システム手帳のススメ・1

Posted on 14 6月 2016 by

こんにちは。お久しぶりです。りっかです。
初めてiPhoneから投稿してみています。

長らく糸綴じ生活を続けていたのがシステム手帳回帰して1年半。
ノートは変わらず糸綴じ派(リングも苦手)ですが、スケジュールはシステム手帳がすっかり定番化しています。

なので、こちらでそれをまとめてみようと思います。

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システム手帳の良さは何といっても、レフィルの順番や数を自由に出来ることです。
なので、私はレフィルをすべて自作しています。

その中で、こんなページ。

image

「ターシャ・テューダー展」に行った時に販売されていた、プラスチック製のポストカード。パンチで穴を開けてレフィル化してあります。

ポストカードなので、裏は手紙や宛先を書ける仕様。
(恥ずかしいので出しませんが)そこに、「なりたい自己像になれるよ!そのためにはこれを心がけるんだよ!」という自分宛のメッセージを書いています。

グランマ・ターシャが直接手紙をくれたという体で、雑誌「MOE」のターシャ特集にあった言葉をまとめました……こう書くだけでも恥ずかしいですけど(苦笑)、そういう遊び自体に幼心がくすぐられて、作った後も開くたびに、励みになりつつ楽しく明るい気持ちになります。

image

こちらは、その後借りてきたターシャの本から、感銘を受けた言葉を拾い出してレフィル化したものです。

必要だと思った言葉だけをいつでも読み返せるので、本のまとめレフィルは気に入っています。
自分の字が好きではないのと、フォント→印刷の方が客観的になれて距離感が心地良いのとで、PCで出力する方が自分には合ってるなと思います。
糸綴じのページに貼り付けるよりもすっきり収まるのも好印象です。

そんな訳で、また気に入ってるレフィルページや使い方を少しずつ書いていけたらと思います。

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【スケジュール帳】ミッションステートメント・リフィルをどうぞ。

Posted on 24 6月 2015 by

おひさしぶりです。りっかです。
過去何冊か、糸綴じスケジュール帳を自作していましたが、2015年はシステム手帳に回帰しています。10年以上ぶりじゃないかしら!

cover

バインダー製作も検討しましたが、結局ETROのバイブルサイズを購入…日和りました。やっぱり好きですブランド物。
「30mmのリング径」「リフィルはすべて自作」あたりに自分らしさを残してる、つもりです(笑)。

多種多様なリフィルを入れて、うまく使えてたり使えてなかったりしていますが、「これは入れて、書いておいてよかった!」と思ったリフィルがあったので、ご紹介します。

 

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当家では昨年末、家庭内合宿を行いました。
そのときに、自分、そして家族のミッションステートメントの第一弾を策定し、リフィル化してあります。

mission
これは自分のミッションステートメントの下書きですね。
恥ずかしいので、内容はぼかしてあります。後にちょこっと手を入れてあったりもします。

1年かけてブラッシュアップすればいい、と考えていたので、下書き・手書きのまま挟んであります。

 

lifec
これは、そのミッションステートメントを作るために使用した、「ライフサークル」というフォーマット。
「心の目標」「ライフワーク」「仕事」「プライベート」の4つのテーマを更に2つずつに分けてある同心円を、ワクワクリストから埋めていく、というものです。
(詳しくは、藤沢優月さんの著書をご参照ください。私は大変気に入ってます。)

 

ここのところどうにも気持ちの巡りが悪く、クサクサしたりモヤモヤしたりといった気分が続いています。
一生懸命歩いてきたら、そこはドン突きだった、みたいな感じ。
ずいぶん弱り、困り果てているのですが、今日何気なくこの2枚のシートを見ていたら、すうっと答えが見えてきた、気がしました。

普段、どうしても日常の些事に心奪われ迷い悩み怒ったりしがちになりませんか?私はそうなりがちです(苦笑)。
そういうときに、「戻るべき原点」として、ミッションステートメント(でも夢でも何でも、自分の本質を表すような遠い理想)を明確に言葉にしてあると、それが「心の錨、心の灯台」になってくれるんだなぁ、と、しみじみ実感した次第です。

 

そして、これ。
fammis
気恥ずかしすぎて、これもほとんど消しちゃったので、何が何やらやもですが…「家族のミッションステートメント」シートです。

左「家族の目的」は、家人と2人で作成したミッションステートメント。
中央「相手に期待していること」は、話し合いで決めた役割分担。
右「理想の家族のイメージ」は、上の2つを支える意図について、さらに具体的に箇条書きしたものです。

自分のミッションステートメント(下書き)とライフサークルを見た後にこれを見ると、なんというか…「ああ、しっかりちゃんと生きていかないとな」と励まされた気持ちになりました。

 

ちゃんと歩めているのかな。
何ができてなくて、何はできているのかな。
自分はものすごくふらふらしている人間だと思うのですが、こうやって見てみると、意外に道を逸れずに来られてるものなんだなぁ、とか。
これを書いたときのあの気持ち、あのやる気はすっかり忘れていたなぁ、とか。
でも、やっぱり、根っこのところでは、そうそう、そうなんだよな!とか。

2015年も、早くも折り返し地点を過ぎましたが、毎年ここからが長いんですよね(笑)。
このような時期に、こういう風に、今いるところを確かめられるのって、いいものだなぁと思いました。

自分のミッションステートメント、そして家族のミッションステートメントの策定と、その持ち歩き、おすすめです。

 

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おまけ。
写真 (7)
ネットにあった「ジブリ飲み会」の神イラストもリフィル化。
見てると愉快な気持ちになれます(笑)。手が込んでて楽しいイラストですよー!ジブリ好きさんにはぜひ♪

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つくし型がま口ペンケース(β版)を作りました。

Posted on 11 8月 2014 by

wpenR
右向いて

wpenL
左向いて

wpenO
ほいっ!

 

 

というわけで、こんにちは、りっかです。
革&がま口・つくし型ペンケース(β版)ができましたー!ぱちぱちぱち☆

クラフト花盛り中の現在、家は工房と化しております。
作ってみたいものは山ほどありまして、がま口の優先順位は結構後だったはず、なのですが。

ある日、片づけをしておりましたら、なんとセーラーの万年筆が出てきまして!
家人曰く、プロフィット21だろうと申すのですが、本当にそうなのかどうかはよく知りません(家人に失礼(私はセーラー苦手で守備範囲外
きっと、万年筆に手を出すもっと以前に戴いたのでしょう。新品のまま箱に入ってずっと眠っておりました。そして忘れ去られておりました。
いや、でも普通に結構良いペンだわー。しかも細字だし。なんとお誂え向きだこと。
自分じゃ絶対手を出さないセーラープロフィットシリーズだし、これは使わない手はないだろう。セーラーのど真ん中ライン、今だからこそいけるんじゃね?とめっちゃ得した気分でわくわくしまして♪

時を同じくして、私の手元にプラチナ・ブルゴーニュが届きました(家人の手元にはプラチナ・シャルトルブルーが届きました…いやどちらも普通に購入したんですが)。
現物見て以来欲しかったブルゴーニュ、しかも細軟!
美しいわ~♡しかも軟らかいわ~♡おーっほっほっほ!
と意味なく手の甲口元に当てて高笑いしたくなりますね。気分はマリー・アントワネット(発想力貧弱

んで、2本並べてみたら、んまぁ~美しいったらないっ!
しかも2本とも書き心地もさすがに素敵っ!!
これはもうね、この2本のためのペンケースを作るしかないよなっ!
ファスナーなんて縫うの無理だからがま口だよなっ!

…と、まあそういう経緯で、がま口初挑戦・革もの初挑戦・ついでに苦手な裁縫も再挑戦という次第に相成った訳でございます。
いつも、「使えるもの」を作るのが好きです。

ああでもないこうでもない脳内シミュレートを繰り返しておりましたら、それを見ていた家人「俺もつくって」。
はい、謹んで。
「どんなのが良い?」
「お揃いが良いよ」
はい、謹んで。

そこから「で、何をどうすりゃいいんだ」と、いつものごとく、手作り文具の本(もともと家にある)、手作りがま口の本(買った)、革細工の本(もともと家にある)、そしてネット情報(とり放題)のあっちこっちから情報をつぎはぎして取りかかりました。特にネット万歳。まじ助かる!いつもいつも本当にありがとう!!

今回は、
・とりあえず、縫うところは最小限・ミシンは無いので手縫いのみ
・革は絶対縫わない(揃えないといけないものが増えすぎるため)
が制約です。(まあ何作るときでも、こういった資材&道具類&技術の制約はあるんですがね…)
でもせっかく作るんだから、アイディア盛り込みたいですよね~。てか盛りたいですよね~。
で、
・万年筆入れるんだから、やっぱりつくし型でしょ
→革だけでやる勇気がないので自動的に内側は布で
・万年筆入れるんだから、クッション性要るでしょ
てことにしました。

が、しかしまあそこから紆余曲折がありまして、とりあえず入手出来たのが18cm×7.5cmの口金のみ(ネット通販は待てなかった…)だったので随分スリムなサイズに。
そこからエイヤで作ったので、ベルトの余尺が長すぎたりとか。
ゆとりを出すための表革のサイズがいまいちピンと来ないまま、結果オーライになってたりとか。
ていうか下部ポケットのゆとりも革と同様、設計が適当過ぎだろうとか。
だいたいこの縫い目の不揃いっぷりったらないだろ自分とか。

まあ色々とね、無鉄砲な素人入門者らしいやっつけと粗はあるものですよ。はい。いつもそうです。はい。

というわけで、ともかく、黒い方が家人の、茶色い方が私の、めおとつくし型ペンケース(β版)が出来上がりました。
どちらも表は本革。
内布は、私のは元々スカートだった生地(もふもふしてる(ように見える)方)とドレスだった生地(ベルト部分)です。どちらももう着ないのでがんがん転用しています。どちらもポリエステルです。
家人のは、家人が「これが良い」と言った手ぬぐいです。私が元々持ってたものです。多分半衿にでもしようと思ったのでしょう。手ぬぐいとして売られていたものですが、晒地ではないです。もっと粗くて厚い木綿地。いまどきの「流行りお洒落手ぬぐい」の類ですね。染めは注染かもしれない。藍ではないと思われます。

私のスカート地は見た目に反して薄いので、中にドミット芯をいれてあります。
家人のは、布が割と厚手なのと、表革が厚みの割にふわふわ軟らかいので、芯地を厚いものにしただけでドミット芯は入れてません。あんまり分厚くなると、口金に入れるのに大変苦労すると思われたので。
結果、家人のものはかなりすっきりしています。きっと万年筆4本入るんじゃないかな。

私のは、ドミット芯で分厚く膨れているので、口紐は今のところ入れていません。でももしかしたら今後入れるかも。
家人のは、すっきりしている分抜けが怖いので、ベルト部とポケット部以外には口紐を入れました。
どちらも今後、口金脇を閉じるかもしれません。使ってる時の安定感次第ですね。

がま口作りのハイライト・口金に入れる所は、思ったほど(というか、事前情報で難しい難しいと書いてあった印象ほど)難しくなかったです。
んんんー、いや、基本的に手で大まかに入れた後、目打ち、もとい、たこ焼きをひっくり返すアレ(昔100均で目打ち用途に買った)ですべてやりまして。最後に念の為、口金入れでぎゅぎゅっとやりましたけど、これもあまり使ってません。
ボンドを敢えて速乾性にしなかったのが良かったのかもしれない。速乾だと時間をかけられないですし。
あと、分からないですけど多分私は、手先根気ともにこういう細かく緻密な工作は得意なほうだと思うので平気でしたが、世の中でこんなに難しい難しい言われてるからには難しいのかもしれません。

でもでも!やってみれば意外にいけるやん!と思う方は多いと思うので、作ってみたい方はどうぞひるまず挑戦してみてください。
ベルト・ポケットを作らなければ、お裁縫も全くなしで作れます。切る→貼る→入れ込む、以上!です。
カルトナージュ以上に、「布は好きだし使ってみたいけど、お裁縫は苦手…」な人に最適ですよ!この達成感は半端ないですよ!!(カルトナージュはその意味ではあまり「布を扱えたわ!」という達成感はないです。個人的には。)

私も早いとこ、今回のβ版を使いこんで設計をブラッシュアップし、ベストサイズの口金を手に入れて、「革使用がま口つくしペンケース完全版」を作りたいものです。

以上、現場からお伝えしました。

****

以下、独り言。

今回私、分かりました。
私は布について何も知らない。
手芸店で選ぶ段階からよく分からなかった。
着物に使われてる布なら一通り分かるんだけど、洋裁用なんて全然分からない。
んで、洋裁の時に隠し味(違)に使われてる芯地だの何だのなんて全然知らない。
強度とか訳わかんない。
工程も、何の前に何をすべきなのかいちいち考えないと分からない。

ボンド使うのに布の表に染みたら嫌だな→えい!装丁用のホットメルト紙でいいや!→あれ、なんか硬すぎる(当たり前
アイロン接着芯をポリエステルに貼り付けよう!→熱に弱いだろうから当て布をしよう!→あれ、接着芯に当て布までくっついた!(当たり前

いつも使う「紙」ならよく分かるのに。
接着剤の選択も一通り大丈夫なのに。
強度もおおよそ見当がつくし、工程だって苦もないのに。

ええと、そうか、革をぴーんと張ってしまうと、ペンが入らないよね…
てことは、マチが要るのかな?
ええええええ革縫うの嫌ー!!
んー、でも、角つまんで縫うマチのちょこっとなら、目打ちで穴あければいけるのかな…
で、15mmのマチにしたかったら、何mm切り込みいれてどんな角度にすればいいんだろう…?
ん?三平方の定理でいける?じゃあ15じゃなくて16mmにしとく?
あ、でも角度も決定しないとだから、三角関数でないとダメ???
あれ、でも、マチのまだ外側に、入れ代が要るってことは……
……
……
ええい、もういい!適当にちょっと大きめにしとけば余裕でるよね!!

