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生き残ろうぜ!映画に学ぼ☆アクションサスペンス編

Posted on 30 11月 2018 by せら

日、ポールオースターの『インヴィジブル』を読みまして。
オースター読むのって年単位ぶりくらいかもしれない。
このタイトル、『不可視』見えないもの、見ることができないもの、の通り、ものすごく物語じたいがつかめず、頼りなく、寄る辺なく。ひとつの出来事は、あるひとにとっては「あったこと」で、また別のひとにとっては「なかったこと」
そこで、オースターのいつものフレーズ「ヴァージョンAとヴァージョンB、どちらもが本当の物語なのだ」と。
良かったです。はー、次は何を読もう。
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Note of the note p.9 正岡子規「仰臥漫録」―ライフログの壮絶

Posted on 27 10月 2018 by ピース・メーカー

はじめに

Note of the note -ノートの調べ」 と題した不定期シリーズ。
このシリーズでは、著名人のノート、手稿、手帳、日記などを紹介し、そこに込められた作法と思いを検証していく。
第9回目は、正岡子規さんのライフログ、『仰臥漫録』に向き合ってみる。

出典

図版00
仰臥漫録 岩波文庫

『仰臥漫録』の状況

まず、このライフログがどのような状況下で綴られたのかを、同書巻末の阿部昭さんの解説から引用する。

『仰臥漫録』の筆を起した明治三十四年(1901年)、子規は三十五歳、すでにその肺は左右ともに大半空洞となっていて、医師の目にも生存自体が奇蹟とされていたという。翌三十五年、病勢はいよいよ募り、春以降は麻痺剤を用い、九月初旬足の甲に水腫を見、同月十九日未明遂に絶命する。「仰臥」とは、俯すことが出来ぬので文字通り仰むけのまま、半紙を綴じたものに毛筆で記したのである。(p.191)

私がこれを、ライフログと呼ぶのは、動かせぬ体と激痛の最中、病床六尺を一歩も出ることなく、ある種の貪欲さをもってこれを書き継ぐ「文章人」の気魄に飲み込まれぬためである。
写生俳句、写生文を提唱し、文明開化後のあらゆる「文」の改革を自らの使命とした正岡子規さんが、自らをも、写生し尽くそうとする態度を、憐憫や英雄視などで歪めぬためである。
それにはただ、向き合うしかない。その命までをも写生する唯一無二なるライフログとして。

健啖と後悔と

淡々と献立を記すというのは、円谷幸吉さんの遺書にとどめを刺すが、『仰臥漫録』においても、日々の克明なる献立の記述と、食いすぎた後の煩悶。また食えなかった時の苛立ちが腹に染みる。

図版25(下記引用とは別頁)

朝 粥四椀、はぜの佃煮、梅干し(砂糖つけ)
昼 粥四椀、鰹のさしみ一人前、南瓜一皿、佃煮
夕 奈良茶飯四椀、なまり節(煮て少し生にても)、茄子一皿
この頃食ひ過ぎて食後いつも吐きかへす
二時過牛乳一合ココア交て
煎餅菓子パンなど十個ばかり
昼飯後梨二つ
夕飯後梨一つ
服薬はクレオソート昼飯晩飯後各三粒(二号カフセル)
水薬 健胃剤
今日夕方大食のためにや例の左下腹痛くてたまらず、暫くにして屁出で筋ゆるむ (pp.11-12)

何たる食欲。門下生夏目漱石さんも、ジャムなど食べ過ぎて胃をいぢめいたが、子規さんにも驚かされる。そしてこの健啖ぶりは、衰えることがない。
食らうのは体である。病とは体の病である。「私」とは徹頭徹尾「体」であった。そんな体に囚われながら、子規さんは「六尺では広すぎる(『病床六尺』より)」と言い、句作を続ける。

病床の景色

とにかく、動くことができない。仰向けに寝ているだけ。聞こえるもの、来客、家族との会話、お土産もの、そして庭から映る様々のこと。

図版31

病床所見
臥して見る秋海棠の木末かな
秋海棠朝顔の花は飽き易き
秋海棠に向ける病の寝床かな(p.30)

