Notebookers ようやくSSL対応させました。
ほれ、アドレスのところ見ると鍵マーク付いてるよ。
久しぶりの投稿なので画像で手書きの記事UPしておきます。





Posted on 10 7月 2020 by タカヤ・モレカウ
Notebookers ようやくSSL対応させました。
ほれ、アドレスのところ見ると鍵マーク付いてるよ。
久しぶりの投稿なので画像で手書きの記事UPしておきます。
Posted on 17 2月 2018 by なかしぃ
新年快楽(^-^)/
2018年の幕開けですね。皆さん、お元気ですか?早速ですがぺら部の仮想通貨、ペラ部コインをナカシーチェックのサイトで今なら1,000ペラ=1万円から交換できますがいかがでしょうか?3年後には値上がり間違いなしです。絶対に儲かりますよ!(胴元が)
というわけで、わたくし、今年からほぼ日5年手帳を始めました。2014年~2015年まで1日1ページ絵日記を描いていて、2年のブランクを経て久々に手帳スケッチを再開しました。5年手帳なので5年は続ける覚悟で参る所存でございます。5年手帳は1日に描くスペースが少ないので気負わずに続けられそうです。
と、自分のことはおいといて、読者の方もインスタなどで他人の手帳を見てあんな風にスケッチを描けたらなぁと思いながら理想と現実のギャップに愕然としてしり込みするという方もいらっしゃると思います。あんなに上手く描けねーよ、どうせおいらは絵心なんか持ち合わせちゃいねーんだ、みたいなコンプレックスが障壁になってなかなか踏み出せない。違いますか?
手帳スケッチなんか今日食べたランチとか、気に入って買ったものだとか、そんな感じで見えるものを描いていくのですが、なかなか上手く描けないです。上達するにはかなりの努力が必要ですね。美大受験を目指す受験生のデッサンの訓練くらいの修行が必要ですね。
でも、一時期流行った絵手紙なんかは極意として「下手でいい、下手がいい」と標榜していますね。下手でいいーんですっ!(川平慈英かっ!)でも、下手風に見えて味わいがある上手な絵を見せられても説得力がないですよね。
そんな絵なんて描きたいわけじゃない、お洒落なスケッチを描きたいんだ!カフェ飯とか雑貨とか風景とか…ねっ。でも大丈夫!努力もセンスも絵心がなくても簡単に手帳スケッチが描ける方法を教えてしんぜよう。
1.まず、描きたい対象をスマホのカメラで撮る(または画像検索で探す)
2.好きな大きさに拡大/縮小する
3.紙の下にスマホを置く
4.透過した画像を上からペンでなぞる
たったこれだけでなんとか形が整った絵が描けたでしょ。遠近法やパースなんか気にしなくても大丈夫(遠近法とパースは一緒のものでしょ、という突込みは無し子さんでお願いします)
あとは上記の手順で描ききれなかった細かい部分を描き込んだり色を塗れば出来上がりです。ほら、簡単でしょ。これでも結構楽しいものです。ペンで一発描きがためらわれるのならフリクションボールで描いてからペンで清書して最後にドライヤーで温めればフリクションボールの線が消えて完成です。
筆者はほぼ日なのでトモエリバーに描いているのですが、結構透けて見えます。他の紙はやったことがないですが、大体いけるかもしれないっすねぇ。
目から鱗の簡単スケッチ術、いかがでしたでしょうか?こんなの邪道じゃないか!という声も聞こえてきそうですが、そんなの関係ねぇ、そんなの関係ねぇ、はい!
というわけで、また来週(^-^)/~~~
Posted on 04 2月 2018 by ピース・メーカー
感じる事が景色になる
景色と心は結びついて
互いを互いの条件とし
不可侵条約を締結した
目を開けば広大な景色
逆遠近法の平行線世界
結び目を上手に隠して
開放的世界を演出する
疑ったら手打ちになる
そんな景色から出たい
関係がかわってもいい
何か打つ手はあるのか
結びは結ばれていない
結ばれてるそれぞれは
結び目に安心しきって
小さく鼾をかいている
原初からやりなおそう
景色と心をオープンに
日常の景色を吟味する
新たな心で発見しよう
奴らが結託しないよう
同じ轍を踏まないよう
全てノートに記録して
なんの目印もない道へ
見たことのない景色を
思いもよらない未来を
ありえなかった現実を
知りえなかった過去を
むすんでひらいて手をうってむすんで
またひらいて手をうってその手を上に
(結界)
Posted on 30 3月 2017 by タカヤ・モレカウ
ヴォイニッチ手稿がノートを書くときのお手本だったりする。
ヴォイニッチ手稿( 英: Voynich Manuscript)は、1912年にイタリアで発見された古文書のこと。読みたい方はこちらからどうぞ。割と重たいけれども、PDFをダウンロードできる。→ ダウンロード
何が書いてあるかわからない?読めない?
だいじょうぶです、今のところこの本を読めた人は世界にひとりもいません。現代においても未解読の文字が記され、多数の奇妙な絵が描かれている。暗号なのか、人工言語なのか、それすらも分からない状況。
いまだに誰も読めない文書というのが痛快で、お気に入り。WEB上でも、生活の中でも、目にするものの大半が「実はコマーシャル」というのに僕は少々疲れていまして、iPadに、ヴォイニッチ手稿のPDFを入れて電車の中とかで読んでいる。ヴォイニッチ手稿に描かれている植物がセクシーだなぁと思っていて、知らない惑星をノソノソと歩く植物について想像してみたりしている(←こういう想像が割と好き。手塚治虫の火の鳥「望郷編」の、見知らぬ惑星をごろごろ転がる石が好きな人ならわかるかな)。イラストレーションをデザインとして作り直してステッカーにしたら素敵だなぁ。
僕は常々、ノートブックを書くなら「どこの国のものでもない言語で書いてみたい」と考えている。どこの国にも属さない何も意味を成さない自分でも読み返してみたいと思わないものを、命を懸けて書いてみたいと思う。そういうノートの1ページを増やしていきたいと思う。せめてもの自分のノートブックの1ページくらいはどこにも属したくないのです。
Posted on 06 2月 2017 by Kouji Hayateno
モレスキン・マンスリー絵日記2017年1月版
その日にあったトピックを1つ選んで、簡単なスケッチとして描いていく、ひとこま絵日記を続けている方が増えている気がします。
わたしもモレスキンの日本語版マンスリーカレンダーをキャンバスに、マンスリー絵日記を描いてきました。
フリクションのブルーブラック、と決めているので修正もらくらく。
ネタがない日は別の日のネタを入れてみたり、逆にネタが豊富な日は思い切って下に右へとはみ出してみたり。
カレンダーというフレームがあるからこその、自由さがありますね。
トークイベントやワークショップをやりますと、「絵が描けない」「手帳スケッチをやってみたい」という参加者が、その日からマンスリー絵日記をはじめる、なんていうことも起きています。
いろいろなマンスリー絵日記を見てみたいな、と思う今日このごろです。
(ハヤテノコウジ)
Posted on 10 10月 2016 by たね
「孤独」ということについてしばらく前からよく考えている。人によって色々な捉え方があって、「孤独」「独り」という言葉を見かけると、その人にとっての孤独ってどういうものなんだろうと考えてみたりしている。
「無性に一人になりたくなることがある」
「一人の時間がないとだめ」
昔から、人がそう云うのをよく聞いたり見たりした。友人や恋人がそう言ったこともあった。(だから、そう思っておいてね)という。そのたびにいつも、それはどういうことなんだろう?と考えた。
わたしはいままでそう思ったことが無い。それよりも逆に、静かな一人の場所で、「誰かと一緒にいたい」と思うことの方が多い。
*****
メキシコにはセノーテという大きな天然の井戸があるらしい。石灰岩の土地が陥没して、透明な水が溜まり、底には鍾乳洞がある。陥没した穴だから縁は真っ直ぐに切り立っていて、縁から覗くと深い深い、深すぎて見えない水底まで、冷たい水の中を真っ逆さまに落ちてゆくのじゃないかと思う。
*****
子どもの頃、一人でお風呂に入るのが怖くて、いつも、小さな玩具を一緒に持って入っていた。お風呂に入る前に今日のお風呂の世界を決め、それに合わせて玩具を選ぶ。綺麗なビー玉や、ビクター犬の小さな陶器の置物、レゴのブロックやお菓子のおまけ。それらは一つ一つがキャラクターを持った小さな生きたもので、わたしのお風呂の世界に住む登場人物で、冒険をしたり、キャンプをしたり、時には喧嘩をしたり、友情を育んだり、こっそり恋愛をしたりした。
お風呂の世界の一番のお気に入りは、縁の切り立った大きな深い湖。湖の中には大きな動く島があって、時々ざぶりと波をたてながら形を変える。
小さな玩具の一つが、皆が集まっている角っこのキャンプを離れて、湖の縁から水の中を覗きに出かけた。ふと魔が差して、この深い湖に落ちてみようと思う。覗いたまま頭から逆さまに落ちて、どこまで落ちてゆくのだろうかと、水底まで。
……水底に当たるコトンという小さな音。仲間たちはその小さな気配に気付き、訝しむけれど、特別に気にすることもなくすぐに自分たちの仕事に戻ってゆく。
動く島が動いて、水中のエレベーターのように小さな玩具の生きものを水面まで運び、そっと、湖の縁にのせる。助け出された玩具からしたたる水滴が、1つ、2つ、生命をもつ。3つ、4つ、合わさって大きくなってまた別の生命になる。5つ、更に大きくなって、体の重さに耐えられなくなって縁を滑り落ち、大きな湖の大きな水の生命とひとつになる。
初めてセノーテの写真を見た時に、わたしのお風呂の「大きな深い湖」はセノーテだったのか、と、思った。
ヒトの身体はいくつもの山や丘や谷や窪みをもったまた別の小さな世界で、大きな深い湖から生まれた水滴の生命は、世界の果てを見るために旅をする。危険な旅。油断してるとすぐにまるい頂から滑り落ちて、大きな深い水に飲み込まれてしまう。