みたいなアホな試行錯誤と脳内シュミレーション(そして、いーとなって卓袱台返し)を山ほど繰り返し。
んもー、私は馬鹿なのか?馬鹿なのか?
と、そんな気分に、かなりなりました…

多分、工程固めてさくっとやれば数時間で作れます。
なのに、2つ目に作った家人の分でさえ5時間ほどかかってるのは、ひとえに「気が重かった」から……
でもこのサイズ気に入ってないから、型紙と工程表まとめる手間も嫌だったのよね……

やっぱりね、オリジナルなんてものはあれですね、よくよく慣れた人がやることですね。
でもきっと、また素人の無鉄砲オリジナルやっちゃうんだろうなぁワタシは。馬鹿だから。

いいや。何事も、やってみなけりゃ分からない。
これを機会に、洋裁布もいろいろ勉強しよう。
ていうか、洋裁(つかお裁縫)もやっぱりちゃんとやろう。
革は……やっぱり獣臭いのが好きになれないから、先々でいいや。

と、そんな風に思いました。苦手感いっぱいの事に敢えて手を出してみる、というのも良いものですね。

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モレスキンポケット・改良版をつくりました。

Posted on 03 8月 2014 by

4ヶ月間ファシズム体制を生き延びまして、無事戻ってきました。
何事も体験です。思想と言論の自由を奪われた全体主義の恐ろしさを、あなたはまだ知らない。
お久しぶりです、りっかです。

生還後は、堰を切ったようにお片づけとクラフトに励んでおります。
その中の一つ、家人オーダー物が出来上がり♪
モレスキンポケット改良版ということで、ポケット部分が取り外せるノート(?)を作りました。

現在、PoICにハマっている家人。
PoICでは情報カードをたくさん利用するのですが、これを持ち歩きたいとicPodに着目した彼はまず、モレスキンポケット(ポケットサイズ)の改造を依頼してきました。
それがこれ(Instagram:id riccasnowで既出ですが)。

写真 (61)写真 (63)

モレポケのポケット部分は情報カードジャストサイズなので、出し入れがしにくいのです。
なので、側面マチを全て外にだしてゆとりを確保。
そして高さをカット。元のicPodでは半分にするのですが、家人オーダーでは上から3cmでした。カット部分の処理が面倒だったのでマステで誤魔化し、手触りを確保。

これで一応の完成を見たのですが、一つ問題があります。
マチを外に出したので、閉じたときにマチ部分がはみ出してしまうのです。

これが気に入らないので、いっそゼロから全部作ってくれ、というのが今回のオーダーでした。

要件は3つ。
・底面マチも外に出してほしい
・閉じたときに全部をカバーしてほしい
・ヘビーデューティーな感じにしてほしい

マチを外に出すとなると、開いてカードボックスとして据え置く時にはカバー部分が邪魔になります。
なので、ポケット部分を取り外し可能にし、据え置き時にはそれぞれ独立させることとなりました。

というわけで、特にpod部分について試作を重ね、出来たのが写真左。(写真右は上掲モレポケを閉じた状態。)

icPod2つ icPod

icPodopenicPodsep

icPodin

材料はすべて家にあったもの(笑)。
心配したほど大きくならなくて良かったです。
ヘビーデューティーに使いこんで戴きましょう。

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つくしペンケースを使いやすくしました。

Posted on 16 4月 2014 by

こんにちは。春になりましたね。
家人と2人で家庭内つくしタワーが作れます。riccaです。

4月より生活が激変しまして、文房具持ち歩きに復帰しました。
とりあえずつくしでしょ、と取り出した、つくしペンケース(白)。

empty

つくしを御存じない方に申し上げますと、上のような姿をした布製ペンケースです。
ペンをたくさん持ち歩く際、上のクリップフォルダにクリップをひっかけ、下のポケットに差し込んで使用します。
万年筆20本くらい?が無理なくスリムに収まって、持ち歩いていても中で動く心配がない優れモノ。

しかし、今の私が最低限持ち歩きたいものはこれだけあります。

before_all

・ジェットストリーム4+1
・この替芯4色
・シャーペン替芯(B)
・マルチ8
・インデックスシール
・各種ふせん
・三文判
・シャチハタ印鑑
・消しゴム
・蛍光ペン2色
・ボトルインクペン+ファーバーカステルUFO

無理やり詰めるとこんな感じ。

before_in

収まるには収まりますが、ジッパー開閉時には引っかかりが気になります。
ペンでない細々したものを収納したい場合、下のポケットに入れていくことになりますが、上のデッドスペース感がハンパない。
でも、開いた状態でハンコを上にしておいても、閉じるときにはがらがら…。
シャーペン替芯はどこにいったか見失いがち、ふせんはくしゃくしゃになるリスクも。
唯一本来的に収納できるはずのペンまで何だか収まりが悪い。
以上、かーなーりストレスフルです。

なので、クリアファイルを使って中を整頓してみました。
テーマは「スペースの有効活用」「収まりの良さ」「とにかくスリムに」です。

****

まずは、これ。

notes

1.上2つ
クリアファイルの2つ折部分を利用します。適当な大きさに切ってカドマルでぱちん。
内側にふせん各種を貼りつけ。小さなふせんブックを作ります。ふせんを減らして薄くすると良いです。
プラタイプのふせんはケース部分をクリップで留めておきます。

2.下
クリアファイルの角のところを利用。適当な大きさに切ってカドマルでぱちん。小さなクリアファイルを作ります。
袋に元々入っていた厚紙とともに、インデックスシールを挟みます。
上には縦に2本切れ込みを入れ、シャーペン替芯を通してセット。

次にこれ。

pole

クリアファイルを適当に切って、くるっと丸めてマステで貼り、円筒を作ります。
長さはつくしに入る長さ。直径はハンコ類が楽に通るくらい(緩すぎるとストレスフルです)。

で、こう。

pole_in

ハンコを2つとも通して1本の長いモノにします。
ついでに、ジェットストリーム替芯4色を1袋に詰めました。

そして、つくしにセットするとこうなります。

after

おおお。すっきり。
ふせんの小さい方は活用頻度が高いので、このまま下ポケットへ差しておいています。
大きい方はそう頻度高く使わないので、クリップフォルダ部分に引っかけておきます。
インデックスシール用クリアフォルダミニは、上にセットしたシャーペン用替芯をクリップフォルダ上部に出しておきたいので、下ポケット最下部までは入っていません。なので、消しゴムを入れても大丈夫。
閉じたときにも変に膨らんだりしないですし、開閉も楽ちん。
やって良かった簡単DIYでした。

****

素材としてのクリアフォルダは優秀ですね。
薄くて丈夫!
私は面倒なので裁断機で切断しますが、カッターでも十分切れます。
また、カッター刃を浅く入れれば折り線も入れられるので、元の折り目部分を使えなくても大丈夫。
折り線を増やして複雑な構造のフォルダを作る、なんてことも可能です。
カドマルでぱちんとしてやると、お手製感がぐっと減るのでオススメ。

A4クリアフォルダを半分に切断し、片方の1辺をマステで貼ってA5クリアフォルダを2冊作る、というのをよくやりますが、クリアフォルダ×マステの組み合わせも耐久性十分で良いです。
元の綴じ部分ののりしろが鬱陶しいので、マステ版の方が活躍頻度高いくらい(笑)。

というわけで、「つくしの用途を広げよう!」と、「クリアフォルダをがんがん活用しよう!」が今回お伝えしたいことでした。
皆さまも快適な携帯文房具ライフを♡

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お知らせ、そして月と雑想

Posted on 01 2月 2014 by

あっというまに1月も終わりました。
受験生たちがいい顔になってきて、いよいよ仕事も1年の佳境、りっかです。

twitterで毎月お知らせしております、「新月の願いごと」ベストタイム・ベタータイムと各星座のキィワード。
これらを2014年の1年分まとめたリーフレットを、自分のブログにて配布しております。
「新月の願いごと」用・2014年新月日時データ配布

今年のものは、カラーレーザープリント、またはカラーコピーをかける状況がありましたら、紅茶やコーヒーで染めるといい雰囲気になりそうな気がします。
また、配布しているpdfはA4ですが、これをA3で出力して切って折って製本するとA6サイズになり、文庫サイズとほぼ同等なので使い勝手が良いと、家人が申しておりました。
手描きスキャンだった昨年と違い、Illustratorで製作しましたので、ご要望があれば別配置バージョン等作るのが簡単です。必要な方はどうぞお気軽におっしゃってください。

 

昨年から、星の大きな動きを俯瞰して追ったり意識したりする機会が多いです。
主業ややりたいことは他にあるので、占星術に日常的にしっかりフォーカスしている訳ではありませんが、星の動きの節目を視野に入れていると自ずと感じるようになるものがあります。
「風」や「流れ」「動き」のようなもの。

停滞感の強い時期には、気持ちが必要以上に負けてしまったり、あるいは抵抗して苛立ちを増したりその分疲れたりしがちです。
が、大まかに星の動きが掴めていると、そういった無用な状態にあまり陥らずに済ませることができます。

「流れ」が来ていないときは、下準備を進めておくとき、休むとき。
星はぐるぐる回っているので、「明けない夜」はありません。
風が吹いたら帆を張ってどんどん進めばいい。
人事を尽くしつつ天命に委ね天命とともに在るのが何においても最良だと信じています。

星の運行を知り意識するのは、そういった「流れを感じるセンサー」みたいなものを磨くのに良い方法のひとつだと思います。

今年は多分、去年よりはいろんな風がたくさん吹くだろうと思っています。
より大局においても、目に見える変化にはまだ数年かかるかもしれませんが、日本が、世界が変わるための仕込みが今年、要所要所で発動し始めるのではないかと考えています。

波に翻弄されもっていかれそうになることの多そうな年になるやも、とも思いますが、風と流れを的確に賢く、無防備に楽しく、サーフしていきましょう。
夜には月を見上げてみてくださいね。
満ちたり欠けたり、大きくなったり小さくなったり。
月を見上げて心を開いて、ふと胸に浮かぶことに、小さくとも貴重なカギがあるかもしれません。

 

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2014年スケジュール帳ができました

Posted on 10 1月 2014 by

schedules

 

クラフト、公私ともに続いております、りっかです。

2013年下半期マンスリー2014年マンスリー&ウィークリーと作ってきて、めでたく1年分完備のスケジュール帳セットを完成させることができました。
…約10日の遅れ…orz……いやいや、時は飛び去るもの、前を向いて歩きます。

上の写真、右がウィークリー手帳。
糸綴じ・角背の上製本仕上げです。
左は、クオバディスのクラブ・ビソプランサイズに包んだマンスリースケジュールと「夢かなToDo(=やりたいことリスト)」用ノートです。
3冊とも、中の紙はリスシオ1を使用しています。

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スケジュール帳に使った布は、(写真では分かりにくいですが)落ち着いたサテン地です。織模様のおかげで本らしいたたずまいに。
表紙には、切り絵をセットしています。
図案は、ドラマ「のだめカンタービレ」オープニングで有名(であるらしいです…観てないので分かりません)なgarden氏のデザインをアレンジ。すべて繋がっていて、バラバラになっているパーツはありません。
組み立ての段階で、下に影が出来るようにしています。
これの前に文庫本の改装でやってみた仕掛けですが、以降何冊も試してみる時間はなかったので、だーいーぶ不満足な仕上がりになり反省だらけ。まあ、ノーヒント・セルフアイディアのみでやってるので致し方なし。面白いので以降もいろいろ試してみて、来年のスケジュール帳ではぱしっとキメたいです。

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中は今回、「レフト式」ならぬ「ライト式」にしてみました。
前回同様、左ページの頭は月の何週目かを表記、ボディは罫線で。
星の動きと新月の情報を載せたのも続行です。
他、プロトタイプ版での反省をちょこちょこ活かしています。(カーニングもやりました・笑)
しおりは3本。なんとなく。

製本設計でちょっといろいろ工夫したので、糸綴じ・角背ですが180度開くことができます。
が、重みが少ないので、「開いたまま置いておく」のは今のところ難しい…こなれてきたら可能になるのか?

まあ他にも色々と、製本全体的に、不慣れ故のアラが沢山あります。キレイに作るのは相当難しい…。
が、これは今回の精一杯ではあるのでヨシとします。来年はもっと綺麗にやるぞー!おー!

 

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こちらはクオバディスカバーの中身はこんな感じ。
左がマンスリー、右が夢かなToDoです。

マンスリーは糸綴じ、4折を並製本にしてあります。
マンスリーに取りかかる頃にはだいぶ疲れていたので、綴じ方の選定を誤ってる気がします…支障はなかろうと思うのですが。
夢かなのほうは、普通に横罫ノートです。8枚で1折(32ページ)、ホッチキスで平綴じです。これは後で糸綴じに変えるかも?

