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Note of the note ―ノートの調べ  p.6 横尾忠則さんのデスクダイアリー とおまけ

Posted on 05 8月 2018 by

はじめに

「Note of the note -ノートの調べ」 と題した不定期シリーズ。
このシリーズでは、著名人のノート、手稿、手帳、日記などを紹介し、そこに込められた作法と思いを検証していく。

第6回目は、横尾忠則さんのデスクダイアリーを鑑賞する。

出典

横尾忠則 日記人生1982-1995 マドラ出版(1995.6.15 初版)

1年間365日のそれぞれの日を、一番面白い年からピックアップして1冊に編む。(中略)日付は連続しているけれど、実際の日にちはつながっていないという、なんというか、10年間をアトランダムに飛び回っている感じのアイデアが、ぼくはすっかり気に入ってしまったのだ。(同書あとがき)

横尾忠則さんのこと

TADANORI YHOKOO OFFICIAL WEBSITE
http://www.tadanoriyokoo.com/

詳細はこちらをご覧いただくとして、私にとっての横尾さんは、三島由紀夫さん、寺山修司さん達と仲良しのグラフィックデザイナーであり、「Y字路シリーズ」の画家だ。

今回出典元としている本は、横尾さんがつけ続けている日記を原寸コピーしたものである。365日(+α)の日記をまるごと掲載しているわけで、私は文章を全て熟読したわけではない。
だから今回は、この日記から横尾さんの魂に触れよう、というのではなく、ただひたすら、その見た目が、圧倒的にかっこよい、日記、メモ、ノート、スクラップブックなどの手本としたいページをピックアップすることを目的としている。

1.1995/2/26:1983/2/27

デスクダイアリーは見開き二日。横尾さんは、文章、イラスト、スクラップでページを埋めていく。

2.1993/4/1-1993/4/2

旅行先では記念スタンプが必ず押され、入場券、切手なども貼りこまれる。縦書き横書きは混在し、筆文字なども自在にレイアウトされる。文章がこれらの額縁として機能し、雑多な印象はない。

3.1990/4/9-1990/4/10

サラリと描いたスケッチが、とてもいい味を醸し出す。洗練された線がぺージの白さを損なわない。

4.1992/4/11-1992/4/12

滝に関する記述が続いている。ページの半分を占める滝の絵と、文章との融合。

横尾さんの日記には、「滝」「UFO」などの記述や「名刺」「おみくじ」「占い記事」「著名人の訃報記事」などの貼りこみが頻出する。気になっていることは、なんでも綴じておくのだ。

気がついたことをちょっとメモしたり、スケッチブック代わりに絵を描いたり、何を描くかはそのときの気分次第だから書きたくない日は書かない。(同書あとがき)

5.1985/7/2-1985/7/3

大半を文章が占めた見開き。訂正や追記などを細かく見ていくと、思考を追いかけることができる。文字ばかりであるはずなのに、ページにはある種のリズムがあり、退屈を感じない。

コラム:愛用のデスクノート

小さな画像で恐縮だが、これは”the Y+Times”(「横尾忠則現代美術ニュース」)というパンフレットで、2016/8/6-11/27まで行われた「ヨコオマニアリスムvol.1」を紹介するものである。
ここに、横尾さんがずっと愛用しているのは「英国レッツ社製デスクダイアリー」との記述がある。世界で初めてダイアリーの製造・販売を開始した会社との記載あり。
株式会社平和堂 http://www.heiwado-net.co.jp/letts_hp/letts.htm

同社の現行品で、出典書のデスクノートに最も近いのは以下の製品だと思う。(訂正ご指摘承ります)

(同上リンクより)

6.1990/7/12-1990/7/13

こんな具合に、スタンプなどを押し、ホテルなどで落ち着いたところで、文章を書くのだろう。この配置、囲碁の布石を思わせる。

7.1984/8/31-1984/9/1

迸る見開き。旅先での記述。A4見開きとは思えないサイズ感で迫ってくる。

8.1989/9/8-1989/9/9

縄文。イラスト、スタンプ、入場券、切手、文章、アイデアメモなどの全部入り。それでもやはり、詰め込みすぎだとか、乱雑だという印象はない。

おわりに

ぼくの場合、ものを作るというのは、日記的な要素がとても強い。(中略)ぼくの絵は、まさに日記そのものといってもいいし、日記が作品だといってもいいんじゃないかと思っている。(同書あとがき)

私は、こういうノートが大好きで、できればこういう風にノートを埋めていきたいと思っている。横尾忠則さんのデスクダイアリー。是非真似したいノートである。

おまけ

2018年7月のマンスリー絵日記

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Note of the note ノートの調べ ―No.119 釜名見煙の純粋空想ノート

Posted on 01 4月 2018 by

はじめに

「Note of the note -ノートの調べ」 と題した不定期シリーズ。
このシリーズでは、著名人のノート、手稿、手帳、日記などを紹介し、そこに込められた作法と思いを検証していく。

No.119として、現代芸術家 釜名見煙さん(以下敬称略)のノートを検証する。

出典


図版1.『空想技術体系便概』釜名見煙 ばんぐ出版(1969年復刻版)

釜名見煙のこと

1900年(明治33年)4月23日 愛知県土岐郡市之倉村の鉄道技師の次男として生まれる。
早稲田大学建築科に学ぶも1923年6月中退。


図版2.学生生活を過ごした四谷の朱雀荘

1923年(大正12年)9月1日関東大震災に遭遇。瓦礫の山と化した帝都に、「物質存在」の醜さを感じる。
壺井繁治の知己を得て、萩原恭次郎創刊の詩誌「赤と黒」に一時参加するも、2年を待たず「白こそが爆弾である」と宣言し決別する。図面のトレースなどで生計をたてながら、「空想技術体系全20巻」の草稿に取組む。

