亡き王女のための”ぺら部式”小論文講座 なかしぃ

Posted on 25 1月 2014 by

さて皆さま、いかがお過ごしでしょうか?(H村Jん風に。すみません、関西ネタで)正月気分がすでに2ヶ月前のような気がする今日この頃ですが、世間ではセンター試験も終わりこれから私立大の入試が始まります。私立大学は面接と小論文だけしかないところも結構あります。大学受験だけではなく、その後のレポートや卒業論文、ひいては社会人になってからも報告書やプレゼンもしなければならないので社会人にとっても身に付けておきたいスキルです。というわけで今回は小論文についてぺら部ハイスクールの名物講師、なかしぃが書き方をレクチャーしますよ!

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「どうせぺら部式小論文講座の話だろう」とためしに僕は言ってみた。
言うべきではなかったのだ。受話器が氷河のように冷たくなった。
「なぜ知ってるんだ?」と相棒が言った。
とにかく、そのようにしてぺら部式小論文講座をめぐる冒険が始まった。

そしてぺら部式小論文講座には優れた点が二つある。
まずセックス・シーンの無いこと、それから一人も人が死なないことだ。
放って置いても人は死ぬし、女と寝る。そういうものだ。

という風に試しに村上春樹風に文章を綴ってみましたが、小論文は小説を書くのとは全く違った知的生産なのです。とはいえ、ぺら部式ではそんなに堅苦しく考えることはありません。文才がなくても小論文は書けます。どちらかといえば痴的生産ですね(^-^;

たしかに、こんなぺらいなかしぃに小論文のことが書けるのか?という疑問をお持ちの方もいると思われます。実際、筆者が受験したときは本命であった大阪教育大学教養学科芸術専攻音楽コース(いわゆるゼロ免コースです)はセンター試験と小論文だけでしたが、小論文のテーマがあまりにも専門的過ぎて冒頭2行だけ書いて試験会場を去った苦い記憶があります。ちなみに、ここを受けたのはピアノの実技試験がないけど音楽の勉強が出来るという理由でした。・・・でも、書きますよ!えぇ、書いてみせますとも。

今回の小論文講座の目的は、「内容が薄っぺらくても論理的な文章に見える」ということを目指していきたいと思います。とりあえずどんな内容でも次に述べるパターンに当てはめてください。これから述べるメソッドは樋口裕一先生の樋口式小論文に準拠しています。(筆者も受験のときにお世話になりました)

では、そのパターンを紹介します。

  1. 問題提起
  2. 意見提示
  3. 展開
  4. 結論

このパターンでいってください。起承転結とか序破急とかいらないです。大事なことなのでもう一度いいます。起承転結とか序破急はいらないです。文章を書くときもそれぞれ下記のフレーズを挟み込みます。

  1. ~だろうか:疑問を投げかけます。このとき当たり前に思われていることに疑いの目を持つことが大切です。ぺら部自体もまじめな人間が偉いのか?ダメ人間の方が偉いのではないか?という疑問から立ち上がりましたから。
  2. たしかに~、しかし~:「たしかに~」の部分で予想される反論を先に挙げておき、反対派の言いたいことも分かりますよ、という大人の余裕を見せつつ、「しかし~」の部分でしっかり自分の主張を書き出します。
  3. なぜなら~:この部分で思う存分根拠を見せ付けてやりましょう。腕の見せ所です。ここできっちりやっておけば内容が薄っぺらくてもなんとなくごまかせます。
  4. よって~:ここで再度2.で主張したことを結論として持ってきます。

スマートに書きたいのであれば、1~4の割合を、

2:2:4:2または2:2:5:1

の分量で書ければよいでしょう。特に小論文であれば400字詰め原稿用紙1枚分などといった制約がありますので意識した方がいいと思います。

まずは、1.の問題提起ですが、あきらめずに頑張りましょうとかまじめに生きましょうとか正論を吐いても誰も相手にしてくれません。思い切ってエキセントリックな主張をするために世間で常識と思われることに反対してみましょう。例えば、「手書きの文字にその人の性格が現れると言うが本当にそうだろうか」みたいなどうでもいいことを大真面目に議論してみましょう。

