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もし、旅をすることになったら mikiko

Posted on 23 2月 2015 by

たった今から旅をするはめになったら、どうしようか。
去年は電車にのると、きまってそんなことを考え続けていた。
旅にでる。
それも、数年くらい。貯金を切り崩してだとか悠長なことをいっていらられないような状況にあったとしたら、いったい何をもっていくか。
きっと、ちゃんとした宿泊場なんて期待できない。
なんなら、旅をしながら自分のもっている何かしらのスキルで、日銭を稼いでいかないといけないかもしれない。
パソコンひとつとネット環境さえ整えられていれば、仕事をしつつ旅をつづけられる人もいるだろう。実際に、お金がなくて日本に帰国することとなり、それが悔やまれ旅をつづけるという目的のために、パソコンひとつで稼ぐ活路をみつけて旅をしつづけている人なんかもいる。
歌がうまい人、絵がじょうずな人。なにか、価値を生みだすものを作ることができる人は、なんとか生き抜けそうだ。
私にはなにがあるのだろうか。

旅行は好きだし、嫌いだ。
変化を嫌うめんどくさい性格のわりに、好奇心からどんどん知らない道を延々と歩きつづけたい衝動にかられる。
きっと私が妄想している旅は「旅行」とは違うようなのです。
大半の人がしているのは「旅行」だとおもう。もちろん、私も「旅行」しかしたことない。
ここで勝手に、定義をさせてもらう。
旅行とは、観光地や行きたいところなど、限られた日時のなかで巡っていって、モノやサービスを消費する。たいていの場合、おもしろいものがみられて、ちょっと疲れたけれども楽しい思い出をつくる。たとえ、おもしろくなかっとしても、話のネタにはなる。帰りの鞄にはお土産がつまっていて、そのお土産を手に携えて、どんな旅行だったかを話ながらだれかに渡して日常へと戻っていく。その旅行で出会った人たちは観光客慣れした人たち。そういう、良くも悪くも観光客なれした土地や人だけをみる。上辺だけをすくって、その土地をおもしろかったか、おもしろくなかったかを結論づける厳しい審査員。そんな感じ。それは、悪いことではない。

私がイメージしている旅は、知らない道をざっくりとした方角だけをたよりに歩く。この道は永遠に続いていくのではないかとおもわれる道にも必ず終わりはあるし、興味をそそる場所にもたどり着くし、町や村にでて人と話がしたくなって足をとめるのだろう。歓迎されたり、あからさまに嫌がられたり、距離をとられすぎらり、好奇心の目をもって近づいてきたりするだろう。
そうだな。日本では成立しないかもしれないけれど、別の土地で買い求めた希少な品物を、別の土地で売るってのはいいかもしれない……でも、そうすると業者ちっくな感じは否めないなぁ。
村の子供たちに遠い異国の物語の話をしよう。大人にも乞われれば話をしよう。その人が見たこともない物語を。
砂漠に墜落した飛行機の話。豪華客船に下働きとして潜り込んだ話。池のほとりで約束の鐘を突き続ける男の末路の話。すこしの嘘もまじえて、馬鹿みたいに好奇心をそそる物語を紡ごう。
そして、その土地の話をしてもらおう。その土地で信仰している神の話、土地の祭りとその起源の話、怪異などを。そうやって集めた話をノートにまとめようって…ん?これって、やっていること”遠野物語”の作成ですね。
いいね、私の遠野物語。作りたいものです。
物語をかきとめるノートは、すぐに取りだしてぱっと書けるように工夫して鞄に入れることとしよう。

その鞄の中には、生活ができるすべてのものがきれいにおさまっている。
人里のない山なんかで野宿する必要もでてくるだろう。そのための道具もそろっている。
探しだした水辺の近く。手ごろな枯れ枝をあつめてマッチから火をつける。頑丈なマグカップで水をすくって乾きを癒す。サバイバルナイフで保存のきく食料を刻んで深手のフライパンにほうりこむ。

ああ、やっとでてきた。
「ナベもしくはフライパンについて2000文字以上で語ってみてください」のお題をかいてみました。
ああ、前振りが長かった。笑

旅をするなら、荷物は少なく。
ナベもしくはフライパン。どちらか一つでなくてはいけない。
きっと、煮込み料理なんぞ手のかかることはしないだろう。手持ちの食材を水でカサをを増し、旅の途中で手に入れた怪しげな香辛料をふりかけるとしても、鍋ほどの容量がいるだろうか。フライパンはどうだろう?
ささっと炒めるだけなら、とてもいいようにおもうけどもスープには適さない。かといって、できないこともない。
私は、自分ひとりだけの料理だったらパスタを、手でバキッと半分にわってフライパンに放りこんで茹でる。火が通ったらお湯はすこし残して皿にうつす。パスタは常に水分を吸収しようとするので、こうすることで乾燥が防げる。ソースを同じフライパンで作って洗い物を減らす目的。パスタは半分の長さなのでフォークには巻きづらいのでお箸で食べることになるけど。旅の途中ではいい調理法じゃなかろうか。こういう横着な料理法であればフライパンひとつあれば十分なのです。
それでもやっぱり、物足りない時もでてきそうだ。鍋にあってフライパンにないもの。それは包容力。多少、味付けを失敗して辛くしてしまったとしても、鍋なら水を足して味を調整すればいいだけ。フライパンでそれをやると溢れまいかと気もそぞろ。
少しでいい、ほんの少しの包容力をフライパンにほしい。となると、深手のフライパンがいいのではなかろうか。炒めるだけじゃなく、煮ることも安心してできるし、衛生が不安な水も煮沸消毒しやすそうだ。
そうやって選ばれた深手のフライパンの中に、数日まえに訪れた町で分けてもらった保存がきくようにと塩漬けされた猪の肉と、食べられると教えてもらった野草を放り込んで、香辛料をいれよう。次期に、あたたかな湯気と旨そうな匂いを空気にひろげていく。さあ、お腹を満たそう。

えーっと、私の妄想旅におつきあいありがとうございました。
読んでる人いるのだろうか、こんな長文。笑
文字の羅列で埋めつくしたので、唯一わたしがおもう旅っぽい旅行をした時の記録のノートをはっつけておきます。

7万円を財布につっこんで、決めていたのはざっくりとした行き先。日程と宿は特に決めずにいったときのノート。

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猫の写真がかなりのデータを使っていました。

人にこの写真をみせると「なんで、こんな写真撮ってるの?」といわれたのだけど、個人的にはこの看板の言葉の粋が好きです。過去になんかあったんだろうなということを想像させるのと、きっぱりと対等な関係性でいるかんじ。

 

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いった県に印をつけていったけど、印をつけるほどでもない日本地図ですね。メモには石川ってかいてるけど行ってないから、行きたいなっていうただの願望。今年、もしくは来年あたりにふらっといってみたい21世紀美術館。

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けっきょく6日間の旅…旅行でした。
お金にはシビアにいかないといけませんでしたので、家計簿をかねてのメモ書きと何があったかの記録。

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Profile: mikikoといいます。 Twitter(mokiki_3 ) モレスキンにはまる→書くペンにはまる→書くノートを模索してトラベラーズノートにハマる→トラベラーズノートのカスタマイズにはまる→カスタマイズ自体にはまる→手帳に付属するペンさしにハマる→ペンじゃなく万年筆にハマる→万年筆に入れるインクにハマる→万年筆が裏抜しない手帳にハマる。 モレスキンってなあに? という私が辿った道です。 よろしくお願いします。

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