Happy Halloween! Notebookers!

Posted on 16 10月 2013 by

たずらもしたいし、お菓子も欲しいハロウィンの日。
(ワタシはピュアチョコがイイです。みっしりパウンドケーキとか)

もう8月頃から、雑貨屋さんなどでは、黒とオレンジのハロウィンのディスプレイがあったりします。
お菓子屋さんやカフェでは、かぼちゃ系のケーキやお菓子なども期間限定で出たりして。
そんな万聖節イブの日の由来などを、先日の記事『『ためして!ミドリ』の〜』のアイリッシュノートブックを書いていたら、ドルイド教から、夏のベルテン祭と、冬至のお祝いのサムハイン祭へ、それからちょうどタイムリーにハロウィンの流れになり。
こういう繋がりがすごく面白いなあ、と、えー、こちらに書きたいと思います。
(口説いようですが、ワタシはノートブックに、こーゆーことばかり書いている)
(そして文末が恥ずかしいほど伝聞形)

■ハロウィンの始まり
もともとは、古代ケルト人のお祭りのサムハイン祭が起源だと言われています。
これは、一年の終わりの感謝と、冬至と、夏の収穫を祝うお祭りだったようです。

ケルト人は、一年を夏と冬に分けていまして。
11月1日が一年の始まり、冬の最初の日、5月1日が夏の始まり、だったそうです。
(『サムハイン』は、古代アイルランド語で『夏の終わり』のイミ)
その11月1日にサムハイン祭をしていたんですが、なぜ今のハロウィンが10月31日かとゆーと、当時は『日が暮れたら、それはもう次の日』だったそうです。
なので、10月31日の日暮れ イコール 11月1日 くらいの感じで。

(ケルト人は、文字で書き残さない、口伝文化民族だったため、記録が残っていないのです。なので、これらのお祭りがあったのは、数千年前〜千数百年前、と、かなりざっくりした推測のようです。そして、いわゆるユリウス暦の前の話、つまり今の一年12か月365日のカレンダーではないです。なので、だいたい11月1日頃が、今の暦でいう12月の冬至頃、くらいじゃないかなーと思ったりして)

■ハロウィンの仮装
最近、日本でも、遊園地や地域のイベントなどでハロウィンの頃は、仮装OKになったりしています。
ハロウィンの夜、なぜ仮装をするのか、というと。

当時のケルト人は、サムハイン祭の頃、現世と死後の世界の扉がつながり、ふたつの世界を行き来できると考えていたそうです。(日本のお盆と同じカンジ?)
そのへんを悪霊やいたずら好きの精霊が、フツーにうろうろしている状態で。
なので、人間サマもそれっぽい仮装をして「や、ワタシたちも、あなた方と同じ悪霊ですよー」「いたずら好きの悪い精霊でーす」「だからいたずらしないでねー」「向こうの世界にさらっていかないでねー」と悪霊や妖精をごまかすための仮装なんだそうです。

■火のお祭り
ベルテン祭とサムハイン祭、両方に共通しているのが『炎を焚く』こと。
ドルイド僧が祈りをこめて焚いた火を、ひとびとに分けまして。
各家庭でかまどの火を新しくする、悪霊や妖精が家の中に入ってこないように魔除けにする、また、夏が終わり、冬が始まることを祝うため、死者の魂を正しく導くために、などの非常に神聖な意味を持つ炎だったようです。

■Trick or Treat!
もともとは、ケルト人が、この頃にやってくる悪霊や妖精のために、食べものとワインを用意していたことから、転じて転じて、お菓子をもらうことになったそうです。

えー。
その『転じて転じて』の内容ですが。
キリスト教が広まった時、この風習を取り入れまして。
この風習を ”souling”(ソウリング)といいます。
その頃のキリスト教では 11月2日が『死者の日』(『すべての聖人(死者)の日』とも言われています。これが『万聖節』の由来のようです)とされていて、この日に『魂のケーキ』というお菓子をもらいに、ご近所を回り、その際に死者が天国に行けるように祈ると約束する、と変化していったようです。
これと、仮装して『わたしたち、おばけだからいたずらしないでね』が合体して、Trick or Treat! になった…のかな…

■Halloween のイミ
“Hallow Eve”が、もともとの名前のようです。
『神聖な日の前夜』くらいのイミでしょうか。
一年の終わりの日から、始まりの日にかけてのお祭りなのと、死者や精霊がやってくる日を表すので、だいたいこういう感じの意訳かと。

この “Hallow Eve” が、19世紀にアメリカに渡り(このケルトの言葉がアメリカになぜ渡るのかというと、それはまた長くなるので割愛しますが)(ワタシのノートブックにはもちろん、この割愛した部分が無駄に長々しく書かれているんですが)、なまって “Halloween” になったそうです。

(正式には “All Hallows’Even” だそうですが。正式って何? “Hallow Eve” は語源で、こちらが正式な名前ってこと?)