2.上記のように突拍子もない問題提起をすると必ず反論してくる輩がいるわけです。そんなことは先刻承知ですよ、と大人の余裕を見せるために先んじて反論を封じましょう。例えば、「確かにモレスキンは万年筆で書くと裏抜けすると言われていますが、しかし、ポケットとかスケッチブックといった裏抜けしないものもあります」というように大胆な主張をしてみましょう。

さて、ここまで出来れば半分完成したも同然ですが、残り半分を充実させるために3.の展開について述べていきましょう。ここで大切なことは「事実」と「意見」を区別しましょうということです。どの文章読本的なテキストでもこれはよく言われます。でもここはぺら部式、それを逆手にとって、意見をあたかも事実であるかのように書いて読者をミスリードしたいものですね。また、本来自分の主張とは因果関係がないことでも無理やり関係があるかのように論理的つなぎ言葉を駆使して説得力のある根拠のように見せかけましょう。高等テクニックとしては10のうち8~9は事実を書いて、少しだけ嘘のスパイスで味付けするとミスリードしたい嘘が本当のように見えてきます。このとき表やグラフで改竄した数値データを見せておけばばっちりです。

最後に結論を書くのですが、ここは思い切って言い切りましょう。「~と思います」みたいにお茶を濁したりして責任回避しようと思っては説得力がないですし、上手いことだますことも出来ません。3.の展開の部分で書いているうちに論理が破綻してもここで論点をすりかえて言い切ってしまえばオールOKです、ご心配なく。

今まで散々好き放題書き散らしてきましたが、そういうお前は書けるのか?という反論もあるかと思いますので、例文を挙げておきます。

「Notebookersでも異端な中身のない薄っぺらい記事を書いているなかしぃは世間ではぺらい奴だと思われているが、本当にぺらいのだろうか?

たしかに、ぺら部の創設者でありぺらいツイートをしたり数々のぺらエピソードの持ち主であったり、ノートの実物を見た人は分かるだろうが内容の薄いカオスなノートでやっぱりなかしぃはぺらいじゃん、という人は多いと思う。しかし、筆者がここで主張したのは目に見えることが真実ではなく、なかしぃは本当は頭の回転が速いデキる漢ではないかということである。

過去にもうつけものと呼ばれた織田信長であったり、昼行灯と呼ばれた大石内蔵助であったりデキる漢はえてしてデキないフリをしていることがよくあるのは歴史が物語っている。また、諺にも「能ある鷹は爪を隠す」とも言われるし、「出すぎた杭」を打たせないように細心のリスクヘッジをしているという側面もある。だが、桶狭間の戦いであったり吉良邸討ち入りであったりやるときはやるのである。現になかしぃもぺら部の創設や数々のぺら部会やぺら旅をオーガナイズしたり、日本郵便と掛け合ってぺら部創設1周年の記念切手の発行にこぎつけたりと、その手腕と実績は高く評価されるものである。また、ぺらいフリをすることによって安心感を与え敵を油断させるというリスクヘッジも持ち合わせている。さらに、自らは2番手に回りぺら部の部長には山葵さん(Notebookersのゲストライター)を据え、山葵さんの飼い猫マイヤさんのカリスマ性を利用してぺら部の拡大路線を推進してきた。これは今年の大河ドラマ「軍師官兵衛」よりも先に二番手というポジションの存在感を高めてきたと言えるだろう。これもひとえにダメ人間の地位を向上し、「ぺらい者が偉い」という価値観のパラダイムシフトを起こそうという崇高な使命の為せる業である。

よって、なかしぃはリーダーシップを発揮するカリスマ性のある英雄ではないが、頭の回転の速い軍師タイプのキレ者であり、本当はぺらくない人物であることは疑いの余地がない」

と自分で言うところがぺらいですね(^-^;

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Profile: ボールペン画家にしてぺら部の創設者、しかしてその実態は? Notebookersのwriterの中で一番内容が薄っぺらいですが何か?

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