「雑誌で見たんだけどさぁ、女子も一人でペラブるって本当?」
「してたとしても言う訳なくない?ペラブってるよって」
「ペラブるんだ?」
「言わない」
というわけでNotebookers女子の皆さん、ペラブってますか?あなたのご両親も夜中にこっそりペラブってるかもしれませんよ。「ペラブる」って何?って聞いてごらん。
さて、先日私がモデルになったときのフォトグラファーの人がグループ展に参加するということで奈良県大和郡山市に行ってきました。写真はその人らしい雰囲気のあるいい写真だったのですが、せっかく大和郡山まできて写真を見るだけではアレなので金魚の街、大和郡山で金魚すくいをしてきましたよ。「こちくや」という金魚すくいの聖地では金魚を持ってかえらないのならポイ2つで100円という破格の値段で金魚すくいが楽しめます。ポイというのは金魚をすくう道具です。
このポイというのはプラスチックの輪っかに薄っぺらい紙が貼ってあり、金魚をすくおうとすればその紙が破れるので、紙を破らないようにうまいこと金魚をすくわなければなりません。大和郡山市では毎年7月に全国大会が開かれ、金魚すくいの戦士たちが鎬を削ったりしています。
でもそこは素人のなかしぃさん、そこまで気合は入ってないわけですよ。でも、すくい方のこつを教えてもらいました。一応「紙」「薄っぺらい」というワードがあるからNotebookersの記事としては成立してるよね。
で、まずはポイの表面を上にして水平に持ちます。ポイの表とは紙が枠の上に貼られていてフラットになっている面です。そして水平に保ったまま水平方向に水の中にスッと差し入れて手首まで水に漬けます。そして水平にポイを動かしながら金魚の真下に来たときに水平を保ったまま上に上げます。
そしてもうひとつ忘れてはならないのがすくった後金魚を入れるボウルです。このボウルには水をたっぷり入れて水槽の中に浮かべます。そうすると水面とボウルが近くなり、すくってからボウルに入れるときに最小の動作ですみます。この動作が大きければ紙が破れる確率が高くなります。
これを実践したおかげで素人なのに6匹もすくえました。凄いでしょ?でも、競技金魚すくいでは3分間の持ち時間でどれだけすくえるかを競います。この前テレビでやってましたが、県外からわざわざ練習に来る人もいます。
金魚をすくってる場合じゃなく、あわれなこのわたくしを誰か救ってください!
写真展を見にいったギャラリーの近くに郡山名物、金魚in電話ボックスを見かけました。