1924年(大正13年)『赤と黒』6月(号外)に掲載された「空想技術体系要綱」が、改造社 山本実彦の目に止まり、現代日本文学全集の「詩・評論」の巻に収録された。円本ブームにのって、多くの印税を手にした釜名見は、三重県鳥羽市の神島に「共想舎」を開設。美術工芸に勤しむ者たちと共同で自給自足生活を行いながら、1930年「空想技術体系全20巻」を脱稿する。

図版3.神島での住居

図版4.神島の共同宿舎

その後、釜名見は「媒体に囚われない相関的全感覚芸術の行使」を提唱。全国を行脚し、住民らを巻き込んでの行使を行った。受け入れられるものも、排斥されるものも、騒乱罪などで捕縛されることもあったその行使は、約5年間で、800回に及んだ。(異説あり)

1935年 福島の霊山町を通りかかったところで喀血し、山戸田の寺で養生をする。そこで、釜名見は全身を剃毛したり、薪を粉々になるまで彫ったり、書道で紙が真っ黒似なるまで筆でこすったりという奇妙な振る舞いを繰り返し、精神衰弱と診断され入院する。


図版5.病院の中庭にて

最期まで付き従った能面師の土師無明は、釜名見の入院中の様子を次のように伝えた。

「縺れ合い、絡み合う無数の”意味可能体”が表層的”意味”の明るみに出ようとして、言語意識の薄暮のなかに相責めぎ、相戯れる。”無名”がいままさに”有名”に転じようとする微妙な中間地帯。無と有のあいだ、無分節と有分節の狭間に、何かさだかならぬものの面影が仄かに揺らぐ」(引用1)

1937年8月24日死去(享年37)

釜名見煙のノート

「かつて、素晴らしい才能がありながら、絵の具を作る技術がなかったばかりに埋もれて行った画家が数多く存在しました。表現されたものでしか、人は価値を判断する事ができません。それは枷です。私は、あらゆる人間が持っている空想を、絵とか音楽とか彫刻とかに束縛されることなく表現する術を明らかにしたいのです。(釜名見)」

このような原理を打ち立てた釜名見煙は、行使に際して一切の習作を残していない。自画像もサインもない芸術家、それが釜名見煙である。したがって、以下に紹介するノートは、尋常小学校~早稲田大学、そして神島における『空想技術体系』のための研究ノートに尽きている。釜名見煙の主活動である行使(釜名見ナンバーズ)については、当時の地方新聞などから探すしかない。

白磁への情熱(尋常小学校当時の研究ノート)


図版6.白磁に関する研究 尋常小学校6年生「夏の自由課題」

生まれ育った土地は陶芸がさかんな地域だった。そのなかで釜名見煙はとくに「磁器」に興味をしめし、透き通るような肌合いをもつ白磁のかけらを集めていたという。

この白への執着は「空想技術体系」収蔵の「ネイトン二世 ―純粋空想と人工純白」論に結実する。

付録「ネイトン二世(抄)」

混血王(またの名を皮剥ぎ王ネイトン二世の逸話)
「旧世紀の西大陸を白の恐怖で被い尽くした一人の王がいました。『混血王。ネイトン二世』です。彼はまたの名を「皮剥ぎ王」といいました。ネイトン二世は確かに王族の血を引いていたのですが、どういうわけか、鳶色の肌で産まれてきました。その為に、後継者争いは熾烈をきわめることとなりました。幼い頃、自分の肌の色から骨肉の争いを引き起こしたのだとのトラウマは、ネイトン二世に過剰なまでの白色愛好癖を植え付けたのです。
白色の優位性を成文化した最初の王として、現在彼の名は歴史から黙殺されています。彼は白のために紡績、鉱工業、遺伝子学、医学、なめし工芸、博物学、芸術、特に絵画などの分野を厚く保護しました。しかし、本質的には恐怖政治だったといわれています。純粋な白を作ることが王の最大の命令であり、失敗には死を与えられたのです。それぞれの分野で様々な白が発見、生成され、その純度で等級が決定しました。医学の分野ではアルビノ種の研究、肌の漂白技術などが研究されました。もちろん、当時が第一次産業革命期に重なったことは、研究者や職工にとっては、ある意味で、幸せだったといえるでしょう。そんな中で、白でなくてはならないのに、白が作り出せない一つの分野がありました。
王は、自分の身の回りを全て白で統一していました。自分の肌を隠すために、白い肌を持つ娘の皮を剥ぎ、衣服を作らせたという伝説もあります。全国から集められたえり抜きの美女、特に肌の美しい女たちと七日七夜に及ぶ宴を催し、娘達の中で酔いつぶれた者から順番に、生きながら皮を剥ぐのです。阿鼻叫喚が宴をいよいよ盛り上げて行き、白色大理石の鉱脈を磨きぬいて作られた地下室からは、血が溢れたといわれています。最高のなめし職人が皮をなめし、染みぬき、さらに漂白を施した人皮の衣類は、王の身体にあわせたまま縫い合わされていたといいます。
それほどまでに白に執着した王が、歯がゆくてならなかったのが、「磁器」だったのです。
現在の白磁が、ボーンチャイナと言い習わされている事はご存知でしょう。東の果てから、シルクロードを通って塩と共に交易されはじめたのが、この冷ややかな白い肌を持った白磁器でした。王はこの技術を盗み出そうと、密偵を送りこみ、さらに軍勢をしかけようとした程でした。しかし、隣国のストラビヌが、その外交手腕によってまんまとこの技術を輸入することに成功してしまったのです。ネイトン二世は、使者を遣わしてこの技術を手に入れようと試みました。しかし、ストラビヌはチャイナとの条約によって、『門外不出』を遵守し続けたのです。大陸において薄く硬質な白い肌は一大ブームとなりました。ネイトン二世は、諦めて、ストラビヌからの輸入で、欲望を満たせたでしょうか?
王は、白馬に乗り、白い羽飾りをつけた甲冑に身を固めて、ストラビヌへ進攻したのです。王の肌はいかなる矢をも貫けないように加工を施された乙女の皮を纏っていたのです。五千からなる白馬の進攻。それは無謀な行軍でした。ストラビヌの首都までの辺境地帯には自然の要塞、ヌトラカン砂漠が横たわっているのです。ストラビヌ軍は、砂に潜んでそれを迎え撃ちました。激しい日差しの下でも、夜間でも、『白』は砂中艦からの格好の的となりました。王は、戦に望んでなお、白を捨てられなかったのです。迷彩を施したストラビヌの兵士達は、囲いの中の白色レグホンを捻るよりも容易く、王の軍を殲滅できたでしょう。王の甲冑は砕け、人皮は日に焼かれ、防護機能が停止していました。ネイトン二世は、このヌトラカン砂漠の中ほどで、全身を陽に焼かれ、褐色の塩に被われて息絶えたといわれています。今でもその塩の柱を見ることができるそうです。」

