メモは絶対に 獲物を取逃がす
    残されるのは その獲物の痕跡
    殴り書きの跡 追跡の走り書き

    未知の獲物は 知識をすり抜け
    不定の獲物は 知覚をすり抜け
    記憶と経験は 妄想と片付ける

    メモは妄想だ 妄想のパズルだ
    かつてあった 将来はありうる
    遠慮しないで ここから出して

    妄想を解読し 欠落を形にして
    ピースを集め ノートに記して
    取り逃がした 獲物を創造する

    (泥型)

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    毛糸のジッパーケース、ブラックエディション(トラベラーズノート用)

    Posted on 19 7月 2018 by

    NUI009

    黒い毛糸のジッパーケース(トラベラーズノート用)を作りました。

    黒い毛糸に、白とシルバーのジッパーです。
    ユニセックスにご使用いただけると思います。

    トラベラーズノートに挟んでみたところです。

    それぞれノートリフィル一冊と共に挟んでいます。
    黒以外、余計な色を使用していませんので、革カバーの黒はもちろん、キャメル、ブラウン、オリーブ、ブルー、どんな色とも相性良いはず。

    星チャーム付きです。

    Notebookersロゴのゾウさんが目指し旅している、ロゴ左上の星。これをひとつずつに付けました。

    ジッパーを開けると、内布は2種類。黒白のギンガムチェックとストライプです。

    ジッパーケース一点につき、同柄のコースターが一点おまけで付きます。

    レギュラーサイズ(チェック、ストライプ)各1点、
    パスポートサイズ(チェック、ストライプ)各1点の、計4点のご用意です。

    毛糸のジッパーケースを広げたところ。

    パスポートサイズとレギュラーサイズです。(編み地が青く見える場合がありますが、黒一色です)
    それぞれ向かって左側が編み地のみ、右側がジッパーケースという作りになっています。
    上下逆さまでも、自由にトラベラーズノートカバーに挟んでご使用いただけます。
    編み地部分には、ピンバッヂやピアスやタイピン、チャームなどを付けて、飾りながら収納することができ、またジッパー部分には、毛糸編み地がクッションとなり、万年筆や大事な文房具をしまっておけます。

    もしかしたら、「夏だから毛糸(ウール100%)ものはちょっとなー(暑いんじゃないかなー)」という方もいらっしゃると思います。
    ですが、実際は、クーラーの効いた涼しいお部屋やオフィスやスターバックスで開くはず。
    昨今、男女問わず冷え性の方も多いと聞きます。
    そんな時、このふんわりジッパーケースが貴方のトラベラーズに挟まっていたならば、指先に触れるたびにふわっと心も一緒に包んでくれる、はず。と思います。
    前回の毛糸のジッパーケースをお買い上げの方から、インスタグラムでこんなご意見もいただきました。
    「日によって平たいものから太いペンまで色々使わせていただいています。
    触った感じが好きで、ずっとセットしています。カバー越しでもなんだかふんわりしていてお気に入りです。」(コメント一部抜粋)
    aisennさま、本当にありがとうございます。
    aisennさまは、ブルーの革カバーに、クラフト紙リフィルと共に毛糸のジッパーケースを挟み、文具を持ち歩くのにご使用いただいているとのことでした。
    季節を問わず、ご使用いただけるものである、はずです。

    価格
    レギュラーサイズ 各4200円(送料込み)
    パスポートサイズ 各3100円(送料込み)

    配送方法
    クリックポスト

    素材
    毛糸 ウール100%
    内布 コットン100%

    各所サイズ
    レギュラーサイズ
    縦 約21.5cm
    横 約23.0cm(広げた状態)
    厚み 編み地部分0.3cm,ジッパーケース部分0.8cm(重ねて約1.0cm)
    重さ 約76g

    パスポートサイズ
    縦 約13.0cm
    横 約18.0cm(広げた状態)
    厚み 編み地部分0.3cm,ジッパーケース部分0.8cm(重ねて約1.0cm)
    重さ 約40g