急いで掌にすくいあげた水の中に、さっきの小さな生命は含まれているのかしらと訝しみながら、今だけ陸続きの、もう一つの世界の窪みに注いでみる。世界が笑う。水はやっぱりすぐに滑り落ちて、セノーテの大きな深い水の中に溶け込んでしまう。
*****
「孤独」ってなんだろうと考えると、いつもこのセノーテと、どこからかきて流れ落ち溶け合う水滴のことが思い浮かぶ。「孤独」という言葉や、「ひとり」という状態が、どういう意味で発せられているのかはやっぱりよく分からない。たぶんそれぞれに違う、”これ”と一様に定められるものではないのだろうと思っている。
人間が世界に放たれた感じと私はいったが、「世界に放たれた」とはいいかえると世界に自由につながることでもある。つまり世界につながろうという衝動を起こす源が「孤独」なのであり、人間は世界なしではついに悶死してしまうにちがいない。
(略)
つまり籠の中から外へ翔び立った瞬間に人は自分の孤独な存在に気づくと思う。胃袋が餌に飢えるように心も飢えるのに気づくのである。心の飢えは他人を求め他人を食うことでしか癒されないが、私たちはそれを「愛」と呼んでいるのだ。
長沢 節 (1981) 大人の女が美しい 草思社
Posted on 12 9月 2016 by なかしぃ
9月に入ってもまだまだ残暑が厳しい今日この頃ですが、みなさん、アイス食べてますか?アイスは食べても食べられるな!アイス大好きNotebookersのなかしぃさんですよ。知ってました?カマンベールチーズにはカビが生えてるんですって、奥様。
というわけで、9月になれば来年の手帳が並びはじめる季節です。「手帳をとっかえひっかえする女は男もとっかえひっかえする」という名言もあるように、いろんな手帳がリニューアルされたり新しいのが登場したりで目移りしそうですよね。そういう筆者は仕事用の手帳はあいも変わらずほぼ日オリジナルの中身だけ買ってカバーは2013年に買ったブロックチェックを使い続けています。お気に入りのカバーを何年も使い続けていると愛着が湧いてきますし、もう相棒って感じです。
で、デキるビジネスマン、なかしぃ卿の毎日はやることがいっぱいなのでウィークリーの手帳ではなく1日1ページの手帳が使いやすいのです。そう、今回は仕事もプライベートも充実させる1日1ページ手帳の使い方講座!!ではありません。
仕事の手帳とは別にわたくし、以前は1日1ページ絵日記を付けておりました。しかも1年と10ヶ月も欠かさずに。だーがしかしだがしかし、ある理由で突然止めてしまったのでした。その当時描いていた手帳はタワレコ手帳で、紙がトモエリバーでほぼ日以外唯一の1日1ページ仕様で、しかもほぼ日よりも安かったのです。もしほぼ日手帳を使ってたら今頃公式ガイドブックで紹介されてたかもしれないです。そう思うと惜しいことをしたなと痛感するわけですが、後の祭りです。
で、当時はこんな感じで描いてましたよ。
これは広島に旅行に行ったときのページですが、毎日こんなスペシャルな体験なんて出来ないわけで、働いている平日に何を描くかで継続できるかどうかの分かれ道です。
筆者が何にも特別なことがない平日に描いてたのは、その日ニュースになったことや突然思い出した昔流行ったアニメやドラマ、音楽などや興味を持ったことなどでした。それでも毎日続けるのは難しく、何にもネタがないときはwikipediaのおまかせ表示をクリックして興味を持ったものを描いたりしてました。
例えばこんな感じ
こんな感じで最初の1年目は12月31日に最後のページを描き終えたときには達成感がありました。そして次の年も頑張ろう!と思ってたんですけど10月から段々しんどくなってきたんですよね。描くネタがない。ないわけではないが自分の好奇心のアンテナの感度が鈍くなったのか、1日1ページをノルマとしてしまって苦痛に感じて手帳の前で何を描こうか迷う日々が続いたんですよね。そして段々白紙のページが増えてくるとリカバーしようという気力がなくなっていきました。1日くらい描かなくたって次の日に2日分描けてた頃はまだましやったんですけど、絵日記のみならず絵を描くことから遠ざかってしまい、結局今年はぜんぜん描いてないです。一部のフォロワーさんからはカルト的な人気があったんですけどねぇ・・・(自分で言うか?これぞまさに自画自賛!)
で、最近シーラカンスに興味を持って久々にボールペン画を描いてみたら、絵って楽しいんやっていう気持ちが蘇ってきてもう一度描いてみようかなという気が起こりました。でも、もう一度1日1ページを描くだけの気力がもてるか、またプレッシャーに負けてしまうのではないか、そうなったら元も子もないのである賭けに出ました。描くにあたって重視したのが慣れ親しんだトモエリバーであること、毎日ではなく1週間1ページならゆるく続けられるのではないか、ということでほぼ日weeksに白羽の矢が立ちました。毎日描くだけのネタがなくても、1週間に2~3個くらい描ければということと、ページが大きすぎないということが続けられそうだなという気がして先週ロフトでほぼ日weeks買ってきました。
来年まで待つとやらなくなる可能性が高いので、後半のフリーのページを使って慣らし運転をしていき、12月からはスケジュールのページに本格始動しようかなと計画中です。インスタグラムにあげるかNotebookersにアップするかどうなるか分かりませんが、期待せずに待っててください。
Posted on 04 7月 2016 by なかしぃ
昔から好きな本で「河童の覗いた」シリーズがある。今まで読んだのは「河童の覗いたヨーロッパ」「河童の覗いたインド」「河童の覗いたニッポン」の3冊だけしか読んでないので申し訳ないが他のシリーズはなかなか手に入らないのである。折に触れ古本屋を覗いてみるしかない。
「河童の覗いた」シリーズをご存じない方もいらっしゃるので簡単に説明すると、舞台美術家の妹尾河童氏が書いた/描いたイラストエッセイ集で、前ページ手書きの文とイラストで妹尾氏の独自の視点から描かれたものである。
描かれているものはホテルの間取り図や待ちの風景、建物、人々の暮らしなどであるが、一貫してペンで描かれた細密画に魅かれる。
この河童氏が選ぶ題材と文章というのが好奇心の塊というべきものであり、唯一無二のエッセイ集である。(他にあるよということであればご教示願いたい)
話は変わるが、私は以前1年11ヶ月に渡り1日1ページ絵日記を描いており、その日に気になった事柄、芸能ニュース、興味を持った物、人物、懐かしい物、経験したこと、行ったところなどを描いていた。自分でも独自の視点を貫いていたつもりであったが、パタッとやめてしまった。描くのがノルマ化してしまって最後の方は苦痛になってきたのである。やっている最中は自分の好奇心のアンテナの感度を磨くためと画力を高めるため、そしてなにより描くのが楽しかった。その後は他の絵も描かなくなった。
そしてこの度久しぶりに描いてみようという気になってきた。しかし、かつてのように1日1ページという縛りを課してはまた続かなくなるので、1ページ1テーマで気が向いたときに描いてぼちぼちやっていこうと決めたのである。決めたというとまた続かなくなるのでやっていこうかなというところである。
使うノートは文庫サイズで、以前買った白い絵本に描くことにする。まずは1ページ描いてみたがいい感じなので(自画自賛ではあるが)久しぶりに絵を描くことが楽しめそうだ。「河童の覗いた」シリーズには足元にも及ばないが、なかしぃ独自の視点も負けていないはずであると思いたい。
Posted on 23 2月 2016 by なかしぃ
どうもどうも、花粉症にそろそろ悩まされる時期になってきましたね。皆さんはいかがですか?なかしぃです。先日大野君が紫になってCMしているあの花粉症の薬を買ってみましたが、副作用に”悪夢”って書いてありました。生きてること自体悪夢の真っ最中なのでそんな副作用なんて関係ないね(泣)
というわけで、先日京都に行って「生誕二二〇年 歌川広重の旅 平木コレクション 保永堂版初摺でたどる東海道五十三次」という長いタイトルの特別展を見てきました。ざくっと言ってしまえば広重の東海道五十三次が一度に全部見れる特別展です。JR京都伊勢丹にある美術館「えき」KYOTOで3/27までやってますので、興味ある方はどうぞ。関東にお住まいの方でも、東京駅から乗り換えなしで1本で来ることが出来ますよ。駅に直結しているので迷わず行けよ、行けば分かるさ!(新幹線やないかい!ってツッコミはなし子さんでお願いしますよ)
さて、現代の浮世絵師であるわたくし中椎が初めて広重に触れたのは幼少のみぎりに永谷園のお茶漬けやあさげ等を買うとついてきた世界の名画カードの角を切り取って10枚集めて送ると名画カードのセットが抽選で当たり、唯一当てたのが東海道~でした。他にも印象派セットや富嶽三十六景などがあったように思います。そして月日が経つにつれ忘れていましたが、ボールペン画を始め現代の浮世絵師を名乗るようになってから原点回帰で浮世絵展に行きまくったことがありました。(永谷園の話に懐かしいと思ったあなたは昭和生まれですよ)
閑話休題、この五十三次展はただ展示しているのではありません。なんと、初摺りを展示しているのです。また、一部で初摺りと後摺りを並べて展示してあるので後になって消されたものや追加・訂正された箇所があり、見比べてみるのも楽しいです。例えば、初摺りでは存在していた比叡山も後摺りでは何もなかったかのように消されていたりします。デビッド・カッパーフィールドもびっくりの山消しイリュージョンです。
他にも驚いたのは、静岡県が意外と東西に長いということでした。東海道の半分が静岡県ではないかというくらい長いです(適当に言ってます)。静岡県民は誇っていいんじゃないでしょうか。
また、タイトルに書きましたが、何故五十三次なのに55枚あるのか?という謎を解くことができました。それは、宿場が53ヶ所あり、スタート地点の日本橋とゴールの京師をプラスして55枚ということだったんです!なぁーんだ、そんなことかぁ・・・と思ったあなた、ほんとは知らなかったんでしょ?
