Pen 2/1号 ぬくもりの○○○
ぬくもりの○○○と書いてみましたが、別にエロスな話ではありません。
好きな雑誌の一つ”pen“の特集のお話です。この雑誌は昔からファンでちょくちょく手に入れている。
2/1号で文房具特集!Moleskine紹介ページも在り、Moleskine geekとしては外せない一冊だった。オフィスで使う仕事道具を探している方はぜひ参照してみてほしい。きっとよい発見があると思う。
※今気がつきましたが、Moleskineのアーティスト紹介ページが更新されてました
ステーショナリーの特集雑誌として非常にビジュアル重視のレイアウトが美しい。全体的な写真の見せ方が、文房具としての写真の撮り方ではなく、デザイン雑貨として魅せるといったところに視点が置かれており、かなりガツンときた。特集冒頭から数ページにわたり続くPLYWOOD調デスクにならぶステーショナリー群は、かなり息を呑むほど美しいカラーリング、素晴らしい。
僕の仕事の関連でクライアントへ封筒を送る機会が多いのだが、グラフィック重視の封筒等を検討していたので、ひじょうに参考になった。
思わず「封筒テンプレート」というツールに反応してしまった。これはその辺の紙にあてて、線を引くと封筒の展開図を描くことのできるツール。「味紙(読み:アジガミ/味のある紙のこと)」とかで、このツール使ったらいいなーとか考えてた。んで、blanqステッカーで封をして、表面にはblanqオリジナルのスタンプ・・・と、まてよマスキングテープでカラーリングした郵送物もいいなとか・・・考えるといてもたってもいられん。早速行動に移ります。
全体的に特集の内容として良いなと思ったのは、雑誌にありがちな高級なものというよりは、アナログな低価格のステーショナリーでありEurope系のものを多く扱っていたことだ。このblogでもたまに封筒などの写真で掲載している「東欧を旅する雑貨店 チャルカ」の紹介ページもあったし、限られたページの中で十分幅のある内容だった。
あと反応したのは、Shinyのスタンプとかオリベッティのペーパーナイフとか、ロン・アラッドのモレポケとか、僕の好きなカリム・ラシッドのMoleskineとか、各ブロガーさんが書いているようにフローティング・ボールペンの特集ページとか・・・。
後半部分では、お美しい女性陣の方々の愛用筆記具と人物の紹介が、実に興味深かった。この部分で男性陣の話を持ってこなかった編集者のセンスに感心した。「キレイな人」が「道具を大事にしているということ」はとても説得力がある。
文房具特集から外れますが、パウル・クレーの特集もあってこりゃ買い。
うーむ、自分も地中海に行ってバイヤーになりたい・・・そんなことをぼんやり妄想する。
デザインの”blanq”改め、ステーショナリーショップ”blanq”になる日も近いのか・・・?