大学時代の雑録帳

建築設計を学ぶかたわら、釜名見煙は「雑録帳」とよばれるスクラップブックを作成している。学び始めたドイツ語を駆使して、自由奔放なイメージをコラージュしたものだ。


図版7.scrap 01. 永遠


図版8.scrap 02. 凝視

図版9.scrap 3. 女たち

空想技術体系の研究ノート

全20巻索引1巻からなる『空想技術体系』は、1930年に発表された。羊皮紙に手彩色図版が添付され、限定13部。セット毎にナンバリングが施されている。釜名見の行使を「釜名見ナンバーズ」と呼ぶのは、このナンバリングのなごりだ。


図版10. art and magic

「体系」は、「第一巻 空想技術を紹介する」から始まり、最終巻「空想技術集団宣言」に至る間に、古今の文献や、芸術界、文芸界、音楽界、思想哲学界、宗教界、そして科学技術界、医学界までを包括し、空想技術を明晰に確立させ、既にありながらそれと意識されることなく無為に浪費されている空想技術に明確な構造を与えた、非常に難解な大著である。


図版11. 南方熊楠往復書簡まとめ

釜名見は南方の粘菌研究について、「物から存在へと突き抜けると「物質」とは存在の属性の一つであるということがわかる」と感心していたという。

図版12. 曼荼羅

釜名見煙は人間の欲望、煩悩と密接に関わりながら空想の純粋さについて論じる。宗教・科学を疎外的空想技術と見做しつつ各派がどの程度純粋空想を保持しているのかを研究した後、精神異常と空想、夢と空想、先端科学と空想、天才と空想など、あらゆる二項対比を行い、そのいづれもが純粋空想を堕落に導いたのだという事を論証しようとしている。


図版13.脳と記憶

空想はどこから生じるのか? 釜名見煙は哲学的方面のみならず、科学的見地からの検討を最重要とした。


図版14. 脳細胞スケッチ

「空想とは、それ自体が非常に掴みにくいものだ。したがって、様々な述語によって規定され、撤廃され、また確定され、廃止されるといった馬鹿げたことが繰り返されている。空想、想像、妄想、虚妄、空言、嘘、夢だとか、幻想だとか、様々な述語が用いられ、そのいづれもが少しずつ重なりながらも、別々の意味を表すという複雑な状況となった。しかし、これらは皆、同一の現象なのだ。では、何故このような区別をされなくてはならなかったのか。それは、この現象が引き起こす二次的な要素、またはその現象がみられる場所、時間などによる規定の仕方に過ぎない。(釜名見)」


図版15.重力

釜名見煙は、純粋空想そのものを説明するのではなく、反対概念を糾弾することで純粋空想を浮き彫りにしようとする。純粋空想は言語による規定をも否定するためだ。

釜名見煙の芸術は、常に価値観の破壊をテーゼとし、それは最新の科学的知識、先端技術によって表現されてきた。第一作とされるエンサイクロペディアの発表は、知の破壊と再生を体言したいわば脱現代宣言だった。

おわりに

「その後発表された釜名見ナンバーズと呼ばれている一連の作品は、全て、見るものを二分してきました。すなわち、心酔する者と、嫌悪する者とに、です。釜名見は、時として駄々っ子のように現在の風潮や、大義をひっくり返そうと試みてきましたし、そのようにして成し遂げられた作品は、無視することを許さないリアリティを獲得していました。釜名見は現代美術最後の巨匠として、時代の推進力となり、かつ、時代の破壊神として君臨し続けていました。煙の凄さは、こうした状況をすべて、処女作品の「空想技術体系」で予言していたということです。今、この著作は散逸しており、この点については釜名見神話として語られているだけです。時代に対するアンチテーゼが釜名見の製作動機だったことは、いうまでもありません。ですから、自身が時代を造り出してしまっているというジレンマを解決するためには、釜名見は、つかみ取った地位を捨て去らねばならなかったのです。釜名見にとって時代はあまりにも軽く、むなしい物に見えたことでしょう。」(『季刊 几螺果巳』1969年12月「蘇る釜名見煙」号)