    コースターサイズ
    縦横 約9.0cm角

    不織布でできた保存袋に入れてお届けします。使わないときは、ここに入れて保管しておくと安心です。

    長くなってしまうけど、大事なことも。
    ご注文の際は、以下のことを知っておいてください。
    ・編みもの製品全般に言えることですが、編み地本体には伸縮性があり、また、引っかかりに弱いです。
    よって、ちょっとした突起などに引っかかり、糸が飛び出してしまうことがあります。
    ・手編みのものですので、既製品に比べるとズレやゆがみなどがあります。
    手作りのあたたかみとご了承ください。
    ・一本の糸を編んでいる品です。お取り扱いは「やさしいきもちで」お願いいたします。
    ・作者は猫を室内で飼っています。
    猫の毛など、製作中はもちろん、届け時にも混在しないよう注意を払ってはおりますが、
    猫アレルギーや敏感な方はご遠慮くださるか、ご了承の上、お買い上げくださいますようお願い申し上げます。

    ご使用になり、お困りのことが後から出てきた場合も、お気軽にご相談ください。
    できる限り修理させていただきますし、ご自分で直したい場合もアドバイスいたします。
    (修理の場合は、こちらへの送料のみご負担ください)

    また、ご注文前でもご質問や気になることがございましたら、下記のメールアドレスへお気軽にご連絡ください。
    nuiko★notebookers.jp
    (★を@にしてください)

    ツイッターやインスタグラムをされている方でしたら、 @nuit_co へメッセージかリプライいただいても構いません。フォローは不要です。

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    153.Define it  ―私の好きな怪談を定義する

    Posted on 15 7月 2018 by

     ノートブッカーズお題に “153.Define it(定義せよ)”が、あった。
    そこで季節がら、「私の好きな怪談」を定義してみることにした。

    はじめに

     私は怪談が好きだ。幼少期から「ムー」を購読し、「あなたの知らない世界」や「心霊写真特番」などを見聞きしては、夜な夜な後悔していた。
    そうして、多くの怪談に親しんでいるうちに、どうやら、「好みの怪談」が固まってきていた。というか「好みでないもの」が明確になってきた、というほうが正しいだろうか。
    そして今、この原稿の下書きをしながら私は、「いわゆる怪談」なんて好きではなかったのだということに気づかされた。それでは、なぜ私は「怪談」が好きだと勘違いしていたのだろうか? 私は頁を改めて、「私の好きな怪談」を定義しなおしてみた。

    Ⅰ.私好みではない怪談を定義する

    1.理由にならない理由

     「怪談」のすそ野は広い。
    『氷菓』という作品の「愚者のエンドロール」篇で「人によってミステリーの定義はずいぶん違う」という場面があった。それと同じく、人々が「怪談」と言われて思い浮かべる話は様々だろう。
    「心霊現象」「祟り」「風習」「自業自得」「民話」「妖怪」「サイコパス」「狂気」「超能力」「シンクロニシティ」「転生」「エクソシスト」などなど。これらの話は、たいてい「怖い状況の発生」と「その理由」がセットになっている。そして私好みでない怪談とは「その理由」をもつ話なのである。

     怪談の冒頭か最後かで語られる「怪異の理由(=原因)」は、実際のところ「理由」になっていないことが多い。「その部屋で自殺した人がいる」から「住んでいる人が次々に自殺する」なんて、説明になっていないことは明らかだし、現象の方も全くおもしろくない。そんな「怪談的お約束」に、私は退屈してしまうのだ。

    2.類型的な演出

     「かくれんぼ」「追跡」「人別改め」の構造をもった「怪談」は多く語り口も類型化されている。この文体ではたいてい「くりかえしの後の断定的大声」によって「吃驚させようとする」。急に大声を出されればびっくりするのは当然で、これは「怖い」というのとは違うし、むしろ「怪談」を壊していると思う。

    3.心温まる怪談

     霊現象を扱っていながら「命を救われる」とか「心が通い合う」とかいうタイプの話が、「世にも奇妙な物語」などに多い。これらは登場人物に「霊」を交えただけの「渡る世間は鬼ばかり」にすぎない。

