みなさん、ごきげんよう! Notebookers の作製班のLeonaです。
文章一本で勝負するより、何か創ってプレゼンテーションしてるほうがみなさんの反応が良いので何かしらいつも創っていこうと思います。これぞ、creativeなお仕事、ですね。
はい、もったいぶってないで本題に行きましょう。
twitterで予告を上げた通り、レースとモレスキンでマドモワゼル モレスキーナちゃんを創りました。
モレスキーナちゃんは前回、つけまをつけてこちらでデビューしましたが、今回はさらにレベルアップしたので、見てほしい。…いえ、お披露目に付き合ってください。
こういうことも全力で自分の美意識を出していきます。

手芸店で数あるレースからこれ(写真)を選び出すところから伝説は始まる。
頭の中にある色の配色がバレエ「ドン・キホーテ」の≪赤と黒≫です。ドン・キホーテの舞台としてスペインがスタートになっており、舞台を見た時に「赤と黒」の色配分がとっても魅力的だったので、手持ちのモレスキンが「赤」があるうちにぜひとも取り組みたいと思っていたのです。
私のこの色配分のお話はいいから、先に進めましょう。

肌にのせると、こんな感じ。どうだ!このレースの破壊力。
レース。乙女心にうきうきしますか?しないですか?ええ、そうですか。
大人目線で美的感覚を教えてくださった「お姉様」のお話によると、「レース、いいでしょう?」うなずくと、すかさず「でも、男はレースなんかわかりませんからね」とバッサリ。笑うしかないですね。「男に対しては光沢で魅せるんです」と不敵な笑みで性別による美的感覚を教えてくださいました。
もうほとんど、文章だけで「起承転結」の「結」に近いことを書いてしまったような気がしますが。
もう、頭の中で想像できる方もいらっしゃるかと思います。どんどんいきましょう。

黒×黒レースだと、モニカ・ベルッチ的な色気が漂います。
またはカトリーヌ・ドヌーブか。
黒のモレスキンに黒レースだとこんな感じです。個人的にはおもしろくないので、最初のインスピレーションである、赤モレスキン×黒レースで作製し続けます。インスピレーションに従うほうがうまくいく、のはこういう時です。
さぁ、ここからは作製班の腕の見せ所です!

この時のために、新品モレスキンを使う時が来た!といった感じ。
この時の赤モレスキンは普通に自分に与えられた役目を果たすぞ!とわくわくしているのだが…

出会うことなどなかった二人が出会ってしまった。
普通に過ごしていたはずなのに!「あなたの名前は…木工用ボンド!」
さて。
ここからご想像の通り、「どのようにレースをつけるかな」ということで悩みます。自分の美的感覚スイッチをONにして挑みます。
レースを縦で使うか、横で使うか、で悩みました。レースでぐるっとまくか、レースをつけまくるか、ひたすらレースをボディであるモレスキンにあてて考えます。
緊張したのはレースにハサミをいれた時。

無駄にしたくないという思い。
ボンドを塗る作業こそ、すぐに終わります。

地道な作業だったりする。
個人的にモレスキンはすでに完成された美であると思っているので、デコレーションしたりステッカーをつけたりして、自分の美的センスをくっつけることをするのはしたくないと思っています。
ステッカーをはる時は裏表紙に貼っています。といっても、ごくまれ。
つけまつけた、の時は5分くらいで終わったのですが、今回は違います。「ボンドでくっつけてしまう」からこその本気度が違います。(実はあのあと、つけまは回収した。)
結局、ボンドが乾くまでの待ち時間がありますので、簡単に終わらなかった、という感想ですが、これは出来上がりをみてもらったほうが、わかりやすいと思うので、見てほしい。
これです。つけまつけたどころじゃない美しさに仕上がりました。
はい、こちらです。

マドモワゼル モレスキーナ。
小悪魔的な美しさであなたを魅了します。
内側の「色白」さに映える黒レース。


モレスキンの赤の表紙が光を反射し、なおかつ「黒レース」との対比で男女共に訴えかける美しさになったと思っています。(自画自賛。)

ずいぶんと格調高い乙女になったモレスキーナちゃん。
さて、造ってみた感想としては、「色」の配分は、絶対に似合う!と思っていたので「確信」した、といった感じです。ただ、レースをどのように使うかでまさか悩むとは思いもせず、ひさびさに「芸術部分」担当の「脳」を使ったな、という感じです。
今回のマドモワゼル・モレスキーナちゃんはいかがでしたでしょうか。
最後までお付きあくださいまして、ありがとうございました。
それでは、ごきげんよう!