こんにちはkonamaです。今日はレシピブックのお話。
スクラップブックに夕刊の料理のコラムを貼ってた時代から今のカードボックスに至るまでのお話です。
【スクラップブック時代】
割と昔、実家暮らしの学生時代から、料理は結構好きで(腕はさしてよくないけど)、本に出てくる見た目もわからない不思議な料理(架空のものも含む)に憧れていました。
たねさんが紹介してくれたみたいに、「聡明な女は料理がうまい」という本が気に入って、
「料理本はジャブジャブ読み流すべし」(いま手元にないから本文は思い出せないけど)
というのを真に受けて、色々手に取っていたわけですが、学生なのでもちろんそんなにお金があるわけでもなく、当時は気になる雑誌や新聞の料理記事をスクラップしていました。真ん中のマルマンのスクラップブックです。色違いでそれぞれ料理編とお菓子編。
なんせ、私の学生(高校?)時代なので古いし、色褪せてます。「バーニアカウダー」とか書いてあるし。
お菓子編には、手書きのものもあって(これたぶんデスクペンで書いてる)、色々懐かしい。この水ようかんの吹き出しコメントには自戒の念が込められていて、作ったものの多すぎて家じゅうのタッパーと型に流し込み、見事に冷蔵庫でカビを繁殖させた前科を思い出させられました。
【3穴バインダー時代】
その後書いたり書かなかったり、忙しくて料理どころじゃなかったりして、なんとなく各一冊で収まっちゃったスクラップブックですが、海外にもっていくほどでもなく、留学の際に置いて行ってそのまんまになっていました(料理本の棚に入れてあるのを久々に引っ張り出してきた)。海外生活をはじめて、ほぼ100%自炊生活になり、いろんな国の人に出会い、これはレシピを書かないと!と思ってイギリスで買ったのが、バインダー式のレシピブック(一番上の写真の水色のバインダー)。Heffers(本屋)の文具ブランチ(今はもうない)のプレゼント用の文具で見つけたこのバインダ。シンプルなつくりととりあえず切り抜きを入れて置くポケットなんかが気に入って、帰国しても愛用していました。
このバインダーとっても気に入っていたのですが、自分の使い勝手として気になる点が少々。
- 3穴ってつくれないことはないけど、日本でリフィルが手に入らない(結構穴が弱い)
- 台所で使うのにはちょっと場所とりすぎてる、油はねや水もあるしなあ
- カテゴリーや順序は結構変動すると便利なんだけど、バインダーはそれに向かない
- 検索が今一つ
うーん、気に入ってるし、結構リフィルもパンパンにあるし、これでもいいような気がするんだけど…。
このころになると、本を買うことに躊躇がなくなって、あの本に入ってるから、書かなくても…とだんだんずぼらに。
でもなんか大事な部分が欠けてきたような気がする。
【レシピカード時代】
そんな風に思いつつ、まああまり考えずにバインダーを使っていたある日。アメリカ出張の際に、仕事終わりにさえないデパートをうろついていました。なんとなく家事用品の売り場で洗濯バサミとか見てなごんでいたら、真っ赤なレシピカードボックスに出会いました。マーサ・スチュワートのやつだと思うんだけど、これはいいかもといそいそと自分用の土産に。
最初、京大式カード(古っ!)とかそんな感じか?と思ったのですが、ハガキサイズでちょうどいいことがわかって、リフィルの心配もない。今はこれを使っています。
表に作った時の写真(思い出して撮った時は)、裏面に簡単なレシピと作ったときのヒントが書いてあります。
カード方式にしてよかったことは、
- その一枚だけ抜き出して、キッチンで見られる⇒終わった後は項目の一番前へ(超整理法方式)
- カテゴリーが結構好きにできて、位置も変えやすい
- 何回も作ったり、書くことが多い場合は2枚目を追加してクリップで止めてる
- おせちとかクリスマスとかその年なにを作ったかというカテゴリや梅仕事系など季節もののカテゴリをを作れた
結局、自分で試行錯誤した情報や、量的にどうかとか、パーティの場合に前日に準備しておける部分とか、そういう情報が欠けてたのかなあとボンヤリ思ってる。
というわけでこんな感じ。お菓子以外は、基本つまみメニューのkonamaでした。