手作りNotebookers石けん
モレカウです。
NotebookersのサイトのノベルティとしてNotebookers石けんを作っていた。
映画「ファイトクラブ」を観てから、ずーっと石けん作りしてみたいなぁと思っていて、最近日中がヒマなので、えいやっと試してみたところハマってしまった。それからいろんな油を使って試しては化学実験している感じ。これがね〜、なかなかおもしろい。
手作り石けんを試してみたところ、市販の石けんに比べて泡は控えめなんだけど、使うと肌の表面に薄くオイルコートしたみたいでとても肌触りがよい。
さて、熟成も終わり、Twitter限定で限定4個の応募をしたところ、54名の応募があって、当たった4名様は本当にラッキー。近日郵送しますのでお待ちくださいませ。
そもそも石けんというものがどのようにできているのか知らなかったのだけど、油と水酸化ナトリウムを混ぜて固めて熟成するだけでできてしまう。
いろんな資料を読んでみて、手作り石けんを作るための式みたいなものをノートブックに最初に作っておいたので作業がとてもスムーズだった。
例えば、油(x)グラムに対して水(y)グラムは、x*28/72=yで計算できる。
例:600gの油に対しては、600*28/72=233gの水が必要
対して水酸化ナトリウムの量は、けん化価*40/56.1*0.9*x/1000 で求めることができる。
けん化価というのは1g の油脂を鹸化するのに必要な水酸化カリウムや水酸化ナトリウムのミリグラム数のこと。
けん化価 例:
オリーブオイル:191mg
ココナッツオイル:258mg
アーモンドオイル:194mg
以上により、オリーブオイル600gでの石けんを作る場合、
191*40/56.1*0.9*600/1000= 73.5g の水酸化ナトリウムでできる。
牛乳1パックで作る簡単オリーブオイル石けん作り手順
- 水酸化ナトリウム73.5gをガラス瓶に入れる。
※注意:水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)は劇薬です。素手で触れてはいけません。アルミはNG - 水233gを水酸化ナトリウムの入った瓶に入れて混ぜる。
※この時発熱するので注意。目に入らないように注意してください。メガネなどや作業用ゴーグルをつけると良い。 - オリーブオイル600gを40度くらいに湯煎する。
- 水酸化ナトリウムの入った瓶を冷水につけて40度くらいに冷ます。
- ステンレスのボウルにオリーブオイルと水酸化ナトリウムを入れてかき混ぜる。
- 30分くらい本気で混ぜる
- 10時間くらいの間、時々思いついたらかき混ぜる感じで放置
- 表面に雫で絵が描けるようになったら型入れ時
- 蜂蜜大さじ1.5杯、お気に入りのアロマオイル20滴くらい混ぜる
- 牛乳パックに注ぎ込む
- あたたかいところで、固まるまで数日間放置
- 後日固まったら切り分けてスタンプを押す。28日間くらい放置して熟成
- できあがり
石けんに型押ししたスタンプはこちら。
1文字別の連結スタンプを利用してみた。1文字200円くらいする…
型押しするとこんな感じ。
切り分けるとこんな感じ。熟成させると「きんつば」みたいになる。食べれそう。
耐油紙に包んで、毛糸でひもを縛ると雰囲気が出る。
手のひらサイズのコンパクトな姿に愛着が湧く。
ちなみに、石けんを手作りすると女の子ウケがとても良いので、男子諸君におすすめする。
たくさん作ったのに、4個しかプレゼントできなかったのは、身近の女の子に「俺さ、石けん作ったんだけど使ってみて。そして、君の肌がどれくらいつやつやになったか教えてよ。ベッドで」と言いながら渡したのは内緒である。