アーティストはnoteの夢を見るか? なかしぃ

Posted on 27 4月 2014 by

世間ではゴールデンウィーク始まってるみたいですね。世間とはかけ離れてるのでまだまだ休めませんが坂本九の歌を思い出して仕事頑張ります(^-^)/ 「明日もある、明日もある、明日もあ~る~さ~♪ 仕事っ!」ということで今回もタイトルはホッテントリメーカーに頼ってしまいました。前回の投稿でnoteを始めたということを書きましたが、始めて一週間で意外な展開が訪れましたので報告します。大切ですからね「報・連・相」、ポパイも食べてますし・・・

無題

 

ちなみに、筆者のアカウントはこちらです。 https://note.mu/lordnakasy

note自体は立ち上がったばかりでまだまだ機能的には物足りないところが多いですが、その不便さを上回るくらい楽しくなってきています。そのうち改善されて使いやすいものになっていくでしょう。検索機能ないし、リツイート機能もないし、色々あります。でも面白い!

どこが面白いかというと他のSNSと比べて違うところで課金機能があるということですね。自分の場合はこれで商売してお金儲けしようということは思ってなくて、投げ銭形式にして自分の作品に対して良いと思ってもらえればお金を払ってもらうということにしました。例えばinstgramやfacebookでも自分の作品を発表できますし、「いいね」をつけてもらうことも出来るんですけど、本当に良いと思ってつけてくれるのか惰性や義理でつけてくれるのか分からないわけです。でも、他人が身銭を切るという行為はなかなか惰性では行われないものです(100円くらいなら義理でしてくれるかもしれませんが)

ということでnoteを始めて翌日に初めて100円を投げ銭してくださった方が現れました。これって筆者にとってはめっちゃ感動モノの出来事でした。アーティストとしてのモチベーションがうなぎのぼりになります。自分の作品が価値を持った瞬間ですからね。いわゆる「いいね」という価値観の軸とは違う軸の上での評価ですから筆者にとっては100円という金銭的価値以上のものがあります。

無題

ちなみに上記はこの記事を書いている時点のものです。1,000円以上にならないと自分の口座に振り込まれなくて、運営手数料や振込み手数料が引かれますので、これで億万長者になるのは夢のまた夢です。でも、この課金制度はスリリングで、例えていうなら路上ライブです。自分に興味のない人が通り過ぎる中でいかに目を引き付けて立ち止まらせるかが勝負です。もちろんnoteにも「いいね」機能はあります。こちらでは「スキ」という言葉になっていて「あなたのノートがスキされました」という不思議な日本語で通知されます。

今さっき路上ライブで例えましたが、noteでも他人に見てもらわなければ誰も通らない裏路地でストリートライブしているようなもので存在さえ気づかれずに終わってしまいます。特にnoteでは検索機能がありませんので何もしなければなかなか見てくれる人(以下、フォロワー)がいないのです。そこですることとしてはフォロワーを増やすことです。ここである種の戦略が必要になってくるわけです。例えば、

  1. 自分が参加している他のSNS、ブログ等から引っ張ってくる
  2. 知り合いに直接口で言ってフォローしてもらう
  3. note内で増やす。

1.については自分のノート(ここでは自分の投稿の単位?名称としてノートと言っています)にはfacebookやtwitterにリンクできる機能があります。また、筆者が今書いてるようにブログで発信します。ただ、自分がかなりの有名人でフォロワーを沢山抱えてるわけではない一般peopleについてはなかなか見込めません。2.についてはリアルなコミュニティでこういうのをやっているということをcoming outして理解してもらうのはなかなか厳しいものがあるかもしれません。

ということで、3.のnote内でフォロワーを増やすことについて考えていきます。その前に、フォロワーを増やすということはフォロワー全員が自分のファンになるということではないということを言っておきます。これはどういうことかというと、路上の例でいうと人通りの多い場所に移るということです。例えば1,000人のフォロワー(通行人)が出来たとして、そのうちの1割がファン(立ち止まって聴く人)になり、またそのうち運よく1%が投げ銭してくれるとしても一人です。

