notebookersの読者様、ライターの皆様、はじめまして。
2015年新ライターの凛子と申します。
憧れだったnotebookersのライターに参加させていただくことができ、とても光栄です。
私にとっての『notebook』とは、『親友のような特別な存在』と言っても過言ではありません。
ノートに自分の気持ちや考え方を書く。そのときの文章の書き方や使いたかった万年筆、インクの色、
楽しかったときは字がはっきりと踊っているようで、悲しかったときや辛かったときは乱れた字だったり。
ノートに書くことによって、自分の心境の変化や体調までわかってしまう。ノートとは不思議なものですね。
私がノートに興味を持ち、約10年になります。忙しくてかけないときもあれば、ノートのために時間を作るときもありました。
なぜ、そもそも私がノートが好きになったのか。
ある時、同じクラスの美大を目指している友人がいつもノートを手に抱えて
「思ったこと」「感じたこと」をノートに書いていたのです。
会話の中で出た面白い言い回し、不思議だと感じたことなどを彼女は書き留めていたのです。
『なぜ、ノートに記録するのか?』
私は彼女に尋ねました。すると、彼女は楽しそうに、『記録することに価値がある』と、言ったのです。
その当時、私はその言葉の真意がわかっていませんでしたが、言葉や絵で埋められていくノートを見て
心がわくわくするような感覚を感じ、彼女の似事でノートをつけはじめ、私はノートの魅力にのめりこみました。
そして、19歳のころに出会ったのが「トラベラーズノート」です。
店頭に並んでいるトラベラーズノートはとても気になる存在でした。
革の風合い、国産のこだわりの紙質、何より、佇まいがかっこよすぎる。
サンプルを眺めては、「ここはこうしたらいいんじゃないか」とか「オイルで磨いたらもっと艶が出るだろうか」と
もうすでに妄想が広がりつつありましたが、
「いやいやいや。私は凝り性だから、カスタマイズするノートは危ない。(金銭的に)」
と避けていた存在でした。
いろいろと考えた結果「リフィルは交換できるし、革は使い込むほど味がでるから」と
自らに言い聞かせ、購入を決意しました。
学生のころからノートとペンの相性にはうるさかったため、かっこいいトラベラーズノートを手に入れ
何を思ったのか「そうだ、1本良い万年筆を買おう」と雑誌で見た「ペリカン スーベレーンM400緑縞」を購入。
茶色の革カバーに、緑縞の美しい軸が映え、「大人の自分」になったような、不思議な満足感を得たことをよく覚えています。
仕事の前にカフェに立ち寄り、毎日の生活のこと、やりたいこと、夢について、紅茶を飲みながら
万年筆で大好きなノートに思いを綴る。。この時間だけは、自分にとって「自分と向き合う大切な時間」なのです。
自分の成長と共に、ノートの使い方も変わっていきます。
notebookesのライターという経験を通して、新しい「notebook」の魅力を発掘して、皆様と一緒に探していけたらいいなぁと思います。
自己紹介を交えつつ、決意表明をさせていただきました。(笑)
未熟者ではありますが、暖かく見守っていただけましたら幸いです。
よろしくお願いします。
それでは、また次のページでお会いしましょう。
凛子-Rinco-