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自分の声を聴くこと

Posted on 02 7月 2013 by

やあ、また会いましたね、こめですこんばんは。

白黒

一応歌い手なので、練習のときの録音や、本番のCDなどを聴いたりするのですが、これが初めはなかなか緊張します。いつも想像していた自分の声と録音された声との乖離にドキドキしたり、ことばの発音が曖昧だったり、表現方法が思うようでなかったり。歌の道を志したばかりのころ、自分の声を聴くことは、いつか慣れるものなのだろう、と思っていたのですが、未だに慣れません。

なんでだろうなあ、と考えると、いっつもレッスンその他でぺしゃんこになるまでご意見をいただく過程で、自分の声について良い印象はほとんどなくなってるので、怖い、というのが一番先に立つのかもしれないなあ、と。
実際に聴いてみると、それなりに改善点を見いだすことはできるのですが、最近そこまで酷くもないような気がしています。多少成長しているのでしょう。

私にとっては自分の声を聴くことは、自分を客観的に見ること、になります。
ともすると、それは、自分の弱点を見つけなさい、とか乗り越えるべき課題を見つけないさい、というような意味が暗に含まれてるような感覚になります。
客観的になりなさい、と。

でも、客観的な視点で、自分の良いところを見つける方がずっと大事だと、最近気付きました。
そして、良くも悪くも、どこまでいってもそれは自分なのだと自覚すること。
自分の良さをちゃんと認めてあげられるのは、まず自分なのだと思うのです。

話は変わりますが、深く知ろうとすることは、愛なのだよ、という話をしつつ、それって素敵だなあ、なんて、自分の中でボケツッコミ状態になっておりました。
人にしても、モノにしても、例えば音楽にしても、あるいは美術にしても、ざっくり言うとそういうことなのかもしれません。知れば知るほど、どこか奥の方で繋がれる気持ちになります。だから知りたいのです。知ると繋がるのです。何もかもを知ることが良いことではないのかもしれないけれど。

そんなこんなで、もっと自分の良いとこ、知りたいです。
遠くの、あるいは近くの大事な人と同じように。

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伝えること

Posted on 28 5月 2013 by

お礼状には、感謝のことばを3回以上入れるとその気持ちが伝わりやすいそうです。
…そんな学びを得たところです、こめですこんばんは。

伝えることについて考えていました。

今は、星野源さんの「化物」が特に気になってる。

今は、星野源さんの「化物」が特に気になってる。

伝える…表現するということは、理解のひとつのカタチ、としてみます。例えば、私の前回記事「何がノートをノートたらしめるのか」は、紹介文として「雑感」と表現されました。それは、一つの理解としての解と言えるだろう、という考えです。そういう観点に間違いというものはない。でも、それは何かということを、できるだけ丁寧に読み込み自分の中に落とし込んでいって、理解した内容について表現していこう、というのが、歌うものの端くれとして、現状自分に課せられていることだと思っています。

そこから、考えを膨らませてみると、表現する者であるということと、歌の愛好家であるということの範囲の違いはそこらへんなのかもしれないです。(こういうこと、ちゃんと学生の頃に認識しておけばよかった……)

ただ、そうは言っても、受け取る方はそんなに意識して受け取ろうと思うことは少ない。一方で伝える側はたくさんの手持ち分を取捨選択し、できるだけ一つのモノとして受け取りやすいように工夫する…この両者の溝が埋まるのはなかなか困難というのが、やはり現状なのだろう、と見ています。表現の未熟さや不足などの原因も大きいとは思いますが。
それで、このことが、表現する者の孤独を生む素となり、それはきっとたくさんの方が、日々の会話などで感じる違和感みたいなところと通じるような気がしています。

そんなわけで、きっと、こんなことも、雑感として認識されてしまうのだろうけれど、受け取る側の意思はどこまでも自由で、それもまた当然なのだろうなあ。

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強い光のあるところ

Posted on 14 5月 2013 by

そこは暗くて、深いところ。
光を当てれば当てるほど、視界が暗くなるのだなあ、と舞台に立つ度にぼんやりと思います。

じーっと目を凝らせば段々見えてくる、知ってる顔。でも、そんなことしていると、今握っているものが手からするりと離れてしまいそうで、だからまた歌うこと、今歌おうとしていることに集中する。

どうも、書き出しからポエマー風で失礼しました。こめですこんばんは。
先日演奏会に出たことを思い出しつつ書いてみました。
演奏会は、たくさんの人に支えられて、知ってる人も何人か聴きに来てくれて、その上で演奏するのですが、舞台の上って孤独なんだなあ、と思っていました。確かにそれはそれで一つの側面ですが、今回は初めてちゃんと支えられてるって実感を演奏中に感じました。もしかしたらそれが、アンサンブルに支えられているということなのかもしれません。ある程度表現したいことがハッキリとして、技術的なハードルが下がってきたからこそ感じられるもの…な気がしています。

日々の生活でも、同じようなことがいえるのかもしれない、そんなこと考えています。
結局自分のすることを深めるのは孤独な作業なのだけれども、しっかり掘り進めた分、近い深度で出会える何かがあるのかもしれないです。

いただいたお花

掘り進めた先で、また様々な素敵な出会いがありますように、と願いつつ。

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コンサートが出来るまで

Posted on 23 4月 2013 by

月曜の夜がきましたね、こめです。こんばんは。

一息つきましょうか。

一息つきましょうか。

自分はサラリーをいただいて就いているお仕事とは別に、細々と歌い手として活動しております。もうそろそろ本番が近づいていて、演奏をより良く、来て頂いた方に楽しんで頂けるよう日々精進…と言えば聞こえはよろしいのですが、割合ピリピリして張りつめているなあ、と実感できる状態です。そして、今回自分は出演コンサートでスタッフも兼ねていて、バタバタ…オタオタしております。資料作って、メールして、合わせに立ち会い、クタッとしつつ書いているのが、この記事です。(完璧に舞台裏でごめんなさい。)

出来ることまでしかしない…でやらせていただいているので、それでも負担はかなり軽いのですが、コンサートを作り上げるって、ものすごいエネルギーが様々に必要…それくらいは、よくわかる。でも、今回は特に楽しい演奏会になるだろうなあ、という予感で満ちているので、その楽しみだけで前に進める感じです。それは…っと、これ以上書くと見に行く楽しみが減ってしまう可能性があるので伏せておこう。とにかく、大きなプレッシャーと、同様に大きな楽しみの只中にいる、それだけです。