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マンスリーの1ページ目。なんとか統一感を持たせたかったので、ウィークリー表紙から文字と蝶だけとってきて印刷。

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中身はプロトタイプ版をほぼ継承しています。
左の星の運行情報部分を大きくし、日々の星情報表記を若干変えたくらいです。
ただ、何も考えずにプロトタイプ版を継承→後で綴じを考えるという無計画さのため、たまに不具合が出ています…orz。
「枚数が増える」という当たり前のことをすっかり失念してました;
来年は気をつけます。

 

というわけで、なんだか「すごい頑張った」末に「疲れてボロボロ」になっている割に、全然満足いかない仕上がりになって凹んでいます。。。
が、それでも「やっぱり使わなーーい!」という気持ちはどこにも出て来ないのが面白いところですね。

手製本を作るは長年憧れでしたし、切り絵も去年始めて愉しいし、ほそぼそとでも続けて作っていって、いろいろ上手になりたいなぁと思っています。
この「不細工だけど可愛い子」たちと毎日過ごしていると、忘れずにモチベーションを持ち続けられそうです(笑)。

そして何より、「手帳は自分で作ってしまえばいいんだ!」という気づきは、私を手帳ジプシーの呪縛から解放してくれました。
この晴れ晴れした自由さったらないです。
おすすめだと思います~。

さあ、あとは、「新月の願いごとカレンダー2014」を作って配布したら、秋口からずっと続いたクラフト三昧もいったんお休み。
勉強三昧に入ります。
今年も鋭意、良い年にしていきますー!

 

写真 (43)  (おまけ)
クラフト三昧の中のひとつ。
中学生女子のイラストを基に作った、オーブン粘土の人形たち。全員、高さ4cmくらいです。
塾のクリスマス会を生徒が企画した際に、クイズ大会の賞品として頼まれました。
イラストを描いてくれた子がものすごく喜んでくれたので、良かったです。
作るのも楽しかったし、いい思い出になりました♡

 

 

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世界を知り、思索を深める「ラクダノート」

Posted on 06 1月 2014 by

rakuda

 

 

もっともっと賢くなって、「本物の知性」を身につけたい、りっかです。

2014年、感受性と洞察力、理解・吸収力、そして直観をフルに目覚めさせ鍛えるべく、
ラクダとともに歩み始めました。
消えることのない鉛筆の足跡が、いつか大樹となるように。

 

というわけで、本年もよろしくお願いいたします。
写真:ミドリ・スパイラルリングノートB6無罫・砂漠ラクダ柄
SANFORD・NOBLOT INK PENCIL 705
FABER-CASTELL・UFO

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2014年マンスリー&ウィークリーのためのプロトタイプ版をつくりました。

Posted on 29 9月 2013 by

「手づくりの秋」「クラフトの秋」公私ともに謳歌しております。りっかです。

6月末頃、「2013年下半期マンスリー手帳をつくりました」という記事を書きました。

その時に作った手帳、「クオバディスのビソプランサイズにする」という決定は大当たりで、非常に持ち運びやすく使いやすく、かなり気に入った一冊として使っておりました。
上掲記事で書いたように、これはあくまでも「プロトタイプ」あるいは「β版」でしかないので、日々改善点のメモなどしつつ、結構ご機嫌です。
気に入ったノートというものは、やはり良いですね。開こう書こうという気になります。
「嫌な無理なんか続かない、好きや楽しいでなきゃフェードアウトがオチ」も座右の銘です。

で、8月も終わろうとする頃には、twitterでもfacebookでも「来年の手帳は…」という話題をちらほら見かけるようになり、さて私はと考えました。
マンスリーだけだとやはり、1日単位で管理したい物事は収まりにくい。やっぱり、せめてウィークリーが必要だ。
しかし…。

(ここで、私の考える「生活スタイルと使用目的に合わせたスケジュール帳観」について書こうかと思いましたが、盛大に脱線しそうなのでやめておきます。)

※ちなみに、私は持ち歩くスケジュール帳に「思い出」要素は加えません。あくまでも「未来と今を作るため」と位置付けています。
結果的に業務記録とはなり得ますが(実際、その用途で物凄く役に立ち、会社で身を守れたこともありましたが)、写真や半券・ショップカード等を貼る、感想を書く等の目的には、そのためのノート…「記録する・思い出す」ためのノート、或いは日記…を別に用意します。

とりあえず、現在の私の場合
・仕事をする場所は一定(出仕事はまずない)
・拘束時間も一定
・仕事時間中の内容と時間割り振りは、他者依存度が非常に高く、自分で予定を決めて動くのはかなり困難である
・が、プロジェクトも山ほど抱えている
・複数他者(2ケタ人)のスケジュールを把握している必要がある
・プライベート(そのほとんどが@家)でやりたいことも山ほどある
・土日祝は関係なし
・職場以外の場所へ出かけることもほとんどない(食品・日用品の買い物と図書館を除く)
という状況です。

そして、
・「時間」について、現状よりもう少しだけでも、主導権を取り戻したい
・ようやく、「主導権を持とうと思えば持てる」であろうだけの職務スキルが備わってきたと判断(生活形態への慣れもあるけど)
・新月のタイミングは事前に明確に分からなければならない(twitterでのお知らせのため)
という希望があります。

そこで、タスクを明確にでき、かつ時間割については柔軟性を保持できる「ウィークリー・レフト式」を採用することにしました。
(実際、ジブン手帳もかなり前から、時間軸無視、3段に分けてガントチャート的タスク管理ノートとして使っていたのでした。それでも使いにくかった。)

マンスリーとウィークリーのそれぞれの役割は、
・ある程度長期の予定・工程見通しをマンスリーで
・日々のタスク管理をウィークリーで
というものです。マクロとミクロで分けるという方法です(なので独立した冊子であって欲しいのです)。

私はあくまでも今のビソプラン型が気に入っているので、いっそウィークリーも同サイズで作ってしまうことにしました。
ではついでにマンスリーも改訂版をと。
ただし、どちらも年内のみのプロトタイプ版です。使いつつ改善点を見つけ、2014年分を本格作成することとします。
Illustrator使用、紙は前回と同じ「リスシオ1」、機材も前回同様、業務用複合機プリンター(モノクロのみ)。また、簡易版なので、ホッチキスを使った中綴じとします。

 

手順は前回記事と同様
1. ちっちゃいカンプ(?)を作る。ページ構成確認のため。
2.Illustratorで版を作る。
3.1.を参照しつつ、リスシオ1に印刷。
4.表紙裏表紙用画用紙とともに、切る、綴じる、切る。
で完成です。

マンスリーの前回からの改善点は、
・新月および惑星運行情報を追加する
・マンスリーのブロックにカテゴリ分別のための罫線を入れ、3段とする
・↑のため、ブロックの縦を広げる
・また、カテゴリ分別を設定するせいで1カテゴリについて書けるスペースが狭く感じられるため、横幅も広げる
・ドット方眼は5mmに変更

カテゴリ分別線は、現行では1本手で引いていました。これをデフォルトのフォーマットとして取り入れます。
生徒の予定(学校の試験等)、仕事の予定(生徒予定に合わせた準備やその他のプロジェクト準備等)、自分の予定(プライベート)の3種で使う予定です。

ドット方眼を広げた理由は、リスシオ1のインク吸い込みが予想外に良く、結果字幅が太くなるためです。
基本的に記入はプラチナポケットで行います(シグノ極細0.38と同等の太さと考えて戴ければと思います)。
が、実際には0.5mmくらいの体感字幅となるため、以前の3.5mmのドット方眼では結局なんの役にも立ちませんでした。

また、ウィークリーレフト式については、
・基本的に、モレスキンのレフト式と同形態とする
・新月および惑星運行情報を記載する
こことしました。

レフト式は大昔システム手帳使用時に使ったこと、そして今の職場に移る直前にいた会社でモレスキンラージソフトを使ったこと、の2つの経験しかありませんが、自分には使いやすい形態で好感を持っています。
大昔のものは時間目盛があってこれも良かったのですが、今回は会社モレスキンの時の使い方をそのまま活用しようと考えているので、モレスキンと同じく時間目盛は取り入れません。

また、土日祝が関係ないので、7日すべて同じスペースとなるよう設計します。
ちなみに、マンスリーもウィークリーも月曜始まりです。

 

で、出来たのがこちら。マンスリー。

month_open

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前回より縦にも横にも広くなっています。
横罫線が折り目と重ならないといけない制約は同じなので、上がギリギリすぎることに…。次回改善ですね。

 

monthly_stars

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

月の下に、新月(黒丸がそのマークです)の日付と時間、そして他の惑星の運行を簡単にまとめてあります。
左側上から、太陽、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星。
右はその惑星がいる星座(宮)です。
間にある「R」と「D」はそれぞれ「逆行」「順行」です。
しかしこの部分はもう少し大きくて良かったです。次、改善です。

 

month_astro

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

惑星の移動が起こる日や新月満月の日には、該当のアイコンを入れてあります。
Rのみ、Dのみがそれぞれ「逆行に転じる」「順行に転じる」の意。
余談ですが、せっかく魚座にいるのに逆行している海王星が、年内にやっと順行に転じるので嬉しいです。
でも天王星がずーっと牡羊座で逆行で、やっぱり社会はなんだか波乱万丈カッカしてるよなぁなんて思いながら入れ込んでいました。

んで、これがドット方眼とカテゴリ分け3段ラインです…見えますかね?(写りが悪くてすみません)

month_ruled

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真左側がドット方眼、右のマンスリーブロックの中の破線が3段カテゴリ分けラインです。
前回は、全面にドット方眼の版を印刷→上からカレンダーの版を印刷、の手順でしたが、今回はカレンダーの版にドット方眼も入れてあります。
カテゴリ分けラインは、一応無視もできるように破線で。

このマンスリーは前回と同じく、見開き1カ月→ドット方眼フリーページ見開き→見開き1カ月…の構成です。

 

次にウィークリー。

weekly

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご覧の通り、あっさりしたレフト式です。
左ページ一番下のラインは不要でした。次回は消します。

weekly_astro

 

 

 

 

 

 

 

 

左ページは日付罫線のみ。ボディは無罫です。
ページ頭には、月と、その月の第何週目か、そしてその週の惑星の動きを並べました。
年間通しての週数って、スパンが長すぎてあんまり上手く意識できないのですよね。
なので、ぐっと短くて適度に焦れる月間週数で。
また、「パっと開ける」的な仕掛け(サイドのタグとか)を何も施していないので、ページ番号的役割も兼ねています。そうすれば開くたびに嫌でも「〇月はもう2週も過ぎた」とか意識できるかな、と。
(ただ、1年分を1冊として作る時にはスピンをつけると思います。)

下の写真は右ページです。これまた見えますかね?
縦間隔5mmのドット罫線です。

weekly_ruled

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マンスリーの方もそうなんですが、破線やドットを構成する点線にムラがあるのはプリンターのせいです。
あるいはブラック100%にすれば解決するのかもしれませんが、濃すぎると邪魔だし圧迫感は嫌いなので躊躇します。

 

weekly_newmoon

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピントボケててすみません。
新月が起こる日に、その時刻と、願いごとベストタイム・ベタータイムを記載(ハートがベストタイム、音符がベタータイムです)。
唯一これだけは、縦ヴァーチカルの完全時間管理型フォーマットの方が記載しやすいですね。
レフト式では視認効果高い「うまい設定」が見つけられなかったので、いったんこういう形にしましたが、使い勝手としてはどうなんでしょう。
(そういう迷いが、レイアウトの中途半端さに見事に表れていますね。)
まあ、とりあえずはこれで運用してみます。

ちなみに、前回・今回ともに、フォントはCG Omegaで統一してあります。

 

というわけで、2冊出来たので、とりあえずは2冊ともビソプラン用クラブに収めてあります。

bind

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

通常、こうして片方に1冊ずつで2冊入れる場合は、カバーに差しこんでいない方の表紙・裏表紙をホッチキスなどで留めて1冊としてしまいます(安定性確保のため)。
が、マンスリーとウィークリーは基本的に別冊として使いたいのです。
今回は3ヶ月分のみで薄い薄いプロトタイプ2冊ですのでわざわざカバーをそれぞれにつけて分厚く重くするのも嫌ですし、いったんこのままでいこうと思います。
晴れて2014年ウィークリー1年分1冊が作れた時には、そちらに装丁を施して別冊としようと思っています。
(…夢は広がりますが製作時間は確保できるのでしょうか自分…。)

 

かなり場当たりかつ突貫で作ったので、いろいろ拙いですが、ゴーイングコンサーンで。
しかし、こうして画像で客観的に見ると、本当に粗が沢山ありすぎですね…凹
またちゃんとじっくりゆっくり作ろう。カーニングもちゃんとやろう。

ともあれ、「ノートもスケジュール帳も自分で作れるんやん!」という、当たり前の、しかしやってみるとずっしり手応えのある気づきは、私にとってかなり良いものでした。

ことスケジュール帳に関しては、自分の生活設計に合わせたフォーマットを自分で組める、そして年の途中だろうと何だろうと、いつでも好きに変えられる、というのはかなり素敵なことだなぁとしみじみ思います。
ありものをどう使うかと頭を悩ませるのも楽しいですが、ことスケジュール帳に関しては、この自由さは得難いです。
皆さまにも是非お勧めしたいですね。