というわけで現代の浮世絵師、歌川中椎がちょっと変わった東海道五十三次の魅力をご案内いたします。
・左富士を探せ!
江戸から京都へ上るときは富士山は右手に見えますね。でも、ある場所だけは富士山が左手に見えます。それがどこか探してみてください。
・人物描写を堪能せよ!
このシリーズは風景画なのでメインはそれぞれの宿場の風景なのですが、そこに小さく描かれている人物に注目してみましょう。小さく描かれていてはいるけれどそこに登場する人々の営みが活き活きと描かれています。飯盛り女に捕まって宿に引きずりこまれそうな人や、茶屋で名物の団子を頬張っている旅人、ふんどし一丁の人や、人ではないがじゃれている野良犬など芸が細かいですよ、広重は。
・文字に注目
この頃の浮世絵は江戸時代の化粧品、白粉の商品名「仙女香」の広告としての役割を持っています。五十三次にもさりげなく仙女香の文字があしらわれていますので、どこに描かれているか探してみるのも一興です。その他にも広重の”ヒ”と”ロ”をデザイン化したロゴが着物の柄であったりいろいろなところに描かれています。こういう隠れキャラを探すのも「ウォーリーを探せ」チックな楽しみ方があります。
最後に、自称「現代の浮世絵師」こと歌川中椎が描いた東海道五十三次、日本橋を載せておきます。これ全部ボールペンで描いています。
Posted on 25 1月 2016 by ピース・メーカー
書き留めた ノートブックの速度 という言葉 に フツフツと
まきこんで まきこまれて 砕けて 凝集して 砕かれて
変奏された もの
砕ける 世界の周りで / ぶつかり あう 破片
丸く 尖って 粗に 密に / その間に ある
ノートブック / 時に
盾として 器として 網として 俎板として
世界を砕く 速度
(変奏)
Posted on 13 11月 2015 by たね
食べものへの執着がやたらと強いせいか、それとも何かの縁なのか、いつも周りには誰かしら料理の上手な人がいました。そのおかげで、作るよりは作ってもらう方が好き、自分で食べる分くらいは作るけど人にふるまうほどの自信なんてまったくない、特に包丁はとても苦手でトントンと手際よくみじん切りなんてできないし、指を切ったり火傷したりも数知れず、手軽で楽しい料理の代名詞みたいな鍋といえば過去…当時の恋人と作り方を巡って喧嘩した過去の苦い思い出…etc. で、どちらかというと料理は苦手、積極的に手を出したくないという気持ちばかりが強かったのですが、今年に入ってちょっと思うところがあり(※注)料理を趣味として楽しんでみることにしました。
注: ”ちょっと思うところ”
理由の一つ目は、自己紹介のために。人から「趣味は?」と訊かれた時にいつも「えーと、特にこれといっては……」と、とても残念な答えしかできないのが以前からとても残念でw、何か社交的なちょっとした話題、会話のきっかけになるような趣味を作りたかったのです。
二つ目。じゃあ何に取り組むべきかと思った時に、以前konamaさんのリトルプレス( ※『リトルプレスが出来上がるまで』 )で紹介されてた本「聡明な女は料理がうまい」(桐島洋子・著)を読んで、とても印象的な一文があったのを思い出しました。
「あなたみたいな食いしんぼうが自分で料理できないなんて、あんまり不便で不経済で見てられないわ。
何だか色気のない部分の抜き書きになってしまいましたがw、他にも素敵なことがたっぷり書いてある本、私の中の、ずっと手元に持っておきたい一冊になった本です。(konamaさん素敵な本を教えてくれてありがとう!……読んだのは随分前で今更云うのもなんだけどw)
この本を読んで、苦手宣言をしながら逃げ腰でいるよりも、ちゃんと料理と向き合って上手になれば、自分の食事だけでなく誰か別の人のためにも美味しいものを作ることが出来る、そうすればこれからの人生もどんどん素敵で楽しいものになるし、食文化に興味があり、食べるのが好きな自分にとって、料理が趣味って何よりもお得だ!と心から思ったからなんです。
ところで、
今わたしは3冊のモレスキンノートブックを使っています。
1冊目は、諸々のスケジュールとそれらに関する覚書用。
2冊目は、食事記録やあれやこれやの体調管理用。
そして3冊目は雑記帳。なのですが、これ、元々は英語の勉強のために使っていたノートブックで、自分の頭の中をうまく整理する方法がないかと試行錯誤するうち、絵日記のような絵本のようなものになってきたものです。
描いてる内容はその日に考えたことや思ったこと、忘れゆくままにするのではなく覚えておきたいこと。それを、XLサイズのモレスキンノートブックに思いつくまま描いています。元は英語の勉強用のノート、自分としては英語の勉強ノートのつもりもあるので、キャプションは出来るだけ英語で、それから、描いた“モノ”の名前も辞書で調べて書き込みます。
日記とはいっても思いついた時に描いてるだけなので、描くのは覚えておきたいことがあった時だけだし、特にテーマも決めてないし、ルールらしきものは“出来るだけ英語にする”だけなんだけど、見返してみると、どうもその自分にとっての「覚えておきたいこと」が、料理や食べ物のことばかりみたいなんです。
一番最近の、今日描いたばかりのノートは「ホットチョコレート紅茶」のレシピ作り。
ふと、ミルクティーとココアを足した飲み物ってどうだろう?と思いついたのが始まりで、“ふわっとした紅茶の香りにチョコレートでアクセントの効いた秋の温かい飲みもの”というイメージで色々と試してみた過程を描いています。
(※英語部分に関してはあくまで『勉強ノート』なので、間違いがあってもスルーしていただければと……特に文法とか文法とか文法とか…!)
