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お仕事におけるNotebook konama

Posted on 19 6月 2015 by

こんにちはkonamaです。

最近仕事が忙しくなって、家についてさてノートを書くぞと思ってもちっともその気にならないことがあります。ノートはいい気分転換になるので、特に忙しいときやしんどい時には楽しいひと時なのですが、なんでだろう?…と考えて、気が付いたのは「今日はもう沢山書いてきたから」。今日は少々真面目に?お仕事におけるノートの話です。

社会人の方、あるいは学生さんでも日報というのを書かれるかたがいるかと思いますが、私の場合仕事柄日々「ラボノート」というのを書いています。そう、例のS○AP細胞事件で有名になった例のあれです。実験をした、注文をした、溶液を作った、撮影条件、データファイルのありか、論文用の解析、ディスカッションのポイント、ふと思いついたアイディア等、なんでも書き留めておくのが基本です(すぐ忘れちゃいますからね)。日本では以前はそれほどうるさくありませんでしたが、特許や発明の優先権などお金の絡む話でもあり、アメリカのラボ(研究室)だと帰国の際には原本はラボの所有物としてラボが管理し、全頁複製したものを持ち帰るというルールというのも割とよくあるようです。そして今、日本でも色々とうるさくなってきたわけです。

【いわゆるラボノート】

一応ラボノート、特に特許がらみの証拠としてのものは、決まりがあります。

  • 消せない筆記用具を使うこと
  • 糸綴りのノートを使うこと
  • すべてのページに通し番号をつけること
  • 書くときには必ず日付を書く
  • 余白を作らないこと
  • あとから書き込まないこと(書くときはその旨を書いてはっきりさせる)

要はあとから書き足せない(時間を遡ってあたかも自分が先にその結果を得たように書くとか改ざんを防ぐ)、変えられないということが大事なのですが、これが進んでくると

  • 大事な発見をしたとき、もしくは定期的に第三者が目を通し、サインをする
  • データを貼り付けたときは貼った部分とノートの間に割り印を押し、その上からテープで貼る

なんて感じになってきます。もはやこうなってくると使う人の利便性は後回しな感じです。基本、上の条件がそろっていればそうそう問題にはならないと思うのですが、最近は専用のノートが売っています。以前も大学生協なんかでオリジナル商品を見かけることはあったのですが、コクヨのシリーズはなかなか強力です。先日話題になった理研のラボノートもこのノートにロゴと絵を入れたものみたい。

一番安いのだけど説明付小口もこんな感じ

小口に改ざん防止パターン、貼り付け透明シール付き、方眼ノートの下のところには見た人がサインする場所まであります。↑はエントリータイプなのでお値段お安め。

【Moleskineのフォリオを使うようになるまで】

で、このノート持ってますけど、実際には自己紹介でも書いた通り、モレスキンのフォリオの方眼を使ってます。開封の儀の際にはナンバリングスタンプで全頁にページ番号を押してます。古典BBのインクの万年筆で書いてます。一応上のリストをできるだけ守っているつもり。

以前はキャンパスのA罫のA4、小豆色っぽい定番商品を使って、プロジェクトごとに書いていました。でもプロジェクトが増えるたびにノートを増やすとなんだか面倒なうえに、プロジェクトに共通の事項をどこに書くかとか色々と混乱があって、結局その日何やってたかがわからなくなって、これはまずいと思い始めました。ノートの後半になると書きにくくなることや、書き味もなんとかならないかなあと。その頃はジェットストリームを使っていたのですが、インクの保存性に少々不安があるという話を聞いて、これは何か考えなくちゃ!と思ったわけです。

その時思い出したのが留学中につかっていたBlack’n Redのノート。大判ハードカバーの横罫で、懐かしのぶっといBICのオレンジのボールペンで書いてました。その当時はまだまだ英語が不自由だったので、指導教授との会話はほとんど絵(笑)。当時のノートをみると大きいノートの両側から絵や模式図が書かれていて懐かしい限りです。ただ、このノートわりと紙はぺらっとしていて、ガシガシと太いボールペンで書くと、裏抜けはしないけどものすごい書き跡が残る。さらにBicボールペンは日本語向きじゃないと個人的には思う。それにやっぱり横罫は絵をかくのには向いていない気がします。

というわけで、数年前に自分的楽しいラボノート改革をすることにしたのです。やっぱり毎日書くのに楽しくないのはよくない。

ハードカバーで、糸綴りで、開きがよくて、大判のノートで、方眼で手に入りやすいモデルチェンジがなさそうなノート。この条件を考えたとき、ぱっとモレスキンが浮かびました。いつもはラージを手帳として使っているけれど、大判もあったよなあと。問題は値段。1冊3456円は高い!特にラボノートを一冊にまとめると決めた今、消費スピードに対してこの値段に耐えられるだろうか…。いろいろ考えたのですが、結局毎日使うものだし、読み返す+保存する前提のものなので、投資する価値ありと判断して導入しました。実際に使ってみると、すこし厚い紙なので、貼ったり描いたりに対して丈夫だし、余白なしでキチキチ書いていくと、意外と持つものです。何よりノートを書くことそのものが楽しくなったという点でよかったなと思っています。

筆記用具は保存を考えると退色しないもの。水の隣で使うこともあるから、少々耐水性。ということで万年筆を使っています。厚手の紙なので、ふつうのラージほど裏抜けしないし、古典インクなので定着してしまえばわりと大丈夫。この辺りは趣味のこじつけでもあるのですが、楽しいのが正義さ!と毎日使っています。

そんなわけで、お仕事関連のノートにちょっと投資して毎日のお仕事を楽しくするというお話でした。あれ、違う?

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Profile: こなま。趣味を仕事に持ち込んで、仕事から趣味を増やしている毎日(←結局好きなことしかやっていない)を過ごす、ざっくり人間。おいしいお酒のあるおしゃべりは大好物。一応モレスキンユーザー。現在Notebookers Mapプロジェクト進行中です。 年に数回更新するブログ Chips with everything

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