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ぺらいチーズダイアリー

Posted on 18 2月 2015 by konama

こんにちはkonamaです。

お題「チーズについて知りたい。世界の食文化について知りたい」にお答えして、書いてみました。

世界の食文化!と言うには、私が最も長く滞在していた外国は、かの悪名高いイギリスでしたので、そこんとこどーよ?とは思うのですが、ま、ぺらりと書いてみたのでよろしくお付き合いください。

チーズは結構、好きです。でも細かい産地とか覚えられないんだよねー、ということで、実は私、こんなものをモレスキンポケットに書いてました。じゃーん。

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そのまんま捻りもなくチーズダイアリー。

中身を見てみると

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一番好きなヤールスバーグ!例のネズミのイラストについてくる穴あきチーズの元祖みたいなやつ。食べ合わせまで書いてあるし、気合入ってるなあ。

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イギリス料理についてはイギリス人は自信を持っていないけど、チーズにはウルサイ人が多い。スーパーでもハード、セミハード、ソフトにそれぞれマイルドとマチュア、産地の違いや、スペシャルグレードと、基本長い一列の冷蔵ケース丸々一台チーズが占めていることも珍しくないし、近所のスーパーでは量り売りの売り場も別にあったくらい。

じゃどうやって食べるか?っていうと、そのまま食べる。職場に学生が実習に来て、こちらでランチを用意するというのでいくと、たくさんのバッケットにバターの塊みたいなサイズのチェダー、ゴーダ、何種類かのディップソース、ティーバッグとポットのお湯が置いてあって、パンとチーズ用のナイフが置いてあった。以上、勝手にやれということらしい。なんちゅうか学生用はシンプルだなと思ってたら、午後実習に関係ない教授らがわらわらとやってきて、「おお、マチュアチェダー丸ごと残ってる〜♪」と満足げにバケットを頬張っていた。

そんなにチーズ好きならチーズ料理は美味しいかと思うのだが、思い出す限り美味しくなかった思い出満載だ。エゴいチーズフォンデュに紐っぽいチーズパスタ、そしてあの悪夢のようなカリフラワーチーズ!一応イギリス人の名誉の為に言っておくが、カリフラワーチーズは普通のイギリス料理で、日本人の留学生も自炊の供の冷凍食品の定番として挙げる人もいたくらいだ、もともと不味いようなものではない。しかし大学や研究所のカフェテリアで出てくるベジタリアン料理としてのそれは大抵筆舌に尽くしがたい味がする。想像して欲しい、カリフラワーを長時間グッズグズに茹でたものをゆる〜く水切りした上に粉をはたいて、それに冷蔵庫で見つけた干からびたピザ用チーズを乗っけて焼いたものを。もちろん塩胡椒はされていない。このバリエーションとしてマカロニチーズというのもあるので油断ならない。味の説明は割愛。

もう少しスマートな食事の時はどうかというと、ディナーのラストにチーズボードがあるときがある。これはまんま、チーズボードにいろんな種類のチーズとセロリ、マスカット、干しぶどう、クラッカーなんかが乗ったものが回ってきて、各自好きなものを好きなだけナイフで切って食べる。給仕さんが入れば、こんなに食べちゃいけないんだけどね、とかなんとか言いながらガバッととるのがおじさまたちのお作法だ。旅行先で気軽に食べたいなら、伝統的なパブでランチを出すようなところでプラウマンと呼ばれる冷たいもののランチが簡単だ。好きなキッシュやサラダ、チーズ数種を切ってもらい、バケットがついてくる。ただし、コレで昼からビールを飲むと、雨模様のうすら寒い日などトイレが近くて大変なことになるので、そのつもりで。

ボードに乗ってくるのはブリーやカマンベールみたいなマイルドなソフトチーズ、ブルーチーズ、チェダーなんかのハードチーズ。マイルドとは言っても、好きな人は買ってきてからトロトロになるまで寝かせてから食べるので、チーズの臭みが苦手な人はダメかもしれない。友人で学生寮の本棚に寝かしてた奴もいた。ブルーチーズはイギリス人が誇るスティルトン。ソフトな感じのスティルトンは大好物だが、少し硬くて時間が経った奴なんて、ロウソクを齧ってるみたいな味がする。このスティルトンは土地の名前で、割と近い村だったので行ってみたことがある。

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写真は村の標識で、いかにもチーズ作ってます感がでてるけど、この村は交易の要所でだっただけで作ってはなかったというウンチクをおじさまたちからチーズボードが出るたびに聞かされたのも懐かしいところ。

話が長くなったけど、肝心のチーズダイアリーはどうなったかというと、

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ヤールスバーグの3ページ後。

まさにペラいダイアリーで終わってた!

多分ねえ、敗因は一人で美味しいうちに食べ切ろうとすると確実に高血圧になるってことと、はりつけたチーズの包みが芳しくなっちゃうってこと。

元は日本に戻っても好きなチーズを食べられるようにと始めたこのノート、残念ながらそんなに役立ってはくれていない。あんなにチーズを並べたチーズ専門店がある東京でも、フレッシュタイプのスティルトンはそうそう見つからないし、ヤールスバーグは通販以外見たことがない。チーズ◯国のお兄さんによれば、今北欧のチーズは生産量が追いつかないのでヨーロッパの外にはあんまり出回らないんだそうな。それでも、未だに結構チーズは冷蔵庫に常備するくせがついているし、ヤールスバーグの親戚みたいなエメンタールチーズは常連だ。いつかまたチーズダイアリーの続きを書くこともあるだろうか?それまでにページにネズミの齧り跡がつかないといいけどね。

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