 

さて、以下、余談です。
(あんまり苦痛だったので、誰かに聞いてもらいたいだけです。)
(なのでここで閉じて他の方の素敵な記事に移動されるのが宜しいかと思います。)

今回の最大の気鬱ポイントは、
・ウィークリー作成では、裏表の中心合わせが必須となる
・星情報を入れ込むのがあまりにも面倒
の2点でした。

星情報は頑張りました。
私はチャートが読めるので、写真でご覧の通り、すべてアイコンでの表示とし、文字による説明は無しとしました。(家人には「俺には全く意味が分からない記号の羅列なので何も気にならない、目に入らない」と言われました。)
そのためにアイコンを作るのがまず面倒くさかった…頑張りました。(検索してダウンロードするのはもっと面倒くさかった。)
でもこういうの、プロの方なんかはもっと上手なんだろうなぁ(<アイコンに限らず、当たり前)。
しかしそれよりもっと面倒くさかったのは、間違えないように該当日に入れ込むことで。分かりやすく、邪魔にならず、なるべく綺麗に…後半はだいぶ疲れてしまって、プロトタイプなのを良いことに相当おざなりになりました…こんなことで1年分作れるのでしょうか。

そして、懸案の裏表の中心合わせ。
諸事情あってIllustrator搭載機から直接プリントアウトが出来ない環境(というか完全スタンドアローン)なので、pdf化してメイン機へ移してから印刷です。
pdfにして移してPPC用紙で印刷してみてズレを計り、.aiファイルを直してからまたpdf作成、移して印刷…
正に「いー」となる効率悪さでしたが、紙の裏面になる版は水平方向に-12mm全体移動させることで解決することが分かったので、淡々と黙々と粛々と、心を無にして作業をこなします。
(プリンタの余白設定のいじり方がどこを開けても不明だったのでこんなことになったのですが…もともと苦手なAcrobat Readerにレンタル業務用プリンタの掛け合わせ、アナログな私には無理でした(泣))

こういう色々も、もっと手際良く効率的に、かつ上手になるのかなぁ。
クォーク(スペル忘れました)とか今も使われてるんだろうか?んでああいうのならもっと簡単にこういうの作れるのかなぁ。
Excelの方が簡単なのかなぁ。でもこういうことをExcelではやりにくく感じて嫌いだしなぁ。
なんしか、やればやるほど賢くなれると信じたい。
などと色々考えつつ、やっぱりスケジュール帳作りはやめられそうにありません。

長々と読んで戴きありがとうございました。
皆さまにおかれましても、どうぞ輝けるスケジュール帳ライフを。

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「孤独」を巡る随想

Posted on 28 6月 2013 by

2013年下半期マンスリースケジュールをつくった話を書こうと久々にこちらの投稿画面を開いたら、下書きにこんな記事を保存してありました…忘却の彼方でした(絶句)。

いつ何を思ってこれを書いたのか、もう忘れてしまったのですが(動機は多分、タカヤさんのツイートだと思うのですが)、せっかくなのでひっそり上げておこうと思います。

****

 

「孤独」ほど、深淵かつつかみどころのないテーマはないように感じています。

 

「孤独」という言葉を「寂寥」や「悲哀」のムードで覆うのが嫌いなので、

その意味ではlonelinessよりもsolitudeがまだあたると思いますが、

同系にはsolitary、solitaire、果てはsoloまであり、

要は「ひとつ、いち」な訳かなぁと。

個人的にはsolidのイメージも出てきますが、それは多分に主観的な連想に過ぎないと思います。

 

そんな、純粋なるひとり・ひとつ・いち、で(当社比ではsolidでもある)「孤独」についての雑感。

 

とりあえず、生きとし生けるものすべて、「孤独」であるのは間違いない。

いち、と数えられる時点で孤独なのだ。

なんなら、生きていないと見られるモノもそうかもしれない。

 

しかし、こと人間においては、どうしてこんなにも「孤独」が膾炙すべきmatterやagendaとなり得るのか。

それは「孤独である」と認識せざるを得ない「意識」ってやつのせいじゃないかと、常々疑っている訳です。

 

江國香織が、「孤独」についてよく言及していますね。

あるいは「絶望」についても。

氏自身、「あかるく絶望しているものが好き」と発言しています。

 

私はこの、江國の定義する「孤独」と「絶望」が未だ読み解けないままですが、

ではたとえば、筒井康隆「虚航船団」で登場した、雲形定規はいったい、「孤独」なのでしょうか。

あるいは、萩尾望都「マージナル」の4人のキラは?

集合意識を持った複数の個体、というのは、孤独なのでしょうか、そうではないのでしょうか。

もし彼らが一生懸命「孤独」を体感しようとしたら、その語の定義と自分の状態との齟齬に頭をかきむしって混乱しそうな気がします。

(まあキラたちは、そもそもの出生に問題があるので、また違うかもですが・・・)

 

バラード「結晶世界」で描かれた、結晶化の際の「とろけるような心地よさ」はまさに、

ひとりとして、ひとつの完全な生き物として、そのsolidさを保っていなければならない戒めからの解放に見えます。

解放されてとろけた精神にはもう、「孤独」がガスのようにまとわりつくことはない。

一種の「救済」です。

 

再び江國作品に戻って、主人公が「すーん」とする、と述べるくだりがあります。

子供の頃から、突然「すーん」がやってくる。

「すーん」についての一生懸命の説明を受けた母親は、「それは、さびしいのよ」と断定するのですが、

主人公がそれに納得した風情はありません。

また吉本ばなな作品(初期)の中でも、ある種の「孤独感」について語られた箇所がありますね。

 

孤独とは、

既に遍在している「事実」であり、

体感・感覚をもって存在を想起され、

時に非常に感情を苦しめるものである。

 

という感じがします。

 

「孤独と向き合う」

と、

「孤独が苦しめる感情や気分と向き合う」

とはまったく別個のものであり、

「孤独と向き合う」

とは、

「徹底的に”ひとりであること”と向き合う」

ということなのだろうなぁ、と思うわけです。

 

「自分」を、他の誰とも違う、他にはどこにもいない存在だとして、徹底的に見つめてみること。

「人々の間にいて、ひとりでしかいられない自分」ではなく、

「純粋な意味で、ひとつの個体である自分」として見つめてみること。

古語ではsolitaireは「隠者(hermit)」の意味であったそうです。

まさに、暗闇の中、知恵の灯を見つめる賢者の姿。

知恵は孤独から生まれる。

個人的にはそこでは「愛」も生まれると思います。

 

孤独を悉知すればするほど、「自分は自分でしかない」ということが当為となっていく気がします。

実は、世界との関係も、他者とのつながりも、そこを起点にしか生成されないのですが、

そうはいっても現実、そんなにstrictかつsquareには生きられないモノですね。

ここに、「孤独」にまつわる「大変」「寂しい」「厳しい」「悲しい」「可哀想」的なるイメージが入り込む隙が生まれるのかと。

 

ただ、純粋なる孤独の世界では、

他者の介入する場所はいったん無になります。

また、時間の介入も無になる。

今・ここ・自分しかないわけです。

そこでは確実に「自由」がもたらされます。

どこまでも広大な「自由」です。

 

何がどうであろうと、とにかく自分は自分ひとりしかいない。

その地平から徹底的に離れずにいる時間を日常に取り込むのは、

いいことである気がします、経験的に。

 

 

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2013年下半期のマンスリー手帳をつくりました

Posted on 27 6月 2013 by

久しぶりの投稿です。「スケジュール帳には一覧性と視認性が何より大事」が座右の銘、りっかです。
2013年上半期は狂騒的な忙しさと共に過ぎ、GWをもっていったん休息となるも、結局1カ月間ほど疲労で茫然としておりました。

で、ようやく疲れもとれて前向きムードになってくると、(毎度のことながら)まずやりたくなるのが「スケジュール帳の使い方見直し」でして…。
昨年秋より、コクヨ「ジブン手帳」を使ってはいますが、現在の生活にはあまり適しているとはいえません。
なのでいっそ、ジブン手帳は基本的に職場置きと割り切ろうと決め、wholeで生活設計監理をするのにはマンスリータイプを使おうということに決めてみました。

マンスリーでの管理は、ちょうど関西モレスキンミーティングを始めた頃にやっていました。
クオバディス・ビソプラン。
これが、携帯性・視認性の点で非常に快適で良かったのを思い出した次第。

また、マンスリー部分はウィークリー部分から分冊して独立している方が、私には使いやすいです。
マンスリーからウィークリーに細部まで落とし込む、というスケジュールの立て方・管理をするので、ページを行ったり来たりする手間が嫌いで、マンスリーは結局見なくなるのがオチ。でも今は3カ月くらいのスパンは常に視野に入れておきたいので、見なくなってるままではいけないと危機感が募ります。

ではマンスリータイプのスケジュールはどれにしようか?と楽しい選定に入りました。
はじめは、トラベラーズノートのフリータイプを使おうかと思ったのですが、あのフォーマットがどうにも好きになれません。
余白がたくさん欲しいのと、余白縦部分はマンスリーブロックの左側に欲しいです。

既に値下がりしている2013年版(年度版)マンスリー手帳群も見ましたが、「とりあえず運用試行したい」だけなので、1年分がしっかり分厚く綴じてあるのは気分に重たい。

では作ろうということにして、さてどんなサイズにしようかしら…と考えた結果、マンスリータイプに初めて好感をもったビソプランと同サイズが良いなということに落ち着きました。
ビソプランそのものを使うことも検討したのですが、余白が少ないのが唯一不満だったのです。
ふせんを貼りまくって対応してたのが懐かしい…。

ちなみに、クオバディスはエグゼクティブとビソプラン、そしてバイプランニングを使いました。
エグゼクティブはすごく好きで、生活形態が合う時が来たらまた使いたい手帳です。
バイプランニングは全然使いこなせませんでした…私にはやっぱり余白が大事みたい。
カバーは常にクラブ。安い合皮(風?)なのに、そう安っぽくは見えない、手触りが悪くない、ガンガン使い倒してもへたったようにならない、色のラインナップが豊富、の4点が買いポイントです。
ちょうど手元にラベンダーパープルのビソプラン(とバイプランニング)用クラブがあって、これを使いたいなと思ったのも、今回ビソプランサイズにした理由です。

で、まずは脳内で設計。
・1マスの大きさは、ざっくりしたキー予定が最大3種くらい書ける大きさ。
・ドット方眼を入れる。
・余白は広め、ブロック左側と下部。
・プリンタ調整が面倒かつ信用ならないので、用紙表裏のズレを考慮しなくて良い仕様とする。
・後ろにフリーノートを数ページつける。

4つ目5つ目を満たせることを確認するため、そして実際に作る段になって考えなくていいようにするため、ロディアで簡易に作ってみます。

monthly_memo

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな、ほんとにほんとうに適当な試作品です(笑)。
これで、
・どの紙に何を刷ればいいのか
・マンスリーブロックが表にも裏にも印刷される事故を防げるか
を確認します。
「10上」「10下」となっているのは、ビソプラン同様、縦開きで見開き1カ月とするためです。
現在の仕事のスケジュールと合わせて考えて、2014年1月までとしています。
本紙は9枚です。

確認できて安心したので、Illustratorで版を作ります。
何度か試して、ドットは3mm方眼としました。
縦開き見開き1カ月のため、二つ折りにする部分にちょうどマス目の線が来るよう調整し、それを基に、マスと余白両方、使い易そうな広さを決定。
今回は試行なので、どシンプルでいいことにして、要素は最小限。
そして、イラっとしないフォントを選びます。
印刷は、普通の業務用の複合コピー機でやります(職場にも家にもあるので)。カラー印刷はできないので、モノクロ濃淡のみ。
ドットは25%、マス目ケイ線は60%、他の文字は80%とします。
先に普通に1カ月ごとに日にちを振っていって、後からロディアメモに従って切り貼りして印刷用ファイルをつくります。
ちなみに、今は土日祝が関係ない生活なので、休日情報などは皆無です。ただただ曜日と日付があるだけ。

版が出来たら、印刷。
万年筆が使いやすい紙がいい。(MDペーパーだから、トラベラーズのリフィルにしようかと思ったのですよね…)
初めはMDのA4パッドにしようと思っていたのですが、2辺糊づけ・1角カットが嫌で、リスシオ1に決定。

tools

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

MDノートが大好きで、MDくらいクリーム色の方がいいなと思っていたのですが、リスシオ1も青みの少ないオフホワイトなのでヨシとします。
こちらは糊づけもなく角も落ちてない普通のA4です。

まずはペーパー9枚、両面にドットを印刷。
そのあと、マンスリーの印刷用の版を、ロディアメモに従って印刷。
すべて、設計通り、片面にしかマンスリーブロックが印刷されません。

