Tag Archive | "読書会"

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Notebookers読書会レポート(たぶん)第4回!

Posted on 02 3月 2015 by せら

「物語はそれぞれの歩調で話すのがいちばんよかろうと思ってるだけさね。むかしは、みんな、いつも時間をかけて物語を紡いだが、いまではなにもかもが、さっさと済ませねばならなくなって」
(『黄昏の眠る秋』より)

もう、というより、まだ4回目なのかーと思います。
(というか、2日やっても1回のカウントなので、日数にすると10日くらいやってるんじゃないかと)
えー、そのNotebookers読書会レポートです。
この読書会は、課題本を決めて、それを読んできて「ココがこうだった」「ああだった」と話すのではなく、好きな本を一冊持って来て頂いて、それについて1時間話す、というそういう読書会です。
今回も、参加者さんにお好きな本を持って来てもらいました。
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第3回(くらいのはず)Notebookers読書会〜

Posted on 13 3月 2014 by せら

星座はしだいにその形を変え、青い星に代わって白い星が、橙色の星に代わって赤い星が位置をおそい、またゆずり合い、すれちがっては新しい形象を編み出していった。
寄せてはかえし
寄せてはかえし
かえしては寄せる波また波の上を、いそぐことを知らない時の流れだけが、
夜をむかえ、昼をむかえ、また夜をむかえ。
(『百億の昼と千億の夜』光瀬龍)

3回にもなりまして。Notebookers読書会レポートです読書会でのワタシのほぼ唯一の役割はタイムキープですせらです。
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Notebookers第2回 読書会レポート

Posted on 30 8月 2013 by せら

「ボクは、コンビニで働いています。だから、先生の描いている漫画雑誌は、どこの棚にあって、定価はいくらか、月に何冊出るのか、そんなことは、とても良く知っています。でも、内容は、正直、読んだことはありませんでした。読まなくても判ると思っていたのです。まぁ、大体、表紙を見れば、内容なんて、似たり寄ったりだと思っていたのです。そんなふうに、ボクは世の中の事を、すべてわかっているつもりでいたのです」
「ボクは、実は何もわかってなかったのです。今、ボクのやりたい事は、世の中の事を、ちゃんと知るということです。名前だけじゃなくて、値段だけじゃなくて、その中身を、ちゃんと知るという事」
「ひょっとしたら、そこには、思いもしない喜びがあるかもしれないという事。先生の漫画を読んで、その事を知りました」(『すいか』木皿泉)

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Notebookers第1.17回 読書会レポート

Posted on 30 4月 2012 by せら

々、幾夜も空が白み始めるまで夜どおし雪深い山の中でした読書、まっぴるまのパンプロナでした読書、あるいはまたフロリダ沖のボートの上や渓流のほとりでした読書———

Notebookers 第1.17回読書会レポートです。
今回もほんっっっとーに楽しかった。やー、すっっっごく面白かった!
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Notebookers読書会@2日目レポート

Posted on 17 3月 2012 by せら

『書物とは忘れ去ってしまうには惜しい事物を保存しておくための道具で、書物自体には、なんら魔術的なものは存在しておらん。魔術的なものがあるのは、書物が語っておるその内容です』
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Notebookers読書会@1日目レポート

Posted on 17 3月 2012 by せら

『書物はすべて、ナツメグのように、異国から招来される香料のにおいがします』
これは、ある物語で、本を読むことを知らない男に対して、老人が本について語るんですが、その語り始めるきっかけとなる言葉です。
文字列としての文章以上のもの、未知のものに対する憧れ、旧知のものに対する愛情や共感などをぎゅっぎゅっと詰め込んだせりふとして書かれています。
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