    まとめ

     私好みでない怪談とは「怪談の話法で怪談的理由に頼った怪談らしい怪談」だった。

    Ⅱ.私好みの怪談を定義する

    1.因果因縁は不要のこと

     「因果因縁不要」この条件によって、「長編怪談」はほぼ全滅する。「長編」とはその大半が「因果因縁の説明」だからだ。だから私好みの怪談とは「新・耳袋」型となる。

    2.新・耳袋型とは

     私が考える「新・耳袋」型怪談の特徴は「不思議な現象だけを淡々と語り、言いっぱなしで終わること」である。(この精神こそ、元祖「耳嚢(根岸鎮衛さん)のモットーであった。)
    「因果因縁」で説明されてしまうところに「不思議」はなく、それらの怖さとは「理解できる怖さ」でしかない。正確に表現するなら「怪談的お約束を理解できる怖さ」ということになる。
    「新・耳袋」型の怖さとは、「目の前の現象が理解不能なために引き起こされるパニックから、思考が強制停止し、あたかも「放送を終了したテレビ画面を席捲する砂嵐」を見つめ続けている時の、自らがバグってしまった(のではないかという)怖さである。そこには、静かな恐慌と、爆発的な笑いの予感が同居する。

    3.同じ構造をもつ話の例

     都市伝説(陰謀論は除く)、「ロア」(ネットより)、「ちょっと不思議な話」(南山宏さん)、伊藤潤二さんの「阿彌殻断層(あみがらだんそう)の怪」「落下」「首吊り気球」、「百物語」(杉浦日向子さん)などが思いつく。

    まとめ

     以上から、私好みの怪談の定義は
    「私の世界認識や現状認識や知識が揺らぐほど理解不能な現象(=不思議)を表した話」ということになる。

    Ⅲ.この定義から得られる定理

    1.私好みの怪談(以下【怪談】)に「霊」は必須ではない。
    2.【怪談】は「奇妙な話」の中に含まれている。
    3.【怪談】は既存の「恐怖」では処理できない
    4.【怪談】は「オーパーツ」「世界の七不思議」「UMA」「深海生物」「絶景、奇景」を含む
    5.【怪談】は唯物的である
    6.【怪談】は実話である必要はないが、創作するのは困難である
    7.【怪談】は「霊」より「妖怪」にシフトする
    8.【怪談】はヒューモアを有する

    以上

    おまけ ノートブッカーズお題
    「文具にまつわる怪談を教えてください」

    上記の定義はあくまでも私的なものなので気にせずに、あなたの「Notebookers的怪談」を、教えてください。実体験、創作談は問いません。あなたは何を「怖い」と感じますか?

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    毛糸のジッパーケース、ブラックエディション販売のお知らせ他

    Posted on 13 7月 2018 by

    夏ですね。

    黒い毛糸のジッパーケース(トラベラーズノート用)を作りました。

    写真はまだ製作途中のものですが、現在はできあがっており、販売準備中です。

    内側には、チェックまたはストライプの黒白生地を使用し、夏をキリッと過ごすイメージで。

    ジッパーの金具部分が今回はシルバーなので、黒白キリッを崩すことなく、ユニセックスにご使用いただけると思います。

    トラベラーズノートのレギュラーサイズとパスポートサイズの2サイズ、

    内布が、チェックとストライプの2種類(外側の毛糸はすべて黒色)で、計4点です。

    販売日時は、2018年7月19日 木曜日 21時からを予定しています。

    上記日時に、Notebookers Marketに専用ページが出現しますので、ご興味ある方は、どうぞよろしくお願いいたします。

     

    上の写真のロゴについても少し。

    新たにしまして、綿レースタグとして内側の奥の方につけています。

    この新しいロゴは、私がざざっと描いた落書き状態のものを、イラストレーターのまおさんにきれいにデザインしていただいたものです。

    毛糸玉の頭にかぎ針が3本刺さってる状態を表しております。

    とてもきれいに仕上げてくださったので、小さなゴムはんこにしても、線や点がきれいに捺せて、写真のように布地に捺しても印影がくっきりです。さすがまおさまです。

    Continue Reading

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    ノートは死なない

    Posted on 08 7月 2018 by

    ノートは死なない
    生きていないから
    生きてる人は死ぬ
    ノートは残される
    
    
    