動けないから、句が読めない、などとはいわない。しかも写生俳句である。
以前私は『異邦人』の主人公ムルソーが、第二章において牢獄にとらわれている間にすっかり凡人となり下がることが残念で、「彼は写生俳句を作るべきであった」と思った。それはブーメランのように、自分に跳ね返ってくる。

図版87
病室前の糸瓜棚 臥して見る所(p.87)

図版34

此蛙の置物は前日安民のくれたるものにて安民自ら鋳たる也
無花果に手足生えたと御覧(ごろう)ぜよ
蛙鳴蝉噪彼も一時と蚯蚓鳴く (p.34)

俳句の俳諧性。これは世の中に滑稽さを感ずることだと思う。端的にいえば、己を去って、面白がる姿勢だ。ここに「皮肉や、冷笑」などは一欠けらもない。それは俳句を、いや文を、そして自らを濁らせるものだ。
お土産の蛙を手にとり、ためつすがめつするところは、夏目漱石さんの『門』で、宗助が起き上がり小法師で遊んでいる場面を髣髴させる。

則天去私から則私則天。そして則私去私へ

図版99

前日来痛かりし腸骨下の痛みいよいよ烈しく堪られず、この日繃帯とりかへのとき号泣多時、いふ腐敗したる部分の皮がガーゼに附着したるなりと
背の下の穴も痛みあり 体をどちらへ向けても痛くてたまらず
この日風雨 夕顔一、干瓢二落つ(pp.98-99)

この状態で、なお風物を気に留め、描きうる胆力に言葉もない。だが、こうして文や、俳句にしようとするとき、現実の惨状は、対象となり句材となる。そのとき、「私」は「天」の方へ少し離れる。このわずかの距離に文人は最大の愉悦を覚える。

図版107

(前略)さあ静かになった この家には余人一人となったのである。余は左向きに寝たまま前の硯箱を見ると四、五本の禿筆一本の験温器の外に二寸ばかりの鈍い小刀と二寸ばかりの千枚通しの錐とはしかも筆の上にあらはれている さなくとも時々起らうとする自殺熱はむらむらと起こって来た(後略)(p.105)

この時は、恐ろしさ(死ぬことよりも苦しむこと。死損なうこと、刃物そのものの)に煩悶し、しゃくりあげて泣き出していると、母が帰宅して、実行にいたらない。そして、小刀と千枚通しの絵を描き残すのである。

作品と私生活とに距離のない時代だった。私小説とは、作家の生活そのものとして発表された。そんな中で、「写生文」は、「心境描写」を徹底的に排除することにより、私と作家との間に空隙を確保した。その空隙に「天(普遍)」が入る余地をもたらした。

「日記」ではない。「写生日記」である。ライフーログとは、まさに事実をそのまま記録する姿勢である。記録者であることはつまり、自らを自らという観測器の技師の地位におくことに他ならない。

われらなくなり候とも葬式の広告など無用に候 家も町も狭き故二、三十人もつめかけ候はば柩の動きもとれまじく候
何派の葬式をなすとも柩の前にて弔辞伝記の類読み上候事無用に候
戒名といふもの用ゐ候事無用に候 かつて古人の年表など作り候時狭き紙面にいろいろ書き並べ候にあたり 戒名といふもの長たらしくて書込に困り申候 戒名などはなくもがなと存候
自然石の石碑はいやな事に候
柩の前にて通夜すること無用に候 通夜するとも代りあひて可致候
柩の前にて空涙は無用に候 談笑平生の如くあるべく候(pp.113-114)

「私」と「天」との間には、不透明で重たい「体」が存在する。「体」を離れて「私」はなく、「体」に囚われていては「天」には至らない。「私」は「体」に癒着し「体」を抜け出ようとする抵抗の中にのみ「天」を感じることができる。写生論が唯物主義であるのは決して、「体」を無視することができないからである。ライフログとは、「体」の記録でなければならない。

