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Kobe INK #02 × 北関東三都物語2020夏 |2/3|水戸・宮町スカイブルー

Posted on 21 6月 2020 by

https://kobe-nagasawa.co.jp/originalitems/kobeink/p-288/

この記事の続きを書きます。前提情報は#1参照。各自何卒。

念のため、前回記事にも書いた「Kobe INK物語」の復習を。

Kobe INK物語は、2007年に第1集のインク『六甲グリーン』を発表して以来、平成を駆け抜けて令和2年の今なお新色をリリースし続けている、元祖ご当地インクである(たぶん、おそらく。)ほんとに元祖かどうかは分からん。そこんとこ、よろしく。

Kobe INK物語の2色目は、波止場ブルー。
神戸メリケン波止場に広がる海と空の青を凝縮した色、らしい。

しかし舞台は北関東。
北関東はやすやすと、あの広い海を見せてくれない。

地図で改めて確認しよう。海を見るなら茨城県。

#1の高崎から小細工最小限で海を目指そうと考えるなら、
目的地はとりあえず、水戸で落ち着かせるのが良さそうだ。

水戸なら以前、行ったことがある。
平成終盤・春の偕楽園は、偕楽園のために電車が臨時駅を設置するレベルで賑わっていた。

偕楽園駅(臨時)から一駅南下すれば、すぐ水戸駅。
その先の計画は、水戸駅でパンフレットを収集して考えよう。

ほぼ田んぼの車窓を眺めつつ、茨城県の県庁所在地に向かう。

海を目指した標識と街ですれ違う

結果を先に言おう。

海を目指すも、水戸駅は電車降車からホーム、ホームから改札口までの区間で県外来訪者を引き止める。水戸から海を目指す気力を失う。

さらに言うならば、みどりの窓口インテリアが謎。
わかったよ水戸駅。今回は海を諦めて、市街地観光を楽しもう。

「6月の水戸なら、あじさいが6,000本くらい咲いてる公園に行くのはどうだろう?」親切な地元のおじさんが教えてくれたので、あじさいを目指す方針に変更。

なんとなく「水戸は徳川でよく学ぶ」イメージを持っていた。
学ぶ市民が携える三種の神器はきっと「書物」「筆記具」「紙束」に違いない。

弘道館近くにある本スポット。エントランスホールの紹介時間が短い。もっと長く映してほしい。そしてのびのび感をもっと伝えてほしい。

三種の神器仮説を抱きながら街を歩くと、なんと三の丸エリアで半日を費やす。書物部門はまず、県立図書館だけで十分楽しい。煉瓦の建物が少し遠くにある風景は、札幌の旅路を私に思い出させた。

水戸の人たちは、土日祝日もよく学ぶ。
県図のあとに訪ねた文具店と喫茶店でも、学ぶ人たちが行き交っていた。

水戸で学ぶ人たちの音楽は、もう日本だけで賄えないらしい。
喫茶店には、BLUE NOTEがよく馴染む。

BLUE NOTE CLUB WEB | コラム:またしても衝撃の発掘! ジョン・コルトレーン『ブルー・ワールド』は瞠目必至の音源だ
https://bluenote-club.com/diary/265877?wid=67719

ビートルズな空気も、街の何処かに流れていたような。

「ロンドンよりはパリがいい」と語る紳士もいた。その理由は明らかではないが、パリにも闘いの歴史があることを学ぶ。

長い水戸市街観光になった。
駅北口から徒歩10分圏内で、ほぼ初降車の県庁所在地観光を満喫できた。

観光パンフで大々的に取り上げられないどころか、そもそも掲載されていない場所の数々が常軌を逸して面白い。水戸はまず、三の丸エリアで午前中を潰せる。

あとは隣接する南町となんとか銀座、駅前宮町もう十分。水戸は瞬間にいくつもの情報を詰め込んで観光客を迎えてくるから、こちらの情報処理スピードがぜんぜん追いつかなかった。

旅路の趣味「風景印収集」を、県庁所在地にある中央郵便局でできなかったことは、今回最大の反省点。うーむ、水戸は年内にまた行くかぁ。弘道館にすら行けてないので、今度はすこしは、観光スポットをベタに巡っておきたいな。

「本」「喫茶」「文房具」も旅路の趣味とする筆者が巡った水戸エピソードにはなるのだが、駅北口エリアを散策すると、帰りの電車でこんな写真要約を撮影できる。

購入した集金袋のファスナーはYKK製。
パンフレットを貼りすぎて膨れ上がったトラベラーズノートレギュラーサイズは、わりとスッと入れられた。

こんなノリで「Kobe INK × 北関東三都物語2020夏」2都市目は「水戸」でした。
水戸に行くならば、どの地図を片手に町歩きすれば良いのだろう?駅や観光案内所で、まずは迷ってくださいね。

それはさておき、
北関東三都物語2020夏、ラスト1都市はどこでしょうか?
ヒントはもちろん、Kobe INK物語。

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Kobe INK #01 × 北関東三都物語2020夏 |1/3|高崎・瀧澤禅寺グリーン

Posted on 20 6月 2020 by

2012年1月に開設されたノートブック好きのノートブック好きによるノートブックのためのサイト(と見せかけて記事テーマはライターセレクトやりたい放題)Notebookers.jpの読者ならば、元祖ご当地インク(諸説あり)「Kobe INK物語」ってインクがとてもカラフルでそして神戸だよって事案は、聞いたり読んだり見たりしたことはあるだろう。(あるよねー)(あるあるー)(えっなーい(ほんならググってくださーい))


(……ふぅ)

ここまでうっかりスクロールして今このテキストを読んでしまった君たちは、当然「Kobe INK物語」ってインクのことを知っているよね?えっまだ不安?ほんなら次の動画を観とくれやす。


(えっ?ナガサワ文具センターってどこ?なんの店?……とか、そういう質問しちゃう系?)

……まぁ、神戸や関西三都以外の都道県ならびに地球各地にお住まいのNotebookersだと、ナガサワ文具センターさんのある文房具生活を暮らした体験がないもんね。ちなみにわたしは、2010年代後半になってようやく、ナガサワ文具センターに足を踏み入れたよ。それでも大阪だったから、神戸はなかなか遠かったなぁ。。。

でもでも、大丈夫。
日本で文房具を使ったことがある人の9割は目にしたことがありそうなメーカー「コクヨ」さんが、謎にナガサワ文具センターさんを紹介していたよ。これで日本全国津々浦々は、まるっとまるごとカバーした……でしょう。


念のため補足を入れておくと、文具好きで文具について何かしらググったら割と遭遇しやすい「文具王」こと高畑正幸さんも、ナガサワ文具センターを訪問しているよ。

明治15年に創業した文具店なんだね。ナガサワさんって、すごいなぁ……。映像時間30分超だから、再生タイミングは各自の暮らしと要調整、何卒。


さて、「Kobe INK物語」に話を進めよう。
Kobe INK物語は、2007年に第1集のインク『六甲グリーン』を発表して以来、平成を駆け抜けて令和2年の今なお新色をリリースし続けている、元祖ご当地インクである(たぶん、おそらく。)ほんとに元祖かどうかは分からん。そこんとこ、よろしく。

最新のインク全色まとめ(2019年9月現在の最新集は「第74集」)
https://kobe-nagasawa.co.jp/originalitems/kobeink/p-287/

Kobe INK物語のホームグラウンドは、その名の通り「神戸」だ。

しかしわたしは、トラベラーズノートとそのへんに転がってる筆記具をカバンに詰め込んで、だいたい日本の47都道府県を旅してきた。つーか未だに旅の途中。

令和2年も旅路なう(JPN2020)

日本をいろいろ旅していると、日本史を改めて勉強し直したくなる。旅の目的は全然違うっていうのに、なぜか600年前に実在したという武士の甲冑を目の当たりにするとか、うっかり遭遇が想定外。いかなる事態にもそれなりに国内対応するならば、やはり日本史の復習はたいせつ。

昨今は透明ビニールシートでレジ空間を仕切りがちらしいけれども、そんな仕切りは遭遇当時(平成時代)には全くなかった。いましらんけど。

「瀧澤禅寺」までの道程は、ローカル鉄道+ローカル路線バス駆使して行くとなると難易度やや高い。群馬県にある高崎駅からローカル路線バスで數十分揺られたのち、さらにまだ遠くに行ってようやく辿り着く。聞き慣れない地名のバス停で降りなければいけないので、バス乗車ついでに爆睡なんてほぼ不可能。道中どうぞ、お気をつけて。

乗らなくても楽しいD51


瀧澤禅寺(Minowa)– 2020年 最新料金|Booking.com
オーナーのクチコミスコア 9.9(記事執筆時点)

瀧澤禅寺は箕輪にあり、レストラン、無料の自転車レンタル、バー、共用ラウンジを提供しています。フロントデスクは24時間対応で、共用キッチン、館内全域の無料Wi-Fiを利用できます。有料の専用駐車場を手配可能です。

https://www.booking.com/hotel/jp/long-ze-shan-si-ryutakuzenji.ja.html

寺院の周りは、大変自然豊かで春は桜、夏は蛍、秋は紅葉、冬は静かな時間が訪れます。 

https://www.booking.com/hotel/jp/long-ze-shan-si-ryutakuzenji.ja.html
お寺の中も詩季織々

瀧澤禅寺の春夏シーズンを象徴する色は、グリーンだと思う。
どんなグリーンが待っているかは、現地を訪ねてからのお楽しみ。個人的には一泊二日より二泊三日を勧めたい。三泊以上は手帳の中身とジブン自身と要相談のこと、各自何卒。

2020年シーズン直近。
これから日本は、ますます夏だ。
きっとグリーンも、映えるはず。

だがわたしは、敢えて「瀧澤禅寺グリーン」を伝えない。
実際のグリーンは、やはり現地で体感してほしい。

体感したいと思ったNotebookersは、まずは高崎に行く日程を確保すること。
確保した日程で宿泊できるかは、先に紹介したBooking.comでチェック。
うまいこと予定があったら、予約ぽちっとなで旅支度スタート。

高崎に向かう旅支度のバックミュージックは、ベタにBOØWYが合いますかね。わたしタイムリーに観てないから、知ってる曲がこれくらいしかないよ。バブリーNotebookersさん世代ってイメージ。


バンドってよりは、解散後の方が当方世代です。

記事執筆時58,040 回視聴•2019/12/25

これは海なし県の主要都市を訪れて大抵思うことなのだけど、住民さんの学習意欲がはんぱない。街の本屋さんとか図書館とか、駅構内にある本スペースとか、謎のこだわりがありませんか?

