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着付師のノートブック Kyrie

Posted on 22 4月 2018 by

photo by 着付師いっちゃん(@kitsukeshi_1

 

はじめに

「着付師」という職業の人がTwitterに、ノートブックに書いたご自分の仕事用のメモを上げていらした。

私は興奮した。
他の人の「仕事用のノートブック」を垣間見ることは少ないし、そのまえに「着付師ってどんなお仕事するの?」という疑問を持った。
そしてすぐに「ああ、この人のノートブックをNotebookersでご紹介したい!取材させてもらって、それをまとめて記事にしたい!!」と思った。

その後、「着付師いっちゃん」と私はTwitterなどを通して親しくなり、私は取材を申し込んだ。
と言っても、物理的に遠く離れているので、私が聞きたいことをいくつかの質問にまとめ、答えてもらい、写真を提供していただいた。
それをわたくし、キリエが記事にまとめたものを今回お送りする。

実はこの申し出の後、私たちは実際に会うことになった。
3泊4日という時間を共にしたが、2人は「着付師のノートブック」にほとんど触れることなく、しゃべりまくり、遊びまくった。
ノートブックを見せていただき、私もインタビュワーのまねっこをさせてもらえばよかったのだろうけど、私たちはとりあえず「ネットではなくリアルに会えた興奮」に突き動かされ、取材は放棄してしまった。

そんなこんなで作り上げた記事となっている。

 

 

着付師のノートブック

①「着付師」という仕事を具体的に教えてください

ひとさまに着物を着せ付けていく仕事です。 イメージしやすいところでいうと成人式、卒入学式、結婚式の列席者、花嫁さんなどでしょうか。 わたしはこの他に時代衣装、舞踊舞台の衣装の着付けも承っています。

 

キリエの補足

私がこの質問をしたのは、「着付師」というとなんとなく、結婚式のときにホテルにいて手際よくぱぱぱっと着物を着させてくださる人、というイメージしかなかった。
なので、ソロでフリーランスでの「着付師」、これも語感がカッコいい!という人は、実際どんなことをされているのか想像がつかず、聞いてみることにした。

 

 

②「着付師」のお仕事ノートについて

a)ノートをどんなときに使いますか

リハーサル、衣装合わせのときに決まったことをメモする、先輩から教わったこと、初めて着せる衣装の着せ方、その日の反省などを書くときに使います。 自分用です。

 

b)どんなときに書きますか

リハーサル、衣装合わせではその場ですぐにメモ代わり、その他は帰りがけや一人になった瞬間に書き付けます。

 

c) a)の「どんなとき」はいつ書きますか

あ、b)で答えてしまってますね(笑) 仕事帰りの電車の中、最寄り駅の駅ビルに入ってるコーヒー屋さんとかでふーーっとなっているとき、が多いです。

 

d)どんなノートが使いやすいですか

スケジュール帳と一体になっている後ろのメモページ。まずはここにばばばばーーーっと書き込みます。 書いたの見返すときに、いつのなにの現場だったか思う出しやすいです。 内容によっては(例えば教わったこと、注意点、感想など)清書するノートに書き写します。文庫サイズのノートにちまちまと。反省もこめて(笑)いや反省だらけで(笑)マス目のものか無地が好きかなあ。 フカフカの紙質が好き。あ、すべすべも好き。めくるときの感触がいいのが好きです。←細かい(笑)伝わらない(笑)

 

キリエの補足

いいですね!いいですね!
Notebookersの記事のためのインタビューをお願いしようと思ったのも、いっちゃんもなんとなく「紙もの、ノートがお好きかなぁ」とツイートで感じていたからでした。
ノートについて聞いているのに「フカフカ」「すべすべ」など紙質についても語ってくださるなんて、いいですね!
実際にお話していたら、ここで脱線していたかもしれません、キリエも熱く語り始めちゃって。

 

e)今使ってるノートはなんですか

スケジュール帳は「Pat-me」←大正解だった!!薄さ、マンスリーとウイークリーがパッと見れる、メモ欄マス目、めくる感触、全体的な薄さ、サイズ。サイコーだ。 ペンはフリクションの0.38超極細、予定がくるくる変わるので消せるのありがたい。
清書ノートはモレスキン風の不思議なマス目ノート。これなぜ持ってるかわからない謎ノート。 びしばし書けるのが良い。 紙質はザラザラだけど、いやな感じじゃない。
もっと大事なこと書くノートはうふふ。贈っていただいたノート。手元に来たとき油紙に丁寧に包んであったんです。フカフカの紙質。これだけはPILOTのEliteで書いてます。うふふふ。

 

