All about LAMY

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少しずつ秋に向かい、虫の音を聞きながら自分の部屋でデスクワークに励んだり、誰かに手紙を書いたりと、筆記具と一対一で付き合う時も増えてくることだろう。そういった静かな時間に、貴方の脳裏に必ずよぎる考えがある。

この手に持っている筆記具のデザイン工程やマーケティングはどのようになっているのだろう?」と。
月並みだが、誰しもこういった考えを胸に、日々の生活で思い悩んだりしていると思うのだが、もう心配は無用だ。この「ラミーのすべて」を購入すれば簡単に、その手にしているLAMY社のペンの製造工程や、開発に関する秘話、そのマーケティングに関する内容を視覚的にビジュアルと共にすべて熟知することが可能だ。
これで貴方が持っているLAMY製品のクリップ部分の金属素材が何であるか、またはLAMY社の所在地のハイデルベルクの地図や、社長が盆栽を愛していることを知ることができる。
¥1,575(税込)、安い。是非買うべきだ。LAMYをもっていない人もオススメだ。何に使えるかは買った後に考えるべきだ。ちなみに筆者は、恋人に読むことを薦めたが、なぜか断られてしまった。多分、私がまだ読んでいる途中だったので断ったのだろう、実に優しい恋人である。

「機能を伴ったアートとは、筆記具のことである。この事実をさらに深めるために、”LAMYのすべて”を買うのは必然だ。貴方のインクをもっと濃いものにするために。—タカヤ」

さて、この表紙写真にもなっている「LAMY2000」なのだが、社長のインタビューで記載されているのだが、開発された1966年当初は「万年筆というよりはマーカーのようである」と言われ、得意先に仕入れてもらえなかったと書かれていた。
筆者(タカヤ)が愛用するこのLAMY2000がまさかマーカーに似ているはずは無いじゃないかと思い、写真に撮ってみた。

lamy VS pentel

写真上→ LAMY “LAMY2000 “ 万年筆 定価(税込):¥24,150
写真下→ ぺんてる “サインペン” 細字黒 定価(税込): ¥105

うん、ぜんぜん似ていない・・・似ていないと思う・・・似ていないんじゃないかな・・・ま、ちょっと覚悟はしておけ。
判断は貴方の目にお任せします。

タカヤ

ヒッピー/LAMY・モレスキン・トラベラーズノート好き/そしてアナログゲーマー

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