いつもこんなにしっかりレシピを書いてるわけじゃなくてたいていは使った材料と調理法のノートだけだったりするんだけど、改めて見てみると毎ページ必ず何か食べものに関することを描いてるw レストランで食べたものの絵だったり、思いついた料理のアイディア、YouTubeで見たチーズの作り方や果物の切り方、キッチンの改造計画に、果ては、ベッドに寝転がった時のベッドパッドの感触がカリカリベーコンみたいだったとか……
これ別にね、趣味を料理としたからこうなったわけじゃないんです。元から頭の配分はこんなもんです、本能の赴くまま。それを思うとやっぱり、趣味を料理とするのはまったく無駄がない、お得だ!と思うんです。(技術が伴えばもっとあれだけど、そこらへんはまあその)
前出の本「聡明な女は料理がうまい」に、わくわくするようなノートブックのアイディアがあります。
(略)このノートブックはケチケチしないで、一生使えるような立派なものを買う。これは孫子の代まで伝える財産になるかもしれないものなのだ。
気に入った料理のレシピを書き込み、レストランや友人の家で食べた料理のメモを作り、新聞雑誌で興味をそそられた料理記事を切り抜きにして入れておく、書き込んだ料理録にはたっぷりの余白を残しておいて、新しい工夫をしてみた記録を書き加えたりもする、自分用の料理の虎の巻ノートブック、何だかとても楽しそうです。
読む、作る、味わう、気に入る、そして書くの五段階を経てノート入りした料理がしだいに数を増すにつれ、そのノートの主は料理人としての貫禄を増していくだろう。
何年か前、伯母の遺品整理をしている時に、様々なものから切り抜いた料理記事と、それらを貼り付けてスクラップブックにした家庭雑誌が出てきたことがありました。
「伯母さん料理上手だったものね。でも(スクラップブックやノートブックじゃなくて)雑誌に貼り付けてるの、昔の人だからね」と皆で笑ったりしたのですが、半世紀前の家庭料理のレシピ、作り手がいなくなって作り方もわからず、二度と味わうことも出来ないだろうと思っていた料理のレシピが綴られたノートブックなんて、形式はどうであれとてもロマンチックなものだなあと思ったのです。
そうだ、やっぱりこれからも、趣味と実益を兼ねて料理をし、できるだけ腕を磨こう。
思い付くまま(そしてこれからはもうちょっと意識的に)ノートブックに美味しいものを遺してゆこう。
自分のために、それから誰かのために。
Posted on 21 10月 2015 by なかしぃ
どうもー、寿限無寿限無五劫の擦り切れ海砂利水魚の水行末 雲来末 風来末食う寝る処に住む処藪ら柑子のぶら柑子パイポパイポ パイポのシューリンガンシューリンガンのグーリンダイグーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命のなかしぃです。覚えるの大変だと思いますので「なかしぃ」で覚えてくださいね。
最近こなまさんがふでdeまんねんにハマっているという記事を読んでたら自分が持ってるふでdeまんねんと同じ趣味の文具箱限定ver. だったので、最近使ってないけど久しぶりに使ってみようかなと思ったり思わなかったりの日々を過ごしています。
というわけで景気付けに昔描いた絵をアップしてみます。たしかインクはオリジナルの灰色インク「ぺら墨」だったと思います。
ダーティーハリーを描いてみました。ヘリンボーンのジャケットのテクスチャーを表現するのが難しかったです(ていうか適当に描いてます)
ラストサムライを描いてみました。鎧の質感を表現するのが難しかったです(ていうか適当に描いてます)
ではまた、バイバイキーン^-^)/
Posted on 30 5月 2015 by Kouji Hayateno
日常を絵日記に描くアナログブロガー、ハヤテノコウジです。
「WEEKEND NOTEBOOK TIMES」は、ノートブックやステーショナリーの話題を中心とした個人的なコラムでございます。皆様のノートブックライフの参考になればうれしいです。
5月ももうすぐ終わりますね〜。あっというまに過ぎた感じがしました。
楽しいスケッチイラスト本発売
新作ZINE(絵日記)が届いた
たまった日記は土日に書けばいい
5月26日、「手帳で楽しむスケッチイラスト」が発売されました。Chaiさんやゲンさんなどノートブッカーズライターもでていますよ〜!ハヤテノコウジも数ページ協力しました。イラストレーターや建築家など16人の手帳術が紹介されています。見本がいちはやく届いたので、じっくり読みました。濃厚に濃密にページに埋められているテクニックは、あなたの手帳術やスケッチ術に大いに役立つことと思います。手に取ってノート愛にあふれた誌面を見た方々の評判がよく、ノートや手帳を愛する皆様に全力でオススメいたします。そのあと書店をめぐってもう1冊を購入。美術コーナーや雑貨コーナーなど、書店によって置かれている棚が異なるようです。
いろんな人のノートや手帳を見るのって、なんて楽しいのでしょうか。そんなことを再発見できる本でございます。
本の情報はこちらから。
さて作品をまとめてZINEとして発表していますが、新作が納品されました。こちらはNotebookers.jpで始まった「Notebookers.jp MARKET」でも販売予定しています。描き続けているとネタがたまってくるので、アナログブログである「公開する絵日記」を続けていてよかったと思います。今回は「A5サイズ、カラー28ページ、中綴じ冊子(横)、コート紙135kg」という条件で作りました。ハヤテノZINE史上、最大のボリュームとなっています。
私がZINEを作るプロセス:
こんな感じで、画像データだけでできあがります。ご自分が描き続けている何かを冊子としてまとめたい。販売してみたい。そんなことに興味ある方はぜひチャレンジしてみてください!
実は先週末から風邪をひいてしまいました。でも毎日のようにプレゼンとか移動とか会議とかありまして、のどはガラガラ。同僚には「日に日にわるくなっている」と言われる始末。もう帰宅すると風呂入って寝るだけの日々です。金曜日の午後には熱に耐えられず早退しました。ということで、今週は火曜日からの日記・絵日記を書いていません。焦ることはありません。土日があります。ここでフォローアップです。ということで「あとで、まとめて書く」ということにしてしまえば、日記は継続することができます。もう何年日記を書いているのか、絵日記をつけているのか、わからなくなっています。そのかわり、忘れてしまってどうしても書けない事もありますw。
それでは、素敵なノートブックライフをお過ごしください!(文・写真:ハヤテノコウジ)
Posted on 27 5月 2015 by エハガキ華
「鯨の飛行機」
「猫の客室乗務員」
「王様ハシビロコウ」
「猫の郵便配達員」
エハガキ華作「アマオオイ王国への旅」の物語の中から4場面を選んでポストカードにしました。4枚セットでのお届けです。
紙はベルーガという、少しざらついた紙を使いました。白だけど、真っ白ではない、味わいのある紙です。
こちらのポストカードはサイズが通常のポストカードより大きめ。国内82円で送れるサイズです。
書きたい量がポストカード以上封書未満の時や、ちょっと特別な時、少しだけいつもより豪華にしたい時にぜひ使っていただければと思います。
サイズ:165 x 119mm
価格:800円(4枚1セット、送料無料)
配送方法:普通郵便
Posted on 26 5月 2015 by たね
鈴木春信の浮世絵が好きだ。
だからといって江戸時代の風俗だの文化的な背景に関する知識や芸術的観点があるわけではまったくなく、ただただシンプルに、鈴木春信の浮世絵が好き。
はじめに「わあ」と思ったのは、洒落たキモノを着た女性たちのふわふわした可愛い錦絵だった。浮世絵といえば歌麿や北斎あたりの有名な絵の、トラック野郎てきなあの感じしか知らなかった私に、目からウロコが落ちるように浮世絵というものを見直させてくれた軽さ。“浮世絵らしい”余白やなめらかな線も、鈴木春信の絵はまた格別に、軽く、美しい。
(上:はじめて鈴木春信『夕立』『清水の舞台より飛ぶ美人』を見た時にインスパイアされて描いた絵。2006年。風でふわーっとする感じ、地下鉄の出口)
だけどもね、当世風の町の女の子たちの1シーン、ファッション誌のグラビアを思い浮かべるような絵もそれは素敵なんだけど、鈴木春信は、春画もとてもイイんです。
*-*-*-*-* ここから 【Notebookers お題】18禁 *-*-*-*-*
Posted on 23 5月 2015 by Kouji Hayateno
日常を絵日記に描くアナログブロガー、ハヤテノコウジです。
今週から始まりました「WEEKEND NOTEBOOK TIMES」は、ノートブックやステーショナリーの話題を中心とした個人的なコラムでございます。皆様のノートブックライフの参考になればうれしいです。
アナログな絵をデジタルで着彩する
絵日記のイラストに文字にいい感じのペン
コーチャンフォー若葉台店
ハヤテノコウジが注目し、その活動やテクニックを参考にしている人物が何人かいます。その中の1人、デザイナーでブロガーのタムカイさんは、最近「ラクガキノート術」という絵を描く楽しさと実践方法を紹介された本を出され、イベントなどを展開しています。今回は、タムカイさんがブログで紹介されていた「アナログ絵をデジタル絵にする方法」について実践してみて面白かったよ〜という記事を自分のブログでご紹介しています。
ぺんてるの「プラマン」でイタリアのスケッチブック「ファブリアーノ」に下絵を描きました。
アナログで描く→デジタルで着彩、という流れはいろんな可能性を秘めているので、とても楽しみ。どんどん実践していきたいと思っています。
ハヤテノコウジのブログでご紹介しています。
(ペン)「トラディオ プラマン」でドローイング、アプリで着彩が楽しい
どのペンやマーカーがどんなときに合うのか、自分のそのときに表現したいノートブックごとに相性が違うのでいろいろ試す毎日です。モレスキンのデイリーダイアリーに絵日記を続けていますが、こちらには「PITT ARTIST PEN PITTアーティストペン」Sサイズのブラックを使っています。裏写りが少なく細かい字から絵まで対応できてありがたい1本です。
数年前、Notebookers.jp運営者のモレカウくんに「コーチャンフォーミュンヘン大橋店(札幌市豊平区)」連れて行ってもらったのですが、文房具や画材たっぷりな物量に感動しました。昨年10月に東京都稲城市若葉台にもコーチャンフォーがオープンしていたので、やっと行ってきました。モレスキン、スタビロ、ロディア、クレール・フォンテーヌと海外メーカーごとにコーナーになっているのがとても良いです。文房具種類別の陳列ももちろん便利でいいのですが、このようにメーカーごとに広い棚を取っているのはなかなか見ないので、海外文具も大好きなハヤテノコウジは興奮したのでございました。
それでは、素敵でノートブックな週末をお過ごしください!
(文・写真:ハヤテノコウジ)
Posted on 20 5月 2015 by saori
モノの整理って、たいへんですね。
使う場面が案外少ないー
「マスキングテープ!」
セールで買いだめまくったー
「ボールペンの替芯!」
いつの間にやら集まりすぎてたー
「ポストカードぉぉぉ!!!」
ポストカードは……お気に入りをココに載せましょ。
Posted on 14 4月 2015 by なかしぃ
さわでぃーかー、さう゛ぁーいでぃーまいかー?
