ノートブックに描くのは「言葉」
学生時代から、手帳に描き・綴ってきたのは「言葉」でした。
絵心があれば気の利いた挿絵も加えて楽しいノートブックになったかも?思いつつも、今なお「言葉」を紡いでいます。
先日出逢った一冊の本
「未来は言葉でつくられる」細田高広著(ダイヤモンド社刊)。
言葉が未来を発明する?という大胆な表現のこの本は、示すとおり過去革命的なヒット商品(appleやGoogle、Amazon)を生み出したコピーについても語られています。
言葉の組み合わせや、表現を変えることでイメージが一変する事など、世界は言葉で動いていると、改めて実感させられました。
奇しくも、現在発売中の「クーリエジャポン」3月号も「言葉」の特集をしています。
ここでも、「言葉」こそあなたの武器であるとまで、うたっています。
「言葉」とは薬とよく似ています、この本のように未来を生み出すイノベーションの力にもなれば、他人を害する毒ともなりうる。
その両方をそなえもつ持つ「言葉」の力、あなたのノートブックは「核兵器」でしょうか?それとも処方箋のつまった「救命箱」でしょうか?
あとがき
私は営業職を25年努めてきて、この「言葉」という奴には苦労してきました。
仕事ともなれば、甘い言葉だけじゃなく厳しい事も言わなくてはならず、その結果疎まれたり、恨まれたり。
いまでも「言葉」のつかいどころは難しいと感じます。
でも、生きている限り、これからものこ「言葉」ってやつとは、付き合っていかなくてはいけないので、きょうもノートブックにあたらしい言葉を紡いでいきます。