なんだか、近況を書いているブログのようになってしまったので、最後に稽古やGP、本番などでスタッフが持つと役立つ文具など列挙しておきます。

  • マスキングテープ(張り紙したり、差し入れの袋を仮止めしたり)
  • ホッチキス(連絡事項の書類など…ばらけると大変…だけど、毎回忘れて後悔する自分…)
  • はさみ(現場には切るものがたくさんあります)
  • ボールペン(筆記具の代表格)
  • 筆タッチペン(紙コップに名前を書いたり、一筆箋に書いたり)
  • 封筒(これも…色々あるのですよ、入れるものが)
  • 紙(A4コピー用紙などが特に有力、時には一筆箋も)
  • 箱(釣り銭入れなど)
  • ガムテ、太い油性ペン(これは、ライブハウスのとき…だな)
  • 電卓(レジ担当以外であれば、スマホので十分)

しかし、このリスト、ほぼ私のためだけのリストになりそうだな。でも、もし使えそうなシーンがありましたら、ぜひご活用くださいませませ。

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歌をうたうという日常

Posted on 26 3月 2013 by

もうすぐ春ですね

本番が近づいて来ていて、頭のなか「うたうたうたうた…」みたくなってます、こめです、こんばんは。

今まで、正直、受け流す程度の専門教育しかやっていないため、そのツケを払いつつ勉強にいそしんでおります。(祓いつつ…と変換第一候補に上がったのはmacたん…意図的なのん?)

最近良く言われる助言ベスト3

  • 声はいいんだけどね、まっすぐで。
  • イタリア語ね、あなたの課題は。
  • 声の使い方がもったいない

それで、だいたい、ソルフェージュ的な歌い方をしなくてよい→身体が響いていない→聴こえない母音がある→ソルフェージュが…(以下同文)というローテーションで指摘を受ける訳です。残念なことに、声がいいというのが、信憑性が低い褒め言葉?になっています。相対的にそれが一番マシ、ということかな、と。
(もともと、学生時代に声質をほめられたことはない)

「わかりました、頑張ります。ああ、わかりました、頑張ります」と言いつつ、帰る頃には、全てをどこかに投げ出してしまいたいなあ、と思いつつ帰宅の途につきます。

でも、全て投げ出したところで誰かが惜しんでくれるわけでもないし、全て投げ出しちゃうと、本当に何にもなくなってしまうな、と思い直しつつ、とりあえずご飯を食べると落ち着く。これが歌科クオリティなのだろうか。
そうして、今まで実技でずーっと底辺だったけれど、一応オーディションも受かってしまったし、(先生方が何と思おうと)私にとってはちゃんと舞台で歌える貴重な機会、しかもチェンバロやその他古楽器とアンサンブルが出来るなんて、とてもとても贅沢な機会だし…ということを思い出して、あと少し、やれることをやってみようかな、という地点です、今。

CD付きなので、聴きながらこの本を見て、一緒に発音を。

CD付きなので、聴きながらこの本を見て、一緒に発音を。

そんな、日常。

明日は、楽譜の書き直しを…(白目)

——–

そんな月曜夜でしたが、お互い今の自分が持っているものを、この手でしっかり意識しつつ、やわやわいきましょう。まだ月曜日ですから。

(歌科的蛇足)
オペラ対訳プロジェクトのYouTubeが、なかなか面白いです。画像が字幕のようになるので、イタリア語の耳を開くのにもいいかも。

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ET VIE DANSE 〜そして人生は踊る〜

Posted on 18 3月 2013 by

 

最近、あまり楽しむ事がへたくそになっている。

東京でも桜が開花しはじめて

私自身もいろいろ変化の時期で

もっと自由に楽しんでいいはずなのに、

夜なよなひとり反省会になってしまう。

 

たのしくイラストレーションを描く場でも、、、どうしても

しかめっつらになっちゃう。。

 

こまったな。。

 

いつから こんなんだっけ。。。

 

昨晩、、、 こんな舞台を見てきた。

【ET VIE DANSE ~マイムと音楽、そして人生は踊る】

フランス在住のアーティスト3人がタッグをくんだ異色のバンド。

 

SHU OKUNO (マイム)

TOMOHIRO MAEDA (ギター)

LEO KOMAZAWA(パーカッション)

 

 

簡単に私流で説明すると。

声のない音のある 小説。というかんじかしらん?。

 

パーカッションのLEO氏は ひろい大地のパワー

ギターのTOMOHIRO氏は空気や風を、、

その彼らの音楽の中にすっぽり入っている人間,

SHU氏が楽しく美しく生きている。

 

 

SHU氏のマイムは 主人公の心だけでなく、

風景や温度や香りまで 私たちに届けてくれる。

台詞がない分 ハートに静かに入ってくる。

 

音楽がかわると小説のページがめくられる。

彼の表情がかわると また 小説のページがめくられる。

 

人間の

滑稽さだったり 喜びであったり くるしみだったり。。別れだったり。

ページがすすむごとに

なんて人生ってオモシロイんだろう 悲しいんだろう

 

うつくしいんだろう。。。。

 

うん、人間でいてよかった。。。

ひさしぶり 興奮しながらオムニバスの物語を堪能したかんじ。

 

 

この小説、、ずっと終わらないでいてほしい。

でもすべてに 終わりはかならずやってくるわけですねぇぇ。。。

 

 

 

ET VIE DANSE そして人生は踊る。

 

すべて受け入れて楽しんで踊るように、

いきていこうとおもった夜なのでした。。

hiLomiokano  2013 .03.18

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ことばは旋律に乗って

Posted on 26 2月 2013 by

日々、お腹いっぱい歌っていると、日常で歌うことについて敷居が低くなってきている様に思います。
例えば、音楽を聴きながら歩いていると、普通に歌っているし、独り言などが若干レチタティーボ風になったりもする。曲を伝えるときには、旋律を歌って聴かせる…など。

写譜中

今、ちょうど、そのレチタティーボ強化月間で、ことばを意味のあることばとして声に出すことに、大いに興味を持って過ごしております。誰にも聴かれなかったとしても、声に出したことばって、重みを持ってくるように感じていて、それに不思議を感じます。ノートに書くことも、それはそれで重みがあるのですが、また種類が違うような。

自分の歌は、よく言えば、まだまだこれから。ことばをことばとしてわかるように聴かせることが、喫緊の課題です。私にとってこの課題は、日本語でもなかなか難しい課題にもかかわらず、今やっているのはイタリア語。イタリア語を勉強しつつ、歌声を工夫できるようになる練習をしつつ、曲を練習する、と。曲のためにも、自分のためにも、越えたい壁です。

というのも、今まではゆったり歌の練習をしているだけだったのが、5月に演奏会に出演することになったこと、また、生活習慣の変化により、日々同じくらいの時間にピアノに向かい練習するようになったこと、が大きいと思います。なにかを続けることって、きっかけと習慣の両輪でなっているのだなあ、と今更ながら思うところです。