今週から始まりましたね、ソンクラン。なので筆者も今日は有給休暇を取って遊びに出かけるぞ!奈良の吉野に行って千本桜でも見てやろうかと思ってた矢先に雨が降って、おまけに急性腸炎にかかって朝イチ病院に行って夕方パースーに買出しに行っただけで後はヒッキーしてました。おやつの時間に教育テレビの「高校講座 生物基礎」を見て生物の定義について学びましたよ。
閑話休題、今回のテーマはこれです! 「タブレットの缶」
最近発売された味覚糖のアンディー・ウォーホル缶のタブレットがありまして、全部で30種類のウォーホルのアートが缶に印刷されてます。
こんな感じです。タブレットの缶にしておくにはもったいないです。で、味覚糖さんも全30種類を特製の漆箱に入れて限定で法外な値段で売り出したりしてます。さすが浪花のメーカーですね(筆者は就職活動でここ受けましたがあえなく撃沈でした)
で、これ1個210円するんですけれどもウォーホルの名作、マリリンモンローやキャンベルは版権の都合だと思いますが製品化されてません。でも、筆者はこれがお目当てで毎日1個ずつ買い続けようやく17個目で引き当てました。それがこちら↓↓↓
Velvet Underground & Nicoのファーストアルバムのジャケットのバナナがほしかったんです。このアルバムには思い出があり、めっちゃ好きやったんですよね。軽音楽サークルに入って最初に憧れの先輩に教えてもらったのがこのアルバムで、自分のギターの名前も”Lou”と名付けてもらったほどです。当時はカセットテープを渡してダビングしてもらったんですけど、テープの余った時間にアルバム収録曲とは別のおススメ曲を入れてくれるという粋な計らいがありました。そのとき入ってたのはたしかプリンスでした。
で、バナナ缶といっしょに映ってるモレスキンもどきのノートはルーブル美術館のミュージアムショップで買ったクオバディスのノートです。
本題に戻りますと、ミントタブレットの缶はウォーホル以外にも結構お洒落なデザインのモノがあります。気になる方はググってみてください。筆者のお気に入りのデザインはFisherman’s Friendの香港Ver.の「漁夫之寶」です。香港のコンビにのレジ前でよく見かけました。
このお洒落なタブレットの缶は捨てるにはもったいない!ということで色々活用法を考えてみました。
1.万年筆のインクカートリッジを入れる
たいていのインクカートリッジは箱に入っていてペンケースの中に入れておくとつぶれたりして中でばらばらになりますよね(筆者だけ?)そこで、このように缶に入れておけば心配御無用!
2.切手を入れる
普通の切手だけでなく使用済みでコラージュに使うものの一時置き場や、フレークシールなんか入れておくのもいいかもしれませんね。
3.お薬入れ
錠剤でもらうお薬を複数の薬を1回分まとめて入れたり、種類別に入れるのもいいかもしれませんね。
4.印泥入れ
自分の落款や判子を持っているのなら、朱肉は印泥にして缶に入れておけば印鑑を押すシーンで意外性を演出できます。
5.ピアス入れ
ピアス一組を缶に入れておけばいいんじゃないかなと思います。耳用、へそ用、舌用、まぶた用と複数を使い分けてもcoolですよ。
6.クリーム入れ
お化粧に必要なクリームを小分けにして旅行にもって行けば荷物がかさばらないです。厚化粧の方で沢山クリームを使う方はかさばるかもしれませんね。
7.ミニ裁縫セット
これさえあれば怒りで筋肉を膨張させてシャツのボタンをふっ飛ばしても後でボタンを付け直せますね。
8.クリップ入れ
クリップ入れたいですよね、缶に。入れちゃいましょう!
9.固形絵の具入れ
ばら売りされている固形絵の具を入れておけばふたをパレットにしてちょっとしたスケッチができます。
等々・・・色々な使い方が考えられます。タイトルにも書きましたが千に一つも無駄がない、恐るべしタブレット缶!
ところで、バナナを引き当てるという目的が達成されたので他の缶は捨てるに忍びないのですが、誰かほしい方がいたらこちらまで連絡ください。ただし先着1名様です。
nakasy@notebookers.jp
Posted on 10 2月 2015 by いぶし銀。
みなさまごきげんうるわしゅう。
いぶし銀でございます。
先日のこの記事の
2015年度版 Notebookers 公式ステッカー&ロゴ配布 | Notebookers.jp
ステッカーを作ろう!
と、気合いを入れて迎えた土日。
シール台紙を買いにいかないと・・・と思っていたら
「そういえば自分のブログのステッカーも作ってみたらどうだろう?」と
思いついてしまったので、
作ってしまいました。
こちらがブログのステッカーで
http://nekobungu.blog.fc2.com/img/sticker001.jpg/
こちらが「万年筆同盟」のステッカー。
http://nekobungu.blog.fc2.com/img/sticker002.jpg/
あ、万年筆同盟というのは
僕のブログの中でやっている万年筆が好きなブログのリンク集的なアレなのですが
万年筆が好きな人なら誰でも使っていただけるかなと思って
ステッカーを作ってしまったわけです。
ステッカー作り、楽しいですね。くせになりそうです。
せっかくなので、ノートに貼ってみたいと思います。
おぉ、なんかカッコいい。
切り取って、
下半期のほぼ日カズンavecの表紙に。
仕事用のジブン手帳IDEAには、Notebookersの大きいステッカーを!
裏には万年筆同盟のステッカー(黒)を。
仕事用に使っている、A5サイズのクリアファイルにはブログタイトルのステッカーを。
ちなみに猫と万年筆の画像が自分のブログの新しい看板キャラクターです。
Notebookersのゾウ的な位置づけですね。
そしてわが家の愛猫の健康管理用に使うIDEAにはネコのみのステッカーを。
何だか楽しいですね。
ステッカーたくさん作ってバシバシ貼ろう。
ちなみにシール台紙にはこの紙を使用しました。
A-oneさんの「フィルムラベルシール(光沢・ホワイト)」です。
型番はN28795というやつです。
ちゃんとしたステッカー台紙だと、
印刷した上から透明のフィルムをかぶせるようになっているのですが、
この透明フィルムをかぶせるのが難しくて。
空気が入ってしまったり、ホコリが入ってしまったり。
作ったら作ったで、ステッカー用の方が頑丈だし撥水だしいいんですけど、
保護フィルムをかぶせる分、かなり分厚くなってしまうので
ラベルシールがおすすめです。
楽しい〜!と言いながら作業していたら、
寝るのが深夜になり、
起きてからプリントアウトしたりノートに貼ったりしていたら
もうすぐ夕方になってしまいます。
恐ろしい・・・ステッカーの魔力ですね。
もしよろしければ、上のURLのステッカーもぜひ使ってやってくださいな。
ブログタイトルから僕の名前を消してありますので、
どなたにも使いやすいステッカーになっている・・・と思います。たぶん。
それでは、また近々お目にかかりたいと思います。
Posted on 25 11月 2014 by なかしぃ
まいど(^-^)/ 実はボールペン浮世絵師のなかしぃです。Notebookersの中ではぺら部の創設者として知られていますが、本職はボールペン画なのです。突然ですが告知です。今まで描いてきたボールペン画の中から選りすぐりの11点をポストカードにしていただいて販売してもらいました。こちらのサイトでお買い求めいただけます。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/colty/nakasy.html
こちらのサイトはnote.muで知り合った方がnote内でのクリエイターさんの作品を雑貨にしてネット通販しています。そこに小生のボールペン画もポストカードとして販売してもらうことになりました。モレスキンのサイトに採用されたあの絵も、武器を文具に持ち替えたドラクロワのあの絵のパロディもポストカードになってます。他にもボールペンでここまで描けるのか!という傑作ぞろいです(文字通り自画自賛です)
T-POINTも貯まりますので、みんな買ってね!
ということで、いつのまにか今月のノルマになってしまった月6本の記事upの6本目をお手軽に告知で済ませました。来月からは通常のペースに戻ります。
Posted on 27 4月 2014 by なかしぃ
世間ではゴールデンウィーク始まってるみたいですね。世間とはかけ離れてるのでまだまだ休めませんが坂本九の歌を思い出して仕事頑張ります(^-^)/ 「明日もある、明日もある、明日もあ~る~さ~♪ 仕事っ!」ということで今回もタイトルはホッテントリメーカーに頼ってしまいました。前回の投稿でnoteを始めたということを書きましたが、始めて一週間で意外な展開が訪れましたので報告します。大切ですからね「報・連・相」、ポパイも食べてますし・・・
ちなみに、筆者のアカウントはこちらです。 https://note.mu/lordnakasy
note自体は立ち上がったばかりでまだまだ機能的には物足りないところが多いですが、その不便さを上回るくらい楽しくなってきています。そのうち改善されて使いやすいものになっていくでしょう。検索機能ないし、リツイート機能もないし、色々あります。でも面白い!
