Tag Archive | "「躰」とは「経験」が現象する区域である"

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十二文字

Posted on 09 10月 2016 by ピース・メーカー

この文は十二文字である
有名なパラドクスだって
誰が気にするっていうの
十二文字かどうかなんて

これが別の文を指すなら
パラドクスにはならない
ノートの外の十二文字が
伝えたかったことを探す
a-crystal

この文は十二文字ではない

paradox

ノートに書くのはヒント
答えはノートの外にある
ノートの外にあるヒント
答えはノートの中にある

         (十一)

 

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ねぐずりねこ

Posted on 02 10月 2016 by ピース・メーカー

しろいねこが ねぐずる

retro-is-outdated

世界を 見張ってるから
自分は 続いていくから
みんな 覚えているから

腰を叩いて 頭を撫でて

世界は続くから 大丈夫
自分は自分だから大丈夫
明日はくるから 大丈夫

しばらく言い聞かせてた

a-power-saw


ひざの上に ねこが眠る
そっと ノートを開いて
今日の感謝と連絡事項を
仔細漏らさず 書き残す

こないかもしれない明日
いないかもしれない自分
とどまることのない世界

                           (遺志)

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このところこころとことばのことばかり

Posted on 25 9月 2016 by ピース・メーカー

ことばはみんな約束だから
あまりしばられたくはない

the-caffe-for-everybody

浅くて狭くて窮屈で重たい
着膨れたことばを分解して
深くて広くてゆるくて軽い
ことばを幾重もつみかさね

word-has-no-face
ことばの綾にたよらないで
ことばの外が伝わるように

ことばは便利でなくていい
足りないからこそ愛おしい

                        (交感)

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ことばとのこと

Posted on 18 9月 2016 by ピース・メーカー

ことばの数 = 物事の数
ならばこの世に謎などない

ことばは{遅れる・先走る}
ことばには{顔・命}が無い

a-void-a-solid

ことばは 心をみつけてくれる
〈そのとき 心は硬くなる〉
ことばは 私を定めてくれる
〈それは 私じゃない私〉

cooped-up-feeling

ことばの 好きには させないぞ
ことば だからって いばるなよ

(依存)

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秋を越すルネ・マグリッド

Posted on 11 9月 2016 by ピース・メーカー

空が高くなるので密度が下がります
すると薄くなり透明度が上がります
気圧が下がって全体に膨らみますが
隙間も広がるのですぐ元に戻ります

体積は戻りますが中身は替わります
夏に抱え込んでいたものが噴出して
秋がゆっくりと行き来し始めました
私は透明に/希薄に/軽くなります

抵抗が減るため 速度が上昇します
細胞の空隙を 秋がかけめぐります
私と秋とを隔てる輪郭を失念すると
秋の中 私は漂ういびつな空洞です

a-capusule

けっして 空っぽなわけではなくて
隙間がたくさんあるのでその空隙に
染み入る秋の大気がとにかく細胞の
一つ一つを 透明にしてしまうので

あらゆる物事が 鮮明になる一方で
あらゆる物事との距離も顕わになり
そこに横たわる溝の 深さや高さに
恐ろしさ 寂しさ などを感じます

rene-magritte

やにわに ルネ・マグリッドなどの
夢の類似品を 抜き書きし始めます
透明な秋と 透明な私と 透明な夢
その境界で乱反射を起こす斜めの光

(充填)

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センサー

Posted on 04 9月 2016 by ピース・メーカー

たくさんの×と 少しの○を
たたきこまれ すりこまれ
するうちに

それは× それなら○ と
いつも 聞こえる声となり
いつしか

声ですら なくなった

Tortoise Cow and Fish

絶対のルールだった
はずの 
×と○ じつは
ローカルルールだった

育ててくれてありがとう
守ってくれてありがとう
あとはなんとか しますから

Censor

×と○とのへだてのない
世界の 異邦人となって
かたっぱしから かき出してやれ

ノートの上に タブーはない
感情のうず 世界のむきだし

(検閲)

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考えちゃえ!

