黒赤青緑、加えてシャープ。
仕事に勉強に、欲しいインク色とシャーペンが一気に揃う。
ストレス感じる暇も無いくらいの、信頼できる書き心地。
そう。
それが、ジェットストリーム4&1。
ジェットストリーム4&1、なのである。
仕事中、勉強中。
もしも右手から離れたら、戦闘能力急下降。
なのに、なのに。
ふとした理由で、目の前で見知らぬ紳士がペンを探していたら?
それは当然、ペンを貸す。
貸し出すペン、それは・・・。
ペンケースの中を、探す。
探したところで、紳士が使いそうな類のペンが無いことに気づく。
仮説を立てる。紳士はごく普通の色をしたごく普通のペンを使いたいのだろう。
きっとグリーンブラックとかボルドーブラックとか洒落込んだ色は必要ないし、
まして蛍光ペンで紳士のニーズを満たせる気がしない。(紳士はきっと文字を書く)
残るは、そう。
ジェットストリーム4&1。
戦闘能力はなんとかなるさ、勇気を出して貸し出しましょう。
「よろしければ、使ってください。」
「あぁ、ありがとうございます。」
紳士、ジェットストリーム4&1を手に取る。
(大丈夫だと思うけど、そのまま持って行かないで・・・)
ジェットストリーム4&1が手元から離れてから数分間、ふと考えたことリスト。
□ しまった、黒ボールペンってあれしかなかった…
こういうときにロックなボールペン(プレフィールオールブラック)持ってれば良かったんだ!
□ あれ、待て待て単色ペンでも問題ないじゃないか。
そしたら黒ペン何にしよう。スラリかG-KNOCKがいいかな。
ノック式でワタシ好みの書き味。お値段もお手頃だから代打黒ペンにいいかも。
□ あーでもペン増えすぎても結局使わないんだよね。
ペンケースには最低限入ってればいいと考えると、代打黒ペンはいらないよな。
□ ペンを貸した紳士がジェットストリームの書き心地に「おおっ!」って唸ってたら
それってもしかして、わたし感動のおすそ分けとかできてるんじゃない?
□ って、紳士けっこう遠くにいっちゃってるから書いてるときの様子見れないんだけど
□ スラリもいいけどサラサもいいよなぁ、あぁだから代打黒ペンは買わないって!
□ 紳士、ペン返し忘れてそのまま持って帰ってしまうとかないよねぇ・・・。
ちょっと不安になってきた。
□ キャップ式だけどシグノもよくない?あぁだから代打黒ペンは買わな・・・
「はい、ありがとう。」
現れた紳士は、右手にジェットストリーム4&1を持って私のところへ。
ごくごく普通に、ジェットストリーム4&1は私の元にかえってきた。
ペンを返して、おわり。
普通だ。普通である。
戦闘能力の増減は特になし。
なければないで、なんとかなるものだ。
それにしても。
愛用ペンであるとはいえ、
ジェットストリーム4&1が手元から離れていた数分間の思考ときたら。。
まぁとにかく、何事もなく戻ってきてほっとした。
なければないでなんとかなるけど、
やはりジェットストリーム4&1は、頼りになる。