釜名見煙という芸術家は、埋もれていました。

死後30年余りたった1964年。ハイレッド・センターの赤瀬川原平らによって、釜名見煙は、ハプニング、アクション、イベント、といった芸術行動として再評価され、「訪問詩劇」、「回覧彫刻」など、寺山修司らによる天上桟敷の活動にも多大なる影響を与えることとなります。

しかし、彼が解放したかった「純粋空想」は未だ、いやますます物質文明に縛り付けられているように感じるのです。

「この世界の全てが、空想を堕落させている」釜名見煙

以上

※052. ノートブックに○○を貼ってみる
※119. さて、エイプリルフールがやってきます。今年もエイプリルフール的記事を楽しみにしています★

使用図版及び引用出典

図版1.斎藤清『凝視』 1962年(昭和37)に文字を合成

図版2.朱雀荘(四谷)「写真集失われた帝都東京」 柏書房 1991.1.10. p.333

図版3.M邸外観(原宿) 「同上」p.277

図版4.同潤会青山アパート 「同上」p.323

図版5.宝塚大劇場庭園 「同上」p.58

図版6.磁器について 「私物」

図版7.8.9. scrap「今回のために作成」

図版10.-15. 「私物」

引用1『井筒俊彦』河出書房新社 p.62よ「言い難く豊かな沙漠の人」日野啓三より(『文化と言語アラヤ識』「意味の深みへ」井筒俊彦著 を抜粋)

ネイトン二世(抄)創作

(万愚)

 

 

 

 

 

 

 

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傷つけずに・・・

Posted on 07 3月 2016 by

最近カフェノート部とか、ノート系部活が流行りらしいですが、元祖ノート系部活といえばぺら部ですよね。薄っぺらいノートの中身を自慢する老舗の部活ですよ。ちゃんと部活動もオフ会もやってたんだけどね、初期の頃は・・・そういや、今度東京でぺら部会やるらしいですよ。わたくし大阪在住なので行けませんが。クラウドファンディングで誰か旅費出してくれたら喜んで行きますけど。

ということで、今回は告白されたときに相手の心を傷つけずにお断りする方法を紹介しようかなと思ったけどNotebookersと関係ないやん、って突っ込まれるとガラスのハートが傷つくので、代わりに机を傷つけずにカッターで紙を切る方法を紹介します。

カフェとかでノートを書いていて、ちょっとパンフレットや雑誌などを切り抜きたいことってありますよね。そういうときに限ってカッターマットがなかったりしませんか?そういうときに朗報です。

まず用意するのはカッターです。これがないと今回のテーマが始まりません。そして、紙です。

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カッターの刃の先端部分を机に固定させて、紙の方を切りたい方向に動かすのです。例えていうならミシンです。カッターの刃は一切動きませんので机を傷つけることはありません。(カッターの刃先を机に押し当てるので点は付くかもしれませんが、気にしないでください)

ほら、傷がつかなかったでしょ?その要領でDVの彼と手を切るときも相手のお腹にカッターの刃先を当てて動かしたら悪縁も断てるかもしれませんよ。ちょっとメンヘラと思われるかもしれませんが、メンタルがぺらい”メンペラ”なので世間は許してくれるかもしれません。

 

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Notebookerのはずなのに、最近ノートでなくなっちゃったレシピブックの話

Posted on 19 11月 2015 by

こんにちはkonamaです。今日はレシピブックのお話。

スクラップブックに夕刊の料理のコラムを貼ってた時代から今のカードボックスに至るまでのお話です。

歴代レシピブック Continue Reading

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ノートはいつでも使いさし

Posted on 15 9月 2015 by

ノートはいつでも、使いさし。

手帳の最後の週や、ノートがあともう少しで書くページがなくなる。
もしくはボールペンや万年筆のインクが切れそうできれない。
いつ、いれかえればいい?
そんな時、そわそわしてしまいます。
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手帳なら、だいたいの使い方は決まっているけど、一応は週ごとに書きこむ事項や、見直しと自分との約束としての予定も入れ込むから、終わりが近づくと「いつ手帳を書こうか」と気がかりになる。
ノートなら、使い方や書き方が決まってない真っさらなページを埋めて、方向性が決まったところで次のページへ。そんなに同じことを枚数を要して書くよりは、殴り書きだったり、最近はじめたレザークラフトのアイディアを書きながら構想を固めたりしています。
できれば大好きなモレスキンをふだん使いに……と、言いたいけれど。携帯にいいのはポケットサイズで、愛用していたけれど、いざ書きはじめるとA5くらいのスペースが文字を書き出すのに自分にとっていい大きさなことがわかりまして。でも、持ち歩くには最適な大きさなんですけどね。

最近はもっぱら抜き差し可能なツイストリングノートが楽で、裁断した手帳と一緒にまとめて持ち歩いています。

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書き損じてもそこだけ捨ててしまえる楽さもある。

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家にはノートが、たんとある。

カラフルなトラベラーズノートのリフィル。

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買いだめしたジブン手帳のIDEA。まだ封を開けていないから3冊はいっている。

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ワークショップで作ったオリジナルノートが2冊。

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モレスキンたちに……まだまだある。

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もったいないから、使わないということはしていません。

モノは使ってこそ。大切にしまい込んで忘れてしまうくらいなら、擦り切れたり傷がついたりする方がモノの存在意味はある。

でも、ノートは、手帳と一緒で自分のライフスタイルによってや、選ぶペンや万年筆、使い方により「その時の自分」にピッタリくるものは変わってくる。だから、ついつい模索してしまう。

