誰が月の齢を予言するか 〜ムーンプランナーメソッド講座へ行ってきました。

Posted on 16 3月 2016 by

西はまだちょっと寒いです嬉しいですせらです。
行く冬を惜しみまくっています。ハッシュタグは #惜冬 で。

えー。映画の話から始めます。
『エレニの帰郷』というテオ アンゲロプロス監督の作品があります。
エレニというギリシャ人女性が、シベリアの収容所に入れられ、子供を産み、子供と引き離され、再会し、…という、二次大戦から現在までの一代記なんですが。
カメラワークが流れるようで、天使の三枚目の翼とか、ほんとーに美しい画面でして。
そして、これを見た時、すごく思ったのが『時間の流れ』でした。
イレーヌ ジャコブという女優さんが、主人公エレニが若いころから、孫ができるような年齢までひとりで演じています。
メイクや、白髪が少し目立つようにしたりして、年齢を重ねているように見せているんですが、えー、そのひとのひとつの人生なのだから、ひとりが演じるのは当然と言えば当然なのですが、まず、それがひとつめの『流れ』。
そして、作中、時間が行ったり来たりします。若い頃のエレニから、ぽん と時間が飛んで年を取ったり、また戻ったりします。でも、それが全然不自然ではなく、水が流れるような、自然な営為に見てとれました。これがふたつめ。
例えば、デジタルの時計が かしかし と音を立てて数字を切り替えるのでは【なく】、影の位置がさっきまではそこにあったのに、ずいぶん遠くに移動したとか、そういった、昔から現在まで、ひと続きの流れ、のような時間の感覚が感じられて、すごく新鮮! と思った覚えがあります。

3月12日、神戸ナガサワ神戸煉瓦倉庫店でのムーンプランナーメソッド講座に参加してきました。

ムーンプランナーメソッド講座の看板

行ってきました。

ムーンプランナーとは。
わたしは(繰り返しますが)この Notebookers.jp 一、二を争う『ノートブックについて書かない』ライターでして、そんなわたしが説明するまでもないほど、みんなダイスキ! ムーンプランナー! ですが。

ムーンプランナー公式サイト

このトップページに書かれているように、例えば4月始まりで、来年の4月までの日付が書かれている手帳では【なく】、月の満ち欠けをベースにレイアウトされているスケジュール帳です。
以前、1冊だけ使っていて、「過去のこの日にこういうことがあった、と書いてみる」という提案があって、やってみたら、見事に満月と新月で、始める、拡げる/まとめる、見直す、などがシンクロしていてすごいなあと思った覚えがあります。
ただ、サイズがどうにも使いづらく、その1冊でやめてしまいましたが、with(ウィズ)というトラベラーズサイズが新しくできたそうで、それを使いたいなあ、それなら、ちゃんと使い方講座を聞いてみたいと思い、締め切り人数ギリギリのところで申し込むことができました。

ムーンプランナー

物販コーナー

物販コーナー

もともとは、ムーンプランナー、制作者のおひとり、横村さんが、ご実家の家業のため『月の満ち欠けを取り入れた、自分にとって使い勝手のいい手帳』を、トラベラーズの方眼ノートブックに手書きして、始められたそうです。それはコチラに。

今回の講座は、ムーンプランナーメソッドを使うための【更に基礎】のお話でした。
シンプルすぎて使い方がわからない、というかたが多いらしく、ムーンプランナーの良いところが伝わっていないのではないか、ということで今回の講座を開くことにしたそうです(そ、それで良かったかな、どうかな)。

ひとつめ。
現在の社会は、太陽のリズムが中心で、強調されている。月のリズムは忘れられて、ほぼ使われていない、その月のリズムを体内に再インストールすること。

具体的には、ムーンプランナーを拡げて【見る】 時間の距離感を実感して、想像してみること。
この感覚を『面白い』と思えたら、月のリズムのインストールの始まり、だそうです。

横村さんが繰り返し、言われていたのが『ページを拡げて見る』こと。
毎日、書かなくていい、約半月の満月から新月、新月から満月の周期を、見て、月のリズムを体内に取り入れること。

毎日、書けなくてがっかりしなくていいのだそうです。
書けていないと言って、自分を苦しめるような使い方はしなくていい、と言われていました。

ふたつめ。
手帳は、時間という見えないものを可視化して、扱うわけですが。
ムーンプランナーは月のリズムの時間感覚を可視化している手帳で、1月始まり〜 とか 4月始まり〜 曜日、月、は、あまり関係がない。

見開きのページの、この一番大きな枠に、大きな文字でその半月のテーマを書いて、タイトル化するわけですが。
MP07
が、日付があります。この場合、3/9と書かれているので、半月の全体のテーマではなくて、その9日の用件のように見えるし、違和感がある、というかたが多いようです。
その日『一日』、それこそが『太陽のリズム』なのだそうです。
その太陽のリズムが当たり前、慣れているものなので、3/9のスペースに書いたものを半月全体のテーマと考えるのは、抵抗があったり、キモチワルイかも知れませんが、『大丈夫、死にません』と言われていました(会場、大ウケしました)。

ただ、この月のリズムは、新しいものではなく、もともと人間が持っていたリズムであり、感じていたことなので、『思い出す』月の感覚、間隔という時間のかたまりを実感することが大切、なのだそうです。
この実感を面白い、と思い、受け入れるのが早いかたは、ムーンプランナーを楽しんで使えているようです。

あと、微調整的に、
・計画の修正もすること。それは半月の頃に見返す。
・ログもちょこちょこと書いておくと、ひとかたまりの物語ができている。

この二点がメソッドを実行する前の基本ポイントだそうで。
ここから、メソッドの具体的な説明を話して頂きました。
例えば、目標が『ダイエットしたい』なら
 満月>満ちる>筋肉を付けるトレーニングを
 新月>減らす>老廃物をデトックスする
というような、
 満月>ふやす 
 新月>へらす
この方向で進めていく、回り道のように見えるけれど、半月の期間でメインとしていることが正反対なので『飽きない』、そして『達成した』という意識ではなく『充実したなあ』くらいの意識で、ということです。
この辺りは、ムーンプランナーの手帳にも書かれていることなので、さらりと。

あと、講座を聞いていて、わたしがすごく面白いなあと思ったのが、
『気軽に『先に』この頃には、こうなるぞ、ということを書いてみる』でした。
毎日、ぴっちりログを書かなくても、こうして先に書いたことが、自分を上手くひっぱって行ってくれる、と言われていまして。
月の満ち欠けに合わせて、先に立てた予定が自分をひっぱってくれる、楽に、するすると物事が進む、自分の力で、がんばって、というより、時間の波を伝って進められる、ということなんですが、面白い! 体感してみたい! と思いました。
えー、withは4月からなのですが、3月あたりのコピーを頂いたので、ちょっと試してみて、この『ひっぱっていってもらう』感覚を味わってみようと思います。

ムーンプランナー主催のお二人
ナガサワ神戸煉瓦倉庫店スタッフのかた
素敵な講座をありがとうございました。
次回、実践編とか発展編講座などをお待ちしております。

☆おまけ☆

われは植物の最も美しきものなり
われは勇気をかきたてる猪なり
われは水中の鮭なり
われは平原の湖なり
われは知識の言葉なり
われは戦いにあずかる槍先なり(略)
誰が月の齢を予言するか(わたくしでなくして?)
誰が太陽の沈む場所を告げるか(この詩人なくして?)
(ケルト ドルイドの詩より)

そして☆
書いて頂きました♪ ありがとうございます♪

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Profile: あなたと一緒に歩く時は、ぼくはいつもボタンに花をつけているような感じがします。

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