あと地域の連帯結束が強すぎて、わりと隣市同士でバトりがちとか。高崎だと前橋と県庁所在地バトルをしてそうなイメージ。わたし群馬出身じゃないから、これまた無責任に「しらんけど」

こんなノリで「Kobe INK × 北関東三都物語2020夏」1都市目は「高崎」でした。
高崎に行くならば、世代関係なく「B・BLUE」歌えた方がいいのかい?
インクカラーイメージ、こちとら「グリーン」なのですが……。

それはさておき、
北関東三都物語2020夏、あと2都市はどことどこでしょうか?
ヒントはもちろん、Kobe INK物語。

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Note of the note ―ノートの調べ  p.5 太宰治さんの横顔のノート

Posted on 03 6月 2018 by

はじめに

「Note of the note -ノートの調べ」 と題した不定期シリーズ。
このシリーズでは、著名人のノート、手稿、手帳、日記などを紹介し、そこに込められた作法と思いを検証していく。

第5回目は、太宰治さんのノートを鑑賞する。

出典


1.別冊太陽 日本のこころ159 太宰治 生誕100年記念 平凡社 2009.07.09

2.弘前大学付属図書館貴重資料 太宰治自筆ノート(「英語」ノート、「修身」ノート)

予習用読方帖

1923(大正12)年。14歳のとき、青森県立中学校受験勉強の一環として、二十篇の課題綴方を書いた。(p.169)

   

左 表紙 右 本文 (p.23)

官立弘前高等学校1年(1927/昭和2年/18歳)の英語ノート

英語のノート

英語の教科書の見返し(p.37)

 

弘前大学付属図書館貴重資料 太宰治自筆ノート 「英語」より

表紙

見返し

ノートの解説は

青森近代文学館 太宰治の旧制高校時代のノートについて 安藤宏(東京大学准教授)(以下「解説」とする)による

「英語」のノートから解説に入ることにしよう。
使われているのは横罫線二三行の大学ノートで、表紙左上に弘前高校の校章が刷り込まれ、裏表紙に「今泉本店(注ー弘前市内の主要な書籍店)特製」の標記がある。サイズはA4版に近い縦二一〇ミリ、横一六五ミリ。表紙に「Johnson & Goldsmith/Essays by/T.B.Macaulay/The Hirosaki High School/L.1.1/S.Tsushima」と記入されている。太宰は昭和二年の四月に文科の一年一組に入学しており、「L.1.1」とあることから、第一学年時に使用されたものであることがわかる。

英語の授業は「発音」「綴字」「読方読解」「話方」「作文」「書取」「文法」からなっているが、このノートには文学作品の現代語訳が記されているので「読方読解」に該当するものであろう。

下(閲覧p79)顔の下の欄外の書き込み (解説より)

橄欖之実が/ほろほろと/月の光に 散つて行く/TaRanTuLa!/蜘蛛に咬まれた若者は/空を見つめて 舞ひ狂ふ/哀れ悲しく/舞ひ狂ふ

当時、多くの高等学校がそうであったように、弘高でもまた、〝ノート主義〟ともいうべき風潮が支配的だったようだ。あたかも速記術を思わせるような口述筆記が授業の中心をなし、それが学生にとって大きな負担になっていたようである。(解説)

落書きページ

裏表紙

「英語」のノートには、実に多くの箇所に落書きがあるが、その大半は肖像画(4~8、14、19、27~30、34、36、40、41、43~45、47、53、57、59、73、83、86、裏表紙など)と、英語・日本語による自己の署名(3、58、59、86など)である。(中略)自画像や、来るべき文壇デビューに備えてのサインの練習(?)を繰り返している様態は興味深い。

官立弘前高等学校2年(1928/昭和3年/19歳)の修身のノート

「修身」の科目は文理共通の三カ年に渡る必修科目。
講義内容の大まかな構成は次のようになっている。
吾人ノ国家観及ビ吾国体
国家ト個人ナラビニ愛国心
歴史上ヨリ見タル吾国ノ特性
日本民族ノ外観
1、日本の民族及国民(注ーここから〈第参学期〉とある)
2、日本ノ国民国家
3、日本社会運動ノ諸傾向ト我が氏族性(ママ)(解説)

表紙

表紙見返し

「修身」もやはり「英語」同様、横罫線二三行の大学ノートで、弘高の校章が刷り込まれ、サイズも同一である。ただしこちらは「今泉本店特製」ではなく、「神書店製」の標記。表紙に「修身/宮城教授/弘高/文 二 一/津島修治」の記入がある(「二」の漢数字は白黒の画像だと「三」に見えるが、実際は「二」である)。昭和三年度、太宰の第二学年時のものと考えられよう。38頁まで使われ、あとは白紙。なお、ノートの終わりの部分に七ページに渡る落書きがあるほか、「英語」同様、表紙、裏表紙、表見返し、裏見返しにも落書きがある。(解説)

閲覧p.71 自画像?

閲覧p.79 津島修治サイン

顔ばかり

裏表紙

二冊のノートの人物画像の合間に頻出する数多のサインは過剰な自意識の表象でもあろう。名前と共に The Hirosaki High School の署名が多く記されているが、そこからは一方で旧制高校スピリットの交錯した、屈折したプライドをうかがい知ることができる。(解説)

太宰治愛用の万年筆

(別冊太陽 p.41)

エヴァーシャープの万年筆はもともと美知子夫人がアメリカ土産にもらった品であったが、いつからか太宰が使うようになった。透明な軸は途中で破損して取り替えいちいちインクをつけて書いていたが、軽く字を書く癖があった太宰は、1939(昭和14)年頃から最期まで、この万年筆1本で執筆を続けることができたという。
(この文は、青森近代文学の名品 vol.1 太宰治 愛用の万年筆より)

太宰治さんの万年筆は、EVERSHARPのDoricシリーズかと思われる。(キャップの金具の形状から)検索により似たものは見つかったが、型番は判明しなかった。しかし、同型の万年筆を落札なさったジョリ様のブログを見つけた。参考としてご紹介する。ジョリのブログ 2016-01-07 太宰治の万年筆

ちなみに使用していたインクは 丸善のアテナインキ(P.149)とのこと。

有明淑の日記

彼女が19歳の頃、本人が太宰へ郵送した。

太宰はこの日記を再構成して『女生徒』を書きあげ、川端康成の絶賛を受ける。1939(昭和14)年4月「文学界」。翌年12月には北村透谷文学賞副賞を受賞した。

太宰から『女生徒』を送られた彼女は感激し、長く愛蔵したという。(p.80)

手帳

1947(昭和22)年12月のページ。(38歳)

(P.115)

この年の11月に『斜陽』のモデル太田静子との間に治子が誕生。太宰は認知。12月に『斜陽』発表。一躍流行作家となるも、精神と身体は蝕まれ続ける。3月末に、看護婦兼秘書の役割を果たす山崎富栄と出会っている。

『M.C様へ うぬぼれないでください』

太宰は、M.C、マイ・コメヂアン、を自称しながら、どうしても、コメヂアンになりきることが、できなかった。(坂口安吾『不良少年とキリスト』より抜粋)(p.102)

1948(昭和23)年2月のページ(39歳)

この年、『太宰治全集』の配本が始まる。

『如是我聞』を連載。『人間失格』の執筆開始直前の時期。

この4か月後に山崎富栄と入水心中。

おわりに 横顔のノート

弘前高等学校時代の二冊のノートのおびただしい落書きの大半が「横顔」であったことが、ひじょうに印象深い。横顔で目立つのは、「鼻」「顎」そして「眼」である。

「鼻」「顎」は、自尊心の象徴として用いられるものであるし、「眼」は虚栄心、自惚れ、承認欲求などを表すように思う。そして、その眼が真正面からではなく、横、もしくは斜であることが、太宰治さんの性質の全てを表しているかのように思われるのだ。

たとえば太宰治には過敏な自意識はあります。いつも他人に見られていると思っている。しかし、そこに「まなざし(サルトル)」はないと思います。日本の私小説家は自意識だらけですけれど「まなざし」はない。
柄谷行人(『ダイアログⅤ p.331 戦後文学の「まなざし」)より

『太宰は絵や書を一気呵成に仕上げることが多かった。とくに酒席の「席画」が好きで、酔った勢いでものの数分で描くこともしばしばだったという。(pp.58-59)』

左頁 自画像 /1947 (昭和22)年

右頁上 三つの貌 /1947(昭和22)年

右頁下 風景 / 1940 (昭和15)年ごろ

さいごに、太宰治さんといえば、月見草が有名だが、私には1940(昭和15)年に描かれた「水仙」の絵がとても印象深かった。

以上

おまけ 5月のマンスリー絵日記

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四月の気層の光の底を〜 京都で買ったボールペンの話

Posted on 01 4月 2018 by

とは、その人生で、鍋を何度買うのだろう。
なんだっけ、遊牧民は燃料になるものが少ないため、お鍋は浅め、ヨーロッパなどでは、森があるので薪、燃料調達がカンタンなので、お鍋は深め(というか、オーブンやストーブで潤沢に火を起こして調理できる)と聞いたことがあって、なるほどなあ、と。

前振り終わり。
先日、京都のお寺の市に行ってきました。
お寺の境内が解放されて、古本や食べ物、手作り雑貨などが販売されていました。
ちょっと古本を買って、コーヒーを飲みつつふらふらと回っていたら、骨董屋さん?古道具屋さん?がお店を出されていました。
京都でもかなり古いお店だそうで、えー、食器、壺、あと筆や硯なども置いてありました。
写真は撮れなかったんですが、古い硯などはデザインもオモシロく、あと、筆や墨はやっぱり風格があるなあ、と思いながら見ていると、お店のご主人が文房具が好きなら、いいものがあると勧めてくれまして。
買いました。こちらのペンです。
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夢を実らせる万年筆『récolte レコルト』先行お披露目イベントを写真で振り返る

Posted on 19 2月 2018 by

文房具関連の著書を数多く執筆しているフリーアナウンサー・堤信子さんが、
万年筆『récolte レコルト』をプロデュース。
2016年11月、運良く先行お披露目イベントに行くことができた。

『récolte レコルト』とは、フランス語で「実り」という意味。
夢を綴り、夢を実らせるという意味を込めて、この名前がつけられたそう。

細部にまで堤さんのこだわりが詰まった『récolte レコルト』は、
いつまでも眺めていたくなる美しさだった。

全3種類の字幅(細字、中字、特太)の試筆もできると言われていて、もちろん試筆もしたけれど、
きれいに写真に収めたい衝動のほうが強くて、試筆より撮影に熱心になっていた。。。

以下、写真で振り返る『récolte レコルト』先行お披露目イベント。

木箱の中に入ったレコルトを開封する。
レコルトと一緒に、インク瓶と「~ザ・プレミアム・モルト~ マスターズドリーム」2本。
えっ、ビールも!?

堤さん、曰く。
「他にないまろやかな味わいのマスターズドリームと、手紙に想いをのせるときに使う万年筆は、
『贈りもの』というキーワードで結びつくのではと感じた」とのこと。

このアイデアが元になって、
三越伊勢丹「百年百貨」 × サントリー「~ザ・プレミアム・モルト~ マスターズドリーム」の
コラボ万年筆が実現した、という経緯。

コラボレートした三越伊勢丹もサントリーも、
「ビールと万年筆」を組み合わせた販売は初の試みだったとか。
(この2社以外でも、ビールと万年筆を組み合わせた販売はしていないのでは……)

「ビールと万年筆」という斬新な組み合わせをひとつにまとめ上げる木箱は、オーダーメイド品。
木箱には、レコルトの絵とロゴのみが直接印字されている。

一番下が万年筆と筆記線の組み合わせになっているのは、
筆記線上に名前を書いて、自分だけの大切な箱として使えるようにするため。
マスターズドリームを飲み終えたら、空いたスペースに文具や大切な小物を入れる宝箱として
いつまでもいつまでも、手元に置いておける。

堤さんの書籍『旅鞄いっぱいの〜』シリーズに、
コラージュ素材に使えるくらいお洒落なページが潜んでいることをふと思い出した。
素敵なデザインのパッケージを見つけるのも好きだという堤さんならではの、洗練された木箱である。

さて、ようやく万年筆を手に取ってみる(木箱にテンションがあがりすぎた……想定外)
レコルトは、プラチナ万年筆の「#3776 センチュリー」をベースにしてつくられている。

軸色は、マスターズドリームをイメージした琥珀色のグラデーション。
きめ細やかなラメが、会場のほのかな明かりに照らされて上品にきらめく。

まるで宝飾品のような、華のある万年筆。
遠目から見てもきらめきを放っていたのには、本当に驚いた。

クリップ部分の回り止め(机上で万年筆が転がるのを防ぐ飾り)は、
トップを目指す、新しい挑戦、1世紀続くモノづくりの想いを込めた「1」に、
実りや豊穣を象徴する「麦の穂とホップ」が絡む特注デザイン。

夢を綴り、夢を実らせる。
レコルトという言葉を集約させた回り止めになっている。

インクは「実り」をイメージした琥珀色。
開封前のボトルは蓋の上部までラベルが伸びているが、こちらは試筆用に開封したもの。
ラベルは、堤さんがヨーロッパのインクをイメージしてつくったのだとか。

ラベルに描かれているペン先は、14金でできたレコルトのペン先と同じ。
麦とホップがここにも、ひっそり。

細字(F)と、特太(C)の試筆比較。
筆記時の力の入り具合がインクの濃淡にはっきり現れる特太は、参加者人気が高いようだった。
細字と中字(M)は、特太に比べるとインクの濃淡が一定に保たれている。


レコルトに入っているカード。
パリのカフェをイメージしたというフォントそれ自体が、万年筆を引き立てる額のように並ぶ。

レコルトは、2016/11/23(水祝)から伊勢丹新宿店と三越伊勢丹オンラインストアにて先行販売。
現在は完売しています。

【参考】
三越伊勢丹ホールディングス プレスリリース
三越伊勢丹「百年百貨」×サントリー「~ザ・プレミアム・モルツ~ マスターズドリーム」
初のコラボ万年筆『récolte レコルト』伊勢丹新宿店、三越伊勢丹オンラインストアにて先行販売
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000328.000008372.html

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意味のある偶然?