自分の歌がなんとか人に届きますように、そしてコンサートが成功しますように、と願いつつ、いずれは楽しみつつ出来たら良いなあ。

(だいぶ蛇足)
自分の声は、基本はそんなに好きではないのですが、中音域くらいの高さで、声を張らずにゆるやかにお話するのは、自分の身体に反響する声的に、結構気に入っております。自分も周りも少し穏やかになるような気もするのです。もしかしたら、人によって自分の好きなお話の仕方ってあるのかもしれないですね。

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病めるときも笛の音に慰められ

Posted on 05 2月 2013 by

私は日々歌をうたいつつ過ごしています。主にイタリア歌曲を勉強していて、途方もない世界に足を踏み込んでしまったものだ、と感じることが多いです。そうは言っても、音楽は歌うのも、聴くのも大好きで、それはしばしば私を動かす大きな推進力です。

今回は、歌の入った曲を身体が欲していないときに聴く音楽について書きます。

栗コーダーカルテット
学生の頃、殆ど興味本位で購入した木のリコーダーが、このバンドとの出会いに繋がりました。当時通学路上にあった東京、銀座のYAMAHAで購入しまして、おそらくお客様カードか何かを書いたのかと思います(あまり記憶に残っていない)。しばらくするとDMがたまに届くようになったのですが、そのインストアライブの広告でたまたま知ったのです。ベスト盤のジャケットがとても可愛かったこと、そのとき妙にリコーダーの音が気に入ってしまっていたところだったこと、そんな要素が重なって、うっかり買ったCDが、とてもよかった。特に、これまた私が好きなピタゴラスイッチのオープニング曲も収録されていて、一気にヘビーローテーション化したのでした。

今も折に触れて聴くのですが、一番のきっかけになるのは、歌が入っている曲が聴けない気分になったとき。私の中では、割に落ちた運気のときなのですが、そんなときは栗コーダーカルテットを聴きながら、ぷらりとお散歩したり、適度に肩の力を抜きつつやり過ごします。お散歩に私が適していると思うのは、「笛社会」というアルバムです。「カントリーマーチ」から「ご近所世界一周」の流れなんて、もう素敵すぎて、どこまででも歩いて行けるような気分…に錯覚したりして。

もし、興味が湧いて来て、何から聴いたら楽しいかな、と思われる方がいらっしゃったら、まずは…ウクレレ栗コーダー…を勧めるかな。このアルバムは、みんなおなじみのクラシック曲や、ダース・ベイダーのテーマ…しまいには、ボヘミアン・ラプソティまでしっかり再現されています、リコーダーやウクレレなどで…!!

そんなこんなで、私の好きな笛な音楽でした。いやー、笛は素晴らしい。

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【ノートブックがない旅なんてvol.13】コトバを書き留めるノートブックなど

Posted on 20 1月 2013 by

もうすぐNotebookers.jpもサイト開設1周年。あっという間だー。
わたしもココでライターをして1年になるのですが、そういえばまだじっくり書いたこと無いテーマがあることに気づいた。
そのテーマ、モレスキン。

モレスキンってライターさんみんな記事にしてるんじゃないかって勢いで取り上げているテーマだと思うの。みんな書いてると書く気をなくすっていう天邪鬼の基本的心境もあるし、他にも書きたいことがいろいろあったから優先度下がってこれまで書いてなかったんだけど、なぜか今日は書きたくなったのですよ今使っているモレスキンについて。1年まわってなんだかんだでまぁいいかーって感覚になったので書いてみる。

今使っているモレスキンはプレーンのポケットサイズで、うっかり他のモレスキンに混ざっても私のだってわかるようにトラベラーズノート仕様の表紙にしてる。トラベラーズファクトリーのステッカー(黒字に白文字のやつ)って、モレスキンのポケットサイズと横幅ぴったりなのね。
saori_130120-01

このノートブックには、アンテナにひっかかったコトバイロイロを書いている。Twitterのタイムラインに流れてきたフレーズ、本を読んで目に留まった一節、友人から言われた一言、先輩が話していた格言めいたもの・・・等々を、基本1ページ1フレーズにまとめているのだけど、最近は1ページにおさまらない長文を書くこともあるのでそういう時は見開きで読めればいいことにしている。うっかりページを飛ばして書いてしまって白紙になってるページもあるのはご愛嬌。突如マステが貼られているページも大目に見ることにしている。友人からもらったマステを貼るノートが、そのとき手元に無かったんだと思う。

コトバを書き留めるノートブックをつけ始めたのは1年くらい前から。きっかけはモレスキンのポケットサイズ使いの方々を見て、以前に買ってはいたものの紙質がイヤーとなって放置していたポケットの存在を思い出したこと。掘り起こして開いてみたら、さらに1年前の日付と妙にひっかかる単語たちが書かれた付箋が貼られていたのと雑誌から抜書きした行きたい文具雑貨店リストと思われるものが羅列されていて・・・ってそれしか使ってないんかいって状態のノートブックが出てきてさすがに申し訳ない気持ちになった。「大人の文具好きはモールスキンよねぇ」って随分と思い上がった動機で当時購入したものの、ぜんぜん好きになれない紙質だったので放置していた1冊でね。ペリカーノJr.と、最近だとパイロットのJuiceも裏抜けしてしまって相性イマイチなんだけど私のノートだけなのかしら。悲しい・・・。

まぁでも、ペースもペンも不規則に書き続け、3冊のノートブックを経て現在に至っている。
saori_130120-02   saori_130120-03
モレスキンを選び続けている理由は「コレでないと嫌!」というこだわりからではなく、同じサイズで同じ形状(角丸、ゴム留め)、無地のノートで揃えたいってだけの理由。1冊目の自宅掘り出しモレスキンを使って以降、とりあえず同じサイズで同じ形状のノートブックを使い続けているだけ。条件があえば基本どんなノートブックでもいいんだけど、結局自分が手に入れられる範囲ではモレスキンしか知らない・・・というのが現状。他にこの条件を満たすノートがあればいいんだけどなぁ。要検討。

saori_130120-04
このノートブックには“Word Scratch”って名前をつけているんだけど、由来は東京エスムジカのアルバム“World Scratch”から来ている。大好きな大好きなアルバム。ボーカルの瑛英(ヨンエ)と平得美帆の声も、世界の何処かの風を感じるメロディも、いつ聴いたってふっと落ち着ける。収録曲で一番好きなのは「月凪」。「邂逅」「泥の花」も好き。「レンガ通り」は古い喫茶店の窓際が似合いそう。ノートを書く手が止まったときに聞き流すと多分いい感じ。
このアルバムを聴いて東京エスムジカが気になった方は、インディーズアルバム「月凪~the world of eth-musica」も聴いてほしい。張り詰めた空気のなか疾走する「紺碧の空を後にして」、タイトルに逆らって穏やかに流れる「ケモノ」は、特にオススメ。

saori_130120-06
「はじめての編集」を、最近読み返している。見た目で読み返したくなった・・・という理由なきにしもあらずだけどそれだけではなくて、ものの考え方や整理の仕方について思考を巡らせていたときにふとこの本の存在を思い出したので、きっとこの中に今知っておきたいヒントがあるんだと思う。他の本やテキストも並行して読んでいるものだから進みは恐ろしく遅いんだけど、なにかヒントになるモノの見方がこの本から掘り起こしたい。

