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とあるインタビューのこと タカヤ・モレカウ

Posted on 28 2月 2013 by

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モレカウです。
前に自分のFacebookの近況にだけUPしていたんですが、とあるインタビューに対して用意した回答文載せておきます。「ノートブックを携える」ということに対するモレカウの考え方や、このサイトが「どのように成り立っているのか?」が少しでも伝わるとうれしいです。

 

Q. これまで手帳といいますとスケジュール管理であったり、メモ書きをするための道具でしたが、ほぼ日手帳やモレスキンなど新たなタイプの手帳が登場したことで手帳の使い方が大きく変わったとお考えでしょうか?

 
これまでは「手帳」というとスケジュール管理やビジネスモデル色が強く、「ノートブック」と言うと学生の勉強向けというコンセプトが長らくあり続けていました。
まずこれまでの手帳やノートブックとの違いについて考えてみたんですけど、モレスキンやトラベラーズノートやほぼ日手帳の背景には、共通のキーワードがあります。
「モレスキン」については「文化、想像力、記憶、旅、個性」という個性的なヴィジョンを打ち出しています。
「トラベラーズノート」については「旅の相棒」「旅との親和性」これも趣味の自分に寄り添うようなコンセプトですね。
「ほぼ日手帳」については「何でもない日おめでとう」(素敵な「たいしたことがないもの」を大切にするというスピリッツを持っています)使う人を限定しないこれらのテーマは、今までのノートブックや手帳には無かったものだと思います。

これらの、モレスキンやほぼ日手帳やトラベラーズノートという新たなツールが登場することで、手帳とノートブックが融合されたという感じがしますね。これらのことで、生活の上で手帳やノートブックを元々愛用していたユーザー達の生活はかなり大きく変わったと思います。
これらのような新たなヴィジョンを持ったノートブックが登場し、手帳とノートブックが融合されることによって、「自分にさらに近くなって寄り添うこと」ができるようになったと思います。
まるで「ひとつの小さな自分の部屋(書斎)を持ち歩いているような安心感」がありますね。ただの手帳であったものが、自分自身と近づいて親密度が増したという感じです。
サイトやソーシャルネットワークを通じてこれまで、多くの人に出会って実際に会って、数百冊単位のノートブックや手帳を眺めることになったのですが、中身をぱらぱらとめくるとその紙の上に、皆「自分自身」を書き留めていると思いました。

 

Q. 手帳や私用のノートといいますと、とてもプライベートなものなので自分の手帳を投稿し、それぞれの使い方についてコミュニケーションをとるということを非常に新しいと感じました。Notebookersを立ち上げるにあたって、そのようなニーズなどがあったのでしょうか? またオフ会なども多く開かれていると聞いております。手帳を通じたコミュニケーションについて皆様はどのようなことをお楽しみでしょうか?

 
まず、「デジタルとアナログの融合」という背景があります。
例えば、インターネットやデジタルなガジェット(道具)が普及したことによりアナログなノートブックの使い方が少し変わってきていました。
それまでは自分の書斎や机の上で収まっていたものが、オンラインを通じてパソコンにデータを保存したり、ソーシャルネットワークを通じて自分たちのノートや手帳の使い方について語り合うようになりました。
数年前までは、ソーシャルネットワーク上の話題を見ているかぎり、たとえば「自分の使用しているノートブック」について語っている人は日本では1日に30〜50ワード程度だったと思いますが今では数百単位に増えて読み切れないほどになっています。
多くの人が「自分に寄り添うツール」を手にして、どのようにそれを使うか?どのように自分自身を表現するか?どのように個性を書き留めるか?多くを語る場所を求めて、皆が「自分のノートブックを手にして」ソーシャルネットワークに現れ始めた感じがします。

これらのノートブックの愛用者たちは、共通の話題について尽きることはありません。
オンラインでもオフラインでも出会うときは、ものすごく多くのことを話します。
先ほど話したように、ノートブックの中には「自分自身」について書き留めていることが多いからだと思います。中身は、仕事のことは程々で(笑)、趣味や楽しかったことや、簡単なイラストレーション、何気ない思い出、旅の最中に手にいれた切符から、小さな紙切れ、旅の最中に食べたご飯のハシ袋など(笑。
つまり、自分自信を書き留めているので、自分自身について語りあっているのと同じです。

ノートブックのユーザー達は、主婦やビジネスマンやアーティスト等多岐に渡り、特定のカテゴリーに所属していないので集まった時には、多くの話題があります。オフ会のことをミーティングと呼んでいるのですが、ミーティングを開催した場合はいつも早い時間に開始しても最終電車で帰るほどですね。
皆で持ち寄ったたくさんのノートブックをテーブルの真ん中に象徴的に積み上げて焚き火のように囲みながらいつも話し込んでいます。
面白いことにミーティングの最中は「ノートブックそのものの話題は少ない」ということです。つまり皆は、映画や音楽や旅や演劇やダンスや個人的な趣味などなど、ノートブックの表面に書かれていることを中心に話しあっています。以前関西で28時間耐久ミーティングというのを行ったのですが、ずっとしゃべりっぱなしでしたね。

当サイトNotebookersは、そのような多くのノートブックユーザー達に共通の話題を提供するために立ち上げました。ソーシャルネットワークやオフラインを通じて、ノートブックの愛用者やそれらについて語ることを愛している人々72人を募集しました。そのライター達を通じて、ノートブックを中心とした記事を書く・話題を提供するために運営しています。
当サイトのコンセプトは「ノートブックそのものよりノートブックを使うその人が面白い」という考え方のもとに成り立っています。つまり、そのノートブックに書かれている「個性的な自分自身」に注目している視点を持っています。
ノートブックのユーザーが何を見つめているのか?何を愛しているのか?
そしてその愛用するノートブックには何が書かれているのか?そういった内容を中心に書いています。
Howtoを書くことを目指しているわけではないので、手帳術やノート術といったような書くためのテクニックを求めて来られた方は物足りないかもしれません。

ノートブックの本質は「遊び」にあると考えています。
「遊び」とは楽しいと感じること、または楽しいと感じる誰にも強制されない自由なアクションのこと。僕は、自分が面白いと感じる「遊び」を選んでいったら、自動的にノートブックにたどり着きました。ノートブックは最高の遊び道具です。ピース。

 

 

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Profile: Notebookers.jpの管理人。Twitter: @blanq  狩猟者でヒッピー。通称: 「モレカウ」。240人ちょいのライターによるノートブックユーザーのサイト (link: http://Notebookers.jp) Notebookers.jp 管理人。モレスキンについてたぶん世界一つぶやいた男。著作:ダイヤモンド社『モレスキン 人生を入れる61の使い方』。世界の果てと地平線をこよなく愛してる。「俺も好きにするから君も好きにしなさい」という感じで生きています。愛読書はリチャード・バックの「イリュージョン」と「カモメのジョナサン」、ヴェルヌの「海底二万里」。永遠のヒーローはAndy Warhol

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