    人は生まれ続ける
    ノートの命は続く
    
    
    
    生きて書くノート
    書き終えたノート
    生きて読むノート
    終わらないノート
    
                            (石庭)
    

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    裸の好き

    Posted on 01 7月 2018 by

    記憶を棄ててでも
    好奇心を守りたい
    記憶を持たない頃
    世界は身近だった
    
    知ることは経験で
    経験は感情だった
    この三つは一体で
    瑞々しく輝いてた
    
    
    
    記憶が生じたとき
    これらは分たれた
    言葉の鎖によって
    互いを縛り合った
    
    かつて手にした物
    かつて理解した事
    失われてしまった
    叡智を取り戻す旅
    
    
    
    そんな神話は嫌だ
    そんな旅は御免だ
    知識に安心しない
    記憶に未練はない
    
    書き捨てるノート
    鎖を抜ける大脱出
    好奇心を丸出しに
    ノートの前を行け
    
                      (直面)
    おまけ:6月のマンスリー絵日記
    

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    あゆはぴ?

    Posted on 10 6月 2018 by

    幸福か不幸かを答えてはいけない
    幸福であれば綻びてしまうし
    不幸であれば囚われてしまうから
    
    幸福だったかと尋ねてはいけない
    肯定ならば今が虚しくなるし
    否定ならば全てが悲しくなるから
    
    幸福になろうと誓ってはいけない
    頷けば追い詰められていくし
    首を振ればずっと後悔が続くから
    
    幸福のリストを作ってはいけない
    書き終えてしまえば寂しいし
    それ以外の全てが不幸になるから
    
    
    
    幸福だなどと微笑んではいけない
    真顔にかえれば重荷になるし
    微笑み続けるのはつらすぎるから
    
    幸福を探し回っていてはいけない
    見つからないと不幸になるし
    見つかっても幸福は続かないから
    
    幸福という物を求めてはいけない
    形の有るものは不幸になるし
    形の無いものは幸福じゃないから
    
    幸福と幸運を混同してはいけない
    幸運は幸福とは関係がないし
    幸福でいることは幸運なのだから
    
    
    
    幸福な人生など信じてはいけない
    最期の瞬間まで確定しないし
    確定した途端に離れてしまうから
    
    幸福と不幸とに分けてはいけない
    不幸なゴミは生ゴミになるし
    幸福なゴミは粗大ゴミになるから
    
    幸福と楽天家を分けてはいけない
    楽天家だけが幸福を生きるし
    幸福だけが楽天家の取り柄だから
    
    幸福を留めようとしてはいけない
    幸福に縋るのは不幸の証だし
    幸福は鎖に繋がれると暴れるから
    
    Are you happy?
    Yes,I have been happy!
                     (放流)

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    Note of the note ―ノートの調べ  p.5 太宰治さんの横顔のノート

    Posted on 03 6月 2018 by

    はじめに

    「Note of the note -ノートの調べ」 と題した不定期シリーズ。
    このシリーズでは、著名人のノート、手稿、手帳、日記などを紹介し、そこに込められた作法と思いを検証していく。

    第5回目は、太宰治さんのノートを鑑賞する。

    出典


    1.別冊太陽 日本のこころ159 太宰治 生誕100年記念 平凡社 2009.07.09

    2.弘前大学付属図書館貴重資料 太宰治自筆ノート(「英語」ノート、「修身」ノート)

    予習用読方帖

    1923(大正12)年。14歳のとき、青森県立中学校受験勉強の一環として、二十篇の課題綴方を書いた。(p.169)

       

    左 表紙 右 本文 (p.23)

    官立弘前高等学校1年(1927/昭和2年/18歳)の英語ノート

    英語のノート

    英語の教科書の見返し(p.37)

     