Posted on 25 9月 2016 by

実は私、予知能力があるんです!

…なんて言えたらカッコイイんですが
残念ながら凡人の私にはそんな特別な能力は備わってないようで。

でも昔からごくたまーに既視感というのかデジャヴュというのか
「あー、ずっと前に夢でみたな」という状況に出くわすことがありまして。

夢で見るのは
友達との何気ない会話だったり
ただ道を歩いている風景だったり

時間にすると数秒間

日常風景すぎて朝起きた時には覚えてないですし

実際にその状況にならないと気づかない

夢でみた数秒間が過ぎたあと
今の状況、デジャヴュだったなと思うだけ

なにか起こるわけでもないので気にせず生きてきたのに。

なのにまたデジャヴュが起こりまして。

あ、このシーン夢でみたなと思っていたところ
一緒にいた人から「あ!これデジャヴュ!」と言われたのです。

初対面の人とフラッと入ったお店で
そんなこと起こる?!?!

まず私の周りに「デジャヴュ!」と声に出して言う人がいなかったので
そこに驚き。

初めて会う人と同じ状況でデジャヴュしていたことが一番の驚き。

調べてみたら
シンクロニシティという体験に近いような。

“意味のある偶然の一致”

私が
その場所に行くことも
その人に会うことも
そのお店に入ることも

意味のある偶然…?

うーん…?

人と一致することなんて今までなかったのに

今までは私が言わなかっただけで
言っていたら「私も!」ってなっていたのかな?

image

無事にインクも手に入れ、お気に入り万年筆が復活したので
これで夢日記でもつけようかな

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“119” CONTRACT PEN

Posted on 01 4月 2016 by

まだ見ぬものひしめく クラウドファンディングサイト

から ひとつふたつ

contract

「契約で後悔しない」 type119 CONTRACT PEN ¥41,800-

ストレス検知で インクを止める 機能を実現

contract_spec

インクは完全個人仕様(DNA混入インク)

本人の 本人による 本人のための 契約を実現すべく

本人確認を厳格化 したので

官公庁書類、公正証書、遺言署名などへの使用の義務化〈※)を働きかける運動

資金募集継続中

(※)婚姻関係書類には不向き

もうひとつ

type401 TRUE PEN  ¥38,000-

type119から、個人認証機能とコルチゾール測定センサーを省き、嘘発見ソフトを内蔵

嘘とみなされると インクの色が変化

私の名前はピース・メーカーです

殺したいほど愛しています

(※)ラブレター、日記には不向き

(莫迦)

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忘れないうちに旅の記録を~Notebookers Map編

Posted on 30 3月 2016 by

こんにちはkonamaです。
札幌出張からもどってきたところです。もちろんお仕事に行ったわけですが、今回はNotebookersMapを頼りに、仕事の合間を縫ってカフェとか文具店をノープランでウロウロしてきましたので、そのお話です。(食べ物他のあほな話はチーズ部編…を書く予定…たぶん)。ちなみに今回Mapって面白いなあと一番思ったのは、小樽へと移動中、電車で海岸線にでて駅間の長いルートに入った時に、おおこれはもしや「スタンドバイミー実践スポット」だ!とひそかにワクワクしていた時です。(以下、アンダーラインの場所やお店はマップに載ってます)

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「・・・混ぜればいいんじゃないの?」

Posted on 12 3月 2016 by

去年の9月頃から万年筆にはまり始めて、それと同時にインクも

特に、PILOTの色彩雫シリーズが大好きで今回はインクの話。

 

一番最初に買ったインクは色彩雫の「月夜」

IMG_1025

ブルーブラックにイエローを若干混ぜたような落ち着いた色味と月夜っていう名前に一目惚れして、なんなら万年筆を買ったのも最初はこのインクをもっと使いたいっていう目的だった気がする。

書いた時とインクが乾いていくまでに色が変化するのが衝撃的でもうこれ一色だけあれば十分じゃないか!!と思っていたけど、そうは問屋が・・・もといインク沼が許さないというわけでここから徐々にインクが増えて行くことになっていくわけです。

 

もともと青色系統が好きで、もっと違う種類の青が欲しいと思った時に買ったのが

色彩雫の「紺碧」でして、これも衝撃的だった。

IMG_1024

月夜では味わえない、鮮やかな蒼でインクの魅力の一つの濃淡が非常に綺麗で特に濃い部分の深みのある蒼色は宝石の様でウットリするくらい魅了されちゃう罪深きインク。後、好みは分かれるだろうけどレッドフラッシュが楽しめるのもこのインクの魅力だったりする。

 

手持ちのインクの中でこの月夜と紺碧がお気に入りで

(シマーリングインクの変則ラメ技にやられてるのはまた別の話)

先日、愛用している万年筆カスタム74のインクが切れた時に落ち着いた色合いの月夜か鮮やかな紺碧か悩んでる時に、ふと思いついた。

混ぜたらどうなるんだろ・・・

思いついたからには試してみよう!!

割合とかは適当に書きながら試してみよう!!笑

・・・・・・・インク混ぜ・・・・混ぜ・・・・・・・・・・・・・

ってことでできた!

IMG_1033

比率は企業秘密!(適当にやりすぎて自分でもわかんない)

気分によって暗くしたければ月夜を、明るくしたければ紺碧を足そう!

濃い部分には紺碧の深い蒼が

淡い所は月夜の儚さが担当しております。

(ちなみにミックスフリーではないので混ぜるのは推奨されていないので自己責任でやりましょう)

なんか明るすぎて使いづらいなぁとか色の変化をもっと楽しみたいなと思っているインクがあるなら

新しい色を買うのもいいですが、手持ちのをいっそ混ぜてみるのもいいかも知れませんよ。

自分で配合すれば特別感八割増し愛着九割増しですよ。

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ようやく文具ピクニックしてきましたよin大阪城公園

Posted on 08 11月 2015 by

これを書いている今。雨の音がきこえます。
文具ピクニックは、昨日のことでした。

天気がもって、ここ数日、雨が降らなかったこともあり、ようやく地面にシートをひいての「ピクニック」をすることができました。
文具ピクニック野外活動もちょろっとしていましたが、思い描いていた環境がばっちりそろったのが、今回初です。ほんとによかった。

紅葉ではないけれど、落ち葉の絨毯になっていた。

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お昼を食べつつ、初参加の方もいらっしゃったので自己紹介。
そして、みんな懐からとりだすお菓子たち。

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参加人数は、6人だった。人数はそんなに多いわけでもないから、ワークショップをふたつやりました。
時間がかかっても、ひとつのワークショップに30分くらいかなぁ。サクッと15〜20分で終わる予想でしたら、文具好きは、こだわりが強いのを忘れていた!

ふふふふふふふふふふふふふふふ。
けっきょく、12時過ぎから、16時半まで、ずーっとワークショップをしていましたよ。笑

ひとつめの栞作りのテーマは「インクで遊ぼう」「マステで遊ぼう」でした。

インクで遊ぼうのコーナーはこんな感じで、下見の時にもやっていたように紙にインクぶっかけて、水もかけてグラデーションをだしていく遊び。みんな、手を染めながらやっていました。ウェットティッシュは必需品となりました。

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乾かして、飛ばないように枝で抑えられている紙。

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うむ。とても綺麗ですね。

マステで遊ぼうのコーナーは、好きなマステを貼ってもらいクラフトパンチであけた丸でデコっていきます。

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レザークラフトの道具で穴をあけて紐を通せば、完成します。
インク側。

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マステ側。

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ふたつめの栞つくりは、レザクラ体験となりました

これは、革に押せるスタンプで消しゴムハンコをおして、革を切って、穴あけて紐をとおして、さくっと15分程度で終了のはずが……!

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縫いたいという人が、ひとりくらいいるかなぁ。そしたら、その人だけワークショップ続行で、みんなで文具などのトークしつつと思っていたら、ひとり以外全員縫いはじめる。

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栞でも、タグでもお好きなようにといっていたら、本気で好きなものを作りはじめる。いや、おもしろかったです。笑

後で聞いたら、自由度が高かったと。
ふーむ。そうかな。

みんなの、レザクラ完成品。

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できたころには、おかしい。日が暮れはじめている。

予定していた、フリートークはスタンダードブックストアカフェへ行きました。いや、もっと文具について話している予定だったんだけどね。なにせモノづくりに夢中に。
ケーキたべて休憩。

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ワークショップでエネルギー使ってしまったみたいで、眠かった。
もう、フリーにしようとおもって、みんな好きなように話をしていました。

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話がむけば、手帳やタスク管理の話をしていたり。

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これ、何使っているの?という話から試し書きをさせてもらったり。

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トラベラーズノートを並べてみたり。

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マステのまきまき会は、私でなく初参加してくださった方が準備してくださって、まきまきしてきました。マステも大量に持ってきてくださいました。
これはじめると、無言になりますね。

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無事、文具ピクニックを終えました。
参加された方、宣伝協力していただいた方もありがとうございました。

文具ピクニックは、実際わたしの気分でやるって決めてるんですが、きっと春と秋にはやるはず。

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万年筆好き養成プレゼント計画

Posted on 30 6月 2015 by

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■概要

甥っ子、姪っ子に対して3年に1度程度の間隔で万年筆を
プレゼントして、万年筆好きへのレールを引いていく。

■目的

甥っ子、姪っ子に早い時期から万年筆と触れ合うようにさせて、
将来的に文房具トーク、万年筆トークが一緒にできるようにする。

■スケジュールプラン

小学校1年生 LAMY abc ペンシル
小学校4年生 LAMY abc 万年筆
中学校1年生 LAMY safari 万年筆
高校1年生  LAMY studio 万年筆
大学1年生  LAMY 2000 万年筆

※小学校は誕生日、中高大学は入学祝いを想定。
※来年から小学生に上がる甥っ子から計画をスタートする。
※高校、大学への進学がなかった場合にはその時点で終了とする。

■必要費用 (税抜き)

LAMY abc ペンシル   2,000円
LAMY abc 万年筆    2,500円
LAMY safari 万年筆   4,000円
LAMY studio 万年筆   12,000円
LAMY 2000 万年筆  30,000円

合計          50,500円

 

