孤独に寄り添う者

Posted on 04 2月 2012 by

孤独に寄り添う者としてMoleskineが私の側にいる。別にMoleskineである必要はない。紙とペンであればそれでよい。

ただMoleskineのゴムバンドには、私が書きとめた思考、私が吐きだした感情を外界と厳密に区別し、秘密を保管してくれる可視化された外付けハードディスクみたいな感覚がある。

ただ、”Case of loss, please return to:”があるだけに、誰かが見つけたら、中身を見てしまう恐れがあるので危うい状態であるのは確かなのだが。

前に書いた記事で私たちの頭を晒す、という点を引き続き意識すると、孤独を無くした時点でそれを拾う誰かがいる。そして拾った者が返却しようとした時、孤独が消える。誰かと繋がった時点で孤独から別の場所へと発展する。

この文章を書いている時は、孤独でありながらも、このインターネットという大海原のどこかで「誰か」を意識し、その人に見られていることを意識している。孤独とその反対の語を意識して書くに至る。その姿はもはや孤独ではなく…。

 

孤独のようで孤独ではないあいまいな世界。その世界からの脱却。その詩人とは。

 

 

大海原から始まりここではないどこかへたどりつく物語の補助役としてのNotebook.

孤独ではなく、出会うための物語。書きたいことだけを書いて想いを集めてつなぎ合わせてゆけば各々の美学の結晶になる。個人のきらめきが輝けば輝くほど、目指す先が見え、孤独の闇から脱却できるのだ。

どこかにたどりつきたいのに、どの岸辺にたどりつけばよいのかわからない私はまだ孤独の船に片足を乗せたまま。早く方向を見つけ出して星をつなぎ合わせたい。

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