そろそろ終わりにしてもいいかな。
今日は、ここまで。

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アニメーション監督のNotebook事情

Posted on 24 11月 2012 by

2度目のゲスト投稿、なかむら真朱です。おじゃましまーす♪

少し前のことになりますが、タカヤさんからのお題、
「身近な誰かを取材してみてください」
今回はこれについての記事を書かせて頂こうと思います。

話を伺ったのは、アニメーション監督の「中村健治」氏。
直近の作品は、「釣り×高校生×宇宙人=青春!?」という謎なコンセプトの『つり球』。
江の島を舞台に、4人の男子高校生?!が思いっきり青春しながら地球を救うという物語。
「今日はあのアニメがあるから、仕事がんばろー!」みたいな、
日常の中のちょっと幸せを作りたいと作品づくりをしている方です。

それでは、そろそろ本題に。
Notebookers的には、気になるのはノートブック事情。
まずは使っているノートブックを見せて頂きました。

じゃーん。
メインのノートブックは「ほぼ日手帳」のカズン。
あとは作品ごとに専用のノートを使うそうです。(細かくは後述)

まずは、メインのほぼ日手帳カズンから。
ほぼ日を使い始めたのは2年前、デジタルメインでいろいろとやってみたけれど
やっぱりアナログはアクセスが早いしランダムアクセスが出来て良い!?ことに薄々気づき始め・・・
ちょうどその頃にほぼ日さんからの取材を受け、それがキッカケでほぼ日ユーザーになったということ。
↓ほぼ日さんの記事。アニメ監督の仕事について書いてあります。
21世紀の「仕事!」論。
サザエさんの居間は傾いてるんですって!知ってました?面白いので是非。
ちなみに、2013年のほぼ日の中にこの記事から抜粋の今日の言葉が載っています。7/20です。

て、また話がソレました。
こちらが中村監督のある日のほぼ日。

上部、□がついているのは、数日中にやるべきToDo。
中~長期のToDoについてはアプリを使用。
とはいえ、気になることは中~長期のToDoも書くそうです。
あとはテレビで見たとか、本で読んだとか、話を聞いたことで
後で「何かになりそうなこと」を書いているということ。

とにかく見返す理由が欲しいので「見るのが楽しくないとダメじゃん」と。
なので、わざとごちゃごちゃ書いてほぼ日内をワンダーランド化しているとか。

「とにかく僕は運がいい。タイミングよくいい人・物・情報に巡りあえる。」

と言う中村監督。
わざとごちゃごちゃ書いた中に、
「今この情報欲しかったー!!!!」というのに巡りあうことも多々あるそう。

次に、作品ごとのノート。
こちらは無印良品の方眼ノートが3冊。
ノートカバーに挟んで使っていたそう。
(今は、次の作品に入っているのでそちらのノートに変わっています)
これには、取材をしたときの内容を書いたり、ロケに行ったときの資料になるものを貼り付けたり、
会議の内容、思いついたアイディアなど、作品に関わること全部を書くそうです。

放送開始の2年以上前から企画がスタートしていた『つり球』のノートは3冊。
写真は、メインキャストの4人がいつ出会って仲良くなるか、などが書かれている部分です。

そして、ノートカバーの片側には、何故かコーネルメソッドのノート。
絵コンテのラフを描くためのノートですが、この右と下の余白スペースがいいかんじなのだそうです。

1話で、宇宙人ハルが主人公ユキを見つけるシーン。

その本番の絵コンテがコチラ。

絵コンテを描いているとき、
キャラクターが勝手に動きだしたりするんですって!それに沿って描いたりするんですって。
というか、

「キャラが勝手に動いてくれないと困る!
ボクの考えだけで描いていたら、そのキャラらしさがなく不自然になる。」

とか。キャラクターもちゃんと生きているんですね。凄いですね。

で、絵コンテを描いている風景も頂きました。

左手前のコンテラフノートと、その奥のiPadでシナリオをチェックしつつ、
正面奥のMacでこれまで描いたものを確認しつつ、手前の液晶タブレットで描く。
集中しすぎると電池切れするのでMac上のiPodTouchでタイマーをかけて
適度に休憩を挟みながら描いてるとか。
・・・意味分かります?私はよくわかりませんw

て、コーネルメソッドとか言い出したり、なんだかビジネスぽいノート術に詳しいニオイがするなぁと思ったら、
中村監督、ビジネス書などもかなり読むそうです。
Notebookers繋がりだと、モレ本の堀正岳さんの本もよく読まれるそうです。
作品のこと以外にあまり労力を掛けたくないから、ライフハックは重要だとか。

最後に、中村監督とノートブックの関係はというと。

「ノートはボクの分身。記憶部門はノート、ボクは考え事担当。
時々ノートとふたりでミーティングをする。楽しいよ。」


なんて、最後にNotebookerなニオイを漂わせる中村監督でした。

10月頃に取材したものなので、ちょっと季節感がなくてスミマセン(汗
しかし、取材はとっても楽しかったです♪タカヤさん、お題ありがとうございます。

以上、なかむら真朱@aooooonでした。See you♪

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今週気になった記事まとめ 2012/10/29-2012/11/05

Posted on 05 11月 2012 by

こんばんは。まとめ記事のどんべです。
昨日は勝手にダイビング休暇もらってました。どおでもいいですね。
今週は、というか先週はなんと言っても

「notebookers NHKデビューおめでとう!」

ですが記事もちゃんとまとめます。

はじめまして。みりこです。(思い出したように)

タウンページのようなほぼ日の手帳w

ciakの手帳 言葉の魔法

初めて聞くブランドだったので、調べてみました。チアックと読むのか。
かわいらしいノートですね。
特に2種類のノートが一冊にまとまってるCIAK Duoってやつが気になりました。

Vertebrae

サムネイル見て女の子か男の子か一瞬わからなかったのは内緒。
私のVertebraeは、うーん、探し中かな。

最後に

10/31(水)のNHK「おはよう日本」で、このサイトが一瞬紹介されました。
取材のタイミング的にあれだったんですかね、先週のまとめ記事の画像が一瞬、本当に一瞬ですが映し出されて、部屋で一人で
「ぎゃああああああああんなのが全国ネットで流されたああああああああああorz」と発狂していました。一人で勝手に発狂している自分がこれまた恥ずかしくて…という妙な悪循環に見舞われた朝でしたw
手帳の特集で取り上げられていたのですが、このサイトは手帳って限定するより、もっと文房具とかノートとか、それを使っている人の雑多なことがいっぱい書いてあるおもちゃ箱みたいなとこだと思ってるんですけどね、個人的に。
ああもうとにかく恥ずかしかった。他にご覧になった方は、いかがでしょうか?