どこが面白いかというと他のSNSと比べて違うところで課金機能があるということですね。自分の場合はこれで商売してお金儲けしようということは思ってなくて、投げ銭形式にして自分の作品に対して良いと思ってもらえればお金を払ってもらうということにしました。例えばinstgramやfacebookでも自分の作品を発表できますし、「いいね」をつけてもらうことも出来るんですけど、本当に良いと思ってつけてくれるのか惰性や義理でつけてくれるのか分からないわけです。でも、他人が身銭を切るという行為はなかなか惰性では行われないものです(100円くらいなら義理でしてくれるかもしれませんが)
ということでnoteを始めて翌日に初めて100円を投げ銭してくださった方が現れました。これって筆者にとってはめっちゃ感動モノの出来事でした。アーティストとしてのモチベーションがうなぎのぼりになります。自分の作品が価値を持った瞬間ですからね。いわゆる「いいね」という価値観の軸とは違う軸の上での評価ですから筆者にとっては100円という金銭的価値以上のものがあります。
ちなみに上記はこの記事を書いている時点のものです。1,000円以上にならないと自分の口座に振り込まれなくて、運営手数料や振込み手数料が引かれますので、これで億万長者になるのは夢のまた夢です。でも、この課金制度はスリリングで、例えていうなら路上ライブです。自分に興味のない人が通り過ぎる中でいかに目を引き付けて立ち止まらせるかが勝負です。もちろんnoteにも「いいね」機能はあります。こちらでは「スキ」という言葉になっていて「あなたのノートがスキされました」という不思議な日本語で通知されます。
今さっき路上ライブで例えましたが、noteでも他人に見てもらわなければ誰も通らない裏路地でストリートライブしているようなもので存在さえ気づかれずに終わってしまいます。特にnoteでは検索機能がありませんので何もしなければなかなか見てくれる人(以下、フォロワー)がいないのです。そこですることとしてはフォロワーを増やすことです。ここである種の戦略が必要になってくるわけです。例えば、
1.については自分のノート(ここでは自分の投稿の単位?名称としてノートと言っています)にはfacebookやtwitterにリンクできる機能があります。また、筆者が今書いてるようにブログで発信します。ただ、自分がかなりの有名人でフォロワーを沢山抱えてるわけではない一般peopleについてはなかなか見込めません。2.についてはリアルなコミュニティでこういうのをやっているということをcoming outして理解してもらうのはなかなか厳しいものがあるかもしれません。
ということで、3.のnote内でフォロワーを増やすことについて考えていきます。その前に、フォロワーを増やすということはフォロワー全員が自分のファンになるということではないということを言っておきます。これはどういうことかというと、路上の例でいうと人通りの多い場所に移るということです。例えば1,000人のフォロワー(通行人)が出来たとして、そのうちの1割がファン(立ち止まって聴く人)になり、またそのうち運よく1%が投げ銭してくれるとしても一人です。
とはいっても他人の目に触れる機会を増やさないことには話が始まらないので、どうするかというとまずは
ということです。ぶっちゃけ言うと確率論の世界になってきます、いかに確立を増やすかということに尽きます。そこでやるべきことは自分の作品のファンになってくれそうな人をプロフィールを見ながら(または手当たり次第)フォローしていきます。ではどうやって探すかというと、おすすめユーザーというリストが冒頭に表示されるので、有名人(伊集院光とかCLAMP等)のフォロワーリストからフォローしていきます。そうするとそのうちの何割かはフォローバックしてくれます(筆者の経験では4~5割くらい)
また、自分がいいなと思ったユーザーのノートにコメントを残すという方法もあります。人間は自分に興味を持ってくれた人には好感を持つものですから。そこで自分のところにも引き入れてコミュニケーションを図ればお互いにファンになるかもしれません。
ただ、フォローできる人数には上限があり、「1,000+フォロワー数」と設定されています。例えば、自分のフォロワーが300人いたとしたら1300人までフォローできるということです。ということで始めたばかりの人は手始めに1,000人フォローを目指しましょう。今のうちならみんなアーリーアダプターなので気軽にフォローバックしてくれます。他のSNSではフォロワーを200~300人にするのは結構難しいですが、今の段階のnoteなら比較的楽に増えます。しかも、求めているものが絞られてくるので自分のノートを見てほしい対象者は他のSNSより多いと思います。でも、ある程度経ってnoteの認知度が上がると厳しくなるかもしれません。という意味ではアーリーアダプターのメリットを享受するのは今のうちですよ。
また、noteは始まったばかりなので誰もやってない面白いやり方を試すチャンスです。自分の作品の見せ方や楽しみ方、他人とのコラボや企画など考えられますが、まだみんな(システムも含め)試行錯誤の段階なので新しいアイデア一番乗りも出来るかもしれません。筆者の使い方としては、絵を見るのは無料にしておいて、投げ銭をしてもらったら特典で作品解説やエピソードを読めるようにしています(洋楽のCDの日本盤を買うとついてくるライナーノーツみたいなものです)また、作品の一部をチラ見せしてお金を払ったら全部見れるようにするのはすでに一般的な手法になってます。色々な可能性を秘めたツールになりそうな予感です。
と、今までは発信者目線で書いてきましたが、自分からは何も売れるようなコンテンツは無いという方でも楽しめます。写真やイラストなどの画像系、音楽や映像などのエンタメ系、小説やコラムなどの文章系のコンテンツが玉石混交で、例えば有名漫画家の未発表原稿なんかも見れますので、コンテンツを楽しんだり、誰かのファンになったり、パトロン気分でお金を払ったり他のSNSよりは中身のあるコンテンツを楽しめると思います。(facebookみたいに他人のリア充を見せ付けられるわけでもなく、twitterみたいにどうでもいいつぶやきを読まされるわけでもなく、instgramみたいに他人の食べたどうでもいい食事を見せ付けられるわけでもないです、今のところは)まだまだ発展中ですので面白いコンテンツがでてくる可能性は大です。
ということでnoteが今熱いというお話でした。note内では筆者はボールペンで描く現代の浮世絵師というセルフブランディングでやってまして、世間でも認知されるようになってきました。昨日試しにグーグルで「なかしぃ」と入力したら第一候補に「なかしぃ ボールペン」と出てきたのでびっくりしました。世間ではボールペン絵師と認知された何よりの証拠ですね。でも、ぺら部として活動してきたのに「なかしぃ ぺら部」は出てこなかったです(^-^)ゞ
では、またねー(^-)/バイバイキーン
Posted on 13 3月 2014 by みお
こんにちは、みおです。
去年はバタバタしていて、ノートも走り書き程度にしか書けなかったのですが、今年は文庫サイズのノートに”一日一着絵”と題して、お絵かきをしています。ちょっとした日記も添えて書いています。
やっぱりノートに向き合う時間があるというのは良いですね。
今回は、そんな毎日のおえかきノートをどのように描いているのか、
また、そのお供にしている道具などをご紹介しようと思います。
ご参考になれば幸いです。
「一日一絵」と書かないのは、『お洋服を描くことを目的とした一日一絵』と決めて描いているからです。
これまでにも、私は一日一絵にチャレンジしてきたのですが、悲しいかなすべて失敗に終わっています。
なぜ続かないのか。私の場合は描くネタが無くなるからです。漫然と描くのが苦手なのです。
そこで今回は、好きなものに絡めて描くことにしました。それがお洋服であり、布の柄でした。
今使っているノートでは、絵の練習をしつつ、作ってみたいな・着てみたいなと思うお洋服を描くことにしています。だから「一日一”着”絵」。
ざっくりとテーマを決めたことで、描くスピードもぐっと上がりました。
前はよく筆が止まっていましたが、今は着色まで含めてだいたい30分くらいでノートを書いています。
毎日構図を考えるのって、結構面倒です。
ましてや相手はノート、キャンバスに一枚絵を描くのとは違います。
気張らずに楽しくやりたいものです。でなきゃ続きませんしね!
そこで、私は雑誌の力に頼りまくっています。
こちらは私のKindleの写真フォルダです。
雑誌の断捨離をした際に、良いなと思ったページをスキャンし、ポーズごとに分類しています。
いわば自作のポーズ集です。
スキャンするのは少々骨が折れましたが、すごく重宝しています。
検索性も上がったしなにより場所を取らないので、紙で保管していた時よりもよく見返すようになりました。
スキャンはめんどくさいー!という方は、ファッションスナップサイトなどを参考にすると良いと思います。
模写するというよりは、ポーズや服のシルエットを参考にする程度に使っています。
そのまんま模写した日は、絵の近くに参照元を書くようにしています。
そうすることで、あとでノートを見返したとき、自分で考えて描いた服とそうでない服が一目でわかります。
自分で描いた物であれば、いつかそれを元にアイデアを膨らまして、実物のお洋服を仕立てたり生地を作ったりできるんじゃないかと淡く夢見て、日々描きためていっております。
使用しているノートは、無印良品の「開きやすいノート」。
ドット方眼のA6サイズです。
最近気づいたのですが、無印のドット方眼って、商品によって印刷の濃さが異なるようなのです。
例えばリングノートのドット方眼は、少し濃い目の印刷になっています。
この「開きやすいノート」の場合は、少々薄めの印刷のため、イラストを描いても邪魔にならないところがお気に入りです。
下敷きはA5サイズのものを半分にカットし、角丸パンチで角を落として使っています。
たしかサンスター文具の物だったような。方眼入りなところが良いです(方眼好き)
ちなみに1枚は一日一着絵ノート用に、もう一枚はほぼ日手帳用にしています。
イラスト部分はシャープペンシル(その日の気分によって芯やボディが変わる)、日記部分はSigNoの0.38㎜ ブラウンブラックを使用しています。
ノートを書き始めた当初はボールペン一色だったのですが、途中から透明水彩絵の具で色を付けるようになりました。やっぱりお洋服はカラーで描いてこそ楽しいですから!
