Categorized | mail, Recommend, 世界の果て

海を渡る一方通行のラブレター konama

Posted on 27 7月 2015 by

毎日暑いですねー、konamaです。

01698966d81a5af48b0c8a54e532b847ea334f7c52

最近Post Crossingというものを初めてみました。皆様ご存じNotebookers ライター、エハガキ華さんのインスタグラムなんかを見ていて、これはやってみたいなあと思ったのです。
もともと小さい頃から切手や消印なんかに興味があったのですが、なにせあのパラフィン紙が挟まった収集帳にピンセットでそ~っとというのが、割とざっくりな自分に合わなくて、なんとなく郵便趣味は憧れつつも敬遠していたというのが正直なところ。おまけに中学生のころペンパル(海外文通)というのにトライして何回かやり取りするうちに書くネタがなくなって結局数回のやり取りで続かなかったという経験が、なんとなく手を出しかねていた理由でもあります。

今回Post Crossingをやってみようかなとおもった一つの理由は、自分がやることがこまめにハガキを出すことだけだ、ということでした。ポストクロッシング、略してポスクロは海外の誰かにはがきを書く(誰になるかはシステムが勝手に選んでくれる)と、まったく違う海外の誰かから自分にはがきが届くという仕組みで、基本的に同じ人とのやり取りはありません。送り先が受け取ったはがきを登録すると、次の宛先を紹介されます。

【絵葉書マラソン?】

ひたすらにハガキを書き続けるってことにはちょっと自信があります(ってほどでもないですが)。およそ20年前、E-mailよりはFaxの方が確実だった時代にイギリスに留学していたのですが、パソコンやら交換手を介しての海外通話などは親の世代には難しく、日常のちょっとした連絡は基本はがきでやり取りしていました(それだって届かなかったりするのですが)。やりとりといっても、英語の住所をはがきに書くというのも少々ハードルが高かったようで、基本私の方がせっせと書いていて、年に数回返事が来ればラッキーという具合。つまり返事は期待せずにほぼ毎日、日記のように、あるいはノートブックに書くように、会った人、食べたもの、大失敗、驚いたことなど書いては送っていたわけです。今でも実家にはその当時のはがきがまとめてあって、たまに見ると自分でもちょっと懐かしいです。先日「イギリスはおいしい」で有名な林望さんがやはり留学中の手紙をまとめた「イギリスからの手紙」を出版されたのをみつけて、おんなじようなことをしているなあと楽しく読みました。週末に郵便局で30枚切手を買って、ニューススタンドや本屋で絵葉書を買って持ち歩き、昼休みやコーヒータイムに書いて出す。研究室の秘書さんたちは毎日私がポストにはがきを出すのに気が付いていて、今度は新しい柄ねとかそういう話をされるくらいでした。

結局3年半余りの滞在だったので、一つの街にいて絵葉書の種類がさほどあるわけでもなく、半年ぐらいから結構はがきを見つけるのが大変になりました。大学オフィシャルはがき→観光用かなり美しい風景ハガキ(航空写真とか、高い上に定形外が多い)→ローカルの埃かぶってる系絵葉書(印刷が雑だけどインド人とかがやってるスタンドでまとめて買うと安い)→お土産やによくあるイギリス観光ハガキ(ロイヤルファミリーとかフィッシュアンドチップスとか)→大学の博物館・図書館のはがき(ローマの甲冑だのパピルス?だの)→街の画廊のオリジナル絵葉書。ここまで来てついに同じ絵葉書もやむを得ないか…と思ったのですが、ここでTaschenのポストカードブックに出会って、この際イギリスっぽくなくてもよいかと、ボタニカルアートや街角、イングリッシュガーデン、アート等々ほぼかぶりなしで留学期間を終えました。

 

【相手がいないようでいるような手紙】

そんなことを思い出しつつ、久しぶりにハガキを書いたわけですが、これが色々楽しい。一応プロフィールにはどんなハガキが欲しいかリクエストが書いてあったりするので、手持ちでちょうどよさそうなものを探したり、知らない人に二言三言書くだけだから、大したことは書けないのですが、ちょっと和柄のマステやデコラッシュでかざってみたり、基本ノート書く時と同じ楽しみがあります。その人からの返事があるわけではないから、書くことは最近こんなことが好きだとか、そんな感じ。相手がいるようで自分の世界、でもできるだけ受け取る相手に喜んでほしいから、色々あーでもないこーでもないと頭を絞る。そしてまだ見ぬ送り先に向けて、ちょっと変わった切手やはがきを買い集めたり。そんな不思議な感じです。思えば毎日のように絵葉書を書いていた時も相手を想定して書いてはいたけど、相手が返事をくれると思っていないという意味では同じようなハガキなのかもしれません。読まれることを想定した日記みたいなイメージでしょうかね。

初回では5つ宛先を紹介してもらえるので、記念すべき一通目はロシア、そしてドイツ、アメリカ、台湾、中国へ旅立っていきました。さて、1通目はどこからやってくるでしょう。いつか思わず地図上で位置を確認してしまうようなところからはがきが来るのを楽しみに、しばらくやってみようと思っています。

 

第一号ハガキをフランスとオランダから受け取りました!そのあたりのことをブログに書いたので、よろしければそちらもどうぞ。

Name:
Profile: こなま。趣味を仕事に持ち込んで、仕事から趣味を増やしている毎日(←結局好きなことしかやっていない)を過ごす、ざっくり人間。おいしいお酒のあるおしゃべりは大好物。一応モレスキンユーザー。現在Notebookers Mapプロジェクト進行中です。 年に数回更新するブログ Chips with everything

Photos from our Flickr stream

See all photos

2017年11月
« 10月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930  

アーカイブ