わたしはあまりノートを書かない。たぶん、Notebookersイチ、ノートを書かないんじゃないかと思うくらいに書かない。
人のノートを見るのも実はあまり好きじゃない。いや、「好きじゃない」とは違う。すごく興味もあるし見たい気持ちもあるんだけど、見ることが少し怖い。生々しくそのひとそのものの欠片であるようなノートを覗くのに躊躇する。恐る恐る、に近いような気がする。
ずっと昔、
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本を本棚に収めている時に見つけて、何の本だろう?と開いたら、本ではなくて手書きのノートだった。ノートだ、と思った瞬間あわてて閉じたので何が書いてあったのかは知らない。本の間に無造作に突っ込んであったくらいなのだから
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うっかり見つけてしまったノートブックを隠すように差し込んだその本棚の隅は、結界が張ってあるみたいに、禁忌のように、その家を出る何年もの間ずっと、触るのも、視線を落とすことすらも避けた。
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柚子の木の折返し場、殿の谷戸、めぐみ野、日あたり台、野猿峠、絹の丘、多摩丘陵、打越弁財天、北の野、北野天神、六万坊、子安、
※ バスに乗りながら
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not much / nothing much
without haste
modest – confident
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ポストアポカリプス
Post-apocalypse
Post-apocalyptic
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echo break crack
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マギーブイヨン
キャベツ茹でてみじん切り
絞って
ミンチ牛豚合挽き
にんにくみじん
玉ねぎ生でみじん
塩、胡椒、
醤油はほんの気持ち
※ 母の餃子のレシピ。ブイヨンは餃子ではなく、餃子をつける付け汁。うちの餃子はちょっと変っていて、野菜っぽいさっぱりした焼き餃子を温かいつゆにざぶんとつけて食べる。
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卵豆腐
卵1 だし2
塩
茶碗蒸し
卵1 だし4
いりこだし
※ 卵の蒸し料理だしの配分
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lquince paste
halloumi / hellim
※ ずっと食べてみたいと思いながら見たこともなく2年半経った。
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コンテ
カマンベール ノルマンディ
ブルーチーズ61
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酒、塩、胡椒、醤油、にんにく(おろし)
まるのまま一晩漬ける
唐揚げ
カットして一味唐辛子をぱらり
※ 砂肝の唐揚げ
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ごまめ一袋をからからさくさくになるまで(弱火で25分)から炒り(途中から胡桃を加えて一緒に炒る)する
オレンジマーマレードに醤油を加えて煮る。しゃもじですーってなるまで煮込んだところにごまめと胡桃を加えて混ぜ、からんだら、バットへあけて冷ます。
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6/9 1030
6/3 5/25 4968
6/23 6/14 1840
※ 謎の数字。家計簿につける何かの代金のメモかと思ったんだけど、複数の日付(らしきもの)にまたがるものもあって謎。
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マシュマロトースト
とろけそうに愛くるしい人たちに乾杯
※ 何かの本からの抜書き。「ザ・コピーライティング」(ジョン・ケープルズ著)のような気がする(曖昧)
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El Borrachito Canto andino
El Borrachito del canto andino
The Andean ridge Borrachito
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that’s ok i like it
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琥珀と硫黄と魔法の材料。
革のリボンで縛られる。
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絵が欲しいにはマッチするが、絵を買うことによる諸々にはマッチしない
(インテリア、技巧)
重い額縁、モダンな額縁
絵描きのパトロン
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ハシエンダアルナシア
ハシエンダアルサシアの間違い。スターバックスのコーヒー豆。音の響きが好きでメモしたものだと思う。
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マイナンバーカード
4.5×3.5
パスポート切替新規申請
一般旅券発給申請書
4.5×3.5
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‘最良のデザインに出会うと、「このデザインが採用されたのは必然だ」などと感じたりするものですが、たいていは別のデザインもありえるのです。’
※ 何かの本からの抜書き。「マイクロインタラクション」(Dan Saffer著)のような気がするけどまったく違う気もする
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ふと思いついて、日曜日の夜のホテルをとってみた。
※ 次
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154
アドルフヴェルフリ
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59 59
104-5
2.02 1.36 1.77
1.76
1.70 1.79
1.48
1.34 2.12
※ 寸法
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島に住む伯母がいる。伯母の家は納屋から小さなモノレールが出ていて、お山のみかん畑に続いていた。冬になると、ダンボールいっぱいの甘酸っぱいみかんが船に乗って島から届いた。
高校生の時、船で島から通ってくる子たちがいた。とても優秀で何で島からの子はみんな賢いんだろう?と思っていたのだけど、「船で勉強してるんだよ」と聞いて何だかとても納得した。電車通学もバス通学も(自転車通学も!)したことのないわたしにとって、”通学の船”で勉強したりマンガを読んだりおしゃべりをしたりという時間は、何だかとてもうらやましいものだった。
自転車でフェリーに乗って、島に海水浴に行った。自転車でひと山超えて港の反対側に出た時の、夏の濃い日陰の道から真っ白な太陽の光にきらきらした海。
瀬戸内海沿岸の町に暮らしていると、島や船はとても身近なものだ。島に住む彼らは電車やバスのように船を使い、電車やバスの時刻表のように船の時刻表を気にし、駅やバス停のことを話すように港を話す。わたしは島に住んだことがないので、彼らのように船を使ったことはない。
と、帰省して実家にいる時にふと思い立って、海路で隣町に行ってみようと思った。
http://www.go-shimanami.jp/access/ship_map.html
三原→(鷺経由)→因島・重井港
徒歩30分弱?
重井東港→尾道
尾道(福本渡船)→向島→尾道(福本渡船)
※ 3年近く前、午前中の船旅。とても暑い日。尾道でラーメンを食べて、電車で帰った。
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わたしはあまりノートを書かない。食べたものはしばらくつけていたのだけど、結構な負担になるのでやめてしまった。iPhoneの「メモ」と写真と、時々頭の中の情報を整理するために紙に描くくらい。今日はそのノートをそのまま、ここに置いてみたくなった。