ノートブックとセキュリティ!

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ノートブックとセキュリティ!

最近では、ゼロトラストアーキテクチャを使用するゼロトラストセキュリティやらゼロデイ攻撃への対応やらクラウドセキュリティやらソフトウェアサプライチェーンなどの対応で日々忙しいと思われるが、そんな話はどうでもよい!

今日はノートブックのアナログなセキュリティについて話したい。こっそりとノートブックに書いた中二病発動のポエムをおかんに読まれるとかも、致命的ではなかったかな?10代の頃は、読まれたくないとある本を隠すのにいろんなテクニックを使ったもんだ。タカヤは天井裏に隠していた!今でもきっとあると思うので、誰にも言っちゃダメだぞ。

アナログなノートブックには2種類のセキュリティが存在する。
一つ目は読まれないようにするセキュリティ。
二つ目は読まれたとしても気づけるようにするというセキュリティだ。

実はあまりノートブックには誰かに読まれて困るようなことを書き込まないことが多い。パスワードなどの秘匿性の高いものは、別の小さなノートに書き込むんだが、これも読まれても大丈夫。どのようにしているのかというと、IDについては記載しているものの、PW: 「itsumono」しか書いていないからだ。アナログなノートブックというのは秘匿性はないと思った方が良いと思う。必ずあなたと同居している人物はそのノートブックを隅々まで読んでいると考えた方が良いと思う。

そうなってくると、今度は読まれた場合にわかるようにしておくとか、わざと読まれるようにした上で、そこに何らかの罠を仕掛けておくとか、おもしろい遊び方が生まれてくるというわけだ。

Lock Moleskine Hack

【読まれたかどうか判定する方法について】

栞ひもとブックマークはセキュリティ弱と知るべし

敵がこっそりとあなたのノートブックを読んだとしても、基本的に栞紐とブックマークの位置は変わることがないと思った方が良い。栞紐とブックマークの位置は「セキュリティ弱」と知るべし。もしも誰かがそのノートブックを読んだとしても、栞紐やブックマークの位置は基本的に変えられることは無いため、栞紐とブックマークの位置で判別することは不可能と考えた方が良い。

ノートブックを置いた位置を定規で計測しておく

本棚にノートブックを置いている場合、本棚の端からノートブックまで何センチあるのか計測しておく。2mmずれたとしてもすぐに気づけるようにしておく。知り合いで、部屋の中のものがほんの少し動いただけで気づくことができる能力を持っている人がいる。ティッシュの位置がほんの少し角度が変わっていても気がつくらしい。

【おすすめ】ゴムバンドに一定のひねりを加えておく(1周だけひねる等)

これはモレスキンは可能。ゴムバンドを留めるときに、ほんの一回だけ捻っておくのである。自分が使う時は、何周ゴムバンドが捻ってるのかカウントする癖をつける。※トラベラーズノートでは少々判別しづらい。チャームの位置や向きで判別しよう。

髪の毛や猫のヒゲを1本挟んでおく

部屋に帰って来た時に、ドアの隙間に挟んでおいた髪の毛が落ちていた場合、部屋の中に敵が潜んでいるというスパイ映画でよくあるあのシーンの活用。そして、猫ちゃんを飼っている人はその愛猫のヒゲを使うチャンスだ!

ノートブックの数ページの角に軽い折り目をつけておく

きっちりとした折り目をつけるのではなく、開いただけで元の平坦になってしまうほど緩く折り曲げておくのがコツ。敵がノートを開いた時に、その折り目が一つでも外れていたなら漏洩したと考えられる。

チューイングガムのイタズラグッズのようなものを仕掛けておく

ノートブックを開いた瞬間に指をバチン!と挟むようなばね仕掛けのようなものをセッティングする。強さによっては相手の指を丸ごと1本持っていく。ちなみに罠の狩猟免許を持つ方は知っていると思うけれど、日本のワナ猟ではバネじかけのトラバサミのような罠は禁止されている。

表面をハンドクリームでベタベタにしておき指紋を採取する

トラベラーズノートであれば、ハンドクリームのおかげで保湿もバッチリだ!