    弘前大学付属図書館貴重資料 太宰治自筆ノート 「英語」より

    表紙

    見返し

    ノートの解説は

    青森近代文学館 太宰治の旧制高校時代のノートについて 安藤宏(東京大学准教授)(以下「解説」とする)による

    「英語」のノートから解説に入ることにしよう。
    使われているのは横罫線二三行の大学ノートで、表紙左上に弘前高校の校章が刷り込まれ、裏表紙に「今泉本店(注ー弘前市内の主要な書籍店)特製」の標記がある。サイズはA4版に近い縦二一〇ミリ、横一六五ミリ。表紙に「Johnson & Goldsmith/Essays by/T.B.Macaulay/The Hirosaki High School/L.1.1/S.Tsushima」と記入されている。太宰は昭和二年の四月に文科の一年一組に入学しており、「L.1.1」とあることから、第一学年時に使用されたものであることがわかる。

    英語の授業は「発音」「綴字」「読方読解」「話方」「作文」「書取」「文法」からなっているが、このノートには文学作品の現代語訳が記されているので「読方読解」に該当するものであろう。

    下(閲覧p79)顔の下の欄外の書き込み (解説より)

    橄欖之実が/ほろほろと/月の光に 散つて行く/TaRanTuLa!/蜘蛛に咬まれた若者は/空を見つめて 舞ひ狂ふ/哀れ悲しく/舞ひ狂ふ

    当時、多くの高等学校がそうであったように、弘高でもまた、〝ノート主義〟ともいうべき風潮が支配的だったようだ。あたかも速記術を思わせるような口述筆記が授業の中心をなし、それが学生にとって大きな負担になっていたようである。(解説)

    落書きページ

    裏表紙

    「英語」のノートには、実に多くの箇所に落書きがあるが、その大半は肖像画(4~8、14、19、27~30、34、36、40、41、43~45、47、53、57、59、73、83、86、裏表紙など)と、英語・日本語による自己の署名(3、58、59、86など)である。(中略)自画像や、来るべき文壇デビューに備えてのサインの練習(?)を繰り返している様態は興味深い。

    官立弘前高等学校2年(1928/昭和3年/19歳)の修身のノート

    「修身」の科目は文理共通の三カ年に渡る必修科目。
    講義内容の大まかな構成は次のようになっている。
    吾人ノ国家観及ビ吾国体
    国家ト個人ナラビニ愛国心
    歴史上ヨリ見タル吾国ノ特性
    日本民族ノ外観
    1、日本の民族及国民(注ーここから〈第参学期〉とある)
    2、日本ノ国民国家
    3、日本社会運動ノ諸傾向ト我が氏族性(ママ)(解説)

    表紙

    表紙見返し

    「修身」もやはり「英語」同様、横罫線二三行の大学ノートで、弘高の校章が刷り込まれ、サイズも同一である。ただしこちらは「今泉本店特製」ではなく、「神書店製」の標記。表紙に「修身/宮城教授/弘高/文 二 一/津島修治」の記入がある(「二」の漢数字は白黒の画像だと「三」に見えるが、実際は「二」である)。昭和三年度、太宰の第二学年時のものと考えられよう。38頁まで使われ、あとは白紙。なお、ノートの終わりの部分に七ページに渡る落書きがあるほか、「英語」同様、表紙、裏表紙、表見返し、裏見返しにも落書きがある。(解説)

    閲覧p.71 自画像?

    閲覧p.79 津島修治サイン

    顔ばかり

    裏表紙

    二冊のノートの人物画像の合間に頻出する数多のサインは過剰な自意識の表象でもあろう。名前と共に The Hirosaki High School の署名が多く記されているが、そこからは一方で旧制高校スピリットの交錯した、屈折したプライドをうかがい知ることができる。(解説)

    太宰治愛用の万年筆

    (別冊太陽 p.41)

    エヴァーシャープの万年筆はもともと美知子夫人がアメリカ土産にもらった品であったが、いつからか太宰が使うようになった。透明な軸は途中で破損して取り替えいちいちインクをつけて書いていたが、軽く字を書く癖があった太宰は、1939(昭和14)年頃から最期まで、この万年筆1本で執筆を続けることができたという。
    (この文は、青森近代文学の名品 vol.1 太宰治 愛用の万年筆より)