ずっと書くことをしていない旅ノート。

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これから自分のアイテム帳をつくろうと意気込んで1ページだけかいたノート。

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bullet journalを頑張って続けていたつもりが、いつの間にやら雑記帳になり、桜や紅葉をペタペタ貼ってあるモレスキン。そして、挟んだまま忘れ去られた桜。

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極めつけは6月末でとまっているライフログ。2.5ヶ月分が未記入このまま放置か、意地で書いていくかは悩みどころ。わかりやすく、手をだしっぱなし。また、そのうち書く時がやってくた時に白紙を埋めていくさ。

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明治のNotebooker、田中芳男

Posted on 02 8月 2014 by

まいど(^-^)/ 8月になって猛暑日が続きますが皆様ごきげんよう。なかしぃだよー。夏バテで熱中症でやる気が起きないなかしぃだよー。(やる気の無いのは年中という説もあり) というわけで、熱中症には気を付けてくださいね。水分と塩分と休息が大事です。ビール飲んでるから水分補給はバッチリ!と言っているお馬鹿さんは人に迷惑がかからないように樹海とかで倒れててください。熱中症対策は奥が深くて間違ったことすると死にます。熱中症をなめたらあかんぜよ!

となぜか熱中症について熱く語りましたが、今回のテーマは明治のNotebookerです。先日たまたま本屋で新刊を覘いてたら表紙のイラストとタイトルに惹かれてある本を買いました。それが

メディアファクトリー新書103

東京大学の学術遺産 君拾帖

です。

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何の本かといいますと、幕末から明治・大正にかけていろんなものをスクラップした捃拾帖(くんしゅうじょう)というスクラップブックの中身を見てみようという趣旨の本です。スクラップした人、田中芳男という方は明治維新後に活躍した博物学の大家で博物館の生みの親/名付けの親でその他にも多大な功績を残して明治維新後の日本の近代化に尽くした人です。

そんなめちゃくちゃ偉い人が作ったスクラップブックには何が貼ってあるんだろう?と中身を見ていくと、へぇーっ、私達と同じようなものを貼ってるんだなぁ・・・と急に親近感が湧いてきました。皆さんもライフログと称してチケットやお菓子の包み紙、雑誌の切り抜きなどをモレスキンやトラベラーズノートなどに貼っているでしょ。まさにそのノリです。お菓子の包み紙や万博のチケット、缶詰のラベル、チラシ、切符、時には熨斗や水引の現物もあります。マッチ箱のラベルや団扇の紙の部分をはがしたりもしてます。

その貼ってあるもの一つ一つのデザインがレトロで素敵過ぎます。浪漫を感じます。時代を感じます。海外にも視察に行きますが、そこでもお菓子のラベルやそんな感じのモノを貼りまくってます。こんなスクラップブックを60年にわたって作り続けた田中芳男はもう明治のNotebookerと認定してもいいでしょう。関東大震災で多くが消失したといいますが、それでも6,000冊が東京大学の図書館に保管されています。その中の一部ですが前掲の本に面白いモノだけを載せています。

継続は力なり!続けることは正義!というメッセージ、確かに受取りました。全国のNotebookersの皆さん、何でもいいから何か続けましょう!それがやがて大きな流れになって何か大きな原動力につながるかもしれません(つながらないかもしれません)。筆者はNotebookersのライターに採用されてから毎月1~2本は必ず記事をupし続けていますが何かの力になったという実感が無いです。多分ライターの中でも最多投稿数を誇ると思うんですが・・・そんなこんなで駄文を書き散らしてきましたが読者さんからの反響も皆無といっていいくらいコメントが少ないです。ということは誰にも何にも影響を与えていないということになりますね。こんなぺらいライターでも書いていいんでしょうか?

いや、いーんですっ!!(なぜか川平慈英風で) でも、ほんとにいいのかな・・・

 

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気分は編集長!ScrapBookのススメ

Posted on 02 7月 2014 by

こんにちは、sakiです。

先日までgallery+cafe CHIMERAさんで素敵な企画が行われていました。

「みんなのNotebook展覧会」

今回、わたしもスクラップブックとして使用しているノートを一冊、出展いたしました。

使用したのはこの記事で買ったクラフト紙の大きなリングノート

ぱたんと180度ひらくおおきなノートに自分の好きなものだけを集めて

図鑑のように閉じ込めてみたい、そんなことを数年前から思っていました。

実際にノートを作り始めたのはある一冊の本に出会い、衝動を受けてからでした。

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こちら赤毛のアンの作者、モンゴメリの個人的なスクラップブックのページを集めた本です。

開いてみると、その時々の思い出を写真や切り抜き、リボンなどとともに美しく閉じ込めていてなんともロマンティック、

それが作られたときの空気が鮮やかによみがえるのでしょう。

モンゴメリはこのノートを客人に見せて、話に花を咲かせていたりしていたそうですよ。

 

彼女のように完成度の高いものは作れないかもしれないけど

自分も好きだと思えるものばかりを集めたノートが作りたいと思いました。

いままだ作成中ですが、わたしのスクラップブックの作り方を紹介しようと思います。

 

もともとわたしは雑誌を切り抜くことが好きで、素材のストックがたくさんありました。

いまは雑誌もたくさん。服や化粧品や雑貨、中の広告部分にだって素敵な写真が溢れています。

切り抜いた素材をだいたいにカテゴリー分けして人物、植物、服小物、風景、文字なんかに分けてケースに入れています。

このケース、ちょっと探しにくいので、要改良な状態。

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それから、美術展なんか行ったときに買ってしまうポストカード、とりあえず送る予定はないからと

