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ノートを手に取らないという選択 てらだ。

Posted on 16 6月 2014 by

 つい先日、今年に入って3度目の遠征をしてまいりました。
最近はせっかく来てるんだし、と一泊して観光と観劇をセットにする事が多かったのですが、今回は諸事情で日帰り&観劇のみの弾丸遠征。
行きも帰りも新幹線で色々書こうとか思ってペンやらシールやら色々持って出てくるのですが、いつもぼんやり流れる景色を見ている間に目的地に到着してしまっています。
いつも基本的に二列シートの窓側だし、見える景色もそう変わらないのに。
それでも富士山が見えてきたらテンション上がるし、浜名湖見えたらさらに振り切れるし――と言いつつ、ここ最近は地元を始発ぐらいに出発しているために眠ってしまって見られない、なんて事態も続いているのですが――川も工場も田畑も好きで、何度見ていても飽きない。

 もっともあぁここいいな、と思ってもあっという間に過ぎ去っていってしまう。
ぼんやりと眺めながらも意識は目の前の景色ではなく、はるかかなたの思考の海に沈んでいたり。
そういう時の思考こそ書き止めればいいのかもしれないけれど、そういう時は自然とノートを出して書き込んでいるので、そうしないという事はまだまとまりのない断片に過ぎないという事。
それらも書き残したら忘れないのかな、と考えるけれど意外と必要な時にそういえば、と思い出せるのでまぁいいか、と流しています。
ただただ流れる景色と時間を楽しむ、そんな瞬間が今は大切。

IMAG0398
4月に通りがかった頃より万年雪が減っていました

 さて、今回の遠征の目的は『小松政夫一座旗揚げ公演 喜劇「しあわせのコンドル食堂」』でした。
初めて足を運んだ北千住。
9階のレストラン街から11階の劇場への行き方がわからなくて少し右往左往したり、劇場ロビーに飾られたお花の華やかさ(お花そのものも、錚々たる送り主の面々にも)ふわふわしながら席についたり、一座の座長である小松さんの前説というか開演前アナウンスに和んだり。
 感想というものを書くことがものすごく苦手なので、ざっくりとした言葉になりますが、人情味あふれる笑ってほろりとさせられる優しい物語でした。
マジックあり、アクションあり、ライブあり、と盛りだくさんで時折混じる昭和のギャグや歌はわからなかったりしたのですが、これを今生で観ているってすごい事なんだろうなとふと感じたくらい。
 カーテンコールで小松さんは「目立たず隠れずそぉーっとやって(芸歴)50年」とおっしゃっていましたが、半世紀も続けていく事がどれだけ難しいか。
その長さに、50周年だからって特に何もしてないという小松さんに何かやろう!と準備したりこうして集まってくださる方がたくさんいるという人望に、私のような小娘(という年齢でももうないけど)が言うのもなんですけれど、素晴らしいな、と心からの拍手が出ました。
そうして自分の大好きな役者さんが「どうしてもそばにいて欲しかった」と呼ばれて、今そんな舞台に立っているという事実がものすごく幸せでした。
 そういえば前回の自己紹介でお名前を出していなかったのですが、私が追いかけている役者さんというのは馬場良馬さんです。
一番わかりやすいものだと2012年の戦隊物である「特命戦隊ゴーバスターズ」に岩崎リュウジ/ブルーバスターとして出演していらっしゃったのでもし気になった方がいらっしゃいましたら見てください、というダイレクトマーケティングも交えつつ。
 次の舞台のチケット戦争にそなえて予定を書き込むために、今度はノートに手を伸ばすのです。

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Profile: 観劇と妄想が趣味の猫好き。海や川といった水辺とあらゆる形や場所で触れられる「物語」を愛しています。 旅は基本的に観劇とセットの遠征なので主に東へ。西も色々巡ってみたいところ。Twitter:yuzu9232

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