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歌う人のノート

Posted on 21 8月 2012 by

運良く、来年コンサートで歌えることになりました。
こめです、こんばんは。
(所属する研究会のコンサートなので、そんなたくさん歌うわけではないですが…)

よくお守り代わりにもしている、私の歌ノートについて書きます。

<どのノートを使っているの?>

モレスキン ラージ ルールド  黒……です。黒くて大きいので、主張してそうで、でもそんなでもない。B5キャンパスノートより小さい。楽譜等の圧迫に耐え、でも、さりげなくバッグに入っていることを主張する大きさ。自分にとって、このくらいの大きさがちょうど良いです。

<外装>

モレカウステッカーが目印です。上手く言えないけれど、頑張れる力をもらっています。勉強そのものは、自分との対話みたいなものですが、一人ではないんだろうな、多分、と思えます。

とにかく厚い、重いです。私の癖なのかもしれないですが、気付いたらこんなことになっていました。中身…様々な資料のペーパー(コピーとか)貼っているうちに、こんなことに。

ポッケにも色々入っています。コンサートのとき、差し入れにもらったものと一緒についてたお手紙など。ただでさえ、差し入れ嬉しいのに、お手紙までついてるとか、もう鼻血でそう…なので、とってあります。

<どんな内容?>

・歌詞と対訳、ことばの意味

・曲の勉強(歴史とか、歌詞の意味とか)

・研究会のペーパー→そのままにしておくと無くす懸念があるので。。

・コンサートの思い出…余ってしまったチケットとか、シールとか…色々。

・ツイキャスでリクエストもらった曲の歌詞とか、曲名とか…。

<たとえばこんな風>

コンサートの裏方資料などは、検索性や、流用(コピペとか)、表計算もあるので、Evernoteにまとめたりしているけれども、勉強はこっちの方が、はかどる。
手を動かしたときの記憶って大きい。そして、モノとしてあるってことそのものが大事なときもある(主に本番前…このときばかりはEvernoteは見られないしね)

もっと、聴きたいなーって思える歌、うたえるように、頑張ります。

(続く…のか?)

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Notebookerは音楽を聴きながら・・・

Posted on 17 8月 2012 by

notebookキット一式

 

 

アート系のNOTEBOOKERさんは、たぶん自宅かアトリエでノートを使われている事と思います。

アートが苦手な私は、ノートのほとんどは活字、日常や旅の記録で終始しています。

そのせいか、「ノートを書く」よいう作業は、ほとんど外出先のCafeがほとんど。

写真やmemoを見ながら、その時の感情を文字で表現しています。

その時に、ノートとペン以外に必要なが音楽!

今日はその実例について考証してみましょう。

比較的に初期の頃のネットワークウォークマン。NWA-VC70D

第一世代のスティック型ウォークマン。↑共に1GBの容量、でも当時は十分でした。

SONY最期のHDDモデル、NW-HD5。
正直な話、これが一番音質がいいように感じる、20GB

今のメイン機。WMN-A866 32GBモデル。歌詞表示ができるのでカラオケの練習にぴったりですと。店員のオススメ。でもも20年近くカラオケで歌っていない(笑)

まるでMOLESKINEのようなウォークマン!!

WMX-1060 32GB音質的には上場。別名MOLESKINE WALMAN。

 

すいません、iPodをわすれていました。iPodnano(6th)ダヴィンにコードのロバートラングドン博士に合わせて。ミッキーの時計表示です。

続いてヘッドホンの紹介。結局要になるのがアウトプット。ちょっと変わり種もあります。

Utimete Ear TRIPLE Fi10 クセのないしかっりした解像度の一品。

こちらのケーブルは、高音質タイプのオライデ電機のCHP-UEに交換。

BOSE Quiet Compote15 もっぱら海外旅行用。音楽聞くためというより、外部の遮音のために使っているケースがおおいです・

 

Sennhaiser MXW1。ワイヤレスタイプのイヤホン。Blutppthとちがい、2.4KHZ16bit/44KHZ非圧縮方式を採用しているため、音質の上ではこの上なく良好。
アメリカKleer社の規格。本体と(充電器兼用)とトランスミッターが付属。

ヘッドホンではこれがナンバーワン!AKG(某アイドルじゃないよ)K450。
JAZZを効くには最適。最近女性JZAAヴォーカルにはまっている私には最高!
ただケーブルの弱さが弱点、Sun Cableの高音質型に交換しました。

これも同じくAKB(正しくがアーカーゲーと呼ぶ)K3003モデル。このサイズに3wayハイブリッドテクノリジーを採用。メカニカルチューニングアダプターとして、髙・中・低音のユニットを交換する事も可能で、聴くジャンルあわせてチューニングが可能。

 

本当なら、これ1台あれば、他のイヤホンタイプは不要といっても過言じゃないけれど、価格が価格なので追いそれと扱いきれないネックがあってその日の、気分にあわせて音楽と共にノートに文字が埋まっていきます。

ピンぼけでごめんなさい、比較的使用頻度の高い、SHUREのSE420、イヤーパッドにはウレタンを使用、遮音性を高めています。

 そして、ノートとペンとヘッドフォンを鞄につめて、モレタイム!

でも今は、自宅軟禁中の為、もう一ヶ月ノートに触れていません。またまた、notebookers.jp失格!?

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NoteBookerは世界の果てをめざす(episode ZERO)

Posted on 04 8月 2012 by

モレスキンを使い始めて4年、今年9月で5年目を迎える。

今でも友人から、こんな高いノートブックを何に使ったらいいの?って聞かれる事もしばしば、私自身まだその答えを得ていない。

でも、ノートブックだから何を書いてもいいんじゃない?