刷り上がったら、ロディアメモ通り二つ折に。マス目罫線に沿って折れば良いので簡単です。
ビソプランと同サイズなので、見開きでほぼ正方形になります。
なので、先に閉じた時の短辺を、1枚ずつカット。
表紙には、(どうせカバーをつけるので)家にあった適当な画用紙を使いました…2014年以降、万が一異様に気に入って保存できるようにしたいなどと思ったときには、また何か工作をします(笑)。
この表紙と本紙を重ねて、MAX HD-10V(上でリスシオ1と一緒に写っているホッチキス)で2カ所を綴じます。
このホッチキス、歯の部分の向きを変えられるので、綴じものに便利です。
綴じられたら、閉じた時の長辺をまとめてカット。カットはこれが一番緊張しますね…。

と、これで完成したのがこちら。

monthly

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本当に「どシンプル」です(笑)
あんまりスクエアな雰囲気なので、もし後から気になったら角を丸くします。

monthly_inside

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クラブのカバーにもちゃんとフィットしました(笑)。
自作+ありものって、こういうとこが一番ドキドキしますね…「あ、きっちりすぎて入らない!」とか「ゆるすぎて抜ける~」とか(苦笑)。
月と月の間には、ドット方眼のみのページが見開きで入ります。
これがないと窮屈、でも3ページも4ページもあっても途方に暮れる。
「マンスリー部分両面印刷事故」防止のためのバッファー部分として思いつきましたが、積極的なメリットもあって良かったです。

余談ですが、リスシオ1にトナー印刷した結果。

liscio

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな感じの抜け(透け?)具合にはなりました。
「裏から見えるなぁ」という感じは、ちょうどこの写真くらい。月の数字はどれもこれくらいは見えますが、罫線と日付数字は(細いor小さいため?)ほとんど気になりません。

厚みはこれくらい。

side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

iPhoneよりは薄いので、これならどんな時でも持ち歩けて安心です。

 

というわけで、しばらくこの2冊で試行します。

2schedules

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(だいぶピンク色に出ていますが、ラベンダーパープルです…落ち着いた綺麗な色なのです;)
(赤いのは、ジブン手帳にナガサワオリジナルの合皮モレスキンカバーをかけています。差してあるのはマルチ8です。)

長々とお付き合い下さりありがとうございました♡

 

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「新月の願いごと」用・日時データ2013ファイル配布をはじめました。

Posted on 13 1月 2013 by

ずいぶんご無沙汰しております。りっかです。

去年、「新月の願いごと」という記事を掲載していただきました。
その際に、「日時はどこで調べられるんですか?」という質問を戴いておりまして。

twitterでお知らせを流していますが、自身の多忙、および「流れる」メディアtwitterの弱点で「何か違う手を考えないといけないなー…」と毎月思っておりまして。
2013年が始まるにあたり、自分のために紙にまとめて持ち歩こうと、リーフレットを作成しました。

で、到底「上手くできた」とは言えないモノですが、情報として手元に置きたい方がいらっしゃればと、pdf化したファイルをダウンロードして戴けるようにしました。

newmoonPB2013

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなものです。
もしご興味ある方がいらっしゃれば、どうぞご自由にお持ち帰りください。
置き場所はこちらです。→Loveful「2013新月日時データpdf配布」…私の個人ブログ内記事です)

パスワードやご報告などは特に必要ではありません。ご自由にお使いください。
ただ、著作権は手放しておりません。ご了承ください。

ご感想やご要望、また「新月の願いごと」についてのシェア、そして「ノートにこんな風に貼って使ってる!」などのご利用方法など、教えていただけると、とても嬉しいです。

それでは、皆さまの2013年が、実り多く幸豊かでありますように!

May “the MOON Force” be with you! 🙂
with lots of LOVE♡

りっか 拝

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最近気に入っているペンたち

Posted on 06 7月 2012 by

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

riccasnowことりっかです。

最近気に入っているペンの中でちょっと面白いものを紹介したいと思います。

上の写真のペンは、銀座「五十音」さんで購入したもの (および「信頼文具舗」さんで追加購入したもの)です。
左から、筆鉛筆、五十音オリジナルシャープペンシル、ツガイペン。

 


 

 

 

 

一番左の三菱鉛筆「筆鉛筆」は、10B
興味本位で買ってみたのですが、フロー潤沢な万年筆で書くときのようなぬめぬめ感
うっとり病みつきになります。

「手がこすれると真っ黒に!」とか、
「濃すぎて、うまくしないと消しゴムで消えきらない!」とか、
「すぐ丸くなる!」とか、
いろいろあるにはあるのですが、それでも!
普通の鉛筆では味わえないこの滑らかさは、使用機会を血眼で捜してしまうほど素敵♡

“「とめ」「はらい」「はね」硬筆筆写の技法を鮮やかに表現”
とはパッケージ文言。
硬筆筆写、というよりむしろネーミング通りの「鉛筆なのに筆みたい」な感覚だと個人的には思います。

 

 

 

 

 

 

こちら。五十音オリジナルのシャープペンシルです。

写真がマズイだけで、実物は相当美しいです。一目ぼれしました。

天冠には五十音ロゴ。
赤地に白を選びましたが、白地に赤、そしてNoロゴもあったと思います。

ボディは3色だったかな?これは紺です(だいぶ暗く写っています)。他、えんじと白、かな?
また、これはクリップなしを選びましたが、クリップありのタイプもあります。

シャーペンらしからぬスラリとした姿は、繰り出し式の機構によるもの。
そして、重さがすごい。シャーペンなのに、自重で書ける

シャーペンはあまり使わないのに、この購入を決断した決め手は正にここでした。
親指でノックしたり振ったりしないので、正直急いているときには不便です。
クリップがない、というか凹凸がないので、ころころとどこまでも転がっていきますし。
でも、ゆっくりと、重さを感じながら、…つまり万年筆で書くときのように… あえてシャーペンで書く、というのも良いものだなぁ!と。
ついいそいそと取り出してしまう1本になりました。
(クリップなしを選んだのは、重さのバランスがこちらの方が良かったからに他なりません。)

ちなみに。
これは0.5mmを選びましたが、0.7mmもあったかと思います。

お店ではかなりじっくり試筆させてもらえますし、個人的にイチオシです。

 

 

 

 

 

 

こちらは、五十音さんの「ツガイペン」。
実は信頼文具舗さんでは「ニコペン」として販売されているものです。

1本の軸に2つのペン先。
ご覧のとおり、ぺったんこ。単に2本のペンをそのままくっつけた、という体のペンです。

五十音さんの面白いのは、こんなカードとともに販売されていること。

 

 

 

 

 

ツガイペン
 宝童稲荷にて、よきご縁を祈念しております。
 瞬間的に色を変えることのできる2色ペンとしても
 便利にお使いいただけます。

五十音さんのお向かいにある小さな稲荷で祈念してあると。
そりゃもう縁起物・由来のあるもの大好きなので、飛び付きましたとも!
お値段もそんなにしないので、まあ面白いしコンセプト好きだし良いよね、というノリでした。

ところがどっこい。
これがなかなか使いやすい。

要は、あまり垂直に立てずに書く・もう1色に変えたければくるっとひっくり返す、ということです。
やってみると、全然邪魔にならないのですね。
そして、普通の4色ボールペンの「ノックで切り替える」よりもスムーズ
普段、ジェットストリーム4+1を愛用していますが、これよりずっとスムーズです。重くもないですし。

というわけで、五十音さんでは家人と1本ずつ購入したのですが、戻ってすぐに信頼文具舗さんにもう1本ずつ発注した次第。

芯はジェットストリームの0.5mmに入れ替えています。
上の2本のツガイペンに、赤・青・黒・緑の4色が入っています。

難を言えば、私には、グリップ部分のぶつぶつがちょっと痛い。
家人は気にならないそうなので、個人差レベルだと思います。

 

***ここまで、五十音さんで手に入れたFavoritesです。***

 

以下は、そのほか「これ良いやん!」と思ってるもの。

 

1. 白いペン

 

 

 

 

 

(手前)シグノの白・太字
(奥)PILOT CHOOSEの白・細字

仕事の関係で、黒い紙に白い文字を書く機会や、書いた文字を細かく修正したい機会があります。
そういうときに大活躍するのがこの2本。

要は、「ごく細い修正液」のように使っている、ということなのですが、
そういう風に満足に使える修正ペンにはあまり出会ったことがない。

修正ペンは「消すためにある」。
対して、この2本はあくまでも「書くためにある」。

この違いは、使うととても大きい。
書くためにあるので、日本人の、細かい筆記オーダーにちゃんと応えてくれます
ペン先もですが、恐らくインクも良いと思う。

あるととっても便利な存在だと思います。

*ちなみに、どちらかは、家人が関西モレミ最初期に配っていた「黒い紙に白い手書きの名刺(のようなもの)」に使っていたペンだそうです。
心当たりのある方へ(笑)。

 

2. インク鉛筆

 

 

 

 

 

何の変哲もない鉛筆のようですが、ちょっと違います。

 

 

 

 

 

小さくて見えませんかね…(汗)
「”A BOTTLE OF INK IN A PENCIL”」との刻印があります。

こちらはSANFORDの「NOBLOT INK PENCIL・705」。
名前の通り、「書いた直後は普通、時間が経つと消えなくなる鉛筆」です。

もうそれだけなんですが。
普通に鉛筆として使っても、ちょっと色味が青くて硬いチャコールグレーで好みの色なんですが。
書いてしばらく放っておくと、見事にブルーブラックに変わります。
だんだんに変わっていくのですが、変わり始めたらもう消しゴムでは消えません。
変わり切ったらそのまま定着。

今回、なんだか鉛筆やらシャーペンやらの話ばかりしていて、実際のところ、シャーペンはともかく鉛筆は大好き。
でも、基本的に「消えないもの」で書くのがデフォルトな私には、
「書いてるときは鉛筆、書き終わったらインク」
というのは、もうどんぴしゃでハマるのです。

…どうしてでしょうね?
書いたものが消えない、ということに、何か安心感があるのでしょうねぇ。
鉛筆(やシャーペン)は、後からでも消せてしまうところがなんだか嫌だ、というような。
定着への欲求でしょうか?

この辺の気持ちのヒダのようなものは、非常に体感的で決して理屈ではないので、 こういうものを使った時に初めて気づかされることも多い。
これは文具にハマる醍醐味のひとつです、私にとっては。

と、筆が滑っておりますが、なんしかそういう鉛筆です。
ドハマりしてます。
少しでも興味のある方にはぜひ使ってみて戴きたい。

 

長々いろいろと書きましたが、

結論:やっぱり文具は楽しい♪♪

 

(あ、各ペンの後ろに写っているのは、モレスキンラージです。)

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手製本ノートを作りました。

Posted on 14 6月 2012 by

けっこう前になりますが、製本講座に参加してきました。

「絵本上製本・手縫いミシン綴じ」。
綺麗なA4ノート本ができました♡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

表紙はクロス。
このクロスと、見返紙、綴じ糸は好きに選ばせてもらえたので、こんな風にしてみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

表と裏で違う色。

そして中はこんな風。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見えにくいですが、水色の糸です。

緑・ピンク・黄色・水色で、自然の楽しい色彩になったら良いなと思い、選びました。

計3時間ほどの単発講座だったかと思いますが、
「ちょっとやってみたい。でも、やるならちゃんとしたのをやりたい。」
という素人の希望を叶えてくれるものでした♡

 

実は、あんまり気に入りすぎて、もったいなくて、 まだ中を使えていないのです。
ちょっと特別な日のことをまとめようかしら…と思いつつ。
まるで美篶堂のノートを前にしたときのような気持ちです(笑)。

 

とても詳細なテキストも戴いたので、自分でも作ってみようと思いながら、日が経ってしまっています。
まったく別件で冊子を作る必要があったので、手縫いミシン綴じだけ応用して、小冊子を作りました。
それはノートではないので、自分のブログにまとめました。こちらです。

 

しかし、紙を組み立てて作っていく工程というのは、本当に楽しいですね♡
たまにカルトナージュをやりますが、布と紙、好きなものだらけで本当に幸せです♡

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【レビュー】quiverペンホルダー

Posted on 10 6月 2012 by

大変遅くなりました。quiver社モレスキン用ペンホルダーレビューです。

ネット上文具界では既にお馴染みの感のある品ですね。
私も「ああ、あれかぁ!」とすぐにピンと来ましたし、家人は既に所有しておりました(笑)。

その「あれ」がこちら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
これです。
Double-Pen Quiver for Large Notebooksというのが正式名称。
2本差しです。

脱着は簡単。輪になっているので、表紙または裏表紙を通します。
(装着時の表紙裏)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

純正革のホルダー部分に幅広ゴムが縫いとめられてあります。
ゴムの幅が広すぎて、相当固いんじゃないかと一瞬ビビりましたが、女性の力でも頑張り不要。普通に開いて普通に通せますが、装着後にはぴったり。
緩みもズレもなく、ゴムがキツすぎて表紙がたわむこともなく、まさにジャストフィット。幅広デザインのおかげで、安定感も抜群。
この絶妙なサイズ加減は脱帽モノ☆

しかし、ゴムを使ったものですし、使ってる間に糸がやられて外れてくるとか、そんなことはないのかしら?
縫合部はこんな風。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

薄い革を2枚重ね、間にゴムを挟んであるのですね。
ゴムを挟んだ部分からステッチがずっと続いています。
見た感じでは、強固に作ってある気がします(裁縫とか激弱なので分からないんですが、なんとなく・・・) 。