こちらは、ぺんてるの「VACANCE」という固形絵具セットをカスタマイズしたもの。
拡張しすぎて原型が無くなってます(笑)
↑のように、元々は14色セットだったんですが、欲しい色を足していったらいつの間にか41色まで増えてました。
絵具のセパレートには、お弁当用のタレびんが便利です。100均にいろんなサイズの四角いタレびんが売られてるので、上手いこと組み合わせるとぴったりはまります。 なので、ただの平たい缶からオリジナルパレットを作るのも簡単にできます。
ちなみにタレびんの底はマステで固定して使ってます。接着剤でもいいのですが、ぴっちりはまっていてほぼ動かないし、色や並び順を変えたくなった時に外しやすいように、マステで軽く固定する程度にとどめています。
着色はこの絵の具セットと水筆(筆ペン状の物で、墨の代わりに水を入れられるカートリッジが付いている。水入れが要らないのでお手軽)のみでやっています。
こちらは以前Twitterのフォロワーさんにお譲り頂いたのですが、ほんとーーーーーに便利です!
カメラとプリンタが一体化しており、気に入った写真をその場でプリントアウトすることができます。
しかもプリントペーパーがシールタイプなので、ライフログに最適。
(昔販売されていたチェキのインスタントプリンタ「pivi」も持っていますが、チェキフィルムよりも薄く、かさばらないというのもポイント高いです)
主にその日頂いたお手紙だったり、作業風景などを撮っています。
そんな道具たちを使って、こんなノートを書いています。
こちらは東海NotebookersMeetingに参加した日のノート。
(なかしぃさん、sakiさんがレポートを書いて下さいました!)
こちらは名古屋のギャラリーに搬出に行った時のノート。
自作ポーズ集を参考にしつつ、その日あったことに絡めた絵を描くことも。
水彩で着色しているため、当然、紙は水を吸ってよれよれ。
でもそれさえもなんだか愛おしく感じます。笑
紙が画材によってボロボロになるというのも、ノートを使う醍醐味なような気がします。(もちろんインクの裏抜けなどを気にする時もありますけどね)
今のところ、日記とアイデア帳の中間のような、そんなノートになっていっています。
読み返したときに、懐かしいなあと思う気持ちと、新しい発見があるノートになったらいいなあと思います。
ちなみに毎日のノートはInstagramにアップしておりますので、よろしければこちらもご覧ください◎
http://instagram.com/misosjp
それではまた!
Posted on 13 12月 2013 by Notebookers
モレスキナーの方に教えていただいた逸品。
最近は、このような極薄のクリップが色々出ていますよね〜。
特にDELFONICSのものは、デザインが豊富でかわいい!
デザイン違いで色々使ってみたけど
このダーツの薄さ、軽さに勝るものが見つけられません。
ウィークリーページ、マンスリーの
休日やイベントなどの日に貼付けておくと
分かりやすいです。
クリアなので、下の日付が見えるのがポイント!
ヒサゴの手帳用シールは、デザインがシンプルで
小さなクリアファイルまで付いているのでとても便利!
愛用してます♫
私は、ほぼ日手帖WEEKSのウィークリーページ右半分を
3分割して使っているので、分割ラインとして使ってます。
始めは線を引いていたのですが、味気なくて‥
マステだと華やかになっていいですね(^^)柄も色々あってかわいい!
お馴染みの貼付けることができる付箋。
今まではペンケースに付箋を入れていたのですが、
いつも汚れて困っていたのです‥!
これなら汚れないしすぐ出せるし、便利ですね〜♫
本を読んでいて、とっさに付箋をしたい時などにも便利!
柄もシンプルで良いです〜。
東京・荻窪のUBIKさんで買った透明ケース。
scosさんでも似たケースを発見しました。
無くしやすい小さめのシールとか
切手を入れて、手帖の巻末ポケットに挟んでます。
地味なアイテムですが、ものすごい便利!
いかがでしたでしょうか?
少しでもご参考になりましたら幸いです♪
ではでは皆様、2014年も楽しい手帖ライフをお過ごし下さい♫
Posted on 06 10月 2013 by どんべ
こんばんは。まとめ記事のお時間です。
秋も深まってきましたねぇ、と思いきや、今日暑い!
着るものの調節に手帳選びにと忙しい時期ですね。
では、参ります。
絵が苦手な人でも、楽に正確にスケッチできてしまう方法の紹介です。
フリクション片手に、ぜひ挑んでみては。
お店に行ってもイマイチ気に入る手帳がない、そんな時は思い切って自作しちゃうのもありかもしれません。
ノートにうつってるリングの影をよく見てみると…!
自作手帳作成についての記事をもうひとつ!モレスキンをベースにExcelで作成したとか。
自作したい方の参考に。
先週、ちょっとした大掃除をしました。 最近ダニに刺される被害にあっていて…痒くて辛い!
布団とタンスの中を全て引っ張り出して洗濯乾燥し、家の引き出しという引き出しを全て開けてダニアー◯レッドを炊きました。
タンスの中の服もこの機会に着てないものを一斉処分、掃除機掛けしやすいように他のいらないものも一斉処分しました。
結果…家がたいそうさっぱりし、とてもいい気分に。ダニ退治の必要性に駆られて行った大掃除ですが、思わぬ得がありました。
今後もこの綺麗さをキープしたいところです。
ではでは。
Posted on 10 8月 2013 by Notebookers
夏から秋にかけて、そろそろ2014年の手帳情報が
解禁されるシーズンですね。
MOLESKINEからも60種類の来年の
ダイアリーが発売され、他社の手帳も徐々に
発売され始めました。
9月に入れば、一気にこの流れが加速しそうですね!
そんなウキウキする時期ですが、皆さま
手帳病にかかっていませんか?
手帳病とは、こんな症状ですので
「あ、わたしそうかも‥」と思われた方はご注意ください。
「来年の手帳何にしようかな!」と悩み出すと‥‥
寝ても覚めても手帳のことで頭がいっぱいになり‥
手帳売り場に行けば、何時間もサンプルを見て悩み続け‥
手帳特集の雑誌があれば読みあさり‥
そんな風に、悩み抜いて決めた1冊を買ったものの‥
何だか他の手帳も気になって買ってしまい‥
最終的には複数の手帳を使うことになる病のことです。
皆さんは自覚症状がありますか?
私は、ものすごく自覚があります。
一向に治りません…。
そんな症状に毎年悩んで、色々試しているおかげで
何となく自分の手帳の傾向はわかってきたものの、
各社から次々と新しい手帳が発売されたり
自分のライフスタイルが変わって
手帳の使い方が変わってきたり、
いたちごっこのように、手帳病は完治する気配が
ないのです。
でも、この手帳病の一番のポイントは
症状が悪化しても
どれだけ悩んでも‥‥
患者はとても楽しいことです‥(笑)
そんな訳で、2014年の手帳ラインナップも
今から手帳病にかかりつつ、
楽しみに待っています♫
それから今秋、「日本手帖の会」さんでは
手帖総選挙第2回を開催されるとのことです!
昨年の様子ははこちらで‥‥。
私もスタッフの一員として、お手伝いさせていただきます。
どれにしようか悩んでいる皆様、
ぜひ総選挙で試し書きをしたり、スタッフに相談して
症状を軽減してくださいませ!
Posted on 06 5月 2013 by どんべ
こんばんわ。まとめ記事のお時間です。
今年のGWもついに最終日。皆様いかがお過ごしでしょうか。
では、参ります。
字で書くより、イラストで描いちゃったほうがより表現しやすい時もあるかもしれませんね。
こだわらない。これが日記を続けるコツかもしれません。
最近、絵心って何だろーって考えることがよくあります。
こういうちょっとしたバッグ欲しくなる時ありますー! 裁縫得意だったらなあー!
トラベラーズノートはチラシやチケットをぱっと挟めるように、すぐにぱっと出せるようにしておきたいですよね。
自宅カフェの条件。
私はBGMですかね。鳥のさえずりや、水の流れる音等、環境音を流してくれるiPhoneアプリを愛用しておりますー。
まずはお誕生日おめでとうございます!素敵な一年になりますように。
字を書き、紙を当たり前に手に入れられることについて考えさせられる内容です。
世間は明日から平常運営に戻るわけですが…
脳内を完全休日モードから通常モードに切り替えなければなりませんね。
夏休みに向けて、がんばっていきましょー!(←
ではノシ
Posted on 24 4月 2013 by Notebookers
お久しぶりです。まおじいです。
いよいよ春本番になってきましたね!
私はつい先日まで、流行中のインフルエンザでダウンしていました‥。
季節の変わり目は体調を崩しやすい時期、
皆様も、くれぐれも体調にはお気をつけくださいませ。
昨年、とあるwebサイトで英国のイラストレーター
Kate Sutton氏のMOLESKINEを拝見する機会がありました。
彼女のMOLESKINEは、黒一色で描かれた
素敵なイラストでいっぱいでした!
