【ノートブックがない旅なんて Vol.2】比奈カフェ90分のおはなし

Posted on 20 2月 2012 by

【prologue】
「あっ、サオリちゃん!」
一歩足を踏み入れるやいなや、わたしを呼んでる声がする。

その声の主は、8ヶ月ほど前に訪れたカフェのオーナー。
わたしの住まいからは、気軽に行けるキョリに無いカフェ。
工場が連なる街にある、1件のカフェ。


お店の名前は、「比奈カフェ」と言います。
静岡県富士市比奈。
最寄り駅は、岳南鉄道・比奈駅。

初めて比奈カフェを訪ねた日まで、遡る。
2010年、秋のとある日。
当時トラベラーズノートに書いたことを、ココに書き起こしてみる。

【page 1】
岳南原田駅~比奈駅間の“工場トロッコ”(勝手に命名)ゾーンを堪能して、比奈駅に到着。

NAVITIMEによると40メートル歩けば着くってあったのに、
降車から店発見に30分近くかかった( ̄_ ̄;

そんなわけで、今から比奈カフェのハナシ。
誰ですか前フリ長い、ムダって言ったヒト。
…無視します、つぎっ!!

【page 2-3】
席はカリモク一人掛の黒チェア。
子供用のチェアもあった。

トラベラーズノートの整理をしつつ、
サラダ、ごはん、がっつり食す。
オナカイッパイ…まんぞく♪

お客様、3組。
カリモクチェアかな…を注文していた新米カップル。
デッキでケーキをほおばる女子2人組。
車で立ち寄った30代くらいの男性(メガネ)。

程よい距離感。
やがて一組、また一組と店をでて、
気がついたらお客はワタシ一人だけ。

アイスコーヒーを飲んで、ノートのまとめ…。
と。
思いきや。
スタッフの女のコに話しかけられた。

ノートに目がいったようだ。
「スクラップやってみたいけどセンスがなくて…」

いやいやこんなんセンスもなんもいらんすよ。
書いたもん勝ち、貼ったもん勝ちですハイ。

なんかよくわかんないうちに
オーナーさんも交えてフリートーク大会のはじまりはじまり…

【page 4-5】
アンティーク好きのオーナーの趣向を汲んだ
内装は、この辺の風景に案外あってる。
工場 × おしゃれカフェ・・・なのに、だ。

メニューは、ごく普通のものを丁寧に。
洒落こんだメニューよりも、そっちの方が
比奈の立地やカフェの雰囲気に合うから。
オーナー素晴らしい選択です!

【page 7】
比奈カフェには、鉄子以外にもいろんなお客さんがくるらしい。

★「ドクターイエロー」を追いかけて★

★梅 × 工場 × 新幹線★

【page 8-9】
マスターが、特別にデザートをだしてくれました。
ありがとうございます。美味しく頂きました。

冬場は空気が澄んでいるから、
富士山がキレイに見えるそうです。
(どうやら富士山 × 工場絶景スポットもあるらしい)

冬の早い時間帯に、また行きたいな。
比奈カフェオーナーさん、スタッフのおねーさん
ほっと温かいひと時を、ありがとうございました!

※店からでたら、目の前で無情にも電車発車(泣)
30分次の電車を待っていたらすっかり日が暮れてしまいましたとさ。
帰りの車窓、全体的にまっくらで
工場アトラクションなんぞさっぱり見えなかったw

【epilogue】
8ヵ月後、2011年のとある晴れた日。再び比奈カフェを訪れた。
「あっ!サオリちゃん!」
一歩足を踏み入れるやいなや、わたしを呼んでるオーナーさんの声。

「こんにちはー…って、なんで覚えてるんですか???」

「 “あのノート”持ってるコって、忘れないでしょ!」

Name:
Profile: [Notebook]トラベラーズノートレギュラーサイズ茶、モレスキンクラシックプレーンポケット[Pen]ジュースアップ0.3mmブラック、フリクションボールノック0.5mmレッド[Color]こっくり秋色に渋めゴールドを少々[Fashion]シンプルな服とズッコケ小物[Travel]基本ひとり旅、海が好きカフェが好き寄り道も好き、交通手段は鉄道派

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