■ジャック オ ランタン
映画『ナイトメアビフォアクリスマス』の主人公ジャックであります。
このジャック、もともとは、口の上手い鍛冶屋さんだったそうで、悪魔をダマし、死んでからは聖ペテロをダマして、生き返るという荒技をキメるのですが。
ジャックが再び死んで死者の国に行った時、聖ペテロと再会するんですが、聖ペテロがぶちキレまして。
ジャックは、天国にも地獄にも行くことを許されず、そのどちらでもない闇をさまようことになったんだそうです。
その闇を歩く時、ジャックの足もとを照らしているのがカブのランタンだと言われています。
(そして、このハロウィンがアメリカに渡り、アメリカにはカブがあんまりなくて(もしくはメジャーな野菜ではなくて)、その代わり、よくある野菜、カボチャに変わったんだそうです。そんなことで変えていいのかーと思います)

■ハロウィンの映画
ホラー映画スキーとしては、そのものずばりの『ハロウィン』を出したいのですが。
ちょっとコレ、アレ過ぎるので、代わりにこちらー♪
『E.T.』1分28秒くらいからハロウィンの仮装するシークエンスがありますよー。

■ハロウィンの本
何かハロウィンの物語、ないかなーと思いまして。
えー。
ワタシはもともとはミステリ読みでして、ハロウィンと言うと血生臭い系しか読んでいなくて。
唯一の聖域がブラッドベリの各ハロウィン作品なのですが、独立して記事を書いた方がいいくらい、たくさん書いてしまうと思われます。
なので、何かぴりっと効いたカンジの短編でもないかなーと思い、探してみたんですが。

探してノートブックに書いていたら、いわゆる『生き残ろうぜ@ハロウィン編ミステリVr.』みたいになってしまいました。
・最善としては、ハロウィンのお祝いをしない。
・てか、ハロウィンの期間は、アメリカにいない方がイイ。
・骨肉相食まない。家族、仲良くしましょう。
・できれば、お母さんマインドは早めに卒業する。お母さんは永遠にあなたのお母さんです。
誰かに「取られたー」とか思わなくていいです。お母さんは【あなたの】お母さんです。
・おうちでハロウィンパーティ1:暗闇でゲームはしない。雰囲気なんて重視しなくてイイ。ぴっかぴかに灯りをつけて遊びましょう。
・おうちでハロウィンパーティ2:「地下室に入らないでくれー!」と言われたら入らない。「灯りを付けないでくれー!」と言われたらコレもそうしましょう。ホストの言うことは守りましょう。
・おうちでハロウィンパーティ3:もらったお菓子はー、できたらー、お母さんが確認した方がいいかなあ。しない方がイイこともあるので、それは各家庭で調整をお願い致したく。
・繰り返しますが、お母さんマインドは早めに卒業しましょう。
・おうちでハロウィンパーティ4:お父さんは、「はははー、みんな楽しんでるかなー」と、後ろでどっかり構えていましょう。パーティの司会進行はお母さんに任せる。お父さんは何もしないで、にこにこしていればいいと思います。
・かぼちゃ畑とかトウモロコシ畑にも行かない方がいいんじゃないかなあ。メイン州は特に。(ハロウィンじゃなかったっけ)
・ライツヴィルにも行かない方がいいなあ。なんだかややこしい話に巻き込まれる気がする。
・手紙、手紙…も、この時期は、あんまり読まない方がいいかなあ。
・ご近所を回る際にも、気をつけたいです。やたらおどおどしているひとが出てきたら、「あ、ぼく、用事を思い出したー!」と嘘ついてもいいから、可及的速やかに退散しましょう。
・ご近所を回っている途中で、等身大ジャックの人形があっても近づかない。できれば見つけた時点でおうちへ帰りましょう。
・イングランドにお住まいの方は、ガイフォークスデイにも気をつけたいものです。
できれば、アパートなどの同じフロアの同姓同名のひとにきた手紙を間違えて【読まれない】こと。
【読まない】ではなくて、【読まれない】。ココ大事。

■おまけ:A penny for the Guy!
おまけです。
このハロウィン、サムハインのお祭、イングランド南部では、11月5日の『ガイフォークスデイ』に変わっていったようです。17世紀、ジェームズ1世のカトリック弾圧の抗議活動として議事堂の爆破計画があったのですが、これが事前に発覚して、首謀者のガイフォークスとその一味が処刑されまして。

マザーグースに

わすれないでおくれ
十一がつのいつかのひ
かやくいんぼうじけんのひ
わすれられてなるものか
ガイ・フォークスのひ

と歌われるほどの事件でした。
(これは谷川俊太郎氏訳)

10月終わり頃から、子供たちがガイフォークス人形を作り、「ガイにペニーをめぐんでおくれよ!」と、街を回り、お祭りのためのお金を集めていたそうです。
(コレが”Trick or Treat!”の「お菓子」部分の名残?だと言われているとか)
11月5日は、このガイフォークスが逮捕された日だそうです。
サムハインのお祭りと同じ時期、火薬を使う事件が計画されたというのも、また運命的だなあ、と。

Name:
Profile: あなたと一緒に歩く時は、ぼくはいつもボタンに花をつけているような感じがします。

Photos from our Flickr stream

See all photos

2021年3月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

アーカイブ