というのを考えています。

LAMY製品ばかりなのは、
私がLAMY好きだからです。

世間では万年筆を使ってみたい20代の若者が5割もいるらしいので、
この計画は先取り要素もありそうです。

インクの種類が豊富なところが万年筆に興味を持つきっかけになる
こともあるそうなので、それねらいでインクもセットにするのも
ありかなと考えています。

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リトルプレスが出来上がるまで

Posted on 09 4月 2015 by

こんにちは、konamaです。

今日は初めてリトルプレスってものを作ってみたので、宣伝もかねてどんなことを考えていたか記事にしてみたいと思います。こんなの↓

ikariboshi-01

 

せっかく作ったので例によって、見て見てーな気分もあって記事にしようかと考えたのですが、できたものにそうそう自信があるわけではなく、え~、そんなしょうもないこと考えてたのと言われそうで、うすうす変な人ではないかと思われていたのが確信に至ってしまうのではないかと、実はこの記事を書くのを躊躇していたのです。しかし、ある方の以下のようなお言葉を受けて開き直ってみたいと思います。

つぶやき

 

…。小学生のころに壁新聞を作って以来(一応新聞係だったこともある)、自分で何か趣味の紙ものを発行するというのは考えてもみなかったことでした。職業的な印刷物は出さないとまずいので書いていますが、単著の本でも出さない限りデザインやら全体を考えるってことはあまりしませんからね。ところが、最近Notebookersのライターさんも含め何人かの方がネットプリントを使って自分のフリーペーパーを出しているのを続けて見て、いいなあ自分もやってみたいなあと思ったのです。

【で、何を書こうか?】

残念ながら今回は内からあふれ出す自分を表現したくて!というようなわけでなく、あのネットプリントで配るってなんかよいなー、Zineもちょっと興味あったんだよなー、という程度の切っ掛けだったので、内容から考えなくちゃなりません。まずは自分とノート上作戦会議。実はこれこの間の神戸出張に行く新幹線の中で書いてる(考え事するときはわりと太字の万年筆をチョイス)。

作戦ノートその1

まず最初に何をテーマにするか考えた時、いつも好きで描いているZentangleやカリグラフィは楽しいけど、それで楽しんでいただけるほどの腕でもない、メインはいつも苦も無く続けていることを書こうと思って、わりとすんなりと本について書くというのは決まりました。そこでふっと頭をよぎったのは「星座」という単語。ちょうど先日オリジナルの蔵書票をデザインしようとやはりノート上作戦会議をしていた時に、素敵なカリグラフィーの作品に星図があって、ああいうイメージいいなあと思っていたところだったのと、先日泥絵を見に行った展覧会も「未見の星座」。なんか本を星に見立てて、星座のように紹介したらいいかなあと思いついたらわりとアイディアが出てきました。

 

【どんな形にする?】

なんとなくもやもやとアイディアを出したり引いたりしながらしばらく過ごして、やっぱりどのくらいの量書くとかも考えなくちゃなあ、ネットプリント使うなら制限もあるしなあ、と考え始めました。そこで第二回ノート上作戦会議。

作戦ノートその2

実際にはこれと同じにはなっていませんが、一応ノートに貼ることを考えて、モレスキンラージ、トラベラーズノートレギュラーで挟めるA4横置き3つ折りに決定。どう考えても大量の文字に、全部手書きは断念。この時点でソフトの使用を検討。結局手もとのPCに入ってたオフィスのpublisherを使って、試行錯誤何とか字を入れ込みました。全部タイプもさみしいので一部手書き。それにせっかく自分の好みで出すのだから好きなもので飾ろうと、ゼンタングルやカリグラフィーも使って色々と盛り込みました。図や手書きの字の背景は透過しようか悩んだのですが、ノートブッカ―なんだからと開き直ってモレスキンの紙色、方眼そのままスキャンして使っています。アイディアもりもりのノートを見せておいてなんですが、なんとかA4にねじ込んだプリントをもしよかったら見てやってください。

***ネットプリントの方法***

  • サークルK,ファミリーマート、ローソンなどがやっているネットプリントサービス(ユーザー番号URM7G3ARZB)
  • セブンイレブンのネットプリントサービス(予約番号A9UQ4MRX)

いずれもお店にあるコピー機のネットプリントを選択して、同意するを押す(これはセブンイレブンでは聞かれない)と、ユーザー番号もしくは予約番号を聞かれます。
サンクス、ファミマ、ローソン系ではURM7G3ARZB、セブンイレブンではA9UQ4MRXと入力していただいて、印刷の前に両面印刷短辺綴りを選んでいただくと三つ折りにして読めます。万年筆のインクを楽しみたい方はカラー(120円)ですが、中身は白黒(40円)で大丈夫。お金をコピー機にいれて、カラーもしくはモノクロの印刷ボタンを押せば、印刷されます。

肝心の中身ですが、本の紹介です。最近読んだ本の中から「生まれた時からアルデンテ」という本をスタート地点に5冊紹介しています。
そんな感じのペラA4の紙1枚。文章が書いてある側の長辺の上下にに星が2つずつ描いてあります。これが3つ折りのラフなガイドになってますので、そこを目印にパンフレットみたいに折っていただければ、完成です。サンクス系の印刷だと、★の真ん中、セブンイレブン系だと★の右端に紙の右端を重ねるように折るのがよさそうです。

登録は1週間なので、印刷できるのは来週の水曜日(4月16日19:00まで)です。
もしお気に召していただけたなら、#ikariboshiというハッシュタグでつぶやくなりしていただけると、とても嬉しいです。
プリント代のかかるものなので、中身がはっきり写るような写真は勘弁してくださいませ。

内心冷や汗もののkonamaでした。

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万年筆インクの小瓶で戯る~Pilot 色彩雫miniボトル~。ノートブックをめぐる冒険#33

Posted on 22 11月 2014 by

万年筆インクの小瓶で戯る

先日、ある万年筆関係のプロの方から「万年筆インクの賞味期限は3年だよ!」と教えていただいた。
「ぎょえ!」我が家のインク、すでに5年物もあるのるで、価値が出るかと思えば逆にあぶない(笑)

ただし、すぐに使えなくなる訳ではなく、インクの種類・色によってもまちまちだそうですが、3年を過ぎるとだんだんと、粘度が変化してインク詰まりしやすくなるのでそこは要注意。

私自身、いろんなインクを楽しんでいますが、やはり主力インクは、ブラック・ブルー系

主力3色

主力3色

  • パイロット 色彩雫「紺碧」
  • セーラー ナガサワ文具センターオリジナルインク「フェルメールブルー」
  • MONTBLANC 「ミッドナイトブラック」

幸いこの3色は使用頻度が高いので、3年待たずに使い切りそうですが・・・・あとのインクは3年で使いきれるか?!

どうする?このインク!!

どうする?このインク!!

ひょっとして、私のようにいろんな色を楽しみたいユーザーには、メーカーが提供(市販)している約50ml前後のインクは量として多いのでは?

というわけで、今回はミニサイズのインクを探してみました。

インクの小瓶をめぐる冒険

 

J.HERBIN(エルバン)

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香り付きインク5本セット フルール

  • PERLE NOIRE
  • LARMES DE CASSIS
  • ROUGE OPERA
  • VIOLETTE PENSEE
  • ROSE TENDRESSE

容量10ml 5本セット ¥2376−(税別)

1年前に買ったのですが、最近店頭では見かけませんが、当時3種類くらいのパッケージで発売されていました。

現在Amazonでは取り扱いがあるようです。

 

カキモリ

カキモリオリジナルインク

  • カキモリ ブレンドインク 19色 33ml ¥890−(税別)
  • カキモリ プライベートリザーブ 原色 13色 33ml ¥810−(税別)

 

 

 

  • カキモリブレンドインク「チョコレート」
    カキモリブレンドインク「チョコレート」

パイロット

色彩雫 iroshizuku

色彩雫ミニボトル

色彩雫ミニボトル3本セット

この3本セットは以前、3種3本入りで限定販売されていたのですが、今回は全24色の中から3色をチョイスできるようになりました。

全24色 15ml 3本セット ¥2100−(税別)

発売は2014年11月22日(土曜)から全国大手文具店。

販売キットには先着になりますが、限定3本入り化粧箱がついてきます。

お値段的には、ちょっと割高になってしまいますが、ちょっと遊び心と季節感で使い分けるなら、こんな小瓶がよろしいのでは?

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各メーカーのみなさま、よろしくお願い致します。

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文具ピクニックを終えて

Posted on 03 11月 2014 by

いってきました。文具ピクニック。

 

あいにくの、前日の雨で。ぬかるんでいるやもと、ピクニックはあきらめて喫茶店にはいりました。

今回の自分発の企画に、たくさんの人や、本当に意外な人から協力いただいたり、声をかけてくださって。

ひき返せない状況に…ごほっごほ。いや、なんでもございません。感謝しております。

 

では、当日に活躍してくれたダンボーが当時の様子を語ってくれるそうなので、ダンボーにまかせます。

 

『ぼくが案内するよ』

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『早くついたから散策するよ』

「そうそう、早めにいって周辺カフェをチェックしときたかったのよね。ノープランだったもんでね」

『秋なのに薔薇が咲いているんだね』

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このあと、ダンボーを落として

「ダンボーが転けてしまって、ずぶ濡れになったのよねダンボー?」

『水も滴るいい男』

「そ、そうですよね!ぬれたダンボーもすてきでしたよ」

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中央公会堂です。

ここが待ち合わせの場所で、私とダンボーはそのまま前を横切った。

『だって、一時間も前についちゃったから。周りをみてまわりたい』

ですよね。とってもヨーロッパな雰囲気で本気なカメラをもったおじさま、おばさがいっぱいいたもんね。撮りたくなる気持ちはわかるよ。

雰囲気にたそがれるダンボー。

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『やっぱりピクニックしたかったね』「ね、ほんとに」

無事に、参加者とあつまって中之島公園の薔薇をみにきた。

季節ではないとおもっていたのですが、秋に咲く薔薇もあるのですね。

文具イベントの告知をたててから、ぎりぎりまで人があつまらなくて。

Notebookers  でおなじみの、なかしぃさんとのデートになるやもしれなかったのです。それは、それで絵を描く方なのでスケッチ大会に変更しようかとも本気で考えた。

けっきょく、私をいれて6名の会となりました!

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薔薇をみながら、喫茶店にはいるとしずらいことを先にすましておこうとインク交換をさっそくしました。

万年筆ユーザーでもない人がいる中で、最初から何をしているのかと若干、思わなかったでもないし途中参加の西日本手帳の会の秘書さんからは「まさか、外でインク交換をしているとは」といいながら合流できて、全員そろった。だってね、インク交換の時の絵面が悪いので...。

 

『遠目にみた怪しい人たち』

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『近づくと何をしているかわかる』「…わかるかな?」

 

万年筆ユーザーが半分くらいだったので、インクの数もこんなもんですが、もっと人が集まりコレクターの人が本気をだして持ってくるとけっこうなカオスなことになるのです。

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『この後、喫茶店まで移動したんだよね』

「そうそう。途中に文具やがあったからそこにもよったんだよね」

『おなかすいたね』

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「自分の手帳の使いかを発表してもらったのよね。ダンボー、ビーフシチューは熱いから気をつけて」

『お、おいしそう!!』

 

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途中、食べてるときの写真を大幅に取りわすれてしまった…。

上の画像は蛇腹で年間の管理。付箋にかいて、どんどんと捨てていく。なんというか、かなり独特な使い方のもの。

システムが出来上がっていておもしろかった。

さっきの方と同じ職場の人の手帳がこちら。

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『使い方が全然違う!』

「おもしろいね」

『ねー!』

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『次の方は、細かい字で書き込んでたね』

「うん。付箋はメモがわりにしていたね」

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『みんな、手帳といっているのに。で、これはこうで。あれは、あれでって追加の手帳かノートかよくわからないものが次々とでてきたね』

「そうだね。笑」

『ジー…』

「…そうだね。人のこといえないね。つねに鞄のなかにはジブン手帳と、ムーンプランナーと、トラベラーズノートはいってるよ!」

これは秘書さんのタスク管理

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『今回は、付箋つかいの人が多かったんだね』

「ほんとに、そう。ふせん苦手な私は感服するばっかりだ」

そして、マステタイム。

…マステシェアをしようとしていたのに、まきとるストローを忘れたのは私です。。

なので、各々すきな場所に貼っていった。

「あ、ダンボーそれはマステじゃなくて普通のシールよ。ひこにゃんのっていってたね」

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『増える、ふえる』

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各所につまれたマステの山。

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みんなが、貼るごとに平野になっていくマステ。

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貼る場所がなくなってきて手帳の裏側にも貼り始める。

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『このあと、また文具屋いったんだよね?』

「そうそう、オシャレなビレバンときいていってみようってなったんだよね」

みんな、興味のあるところへ散らばって文具をみてました。

 

『文具ピクニックたのしかったね』「ね」

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オーダーはシャンパン(インク工房レポ)

Posted on 28 7月 2014 by

あなた、インクはお好き?