ハガキばっかりまとめて保管しておいたら、そのうちいつ出会った絵なのかわからなくなっちゃう気がして。

写真を張るためのコーナーシールでノートに貼り付けることにしてます。

半券や図録、フライヤーも気に入れば貼っておきましょう。

絵から得たイメージをまわりに書き加えれば自分だけの鑑賞記録になります。

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スクラップの仕方にルールはありません。

自分がおさまりが良いなと感じる方法で貼り付ければオッケー。

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わたしは無意識に対称的な配置になりがちです。ページのなかで物語を作るのも楽しいですよ。

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これはデート前にクローゼットの前でワンピースを選ぶイメージ

トロピカルやフラワーモチーフに蝶を羽ばたかせたり

気分は雑誌編集長。構成・モデル・小物・すべて自分でイメージにぴったりくるものをピックアップしてください。

ノートが印刷物と違うところは、リボンでカードをとめたり、袋を貼り付けてパンフレットをそのままいれたり

立体的な工夫を仕掛けることができるところ。

普段ノートに貼ることがためらわれる布・リボン・カード・スパンコールもどんどん貼り付けましょう。

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と、ノートが大きいのも相まって、すでにけっこうな重さになってます。

でもやっぱりスクラップは大きいノートが使いやすいです。

もっと貼り付けて書き込んで、自分だけのすきなもの図鑑を作っていきたいな~と思ってます。

 

 

 

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ZINE展となにも書かれていないノートブック

Posted on 13 5月 2013 by

こんにちは。
ここ最近、Notebookerにお会いする機会が重なり、刺激を受けてばかりなsakiです。

ノートブックについて語り
お互いのノートを紹介しあったり
これからどんなことをしていこうか考えたり
はたまた、一緒に文具を買いに行ったり

ノートという本来密やかな趣味が
誰かとつながるきっかけになるなんて嬉しいですね。

先日はNotebookersのライターさんであり、創作レーベルchu-coolの作家さんでいらっしゃる、みおさんにお会いしました。
5/7~5/12にみおさんが主催されていた、ZINEの展覧会である「ZINEのトビラ展」にお邪魔したのです。
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わたしもわずかながらZINEを制作しており、今回展示に参加させていただきました。
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こちら3点がわたくしのZINEです。
自分のZINEが並ぶ様子はなんだか照れましたが、たくさんのZINEに囲まれとても幸せな時間を過ごせました。
展示されてるZINEをひとつひとつじっくりと拝見させていただくと、書かれた内容だけでなく、紙の種類や製本の方法などどれも工夫たっぷりで面白く、ZINE作りへの夢もふくらみます。
やってみたい製本の方法ができたのでいろいろ調べてチャレンジしてみようと思います。
みおさんとはZINEのお話だけでなく、ノートを見せ合ったり、心ときめくものについてたくさんお話させていただきました。
展覧会を拝見した後、みおさんが案内してくださった文具店で一緒に買い物をしたのですが、どんどん見つかる個性的なノートブックたち。
私は誘惑に負け3冊購入しました。
せっかくのNotebookersですから、ノートの紹介をさせていただきます!
IMAG0578

ひとつはクラフト紙でできたリングノート。
雑誌等から切り抜いた気に入ったものをスクラップするのに使おうかなと。
ふたつめは全面が黒のノート。
なんと1ページずつ綺麗に切り離すこともできます。黒ノートってなかなか見つからなくて探していたのです!白ペンで絵を書いたり、メッセージカード作りなんんかに。
このふたつはともにTHE CONTAINERNOTEBOOK.COMというメーカーのものでした。
みっつめはホルベインのクロッキー帳。
ヒグチユウコさんコラボモデルです。前回のコラボの際もピンクを購入しました。絵を書いたり切り絵を貼ろうと思ってます。

IMAG0581

なにも書かれていないノート。これからなにを書き込み、あるいは貼りつけようか楽しみでしょうがありません。
しばらくして、いろいろと書き込まれたノートたちをまた紹介できたらいいなと思います。

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オリジナルパンフレットの製作

Posted on 23 12月 2012 by

こんにちは。
さや(@7colors_diary)と申します。
4回目の投稿になります。

Notebookersの皆さんの中にはきっと、旅行好きの方が大勢いらっしゃることでしょう。
私は旅行や観光がとても大好きです。
北海道在住なので、北海道外へ出掛けることは今まで生きてきて片手に収まるくらいしかありませんが、北海道内の主要観光地はぼちぼちと足を運んでおります。

ところで、皆さんは旅行や観光の記録は残していますか?
残しているとしたらどのように残していますか?

私は今まで特に旅行や観光の記録はしていませんでした。
しかし、Moleskineのラージサイズを使うようになってからは、自分のペースでちまちまと旅行の記録をするようになりました。
というわけで、この場をお借りして紹介させて頂きます。

 

■旭山動物園(北海道)

 

■小樽水族館(北海道)

 

■アンパンマンミュージアム(横浜)

 

■鉄道博物館(埼玉)

 

こんな感じで、自由にチョキチョキペタペタ・・・。
パンフレットの表と裏両方にスクラップしたいものが載っている場合もあるので、パンフレットは2部もらうことをお勧めします。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

さや(@7colors_diary

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今週気になった記事まとめ 2012/09/17-2012/09/24

Posted on 24 9月 2012 by

こんばんわ!毎度お馴染みまとめ記事のお時間ですよー!