と思い、当時よく映画の小道具で使われるモレスキンに興味を持ち、映画「ダヴィンチコード」のロバート・ラングドン教授のように、使えたらカッコいいなぁ。という不純な?動機で、旅の事前資料集めに使い始めたのがきっかけ。

当時はまだノートブッカーという言葉すらなかった時代、モレスキンの使い方も、beforeからafterに変わった、旅と日常の記録がノートのほとんどを占めるようになった。

時に西暦2010年6月、モレスキナリーのYOKOさんから、「モレスキン人生をいれる61の使い方」(いわゆるモレ本2)の正式な原稿オファーがメールで届いた。

この時私は、スイスの山岳ホテルでこのメールをiPad2で受信した。登山旅行だったのでパソコンは持って行かなかったが、ヨーロッパのホテルは日本と違い、イーサネットよりwifiが主流なので、フロントでIDをもらえば、iPadで十分使える。

グリンデルワルドで、アイガー北壁直下「アイガートレール」を歩きながら、原稿を考えていた事をいまでも、覚えている。

アイガー北壁

アイガー北壁の登攀に成功した、ハインリッヒ・ハラー著の「白い蜘蛛」には、彼の登攀の記録が、緻密に記録されて出版されています。彼もまた、クライマーでありノートブッカーだったのかもしれません。馴染みのない方に、簡単に解説しますが、ブラッド・ピットが主演した映画「セブンイヤーズ イン チベット」は実話で彼が演じた役が、このハインリッヒ・ハラーでした。2010年に公開された「アイガー北壁」は彼が登攀に成功する以前のエピソードで、いかに人を寄せ付けない、魔の山だった事が見事に映像化されています。

スイスモレスキン 左上のサインは、現在チェルマット観光局長の直筆。今回の登山で、チェルマット観光局より特別観光大使のバッチを授与されました。

日本と比較して、欧米では自然に対して挑む行為を高く評価します。日本では危ない事には、責任を取りたがらない行政が、蓋をしがちですが、グロバール社会の価値観の違いですね。

さて今回の最果てって?端ではなく、頂を目指しました。これも自己最高記録ですが、モレスキンと行く標高3883mの旅、日本では富士山より高い位置にある、チェルマットのGlacire Place.

リュックにはモレスキンとトラベラーズノートが入っています。

 

この山頂の向こうはイタリア。こっそりスイス側から、イタリア国境を越えてイタリア側の景色も堪能しました。この辺がセミ個人旅行のいいところ。

 

近年「岳」「クライマーズハイ」「剱岳点の記」「ミッドナイトイーグル」と山をテーマにした映画の公開が続き、山への関心も高まっているように感じますが、ここでも命がけの「自己責任」の認識が重くのしかかってきます。

今回の脚の怪我で、医師から登山は諦めように言われました。でも、私の尊敬する登山家山野井泰史氏は、チベットとネパールの国境にあるギャチュンカンの登攀で、両手両足の半分の指を失いました。それでもなお彼は山を捨てません。私も彼にお会いした時に指を見せて頂きました。そのスピリッツを分けて頂きました。(詳しくは、沢木耕太郎著「凍」が出版されています)私も必ず治して再び山へ挑みます。

他のライターさんには、イラスト・デザイン・コラージュと何一つ適いませんが、ここに独りクライマーズノートブッカーがいる事。それが、私のアイディンティであり、notebokkers72の存在理由だと考えます。

滅多にみることができない、マッターホルンの頂

この時がきっかけで、多くのモレスキナーと出会い、いまこうしてらしくもない?Notebookerのライターとして、この場にいるのが不思議でなりません。

1冊のノートブックが、人間のライフスタイルに影響を与える。あなたのノートブックも新しい人との出会いが待っているかもしれません。大切なことは、自らの判断で行動するすることです、さすれば、道は開かれん。

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今週気になった記事まとめ 2012/07/03-2012/07/08

Posted on 08 7月 2012 by

こんにちわわわ。どんべです。
今週のまとめ記事参りまーす。いやあ、ノートブックって、ほんっとうにいいものですねえ(映画のあの人調で)。

zine作っています。

うさちゃんの表紙が私のツボでした。

丁寧な気持ちで

私も最近万年筆に凝り始めて、今はPILOTの色彩逢い(いろあい)を使用しています。
何を書くにもこれ使ってます。
カートリッジ式のを使い始めてその書き心地にすっかり心奪われてしまいました。
1000円代の購入しやすいものもあるし、インクさえあれば一生使える万年筆はいいですよね~。
インクを吸入するとき、なんともエレガントな気分になれて私は好きです。

Myモレの歴史を振り返ってみた

旅行の記録が書き足りないときは、ページをジャバラ状にしてしまうというアイディアがいいなと。

薄色罫線方眼推進委員会

ちなみに私はオーソドックスに横罫線派です。
今までは無地を使ってたりもしてたんですが、横罫線が一番ノートって感じで。
皆さんは、どの罫線がお気に入りですか?

最後に

気づくのが遅かったんですが、わたくし、6月中に自らの手で3人もトラベラーズノートユーザーを増やすことに成功しました。
まず、父と母。
父の日に、母の日のプレゼントも兼ねて両親にトラベラーズノートをプレゼントしました。
デスクワークが多い仕事をしている母にはレギュラーサイズ、現場での作業が多い仕事をしている父にはパスポートサイズ。
母はもともと文房具好きなところもあり、すぐにカスタマイズを開始していました(ていうか、次の日速攻銀座の伊東屋にカスタマイズグッズをあさりに行ってきました。) 。
父も、「これは便利そうだなあ…」と皮の表紙をずっとなでなでしてました。
まずは、身内への啓蒙活動成功ですwニヤニヤがとまりません。
もう一人は、いつもお世話になっている美容師さん。
可愛いシールを使いもしないのについつい集めてしまうよね、という話題になり、そのときにトラベラーズノートを紹介したところ…
先々週、Facebookのメッセージで「トラベラーズノート、買っちゃいました。はまりそうです。」という趣旨のメッセージが。
周りにトラベラーズユーザーが増えて、大満足の6月でした。

ではではノシ

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薄色罫線方眼推進委員会

Posted on 07 7月 2012 by

うすいろ
けいせん
ほうがん
すいしん
(タン、タン)いいんかい!
(タン、タン、タ)あたりまえ体操~♪

ふと思ったこと
メロディラインに、、ぴったり!
あたりまえ体操~♪

数日前から突如脳内ミュージックにおける
「あたりまえ体操」占拠率が高まってるのはなぜでしょうなぜかしら。

そんなことはさておき、
日常使いのノートブックは薄色罫線方眼派のわたしです、こんにちは。
ココではトラベラーズノートのことばかり記事にしていた気がしたので、
そろそろここらで、いつものノートブックの話でもしようかと。

罫線の色味は、薄色が好み。
時にこんな文字誰も読まないでしょうというくらい細かくなる自分の文字は
濃い色の罫線に混ざると、本人でさえ読み辛いのなんのって。
ノートブック開いて文字より罫線が目に飛び込むのって、
わたしはどうも納得いかない。罫線君は脇役であってほしいの。

「面倒ねぇ。罫線に文句言うなら、方眼なんてやめて無地でいいじゃない。」
こう思う方、いるかもしれません。
すみません面倒で。でも無地でなくて方眼がいいんですわたしは!

