
ほぼ日手帳カバー中面
ほぼ日手帳をレギュラーの手帳として使い始めて4年目になります。
実は出た当初、一度使ってみたことがあるんだけど、その頃は内勤の半ば一人仕事のような勤務形態で書く予定も殊更なく、白紙のページが続いたのでヤになってやめてしまったのです。
その後、10年ほど経ち、オリジナルのページの機能的なレイアウトに気がついてレギュラー手帳の仲間入りをしたのですが、今回はふと思ったことを。
今では1日1ページの手帳って珍しくありませんわな。EDiTや、NOLTYまで出してきたし(これはこれでビジネスユースに特化していて好感が持てるけど。決して岡田准一がかっこいいからほめている訳ではありませぬ)。じゃあ、なぜほぼ日が人気があるのか。
そりゃ、糸井重里氏のブランド力もあるだろうし、ユーザーを巻き込んでちょっとしたお祭りみたいなことをしてみたりと楽しい仕掛けがたくさんだから、というのもあるでしょう。でも、私はそれ以上に、カバーが機能的である、というのを理由にあげてみたいのです。名刺数枚とか、メモ用紙とか、デコ好きの人ならマステをプラ製トランプに巻いて、とか、身の回りのものを入れておくことができるでしょ。
あと、A5判の紙なら折ってオリジナルのカバーに入れられる、カズンならA4の紙を折って入れられる。これは忘れん坊さんにとっては福音だと思うのです。とりあえずは入れておけば、手帳さえ忘れなければポカがぐんと減る(であろう)訳ですよ。
かくいう私、オリジナルをスケジュール管理に使っていた時はいろいろと書類を入れていましたが、日記帳になってからは入れていませんねー。無印でもらった災害時避難マニュアルと、カードリッジに名刺数枚入れているくらいかな。まぁ、スケジュール管理はほぼ日WEEKSに移行したからで、書類は折らないで必要部分を切って貼って、という方法に変わりましたもので。
そして、SNSでのほぼ日の晒し写真を拝見するに、これ、中身は別にほぼ日でなくてもいいんでない?と思うこともしばしば。なんだったらMDノートの日付なしタイプでもいいじゃん、って。手帳の日付に上から日付シールをコンビニでプリントして切って貼って、ページ下部のおことば欄も「これ見えるの嫌」って理由でマステで隠す強者もいるんだし。
いっそのこと、EDiTのA5判リフィルとほぼ日カズンのカバーを組み合わせてもいいくらいだと思うのです(これを私は1日1ページ手帳の双璧の組み合わせということで『禁断のマリアージュ』と呼んでいる)。
となると、やっぱりカバーなのかなー、ほぼ日の強みは。機能性、と先に書いたけれど、デザインの豊富さもすごいからね。2015年のラインナップを見て親方糸井氏は「作り過ぎだと思った」と言っていたくらいだし。うーむ、タイトルに書いた手帳本体とカバーの総体、は違うくて、カバー上位なのかな、ほぼ日手帳ってやつは。