胸のうちに生まれ、生まれたことすら誰にも知られずに
消えてゆく言葉があります。
どこまでも開かれた世界で、無限に広がり
薄められてゆく言葉があります。
そのどちらでもない、あるいはその両方を繋ぐ中間の言葉の住むところ
それが
ノートブックです
生まれ落ちた言葉たちの多くはそこで育ち
土地を耕したり布を織ったり手を繋いだり争ったり
歳を重ねて死んだりしています。
広い世界を夢見るものは心身を鍛え、身支度を整え
目的を果たすために長い旅に出ます。
時に収穫を携えて帰ってきたりもします。
こんにちわ、Dutchです。
2016年Notebookersライターになりました。
どうぞよしなに。
伝えたいことは実はそんなにありません。
言葉は伝えるためにあると、誰かが言ったような気がしますが
わたしはそれは嘘だと思っています。
伝わらない言葉の住むところ
ノートブックを愛する全てのNotebookersへ
伝わらない言葉を
愛を込めて
24.Jan.2016
Dutch