私が感じる方眼罫の魅力は
「そこそこ規則的、だけど規則破っても寛容でいてくれる」ってコト。

そこそこ規則的。
まっすぐ文字を書きたいときは罫線に沿っていけばよいし、
グラフや図形は縦罫横罫うまく使って書けばよい。

規則を破っても、寛容。
罫線の色味が薄ければ、企画ラフ案や絵(ラクガキ)は割と自由にかける。
本当に罫線無視してもいいし、範囲を決めて自由にかくのもよい。

よって、薄色罫線方眼推進派。
そこで勝手に、薄色罫線方眼推進派のわたくし推薦のノートブック三選。

(1)MDノート<A5>方眼罫
日常ノートは、ここ2年ほどずーっとMDノート。(トップ写真「IDEA」シールを貼っているノート)
クリーム色のMD用紙に、きもーーーーちグリーンの色味を感じる罫線がひかれたノートブックは
私が持っているどの筆記具とも相性よし。
単に縦横線を入れて方眼罫と言っているだけでなく、
一定間隔で目印となる点があるのもポイント高い。⇒HP参照
ONにOFFにオールマイティの1冊。私のベースになるノートブックである。

(2)ニーモシネ IMAGINATION 特殊5mm方眼罫
最近は“ライト”(綴じタイプ。トップ写真一番下のノート)も発売されているけれど、
ライトも使ってみた結果、私は当初から出ているリング式タイプのA4横長「IMAGINATION」が好み。
企画考えたり、思考整理(書き殴り?)するときによく使う。
製品自体私のような使い方を想定したつくりなので、しっくりくるのも納得。
なめらかな書き味の紙質もまた、お気に入りである理由の一つ。
罫線の色はライトグレーといったところ。これまた思考を邪魔しないつくりでうれしい。

(3)Thinking Power Notebook
おなじみツバメ大学ノートの紙質に、ほっと和む表紙のイラスト。
色々な種類がありますが、お気に入りは
A5横開きの「ネイチャー」と、名刺大サイズの「ライモン」の2つ。
ネイチャーは休日バッグに、メモ帳代わりに入れていることが多いです。
ライモンは名刺入れにひっそり忍ばせています。いつ使うかと聞かれると疑問なのですがw
罫線の色はブルーグレー。ブルー系インクの万年筆と相性よさそう。

以上、ワタクシ愛用の薄色罫線方眼ノートブック紹介、でした。

…えっ?
「薄色罫線方眼推進委員会」の紹介???
そんなの、知らないわ。
あれはただ、「あたりまえ体操」のリズムにあうコトバだと思って
口ずさんでみただけですもの。
わたしは今日ココで、薄色罫線方眼ノートブックについて
思う存分語ることができたので、満足です。笑

それでは
みなさま
きょうは
このへんで、、しつれい♪

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映画「LIGHT UP NIPPON」

Posted on 28 6月 2012 by

Notebookersの皆様、このサイトのファンの皆様へ

7月1日(日曜日)、フランス・パリにてドキュメンタリー映画「LIGHT UP NIPPON」の
チャリティー・無料先行試写会が行われます。

日本での上映は7月7日からですが、現地にお住まいのご家族・友人、もしくは当日ご旅行などで
パリにいらっしゃる皆様に足を運んでいただければと思います。

昨年8月11日に東北太平洋沿岸部10箇所で、同時に花火の打ち上げがありました。
絶対に不可能と思われたこの花火同時打ち上げを実現させたのは、ただ1人の男性の情熱と、立ち上がった現地の人々でした。(映画公式ページより:http://lightupnippon.jp/movie/)
900時間密着した映像をもとに、坂本龍一さんの音楽と黒木瞳さんのナレーションで私達に届けられます。
パリでの先行試写会で募る義援金、ならびに日本での本作の利益は、今年も8月11日に開催される花火大会”LIGHT UP NIPPON”に寄贈され、東北の夜空を照らす花火になります。

私は1995年阪神淡路大震災を経験しました。
あれだけ輝かしかった神戸の街が暗闇と悲しみに包まれました。
慰霊と鎮魂、復興・再生への希望を託して「神戸ルミナリエ」が、その年の12月に行われました。
私はその眩しいきらめく光が未だに忘れられません。
どれだけの神戸市民が感嘆と涙でルミナリエを見上げたことでしょうか。
今や大掛かりな観光行事となり規模も大きくなりましたが、あの1年目の真っ暗な神戸にともされた美しいきらめきは、きっと忘れることはないでしょう。

東北の夜空に美しいきらめきを!花火を打ち上げるため協力してみませんか?

【フランス・パリ無料試写会】
7月1日(日曜日)夕方18:00より
シャンゼリゼ大通りから程近い、Elysées Biarritzで開催です。
エリゼ・ビアリッツ(所在地 24, Rue Quentin Bauchart 75008 Paris)

【映画公式ページ】
http://lightupnippon.jp/movie/

【関連ページ】
http://blog.madamefigaro.jp/tetsuya_yamashita/light-up-nippon.html

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微々たる普及。

Posted on 18 6月 2012 by

どもっす。エダユウヤです。

ずいぶん久しく席を空けておりました。その間、なにをしてたかといっても特筆すべきことはしておりませんが、強いていえば地元札幌に根付く音楽をこっそり追っておりました。

札幌って思っていた以上に多彩な音楽で溢れていて、中には表現力・技術・世界観いずれも素晴らしいレベルで発表している人たちも大勢います。

だけど、あまり認知されていない。これはとても悲しいことだなぁと思ったのが追うことにしたきっかけ。

それを写真や映像に残して、もっと色んな人に知ってもらえたらどれだけ素晴らしいだろうかと。

元々、自分の好きな物を紹介するのは好きなタチだし、それは有形無形に捉われるものでもない。

微々たるものだけどちょっとでも力になれたら嬉しいし、そういう機会があって表現できる機械があるなら「やらねば!」ですよね。

ってことでちょっとだけ撮ってきたものをいくつか紹介させてもらいますな。

金森浩太さん「ライムライト」…クラシックギター奏者。オリジナルのインストゥメンタル曲を中心に発表。耳に心地よい、柔らかい旋律は昼夜を問わずいつでも聴けるリラックスミュージックだと思います。最近はカフェやイベント、老人ホームなどへの慰問などの活動を行っています。

木霊「かざり石船団の歌」…札幌を拠点に精力的な活動をしている結成20年余年のベテランバンド。ギター、ベース、ドラム、サックス&フルートというカルテットが奏でる楽曲はどこか懐かしくもあり新鮮でもあります。不思議な魅力のある大人のロック。

 

さて、こちらはノートブッカーズのサイト…モレスキン使ってないのかよ! ってツッコミが方々からきそうなので一応補足しておきますね。

ちゃんと使ってますよ★ 動画を撮る際にはまず絵コンテが無いとアレなもんですから(^^)

ただ描いた本人も解読に手間が掛かるくらい乱雑稚拙なものですからUPはしません!