モレスキンのラージは縦がA5縦のサイズなので、A5ノート(ほぼ日カズンとか)にも装着可能。
ですが、ゴムで留める仕様上、ソフトカバーだと表紙のたわみが起こるかも。

しかし、革のお陰でチープ感は皆無。
男前に、デコなしでモレスキン本来の佇まいを楽しまれる方にはグッとくる外観になると思います☆

 

ところで、上で一緒に写っているのはジェットストリーム4&1 ピュアモルト。軸径1.37cmのペンです。
これを入れると、こんな感じ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スリムなペンや鉛筆をもう1本入れることは可能でしょうが、ややきゅうきゅうに詰まるかも。
これ1本ですと、ゆとりをもってすっぽり収まるいい感じ。
特にこれはノックが沢山ついてるので、他のペンと並べて差そうとはあまり思わず、この姿で使っていました。

試しに他にも入れてみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

加藤製作所680シリーズ(軸径約1.2cm)&モンブランのアンティーク(軸径約0.9cm)。
どちらもポケットサイズ軸の細いペン。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルスター(軸径約1.5cm)&上と同じモンブラン(軸径約0.9cm)。

サファリは持ってないので試せませんでしたが、この調子だとサファリ2本は結構タイトじゃないかな。

ちなみに、モンブラン149は約1.7cmありますし、傷がつくリスクなどを考慮しなくとも、やっぱり1本かと。
(以上、軸径数値はすべて手元実測です)

 

と、いろいろ測ってみましたが、私自身は表に出るホルダーに万年筆を入れようと思わないので、実稼働はピュアモルトばかり。

が、ピュアモルトのクリップ内側は尖ってるんですね。
それで、革がこんな風になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(画像が白くてすみません。)

見えますでしょうか?クリップと、ノック部分で痛々しい傷が入っています。

この傷が、実物だと結構目立ちます。
高級感ある外見だけに、残念な思い。
上の、加藤やアルスターのようなクリップならここまでにはならないと思いますので、これから購入される方はどうぞご注意を。

私は革に詳しくないので分かりませんが、オイルで手入れなどすれば、この傷も「味」に変わって良いかもしれませんね。(と、トラベラーズノート好きさんを思い出して考えてみました。)

 

そしてもう一つ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

表紙に装着したまま広げると、こうなります。(後ろの壁が汚くてすみません。職場です・・・)

ペンのホルダー部分はもともと膨らみが出るように作られていますので、どうしてもこうして「浮く」のですね。
ペンを抜いていると、そのマチがふわふわする訳です。
ノートの前半使用期には裏表紙に装着、というのもやってみましたが、右面を書くときには同じことでした。
装着したまま机で書くときには、利き手でない方でしっかり押さえつければ良いのだと思います。
私にはそういう習慣がないので、毎回ホルダーを外して書きます。
或いは、デイリーラージなら紙が多い分しっかり押さえてくれるのかもしれません。デイリーは最初と最後の(背表紙の厚さによる)紙面の傾きの大きさがだいぶ使いにくいので、敢えてこのペンホルダーにペンを1本入れたまま書けば、良い底上げになるかも?

 

という訳で、 quiver社モレスキン用ペンホルダーレビューでした。
ざっと見たところ、日本での取り扱いはまだ無いようですが、家人も個人輸入で手に入れたと申してますし、上掲リンクquiver本体でも円換算で価格表示されますので、入手はそれほど困難ではないのではないでしょうか。

そうだ、トラベラーズノートも縦がA5長辺に合ったサイズですし、固い板を挟みこめば使えますね。黒カバーならぴったり似合いそう♪

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震災から1年を迎えるにあたって ~東日本応援モレスキン~

Posted on 11 3月 2012 by

こんばんは。2012年3月11日0:39現在、@riccasnowことりっかです。

東北の大地震から、1年を迎えようとしています。
地震、津波、首都圏の帰宅困難、電力供給問題、原発、放射能・・・。
渦中の当事者である皆さまへ。
適切な言葉でお伝えできる自信はありませんが、胸中をお察しするとともに、心の平安と生活の復旧が、できる限り早くもたらされますように、いま一度心よりお祈り申し上げます。
幸せを、再び、皆の手に。

 

正直に申し上げて、当時は京都、現在は大阪に住む私には、どれも直接体験とは程遠い困難です。
困難の大変さも、苦労も、そこからの復旧復興への道のりも、情報を入手し想像していくしかないことです。
体感と実感を持たずにメッセージを発することを、恥ずかしく或いは心苦しく思います。
ご存じの方には失礼いたします。お気付きの方もいらっしゃるやもしれませんが、私は「(通称)モレスキン本2」に掲載された、関西から東日本に向けて「東日本応援モレスキン」と題して作成したモレスキン・ジャパニーズアルバム・ポケットの発案者です。
当該モレスキンは、後ほど当サイト管理人のタカヤさんから写真掲載等していただけるかと存じます。
上掲本をお読みでない皆さまに説明させて戴きますと、2011年3月より、関西から東日本を応援しようという趣旨で、ジャパニーズ・ポケットにコラージュを施しました。「東日本応援モレスキン」と名付け、その後北海道でもコラージュを加えて戴いているかと思います。

 

2010年12月から、関西モレスキンミーティング(以下、「関西モレミ」「モレミ」)の主催幹事の1人として活動していました。
東北の大地震が起こったとき、 関西モレミメンバーは私も含めて皆一様に、「この事態をどう捉え、自分は何をしたらいいのか」と考えていました。
私たちは「今回は被災しなかったが、阪神大震災の記憶を強く留めている者」です。私は今年34歳になりましたが、私たちくらいの年齢ですと、本当に被災した人もいれば、被災こそしなかったが「揺れ」にまつわる体験を持っている人、ヴォランティアとして神戸に入った人など、様々に個人的な「阪神大震災体験」を持っているものです。それは日常のふとした拍子に今でも伝えあいシェアされるものです。
昨年の地震を受けて、恐らく個々人が、当時の体験や思いと東北の惨状を結び付け、事態を重く受け取り、自分に何かできることはないか、ささやかでも何かしたいと願っていました。
その思いを集めたのが、このモレスキンです。

初めは関西モレミメンバーに声をかけ、集まってコラージュを作成しました。
東日本の方々、どうぞ負けないで。がんばってとは言わない、どうぞ、なんとか、苦しさから解放される日が早く来ますように。私たちも可能な限り、痛みを共有しています。そんな思いを集めました。
その後も私が声をかけた方に少しずつ手を加えて戴き、昨秋にはタカヤさんの手で北海道へ、そこでも展示・追加?されたようです。

東日本に住んでいなくとも、次々に起こる困難には、多くの人々が心を痛め、可能な限り我が事として受け止め、考え、自らが出来ることを探していました。
Pray for Japan。日本のために祈りを。
そして、私たち日本人は、Do for Japan for ourselves。
私たち「非・被災者」 は、今一度、あの時の気持ちに立ち返って、更に届けられるものを探しましょう。
そして、被災された方々にはどうか、希望のともしびを心に持ち続けて戴きたい。

私にできることなど微々たるものです。
が、今一度、深い祈りとともに、 思索と行動を。

 

「モレスキン本2」掲載応募用の写真として添付したものの一部です。

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「恋人と二人で過ごす時間に、彼氏がのんびり本を読んで、自分はノートブックを書いているような沈黙した時間について」

Posted on 29 2月 2012 by

タカヤさんのお題より。堂々とノロケさせていただきます。

 

現在同居中の家人は会社の社長(共同経営者)でもあります。

私たちの家探しの際に、絶対に譲らなかった条件は、
・図書室(兼倉庫)がつくれること(2人とも蔵書量と荷物量が半端ないため・・・私の着物類なんかも含めてですが・笑)
・オフィス兼アトリエのような場所を確保できること
でした。

結果、大満足の家が見つかり、私たちがまず着手したことは、「ワークスペースを創る」ことでした。

細長いLDKの壁面に6段×5列の本棚を並べ、それに寄せて揃いのデスクを向かい合わせにしたスペース。
デスクはIKEAのもので、天板は60×120無垢材、脚はデザイン違いのものにして、ノートPCを片側向かい合わせに並べた場所です。

帰宅したら、ここが定位置。向かい合って座って、黙々とそれぞれの作業をしたりノートを書いたり本を読んだり考え事をしたり、たまにがんがんミーティングをしたり・・・
自分の世界に没入もでき、ふと顔を上げると相手がいる。
120cmの隔たりはどちらにもちょうど良く、相手の存在を十二分に感じていられるけれど、邪魔にはまったくならない。
「理想」はもっとあるけれど、欲しかった空気が実現できて大満足です。

「早く寝なきゃね」と言い合いながらついつい夜更かしをしてしまう 。
仕事場では「今日は疲れたねぇ!」などと言い合っているのに、車で帰ってきてここに落ち着くと、むしろやる気が出たりする。
いまのしあわせとこれから創っていきたい未来の象徴のようなスペースです。

ずっと独りで、カフェで、向かい合っていた「ノートに書くこと」ですが、今は「黙ってなにか自分のことをしているパートナー」が目の前にいる。
自分の想いは自分の中に、一緒に持ちたいことたちは「持ちたい」と思ったときに伝えられる、そんな環境を「幸せだなぁ」と思うのです。

ちなみに家人はモレスキナー、Notebooker、というか、むしろ昔っからの筋金入りの文具好き。
万年筆で困ればすぐに助けてもらえて、ドットライナーが切れればストックが渡され、家人の鉛筆コレクションのおかげで多様な鉛筆を自由に試せて、なんだかものすごく文具環境が広がり充実しました(笑)。
5列の本棚中央列には未開封のモレスキン・ラージスクエアが3冊、当たり前にストックされていて安心です(実は私側の棚には私が元々持っている山のようなノートストックもあるんですが・笑)。
ぶっちゃけ毎日がモレミです(笑)。

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新月の願いごと

Posted on 22 2月 2012 by

こんにちは。毎月twitterで流している「新月の願いごと」。

割と需要がありそうなので、考え方ややり方、コツなどをまとめようと思います。

ちなみに本日2/22、7:34、魚座で新月でした。

 

一番下に、7~8年続けてきた私が感じる「効用」のようなモノについても書いてみました。

興味はあるけど胡散臭い感じもするし・・・と感じてらっしゃる方の参考になれば幸いです。

 

NB for NewMoon

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何年か使っていた「新月の願いごと専用・Bloomberg手帳」と、現行「夢かなチャーリー・モレスキン」、インク工房・ピンク色「LOVE」が入っている、セーラーのスケルトン×ズーム。

 

新月の願いごととは

ジャン・スピラー「魂のねがい 新月のソウル・メイキング」(2003年・徳間書店)で一躍有名になった、願いを叶えるテクニックです。
「月の魔力」など、月がもたらすとされる「パワー」についての本も昨今続々と増えていますが、
それを活用して、スムーズに夢を叶えていこうというもの。
アファメーションのテクニックと月のサイクル活用を合わせたものと言えます。

 

*願いごとの書き方*

(前置き)

上掲本が出てから徐々に、そして爆発的に流行し、たくさんの人が方法やコツをブログやサイトで流されています。

私がこれを知ったのはインターネットで、このテクニックを紹介されているサイトを見つけたからでした。
多分日本では一番最初に紹介に動かれたサイトだと思います、当時は検索してもそこしかなかったので。

そのサイトは上掲本に忠実に記事を起こされており、私も本屋で何度かこの本を手に取っているのですが特に目新しい情報もなかったので、
結局、本は入手していません。

何年か経ち、多くの人がいろいろな情報を独自に付加し、様々なテクニックを加えたり、元のテクニックから一部削ったりして
「オリジナルな新月の願いごと」を流されるようにになりました。

そんな訳で、これから書くことについて以下2点をご留意・ご了承ください。

・私は元の文献を手元に置いたことがありません。最初に出会ったサイトの情報を「元に限りなく近いもの」として実践してきました。
・その後、様々な人の「オリジナル・テクニック」を適宜取り入れています。「応用編」の内、私が取り入れているものは◎で示します。

(前置き 終わり)

 

基本編・新月に関すること

・新月(太陽と月の合)から8時間以内に書く

・その後40時間以内も、有効期間ではある。が、新月直後8時間以内よりはパワーは落ちるとされる

・月のボイドの時間は避ける

・新月の起こる星座が司る事象に関する願いが叶いやすいとされる

・1年に1度、「最大パワー周期」がある。この時期には50個書くと良い。
(自分の「最大パワー周期」を判定できるページ(ジャン・スピラーによる/英語です)→ https://www.janspiller.com/personalcharts/gpp.php

 

基本編・アファメーションに関すること

・2個以上10個以内とする

・必ず「私は」で始める
→これは多分に「日本語圏でない言語文化」に由来するものです。あちらでは主語が絶対必要なのです!