Posted on 28 8月 2016 by ピース・メーカー

受精と同時に生じる疑問
「世界はなぜこんな風に在るの?」
ずっと抱えて ずっとあのまま
外観だけ「生活(=仮説)」で縫い合わされて

仮説(=防護ネット) に安心しないで
ネット(=網)を破って とび出さないと
二兎を追うもの一兎をも得ず

Gag is a giant swing

考える=逃げる
息してるだけじゃ駄目 考えちゃえ!
考える=自分を変える→向き合う勇気

=移動!=旅!
ぐるぐる とんだり もぐったり
ほったり なでたり ながめたり

Release hostages

留まったら死ぬ 考えちゃえ!
飛び回れ 宙ぶらりんの世界
つきとめちゃったら 忘れちゃって

考えちゃえ!
どこでもないここで
考えちゃえ!
ここでないどこかで

(旅券)

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腑分け

Posted on 21 8月 2016 by ピース・メーカー

分け入っても 分け入っても 脳の襞

なだれる ぞうもつに 朦朧としながら

ペンでかきわけ ノートにとりわけ

Singularity

不意に底が抜けて がらんどう
「ここだ!」

Anatomy

ノートは いつも ここまで

(頭山)

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ただ一つ

Posted on 14 8月 2016 by ピース・メーカー

ノートに 書くっていう ことは
ハートに ぐさっときた ことを
うんと味わい 抜き 書き 連ね
【今=私(=世界)】を 時間から
掬い出すってことだ

The immortality is boring

「このノートも 再発見されて
『そっくりそのままじゃ つまらない』なんて
アップデートされたら 愉快だね」

What is the real you want

言葉は光よりも遅いから
光を超えることができる

携えた ただ一冊のノート に
記されていた ただ一つのこと

(想像)

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テレパスは滅び 我々が残った

Posted on 07 8月 2016 by ピース・メーカー

知ってる言葉が増えても
言いたい事は 増えないけど

説明が伸びて
だんだん 離れていく

An eternal moment

言葉は 臆病すぎる
それでいて 傲慢すぎる

テレパスは滅び
我々が 残った

The history of the 21st century

その悲しさと希望

(留保)

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かくかくしかじか

Posted on 31 7月 2016 by ピース・メーカー

それは まだ書かれてはいないのか

それならば 書かれたことのない文字列を
総当りに記してみたら 
それらのなかに
それは 書かれるだろうか

それとも そんな つらなりでは
示すことなど 叶わないのか

The local coordinates

それとも もう書かれて あるのだろうか
それに 気付けていないだけ なのか

そもそも 気付くことなど できるのだろうか?

A helix

意思が 意識が 無意識が ∞ 堂々巡りする
{外のない外の外(は→に) 内のない内の内(に→が)}

「この世がそれだ」 なんて 言わないで
答えだけでは 答えじゃない

(42)

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反響と共鳴

Posted on 24 7月 2016 by ピース・メーカー

揺れる 世界 体中 感じて
聴き留め 書き留め 記憶する

私の つみかさねてきたものと
そのなかにある いくつもの空隙に
複雑な ハーモニー 響かせている

Resonance and echoing

 

つみかさねたものに反響し 空隙に広がる響き
あちこちに染み入りながら だんだんと消える
反響の理由は 理想を求める意思

つみかさねたものが共鳴し 私の全体が揺れる
私自身が響き 境界を越えて 世界を揺らす
共鳴の意味は その響きを生きる覚悟

Definition of the information

どんなふうに響けるの? どんなふうに響かせたいの?
崩して つみかさねて 私の形 理想の響き 探して

聴き留め 書き留め 経験する
揺れる 世界 体中 感じて

(泉水)

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わからなくなりたいの

Posted on 17 7月 2016 by ピース・メーカー

分かった って 充足感がある /けど きゅうくつ
知ってる って 安心感がある /けど おもたい

分かったことと知ってること つみかさねて
未知の高みを征服していくのは爽快だし 
新たな世界が見えてくる /低いとこばっかだけどね

Scrap and build

そうやって昇りつめても 手の届かない場所がある
分かったことと知ってること つみかさねた 先に

背伸びしたくても 足元ぐらぐらで 怖い
全てが崩れてもいい! 覚悟してジャンプしようとしたら
足元から頭の芯まで ぎちぎちに 絡み付かれてた…

Unknowledge

知識は支えあっていて 新顔を絶対に逃がさない
表札を融通し合って 入居者を募集している
そんなアパートひきはらって 野宿放浪したい

だから 本を読んだり 人と話したりする
分かるために じゃなく 分からなくなるために

(非知)