    太宰治さんの万年筆は、EVERSHARPのDoricシリーズかと思われる。(キャップの金具の形状から)検索により似たものは見つかったが、型番は判明しなかった。しかし、同型の万年筆を落札なさったジョリ様のブログを見つけた。参考としてご紹介する。ジョリのブログ 2016-01-07 太宰治の万年筆

    ちなみに使用していたインクは 丸善のアテナインキ(P.149)とのこと。

    有明淑の日記

    彼女が19歳の頃、本人が太宰へ郵送した。

    太宰はこの日記を再構成して『女生徒』を書きあげ、川端康成の絶賛を受ける。1939(昭和14)年4月「文学界」。翌年12月には北村透谷文学賞副賞を受賞した。

    太宰から『女生徒』を送られた彼女は感激し、長く愛蔵したという。(p.80)

    手帳

    1947(昭和22)年12月のページ。(38歳)

    (P.115)

    この年の11月に『斜陽』のモデル太田静子との間に治子が誕生。太宰は認知。12月に『斜陽』発表。一躍流行作家となるも、精神と身体は蝕まれ続ける。3月末に、看護婦兼秘書の役割を果たす山崎富栄と出会っている。

    『M.C様へ うぬぼれないでください』

    太宰は、M.C、マイ・コメヂアン、を自称しながら、どうしても、コメヂアンになりきることが、できなかった。(坂口安吾『不良少年とキリスト』より抜粋)(p.102)

    1948(昭和23)年2月のページ(39歳)

    この年、『太宰治全集』の配本が始まる。

    『如是我聞』を連載。『人間失格』の執筆開始直前の時期。

    この4か月後に山崎富栄と入水心中。

    おわりに 横顔のノート

    弘前高等学校時代の二冊のノートのおびただしい落書きの大半が「横顔」であったことが、ひじょうに印象深い。横顔で目立つのは、「鼻」「顎」そして「眼」である。

    「鼻」「顎」は、自尊心の象徴として用いられるものであるし、「眼」は虚栄心、自惚れ、承認欲求などを表すように思う。そして、その眼が真正面からではなく、横、もしくは斜であることが、太宰治さんの性質の全てを表しているかのように思われるのだ。

    たとえば太宰治には過敏な自意識はあります。いつも他人に見られていると思っている。しかし、そこに「まなざし(サルトル)」はないと思います。日本の私小説家は自意識だらけですけれど「まなざし」はない。
    柄谷行人(『ダイアログⅤ p.331 戦後文学の「まなざし」)より

    『太宰は絵や書を一気呵成に仕上げることが多かった。とくに酒席の「席画」が好きで、酔った勢いでものの数分で描くこともしばしばだったという。(pp.58-59)』

    左頁 自画像 /1947 (昭和22)年

    右頁上 三つの貌 /1947(昭和22)年

    右頁下 風景 / 1940 (昭和15)年ごろ

    さいごに、太宰治さんといえば、月見草が有名だが、私には1940(昭和15)年に描かれた「水仙」の絵がとても印象深かった。

    以上

    おまけ 5月のマンスリー絵日記

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    布石の隙間

    Posted on 20 5月 2018 by

    すでにある世界は 落石避けの網目のようだ
    また一つ石を置く 膨らむ歪む引っぱられる
    置いた石は動かず 石を覆い尽す網目は動く
    石は石に留まらず 周囲に波紋を投げかけて
    詰め込んだ分だけ 網は自在に広がっていく
    
    
    
    次の石をどこに? 網の全体を見通せぬまま
    石を置いた瞬間に なにもかも変わっていく
    どのような石でも どのように取扱おうとも
    動かない石は動き 一方向に雪崩落ちていく
    石のせいでもあり 石ばかりのせいでもなく
    
    
    
    石は網の形を決め 網は石を一つにまとめる
    石は岩山となって 網はところどころ綻びる
    石は突然風化して 網目から零れ落ちていく
    錆びてボロボロの 巨大なはりぼての網目を
    丹念に解き解す為 ノートの隙間に石を置く
    
