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モレスキン カイエを持って青紅葉狩り Kyrie

Posted on 13 11月 2019 by

モレスキンのカイエをひっさげて、秋の宮島に紅葉狩り。このカイエは友達に文字入れをしてもらったものだ。
表紙がカードボード製とはいっても、私のハードで書き殴る旅のお供にするには不安があり、もっと頑丈なノートブックをかついで旅をしていた。

今年は何度か旅行に行こうと試みたが、うまくいかなかった。春に異動になり新しい職場でのことがあったり、天候、休暇取得の時期、自分の体調、自分の気持ちなどなど、とにかくタイミングが合わなかった。
そして、宮島にも今年はまだ1度も行っていなかった。

11月に入り、仕事の山場を乗り越えると私は迷った。
「いつ宮島に行こう」

紅葉の時期の宮島はびっくりするほど人がいる。ランチを食べようにもお茶を飲もうにも行列ができて入れない、という年もあった。
あるいは私が時期をはずし、枯れ枯れの紅葉を眺めたり。
なかなか現地のフレッシュな情報が入手できず「例年では」という情報を信じて宮島に紅葉狩りに行った。

ワンデイトリップなので気軽。弥山には登らない。お天気もまずまず。荷物は軽くしたい。
そうなったときに思い出したのが、カイエだった。
モレスキンのポケットサイズの小回りのよさは経験して知ってるし、数時間の滞在なのでページ数はそう多くなくてもいい。私は白いリュックの内側のポケットにカイエとボールペンを忍ばせた。

宮島桟橋の「もみじだより」によると宮島は「色づきはじめ」だった。むむむ、とうなりながら、多くの人が厳島神社に向かうため西に歩くのに、私は東のうぐいす歩道に行った。
人もまばらでのんびりと歩く。が、青い。赤いのはハゼの葉っぱばかり。「やっぱり早すぎたなぁ。青紅葉狩りだなぁ」と思いながら歩く。

いつも敷物を敷いて休憩する場所の近くに1本、ちょっと紅葉しているもみじがあった。すかさずカイエと記念撮影。そして敷物を敷き、写真を撮ったり、サーモスに入れたお茶を飲んだり、カイエにそれまでのことや歩いているときに心に浮かんだことなどを書きつけていった。

よく知っている場所だが、普段電車に乗らないし、フェリーにも乗らないので旅行気分だ。
その後もカイエは私のそばにいて、さっと取り出せた。お蕎麦を待つときも天空のカフェかと思うところでぼんやり白ワインを飲むときも、カキフライとビールを飲むときもささっと登場した。

なかなか面白かったので、カイエと一緒に数日間の旅をしてもいいかな、と思えてきた。

また、行こう。

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Profile: 広島生まれ広島育ち リュックを背負って、カメラとノートブックを持ってどこかに行くのが好き 2006年にスペイン巡礼に行きました Twitter → @salaky_ blog → 涯てお茶

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