私?いやいや、それほどでも。

極めて実用的な色味のものを3本程持ってるくらい。

使う分しかありませんからね。健全健全。

ところでこの界隈にはね、インク沼って恐ろしい沼があるって噂よ。

あなたなら知ってるかしら?

え?次は色雫のどれを手に入れようか悩んでる?

インクの色を見たいから万年筆はスケルトン?

もしかしてあなたそれ、インク沼に足つっこんでるんじゃない?

 

 

なんて茶番はこれくらいで。

先日、松坂屋さんでやってたインク工房にいってきましたので

その感想を書こうとおもいますよ~

 

前から行きたかったんです。でも名古屋でなかなか開催されてなくって。

イベントを知ってから、どんな色をお願いしようかワクワク楽しみにしてました。

手持ちの色を見てイエロー系がないなーと思い、そこからエッフェル塔の

ライトアップされた姿をシャンパンフラッシュと呼ぶことを思い出して

シャンパンカラーいいかもと想像をふくらませる。

 

当日は11時ごろ着でしたが、午前はいっぱいなようで整理券をもらって、お昼を食べてから再び松坂屋2Fへ。

噂に聞く通りダンディーで気さくなブレンダーの石丸さん。バーテンダーの装いで向かい合うこちらもわくわくしてきます。
最近バーでお酒をいただいてないから行きたいなぁ。

用意したエッフェル塔の写真を見せて、このすこし影になった部分の色がいいですとか

色見本から近いのを選んでこんな感じとかイメージを伝えた後に何色か作ってもらう。

その間は石丸さんに質問したりしてとても楽しい

試作してもらったのはこれくらい。
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薄すぎて見えにくいのも嫌だし、たくさん使いたいから派手すぎないのがいいなとした結果
月あかりのようなグレーイエローにしました。

自分好みのインクがこんなに楽しく作れるなんて‥インク工房の楽しさを初めて感じ、はやくもはまりそうです。

インク沼‥おそるべし。

出来上がったインク『シャンパンフラッシュ』をお家でマルマン ニーモシネにガラスペンで書いてみました。

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うん、大満足。
まさにうちの子がいちばん可愛い状態です。

また、インク工房に巡り合う機会があれば、そのときはまた違った色を作ってもらおうっと。

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カクテル片手に文具を愛でる~ノートブックをめぐる冒険#28

Posted on 04 7月 2014 by

カクテル片手に文具を愛でる

神戸文具Bar

神戸文具Bar

最近の文具売り場はとても華やかです。

本来?万年筆の売り場などは、年配の紳士が1本を買い求めてるために、落ち着いた店内で静かに書き味を試している光景だったり。(主観?)

万年筆自体が、高級文具のカテゴリーで、色も必然「黒」であったり落ち着いた色調で高級感を醸してました。

ところが、この10年でカラフルな万年筆インクが店頭に並び、パイロットKakunoを筆頭に低価格万年筆の登場で、年齢層もぐっと下がっている傾向です。

そんなカラフル万年筆インクとBar(酒場)がコラボレーションした「文具Bar」が一夜限りのイベントとして神戸で開催されました。

会場となったのは、神戸三宮Bar TUME-YA ZERO。

だれがこんな企画をたてたかというと、K3 (山本紙業・Beahouse・ロンド工房)の関西の小規模文具メーカーの方々。

この方々が、ナガサワ文具センターの「神戸インク物語」に目をつけて、Bar YUME-YA ZEROさんと共謀?してカクテルをつくってしまった訳です。

世界でも例がないコラボレーションという事で、発表からメディアでも注目が集まって、定員60名の枠があっという間に埋まってしまいました。

で当日はというと・・・

2014年6月27日(金)

18:30受付開始

早くからたくさんの人が列を作る中、Beahaouseのアベダヰキさん(どや文具でおなじみ)が笑顔で迎えてくれました。

会場は2階バーカウンター・喫煙ホール、3階がイベント会場テーブル席で禁煙。

事前申し込み制で¥1000-(ワンドリンク付き)受付で入場シールをもらい、シールの裏がドリンクチケットになっていて、さらに整理ナンバーも記載されていて、イベントの最期に行われる抽選ナンバーにもなる仕組み。

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ドリンクは神戸インク物語全48色の中から、8種類をカクテル化。

  • 岡本ピンク
  • 新開地ゴールド
  • 和田岬ブルー
  • 学園都市グリーン
  • 六甲アイランドグリーン
  • 元町ルージュ
  • 王子チェリー

学園都市グリーン・バナナベースで少し甘め

学園都市グリーン・バナナベースで少し甘め

王子チェリー アルコール軽めでちょっぴり苦め

王子チェリー アルコール軽めでちょっぴり苦め

 

あと1色は当日発表だったのでわかりませんでした。追加オーダーはワンドリンク¥1000-

19:00から3階イベントスペースで、仕掛け人ロンド工房・荒川さんの司会ではじまり、ナガサワ文具センターの神戸インクの開発者・竹内氏と神戸インクに纏わる開発秘話などお聞きしてのトークショー。

第1弾六甲グリーン誕生の物語、ネーミングとカラーの開発苦労話など、聞くだけこのインクを使いたくなる、おはなしの数々・・・

その頃2階では、神戸新聞社の取材が入っていたそうな。

オフレコですが(ここで書いたらオフレコにならんけど・笑)某文具雑誌の編集長もわざわざ東京から来られていました。

20:00からは、K3の方々の新製品プレゼンテーション。

山本紙業の山本さんは、ノリが良すぎてタイムオーバー気味?次の手帳はアメリカ・ポールスミスの店舗で販売がきまったとノリノリで紹介してくれました。

21:00からはIshibashi Keizoさんのマンドリンライブ。ニューヨークでも認められたその腕前に会場はうっとり。K3の山本さんの知り合いとかで、今回はノーギャラ!?ありがとうございました。

最期の抽選会では、K3の商品プレゼント・ナガサワ文具オリジナル万年筆・YUME-YA ZEROからは1日まるまる飲み代タダチケット!(なんて太っ腹)さらに赤・白のワインボトル。

第一回という事ではありましたが、大盛況で終わりました。

好評だと第二回を秋にという声もあるようなので、今回行きそびれた方もまだまだチャンスはあるかもしれません。

以上、レポートはお酒が呑めないいずパパこと出雲義和がお届けしました。

蛇足)でもカクテル2杯呑みました、ノンアルコール(和田岬ブルー)もありましたので、お酒が弱い方もOKです。

 

 

 

 

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文具師匠

Posted on 01 6月 2014 by

文具の師とあおいでいる人を紹介します。

わたしが師匠と呼ぶので、呼び名がじわりじわりと浸透しつつあるのです。はじめは「もう!」とかいっていたのに。
最近は「なんか、慣れてきた」らしいです。なんだか、すまぬ。
ご本人は、スタイル抜群の和服のにあうレディであることを記しておきます。

数々のカスタマイズたちを、ざっと載せます。

「立つジブンスライド手帳」

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  1. 「立つ要素」ベアハウスの立つノートカバーパソコン作業などしながらでも、資料をいい感じにみるとこのできる優れもの。
  2. 「ジブン要素」24時間のバーチカルタイプの手帳。並々ならぬ尽力をささげられて作られたことがわかる手帳。書くことが形式で決められるのがとても使いやすいし、日の出の時間も視覚的にわかるようになっていたり、ほんとにお勧めの手帳。
  3. 「スライド要素」画像で使用しているのはスライド手帳のリフィル。スライド手帳は常に見開きで最新の2週間をみることのできる画期的なシステム手帳。

 

そして今。
「裁断ジブンシステム手帳(トラベラーズノート風)

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  • 裁断したジブン手帳に穴をあけ、リヒトラブの小さい穴タイプのリングにとおして、自作トラベラーズノートにはさんでいる。

最新のカスタマイズジブン手帳中身の写メを撮り忘れましたが、裁断してシステム手帳にしている人はけっこういますので、興味があればググってみてください。
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  • トラベラーズノート風なものは、けっこうなアイディアが詰まっています。

ゴムでリフィルをひっかけるところ。それを間隔をあけて左右にあけることで力の分散になって安定する。とじるゴムひもを後ろ背表紙でなく、フラットなので書きやすい。

つけ加えたいのが、お互いガントチャートにはまっている時期がありまして。こんなものも出現したりしていました。

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あるときは、プレピーの改造セットを、別の人としゃべっている間に「あげるね!」って用意されていた時の衝撃は忘れない。
プレピーは200円の安価な万年筆。
ロゴがちょっと主張しすぎで、あまり好きでなかったけどさ。
除光液でロゴは消せますが、白残りすることがある。それをコンパウンドというもので磨くと綺麗になる。

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そ し て
「このパッキンがあればプレピーにカートリッジなくてもインク直でいれられるから」

すでにわたしのプレピーにパッキンが装着されたものを手渡された。
え、よくわからないって?
もう一度いいます。
パッキンがあれば、コンバータもカートリッジもなしで、万年筆本体にインクをそのままいれることができる。

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この改造プレピーは、今は別の方の元で使われています。

その方いわく「インクのもちが良すぎて、インク交換の楽しみがなくなる」
とのことです。すげー。
ちなみに、インク直いれを私がしない理由は外でノート、手帳を書くので持ち歩くのに直は恐ろしくて、ムリです。


 

 

インクの話をしましょう。

12色あつまりました。

買ったのは1色だけです。

師匠のるぅさんから、わけてもらったり、るぅさん経由で別の方からもいただいたりして。めっさ増えた。

インク交換タイム

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ここで、師匠に素晴らしくデコをしている方と引きあわせていただいたのですが、その方もかくと大変そうなので省略します。
その時は手帳の話を延々してました。
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話の切れ間がなくて。お昼を食べそこね。4時間くらい時計の針が進んでいたのにビックリしたなぁ。
3人とも帰路につく道中「気づかなかったけど、お腹すいたね」と言っていました。


 

インクの入れ物の話をしましょう。


印象に残っているエピソードがあって。

タミヤボトルがインク分けっこ用として重宝していたのですが、
「医療用のスピッツがインクの保存にいいらしい」といって師匠、ポチっていらっしゃいました。

知ってるもん。それ検尿の時にもつかうやつやもん。
それの容器で提出したことあるもん!
私は、さんざん検尿器にインクは・・・!といっていたら
「血液の検査の時にも使うし。スピッツといいなさい」とたしなめられた。
構造としては、とても便利なのよね。医療用やから、もれの心配ない。スリムだから収納もしやすい。縦型だからインク吸い上げるのもやりやすい。だけど、むー。

とある日にインクの交換会をしていたら「黄色いインクいる?」と、声をかけてくれた。「いります!」と言ったあとに、器がスピッツしかなかった時のこと。
さすがの師匠も「この容器に黄色はさすがに・・・」とためらっていたの、弟子は見逃さなかったよ!!