    
                     (囲碁)

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    ノートの人格 と 4月のマンスリー絵日記

    Posted on 06 5月 2018 by

    本気だから躊躇わない
    感情だから今しかない
    真実だから茶化さない
    率直だから忖度しない
    
    思いやりには屈しない
    優しくされて甘えない
    他人の顔色は窺わない
    体調管理だけは万全に
    
    世界のことは判らない
    見ていても刺さらない
    交感は全て痛みだから
    自己破壊アンド再構築
    
    
    
    交換日記で交歓しない
    日記は担保にならない
    非公開のつもりで書き
    全公開するという責任
    
    感情から離れぬように
    ギリギリの距離を保ち
    自問自答のキスをして
    記した途端に他人行儀
    
    身を守る道具じゃない
    傷つける武器じゃない
    酸素が猛毒である事と
    同程度には有害だろう
    
    
    
    素直さを言い訳にせず
    耐えたことに充足せず
    人の為と思いあがらず
    自分を褒めたりしない
    
    そんな人になりたい?
    べつになりたくない?
    これはノートの話です
    ノートの人格の話です
    
                            (尊厳)

    おまけ:4月のマンスリー絵日記

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    今、会いにいける獏

    Posted on 29 4月 2018 by

    4月27日「世界バクの日」の余韻の冷めやらぬなか、今、会いにいけるバク(マレーバク)を調べました。

    マレーバクがいる日本の動物園一覧(ネット調べ)
    ※順不同、略称あり

    2018. 4.30更新 長崎バイオパーク ジャム君
    2018. 5. 2更新 東部動物公園 オリヒメちゃん
    2018. 5. 7更新 広島市安佐動物公園 ミムさん(15)逝去
    2018. 7. 4更新 東武動物公園 トムさん(13)逝去
    2018. 9. 3更新 群馬サファリパーク ヒナタ君(♂)誕生
    2018.10. 4更新 東武動物公園 ヒコボシさん→広島市安佐動物公園へ移動
    2018.10.16更新 横浜市繁殖センター アタル君(5)   2018.4に消化器系の病気にて逝去
    2018.12.28更新 横浜動物園ズーラシア タケコさん(20) 2018.12.22に盲腸便秘・腎不全にて逝去
    2019. 3. 5更新 東部動物公園 オリヒメさん→静岡市日本平動物園へ移動
    2019. 3.10更新 和歌山アドベンチャーワールド 女の子誕生(名前未定)

    凡例
    (●●/●●/●●)・・・生年月日
    (●●)・・・年齢
    (;―動物園)・・・生まれたところ
    (●●⇒●●)・・・移動履歴

    東武動物公園
    シンディ♀・コト♀(2018/3/17)

    千葉市動物公園
    ユメタ♂(11)

    多摩動物公園
    ケン♂(6)・ユメ♀(14)・リザ♀・コウ♂(2016/5/7)

    横浜動物園ズーラシア
    カイム♂(16)

    日本平動物園
    フタバ♂(2014/1/29;アドベンチャーワールド)・オリヒメ♀(2016.11.8;東部動物公園)・

    東山動物園
    ヒサ♂(2006/2/7)

    愛媛県立とべ動物園
    ダン♂(2005/9/22;多摩動物公園)・ロコ♀(2009/6/5;安佐動物公園)

    和歌山アドベンチャーワールド
    ゲン♂(日本平動物園)・ハナ♀(ズーラシア) 未定♀(2019/3/10)

    群馬サファリパーク
    ヒカル♂(4;日本平動物園)・ワカバ♀(2011/6/25;アドベンチャーワールド⇒円山動物園)・ヒナタ♂(2018/08/21)

    広島市安佐動物公園
    クニオ♂(2016/9/20)・ヒコボシ♂(2012.8.2;東部動物公園)

    福岡市動物園
    ユメコ♀(1991/12/19)・ジュリ♂(1988/5/31 ※国内最高齢です!)・ジュムリ♂(1996/1/6)

