ノートブックのこと。/ご挨拶に代えて ハルナうたうさぎ

Posted on 25 1月 2013 by

はじめましての方も、お久しぶりの方も、いつも仲良くしていただいてますの方も、こんにちは。

Notebookerで、ふだんは歌をやっています。ハルナうたうさぎと申します。

どうぞ、よろしくお願いします。

 

Notebookersのライターに決まってから、とてもワクワクしていました。

「ノートブックのむこうに“人”が見える」───ということについて、考えていたからです。

 

 

この“Notebookers.jp”で、ひとのノートにまつわるエトセトラを眺める。

それは私にとって、人の孤独のありようを覗いているような感覚です。

(“孤独”は、このNotebookers.jp管理人であるタカヤさんのキーワードでもありましたね。)

 

スケジュール管理という実用面から、形にならないものを受け止めてもらうような作業まで。そこにあるのはすべて「自己との対話」。

外界と交わることも共有することも、すべて自分というフィルタをとおしているのだ、というあたりまえのことが、厳然とそこに示されているかのような感覚。

境界。輪郭。皮膚。そういうもの。

ノートブックにはその手触りがあります。

 

ノートブックを楽しむ人は、自分を楽しんでいる。

ノートブックというアイテムを通して、誰かの世界を垣間見ることは楽しい。隣で歩く人の見る空は私から見るそれと全く同じではないけれど、できるだけ寄り添って、想像力で補って、その人の風景を旅する。

「孤独を、分かち合う」

というフレーズは、私にとって淋しさを含むものというより、どちらかというと凛としてワクワクする言葉です。

 

自分自身を振り返ってみると、誰かの目に触れるところではたいていふざけているか、あるいは、ある一定の距離感をもって観察したことを淡々と述べるか、どちらかという気がします。

実際のところ、自分の世界を思い切り出しているのは、歌の中だけかもしれない。

多くのライターさんの記事を読み進めているうちに、私もまた、私自身の風景を旅したくなりました。

 

ここでは、おとなぶってなめらかなものだけを見せるのじゃなく、思い切り自分を出してみようと決めました。

きっとすべてのアートの原点は、こういう気持ちなのでしょう。

だから、Notebookersのライターに決まってから、とてもワクワクしていました。

 

 

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どんな誰かの世界に出会えるか、

そして、どんな自分に出会えるのか、

とっても楽しみです。

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