キリエの補足

いいね!いいね!
ノート好きさんとお話していると「自分のかわいこちゃん」について語り出したらによによして止まらなくなっている様子を見るのが好きです。あー、「お好きなんだなぁ」と思います。

 

f)実際に書いたページを見せてください

photo by 着付師いっちゃん(@kitsukeshi_1

 

photo by 着付師いっちゃん(@kitsukeshi_1

 

photo by 着付師いっちゃん(@kitsukeshi_1

 

この3枚は現場帰りにばばばばーーーっと書き留めたものです(笑)私にしかわからない(笑)

 

キリエの補足

ああ、この臨場感ですよ!基本、私はメモもノートも書き殴るので、こういう「きれいにまとめられていない書きつけ」にぐっとくるのです。

 

 

g)ノートを見返すときはどんなときですか。古いノートも見返しますか。

うまくいかなかったときに見返します。古いのも見ます。拙すぎて泣けてきます。スケジュール帳のは書くときにいつも目に入ってきます。

 

 

③活版印刷イベント面白かったですか?活版の魅力を存分に

 

photo by 着付師いっちゃん(@kitsukeshi_1

活版印刷のイベントに初めてでかけたのは「2017活版TOKYO」でした。 神田のビルの一階のフロアに活版印刷の機械や紙屋さんがたくさん出展されていて、夢のようでした。 活版印刷体験があったのでもちろんやってきました。レバーを2回引くと刷り上がります。1度目はインクのせ、2度目が紙に押し付けて印刷完了。 楽しすぎました。 いろんな紙、印刷物、ワークショップ、文字を売っていたり、おもしろい折り方など。それ以来都内で紙と印刷のイベントあるときはふらぁっとでかけています。

 

photo by 着付師いっちゃん(@kitsukeshi_1

キリエの補足

このおみくじの折り方を見て「あ!」と思われた方は、モレカウファンかもしれません。
これはモレスキンイベントでモレカウが紹介した「旅人の地図の折り方」の元になった「トルコ折り」ですね。

 

 

④ぶっちゃけこの依頼を聞いた時どう思いましたか

おもしろいの。。?これ。。??? でした(笑) これでいいのかなあ。

 

キリエの補足

いえね。見ず知らずの人から「突然ですが、Notebookersのライターをしているキリエと申します。『着付師のノート』を取材したいのですが、いかがでしょうか?」といかにもアヤしい人っぽかったので、聞いてみました。
面白いかどうかを気にされていますが、面白いです!

 

 

⑤Notebookersに参加してみてどうですか?

私のほうが楽しませていただいてます。 Kyrieさんに教えていただいて知ったのですが、オトナの部活のようなサークルのような心地よさが素敵だなあと思いました。

 

 

⑥他に書きたいことあればご自由に

実はKyrieさんの影響でブログを始めました。 まだ少ない記事ですが、ここでは昨今のブログで稼ごうブームから完全にはずれて、自分が好きなように好きなことについて書いていきたいと思ってます。

着付師いっちゃんのブログ 時のもの https://ktk0039.goat.me/

あとTwitter@kitsukeshi_1)もやってます。です。ご興味あれば(笑) ものすごい好きなことばかりつぶやいてます(笑)

なにか機会があればぜひ着物、着てみてください。 見知らぬあなたに出会えると思います。 どんな感じだったか、記事でお目にかかれたらいいなと思います。

 

もしもきっかけつかめんければ、こういうこともやっていますので、ご参考にどうぞ。

 

 

おわりに

着付師の方とは「着物を着せてもらっている数分間の関り」しかない。
なので、詳しいお仕事の様子やその裏側がどうなっているのか垣間見られるTwitterやブログも楽しい。
また、実際にお会いしたときに着付をお願いしてしゃなりしゃなりと日本橋のあたりをお散歩させてもらった。優雅な気分になって自分もほくほくしていた。

ノートブックから垣間見える「着付師」というお仕事。そしてその向こうにある「お人柄」。
ほんと、ノートブックも面白いし、それを使う人も面白いなぁ。

いっちゃん、ご協力ありがとうございました。

そして、告白します。
私はNotebookersのライターになったとき「ねーねー、あなたのノートブックを見せてください。それについておしゃべりしてください」というインタビューみたいなことがしたいなぁ、と最初から思っていたので、やっとキリエの野望の一つが達成できた。やったー!!!
自分のブログでも試したことがあるが、遠く離れていても、こうやって質問に答えていただくことでのインタビューもできるなぁ。

 

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Profile: 広島生まれ広島育ち リュックを背負って、カメラとノートブックを持ってどこかに行くのが好き 2006年にスペイン巡礼に行きました Twitter → @salaky_ blog → 涯てお茶

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