こんにちは、みおです。
去年はバタバタしていて、ノートも走り書き程度にしか書けなかったのですが、今年は文庫サイズのノートに”一日一着絵”と題して、お絵かきをしています。ちょっとした日記も添えて書いています。
やっぱりノートに向き合う時間があるというのは良いですね。
今回は、そんな毎日のおえかきノートをどのように描いているのか、
また、そのお供にしている道具などをご紹介しようと思います。
ご参考になれば幸いです。
なぜ一日一「着」絵なのか
「一日一絵」と書かないのは、『お洋服を描くことを目的とした一日一絵』と決めて描いているからです。
これまでにも、私は一日一絵にチャレンジしてきたのですが、悲しいかなすべて失敗に終わっています。
なぜ続かないのか。私の場合は描くネタが無くなるからです。漫然と描くのが苦手なのです。
そこで今回は、好きなものに絡めて描くことにしました。それがお洋服であり、布の柄でした。
今使っているノートでは、絵の練習をしつつ、作ってみたいな・着てみたいなと思うお洋服を描くことにしています。だから「一日一”着”絵」。
ざっくりとテーマを決めたことで、描くスピードもぐっと上がりました。
前はよく筆が止まっていましたが、今は着色まで含めてだいたい30分くらいでノートを書いています。
雑誌の力を借りる
毎日構図を考えるのって、結構面倒です。
ましてや相手はノート、キャンバスに一枚絵を描くのとは違います。
気張らずに楽しくやりたいものです。でなきゃ続きませんしね!
そこで、私は雑誌の力に頼りまくっています。
こちらは私のKindleの写真フォルダです。
雑誌の断捨離をした際に、良いなと思ったページをスキャンし、ポーズごとに分類しています。
いわば自作のポーズ集です。
スキャンするのは少々骨が折れましたが、すごく重宝しています。
検索性も上がったしなにより場所を取らないので、紙で保管していた時よりもよく見返すようになりました。
スキャンはめんどくさいー!という方は、ファッションスナップサイトなどを参考にすると良いと思います。
模写するというよりは、ポーズや服のシルエットを参考にする程度に使っています。
そのまんま模写した日は、絵の近くに参照元を書くようにしています。
そうすることで、あとでノートを見返したとき、自分で考えて描いた服とそうでない服が一目でわかります。
自分で描いた物であれば、いつかそれを元にアイデアを膨らまして、実物のお洋服を仕立てたり生地を作ったりできるんじゃないかと淡く夢見て、日々描きためていっております。
使っている文具・画材
使用しているノートは、無印良品の「開きやすいノート」。
ドット方眼のA6サイズです。
最近気づいたのですが、無印のドット方眼って、商品によって印刷の濃さが異なるようなのです。
例えばリングノートのドット方眼は、少し濃い目の印刷になっています。
この「開きやすいノート」の場合は、少々薄めの印刷のため、イラストを描いても邪魔にならないところがお気に入りです。
下敷きはA5サイズのものを半分にカットし、角丸パンチで角を落として使っています。
たしかサンスター文具の物だったような。方眼入りなところが良いです(方眼好き)
ちなみに1枚は一日一着絵ノート用に、もう一枚はほぼ日手帳用にしています。
イラスト部分はシャープペンシル(その日の気分によって芯やボディが変わる)、日記部分はSigNoの0.38㎜ ブラウンブラックを使用しています。
ノートを書き始めた当初はボールペン一色だったのですが、途中から透明水彩絵の具で色を付けるようになりました。やっぱりお洋服はカラーで描いてこそ楽しいですから!
こちらは、ぺんてるの「VACANCE」という固形絵具セットをカスタマイズしたもの。
拡張しすぎて原型が無くなってます(笑)
↑のように、元々は14色セットだったんですが、欲しい色を足していったらいつの間にか41色まで増えてました。
絵具のセパレートには、お弁当用のタレびんが便利です。100均にいろんなサイズの四角いタレびんが売られてるので、上手いこと組み合わせるとぴったりはまります。 なので、ただの平たい缶からオリジナルパレットを作るのも簡単にできます。
ちなみにタレびんの底はマステで固定して使ってます。接着剤でもいいのですが、ぴっちりはまっていてほぼ動かないし、色や並び順を変えたくなった時に外しやすいように、マステで軽く固定する程度にとどめています。
着色はこの絵の具セットと水筆(筆ペン状の物で、墨の代わりに水を入れられるカートリッジが付いている。水入れが要らないのでお手軽)のみでやっています。
こちらは以前Twitterのフォロワーさんにお譲り頂いたのですが、ほんとーーーーーに便利です!
カメラとプリンタが一体化しており、気に入った写真をその場でプリントアウトすることができます。
しかもプリントペーパーがシールタイプなので、ライフログに最適。
(昔販売されていたチェキのインスタントプリンタ「pivi」も持っていますが、チェキフィルムよりも薄く、かさばらないというのもポイント高いです)
主にその日頂いたお手紙だったり、作業風景などを撮っています。
毎日のノートはこんな感じ
そんな道具たちを使って、こんなノートを書いています。
こちらは東海NotebookersMeetingに参加した日のノート。
(なかしぃさん、sakiさんがレポートを書いて下さいました!)
こちらは名古屋のギャラリーに搬出に行った時のノート。
自作ポーズ集を参考にしつつ、その日あったことに絡めた絵を描くことも。
水彩で着色しているため、当然、紙は水を吸ってよれよれ。
でもそれさえもなんだか愛おしく感じます。笑
紙が画材によってボロボロになるというのも、ノートを使う醍醐味なような気がします。(もちろんインクの裏抜けなどを気にする時もありますけどね)
今のところ、日記とアイデア帳の中間のような、そんなノートになっていっています。
読み返したときに、懐かしいなあと思う気持ちと、新しい発見があるノートになったらいいなあと思います。
ちなみに毎日のノートはInstagramにアップしておりますので、よろしければこちらもご覧ください◎
http://instagram.com/misosjp
それではまた!