さいごに

『病床六尺』の最後の回の載った翌九月十八日、覚悟の子規は妹律らにたすけられて辛うじて筆を持ち、画板に貼った唐紙に辞世の句を書付けた。「糸瓜咲て痰のつまりし仏かな」。痰を切り、ひと息いれて、「痰一斗糸瓜の水も間にあはず」。また一休みして、「をとゝいのへちまの水もとらざりき」。そこで、筆を投げた。穂先がシーツをわずかに汚した。そしてその日のうちに昏睡におちいった子規は、越えて十九日の午前一時に、息を引き取る。三十六歳。いまふうに数えて、三十五歳になる直前であった。
(『病床六尺』解説 上田三四二 p.193 岩波文庫)

図版7
明治三十四年九月二日 雨 蒸暑し

銘記すべきノートである。

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Campusノートは復讐するか 【KOKUYO Campus 無地 W 80枚 A5 ノ-108W-M レビュー】

Posted on 07 6月 2018 by neokix

無印良品のドット方眼A5を使っていたという話を以前しましたが,いろいろと公私ともに最近書き込むことが多く,なくなりそうになっていまして.

確か廃盤だったので,次のノートを探さないと,となりまして.

大学の生協で,古き良きCampusノートの横に,スパークリングしているノートがありましたので,レビューすることにしました.

こちら.

 

【KOKUYO Campus 無地 W 80枚 A5 ノ-108W-M】

 

値段は250円ほどでした.

アマゾンなどをポチっているかたは,黒い表紙のものはご覧になったことがあるかもしれません.こちらはその無地タイプです.

2018年06月07日現在Amazon直接の取り扱いはないようです.残念.

 

さて,気になるのはもちろん,宣伝文句の”大人キャンパス”です.

表紙がハニカム構造になっていて,テカった感じはなく,マットな触り心地.

しっかりとやすりをかけた木みたいな触り心地···?いいすぎ?いいすぎだよね.

背表紙テープの銀色がまぶしい.スパークリング部分.

フォームファクター的には素敵なノートです.個人的にはかなり好きなデザインですね.

 

中身はフル無地です.

In case of loss… もなければ,ポケットもありません.フラットに開くわけでもありません.

しかし,例えばアピカのプレミアムCDノートとか,あるいはMDノートの半分以下の価格ですから.

もう見た瞬間からコストパフォーマンスが高い予感がむんむんしてましたから.

それはそれで.

A4の紙を二つに折って縫っただけでしょ,とか言わない言わない.

 

気になるのは,KOKUYOさんのホームページの図が無地=アウトプットしたい人のために!みたいな感じになっていたこと.

なに言ってんだい,インプットも無地でできますよ,って言いたくなっちゃう.

あるいは私のインプットはラフスケッチかと.

販売戦略が気に食わない.ノートに罪はないが.

 

いちおう,裏うつりテストをば.

ゲルインクだとまぁもしかしたら場合によっては,ぐらいのうつり方でしょうか.

 

森林認証された中性紙を利用しているとのこと.JIS認証もされています.

遠慮がちなMade In Japan.If it still means something to you, I mean.

A5の取り扱いやすさ,落ち着いたデザインと配色,きらりと光る背表紙テープ.

なんだかちょっとファンになっちゃいそうです.

 

罫線のノートを使わないので,ご無沙汰になっていたキャンパスノート.

昔はB5の80枚のノートを使って,ビルマ語とか勉強してたんですよ···

昔の友だちに再会した気分,多分これが近い.

 

And back to our initial question. 

【キャンパスノートは復讐するか?】

Oh YES. Definitely.

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OHTOさんへのファンレター:および,金属製グリップを探して三千里

Posted on 20 5月 2018 by neokix

親愛なるOHTOさまへ

 

初めてファンレターを書きます.neokixです.

昨日,なくしたと思ってすごいショックを受けたときに,このペンのありがたみが分かったので,このような形ですがポストをすることにしました.

ちなみに,ペンはカバンの奥底に眠っていました.なくしていなくてよかったです.

 

さて,以前パーカー社のIMシリーズに,OHTOさんの芯の互換性があるんだよ,という記事を書かせていただきました.

その後,油性ではなくゲルインクに行きつきましたけれども,やはりOHTOさんの替え芯を使っている次第です.

そしてこの間,ついついまたまたOHTOさんの商品をウキウキウォッチングしていましたところ,GIZAシリーズを見つけてしまい,

購入の運びとなりました.