【読まれないようにするテクニック】

鏡文字で書く

これは過去に試したことがあるんだが、鏡文字というのは書き慣れると意外と簡単になる。コツは横棒は押して書く。わかりづらい時は、鏡文字を書くときに、書いている時と逆の手で、鏡文字ではない正しい文字を同時に書いていると思いながら書くと書きやすい(これホント)。「ち」を書くときは「さ」を書く気分で書く。「さ」を書く時は「ち」を書く気分で書く。

アナログなノートで使用する際に使える簡単な暗号

1. シーザー暗号:
シーザー暗号は、アルファベットの各文字を一定の数だけシフトさせることでメッセージを暗号化する方法だ。例えば、文字を3つずつ右にシフトさせる場合、AはDに、BはEになる。

2. 置換暗号:
置換暗号では、アルファベットの各文字を別の文字や記号に置き換えてメッセージを暗号化する。置換のパターンによって異なるバリエーションがある。

3. トランスポジション暗号:
トランスポジション暗号は、メッセージ内の文字やブロックを並び替えることで暗号化する。置換暗号とは異なり、文字自体は変わらないが、順序が変わる。

4. 逆ポリビウス暗号:
逆ポリビウス暗号は、平文の文字を2次元の座標に対応させて暗号化する方法。例えば、アルファベットを表す場合、A=11、B=12、C=13のように対応させ、それを座標として表現する。

5. 反転暗号:
反転暗号は、平文を逆さまにすることで暗号化する。例えば、“HELLO”は”OLLEH”になります。反転は単純で効果的な暗号化手法だが、簡単に解読できてしまう。

6. エニグマ:
エニグマを使用する(紙1枚で再現できるアナログ版有→せらさんが前にやってましたね!)


たった1枚の紙でナチス・ドイツの傑作暗号機エニグマを再現
https://gigazine.net/news/20201123-paper-enigma/

7.公開鍵方式:
誰かにノートを渡さなければいけない場合、世界中の人がわかる公開鍵とその相手にしかわからない暗号鍵を用意してそれを使って暗号化するんだ!(ゴメン…暗号についてだんだん書くのが面倒になってきた)

数字は2進数もしくは16進数に置き換える

頭の中で数字を2進数に置き換えるには?

数字を2進数に変換する際、頭の中で計算する簡単な方法がある。
「割り算と余り」を利用した方法である。例として、10進数の数を2進数に変換する手順を示す。

1. **割り算と余り:**
– 対象の10進数を2で割り、その余りを書き留める。
– 次に、割った結果を新しい対象として、同じ手順を繰り返す。
– これを割り算の結果が0になるまで続ける。

2. **逆順に読む:**
– 最後に書き留めた余りから始めて、上から順に読むと2進数になる。
例として、10進数の9を2進数に変換してみる。

9 ÷ 2 = 4 余り 1
4 ÷ 2 = 2 余り 0
2 ÷ 2 = 1 余り 0
1 ÷ 2 = 0 余り 1

余りを逆順に読むと、9の2進数は 1001となる。この手法を使えば、他の数も同様に頭の中で2進数に変換できる。

16進数に変換するには?

数字を頭の中で16進数に変換する方法は、基本的には10進数から2進数に変換する方法を使う。16進数は4ビットごとに1桁が対応しているため、2進数の各桁を4つずつまとめて変換する。

具体的な手順を示す。

1. **2進数に変換:**
   – 与えられた10進数を2進数に変換します。先ほど説明した「割り算と余り」を使って2進数に変換する。

2. **4ビットごとに区切る:**
   – 2進数を4ビットごとに区切る。不足する場合は左に0を追加して4ビットになるように調整する。

3. **16進数に変換:**
   – 各4ビットの2進数を16進数に変換する。例えば、0001は1、0010は2、1111はFになります。

難しいと思うので、変換表を示す。
• 0000 → 0
• 0001 → 1
• 0010 → 2
• 0011 → 3
• 0100 → 4
• 0101 → 5
• 0110 → 6
• 0111 → 7
• 1000 → 8
• 1001 → 9
• 1010 → A
• 1011 → B
• 1100 → C
• 1101 → D
• 1110 → E
• 1111 → F

4. **16進数を組み合わせる:**
– 各4ビットの16進数を組み合わせて最終的な16進数を得る。
例として、10進数の27を16進数に変換してみる。

1. 27の2進数: 11011
2. 4ビットごとに区切る: 0001 1011
3. 16進数に変換: 1B

したがって、10進数の27は16進数で1Bとなる。
これを用いれば他の数も同様に16進数に変換できる。

タカヤ

ヒッピー/LAMY・モレスキン・トラベラーズノート好き/そしてアナログゲーマー

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