とはいっても他人の目に触れる機会を増やさないことには話が始まらないので、どうするかというとまずは

フォロー数を増やす

ということです。ぶっちゃけ言うと確率論の世界になってきます、いかに確立を増やすかということに尽きます。そこでやるべきことは自分の作品のファンになってくれそうな人をプロフィールを見ながら(または手当たり次第)フォローしていきます。ではどうやって探すかというと、おすすめユーザーというリストが冒頭に表示されるので、有名人(伊集院光とかCLAMP等)のフォロワーリストからフォローしていきます。そうするとそのうちの何割かはフォローバックしてくれます(筆者の経験では4~5割くらい)

また、自分がいいなと思ったユーザーのノートにコメントを残すという方法もあります。人間は自分に興味を持ってくれた人には好感を持つものですから。そこで自分のところにも引き入れてコミュニケーションを図ればお互いにファンになるかもしれません。

ただ、フォローできる人数には上限があり、「1,000+フォロワー数」と設定されています。例えば、自分のフォロワーが300人いたとしたら1300人までフォローできるということです。ということで始めたばかりの人は手始めに1,000人フォローを目指しましょう。今のうちならみんなアーリーアダプターなので気軽にフォローバックしてくれます。他のSNSではフォロワーを200~300人にするのは結構難しいですが、今の段階のnoteなら比較的楽に増えます。しかも、求めているものが絞られてくるので自分のノートを見てほしい対象者は他のSNSより多いと思います。でも、ある程度経ってnoteの認知度が上がると厳しくなるかもしれません。という意味ではアーリーアダプターのメリットを享受するのは今のうちですよ。

また、noteは始まったばかりなので誰もやってない面白いやり方を試すチャンスです。自分の作品の見せ方や楽しみ方、他人とのコラボや企画など考えられますが、まだみんな(システムも含め)試行錯誤の段階なので新しいアイデア一番乗りも出来るかもしれません。筆者の使い方としては、絵を見るのは無料にしておいて、投げ銭をしてもらったら特典で作品解説やエピソードを読めるようにしています(洋楽のCDの日本盤を買うとついてくるライナーノーツみたいなものです)また、作品の一部をチラ見せしてお金を払ったら全部見れるようにするのはすでに一般的な手法になってます。色々な可能性を秘めたツールになりそうな予感です。

と、今までは発信者目線で書いてきましたが、自分からは何も売れるようなコンテンツは無いという方でも楽しめます。写真やイラストなどの画像系、音楽や映像などのエンタメ系、小説やコラムなどの文章系のコンテンツが玉石混交で、例えば有名漫画家の未発表原稿なんかも見れますので、コンテンツを楽しんだり、誰かのファンになったり、パトロン気分でお金を払ったり他のSNSよりは中身のあるコンテンツを楽しめると思います。(facebookみたいに他人のリア充を見せ付けられるわけでもなく、twitterみたいにどうでもいいつぶやきを読まされるわけでもなく、instgramみたいに他人の食べたどうでもいい食事を見せ付けられるわけでもないです、今のところは)まだまだ発展中ですので面白いコンテンツがでてくる可能性は大です。

ということでnoteが今熱いというお話でした。note内では筆者はボールペンで描く現代の浮世絵師というセルフブランディングでやってまして、世間でも認知されるようになってきました。昨日試しにグーグルで「なかしぃ」と入力したら第一候補に「なかしぃ ボールペン」と出てきたのでびっくりしました。世間ではボールペン絵師と認知された何よりの証拠ですね。でも、ぺら部として活動してきたのに「なかしぃ ぺら部」は出てこなかったです(^-^)ゞ

では、またねー(^-)/バイバイキーン

 

 

 

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Profile: ボールペン画家にしてぺら部の創設者、しかしてその実態は? Notebookersのwriterの中で一番内容が薄っぺらいですが何か?

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