 

GIZAシリーズ,重心が高かったり,キャップがくるくる回ったりすることもあるのですが,依然として書きやすく,

私にとってはもうなくてはならないペンになりました.

 

なによりも,やはりグリップが金属製なのは萌えます.べたべた,ドロドロにならない,そこが何よりもいい.

私のようなミニマリストくずれにとって,万年筆はあまりにも複雑すぎ,普通のボールペンはグリップべたべたべたべたベトベトンなのです.

拙者,何を隠そう,金属製グリップを探して3千里なのです(昭和).

リサイクルレザーの深いブルーも気に入っています.

嗚呼,ベトベトン+ほこりの悲しさよ

 

さらに,いろんな軸が利用できるのはよく,私はSARASA dryの0.5mm(RJLV5-BK)を入れて利用しています.

かの有名なジェットストリームではなく.互換性はあるようです.

0.7mmも買っています.次に入れようと思っています.

パーカーのローラーボールみたいにテープで魔改造しなくていいので,それもうれしいです.

PilotのJuice(LP2RF系)や,フリクション(BLS-FR5等)等入ればよかったのですが,それとは互換性がないみたいです.残念.

 

OHTOのみなさん,「いやいや,私たちの芯を使っておくれよ」とおっしゃるかもしれませんね.

しかし,近所に気軽に手に入れられる場所がなく,また,軸が金属製であるために残量がわからないので,ちょっとそこはごめんなさい.

 

しかしながら,OHTOさんありがとう.もうすっかり,信者なのです.

 

neokix

 

PS:ちなみにみなさんは何を探して三千里ですか?コメントなどで教えてください.

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アピカ社 Premium C.D.NOTEBOOK レビュー

Posted on 14 9月 2017 by neokix

へーい! 勝手にレビューの時間がやってまいりました.

今晩も孤独にノートレビューを初めていくぜ!いえい!

今晩はC.D.NOTEBOOKのレビューだよ.聞いたことあるかなぁ?

ペンを書き心地で選ぶように、紙も書き心地で選ぶ。こだわる大人のためのノート、「Premium C.D. NOTEBOOK」。 : http://www.apica.co.jp/cd_notebook/

そう,”紳士なノート”として,よく書店に並んでたりするよね!

A6からA4サイズ,白紙から方眼までいろんな組み合わせがあるのが特徴さ!

B5があるってのが,今回の購入の理由だぜ! A5は小さく,A4のノートにつかれたって話はしたよな!

 

さてさて,Webbieのときにも話したけど,気になっちゃうのがCとDだよな.

大学ノートだから,College Design?って思ったけど,Classical Designだって説もあるぜ!

でもよくわかんねぇ略語を商品名につけるってのはどういうことなんだろうな?

なによりもアピカさんのホームページに載ってないのが痛いよな!

載ってそうなところにいったら,fatal errorだってさ! FATAL! Yeah!

 

さぁ,いつまでもディスってないで,さっさとノートの中身を見ていこうぜ!

もちろんまずは紙のテストからだ.触り心地はPremium感が確かにあるぜ,スムーズな手触り,サラサラだ!

ページ自体の厚みも十分にある.ちょっと使うのがもったいないぐらいだぜ.

いつもの”裏抜け”テストをしてみたんだが,ひゅぅう!優秀だねぇ!

けっこうしっかり描いたけど,ほとんど裏抜けがねえのは優秀だ.ただしもっとダッバダバの万年筆まではわかんねぇけどよ!

それから,開き具合もしっかりしてるぜ!糸とじだから割と開くぜ.

しっかり押さえてやれば,きっと開きあとがついていい感じなんじゃないかな!

でもこのPremiumはいただけねえよな.このシンプルな時代によ.黒く塗ってやったぜ.

エンボス使用も俺は嫌いじゃねえよ?でも人を選ぶよな.

でも「いいペンを選ぶように紙を選ぼう」って書いてあるけど,ちょっと恥ずかしいぜ.

まるでノートの優先度が低いことを公言しているようなもんじゃねえか!

MDノートまでとはいわねえけど,もうちょっと落ち着いた大人のデザインにしようぜ.