 

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欠落の園

Posted on 10 7月 2016 by ピース・メーカー

ないはずだった欠落が生じて
なだれおちたのが周辺となり

そのように偏在が生じた途端
あちらこちらがなだれおちて
巻き込まれたのが欠落だった

減るはずのないものが減って
生じた空隙に身震いする欠落
なだれる欠片を纏って渦巻き
インフレーションを起こした
宇宙は原初の欠落の虜となり
その上辺に生命などを宿した

A strained back

欠落は欠落ゆえに気にかかる
欠落そのものを我慢できない
そのような欠落を埋める毎日
だが欠落こそ自身の主人だと
気付けぬままに 脅えている

書き連ねた日記帳に紛れ込む
空隙の日に自分は何者なのか
一瞬の分断もなく自分だと?
足元が不安で仕方がないなら
血でも唾でも擦り付けておけ

La poetique de l'espace

欠落には 過去も未来もない
欠落には 自分も他人もない
欠落には 主義も主張もない
欠落には 教義も罰則もない
欠落には 欠落の痕跡もない

ないものがあることを支える

(暗黒)

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明滅する今

Posted on 03 7月 2016 by ピース・メーカー

三次元に結晶した四次元世界断面
瞼は世界の明滅に同期しすぎる為
今でない今を知ることができない
The now
世界の屈折率は予測不能であるが
入射角と反射角とは 等しいので 
視線が合えば像を結ぶかもしれぬ
身体が合えば旅立てるかもしれぬ
Association
ノートブックに今を写すペン先の
その筆記角度に映る 今でない今
切り割りの狭間 ハート穴の向う

(足穂)

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ガバッ!としてギュ~ッとしてベタンッ!

Posted on 26 6月 2016 by ピース・メーカー

1 ガバッ!
一本釣りよりも巻き網
養殖よりも断然天然
ここでは質よりも量

2 ギュ~ッ
両手で掬って強く握る
指の隙間からはみ出る
その感触が気持ちいい

3 ベタン!
叩きつける(ノートに)
叩きつける(ノートを)
シミが残る(ノートに)

Lead

4 或はまた…
帽子から取り出した兎
中空から現れるカード
凝結した今=歴史を
押花にしたその色滴

5 一冊のノート
一冊のノートを終えることは
一冊のノートの消費ではなく
一冊のノートの完成でもない

Index-linked

増やしていくこの世の”index”
繋ぎ留める リード

(索引)

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陰画の因果

Posted on 19 6月 2016 by ピース・メーカー

「書く」ことは 「仕分ける」こと

表(書いたこと) / 裏(書いてないこと)

だけども世界は いつでも絶対 表裏一体!

Select

その粘度に ペン先がしなる ノートがたわむ

Writing

ノートには 「書いてないこと」も 記されている
例えばボイジャー2号の質量による影響までも

 

だからって
そこまでくみとって ってのは 虫がいい

(通底)

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ノック

Posted on 12 6月 2016 by ピース・メーカー

書きたいことは どこからくるのか
先ほどまでは影も形もなかったのに
出現するやいなや 「ここから出して」と
脳をノックする
丁寧に書き記したら 静かになった

書きたいことは どこから来るのか
再び書きたいことが現れるやいなや
さっきよりも激しく 「ここから出して」と
脳をノックする
ノートに寝かすと 穏やかになった

静かに眺めていたのもつかの間
またしても書きたいことが出現
「ここから出して」と 脳が歪むほどに
激烈にノックするので
つかみかかって 書き殴ってやった

書きたいこと達が 押し寄せる
「ここから出して」と ノックの嵐で
脳が裏返りそうだ
引きちぎって 叩きつけ 放り込む

もう区画も順序も方角も滅茶苦茶だ

A Finder

ノートの成れの果てが共同墓地
なんて 考えなければよかった
ノートから沢山腕が伸びてきて
「さあ、こっちにおいで」と

虜になった 抵抗する気もない

尻から脳を裏返しに掴み出され
それがノート一杯に飛び散って
机を包み込んで 部屋を塞いで
家を覆って世界を呑みこんでる
全て裏返って笑いがとまらない

A circuit

書きたいことが現れる場所は
書いたことが眠っている場所
自分にあいた 穴の向こうを
裏返りつつ遍歴した後でなら
全てが自分の中にあるようだ

と 書きたくなって
ノックが始まる

(掘削)

