20冊以上たまった旅先トラベラーズノートの中には
「どうかしている」ノートブックが潜んでいる。
今回は「どうかしている」ノートブックの中から1冊を引っ張り出すことにする。
ちょうど3年前に旅した、大阪ノートブックである。
表紙には必ず、「旅ノートNo.」「期間」「行き先」を書いている。
使った筆記具は、当時のマイブーム「あかしや水彩毛筆 彩」。
太陽の塔をイメージして、赤青2色で書いたのかしら。
筆ペンを使うと、雑な文字だって「アジ文字」に見える(と思い込める)のが良い。
現地で手に入る海外観光客向けガイドブックは、
旅ノートのコラージュ素材として優秀である。
このページ、旅先で役に立つ情報といったら地下鉄路線図だけ。
どうかしているページ、その1。
カラー筆ペンで「太陽の塔」を描いてみた。
本物を遠くに見ながら、一気に30分くらいで仕上げた。
上手い下手はさておき、スッキリした。
ただ、「旅するその場で絵描き」には以下のデメリットがあることも学んだ。
この旅以降、カラー筆ペン画のページはぱたりと消える。
[デメリット1] カラー筆ペン全20色をバッグに入れると、重い。
[デメリット2] 絵描きに集中しすぎると、旅する時間がえらく削られる。
どうかしているページ、その2。
万博記念公園のパンフと自分が撮った写真、+マステ。
ノートの白地が見えなくなるまで、見開きいっぱいに埋め尽くした。
全部のトラベラーズノートの中でも、特に気に入っているページのひとつ。
このページが、トラベラーズノートにハマる決め手になったのだと思う。
「旅行先で文具店めぐり」を始めたのは、この旅からであった。
ムロラボさんは、玄関のドアにチョークであれこれ書ける。まるで黒板。
当時は「製本教室」をやっていて、ご近所の奥様とのんびり楽しんだ。
チャルカさん。このときはオープン10周年フェア期間であった。
初めて見る東欧文具の素朴でな可愛さに、えらくときめいた。
ランチが美味しくて、翌日もチャルカに行った(笑)。
バターの香りが漂うパンや、おばあちゃんの家にありそうなコーヒーカップ&ソーサー。
好きなものを写真に収めて、貼るだけ。
どうかしているページ、その3。
本編で使い切れなかった紙モノの集い場「大阪没紙館」。
テーマや規則?あるわけないない。
コレにメッセージ性を求めてはならぬ。
余談ではあるが、どうかしているページ、その2はノートから外れている。
20ページを超える「中崎町ガイドマップ」を、この裏に貼り付けたせいだ。
さてさてそろそろ、こちらのノートしまいますね。
おやすみなさい☆