    長崎バイオパーク
    イム♂(4;マレーシア)・バルタム♀(5;マレーシア)・プルサ(2016/3/14)
    ジャム♂(2017.12.2)(※4/30更新 まーてぃ様より )

    横浜市繁殖センター」 原則非公開
    (規定日団体ツアーおよび特別公開日あり)
    ブレンディング♂(1996生;インドネシア)・ミミ♀(1993生;インドネシア)・ラジャ♂(2006生)・ハイジ♀(2013/8/14;安佐動物公園)

    ということで、13園32頭となりました。

    「あの子がいない」「この子は移動したはず」「年齢が違う」など、間違いがありましたら、ご指摘をお願いいたします。

    豆知識:マレーバクの黒い柄は、お腹で繋がっているよ!

    じゃ、また。各所でのイベントのもようなども、教えていただけたらうれしいです。

    ゴールデンウィークです。近くのバクに会いに行きましょう。

    (獏園)

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    出会い頭の貼混帖 と、3月のマンスリー絵日記

    Posted on 15 4月 2018 by

    エイプリルフールに拵えた「似非コラージュ3点」

     

     

     

     

     

    これが存外楽しく、引き続き拵えた。

     No.4「島の話」

    見開きで完結するから、余ったノートを有効活用できる。

     No.5「言語・思考・現実」

    なんとなく取っておいた「紙」モノを、一気に片づけられる。

     No.6「転軆」

    文字でも絵でも出てこない「何か」が出てくるような気がする……

    考えるな。切れ! 貼れ! そうして欲望を解放せよ。

    (極薄)

    おまけ:3月のマンスリー絵日記

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    絶対に忘れてはならないノートの話

    Posted on 08 4月 2018 by

    書き留めておかないと忘れてしまうから
    忘れたいことばかりを書き留めたノート
    ふとしたひょうしに思い出してしまって
    気付かないままその思い出に微笑んだり
    懐かしくなってもう一度戻りたいなとか
    感じちゃったら取り返しがつかないから

    忘れたいことそのものを思い出させずに
    それでいて忘れたいことを思い出させる
    そんな索引を工夫するのは案外楽しくて
    忘れたいことよりもその見出し語の方が
    ずっと大事だなんていい気になっている
    そんな風にして忘れたいことを記録する

    忘れたいことがこんなに分厚いノートを
    びっちりと埋めていることに安心したり
    何だかほっとしている自分がいたりして
    忘れたいことを忘れ続けるためのノート
    忘れたいことばかりでできているノート
    絶対に忘れてはならないノートの話です

    (拘泥)

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    「私のレシピノート」からの変革(ノートブックからカードに変換する形式へ)

    Posted on 07 4月 2018 by


    私のレシピノートブックのまとめかた」から早6年。
    吊るすレシピノートブック「トラお」」からは1年と半年。
    最近の私のレシピのまとめかたをまとめようと思います。

    トラベラーズノート(レギュラーサイズ)の方眼ノートブックにまとめていたのは6年前の上記リンク先の通りです。
    検索しやすいようにと索引を作ったりしておりました。続きませんでした。
    レシピ自体は活用してましたが、そもそもノートブック一冊分の量だったので、索引から検索するなんてことがなかったのです。
    そこからパスポートサイズのノートブックに気軽にメモして、台所に吊るして使ってたのが1年半前のトラお。
    そのメモを、今後カードにしてボックスに保存したいなーなんて言ってました。
    ボックスは、konamaさんの過去記事「Notebookersのはずなのに、最近ノートでなくなっちゃったレシピブックの話」に出てくる赤い缶のレシピボックス、これが理想でした。
    そうです、その理想のボックスをとうとう手に入れたのです。
    上の写真左に写っているフランス語のカトラリー柄の紙製ボックス。BOX&NEEDLEのワークショップに参加して、自分で作りました。
    ワークショップ参加のお話は後日、別の記事にするとして、今回は、
    レシピをメモ → カードにしてボックスに保存 → カテゴリ分けまでを、最近どうしてるかをまとめます。

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