Posted on 13 7月 2008 by タカヤ・モレカウ
最近チェコの映画監督シュヴァンクマイエルの「アリス」に出てくるハートのクイーンとキングを見て、思い出したかのようにふと奥にしまいこんでいた愛用していたカードを引っ張り出してくる。
さて、前回書いたホドロフスキー(エル・トポ、ホーリー・マウンテン)に引き続き、愛してる監督シリーズ第2弾。チェコの監督シュヴァンクマイエルを紹介します。シュヴァンクマイエルの映画は一本観ると、かなりハマります(youtubeとかでいろいろ観れますよ)。
シュヴァンクマイエルの映画で何が好きかというと、食べ物を不味そうに撮らせたら世界一の監督だと思う。しかも音の使い方が秀逸。この監督の作品を観たときにはいつも、不味そうな料理が出てくるのが楽しみでたまらない。
なので、どの作品を観ても食事のシーンでは、わけのわからないドロっとした具が何なのかわからないスープやらグニャグニャの変な料理がグチョーと耳にねばりつくような奇妙な音を立てる(笑。特に「オテサーネク」という作品の食事シーンも不味そう加減はけっこう見もの。
監督自身が小さなころからあまり食事が好きではないことが発端のようで、「食事とエロティシズムの関連性」を表現しているとのこと。
中でも好きな短編で、まさに食事をテーマにした”FOOD”という3部作がyoutubeにありましたので載せておきます。もしもこの感覚が好きでしたらぜひとも他の作品をお楽しみくださいませ。
ちなみに、シュヴァンクマイエルの「アリス」はかなりパンチとスパイスが効いています。小さな子に間違って見せるとたぶん泣きます(笑。このアリスもyoutubeで見れます。
Posted on 12 7月 2008 by タカヤ・モレカウ
特売で安かったので、夕食にイカスミパスタでペスカトーレを作った。パスタが半額で、イカがなんと4ハイで100円。イカスミパスタは見かけはなんだか一瞬キワドイ感じがしますがたぶんうまいかも。
Posted on 07 7月 2008 by タカヤ・モレカウ
Posted on 06 7月 2008 by タカヤ・モレカウ
今日の写真は、実家の廊下に飾ってあるポスターだ。背景の青空のコントラストと手前の静物の冷ややかなギャップが美しいと思う。このポスターは小さいころからかなりの影響を与えられたアイテムのひとつだ。で、写真とはまったく関係なく先日に続き、マクガフィン的な話。
このブログで過去に何度か触れた話なのだが、ビルの上のクレーンについて。
このごろ、暑い日々で、とっても青空も濃くなってきてよい感じだ。
青空を見上げながら歩いていると、いつも建築中のビルの上に鎮座する赤いカッコいいものが目に入る。ビル建築用のクレーンというやつだ。
何年も前からこのクレーンというものはどのようなタイミングで作られ、撤去されるのか僕の中ではまるで「イチコロ」って何の略なんだろう?とか、シズル感って何?という疑問と同じくらいマクガフィン的なものであった。