食べ物スケッチ会

イラストとマンガが可愛すぎて…! 必見です。

来年の手帳を考える

日記をサボっちゃった日のページは、スクラップ帳にしてまえばええやんというナイスアイディア。

【ノートブックがない旅なんてvol.9】どうかしている大阪トラベラーズノート2009秋

旅先で集めた写真やパンフ、チケットなどを使った、大胆なコラージュ! 真似したい。

何でもかんでも帳

私は現在トラベラーズノートに何でも書いちゃってる派。 最近、分けたほうがいいんでね?と思うこともありまして…。
人それぞれで面白いですね。

最後に

ちょうど手帳の買い替えシーズンだからなのか?
今週は投稿された記事がいつもより少し多かった気がします。
突然気温が下がりましたが、皆様どうぞ体調に気をつけて!

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ただ気に入ったものを集める

Posted on 05 8月 2012 by

ただ気に入ったものを集めるためのノートブックを作りました。
ふだん使っている日記兼雑記帳は、ただつらつらと日々のことやメモ帳として使っているので、どこに何を書いたか気にしていません。いちおう日付は入れているけれど、思い出したときに書くので時系列などめちゃくちゃです。
でも、どこかに行った記録や気に入ったものは、あとで見返したいし、憧れのここおれんじさんみたいにすてきなページを作りたい!ということで、雑記帳とは切り離してみることにしました。

使っているのはモレスキンのスケッチブック、ラージサイズです。
最初のページでカテゴリーを記入し、そのままインデックスにつなげています。

ページ右上のふちをサインペンなどで黒くぬってインデックスとします。
カテゴリーは、分けすぎても管理できなくなるのでこれくらいに。「other」を作っておけば便利。

すてきなティーサロンを見つけたときは、diaryとfoodにインデックスをつけ、

京都芸術劇場での舞台のチケット半券やパンフレットを貼って詩を引用したら、diaryとartにつけます。 右上見切れてるけど。

インデックスをつけておくと、あとからartだけを拾い読み、なんてことも簡単です。
あとは、ふぁぼったツイートの残しておきたいものを紙片に書き写して貼ったり、

好きなミュージサンのコラムを切りぬき、色をぬって貼ったりしています。ミュージサン。

まだ表紙は真っ黒なままですが、In case of…のページには、お肉を貼りました。注:新聞の切りぬきです。
ちょっとずつ好きなものを集めてゆく うふふな感覚を楽しんでいます。

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ノートの中身を少しだけお披露目

Posted on 04 4月 2012 by

ノートって、何書いたらいいの…という方の参考になれば、と思い。

前回の記事で紹介した、ぶくぶくに太る私のトラベラーズノートには一体何が書いてあるのか?

この本を読んで、ライフログに一目惚れ。以来、モレスキン、RHODIAと旅して今はトラベラーズノート軽量紙に綴っています。
image
日付と時間と今やってる事の走り書き、即ち行動記録の集合で私のノートはできています。
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その他仕事の作業メモや、ふと目に留まったリーフレットの切れ端など、人生の記録として何でも貼ります。
外出先では、立ったままさっとメモ帳に行動記録を取り、後で落ち着ける場所でノートに貼ったりという事もします。

さらに、ちょっと変わったフォーマットで書いてます。
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ノートのど真ん中にマーカーで線を引きます。線上に点を打って、時刻を書く。
時刻の横に行動記録を書いたら、噴出しで囲む。

これ、Facebookのタイムラインのレイアウトをマネしたものです。
賛否両論あるタイムライン表示ですが、私は結構好き。
初めて見た時、「あ、このフォーマットはパクろう!」とすぐに思いました。
ただ時刻と行動記録をリストの様に書いていくより、遊び心を入れられます。

そしてしばしばフォーマットなんかシカトして、どーんと写真を貼っちゃったり、思いの丈を殴り書き。

とりあえず目の前に転がっているインスタント食品の袋、切り抜いて貼ってみませんか?
お財布の中に眠るこないだ行ったコンサートのチケットの半券、貼ってみませんか?
今の日付と時刻をノートに書いて、「notebookersのどんべの記事読んでる」って書いてみませんか?

これを毎日繰り返すと、自分の大好きなノートが、自分の人生そのものになるのです。

書いてどーするの?たぶん、有効活用できないよ…。
別に、活用なんてしなくていい。
大好きなノートが常にそばにあって、自分の人生の記録が書かれている。
私それだけで結構満足なのです。

なーんてね!
ご参考になれば幸いです。

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モレカウのお店紹介 札幌のカフェ・雑貨「SODAGUM」さん

Posted on 16 3月 2012 by

モレカウのノートブックな日々。
本日は午前中から雪原を歩きながら、ツイキャスしてました。話しながら歩いていてわかったのだけど「何も無い場所を歩く」のと「何も書いていないノートブックを開く」というのは似ているなぁと思った。
自分の場合、考え事をするためにノートブックを使うのだけど、それと同じように雪原のような何も無い場所へ行くと考え事がしやすいと思います。暖かいのでサクサクという音を聴きながら数時間も散歩してました。

その後、車で20分ほど走った場所にある以前から気になっていたカフェ「SODAGUM」さんに行って来ました。
ホームページでこのカフェを調べた時に「スクラップブッキング」のワークショップを定期的に行っているようで、ファイアーキングや海外のアンティークなどを扱っているようなので、ノートブッカーズの勘で「これはノートブックに使えるブツ(紙モノ)があるな」と考えていました。

SODAGUMさんは、札幌市北区の住宅街にあるカフェである。
青色と白色に塗られた壁で遠目でもわかりやすい。

店内に入ると、雑貨のスペースが広がっていて、奥側がカフェスペースになっています。
海外アンティークのコースターやマッチボックスやチロリアンテープやスタンプやファイアーキングやマステや革小物やポストカードやステッカー等。このお店でしか手に入らないアイテムなど。
やはり!あるわあるわノートブッカー的に宝の宝庫です。