文具以外でも、お互い着物好きなのですが作り帯を作ったり、がま口作ったり、レジン作ったり。今はドールの着物作りたいといっていたような。

カメラ分科会をたちあげて、カメラもって町をうろうろしたり、時にカメラを分解したいとのたまったり・・・分解はさすがにまだやってないはず。

わたしが「着物を着る会をしたい」といったときも、現実的なアドバイスをくれたうえに、教える側になってくれて・・・というかわたしが着物着られるけど自己流すぎて人に教えられなかっただけなんだけどね。

では、師匠。
弟子はおだてたり、アイディアを絞りますので、突き進んでくださいませ!

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新しいは嬉しい。

Posted on 20 5月 2014 by

どうにも苦手です。

ら抜き言葉。

 

こんにちは。みあこです。

 

喜怒哀楽は激しいほうだと思います。

ので

年上の、誠実で、穏やかな人と出会いたい。

 

新しい筆記具を手に入れました。

ルンルンです。

 

みなさんは

試し書きってなにを書きますか?

 

ぐるぐる?

なまえ?

あいうえお?

 

わたしは

その筆記具の名前と色、太さを書きます。

お店の方に

文具お好きなんですね。

と言われました。

文具好きさんは

ペンの名前やインク色を

試し書きするんですって。

 

書き比べるうちにどれがどれだか
わからなくなりたくない。
それだけなんですけどね。

もちろん文具は大好きです。

 

みあこ。

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「KOBE INK物語ターナーカフェ」ノートブックをめぐる冒険#19

Posted on 05 1月 2014 by

神戸市市立博物館”ターナー展”開催

2014年1月11日から4月6日まで、神戸市市立美術館で開催されます。

(ターナー展 神戸についてはココ

今回出展されるいくつかの作品のなかから、《スピットヘッド:ポーツマス港に入る拿捕された二隻のデンマーク船》

のブラウンをイメージした、万年筆インク「KOBE INK物語ーターナーカフェー」が発売になりました。

ターナーカフェ

ターナーカフェ

万年筆をこよなく・・・適度に愛する私ですが、さすがに何本も万年筆を買う訳にはいかず、あとはインクを楽しもう(インクなら買える)

という事で、最近はいろんなインクを試してみては楽しんでいます。

手紙やはがきを書くときに、ちょっと変わったインクでしたためると、なんとなく?おしゃれをしたような気分にひたれます。

記念切手で手紙を送るような気持ちですね!

瓶拡大

瓶拡大

KOBE INK物語の絵画シリーズ限定版は、2012年「フェルメールブルー」2013年「ルノワールピンク」そして今回が第3弾。定番のインクに加え、ますますラインナップが充実っていうか、あまりにもカラーバリエーションが豊富で、目移りしてしまいます(笑)

歴代限定3色

歴代限定3色

 

なんて、インクを買っていて、先日インクベンダーの石丸先生に云われた事を思い出しました、「万年筆のインクは3年が消費期限」

という事は、いまあるインクはドンドン使ってあげないといけない訳で、今年は昨年以上に書いて買いて書きまくろう!と初日の出に誓った2014年の幕開けでした。

遅くなりましたが・・・

あけましておめでとうございます。

この一年がみなさんにとって、さらなる飛躍・前進の年でありますように!

May the notebooks be whit you.

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「インク沼はまり隊」活動報告みたいなモノ

Posted on 06 10月 2013 by

秋だというのに蚊に刺されて気が狂いそうですが皆さまいかがお過ごしでしょうか。秋といえばスポーツの秋?芸術の秋?食欲の秋?いいや、違うでしょ!インクの秋でしょ!ということで第5回関西文具・雑貨散歩は秋の京都でセーラー万年筆さん主催のインク工房に行ってきました。

さて、今回参加者を募集にするにあたり、リツイートしてくださった皆さま、また告知をファボっていただいた皆様ありがとうございました。おかげで筆者以外の参加者が1名も集まっていただきました。これもひとえに幹事の不徳のいたすところでございます。多分インク工房行ってみたいけどなかしぃと行くのはやだなぁと思う人がほとんどだと思います。Notebookers界の異端児で非まじめな(あくまでも不真面目とは違います)ぺらい属性を持っているので嫌われるのも当然ですね(^-^;

ところで、インク工房とは何ぞや?と思われる方もいるかもしれないので簡単に説明しようと思ったけど面倒臭いので各自でググってください。また、今回はサブタイトルで「インク沼はまり隊」と名付けましたが、おにゃん子クラブからの派生ユニットではありませんのであしからず。そういえば万年筆のインクにはまっていることを「インク沼にはまる」という言い方をしますが、インクを買うために借金をしたり家計に手をつけて奥さんを泣かしたり犯罪に手を染めるような依存症になった人はあまりいないと思いますが、万年筆本体の方は実用の範囲を超えてコレクターになるとかなりの散財を覚悟しなければやっていけないようになりますのでご注意を。

閑話休題、そろそろ本題に入りますが、なかなか関西にやってこないインク工房がやっと今回京都伊勢丹にやってくるということで今回の企画を行ったのですが、インク工房で自分だけの好きな色を作ってもらうのはテンションがあがります。どんな色にしようかな?とか、こういうイメージで作りたいとか、どんな難しいリクエストにも答えてくれるインクブレンダーの石丸さんと会話をしながら作っていくプロセスは楽しいものです。

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今回筆者が作ってもらった色は、ピンクの似合う漢(おとこ)にふさわしい気品のあるピンク色をということで、ピンク色をベースにして少しグレーをブレンドして作ってもらいました。ベースのピンクは蛍光ペンみたいな色なのに、グレーを混ぜるとシックでエレガントなちょっと藤色寄りのいい感じの色が出ました。名付けて「薄墨桜」!前回作ってもらった「ぺら墨」もよかったんですが、今回も当たりです。どんな色かといえば下記の写真をごらんください。

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インクブレンダーの石丸氏はどんな色でも調合してくれるという凄い方なのでちょっと無茶振りして「白色」のインクは出来ますか?って聞いたところ、懇切丁寧にインクの原理と白はできないということを説明してくれました。氏曰く「白色のインクは一番最後に開発される色であって、出来るのが先か万年筆が廃れるのが先か」みたいな難しい代物だそうです。ただ、黒の台紙に書いてみたいという要望があるそうです。無茶振りしてごめんなさい。

今回はインクを作ってもらうだけだと思ってましたが、思わぬ出費をしてしまいました。だって一目惚れだもん、欲しくなったんだもん、この瞬間脳内ヘビロテは「恋を止めないでby COMPLEX」でした。思わず買ってしまったものとは、

プロフィットふでdeまんねん ホタル と 回すところが白色のコンバーターDSC_0225

そう、ボディがシースルーのインク工房でしか買えない限定版です。本体¥2,100、コンバーター¥500でも惜しくない一品です。伊勢丹の店員と石丸さんのセールストークがこのときは悪魔の囁きに聞こえましたね。とどめは「楽しんで使っていただければ無駄遣いではありませんよ」 ちなみに、スケルトンのことをシースルーって言ったらエロいって言われた思い出があります。スケルトンは透けというより骨だけど、シースルーには浪漫があります!

自分の欲しい色が漠然としていたり色のイメージがなかったとしても大丈夫ですよ。色の組み合わせのカラーチャートがありますし、星座別のお勧めカラー見本もありますのでそれらを参考にして妄想してみるのもいいかもしれません。筆者の「薄墨桜」もジェミニのピンキーグレイから微調整してもらいました。シンボルは「愛嬌」ww

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参加者のみなとさん(Notebookersのゲストライターであり、ぺら部のアートディレクター)も満足のいく色を作ってもらったみたいですよ。ということで無事ファーストミッションは終了して、一応「文具・雑貨散歩」を謳っているので1件だけお店に行きました。行ったのは四条にあるオリジナル手製本、美しいノートが売りの”lleno”です。

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同社ホームページより

当社の製品は「手」ということにコンセプトをおいています。
制作もそのほとんどや重要な部分は手仕事です。
そしてお使い頂く時に手で書く、手で触れる、そして繰り返し使うということを念頭に制作しております。デジタルデータのように簡単に修正、抹消ができない不便さはございますが、それによって刻まれる記憶や思いの深さ、そういった使い手の心を包んでくれる美しい製品を企画開発していきたいと願って取り組んでまいります。

というなかなか素敵なノート屋さんです。表紙の手触りとセンスの良さがノート欲をそそられますが、もったいなくて書き込めないかも。

この後は面倒臭いので散歩はあきらめて前田珈琲に駆け込んで早速インク試し書き大会を行いました。そういえば、llenoに行く途中に見つけた最近日本で有名になってきたお洒落なカフェを提案したんですが、却下されました。スターバックスっていうんですけど知ってます?

それはさておき、前田珈琲ではケーキセットを注文して試し書きのターゲットとしてケーキを描きました。筆者が描いたのはティラミスを食べ終えた後のカップとスプーンですが、描いてる最中に店員さんに下げられました。みなとさんのスケッチブックに描いたので残念ながら名画はお見せ出来ませんが、みなと画伯の描いたアップルパイは掲載許可を取ったのでアップします。無断でコピーしたり商業目的で使うのは止めてくださいね。ちなみに、食べ物スケッチの鉄則は「食べる前に描く」当たり前ですね(^-^;

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みなと画伯が作った色は黒をベースに2種類の青とピンクをブレンドした「宙(そら)」という色で、パッと見は黒ですがよくみると青味と赤味が垣間見える素敵な色です。絵はガラスペン+インクで輪郭を描いた後、水彩色鉛筆で着色し、水筆で仕上げてましたが、インクで描いた線を水筆でなぞると黒の中からブルーブラックが溶け出したような偶然の産物である素敵な味が出てきました。さすがみなと画伯!!

というわけで全行程が終わり、たった二人だけでしたが充実した企画になりました。

次回の文具・雑貨散歩は11/9に神戸のナガサワにインク工房がやってくるのでそれにあわせて企画します。合言葉は「インク工房がやってくる、やぁ!やぁ!やぁ!」 直前に告知しますので参加希望という方がいらっしゃいましたら(いないかもしれませんが)どうしたらいいんでしょうかね?

 

 

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ルノワール・高貴なピンクがインクに再現!ノートブックをめぐる冒険#9

Posted on 19 7月 2013 by

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ノートブックをめぐる冒険#7で少し紹介した、神戸インク物語限定版

ルノワールピンク」が7月19日発売になりました。

神戸では、9月28日から神戸市立博物館で開催される「プーシキン美術館展フランス絵画300年展」。

その中でも話題を集めている、ピエール=オーギュスト・ルノワール作≪ジャンヌ・サマリーの肖像≫ は日本初公開!

昨年は、「フェルメールブルー」を発売した、神戸ナガサワ文具センターが、今回このルノワールから、見事なピンクを再現させた「ルノワールピンク」を発表しました。

以前この話を聞いたとき、一体どんなインクになるのだろうと期待半分・不安半分で発売を待っていました。

完成したインクは、不安を吹き飛ばし、期待を上回るインクに仕上がり私たちの目の前に姿を現してくれました。

上品な色合い

上品な色合い

ルノワールの絵画のような、上品で高貴なピンクは、通常使いの他に、メッセージカードや、カリグラフィーに使ってみたい一色です。

パッケージにもこだわりが!

そして、今回はパッケージにもこだわった、専用箱に納められています。

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お手持ちの万年筆インクに、もう一色加えてみてはいかがでしょうか?