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聞きなし

Posted on 05 6月 2016 by ピース・メーカー

天辺欠けたか 仏法僧
銭取銭取 月日星
鳥はあずかり知らぬこと

A oscillation

言葉を発し 文字を作り
意味に病み つきまとう

Mars

源平躑躅白躑躅
特許許可局 法法華経
鳥はあずかり知らぬこと

(宿痾)

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地平線に甘えてはいけない ―お題003. 地平線

Posted on 29 5月 2016 by ピース・メーカー

The horizon

 消失点・<( 脳 )>・消失点
VP              x             VP

     眼    
永========================永
 光

地平線に甘えてはいけない
眼は明らかに嘘つきだから
無限遠のVPから水晶体で
屈折して後頭部の視覚野へ
後退しつつ拡大した光景は
また無限遠のVPに消える
逆遠近法に眩暈し嘔吐する
私を優しく取り巻く地平線
VPを隠す玻璃のシェルは
閉じられた瞼=結ばれた唇
=かつて誰もが潜り抜けて
産声上げたあの綴じ合せだ

地平線に甘えてはいけない
優しく閉ざし過去へと下り
し方行く末を彼岸に暈す
慈愛に満ちたその温もりを
雛鳥を覆う母鳥の翼の下を
這い出る時分を自ら定めて
二枚の瞼を縫い合わせたら
綻びを求めて地平線を弄り
指を差し入れ頭をねじ込み
「出る事 = 入る事」と念じ
なりふり構わず我武者羅に
突破して産声をあげるのだ

地平線を甘やかさないこと
地平線沿いに切り分けたら
大地を押し下げるのでなく
空を捲り上げるようにせよ
私は常に地平線の内にある
地平線は地の問題ではなく
むしろ空の問題なのだから
宇宙空間へ脱出してみても
地平線からは逃れられない
海中に水平線は見えないが
水平線は存在するのと同じ
地平線は絶対に消滅しない

地平線を諦めてはいけない
地平線を巻込みねじ切ろう 
それは目前に存在している
到達できない場所ではない
それは背後に存在している
視覚に騙されてはいけない
それは左右に存在している
手を伸ばし指先に集中して
反響する胎動と産声を聞け
微かに湿り気を帯びた襞の
隙間から滲む滴りを浴びて
潜り抜ける幾筋もの地平線

Extention of the horizon

(生命)

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混乱待ち

Posted on 22 5月 2016 by ピース・メーカー

手がかりが みつからない
それならば つくっちゃえ

頭痛も吐き気も 頑なに無視して
並べたもん勝ち 名付け親は絶対

A spiral

手あたり次第に放り込んだ 玩具箱から
丹念に厳選して 統一規格の標本箱へと

なんだか分らぬ 思し召し に則って
整えて 配列し 名づけて 分類する

敢えて見落とす 混ぜるな危険
仕切り板は腐食 脱脂綿は燃焼

A Orderly confusion

保管庫内で 標本箱は みな玩具箱になる
パンパンに 膨張した 風船のようになる

ドロドロで 灼熱の 粘性物体が 飛散し
手がかりが あらわれるまで あとすこし

(混沌)

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のりしろ

Posted on 15 5月 2016 by ピース・メーカー

「今」 という 「幽霊」
を探して 耳を澄ます

微かな旋律を感じ 手を伸ばしたら
その尻尾に触れた ベタベタしてた

「今」の後ろに 伸びていた部分
その使いみちは  「のりしろ」だ

Now romanticism

「幽霊」は 風景となって
眼の前に 広がっていた

「幽霊の屍」が 私を埋める
「美しい死体」 静かな世界

(音魂)

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質問より長い答えはいらない

Posted on 08 5月 2016 by ピース・メーカー

質問より長い答えはいらない

質問と答えは 一対だから
正しい問いが 正答を得る

回答の正誤が質問の正誤だ

たくさんの「問」⇒たくさんの「答」
たくさんの「誤」⇒たくさんの「我」

正答は誤答に紛れこみ
世界はややこしくなった

だけど 問い続けるしかない
正答を求める   ノートを開く

The boy aims at the wasteland.

