タカヤさん、せらさんの記事に便乗してわたしも本棚ネタを投稿します。
先に言っておきますと、今回はノート出てきません。あしからず。
ノートはでてきませんが、私がノートをかく土台となっているものの一部と本の紹介をしようとおもいます。
わたしも例にもれず(?)人の本棚事情が気になるクチです。
この人の本棚にはアレ絶対に入ってるだろうな~とか考えたり
この作家はこの人に影響受けてこの作風なのか~ふむふむ、なんて。
好きな人が好きなものを、数珠つながりでたどっていくのも本好きとしては定番の遊びですよね。
需要があるのかどうかは一切気にせず、わたしも自分の部屋から目についたものをあつめてみました。
本棚はあるんですが、よく読み返す本は部屋のあちこちに散らばってたため、かき集めたらこんな感じになりました。
あ、本だけでなくTommy6のCDも混ざってましたね。モレ本2もきちんと入っています。
うーん、俯瞰してみるとどうでしょう、ちょっと子どもっぽいですかね。
綺麗で可愛いくて、でもどこかいびつな世界がすきなんだなぁと分析してみたり。
サガンの悲しみよこんにちは、にはバカンスへの憧れが膨らむばかり。
その後Tommy february6のMy Vacationを聞いて
放課後のキイノートではひと夏の恋をした少女の話が好きだったり。
ファッションファッショはおしゃれのバイブルともいえるし
陽気なギャングとかレザボア・ドッグス、パルプフィクションのようなクライムコメディも大好き
…続けたら長くなりそうですね。聞きたい方は個人的にたっぷりお話しできますよ。
並べたのはほとんどが高校以前から好きだったもので、最近はぐぐぐっとくるものにあまり出会えてないです。
ちなみにブクログでは本棚に入りきらない本も登録しています。オススメをこっそり耳打ちしてくださる方、大歓迎です。
今回はこの中から、記事のタイトルに関連する2冊を紹介しようと思います。
まずタワーの一番上に鎮座まします、小島秀夫監督の「僕が愛したMEMEたち」
メタルギアシリーズの製作者であり、生粋の映画マニア・活字中毒者である小島監督による
物語にまつわる物語を教えてくれる一冊です。
単なるあらすじ紹介ではなく、そこから小島さんが感じ取ったもの、自分に与えた影響を含めて解説されているため
読んだことのない作品の紹介でも飽きることなく、あっと言う間に読み切ってしまいました。
そしてまた、読みたくなる作品の増えることと言ったら。
わたしは小説でも映画でも読み終わってはい終わり、ではなく
意識・無意識になにかしらの思考、行動に変化を与えるものを欲しているのだと思います。
(もちろん何も考えず読んで笑えるギャグ漫画とかも好きですが。)
作中に登場したことの追体験をしてみたくなったり、ある一場面やフレーズが頭に残ったり
その作品をだれかに紹介してみたくなったり、お互いに感じ取ったことを言いあったり。
そういった思考・行動に変化を与える作品はやはり何度も読みたくなりますし
どこが好きなの?と聞かれたら、「うーん、うまくは説明できないけど…なんか気に入ってるんだよね。」となります。
そして、気になってる人の印象に残っている物語というのを聞くのも大好きです。
そのひとしか持たない作品への思い入れ、物語にまつわる物語。
そういったことに触れることで私もまた新たな気付き、物語の世界へひきこまれていきます。
もう一冊は、一番右に立てかけた現在読みかけの本です。
山崎まどかさんの新刊、「自分」整理術。ライフハック本のタイトルみたいですね。
でも、生活の中の無駄をなくし、シンプルに効率よく生きる(※私の中のライフハックのイメージ)とは対照的な内容かと。
この本は作者が自分の好きなものを100個あげて、自分の中身を棚卸ししようという一冊。
とりたてて役に立つわけでもないものでも、個人的に好きであるならばそれらは自分を構成する大切な成分だ。
無理に捨てて効率ばかり追わなくてもいいじゃないか、ってメッセージが隠れた本、な気がします。(なんせ、まだ読み終わってないので)
わたしも、今のわたしの好きなもの100個書き出してみたくなりました。
・寒い日にあたたかいチャイラテと一緒にノートを開く時間
・天気のいい日にサングリアをボトルに入れてベランダで読書すること
・洋服のイラストを描くこと
・グラノーラに入ってるパンプキンシード
・一人で旅をすること
・旅先でポストカードを買い、風景印を押して送ること
…こんなかんじでしょうか。たしかにわたしらしさ、を再確認できそうですね。
いまつくった100個、一年後二年後もっと後にはきっと入れ替わってるものがたくさんあって
そのたびに私はほんとうにいろんなことが好きで、好きなものに囲まれて幸せだなぁと感じるんでしょうね。
I simply remember my favorite things
And then I don’t feel so bad
わたしの好きな歌の歌詞です。