月末のキャンプの時にもしかしたら御開帳する…かも知れませんが、それもオイラの当日の酩酊具合によるところであります。

では、今回はこのへんで!

 

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Putumayo World Beat !!

Posted on 12 4月 2012 by

“Latin Lounge”

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Twitterでは頻繁に語っているのだけど、モレカウは非常に音楽好きである。
家にいる間も、車の中でも、歩きながらでも常に音楽を聴いている。
その中でも好きなジャンルのひとつにワールドミュージックがある。

一昔前に、TOWER RECORDでそのジャケットの美しさに一目惚れしてこつこつと集めているコンピレーションアルバムのひとつにPutumayo(プテュマヨ)のレーベルがある。

“Music From The Coffee Lands”

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Putumayoというレーベルはもともと洋服屋さんをやってたDan Storper氏が自分のお店のBGMでかけるための音楽をセレクトしたことがきっかけというレーベル。旅先で見つけた世界中の音楽を、まさしく世界各国の音楽をカバーするようにセレクトしてくれている。

World Music PUTUMAYO
http://www.putumayo.com/

なんと、ホームページ上では全部のアルバムの全ての曲が試聴できます。

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“iBaila a Latin Dance Party”

“Samba Bossa Nova”

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このPutumayoレーベルはジャケットの可愛さも半端ないんだけど、収録されている選曲も非常にレベルが高いと思う。たとえばあなたが、このPutumayonoの気になる国のアルバムを選んで、その国の音楽を初めて聴いたとしても、そのすべてが何度も聴きたくなると思う。
Putumayoのレーベルはジャケ買いしてもハズレがない。

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音楽はエキゾチックな風を時々運んできてくれる。
日当りの良い窓際に座って、コーヒーとノートブックを片手にアームチェア・トラヴェリングを楽しむ人であれば、 「訪れたことも想像したこともない国の音楽」が収録されているアルバムを聴いてみるのも良いかもしれない。

例えばアラビアのアルバムだけでも現在3枚リリースされている。
アコースティックなPOPSのアルバムと、アラビック・グルーブといって思わずクネクネと体をゆり動かしたくなるような雰囲気のアルバムと、 ターキッシュ・グルーブというExophrenia(異国のことを思う病)にかかってしまいそうなアルバムの3枚。
ヨーロッパのアルバムにしても、ワインを飲みながらピクニックをするためのアルバムや、イビサを思わせるようなラウンジ系の音楽や、スパニッシュビートなアルバム、 ロマの人々の歌をPOPSに組み立てた音楽…。そのバリエーションが世界各国の音楽に及んでいる。

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“Music From The Wine Lands”

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Putumayoレーベルのアルバムは莫大な量があるんだけど、
こつこつと少しずつためて全部そろえたいなーと思っている。

ちなみに朗報。
モレカウの大好きなAccuRadioでは、
このPutumayoのチャンネルがあって無料で試聴できるのである。
World Music –>; Putumayo Showcaseのチャンネルで聴けるよ。
アームチェア・ワールドトラベラーのみんな、おいで。

http://www.accuradio.com/

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30分

Posted on 12 2月 2012 by

祈りはどこへ行くのだろう  あの星はどこへ消えただろう
太陽はまた昇るのだろう いろいろなことを考えるのも
30分  30分  30分だけ

好きな曲の一節です。

30分。
短いようで長いようで、やっぱり短い気分になる。

私のノートと向き合う夜の時間。30分。

皆さんはどれくらい書き綴っていますか?

書き綴る時間は、あってもあっても足らないくらいだけれど
30分は私の目安です。

この30分はずっと自分の頭や心のドアを開けっ放しにしています。

あまり長い間開けっ放しだと、寝てからも夢まで流れていきそうで
朝起きてもずっとオープンしたまま朝を迎えそうで
30分が区切りになっています。

ノート時間、どれくらいですか??

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Twitcasting now

Posted on 09 2月 2012 by


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ナイフとフォークを持つようにペンを持つ

Posted on 24 1月 2012 by

衣・食・住の中で、「食べる」という行為は、生きていく為に最も重要な行為の一つではないかと考えています。 地球上に存在する生命をあらゆる方法で調理し、戴き、生きる為のエネルギーに変える事。 私は、この「食」という行為を、ふとノートブックに置き換えて考えていました。 ノートブックという素材について。 「紙」というのは元々は木から生まれたものですよね。 そして、毎日を共に過ごし、ペンを走らせ、生きる為のエネルギーになっている。 なにか「食」との共通点を感じませんか? 素材は同じでも、調理する人によって、全く違う料理が出来上がる。 そう!まさにこのサイトのような…。 72人の料理人達によって、毎日振舞われる極上の料理達。 ここを訪れた方には、美味しいお料理を一品一品味わうように楽しんで頂けたら良いなぁと思います。 という事で、本日の料理を提供させて戴きます。 20120124-164115.jpg width= 林檎のColor bars仕立て ~KOH-I-NOORソースで~ みなさんのお料理も楽しみにしています。

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【自己紹介】はじめまして金木犀です☆

Posted on 23 1月 2012 by

はじめまして♪

*金木犀*です。

私にとっての”ノートブック”は・・・、

自分の中のヒトの表現力の一部分。

楽譜の♪は同じでも、演奏者によって解釈や語る音楽が違うように。

まっさらなノートブックに何をしようが、個々の表れであると。

子供の頃から楽譜をめくる肌触り感が好き。

どこかで埋め込まれていたのだろうか、

角がすり減っていたり、ヘロヘロの紙に触ると

ニヤ(* ̄∀)ついてしまう・・・・変な癖もある (いや、皆さんもあると思うぞ!?)

紙と遊びつつ刺激を求める「遊びこそ真剣に」の*金木犀*です

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雨の日は、雨音を聞きながら

Posted on 19 1月 2012 by

雨が降る日は、窓際で雨音を聞きながら、ノートにペンを走らせる。

部屋には、テレビの音も音楽も聴いてない無だけど、雨音に耳を傾けると静けさの中で、新たな自分と出会える。

それは、きっと時間に追われ過ぎで疲れてしまった生活の中で忘れていた、ひとときだと思う。

20120119-225052.jpg

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