こんなすばらしいお店に入って、店主に話しかけないわけがないモレカウ。
入店数分後、さっそく店主の田村さんにお話をお伺いしました。

こういうときのモレカウは大半名刺を持っていないので、すかさずNotebookersのステッカーをお渡しして、サイトの主旨と内容をお伝えし興味をもっていただき、こちらのカフェでスクラップブック好きの人たちが集まってワークショップをされていますよね?と尋ねたところ、やはり話がはずむ!紙もの好きが集まると、ほんと会話って楽しいです。

店内をぐるーっと見回してみるとアンティークな雰囲気のテープや金具。

その他オリジナルの革小物など。

もちろんアンティークのスタンプだってありますよ〜
(金属製のずしっとしたアンティークスタンプが1000円台で売っていた)
そのアンティークスタンプを押した革の端切れも可愛いなー!

そういえば、写真で写すの忘れていたけどもちろんマステの種類も豊富でした。なんと最近大阪で行われたmtのイベント限定マステも売っていました!(札幌市内では激レアと思われる)。大阪に行った時に直接仕入れてきたそうです。

スクラップブック好きへのオススメ製品をお伺いしたところ、アンティークのチロリアンテープが今アツイ!とのこと。そういえば、mtの限定マステでもチロリアンテープ柄ってありましたね。

チロリアンテープ各種。

中でもこのチロリアンテープ(国の名前忘れちゃいました…)はデッドストックで非常に貴重とのことです。

革でつくったボタンもめんこいなぁ。
スクラップブッカー的視点で見るとひじょうにノートに貼りたくなりますね。

店主:田村さんのスクラップブックも見せてもらいました(ごめんなさい、光の反射が…)。
(顔は写っていませんが、とても愛らしい方です☆)
田村さんのスクラップブックはアルバムサイズのスクラップブックを使っていました。どうやらスクラップブック専用で使うためのものらしいです。愛犬と思われるワンコの写真を切り抜いて、お店の雑貨を使って飾り付け。とっても愛情溢れるスクラップブックにできあがっていました。

モレカウも嬉しくて、当Notebookersに所属するライターさんにこんな人がいるんですよ!と興奮してたくさん話してしまいました。サクラバミキさんの180度開いてるモレスキンの写真で盛り上がりました。
その他、クリスマス・モレスキンのようなノートブックを使って人と人を繋いでいくこと。人に着目してサイトを運営していること等を話してきました。

田村さんのお話をうかがったところ、なんと以前お母さんが元文房具店を営んでいたとのことです。そのため、倉庫に昭和の時代の文房具のデッドストックがたっぷり眠っているとのことでした(お宝の宝庫と思われる)。そういったお話を聴いていたら、ノートブッカーとして来るべき場所へ来た!と思いました。

話がはずんで色々話していたら、なんと田村さん、倉庫の文房具の山の中から「コクヨのトレーシングペーパー50枚 中厚口 50g/m」と「コクヨのCampus Air mail pad 横罫(←これデッドストック)」と「NASAのレアなステッカー」をただで頂きました☆
ちなみに、Campus Air mail pad 横罫はトレーシングペーパーのような便せんで罫線が非常に薄く、机の上に紙を置くと罫線が見えるのですが、持ち上げると罫線が消えるという面白い紙です。

んで、本日もたっぷりとペーパートークン(紙の記念品)をゲットして家に帰りました。
アンティークの数字遊びカード(左上)、左下の小さな金属みたいなものはイタリアの金属のチャームでシロクマ、中央下はアンティークのコースター、右側はホテルステッカー各種、右上はNASAのデッドストックのステッカーです。

SODAGUMさんのポイントカードも可愛い(中央上)。そういえば本日雑貨と会話に夢中になりすぎてアットホームでくつろげそうな空間のカフェスペースについて触れていないのですが、パキスタンカレーがオススメとのことです!次回ランチタイムに行って食べてこようっと。

——————————————-

『SODA GUM』
札幌市北区拓北1条2丁目1-3
011-557-1902

営業時間:10:30~17:00
(冬期間10:30~15:30)
ランチタイム:11:30~14:00
定休日:日・月

アメリカン雑貨、ナチュラル雑貨、手作り雑貨、手作りのパーツなどいろいろな雑貨やファイヤーキング、コカコーラグッズなども有り。

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記憶のコレクション-メモスクラップ

Posted on 27 1月 2012 by

ぎだです。
僕がモレスキンでのライフログと共に続けているのが、メモスクラップです。
その時その時の一瞬のひらめきや、感情や、出来事を書き留めたロディアメモを
ノートブックに貼り付け、もう一度そこから展開させたり、to Doへと昇華させます。
きっかけは「メモをする習慣と、そのメモを読み返す習慣は別物」というツイートを見たことからです。
実際にやってみると読み返す以上のことを得ることができました。

今はトラベラーズノートでメモスクラップをしていますが、なにせものすごく自由に、時にはブレインストーミング的に展開させるので、安くて大きい大学ノートでメモスクラップをしていることもありました。

20120127-093427.jpg

これを続けていると、なんだか自分の記憶や、思考の粒といったものをコレクションしているような気がしてきたのです。
後から思い出そうとしても思い出せなくなるような、その一瞬だけニューロンの発火を大切にし、そのひらめきを書き留める。
そしてそれで終わらすのではなく、貼り付け、スクラップし、展開させる。
外界からの刺激ではなく、自分自身の中からの反応を大切にするイメージを持っています。

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