・「既に叶った」という意味での「完了形」で書く

・書き終わったら、どこかにしまって、忘れる

・ある程度の期間を空けて、ふと思い出した頃に見返してみる・・・埋めた宝箱を後年掘り出すような気持ちで

 

応用編・新月に関すること

・8時間以内、その後40時間以内というのは、それほど神経質になるべきではない

◎りっか実感として、48時間の内あまり後ろの方になると、効果はないなと感じています。なるべく、直後8時間→過ぎたら早めに、が良いなと思います。

・ボイドは無視して良い

・新月に入る前に準備をするべきではない・・・新月前のものは全て無効である

・新月に入る前に準備をしておいて、新月に入ってから改めてまとめ直しても良い

 

応用編・アファメーションに関すること

◎他者が主語になる願いはしない
→・これが守れていれば、主語を特に設けなくても良い
ex.「彼が私を好きになってくれますように」と書きたいなら、「私は彼に好意を持ってもらえるようになれた」とする。
ex.「仕事が上手くいきますように」と書きたいなら、「私は仕事を上手く進められた」とする。

◎「完了形」で書くことに抵抗があれば、「すんなり叶いつつある」など「進行形」の表現でも良い
ex.「私は彼に好意を持ってもらえるようになれた」と書きにくければ、「私は彼に好意を持ってもらえるようにすんなりと変わっていっている」とする。
ex.「私は仕事を上手く進められた」と書きたいなら、「私は仕事を上手に進められるようになりつつある」とする。

◎他者の不幸を願うことはしない

◎リラックスした気持ちで行う

◎「どうやって」は考えない

・紙片に書き、箱にしまっておく

・ヴィジョンを可視化できるものと合わせる(写真や絵など)

・なるべく具体的に書く

 

応用編・その他

・ピンクの紙に書く

◎ピンクの色で書く

◎2個以上10個のうちのひとつに、このテクニックへの信頼を混ぜる。
ex.「私はこれらの願いが、新月のエネルギーに助けられてすんなり叶うと、心から信じられています」 など

◎もし10個以内で「もういいや」と思えたら、他者のため、世界のための願いを追加する
ex.「私は、健康を取り戻した〇〇さんと、また何の心配もなく接せている」
ex.「私は、戦争や内紛がなくなり平和を取り戻した世界で安心して暮らしている」    などなど

◎一番最後に、日付・時刻と署名を入れる

・時間内なら書きなおしOK

 

なぜ「新月」なのか

新月は「始まり」のタイミングだからだと思います。

願いごとでなくとも、何かを「始める・着手する」には新月が良いとされています。

 

「アファメーション」とは何か

affirmation。断言、確言。論理学における肯定。と辞書にはあります。

転じて、
「自己に向けて肯定的な言葉を繰り返し向けることによって、潜在意識に対してポジティブな自己像を刷り込み、ネガティブな自己像を書き変えることで、より潜在的な力を引き出し活用する」ための「肯定的な言葉」。
というのが、潜在意識活用の分野で使われる際の最も狭義の意味だと見ています。

しかしアファメーションという言葉とテクニックが広く人口に膾炙した現在では、
「肯定的な自己暗示」「(いわゆる)言霊」
くらいの意味になっているような気もします。

(潜在意識活用と日本アニミズム的スピリチュアリズムが不思議な融合を見せた結果、独自のものが出来上がってきている気もします・・・)

いずれにせよ、とにかく「言葉を使って心持を変える」ことに意義があるワークなので、自分にすんなり入って来ない言葉はよろしくないと看做されることが多いです。

新月の願いごとが広まる際に、ジャン・スピラーの述べたアファメーションに関する部分が、多くの日本人にとって、取りかかりにくさと戸惑いをもたらしました。

日本人は、いちいち主語を言わないのです。
また、「まだ叶ってもいないのに”完了形”で断言しようとすると、むしろ疑念を深める」ということもあります。

それでは根本的な意義が欠損する、ということで、この面で特にいろいろな「手を変え品を変え」が言われました。

 

私見

思い返せば、26くらいの頃に始めたので、もう7、8年になるんだなぁ、と、先ほど振り返ってびっくりしました。

私は魚座らしく、現実的なこと物質的なことなどなどにあまり興味が向かないので、新月に行う願いのワークで「Have」に関することはほぼ出てきません。
「Do」はまだある方かな・・・「Be」が最も多いです。
なので、叶うにはとてもゆっくり、長い時間がかかります。

叶わなかったことも沢山あります。主に恋愛とか(笑)。相手さんあってのことなので、それぞれの「魂の意志」が違えば、こちらだけの願いが叶うということはありませんね。

一番叶ったのは「健康」や「幸せ」に関することかな。次が「仕事」。

そろそろようやく「恋愛」「結婚」に関することも叶いそうですが・・・どうなんだろう、先のことは分かりません。

結局のところ、「自分」に関することが最も叶いやすいのです。
書けば当然です。が、実感してみないと分からない最たるものかもしれません。

何が「自分のこと」なのか。
何なら「自分のこと」として、「願いを叶え」、リーダーシップを握って外界に影響を与えていけるのか。

ほんとうは、あらゆることが「自分のこと」であり、あらゆることについて「主導権を握っていられる」のですが、細かく探っていけば、実に沢山のことについて人は「自分がコントロールできる状況にない」と考えているものです。
何についてそう考えているかは、人それぞれ。

このワークを続けて来て私が得たなぁと思うものは
・多くの「願い」の実現
・自分の本性・本質・思いこみについての詳細な省察
だと思います。

そういう話とは別に、
・月1回、自分の「願い」=「今の自分が望むこと」を整理し、再確認できる機会
・月のサイクルに体が合ってきた
の2つは、大きいなあと感じます。

特に女性の場合、月と体が合ってくると、精神的にも大きな好影響があります。よく喧伝されることですが、実際多大に実感してます。
男性の場合は、月と体の関係を女性ほどには実感しにくいかもしれませんが、こういった節目・切り替えの時期は男女問わず影響しているので、掴めると色々便利かと思います。だいぶライフハックです(笑)。

また、「望みの棚卸」は良いですね。
新年を迎えるときや、「牡羊座の新月」(占星術における新年)、誕生日などは、いわば「年度末決算と予算作成」。
月次の棚卸と決算・3か月の短期予算と目標設定というのも、現実を動かすには大変大事な作業です。
もちろん、「第1日曜」とか「1日」とかに設定してもいい訳なのですが。なんしかそういう機会はあると良い。そして、それを新月とするのはより良い、と私は思っています。

願いのカテゴリは新月が起こる星座の司るカテゴリに準ずるとされるので、1年やっているとあらゆるジャンルから願いを眺め回すことができます。
それも割と良いかな。
たとえば「結婚」という願いに関していえば、
・結婚相手とどんな関係性を築きたいか
・一緒に作りたい家庭はどんなものか
・一緒に何を成し遂げたいか
・どんな生活をしたいか
・どこに住みたいか、どんな家が良いか
・どんなライフスタイルにしたいか
・金銭面ではどんな風に在りたいか
などなど、などなど・・・「結婚」という夢の球を眺め回す視点は山ほどあるわけです。(仕事でも何でも全く同じですね。)
これが、12カ月(12種類)で、おおよそ全方向から眺め回してクリアにしていけるというのが、新月の願いごとを継続する一つの便利さかなぁと思います。

 

ご質問等あれば、コメント欄にどうぞ。分かることならお答えします。
また、何かあれば加筆修正等します。

 

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タカヤさんからの「お題」(自分のためのまとめ)

Posted on 14 2月 2012 by

motokicksさんのお気に入りからこれをコピペしてる最中に、

togetterの存在(http://togetter.com/li/250619)を教えて戴いたのですが、

私にとって見にくかったのでコピペ続行しました。

問題あれば下げるのでおっしゃってください。

ちなみに、

「昨晩のお題は、酔っ払って即興で打ってるのであくまでも応用で利用してくださいませ☆」

とのこと。

***

「内側と外側」

「色」

「地平線」

「小さい頃に何を書いたか?」

「小さい頃に書いたページを、今のあなたのノートブックで再現してください」

「一番のお気に入りのページをアップしてください」

「二度と再現できないページを見せてください」

「ノートブックを手放すとき」

「ノートブックにどんな恋を書き留めましたか?」

「沈黙」

「絶対に見せられないページを見せてください」

「エロス」

「連続小説」

「野郎ノートブック」

「音楽をノートブックに書き留めるための技」

「ムービージャーナル」

「誰もが引いてしまいそうなことを平気で語ってみる」

「孤独について」

「文房具と身体感覚」

「文房具の殺傷能力」

「ペン2本をハシ代わりにしてごはんを食べてみる」

「ノートブックに刺身を盛ってみる」

「酒と文房具」

「ノートブックに食べ物を挟むのはやめなさい」

「ファッションや服についての記録」

「味覚とノートブック」

「ホラー・ノートブック」

「旅をノートブックに記録する時のキーワード」

「異国をノートブックの中で描いてみる」

「世界一重いノートブックを目指せ!」

「文房具の防御力」

「バレンタインデー・キッス」

「熊を放て!」

「ハートがいっぱいのページ」

「台所とノートブック」

「文房具を冷凍庫に入れて保管しています」

「チョコレートを塗ったくってみる」

「ノートブッカーな彼氏募集中」

「ノートブッカーな彼女募集中」

「禁ノートブック」

「禁ペン」

「禁じられたノートブック研究会」

「ノートブックって一度も使ったことがない」

「ペンより重いものを持ったことがない」

「ノートブックと同じようにいつも持ち歩いているもの」

「ずばりカバンの中身見せちゃう!」

「モレカウにチョコを送りたい」

「愛用している鞄」

「愛用している革製品」

「ノトプリ(ノートブックを使うのに適したiPhoneアプリ等)」

「ノートブックを書くときに最近聴いてる音楽」

「音符びっしりのノートブック」

「ノートブックに○○を貼ってみる」

「本の抜き書きノートブック(読書ノート)」

「あなたのレターセット見せてください」

「お気に入りの封筒や切手」

「ザ・スタンプ」

「部屋の中の文房具スペースを見せてください(女の子編)」

「インクが出ないと思ったら芋けんぴだったよ」

「ペン数本でウルヴァリンを再現」

「文房具のカタチをしたお菓子のレシピ」

「銀色に輝く文房具が好きだ」

「ツイートもされず、ノートにも書かれず、誰にも話されることのない物語」

「マクトゥーブ(すべては書かれている)」

「文房具があればこんなものまで直った」

「文房具に関する本だったらこんな本が読みたい」

「ザ・ポストカード・コレクション!」

「あなたの本棚見せてください」

「ザ・書斎」

「レトロなデザイン(マッチ・コースター・ポスター)」

「ペットとノートブックと私」

「辛辣な状況も独特のユーモアで包んでみよう」

「文房具的4段階:think→catch→draw→stock」

「世界の果てのノートブック」

「文房具をめっちゃ美しく撮る写真術」

「LAMY祭」

「○○ or Notebook ?」

「全裸ノートブック部」

「お風呂でノートブックを書く(写真付)」

「恋人と二人で過ごす時間に、彼氏がのんびり本を読んで、自分はノートブックを書いているような沈黙した時間について」

「暖炉と毛布について」

「世界のホットドリンク」

「例えばあなたが友人たちと過ごした楽しい時間を忘れたくない時に、ノートブックに多くの思い出を記録するテクニックについて」

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現行レギュラー級ノート群

Posted on 01 2月 2012 by

こんばんは。りっか(@riccasnow)です。

皆様に倣って、私も2012年2月1日現在の、レギュラー級ノートの記録を。

 

今普通に回しているのはこれだけ。

だいぶ減りました。

以前ほどノートをじっくり書く時間が取れてないのが原因あるいは敗因。

 

以下、順にご紹介。

 

<ポケット群>

 

☆赤モレポケット・ウィークリー(レフト式) ・・・ 「赤モレ」

シンプル日記として使用。日記が続かないタイプなので、結局これの左側くらいが最適な量。

右側のノート部分には、星の移動や石井ゆかりさんの週報まとめなどをまとめておいたり、左側には書ききれないまとまったことを書いておいたり。

 

☆星モレポケットプレーン ・・・ 「言葉モレ」

迷ったときや悩んだとき、落ち込んだときに見返したい言葉や、

自分的に相当効果のあるセルフライフハックなどを積んでいます。

レギュラー陣の中で唯一、「ストックするためのノート」で「見返すためのノート」。

プレーンなので、ルールドポケットのページでつくった下敷きを挟んで罫線(ガイドライン)として使用。

 

☆2011年ボックスダイアリー・1月 ・・・ 「夢かなヴォラン」

使わなかったボックスダイアリーを、「夢かなリスト」として流用。表紙のおかげで、夢かなヴォランの通し番号が分かっていい感じ。

デイリーダイアリーとマンスリーが揃っているので、リスト用途に最適。

金色のは、鍵型のマネークリップです。

 

 

<「心」系>

 

 

 

 

 

 

☆ピーナッツ・ラージプレーン ・・・ 「夢かなモレ」または「夢かなチャーリー」

夢かなの母艦。

見ていて和む、嬉しい、幸せ、を大切に。

今は、新月の願いごともここに書いています。が、以前使っていたBloombergの小型スリム手帳も気に入っていたので、少々迷い中。

 

☆星の王子様モレスキン・ラージルールド ・・・ 「星モレ」または「精神モレ」「スピモレ」

「自分見つめる系」で使うモレスキン。

ハッピーで満たす志向の「夢かなチャーリー」とは違い、しんどいことやブロック外しなど「直視する」「見つめ掘り返す」のに使ったり、

「神に祈る・繋がる」などの志向で使ったり、また瞑想記録なども。

 

<「造りたい欲求」系>

 

 

 

 

 

 