ちょっと成金っぽい感じもあるしな···

その代わりに安くするか,角を丸めるべきだね

そういや,ハードカバーのやつも出てるけど,あれは完全に予算オーバーさ.

 

まぁそんなわけで,どうだろう.

実は昔,アピカノートの工場見学にいったことがあるから,実はどっちかっていうとかなり贔屓してるんだぜ?

そこから見ても,ちょっと人を選ぶノートだよなぁという感じだな.

問題は装丁さ.ブックカバー掛けたくなっちゃうような装丁ってのはちょっといただけねぇ.

でも,中の紙はかなりの紙だぜ.本当にお勧めできる.

なかなか完璧なノートってのはないもんだな.そう思わせてくれる一冊だ!

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ゆくノート,くるノート:Webbie(Rhodia Webnotebook)レビュー

Posted on 04 12月 2016 by neokix

年の暮れ,皆様,いかがお過ごしでしょうか(早くも年を終わらせにかかる).

私は使用していたツバメノート(罫線,60枚?)がそろそろなくなりそうなので,次のノートをどれにしようか考えておりました.

で,いただきもののRhodia Webnotebook(通称:Webbie(s))の鮮やかなオレンジ色に目が惹かれたので,これにしようと思っております.

img_20161128_213709

国内ではあんまりまだメジャーなノートではないようで,いろいろとレビューを見たのですが,だいたい

 

1.モレスキンの対抗馬として注目?されている

2.ソフトレザーのハードカバー(わかりにくい)

3.つくり込みはモレより粗い

4.はモレよりWebbieのほうが良い.裏移りが少ない.

5.名づけが悪い(クモの巣にも関係ないし,インターネットとのデジログをサポートしているわけでもないのになぜ”Web”notebook?)

 

の5点があるかと思いました.

第一印象と比べても,大体どれも当たってるんじゃないかな,と思います.

特に紙質は一度試す価値があると思うほど,ボールペンも滑らかに走ります.

 

私見で付け加えるとすれば,

a.ほんの少しだけドットが強い(濃い)

b.ソフトレザーは意外とへこまない,剥げない(押しても弾力があり戻ってくる)

c.つくりは確かに粗い.

d.なぜWebnotebookか気になって夜も眠れない

の4点があります.a,cについては以下の画像をどうぞ.

img_20161128_213908

ちょっと濃い気が.そして,右端のドットの上の余白と,左端の余白が目に見えて違う!(笑)

いやー,フランスクオリティーってこういうことです.(お前の写真のクオリティーはどうなんだって話?)

img_20161128_213758

角もぎゅってなってる!なんか手作り感があります.

ま,個人的に粗さはあんまり気にしませんよ!

 

 

でも,すべてを差し置いて,『d.なぜ”Web”notebookというのか』気になりますよね.不眠症になってしまいます.

neokixといえば疑問があればお問い合わせコーナーから問い合わせる,というわけで,日本代理店のクオバディスさんに問い合わせてみると,

「フランス本社の社長のひらめきで」

なったそうで,特別意味は込められていないとのことでした.

 

えー.はい.

 

さてさて,みなさんは来年,どんなノートを使うご予定ですか?おすすめはありますか?

ぜひコメント欄で教えてください.

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【レビュー】 Maped Reload Roller

Posted on 07 5月 2016 by neokix

万年筆のインクが,ローラーボールで使えるという記事を見まして,I did some digging.

国内では,エルバンさんの商品か,カキモリさんに行く,という選択肢がどうやらあるようです.

エルバンさんはカキモリさんとは違い,カードリッジ専用.カキモリさんはコンバーター付き.

カキモリさんのやつほしい.

でも,私は残念ながらどちらのアクセスもない.

諦めるか!

ん!待てよ?カキモリさんのブログに,「ドイツ製」と書いてあるじゃないか.ドイツなんて同じヨーロッパよ!どこかに同じようなものがあるはず!

諦めない!

調べてみると,どうやらBICに似たような商品があるらしい.おフランス製やん.

コンバーターを使えないので,スポイトなんかで使用済みのカードリッジに入れる方法で使えるか.

で,買ってきました.←

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

BICちゃうやんけ!そうです.BICと同じフランスメーカーのMapedさん(UK版)の商品です.