こちらのシリーズは、特別限定販売品のためお早めに・・・

関東地方の方に、朗報!

7月6日から横浜美術館で開催されている「プーシキン美術館展フランス絵画300年展」でも数量限定ですが、販売されるとの事です。(近日入荷予定)

お楽しみに!

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今週気になった記事まとめ2013/06/09-2013/06/23

Posted on 23 6月 2013 by

皆様こんばんわ。まとめ記事のお時間です。
本日、秘書検定を受験してまいりました。開放感からくるかるいハイテンションの状態でお届けします。

ペンの楽しみ方は書く/描くだけやないんやで♪(月亭可朝風に) 

学生時代、テストで隣の子がクルクルしてるとついつい気にしてしまうペン回し。 競技化していたとは… お見それしました。

家計簿に愛を込めて

こめさんの家計簿事情! 二冊に分けて整理しているんだとか。
一冊にまとめた方がやりやすいと思いがちですが、どうもうまくいかない、という方は分けてみるのもいいのかも?

ペン先から迸るインクの華#ノートブックをめぐる冒険7

こんなにいっぱい紹介されたらついつい欲しくなってしまう…。
エルバンのビンが中々可愛い。

最後に

勉強を始めて確か2-3ヶ月。本日いよいよ秘書検定本番だったわけですが…。
受験票と筆記用具(万年筆は持ってた)を忘れるという大ポカを犯しつつ受験してまいりました。
受付が込みすぎてて試験に遅刻しかけるわなんやかやでバタバタの受験でした。
テストなんて本当に久しぶりだし筆記用具なんて最近万年筆しか使ってなかったので…;

とりあえず、試験会場の大学の景観がとっても素敵でした!受かってるといいな!

どんべでした。

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ペン先から迸るインクの華#ノートブックをめぐる冒険7

Posted on 22 6月 2013 by

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万年筆を使い始めて20年、年々本数が・・・。
「腕は一本しかないのにねぇ」と語るのはペンドクター仲谷氏。

万年筆の購入は控えながらも、ついつい立ち寄る文具店。

最近は、PILOTのiroshizukuシリーズや、ナガサワ文具店の神戸インク物語と
インクのカラーヴァリエーションも実に豊かになりました。

きょうは、インクをめぐる冒険です。

まずは、J.HERBIN(エルバン)から2色。
J.HERBIN カーマイン

以前、限定で発売された「カーマイン」が再登場。
「カーマイン」直訳すると洋紅色(ようこうしょく)と呼ぶそうです。

オーシャン

こちらは「オーシャン」たびたび日本的表現で申し訳ないですが、「藍」という印象を
強く受けました。日常使いにもぜひ手元に欲しい1色です。
この2色はこれから定番として販売されます。

カーマイン

Pelikanから「アンバー」2013年の限定カラーで日本では500本のみの販売になります。
トップの写真は、カリグラフィーペンで書いた感触です。

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パッケージもさることながら、瓶の高級感もなかなかです。

ペンを持つ腕は1本しかありませんが、持っている万年筆の数くらいのインクは持っていても
許されるのでは?と自分に言い訳。

さらに、インク好きの方へお知らせ。
昨年、ナガサワ文具店オリジナルインク「フェルメールブルー」が大ヒットした神戸インク物語に、今年も新色限定版が登場します。

プーシキン美術館展フランス絵画300年が、7月6日から横浜美術館で、9月28日からは神戸市立博物館で開催されます。
その中で、日本初公開となる、ピエール=オーギュスト・ルノワール≪ジャンヌ・サマリーの肖像≫ にちなんで、その名もズバリ「ルノワールピンク」が8月上旬発売になります。

こちらは、パッケージにも絵画のデザインを施したこだわりの一品になります。
今回は追加生産が難しいため、初回限定のみになる予定。
欲しいと思われた方はお早めにご予約を!!

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今週気になった記事まとめ2013/05/14-2013/05/20

Posted on 20 5月 2013 by

こんばんわ。ちょっと遅れましたがまとめ記事のお時間です。
まとめ記事のためにいつもお世話になってるブックマークサービスがサーバメンテで落ちてまして…という言い訳を一応言っておきまして、参りましょう。

インク混ぜ混ぜ、こりゃおもろい!

9種類の色のインクを混ぜて好きな色のインクを作れる、プラチナ万年筆のmixfreeなるインクのお試し会のレポート。
万年筆の楽しみの幅がますます広がりそうです!

自作手帳のための製本講座【日本手帖の会さん主催】

カスタマイズに飽き足らずそもそも製本の段階から手作りできたら、まさに自分にぴったりの手帳が作れますね。
インクに続き、手作りネタ。

ダ・ヴィンチノートと知的生産の技術

現在東京都美術館で開催中の「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」で、レオナルドさんのメモ(アトランティコ手稿)をたくさん見てきました。
ので、おおお!と思って。
アイディアマラソンならぬアイディアハンティング、面白そうですね。

最後に

トラベラーズノートのウィークリーリフィルをお使いの皆様は、そろそろ一冊目を使い切る頃ですよね。
レギュラーサイズからパスポートサイズに切り替えてみようか、悩んでいます。
こんな時期に手帳で迷うとは。
パスポートサイズを手帳としてお使いの方、どのリフィル、どんな風に使っていますか?
ぜひお聞かせください…。

ではノシ

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インク混ぜ混ぜ、こりゃおもろい!

Posted on 14 5月 2013 by

こんにちは。げんです。

またもやかなりご無沙汰してしまいました。

早速の本題ですが、みなさんはプラチナ萬年筆のMix Free って使ったことありますか?

詳しくは製品のHPをご覧いただきたいのですが、ベースとなるインクが9色あり、これをブレンドして自分好みの万年筆インクが作れる!というものです。

 

9色のインクボトル勢揃い

9色のインクボトル勢揃い

 

今回、このMix Freeでインク混ぜ混ぜ体験をしたお話をさせていただきます。

場所は、東京都中野区の文具雑貨店 旅屋さん

ここの常連客(男性)の某氏がMix Freeを使ってインク混ぜ会をしたいという企画案をお持ちだということで、そのイベントを運営するためのシミュレーションをやるということで男性テスターが私と女性テスターのもうひとかたで体験をしてみたというものです。

 

実際に行った手順は以下のとおりです。

 

まず、どんな色を作りたいかをイメージする。

ベースとなる色を選びスポイトで1ccとり、紙コップを改造した簡易トレイに落とす。

次に、味付け的に別の色をスポイトでとり1滴2滴と垂らす。

さらに別の色も同じく1滴・・・

という感じで少量ながらも調合していきます。

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その調合する過程でできた色を紙に試し書きして、調合割合も記録する。

徐々に調合した過程を記録

徐々に調合した過程を記録

こうやって、サンプル的に何種類か色を作ったところで、自分が最も好きな色を選び、まとまった量を作ります。

お試し調合は1ccとかの少量だったので、まとまった量(※cc)を作るにはベースの色Aを○cc、そして色Bを■cc、色Cを▲ccと連立方程式を計算して、それぞれの色をスポイトで1回3ccを何回とればいいのかとこれまた計算。

そんなことをやっている過程で、私やもう一人の方が、イベント運営をやるに当たってはこんな道具があればいいのではとかこういう留意点を周知した方がいいのではと意見を出すという感じでお試し体験が進行していきました。

で、私が作った色は「なんちゃってなゲン次ブルー」と命名。

ちょっと明るめのブルーが欲しいなと思っていたんです。

自分で調合したというのもあって、使っていくうちに段々と愛着が湧いてきましたよ!

なんちゃってゲン次ブルーで落書き

なんちゃってゲン次ブルーで落書き

 

このMix Free、個人の財力で9本揃えるのはちょっと財布に厳しい。

そういうこともあり、こういうイベントが企画されようとしているんですね。

このイベントが本決まりになったら旅屋さんのHP・ブログで周知されると思うので要チェックですよ!!

(今回のお試し会の模様は旅屋さんのブログでも紹介されています。)

このインク混ぜ混ぜ会のイベントが実現すれば

・探し求めていた色を自分で作るチャンス

・偶然の発見で面白い色を見つけるチャンス

・これまでは万年筆に興味はあるけどまだ・・・という方ならこの体験を機会に万年筆の楽しみに出会えるチャンス

があるかも。

私自身、これまでカートリッジしか使ったことなく、今回のお試しで作った色を持ち帰らせていただけたので、プラチナ万年筆のPreppyとコンバータを購入し、早速、新色「なんちゃってなゲン次ブルー」を入れて使っています。

 

いやぁ、この色には惚れたわ!

みなさんにもこの楽しみ体験してほしいものです。

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中崎町雑貨/文具散歩~インク沼に沈む会

Posted on 02 4月 2013 by

こんにちは(^-^)/白モレスキンのように純白な心の持ち主、なかしぃです。毎回毎回嘘にまみれたぺらい記事を書いているので、あえて4/1はエイプリルフール的な記事は書きませんでしたが、モレカウから「継続はチカラなり」という有難いお言葉をいただきましたので今回もモレカウ公認のぺらい記事をお届けします。

というわけで、3/31になかしぃpresentsで「中崎町雑貨/文具散歩~インク沼に沈む会」という企画を行いましたので、ここにレポートさせていただきます。

今回は私を含め5名参加しました。期せずしてこのうち4名はNotebookersのライターさんでありぺら部員でその中の3人はモレ本2に紹介された人々です。あとの一人はその中の一人のご友人でした。ということで、この企画はぺら部会スピンオフといっても過言ではないです。(ぺら部会を謳って募集すると参加者は大概3人くらいなのに、今回は告知もせずぺら部会を名乗らず5人も集まりました)そのうち一人は愛知県からの参加なのですが、前日の夕方に無茶振りで「明日来る?」と言ったらほんとに来てくれました。まさか来るとは思ってなかったのでびっくりです。

当日は谷町線中崎町駅集合で中崎町を散策しました。中崎町とは何ぞや?と思われる方がほとんどではないかと思いますので説明します。中崎町とは大阪梅田から近い街で、大阪市内では数少ない第二次世界大戦の戦火を逃れた地域です。なので戦前からの古い民家が残っており、その町家を活かしてお洒落なカフェや雑貨屋が点在している雑貨好きの穴場です。

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左はサクラビルという古い雑居ビルにテナントとして雑貨屋や古着屋が入っています。右は古い町家です。色ガラスと電気のメーターの横の猫の庇が大正チックでいい感じです。

中崎町は迷宮なので事前に旅のしおりを作って参加者に配布しました。自分の手元に残ってないので写真がアップできませんが、A7サイズの本に仕上げました。作り方はモレポケカレンダーの要領です。

最初にサクラビルにお邪魔して、カエルグッズの店、猫グッズの店など見てまわりました。このビルだけでもかなり楽しめますが、途中合流の人たちを迎えにいったん引き上げました。合流してからは紙素材や文具の店に行きました。ここでは他の店では売ってないような文具が結構売っていて、¥10,500もする巨大消しゴムが売ってました。(これさえあれば一生消しゴム買わなくてすみます)その店の2階に台湾の雑貨/文具を売っている店があり、急な階段を上るといきなり「你好」って言われました。こちらが中国語で話しかけたら実は日本人で客が来たらとりあえず「你好」って言うとのことでした。でも客の半分はその時点で去ってしまうらしいです。自分から中国語で振っといて中国語で返されたのは始めてらしいです。どないやねん!

