クリスマスが近いので、アドベントカレンダーが売られていたり、街中には電飾をつけた木が多くなったように感じます。
(毎年華やかな、ミキモトのクリスマスツリー)
プレゼントをもらったりすることが多い季節ですので、少し贈り物の話をしようと思います。
贈り物をするとき、皆さまはどんなことを考えてそれを準備しますか?
贈る相手の好みや欲しいものを想像して準備するのではないでしょうか。
その物は、単なる物質にすぎませんが、実際にはたくさんの意味が含まれています。
以前好きだと言っていたことを覚えていたから、とか日常のなにか不足していることによって不自由していたなとか、行ってみたい場所があったなとか、それを手に入れるまでに費やした代償とか…いろいろ。そういうことを詰め込んだ意味。
何かをいただいたとき、その物をよく観察すると、そういう色んな意味が見えてくるかもしれません。
それは、贈られた人が見つけなければ何の意味も無いことです。
でも、それがわかると、単純にいただいて嬉しい、ということよりもっと深く気持ちのやり取りができるでしょう。
こんなことを書いているうちに、これって旅先から送る手紙に近いような気がするなあ、と思いました。
手紙…とかはがきを送るって、カード、切手、消印…そしてもちろん本文、と実はいろんな要素があって、それは不慣れな場所で準備するのはなかなか骨の折れることです。(だから、こういうことって、多くの人へ出来ることではありません、自分の場合は。)
もし、そういう手紙を受け取る幸運に巡り会えたなら、ぜひ色々観察してほしいです。そして、送り主から事情を聴取すれば、少し旅気分を味わえるとともに、自分も旅に出たくなるかもしれません。
年に一度の、プレゼントとはがきが飛び交う季節。
毎度のことではありますが、一つ一つを楽しく、素敵な交流のきっかけになりますように、と願いつつ今回はこの辺で。
おやすみなさい、良い夢を。