お値段13レイ.1レイ=31円として,400円ぐらいですかね(ざっくり)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

取り出したところです.400円とは思えないぐらい軽くてちゃちい.

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手順が書かれています.なんと後ろに補充用のカードリッジを保管できるとか.

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

後ろに確かに入っている.

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

青いインクが見えますね.

そういうわけで,かき比べ.

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

下が古き好きペリカーノジュニア.上がMaped Reload Roller.

どちらも味がありますが,ちょっと太字すぎるかな?すべりは悪く無いですが,良くもない感じです.

長さはなかなかのもので,三角形になっているため,なかなか握り心地は悪く無い.ごつい印象.

でも,キャップがおしりにはいらないので,小憎いフランス製品の典型みたいなやつです,こいつは.

だから,日本で手に入らないからって,うらやましがらないでくださいね.あくまで代替案.

 

また帰ってから,色彩雫なんか入れてみようと思っています.その前にカキモリさんにやはり行くべきか…

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BIC Maticシリーズは罪か?

Posted on 07 3月 2016 by neokix

EOS 50D_IMG_5757_2016_02_26-03

排ガス規制,ゴミの分別,過剰包装への批判,3R…

地球に無賃乗車している僕としては,賛成するべき出来事.できるだけ公共交通機関を使い,ゴミを分別し,エコバックを持ち運び,再利用できるものは再利用…そうやって,僕は生きている.

筆記用具なんかもそうだ.鉛筆はできるだけ環境にやさしいものを選ぶことも出来る.ボールペンも詰め替えの芯を買って入れている.FSC認証を得た商品を選ぶこともまた,環境に配慮していることを自覚できる.

でも,文具好きとして,どうしても譲れないことがある.それは,BICのMaticシリーズだ.

使い捨てシャープペンシル…といえば,驚くだろうか.まさかそういうものがあるのか,と思われるかもしれない.このフランスに本社を構えるBICは使い捨てボールペンを始めて作ったとされている.使い捨てシャープペンシルを販売していたって,不思議ではない.ただし,BICの日本法人は,Maticシリーズを発売していないようだ(2016/02/25現在).おそらく環境配慮か,あるいは日本人にはウケないと考えたのか.どちらにしても,個人的には悔しいところではある.

使用し始めて,1年ほど経つが,使い捨てならではのチープさが,しっくり来てしまう.バラ売りはしていないようだ.10本で1500円程度というお値段も,なかなか憎い.

クリップ横にはフランス製の表示.フランスみやげにもらったこともある.

クリップ横にはFRANCEの文字.

ボディーはプラスチック素材が肉厚で,ある程度丈夫なようである(唯一ペン先が欠けないか不安だ).形は細身で無駄のない形が手にしっくりくる.また,クリップは貧弱だが,ノートに挟んだり,大きめのバインダークリップを使って持ち運ぶこともできる.

鉛筆と同じぐらいの軽さで,カリカリというかき心地.鉄ニブのような感じか.中の芯は,折れに強く加工されているという.

昨今のシャープペンシルでの,握りやすいとされるグリップや,芯が勝手に尖ってしまう機能,振ると芯が出るシャープペンシルたちの「機能過多」に,辟易している自分に気付かされる.ゆえに,Simple is best,という言葉が頭をよぎる.

EOS 50D_IMG_5762_2016_02_26

上から,BIC Matic, 三菱9800,Staedtler tradition (いずれもHB).Staedtlerがヌルヌル,9800はサッサッ!,Maticはカリカリといったかき心地だ.

芯はHB0.7mmが三本入っている.一応,リフィルも可能のようだ.だが,10本まとめて買ってしまったら,やはり使い捨てだろうという前提にたってしまうのが人間の性である.

1本150円のシャープペンシルの,最低購入単位が10本で,しかもそれを使い捨てるという背徳感.「パッケージには,鉛筆2本半分だよ!」と書いてはあるものの,それが環境に及ぼす影響には触れない.

最近では,Maticシリーズにも軸に65%程度の再生資源をつかったものもある.これで少しは地球も,許してくれるだろうか.あるいは,やはりこれは,自然環境破壊の片棒をかつぐ,罪なのか.

 

neokix

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