(愚直)

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事件記者

Posted on 01 5月 2016 by ピース・メーカー

さいげんの ない 突発事故を
さいしゅう したまま 一つづつ

ペン先の残像に変え
襞を襞にうつしてゆく

raden

キュビズム / コラージュ / シュールレアリスム

一度にみんなはできないから
一つづつ順番にするしかない

Depaysment

関心の趣くままに ! / 検閲には断固反対 !

すると ノートは
新聞に似てくる

Persistence of vision

世界は三面記事のように ある
記者は 私である

(貼混)

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ノートの ある 片隅

Posted on 24 4月 2016 by ピース・メーカー

cafeの片隅 テーブルの端
独りすわって 開いたノート
のぞきこんで かきまぜてる

視界の中心には ノート
その衛星となり めぐる

The ehemeral vision in the corner 1

攪拌する ページの上を
揺らぐ宇宙 広がる波紋

片隅の中心から
泡沫の世界 を超え

中心の片隅へと
通り過ぎる vision

The ephemeral vision in the corner2

静かな 十六夜の朝
旅の痕 火照る頬を
新しい 風が撫でた

(放流)

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微積分、異聞

Posted on 17 4月 2016 by ピース・メーカー

世界がまばたきするたびに
魑魅魍魎が跋扈する

わたしがまばたきするたびに
世界は滑りこんでくる

時空という隔たりを超えて
わたしに収束しようとする
泡沫のような事象の連なり

奏でる 音楽
移ろう 景色
わたしの存在

Differential calculus

流れは 隔てれば 澱み
澱みは 連ねても 流れない 

(未分)

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名指し(scale)

Posted on 10 4月 2016 by ピース・メーカー

とどめねば 消える
とどめれば 変わる
Named1
名指さねば 不安だ けれど
名指したら 離れて しまう

わたしは あれらじゃない / わたしはわたし
あれらは わたしじゃない / あれらはあれら

わたしは わたしじゃない / わたしはあれら
あれらは あれらじゃない / あれらはわたし

言葉は 全て 名前だ
名前は 全て 距離だ
Named2
いつか ほどく ための
名指し という 絡まり

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コプラのキメラ

Posted on 03 4月 2016 by ピース・メーカー

なぜだか 分かれ

起きる 生まれる /

「こと」におびえ 「言葉」をおびて

「こと」÷「言葉」=「物」「物」「物」・・・
(〈余り〉は暗がりにそっと隠して さ……)

Conjunction02

組み込まれ うばわれ つつ ある私

分かたれて たそかれ つつ ある私

Conjecture01

「言葉」に抵抗する / 繋辞(copula)をてなずけて

「暗がり」をあばく / キメラ(chimera)となる

(変容)

 

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翼 (scuba)

Posted on 27 3月 2016 by ピース・メーカー

宇宙開闢の頃からの

黙契だから しかたがない

20160327bat

選ぶこと は 縛られること / 縛ること は 束ねられること

ならば どの 〈法〉 に [服従 ・ 反逆] してやろうか

20160327A freedom fighter

四次元断面の私たち に

背負わされた 翼 の重さ

捨てるためのメソッド

(自由)

 

 

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風船の樹 連なる 森

Posted on 20 3月 2016 by ピース・メーカー

そらに放つ 風船ひとつ

忘れ [ たい・たくない ] 想い 絡めて

みおくる―みえなくなる …… 指先に残る 身悶え

Forestoftheballoon 0

宙にただよう 風船ひとつ

雨・風・雷・凹凸  糸 引っか・か・る

きつくもつれ / ほどけはぐれ

膨らみ 引き上げ / しぼみ もたれる

巨大な樹形蠢く 風船の森の

小さな宇宙に 襞を成す 連なり

Forest of the balloon 2

馨を収穫し 風船 またひとつ

(薫習)

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