最後にお菓子をテーマにした雑貨屋に入りました。ここで目を引いたのがフランスの料理雑誌のページを切り抜いたモノが¥40/枚(たぶん)で売ってました。筆者はフランス語勉強したにも関わらず2、3フレーズしか喋れませんorz

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ここまでの戦利品です。左は台湾の雑貨の店で買った国語勉強用のノートです。右はお菓子の雑貨の店で買ったイタリアの焼き栗を入れる紙袋です。これは優れモノで前と後ろの二重構造の袋になっていて片方は焼き栗を、もう片方は剥いた殻を入れる仕様になっています。

他にも魅力的なショップやカフェが沢山あるのですが、後の予定のこともありここら辺で切り上げてナガサワ文具センター茶屋町店に向かいました。実は中崎町から歩いて5分くらいで茶屋町に行けるのです。茶屋町には梅田ロフト、スタンダードブックストアもあり結構な雑貨/文具スポットです。ここでは万年筆デビューを果たしたいという人が是非行きたいとのことで、店長に色々万年筆を出してもらって悩んでました。こういうときの悩みって楽しいですよね。苦悩ではなく楽悩とでも言いますかね?いろいろ試してはった隣で見てて、その中の一本に目が留まりました。それがペリカンのth.INKでした。漆のような黒と赤福の餡のようなバイオレットの組み合わせが和を感じさせてツボにはまりました。三角のペン軸も人間工学に基づいていて長時間書いてても疲れないそうです。(長時間書くこともありませんが)それで買おうかどうか迷った末そそのかされて買っちゃいました、買いましたとも!買わない後悔よりも買う後悔がモットーですのでf(^-^;

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無事に(?)ナガサワを脱出し、一行が向かったのは今回のメインイベント「インク沼に沈む会」の会場、阪急百貨店10階文具売り場SOUQにあるセーラー万年筆主催のインク工房でした。言わずと知れたインクブレンダーの石丸氏がオリジナルインクを作ってくれるイベントです。3月29日~31日の開催の最終日のラスト1時間に滑り込みで言ってきました。ラスト間際は並ばなくてもすぐいけるという仮説があり、それを見事に検証しました。なので5人で言っても並ばずにすぐにいけました。(普通は結構待つらしいです)

わたくしはといえば万年筆画で使えそうな薄墨の色が欲しくて、市販のグレーをベースに隠し味に青をちょっと混ぜてもらって薄め液を多めにして作ってもらいました。インクの色の名前も付けることができるので、この色には薄墨より薄っぺらい墨ということで「ぺら墨」と名付けました。石丸氏も長いインクブレンダー人生の中でもこんなふざけた名前は初めてらしく、「は?」ってな感じのリアクションでしたが快く受けてもらいました。ふでdeまんねんの¥2,100のと¥21,000を持ってると言ったらちょっと嬉しそうでした。実は試し書きの万年筆もふでdeまんねんで、その上レアなスケルトンも置いてました。石丸氏のインクブレンドの最終仕上げはカクテルを作るバーテンダーのようでカッコよかったです。笑顔が素敵なおじさまでした。両手にインクが染み込んでいて紫になってましたが、職人の手っていう感じでした。

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インク工房の後ろには活版印刷のノートや紙雑貨を扱っている啓文社印刷さんが活版印刷→リング綴じの体験が出来るコーナーがありました。活版印刷の活字がひらがな、カタカナ、アルファベットで好きな文が印刷でき、何種類かある絵も組み合わせてノートの表紙に印刷し、好きなリフィルを選んでリングノートを完成させる魅力的なノートでしたが、ちょっと使い道と予算に悩んで今回は断念しました。

最後に、コクヨが「コクヨハク」と言う名のイベントをやっていてノートにデコ放題のスペースがあったり歴代キャンパスノートの展示があったり(筆者は2代目、3代目になじみがありましたが、ここでジェネレーションギャップが発覚します)新製品やコクヨハク限定品が売ってて盛況でした。(3/27~4/2まででした)ここでもそそのかされて測量野帳の限定カラーのネイビーを買ってしまいました。(この日2回目のそそのかされ)文具好きの悪い癖で、とりあえず文具を買ってから使い道に悩む本末転倒ぶりを発揮しました。

13時から始まってこの時点で17時すぎ、ここまで4時間ずっと歩きっぱなしで皆さん歩き疲れてましたのでカフェに移動しておしゃべり&各自のノートに寄せ書きをしてお開きになりました。文具/ノート好きの集まりではこの寄せ書きがいいなと思うんですよね。字を書いたりシールを貼ったりして自分のノートに他人が入り込むという行為が新鮮です。こういうのが文具好きのいいところやと思います。

最後に、参加者の皆さんお疲れ様でした。またここまで付き合ってくれてありがとうございました。幹事としてはほとんど何もしてなかったですね。この場をお借りして感謝とお詫びを申し上げます。楽しんでいただけたら幸いと存じます。楽しかったよね?少なくとも筆者は楽しみました。今後も機会があればこのような企画(悪だくみ)をやっていきたいと思います。どんな企画になるかは分かりませんが関西近郊の方で参加したいと言う人は気軽に声をかけてください。(関西以外でも日本全国津々浦々から参加お待ちしております)

 

 

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フェルメールブルーに魅せられて

Posted on 17 10月 2012 by

MAURITSHUIS美術館展が2012年9月29日から2013年1月6日まで、神戸市立博物館で開催されています。

特に有名なのが、「真珠の耳飾りの少女・青いターバンの少女」(1665年から1666年頃の作品)です。

「青いターバンの少女」は、ヨハネス・フェルメールの全35作品のなかでも異彩を放つ作品です。

 

その代表とも云える、青いターバンのブルーは「フェルメールブルー」と称されるほど、特徴的な「青」です。

今回、神戸のナカザワ文具店が弊社のオリジナルブランド「KOBE INK物語」の限定版として「フェルメールブルー」を9月末に発売しました。

一部メディアでも報道されたせいか、即完売で10月中旬にようやく追加入荷しましたが、今日現在売り切れ状態で、次回入荷待ちの人気振りです。

神戸市立博物館でも、100個仕入れたところすでに完売という事で、人気のすごさが伺えます。

発売直後にナカザワ文具店さんへ行った時に(すでに完売)予約して今回手にする事ができました。

さて、ここからがNotebookers流?活用術!!

コンバータの使える万年筆なら問題なく使えますが、お気に入りの万年筆がコンバータに対応していない特殊なpenで使いたい時に、ちょっと乱暴な使い方ですが紹介します。(すでに実践されている方もいらっしゃると思いますが・・・)

まず使用済みのカートリッジをキレイに洗い乾かします、同様にPenも少しお湯に浸けて中のインクをキレイに洗い流します。

ここで登場するのが、シリンジ(注射器)!(東急ハンズでも普通に売っています。)

これを使って、インクボトルから吸い上げて、空のカートリッジに注入します。

テクニックと云うには、あまりにも簡単ですが低コストで、どんな万年筆でも好きなインクを楽しめます。

紙に書くとどんな色になるのか?Pilotの色雫「紺碧」と比較してみました。

万年筆も、お気に入りが増えていくと、次はインクにも興味がいってしますのは「性」ですね。

Penにもよるかもしれませんが、MOLESKINEの裏移りも問題なく実用でつかえるinkです。

そう、MOLESKINEといえば、新しい限定阪が発売になりました。

カセットテープエディション!こちらも気になる1冊。

Notebookも万年筆もインクも自分のお気に入りが見つかると、さらに毎日が楽しくなります。

すてきな、文具LIFEを!!

 

 

 

 

 

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NOTE計画室にとうとう重鎮が!

Posted on 11 4月 2012 by

無計画なノート計画室 vol.5 

こんばんはー。無計画なNOTE計画室くらこでございます。
先日のくらこの可愛い(?)嘘にひっかかった皆さん。
ありがとうございました!そして…少しごめんなさい…w(少し罪悪感…w)

そして今日はね、昨日からtwitterで更新予告をしての、更新。
なんとか11日中ということに間に合いそう!
…ということで、じゃーーーーーーーーーーん!!

初!インキ購入でございます!!!( ´艸`)

セーラー万年筆さんの「クリアーキャンディー」にもコンバーターが装填可能ということで、
予てより気になっておりました、PILOTさんの色彩雫【iroshizuku】を使用することに!

用途は普段使い!だから、ブルー系・ブラック系で絞って考えたけど…色だけに色々ありすぎる…(-_-;)
すんごく色の選択を悩んだ…【孔雀】【月夜】【冬将軍】【紺碧】…。

お店の方も、ご自身が【月夜】を使っているらしくとても親身になってくださいましてね、
「青とも黒ともいえない、微妙な色が【月夜】を選んだ理由です!」
…と、熱く語ってくださいました。
ちょっと【山栗】【土筆】あたりに浮気心を抱きつつ、最初ですのでね…【孔雀】を連れて帰りました。

なんせ、コンバーターにインクを吸引するのも初めてですしね、でも早く使いたいし、
計画室に帰ってから、取扱説明書の苦手なくらこが一生懸命に読みまして、

いざ!インク吸入!!!

くるくるくるっと、巻き上げるもペン先のインクの浸し具合がわからず
始めはやや空気が多めに…。

こ…これでは、出先でインクがなくなってしまう可能性があるのでは…!!!

もう一度、くるくるくるっと下げてインクが少しボトルに戻るのを、確認して…ペン先の位置を確認しつつ
くるくるくるくる…できた!!!!!!.+:。(人*´∀`)

早速、愛しのモレスキンにペン先を落とす。

めちゃめちゃ好みの色でね、くらこさんはもう虜でございます。

LAMY兄さんも今のカートリッジインクが落ち着いてきたら、
コンバーター使用にしてみようかしら♪なんて考えちゃうな、これは。

理想…いや、夢は色彩雫の全色のボトルを家にずらーーーーーっっと並べて、
お酒を飲みながら、ボトル揺らしたりしてウハウハしたいのですがね。
まだまだ先のようですな。

PILOTさん【色彩雫】HP ←コチラ( ´艸`)

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NOTE、今思うこと。そして。

Posted on 01 4月 2012 by

無計画なノート計画室 vol.4 

こんばんは!
かなりのご無沙汰をしております、くらこ。
更新は止まっていたけど、NOTEBOOKERSとしてNOTEをこよなく愛することは
忘れておりません!NOTEBOOKと寄り添って、片田舎で生活しております♪

でもね…ふと思ったの。

NOTEBOOKERSを更新しないなら、NOTEBOOKERSから脱退する。

…ということで、皆さんにも、モレカウにも伝えていませんが、本日をもちまして「くらこ」脱退。
申し訳ございません。

…っていう、4月1日の嘘。

何人、読んでくれるかしら?(笑)
私がこんなに、愛しているNOTEBOOKERSを辞めるなんて、とんでもないっっっ!!!

先日、愛用してるセーラー万年筆「クリアーキャンディ」もコンバーターが利用できる!と、
NOTEBOOKERS仲間から聞き、小躍りして只今、インキを選んでいる

イッチバン楽しい♪

時間を満喫中なのであります♪
この写真をみて、これは…!!!と思われたら是非、オススメを教えてくださいまし♪

身の回りが落ち着いてまいりましたので、また更新ジャンジャンしていくよ~!!
一人盛り上がる、計画室のくらこでございました☆

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ぼくのひみつきち

Posted on 27 2月 2012 by

ぼくは、もれすきんに、はんこやますてをつかうのがすきです。

こんなふうにまとめておいています


いんくぱっどは、かんにいれておいたほうが
かたづけなどでひっくりかえしてふたがはずれたときに
かみのはこよりもよごれをおとしやすいことにきがつきました。

かみのはこがぼくはだいすきなのですが、
いかんせん、ぼくのへやはきたむきで、
かみは「しっけ」や「けつろ」によわいので
かみのはこがすぐしなりやすくなってしまってこまります。
でも、かんも、はこも、かわいいものはだいすきです。

ひゃくえんきんいつでかったはこも、
おかしのいれものだったかんも、
みんなぼくのたいせつなたからばこです。

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