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小さな嘘☆

Posted on 01 4月 2012 by

みどりです(@midori9bin)

 

あれは小学5年生の時の事

その年に担任になった先生(男性)が新学期早々に

一人に一冊ずつ大学ノートを配って、こう言いました。

「今日からコレに日記をつけていって下さい」

「今日帰って日記を書いたら、次の日先生に出して下さい」と。

 

書く事が大好きだった私は大喜びでノートを持ち帰り

表紙に大きく「日記」と書いて自分の名前も書いて

さっそくその日の事を書いて翌朝先生に提出。

帰る時間になり、先生がノートを返してくれました。

 

なんと!そこには先生からの返信が赤いペンで!!!

そぉ!それは先生と自分だけの交換日記だったのです♪

全員の日記を読み、その日のうちに全てに返信をつけてくれた先生。

今思うと大変だっただろうなぁ・・・

 

最初は楽しかったクラスメートたちも

だんだんと毎日書く人数は減ってきて、そして夏が・・・

 

学校から帰りいつものように友達と公園に行き遊んでいた私

ちょっと高めの鉄棒にぶら下がっていた時

近くて遊んでいた子のボールが私の手に当たり

鉄棒から手が離れて落下

下のコンクリートに頭を打ちつけました。

 

そのまま何とか家まで帰った後、病院へ

頭を数針縫う怪我でした。

 

その日の日記に書いた内容は今でも覚えている。

「今日は○○ちゃん(友達の名前)と公園に行きました。

鉄棒をして遊びました。楽しい一日でした」

みたいな感じで。

普段ならノートの1ページほとんどを埋め尽くすくらい書き

絵も書いている私が、その日はこんな短文で絵もなし。

 

でもそれは日記を書く事が楽しくてたまらない私が

楽しくなかった(怪我した)事を書かない為の

精一杯の嘘だったんだと思います。

 

幸い学校を休む事はなく、翌日から登校した私。

何もなかったように日記を提出

(傷は包帯ではなく小さな絆創膏で髪の毛で見えないようにして登校)

今思えば母からの連絡ですでに怪我の事は知っていたであろう先生

その日の先生からの返信は

「○○は(私の名前)いつも元気で遊んでいるね。

先生はそんな元気な女の子が大好きだ。

今日もきっと楽しいことがあるから頑張れ」

みたいな内容だったような気がします。

結局その後、私と先生の交換日記は卒業するまで続きました。

ずっと私の日記に返事を書き続けてくれた先生。

私の小さな嘘を受け止めて優しく返してくれた先生に

今でもとっても感謝しています。

 

そして私の書く事へのきっかけを作ってくれた事にも。

 

 

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Profile: えかきすと・佐々木みどりデス! 書く(描く)事が好きです! 絵(イラスト・絵手紙・油絵)・手紙・言葉など。 ノートはA6サイズのノートを「何でもノート」として使っています。 奥野宜之さんの「人生は一冊のノートにまとめなさい」を読んで 「私はコレが自分に合っているのかな?」と。 以前は「モレスキン」「ほぼ日」なども使っていましたが 持ち歩きに挫折する為 現在はA6サイズのノートのみです! iPhone/iPad2愛用中 Twitter:@midori9bin 現在,主婦業・運送業(手伝い)・ギャラリースタッフ

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