日記というと、文字で記録することばかりイメージしていた
自分にとって、彼女のノートは衝撃的でした。
私も彼女のMOLESKINEのように、ペン一本で
日常生活を描いたイラストで、ページをいっぱいにしたい!
と思い、今年に入ってからMOLESKINEポケットサイズの
リポーター・プレーンを使って、日常のことを描き連ねています。
基本的に一発描きで、下絵は描きません。
色も塗りません。
特にルールを決めている訳ではないのですが
自分が一番描きやすい形で残すことを重視しています。
色を塗らなくちゃ、綺麗に描かなくちゃと構えてしまうと
なかなか筆が進まないので、塗りたい色だけ塗ったり
描きたいところだけ描いたり、
自由なスタンスで記録しています。
貼付けたり、スタンプを押したりもしています。
描いているのは特別なことではなく、毎日何があったとか、何を食べたかなど
些細なことだけど、残しておきたいなあと思うことです。
私の場合、絵で残したものは文字よりも
イメージを思い出しやすいです。
時々読み返すと、当時の思い出も蘇ってくるので
とても楽しいです。
ぜひ皆様も、ペン1本で思い出を描き出してみてください!
Posted on 26 3月 2013 by エハガキ華
こんにちは、エハガキ華です。
私の住んでいる我孫子市には「子育て支援施設」というのがいくつかありまして「すくすく広場」もその1つです。すくすく広場は駅前のビルの5階にあって、室内用の遊具や絵本が置いてあり、未就学児とその保護者が好きな時に行って遊べるようになっています。保育士の先生もいらっしゃるので、子育てについての悩みなどを相談できたりもする場所です。
そのすくすく広場が月1で発行している「すくすくだより」という会報誌のようなものに、2年前から子育てネタの4コマ漫画を連載させていただいていました。この3月で連載が終了となり、全部で24作を描きました。
広場の1利用者に過ぎなかった私ですが、広場の先生が私のブログを見てくださっていて、そこに載っていた4コマ(思いつきで描いて載せたものでした)を見て「すくすくだよりにも載せてみないか」とおっしゃってくださったことが最初のきっかけでした。それで試しに描いてみたのがこの「おさんぽ天王台」第1話です。
私自身も、そしてたぶん誘ってくださった先生も4コマを「連載する」という考えは最初なかったと思うのですが、この第1話がいくぶん好評で「良かったら2話目も」「3話目も」というふうに自然に連載へと繋がっていきました。
自分の描いたものがそうやって何かに印刷されて人に読んでもらえるというのは私にとってとても嬉しいことでしたが、さて困ったことに私はずっと漫画を描いてきたわけでもなく(むしろ『描いたことない』に限りなく近い)、「これでいいのだろうか」と迷うことの連続でした。この4コマ連載によって金銭的な報酬が発生するようなことはなかったのですが、自分の楽しみで描いているとは言え試行錯誤が必要でした。
まず、こんなシンプルな絵のたった4コマでも「ポーズ」に苦労しました。ちょっとした日常の動作をどうやって描いたらいいのか分からない。描いてきた4コマを見ると正直「変だな」と感じるポーズがいくつもあります。プロの漫画家の偉大さを知りました。
またストーリーについて、連載当初はいくつでもアイディアが浮かぶようでした。でもたった月に1度の連載でも私のアイディアなんてみるみるうちに消費されていくのです。ここでもプロの漫画家の偉大さを知りました。たとえばですよ、週刊少年ジャンプってありますが、ジャンプで連載を持っている漫画家さんと自分を比べるのもずいぶんおこがましい話ですが、私は月に1度の4コマを描きながら、ジャンプで連載している漫画家を神のように感じていました。もちろんアシスタントさんがいるとはいえ、毎週毎週あの量の話を考え、「戦闘」モノなんて特に非日常なポーズの連続、それらをクオリティをたもって描き続けることのすごさ。4コマを描く前からもちろん「すごい」とは思っていたのですが、自分でちょっとでもやってみるとその「すごさ」が恐ろしいくらい感じられたのです。日刊の新聞で4コマ漫画を何十年も連載している漫画家さんもまさに神レベルです。
ところで「アイディア」「ネタ」についてですが、なぜか寝る直前に思いつくことが多く、寝ると忘れてしまうということがたびたびありました。そこで購入したのが、
無印良品の「週刊誌4コマノート・ミニ」です。これは各ページに4コマの枠が印刷されているノートで
私はこういうふうに思いついたネタの走り書き用に使っていました。
↑見返してみるとボツになったネタなどもあり…
↑ネタ帳と完成版を見比べるとちょっと違っていたり…
走り書き・殴り書きなのでなるべく丁寧に扱っているモレスキンなどとはだいぶ違う様相なのですが、後から見返してみるとこれはこれで面白いなぁと。そのことに気付いたのが、この記事をNotebookersに投稿しようと思ったきっかけです。
こちらが24作目、今月発行されたすくすくだよりに載った「おさんぽ天王台」の最終回です。
この2コマ目は本当にあった出来事で、こんな有名漫画家や小説家が本屋でするみたいな体験ができて本当に夢のようでした。知らない人から漫画のことで声をかけていただいたり、私を知らなくても漫画のことを知ってくださっていたり。いたらないところだらけの4コマ連載でしたが、私にとっては本当に貴重な経験の連続でした。
↑こちらのリンクから全ての4コマを読むことができます。
長い文章になってしまいました。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
Posted on 17 3月 2013 by ぬいこ
イラストレーターの「たけのこスカーフ」さんとお茶をする機会に恵まれ、
ふだん使ってらっしゃるノートブックを見せていただくことができましたので、紹介いたします。
その前に少しだけ「たけのこスカーフ」さんのことを紹介しますと、
通称「たけすか」さんは、主に「レーズン」というリトルプレスを発行されていて(2002年〜)、
パステルカラーのふわっとかわいらしい絵柄と、かわいい文字と、多彩な文章…
そして思わず「ぶふっ」と吹き出してしまう凶暴さというかパンク…を秘めた、
なんとも憎めない愛おしい「レーズン」そのままの女の子です。
先日の3月7日から、神戸のhoneycombBOOKS*(ハニカムブックス)さんというお店で2回目の個展を開かれていて、その合間によかったらお会いしましょうとお誘いいただいたのでした。
前置きが長くなりましたが、これがそのノートブックです。
…なにを書いたものでしょう?
と正直に申しましたところ「そんなのわたしもわからない」とのこと。なんですって?
しかしながら、お話をきいていくとどうも、ウェディング関連会社のイラスト注文を電話でうけながらの、電話メモであることがわかりました。
らくがきだと思っていたので(失礼)、大事なお仕事メモだったことに多少びっくりしながらも、
ノート紙面の気になるところひとつひとつを指さし、「これなに?これは?」と聞きまくってしまいました。
だって、こういうの↓とか
『ぽさみ アリ』
ぽさみ?初めて聞く言葉!なに?と尋ねても「さあ〜?なんだろ〜?」とほんとうにわからないご様子。
しご…との依頼の電話…メモ…だよね?と、ちょっと心配にすらなってしまう私。(ムリに見せてもらっといて余計なお世話)
ただ、このメモは一ヶ月ほど前のものであり、思い出されるのに時間を要しただけのようでした。
その後も私がしつこく問いつめた結果、次のような答えを聞きだせましたので記しておきます。
写真上から
・このヒトが「ハア〜〜〜」ってハートを吐き出していて、まわりのヒトたちがこんな顔(’v`)になっているところ。(写真の見切れた左側にこんな顔(’v`)のヒトが数人いました。撮ったのは私。すみません)
・力こぶ作ってるヒト に バツつけたもの=「力を抜いた感じのイラストで」との依頼をメモしたもの。
・ブーケやドレスも描いて、と言われたので、「じゃあヘビも描いておきますね(巳年だし、ヘビ好きだし)」と答えたところ「ヘビは要りません」とピシャリと断られ、せっかくフォーマルに蝶ネクタイまでしたヘビ君が「かなしいものだ」と嘆いているところ、だそうです。
・『ぽさみ』とは、画用紙などザラザラした紙に太くて濃いえんぴつやクレヨンで描いた時に出る、線の周りのポサポサしたところ。(つたわれ〜)そういうポサポサの線がアリってことでした。たけすかさんの造語のようです。
私のつたない文章では、そのときのおもしろさがすこしも再現できていないのが残念きわまりないですが、
ひとつひとつ爆笑させていただきました。
しかし!ひーひー笑いながらも「電話で会話してることを、手からは絵で出力させているのだな〜さすがイラストレーターさんだわ〜!」と実は感動していたのですよ。ほんとう!
ふだん見ることのできないイラストレーターさんの裏側(の一部)を見せていただき、貴重な時間でした。たけすかさんどうもありがとうございました。
たけすかさんの個展は、3月26日(火)まで開催されています。
honeycombBOOKS*(ハニカムブックス)さんは、古本と雑貨を扱っている、居心地がよく暖かい雰囲気のお店です。
場所は、神戸 JR元町駅の西口から徒歩10〜15分。
お近くにお寄りの際はぜひのぞいてみてください。
たけすかさん作成のふわたまごさんたちも待っています。