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いつからノートブックに書きつけるようになったのだろう Kyrie

Posted on 07 1月 2015 by

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今ではNOTEBOOKERSのライターをしているくらいだが、
一体いつからノートブックになにかしらを書きつけるようになったのだろう。

覚えてる?

 

私の場合は、忘れもしない自分が12歳の7月7日からだ。

 

4月から中学に進学したが、地元の中学ではなくて、
環境ががらりと変わり、適応状態もよくなかった。

6年生の終わりごろからは思春期も始まっており、
とにかく不安と自分の中のわけのわからないモンスターが蠢いているのとで、落ち着けるはずもなかった。

特に親への反抗はすさまじく、
またそれと同時に大人になることに大きな恐怖を覚えた。

 

「大人になったら自分がコドモだったことを忘れてしまう!」

いつしか私はそう思うようになり、
ますます恐怖を募らせた私は、「忘れないようにするために」ノートブックにあらゆることを書きつけ始めた。

なぜ7月7日だったかというと、
自分が大人になる頃には様々な伝統行事も廃れているに違いない、
と、考えたからだ。

だから、最初のページは七夕にまつわることを
そのときの自分の知識を総動員して書いた。

 

書いたノートブックは12歳の私にとってはちょっとお姉さん向けの少女まんが雑誌の付録だった。

我が家はまんが厳禁で、母親がよく行っていたパン屋さんが雑誌も販売しており、
滅多にないことだったが、付録をもらったことがあり、その中に入っていた。

 

 

それ以降、小学生の頃と比べ、少しおこづかいの額が増え、
「勉強に使うためではない」、かわいいノートブックを買い溜めて、
そこに自分の中の蠢くモンスターに操られてどうしようもないもやもやを書き続けた。

 

これが、私の「ノートブックの書き始め」だ。

ちなみにこのノートブックはもうない。

私の思春期と反抗期は失敗に終わり、
それが尾を引いていて、とても大変な状態になったので、
大人になってもう一度、「反抗期」をやり直すことになった。

その作業の終わりの辺りで、私は大々的にモノを手放していた。

棚1つ分。
奥行きもあったし、棚の上にもぎゅうぎゅうにモノを置いていたので、相当の量だったと思う。
最終的にはその棚も捨ててしまった。

その中に、大量のノートブックもあった。

それまでは、「秘密をたくさん書いているから、自分が死ぬ前には棺桶に入れてください、と遺言を残しておかなくっちゃ!」と真面目に思っていた。

手放すと決め、燃えるごみの袋にどんどん詰めて、きれいさっぱりなくなったとき、
私はとてもほっとしたように思う。

 

あの時、手放しておいてよかった。

もし今、手元にあったら悶絶するぐらい恥ずかしいと思う。

 

ノートブックを処分して、しばらくはノートブックに書きつけることを止めた。

また処遇に困るノートブックが増えていくことがいやだったからだ。

しかし、ほどなく再開する。

やっぱりノートブックになにかしらを書きつけることは嫌いになれなかった。

 

 

 

 

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Profile: 広島生まれ広島育ち リュックを背負って、カメラとノートブックを持ってどこかに行くのが好き 2006年にスペイン巡礼に行きました Twitter → @salaky_ blog → 涯てお茶

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