こんにちはkonamaです。
札幌出張からもどってきたところです。もちろんお仕事に行ったわけですが、今回はNotebookersMapを頼りに、仕事の合間を縫ってカフェとか文具店をノープランでウロウロしてきましたので、そのお話です。(食べ物他のあほな話はチーズ部編…を書く予定…たぶん)。ちなみに今回Mapって面白いなあと一番思ったのは、小樽へと移動中、電車で海岸線にでて駅間の長いルートに入った時に、おおこれはもしや「スタンドバイミー実践スポット」だ!とひそかにワクワクしていた時です。(以下、アンダーラインの場所やお店はマップに載ってます)
【まずはカフェを覗いてみた】
仕事の後時間が開いて、さてどうしようと思った24日。一昨年の夏やはり仕事で滞在した時の記憶を思い出しつつ、まずは文房具屋さんに。
大丸藤井セントラル(でかい文具画材屋さん)で、先日復刻発売されたセーラーのジェントルインクがほぼすべてそろっているのを眺め(東京では即完売が多かった。欲しかった雪明を購入)、Auroraの今年のoptima365のアビッシを拝み、トラベラーズノートの10周年記念は明日だけど、特に宣伝していないなあとウロウロし、1階でやっていたペンクリニックと試し書きを後ろ髪をひかれつつ通過…という観光地にいるとは思えない、いつも通りの文房具屋参りです。そのまま数ブロック歩いてMARUZENジュンク堂へ寄り、輸入雑貨やマイナー系おしゃれ文具の充実っぷりにニコニコしつつ細かいものをちまちまと購入。
Notebookers Mapに載っているところで一番行ってみたかったのがWorld Book Cafe。MARUZENの向かいあたりにあるはずなんだけど…と探して手前にある丸美コーヒーさんに気が付く。確かここは一昨年着たとき入った、結構いい感じだったなあ。そこを通り抜けて角を曲がるとそびえるテレビ塔を横目にWorld Book Cafeへ。
まだ早い時間だったので他にお客さんはおらず、ちょっとのんびり手紙を書いたり、ノートを整理したりして過ごす。ジャズとコーヒーの香りが流れるのんびりした場所でした。(今考えたら7階のミンガスコーヒーさんもよればよかった…が強めのコーヒー立て続けも何なので)
この建物に入るときに北欧雑貨のお店がカフェの一つ下の階にあるな、と看板が目にとまりました。階段で一つおりてたずねると、こまごまとした北欧雑貨が素敵にディスプレイされたpiccolinaというお店。お店の方に北欧で仕入れをするときの話やマーケットの話を聞きながら、ぬいこさんの編みジッパーに合いそうなバッチを見つけていそいそと購入。素敵なお店でした。早速NotebookersMapに追加しました。
雪がちらほらと落ちたりする天気のなか、もう一軒行きたかったカフェ、ブラウンブックスカフェ南三条屋根裏店へ。写真撮影禁止ということなので、お店の写真は撮りませんでしたが、雑貨と古本と、ちょっと変わった照明、濃くってあっつあつのコーヒー。私の座ったあたりはロシア語の本が多かったので、読めなかったですが、なかなかシュールな絵本などもあり、かなり楽しい空間でした。ちょっと変わったドライカレー(ピローライスにツナペーストみたいな外見のカレーが乗ってる)をいただいてあったまりました。お店の方と少しお話して、4丁目プラザの方にも最近雑貨と古本のお店を出したので、是非とのこと。10周年のステッカーをいただいて、お店を後に。素敵なお店が中心部にあって混んでない!ってなんて楽しいのだろう…とちょっと札幌暮らしがうらやましくなりました(神戸でも思ったけど)。
【アウトドアにも行きたかったのだけれど】
さて翌日は時間のある日だったので、モエレ沼公園とか藻岩山とか行きたいなあと思っていたのです(やっぱりアウトドアも楽しみたい)が、朝起きたときのホテルからの眺めはこんな感じ。
さて、どうしたものか。お店に行くのもいいけれど、朝9時に開いてはいない…こんな時は郵便局に行こう!ということで、雪の中札幌中央郵便局へ。あれ、何か行列してますよ。北海道新幹線開通記念の切手発売初日ということで、記念押印のサービスをやっていたのです。そんなに真面目に郵便趣味があるわけではないのですが、こういうタイミングで当たったなら、そりゃあ参加しなくちゃ。というわけでしっかり押してもらって来ました。惜しむらくは、油断してこの旅にエハガキ華さんの風景印収集帖を持ってこなかったこと!とりあえず手持ちのハガキとノートに押してもらいました。次回は忘れずにいれなくっちゃ。
そうこうしている内に駅ビルが開店。今日はトラベラーズノートの10周年記念の発売日。できれば、キャメルのパスポートサイズが欲しい。というわけで、トラベラーズノートを売ってそうなおしゃれ文具店をうろうろする。が、トラベラーズノートは売ってるけど、キャメルじゃない…。うーん、当日っていうのは無理かしらと思いつつ他の雑貨屋をのぞくと、おお!これはきっといい組み合わせになる!とおもうカスタマイズ向きのグリーンのクルミボタンにタッセルを見つける(別々のお店なのに、ちょうどいい色だったので迷わず買ってしまった)。こうなると是非本日中にトラベラーズノート本体と合わせてみたくなり、再び大通り方面へ。地下道だから、とりあえず雪にはぬれずに目的地へ(ちゃんと途中で敷島ガーデンの横を通過しましたよ。モレカウいないけど)。昨日特に宣伝していなかった藤井セントラルに行くと、ちゃんと売ってました!キャメルのパスポートとミニノート記念缶を手に入れて、機嫌よく外にでると再び雪がすごい…あわてて地下に戻ったらちょうど4丁目プラザの前。昨日の話を思い出してブラウンブックスカフェの支店へ行ってみることに。コーヒーは飲めませんが、雑貨と古本がかなりお安く出ています。ピンバッチを一つ、それに最新科学小説全集の華氏451度を見つけたので、ほくほくと手に入れました。
【古本屋さんにもう一軒】
古本屋さんというのも久しぶりでいいもんだなあと味をしめたので、ガイドブックで古本屋を探して、東急ハンズのちょっと先にそれらしい店を見つけたので、行ってみることにしました。が、お店が開くのが14:00から。あと10分ほど、時間があります。しょうがないので手前にあったカフェ、バンドカフェさんに入って、中国風の粽みたいなもののセットと紅茶をいただきました(これがなかなか良かった)。カフェで、いそいそと買ってきたトラベラーズノートをセットアップ。思った通り中袋との色もあって、大満足でした。その後古本屋のアダノンキさんに行って、吉行淳之介の贋食物誌(山藤章二の挿絵付)を買い、看板にも出ている麦茶ビターをすすって、のんびり雪の午後を楽しみました。
というわけで、ノープランの札幌でしたが、気が付けばNotebookersのみなさんにガイドしてもらったような、そんな嬉しい旅になりました。
旅の思い出が詰まった(なにせカスタマイズの材料をほとんど札幌で調達)トラベラーズノートっていうのも、ちょっといいでしょ?