☆モレスキン・スクエアラージ ・・・ 「手づくりモレ」

消しゴムはんこの案、はんこケースの展開図、その他いろいろ、

なんしか「作るもののアイディア出し」をする場所。

ちなみに、表紙の市松は、ライターnoaさんへのプレゼントに使ったマスキングテープの片割れたち。

 

☆ジブリモレスキン・プレーンラージ ・・・ 「アートモレ」

izupapaさんに買ってきてもらった、ジブリモレスキン。

絵を描いてみたり、コラージュしてみたり。

 

 

 

 

 

 

 

☆Life チット・スケッチ

方眼の紙1枚1枚ごとにトレーシングペーパーがついているという、

消しゴムはんこerキラーな素晴らしいノート。

もう、こんなに使えるものは他に知りません。決定版。

 

 

<「仕事」系>

 

☆カイエ・A4 ・・・ 「プロジェクトカイエ」

1枚A4、見開きA3というのは、プロジェクトごとにアイディア出しから設計までするのに素晴らしいサイズ。

独りブレインストーミングからマインドマップまで、ベン図から構成から何から何まで。

何よりも視認性と一覧性が重要なので、いったん区切ってまとめ、瑕疵を洗いアクションに移したい案件はこれで。

 

 

 

 

 

 

 

☆モレスキン・スクエアラージ ・・・ 「教務モレ」

シール大好きでいつもコレクションを見せてくれる生徒とシール交換をした際に、

くれたシールをとりあえず貼っておいてもらう場所がなかったため、このモレを渡して「表紙に好きに貼って♡」とお願いしたら、

こんな姿になりました(写真左)。

天地が逆なのがなんともはやで、これもいい感じかとそのままに。

仕事の中でも特に教務関連、日誌メモや、教務に関して得た情報のキャプチャなどに使っています。

 

☆デイリーダイアリー・ラージ ・・・ 「読書モレ」

普段、何冊も並行して読んでいるのと、それらが全て当たりだとははなから思っていないこと、

そして、そのインプット情報量に対して書き出す手間が膨大になりすぎるのが嫌なのとで、

読書記録ということに対して私は非常に淡白です。

忘れるようなものはそれでいいのだ、というスタンス(それは何に関してもですが・汗)。

なので、ここにわざわざ向かうことは、実はそう多くありません。

必然的に、再読する価値があると認めた場合と、それを書き出しまとめたい内圧がある場合、そして、他のテーマモレのどこにも属さない場合のみ、

これの出番となります。

今は、勉強したいことがものすごく多いので、一冊ずつ消化中。

フォーマットは、Book Journalフォームのプリントアウト+3本線が基本。

目次も作れるので便利。時間軸は無視。

 

 

 

 

 

 

 

☆ほぼ日カズンSpring 2011 × ニーモシネA5メモパッド × アシュフォードのカバー

 

ほぼ日カズンは、毎日のタスクノート+思い浮かんだことメモ、そして備忘録・仮置き場に。

A5なので、1日1ページ制限を自分に課しても、そこまで狭すぎず。

キャプチャにモレラージスクエアを使っていたときには、どんどん使える感じが良かったのですが、

めくらないといけないのが今の生活にはフィットせず、1日1ページはその点〇。

現在の居場所に移る際(10月末)に譲って戴いたので、1日1ページに足りなければ過去ページを使う。

縦バーチカルのウィークリーは使わないので、石井ゆかりさんの週報のプリントアウトを毎週貼りつけ。

赤モレと照らし合わせながら、日や週の振り返りの材料にしたり、今週の私を想像したり。

ちなみに現在は、手元でしっかりスケジュール管理をする状況ではないので、そういう用途では全く使っていません。

次のカズンSpring 2012 ではもう少しスケジュール管理にも弾力的な使い方が出来る状況にしていきたい。

 

ナガサワ文具センターの福箱に入っていた革カバーは、

A5見開き3面、一番右側はメモパッドホルダーになっていました。

なので、ここにニーモシネパッドを入れています。

 

ほぼ日は、本当にfloatingな状態の「思いつきメモ」なので、

外で、もう少しまとまった何かを考えたいときには、ニーモシネを使います。

後でテーマに沿ったモレに貼ればいいので。

これにしてから、ずっと使っていた「とりあえずキャプチャモレスキン」を持つ必要と「手元に無いと後悔するんじゃ」という不安が完全になくなったので、

今はモレ持ち歩きはほぼしていません。(という風に構成したつもりが、結局何冊か持っちゃうんですけどね・・・)

 

現在のレギュラーはこんな感じ。

 

赤モレ、夢かなヴォラン、ほぼ日、読書モレ、星モレ、夢かなチャーリー、プロジェクトカイエ、手づくりモレ辺りは、

全部開いて同時に並行して書くことになる頻度の高いノートです。

アートモレやチットスケッチなどは、使ってる脳が違うのでしょう、黙々と単独で向かうことが多い気がします。

 

だいぶ整理されたなぁ、と感慨深くもありますが、明らかに時間がとれてないせいでもあるので、寂しくもあります。

また、レギュラー=ベーシックモレでタイムアウトになりがちなのも寂しい。

が、相当煩悩と贅肉がとれて、自分もノートも適材適所や向き合うスタンスが見えてきたので、

時間制限もそれはそれで良いのかもしれません。

 

他の企画モレ・・・テーマががっつりあって、作っていく志向のモレ・・・が棚に山ほどありますが、それはまたおいおい。

 

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二人の「夢かなモレスキン」

Posted on 30 1月 2012 by

こんにちは。riccasnowこと、りっかw/LOVEモレです。

 

お礼が遅くなりましたが、先日は沢山の方にお祝いいただき、ありがとうございました。

まさかあんなお知らせになるとは夢にも思わず、照れくさいやら驚くやら。

「LOVEモレスキン」♡とともに、本当に何重ものサプライズで、忘れられない一夜となりました。

 

さて、今夜は、仕事のミーティングを行っておりました。

そこで使ったのは、このモレスキン。

 

 

二人で設定した「夢かなモレスキン」です。

家人のセレクトした、赤い四つ葉のクローバーには、こう書かれています。

「LOVE will find a way」

私たちが互いを見つめる「LOVE」が二人の夢を引っ張っていく。

というのはもちろんのことですが、

私はもっと広く、

私たち人間誰しもが、それぞれの内にある「LOVE」で、自分の、そして他者の道を開いていくことができる。

という風に捉えたい。

 

私たちは、私たちの会社での事業を通して、

私たちの手渡す「愛」が顧客からその家族へ、その家族から親族へ、地域へと伝播し、

皆が幸せになっていけるよう、

そういう風に仕事をしていきたいと考えています。

 

私たちのキャッチコピーは、

「今も、未来も、みんなで、幸せになろう」

です。

 

家人の持つ数々のテクニック・スキル・ライフハックと、思想・行動力・「力強く旗を振る力」。

そして、私の持つ、「包容力・癒す力・頭脳(家人談)」。

二人の力を上手く合わせて、横に並んで同じ方向を見つめて、

活かし、貢献・奉仕し、皆で豊かに幸せになっていくことが、今の私たちの「夢」です。

 

 

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万年筆・多インク派

Posted on 14 1月 2012 by

今日の万年筆

 

 

今日使った万年筆たちです。

 

しばらくいろいろごたごたしていて、じっくりノートに向かう機会が作れませんでした。

久しぶりにがっつりと、多ノート多万年筆を同時並行使用していって、感動。

私やっぱりこれでなきゃダメー!!!

やっと生き還った気持ちです。

 

作業風景。乱雑ですみません・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

右端・ほぼ日カズンの右側には、ニーモシネA5パッドをセットしてあります。今日はだから、使用ノートはだいぶ少なくて4冊ですね。

 

万年筆には、すべて違うインクをセットしてあります。

書きたい内容に合わせてどんどん色を変えていきます。

 

「後で読み返す(=記録する)ためにノートを作る」よりも、「今この時点で頭や心を発掘し整理し、次に進めるためにノートを使う」タイプです。

なので、色の使い分けを、書く内容のカテゴリで決めたりはしていません。

日、どころか、時間が違えば、同じ内容に見えることが全然違う色で書いてあるとか、ザラです。

 

ではどうしているのかというと、全ての色について、自分の中での「イメージ」や「意味合い」みたいなものがあって、それらをどんどん使っていく、という感じです。

 

実際には、「これを書こう」→「あの色がフィットする」→「ペンをとる」→「よしよしこれだよなと思いながら書く」、という感じ。

脊髄反射が近いです。比喩的に言えば左脳は通していません。

が、フィットしなかった時の違和感は凄まじく、書いたことに価値がないような気持ちになるので、「どの色で書こうかな」は瞬時にしかしきっちり丁寧に正確に選ぶようにしています。

色に、書くこと(=思っていること)の手触りや感触を乗せているかもしれません。

 

選ぶのは体感とフィーリングですが、選んだ結果については少しだけ分析します。

ピンクを選んだら、「ハートや愛に関わることだと感じているんだな」とか、

緑を選んだら、「現実的な癒しなんだな」とか、

青系だったら、「私にとって、ちょっとオフィシャルで左脳的頭脳的なマターなんだな」とか、

そんな感じです。

主にチャクラの理論を援用していますが、普通の色彩理論やオーラソーマ理論も使うので、一義的にどうというものでもありません。

或いはそもそも、「この色は、自分のどの部分を揺り動かし目覚めさせたいか」という観点でインクを選んで入手しているので、たとえば緑でも、若草色のHappinessなどは「癒しつつ子供心を刺激する」色という位置づけです。

そしてその意味も、自分の状態が変わればまた変わる・・・色を受け取る自分が変わる結果、色の見せる表情が変わる・・・ので、変遷するしあいまいでもあります。

 

とにかく「今、ここでフィットする」結果「ハッピーになる」ことが一番重要なので、自由きままなものです。

その分、色が「今の自分」を如実に表すので、それは面白いです。

時期によってやたらに心惹かれる色、というのもあるので、「今時期の自分は何を欲しているのか」を知るにも役に立って助かります。

逆に、自分のムードを変えるために敢えて使う色、というのもあります。いわゆる「言霊理論」とかと同じようなものかもしれません。実際に、フィットを求めるあまり、色を決めるとそれにつられて言葉も決まるので、簡単に気分を変えるいい方法のひとつかもしれません。

 

意識的に左脳を使って、きちんと思索や思考をきっちり組み上げ引き上げていく際には、この限りではありません。

ひとりブレインストーミングをやったりマインドマップを使ったり、などなど、の際には、もう少しシステマティックにきちんと色を決めて、システマティックに使います。

こういう状況では、私には、一覧性と視認性が著しく重要かつ必要なので、それを重視した使い方をします。

まあそういうときでも、デフォルトでこれだけ色や太さを揃えてあると便利ではあります(笑)。

 

最後に、以前に「どのペンに何の色を入れたか、どうやって覚えるのですか?」と訊かれたことがあるので、一応書いてみます。

ペンとインク色の組み合わせこそ私の中でのフィット感が重要不可欠で、フィットしていないと「いーーーっ!」となって使わなくなるので(笑)、組み合わせは慎重にやっています。

見た目の問題と、用途・太さ・書きやすさ・頻度の問題と、意味合い意味づけの問題。

主にこの3つの観点から組み合わせていきます。

なので、覚えなくても忘れません(笑)。全てに意味があるので。

 

ただ、最近、短い間に爆発的にペンもインクも増えたので、パズルが果てしなく複雑になっています。

欲しいペンもインクもいくつもありますが、道具は使いこなし習熟することに歓びを感じるので、しばらくは手持ちと懇意になることに専念したいように感じています。

 

 

 

 

 

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集積 **test post 兼**

Posted on 11 1月 2012 by

はじめまして、りっか(riccasnow)こと榎雪子です。

 

「ノートの役割」について、ちかごろあらためて思い巡らせています。

Magic Moleskine

 

表紙デコレーションも何もない、ただ1箇所、付箋をたててあるだけの、それほど膨らみすらしていないモレスキン。

これは、2006年6月~2008年2月にかけて、スピリチュアルツール・・・フラワーエッセンス・オーラソーマ・パワーストーン・たまにアロマセラピーなど・・・を実践し習熟するために使ったもの。

そして、それを通して、変容するために使ったもの。

私の、初めて使いきったモレスキンです。

 

調べ考え実行し検証し、それらを全て記録したもの。

ツールについて理解を深めながら、自己(あるいは自我)の深部に手を入れていく様が全て書かれています。

 

今見返せば、ノートを使うハックなど何も施されていない、ページ数すら打たれていない、ただ日付の後にはすぐに内容がありそれが時系列で並んでいるだけのノート。

後から振り返らない私らしく、見返すことなど何も想定していない、ただ今ここで考え、未来にどうなりたいかだから今何をするのかだけに集中し続けたノート。

 

しかしここには「自分にとっての、ノートを使う裸の原点」が確かに全てあるのだなぁと、今だからこそ思うのです。

 

「紙」が好き。「ペン」が好き。「色」が好き。

書くことで耕したいのは、いつも自分の深部。

それが、ノートに向かう、すべての始まり。

 

私的な事情で生活すべてが変わりました。

そんな今、もう一度、書くということ、ノートを使うということをどう使いこなすのか、考えてみたいなぁと思っています。

自己紹介に代えて。

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