優しい嘘から始まる恋もある なかしぃ

Posted on 21 3月 2015 by

桜の木の下には死体が埋まっている。桜の花びらが薄紅色なのは死体の血を吸っているから・・・

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今回のテーマは恒例のモレカウのお題”April Foolに備えよ”でいってみたいと思います。嘘つきは泥棒の始まりと言われますが、嘘も方便とも言います。息を吐くようにさらっと嘘をつくわたくしにとってはApril Foolなんてものは関係なく日常茶飯事なわけであります。泥棒は始まらなくてもいいですが恋の始まりには期待したいですね。

最初に断っておきますが悪意のある嘘はいけません。人を傷つけるのはもってのほかです。人を幸せにするような嘘や楽しませる嘘、嘘によって感動させたりしたいものです。かつてクイズ女王と関係のあった戦場ジャーナリストの方が、不倫の謝罪会見で「優しい嘘」という言葉を使ってましたが、いい言葉だなと思いました。例えば、がん患者に告知せずに「もうすぐ治るよ」というのも嘘ですし、元気がないときでも周りには「大丈夫」っていうのも嘘です。髪を切った女性に「可愛くなったね、その髪型似合うよ」というのも時には嘘になります。人間、正直にものを言うだけでは社会が破綻します。殺伐な世の中になります。「あいつ死んだらいいのに」と思ったとしても正直に口に出してはいけないのです。正直者は時に厄介者になる危険性があります。

ということで嘘も使いようによっては人生のスパイスになります。冒頭の書き出しもCLAMPの東京バビロンに出てくるフレーズです(梶井基次郎も同じようなことを書いてましたが)。嘘は詩的でもあるのです。

また、人間関係の潤滑油の役割をするかもしれません。物事を多角的に見るきっかけになるかもしれません。それにはユーモアのセンスと膨大な知識が必要になってきます。例えば、「ドーナツの穴は何故空いているのか?子供が丸ごと飲み込んだとしても穴が空いているおかげで気道が確保され窒息しないですむ」という嘘をついたことがあります。これは「ドーナツには穴が空いている」という知識と「トローチは子供が誤って飲み込んだとしても穴を開けることによって窒息を防ぐ」という知識を知っていて、それらを組み合わせるという思いつきが必要になります。それは脳細胞に蓄えられた記憶どうしがニューロンによって電気的に膨大なネットワーク状につながっていなければならないのです。そして、「ドーナツを丸ごと飲み込むことなんてありえない」という常識を軽く飛び越える自由さも持っていなければなりません。そう考えると嘘をつくという行為は高度な言語活動とも言えます。極論を言えば”芸術”なのであります。クリエイティビティな行為なのであります。嘘つき=アーティストなんです。馬鹿じゃ嘘は付けません。馬鹿正直というのはありますが、嘘は頭がよくないとつけません。

普段嘘をつかない人も4月1日だけはおおっぴらに嘘をついてよいとされていますが、嘘をつくポイントを紹介します(余談ですが「四月一日」と書いて「わたぬき」と読む名字の方がいます、嘘じゃないよ)

まず、配分です。真実を9割語る中で1割嘘を混ぜるのです。そうすると信じやすくなります。リアリティが増します。説得力が増します。

次に、大胆さです。自身を持ってさらっと嘘をつきましょう。意外性のある嘘であればあるほどおどおどしながら言っても効果がなくすぐばれるでしょう。

意外性、そう、ありえそうもないけどそうあってほしいという願望を言葉の上で満たしてしまうのです。嘘も百回つけば本当になるかもしれません。

どうです?ちょっと4月1日が楽しみになってきたでしょう?

番外編:嘘はついていないが真実でもない例:

今回のハリルホジッチジャパンの代表選考になかしぃが選ばれなかったのは、3年後のロシアW杯を見据えると年齢的に問題があるのであえてなかしぃを外して若手にチャンスを与えるため。

本当は東大に入りたかったけどある事情で諦めました。その事情の大半は学力が足りなかったということに尽きますが。

 

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Profile: ボールペン画家にしてぺら部の創設者、しかしてその実態は? Notebookersのwriterの中で一番内容が薄っぺらいですが何か?

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